JPH08298663A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH08298663A
JPH08298663A JP10197295A JP10197295A JPH08298663A JP H08298663 A JPH08298663 A JP H08298663A JP 10197295 A JP10197295 A JP 10197295A JP 10197295 A JP10197295 A JP 10197295A JP H08298663 A JPH08298663 A JP H08298663A
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JP
Japan
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image
frame
image processing
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Mamoru Sato
衞 佐藤
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来必要であった高価な画像データの受信用
バッファと、高速な通信路を不要にした画像処理方法及
びその装置を提供することを目的とする。 【構成】 動画像データを入力して符号化する画像処理
装置であって、並列に配列された複数の画像処理ユニッ
ト11,12と、複数の画像処理ユニットのそれぞれに
処理対象画像の順番を指示する制御部1とを有し、複数
の画像処理ユニット11,12のそれぞれは、入力され
る動画像データに含まれるフレームの順序を示す情報と
処理対象画像の順番とに基づいて、画像処理ユニットが
処理する対象画像データを取り込んで画像メモリに記憶
し、その画像メモリに記憶された画像データに基づい
て、画像圧縮部39により符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像データを入力し
て符号化する画像処理方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオ再生装置やテレビジョ
ン信号などの動画像信号を入力し、符号化等を行って再
生或は出力する装置が知られている。このような動画像
データでは、各フレームデータに、フレームの順番を示
す順序データが重畳されていなかったため、特定のフレ
ーム/フィールドを処理するために図8に示す様に、一
旦、動画像信号を入力して、その入力順にフレーム単位
で記憶するための入力バッファを設けて順序付けを行
い、その順序付けされたフレームデータを画像処理装置
に転送する必要があった。
【0003】図8は、従来の画像処理装置の構成例を示
すブロック図で、ビデオテープ再生装置などの動画像供
給装置5から供給される画像データ201は、画像メモ
リ4によって一度バッファされ、順序を正確に特定した
後、ビデオバス202を経由して、並列に設けられてい
る画像処理エレメント21,22に送られる。これら画
像処理エレメント21,22のそれぞれでは、画像処理
を行い、その処理結果をシステムバス102を経由して
共有メモリ2に出力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、コンピュータ
のシステムバスなどに比べて、並列に画像を転送するバ
スは高価であり、また図8のような画像データのフレー
ムの順序を特定するための画像メモリ4も又、多くのメ
モリ容量を要するため高価なものとなる。従って、この
ような従来の構成では、装置全体のコストが高くなると
いう欠点がある。更に、動画像供給装置5より入力され
る画像データの順序付けが、並列に配置された画像処理
エレメントの手前の1箇所で行われる必要があるので、
比較的低速な既存のネットワークを介して、図8のよう
な構成で並列処理を行うのが困難であった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、従来必要であった高価な画像データの受信用バッフ
ァと、高速な通信路を不要にした画像処理方法及びその
装置を提供することを目的とする。
【0006】又本発明の他の目的は、並行して配置され
た複数の画像処理ユニット間での画像データのやり取り
を低減し、安価な構成の画像処理方法及びその装置を提
供することにある。
【0007】さらに本発明の他の目的は、低速な通信路
を使用し並列に画像処理を行うことができる画像処理方
法及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、動画像データを入力して符号化する画像処理装置
であって、並列に配列された複数の画像処理ユニット
と、前記複数の画像処理ユニットのそれぞれに処理対象
画像の順番を指示する制御手段とを有し、前記複数の画
像処理ユニットのそれぞれは、前記動画像データに含ま
れるフレームの順序を示す情報と前記処理対象画像の順
番とに基づいて、当該画像処理ユニットが処理する対象
画像データを取り込んで記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶された画像データに基づいて前記画像データ
