JP3740213B2 - 再生装置 - Google Patents

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    • H04N5/9261Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
    • H04N5/9264Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction using transform coding

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、再生装置に関し、特には、動画像と静止画像とが記録された記録媒体からの静止画像の再生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の装置として、ビデオデータや音声データをデジタルデータとして磁気テープに記録再生するデジタルVTRが知られている。
【0003】
そして、このようなデジタルVTRにおいては、従来のアナログVTRに比べ高画質な画像を記録再生可能であることから、通常の動画の記録再生機能に加え、静止画像の記録再生機能を持たせることも考えられている。
【0004】
即ち、画像データを静止画像として記録する場合には、撮像した同一の1フレーム分の画像データを複数フレーム期間繰り返して記録することにより静止画像としての記録を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】
前述のように、動画像と静止画像とを混在してテープに記録している場合、静止画像データは動画像データの間に離散的に存在することになる。
【0006】
そして、このように動画像の間に記録された静止画像のみを再生したい場合、静止画像データの間に記録されている動画像データを読み飛ばして静止画像データのみを検索するという作業が必要となるが、1つの静止画像を再生後、次の静止画像を再生するまでの期間、再生される静止画像に著しい遅延が生じてしまい、静止画像の再生に際して良好な操作性は実現されていなかった。
【0007】
本発明は前述の如き問題点を解消することを目的とする。
【0008】
また、本発明は静止画像再生時の操作性を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した問題点を解決するためになされたもので、動画像データと静止画像データとが記録された記録媒体から符号化された画像データを再生する再生手段と、前記再生手段により再生された互いに異なる複数画面分の前記静止画像データを記憶する記憶手段と、前記再生手段を制御して前記記録媒体に記録された画像データ中から前記静止画像データを検索し、前記検索した静止画像データを前記記憶手段に書き込む検索手段と、前記検索手段により検索されて前記記憶手段に書き込まれた複数画面分の前記静止画像データを選択的に読みだすメモリ制御手段と、前記メモリ制御手段により読みだされた静止画像データを復号し、前記記憶手段に出力する復号手段とを備え、前記記憶手段は前記復号手段により復号された複数画面分の前記静止画像データを記憶する構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明において講じた手段について、その実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の形態としてのデジタルVTRの構成を示すブロック図である。
【0012】
図1に示した装置においては、各処理回路がCPUによって制御されつつ各々所望のタイミングでメモリにアクセスし、それらのアクセス要求をメモリ制御回路により調停することで各処理回路の動作を保証するように構成されている。また、図1の各回路は、ビデオ信号をリアルタイムで処理することが可能であり、このような処理回路を並列配置して各処理回路に時分割的に画像データを供給して処理させるように構成されている。
【0013】
以下、図1の構成について説明する。
【0014】
図1において、1は不図示のビデオカメラからの画像データの入力,入出力端子に対するデータの入出力及び電子ビューファインダ(以下EVF)に対するデータの入出力を行うデータ入出力回路(以下I/O)、3はカメラからの入力データ、EVFへの出力データ、端子からのライン入力