を符号化する符号化手段とを有する。
【0009】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、動画像デー
タを入力して符号化する画像処理方法であって、並列に
配置された複数の画像処理ユニットのそれぞれに処理対
象画像の順番を指示する工程と、前記動画像データに含
まれるフレームの順序を示す情報と前記処理対象画像の
順番とに基づいて、当該画像処理ユニットが処理する対
象画像データを取り込んで記憶する工程と、記憶された
画像データに基づいて前記画像データを符号化する符号
化工程とを有する。
【0010】
【作用】以上の構成において、並列に配置された複数の
画像処理ユニットのそれぞれに処理対象画像の順番を指
示し、入力される動画像データに含まれるフレームの順
序を示す情報と前記処理対象画像の順番とに基づいて、
画像処理ユニットが処理する対象画像データを取り込ん
で記憶し、その記憶された画像データに基づいて前記画
像データを符号化するように動作する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0012】[第1実施例]図1は本発明の第1実施例
の画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、1は中央処理装置(CP
U)を含む制御部、2は共有メモリで、バス102を介
して画像処理エレメント11,12及び制御部1により
共有されている。3は動画像供給装置で、バス101を
介して各画像処理エレメント11,12に動画像データ
を供給している。11,12は画像入力及び圧縮処理エ
レメント(以下、11,12を各々PE1,PE2と略
記する)で、その構成は図2のブロック図で示されてい
る。
【0014】図2は本発明の第1実施例の画像処理エレ
メント11(PE1)の詳細な構成を示すブロック図
で、他の画像処理エレメント(PEn)も同様の構成で
あるため、それら処理エレメントの構成の説明は省略す
る。
【0015】図2において、31はビデオ信号デコーダ
で、動画像供給装置3より供給される動画像データに含
まれる補助データ信号をデコードし、その順序番号30
1を比較器32に出力するとともに、比較器32より入
力される時制御信号302を入力し、その時制御信号3
02に応じて、入力した画像信号を格納するための画像
メモリ35〜38を選択し、その選択した画像メモリに
画像データを転送して記憶している。32は比較器で、
ビデオ信号デコーダ31より入力される順序信号301
とレジスタファイル33のレジスタ305〜308のい
ずれかに記憶されている順序番号と一致した時に、時制
御信号302を出力している。
【0016】34は中央処理装置を含む制御部で、この
画像処理エレメント全体の動作を制御している。35,
36,37,38は画像メモリ、39は画像圧縮部で、
画像メモリより読み出した画像データを圧縮して、圧縮
データメモリ40に記憶している。301は画像データ
の補助データ信号の一部をデコードした順序番号を表す
信号、302は比較器32よりビデオ信号デコーダ31
に出力される、画像メモリへデータを書込むための時制
御信号である。また、レジスタ305,306,30
7,308は、各々画像メモリ35,36,37,38
に書き込む画像フレームのフレーム番号を保持してい
る。
【0017】図3は、本発明の実施例における画像圧縮
処理を模式的に表した図である。
【0018】41は順序番号が“1”の画像フレーム、
42は順番番号が“2”の画像フレーム、43は順序番
号が“3”の画像フレーム、44は順序番号が“4”の
画像フレームを示している。以下、4nは順序番号が
“n”の画像フレームを意味するものとする。なお、こ
こで重要なのは以上の4つのフレームである。
【0019】図4は本発明の第1実施例の画像処理装置
における動作タイミングを示すタイミングチャートで、
41〜413(4n)は図3に示すようなフレームの順
番に対応している。
【0020】51は動画像供給装置3から供給される画
像データを示し、52はその内、PE1に入力される画
像データの順序番号を示している。53,54,55,
56は、PE1の画像メモリ35,36,37,38の
ぞれぞれに蓄えられる画像データの順序番号を示してい
る。57はPE1の画像圧縮部39で処理される画像デ
ータの順序番号を示し、58はPE1から共有メモリ2
に転送される画像データの順序を示している。また、5
9はPE2から共有メモリ2に転送される画像データの
順序を示している。
【0021】図5は本実施例で用いられる画像圧縮のコ
マンドの一例を示す図で、61は62,63で示される
数値の持つ意味を示しており、62はPE1に送られる
コマンドの一例を示し、63はPE2に送られるコマン
ドの一例を示している。以下、図1〜図5を参照して本
発明の第1実施例の動作を説明する。
【0022】この第1実施例の画像処理装置は、動画像
圧縮符号化コード(MPEG)等で採用されているよう
に、前後のキー画像フレームからの差分を用いて中間の
画像フレームを圧縮符号化する。本実施例では、簡単の
ためにキーフレーム41と44(イントラフレーム)を
用いて中間フレーム42,43(インターフレーム)を
符号化する場合で説明する。
【0023】いま、PE1内の制御部34が、キーフレ
ーム41,44を使用して中間フレーム42を符号化す
るものとする。この第1実施例では、この命令は、図5
の61で示すように、4つ以上の数値がカンマ(,)で
区切られている。本実施例では、第1番目の数値「4
1」は開始フレーム番号であり、第2番目の数値「3
0」は、全体で処理されるフレーム数(ここでは30)
を示している。そして、各PEは、第1番目の数値に第
2番目の数値を加算した数のフレームに関する処理が終
了すると、待機状態になる。また、第3番目の数値
「3」はイントラフレームの間隔を示し、ここでは
“3”に設定されている。ここでイントラフレーム(フ
レーム41,44)とはMPEG等で規定されている1
つのフレームの情報のみを使って符号化されるフレーム
のことで、これらイントラフレームは他のフレームの情
報無しに符号化及び復号化することができる。尚、この
実施例では、イントラフレームは他の2つのフレームを
挟んで間隔が“3”となっている。
【0024】次の第4番目及び第5番目の数値は、共有
メモリ2に書き出す付号を示している。ここではフレー
ム番号を間隔「3」で割った余りの値で示している。即
ち、PE1の場合は、第4番目と第5番目の数値がそれ
ぞれ“0”、“1”であるため、(41+3xN)と
(41+3xN+1)番目(N=0〜9)のフレームで
あり、かつ(41+30)番目(最終フレームの次のフ
レーム)以下のフレームを共有メモリ2に書き出すよう
に指示されている。また同様に、PE2の第4番目の数
値が“2”であるため、(41+3xN+2)番目(N
=0〜9)のフレームで、かつ(41+30)番目以下
であるフレームを共有メモリ2に書き出すように指示さ
れている。尚、これらコマンドに基づく制御は、PE
1,PE2内部の制御部34がマイコン等と共有メモリ
2を用いたシステムで構成でき、制御部1との間でデー
タの授受が可能に構成されている。
【0025】図1において、バス101を介して動画像
供給装置3より供給される画像データには、「CCIR
Rec.601スタジオ用ディジタルテレビの符号化
パラメータ」などで勧告されている補助データ信号を用
い、フィールドあるいはフレームの番号が各フィールド
或はフレーム毎に付加されている。これ以降、フレーム
に限定して説明を続けるが、フィールドにも同じ動作が
適用できることは明かである。これらは現在スタジオ用
のビデオテープ装置で使われている「タイムコード」を
補助データ信号に符号化したものでよい。このバス10
1上の画像信号は、PE1とPE2とに同時に供給され
ている。PE1の制御部34はレジスタファイル33の
順序番号レジスタ305〜308のそれぞれに、各フレ
ームの番号“41”,“42”,“44”,“45”を
書き込む。
【0026】ビデオ信号デコーダ31は、バス101上
の画像データの補助データ信号を常にデコードしている
が、この補助データに含まれる順序番号301を比較器
32に出力する。比較器32は、最初に入力した順序番
号「41」とレジスタファイル33のレジスタ305に
保存されているとを比較し、一致すると時制御信号30
2をビデオ信号デコーダ31に出力する。これにより、
その画像データは画像メモリ35に書き込まれる。同様
にして、順序番号が「42」,「44」,「45」の画
像データに対しても同様の処理が行なわれ、それぞれ画
像メモリ36,37,38に書き込まれることになる。
これら入力した順序番号301と、順序番号レジスタ3
05、306,307,308のそれぞれとの比較は、
4つの比較器を用いて行っても良く、或は1つの比較器
を使用して時分割で比較するようにしても良い。また、
プログラムによる制御の下に、制御部34によって比較
するようにしても良い。
【0027】本実施例では、比較器32よりの時制御信
号302によって、ビデオ信号デコーダ31より画像メ
モリ53に、フレーム41の画像データの書き込みが指
示される。このタイミングが、図4の501で示されて
いる。このフレーム41はイントラフレームであるの
で、この画像データだけで符号化が可能である。尚、本
実施例では、符号化に要する時間を1フレームの転送時
間と仮定している。また、フレーム41の画像は、図4
のタイミング502から符号化処理が開始され、次のフ
レーム・サイクルで共有メモリ2へ書き出される。その
後もフレーム41の画像データが画像メモリ35に保存
されたままである。
【0028】またフレーム42の画像データは、ビデオ
信号デコーダ31を介して画像メモリ36に取り込まれ
るが、このフレーム42はインターフレームなので符号
化はフレーム44の画像データが揃うまで行うことが出
来ず、そのまま画像メモリ36に保存される。そして、
図4のタイミング503で、フレーム44の画像データ
が画像メモリ37に書き込まれる。この実施例では先に
イントラフレームの符号化を行なうため、図4のタイミ
ング504,505で、各フレーム44,42の符号化
が行われる。この時、フレーム45の画像データは画像
メモリ38に書き込まれている。このフレーム45も、
フレーム47の画像データが画像メモリ35に書き込ま
れて符号化が行われるまで保存されている。
【0029】尚、図4のタイミング図では示されていな
いが、PE2でも同様に、フレーム41が画像メモリ3
5に、フレーム43が画像メモリ36に、そしてフレー
ム44が画像メモリ37に記憶され、これらの画像デー
タに基づいてフレーム43が画像圧縮部39により圧縮
されて共有メモリ2に出力される。
【0030】[第2実施例]図6は本発明の第2の実施
例の画像処理装置の構成を示すブロック図で、前述の図
1と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省
略する。
【0031】図6において、103はイーサネットなど
のネットワーク媒体である。前述の第1実施例で説明し
たように、動画像供給装置3より供給される画像データ
には、補助データとして順序番号の情報が付加されてい
るので、画像処理エレメント11,12で並行して行わ
れる画像処理中において、これら画像処理エレメント間
で授受される情報は極端に少ない。従って、ビデオ再生
装置などに較べて低速な通信媒体を使って、並列の画像
処理のエレメント同士を同期させることが可能になる。
尚、ここで、ネットワーク媒体103は、シリアル通信
路であってもよい。
【0032】[第3の実施例]図7は本発明の第3の実
施例の画像処理エレメントの詳細な構成を示すブロック
図で、前述の図2と共通する部分は同じ番号で示し、こ
れらの説明を省略する。前述の第1実施例との相違点
は、第1実施例では各画像処理エレメント(PEn)に
制御部34を設けて制御していたのに対し、この第3実
施例では、この制御部34の働きを図1の制御部1に代
行させることにより、各画像処理エレメント(PEn)
における制御部34を省略している点にある。
【0033】図9は、図1の制御部1による処理を示す
フローチャートである。尚、前述の第3実施例のよう
に、制御部1と画像処理エレメントの制御部34とが共
通である場合は、特に必要ない。
【0034】ここでは、制御部1より各画像処理エレメ
ントに、例えば図5に示すようにコマンドが出力され
る。
【0035】これにより、図10のフローチャートで示
すように、各画像処理エレメントの制御部34による処
理が実行される。ここでは、まずステップS11で、開
始フレーム数をレジスタ305にストアし、ステップS
12で、イントラフレーム間の中間フレームのうちの処
理対象フレームを他のレジスタ306,307のいずれ
かに記憶する。そしてステップS13に進み、次のイン
トラフレームをレジスタ308に記憶して処理を終了す
る。尚、この実施例では、イントラフレーム間は3フレ
ームとしているので、レジスタファイル33のレジスタ
数は4個であるが、それ以外の数値であっても良いこと
はもちろんである。
【0036】図11は、以上の設定に基づくビデオ信号
デコーダ31の処理を示すフローチャートである。
【0037】まずステップS21で、バス101より画
像データを入力し、その画像データに含まれる順番番号
301を読取って比較器32に出力する(ステップS2
2)。次にステップS23に進み、比較器32より時制
御信号302が入力されるかを判定し、時制御信号30
2が入力されるとステップS24に進み、その受信した
画像データを対応する画像メモリに記憶する。
【0038】一致しない時、或は画像メモリに格納した
後ステップS25に進み、そのフレームがイントラフレ
ームか否かを判定する。イントラフレームであればステ
ップS28に進み、当該イントラフレームの符号化を画
像圧縮部39に指示する。次にステップS26に進み、
当該イントラフレーム以前に、処理されるべき中間フレ
ームが存在するか否かを判定する。中間フレームが存在
する時はステップS27に進み、既に符号化されたイン
トラフレーム等の情報に基づいて、画像圧縮部39に符
号化を指示する。これらステップS26とS27の処理
は、処理すべき中間フレームが存在しなくなるまで続け
られる。
【0039】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0040】以上説明したように本実施例によれば、動
画像データに、フレームあるいはフィールドを識別する
順序データを重畳し、この順序データを入力し識別して
特定されたビデオデータの処理を行うことにより、以下
に示すような効果がある。 (a)並列画像処理を行う画像処理装置の画像バッファ
と通信路を省略でき、安価な高速画像処理装置が構築出
来る。 (b)複数の画像処理部同士の通信を減らすことが出来
る。 (c)更に、従来不可能だった画像の通信速度に対して
比較的低速なネットワークを介して画像データを伝送し
ても、分散して実時間画像処理ができる。 (d)又、例えば2つの画像処理ユニットを設け、一方
の処理ユニットでは偶数番目のフレームの入力処理を行
い、他方の処理ユニットでは奇数番目の処理を行なうこ
とを予め中央処理装置等で指定して、処理の最中は画像
処理ユニット同士で互いの情報交換をせずに画像処理を
行なうことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来必要であった高価な画像データの受信用バッファと、
高速な通信路を不要にした画像処理方法及びその装置を
提供することができる。
【0042】又本発明によれば、並行して配置された複
数の画像処理ユニット間での画像データのやり取りを低
減し、安価な構成の画像処理方法及びその装置を提供で
きる効果がある。
【0043】さらに本発明によれば、低速な通信路を使
用し並列に画像処理を行うことができる効果がある。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】第1実施例の画像処理エレメントの構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の実施例における画像圧縮処理を模式的
に表した図である。
【図4】第1実施例の画像処理エレメントにおける画像
データの処理タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図5】第1の実施例で制御部から画像処理エレメント
に送られる命令の一例を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】第3実施例の画像処理エレメントの構成を示す
ブロック図である。
【図8】従来の例を説明するための図である。
【図9】図1の制御部による処理を示すフローチャート
である。
【図10】画像処理エレメントの制御部による処理を示
すフローチャートである。
【図11】本実施例の画像処理エレメントのビデオ信号
デコーダにおける処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 共有メモリ 3 動画像供給装置 11,12 画像処理エレメント 31 ビデオ信号デコーダ 32 比較器 33 レジスタファイル 34 制御部 35〜38 画像メモリ 39 画像圧縮部 40 圧縮データメモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像データを入力して符号化する画像
    処理装置であって、 並列に配列された複数の画像処理ユニットと、 前記複数の画像処理ユニットのそれぞれに処理対象画像
    の順番を指示する制御手段とを有し、 前記複数の画像処理ユニットのそれぞれは、前記動画像
    データに含まれるフレームの順序を示す情報と前記処理
    対象画像の順番とに基づいて、当該画像処理ユニットが
    処理する対象画像データを取り込んで記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶された画像データに基づいて前記画
    像データを符号化する符号化手段と、を有することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段は、動画像圧縮方法を使
    用して前記画像データを符号化することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段により指示された処理対象
    画像の順番を記憶する順番記憶手段と、前記順番記憶手
    段に記憶された順番と前記動画像データに含まれるフレ
    ームの順序を示す情報とを比較する比較手段とを有し、
    前記記憶手段は前記比較手段による比較が一致する時に
    対象画像データを取り込んで記憶するようにしたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記符号化手段により符号化された画像
    データを記憶する圧縮データ記憶手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 動画像データを入力して符号化する画像
    処理方法であって、 並列に配置された複数の画像処理ユニットのそれぞれに
    処理対象画像の順番を指示する工程と、 前記動画像データに含まれるフレームの順序を示す情報
    と前記処理対象画像の順番とに基づいて、当該画像処理
    ユニットが処理する対象画像データを取り込んで記憶す
    る工程と、 記憶された画像データに基づいて前記画像データを符号
    化する符号化工程と、を有することを特徴とする画像処
    理方法。
  6. 【請求項6】 前記符号化工程では、動画像圧縮方法を
    使用して前記画像データを符号化することを特徴とする
    請求項5に記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記符号化工程により符号化された画像
    データを記憶する工程を更に有することを特徴とする請
    求項5又は6に記載の画像処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002054348A1 (en) * 2000-12-28 2002-07-11 Ari Paasio A processor, a circuit and a method for processing images in a parallel processor network
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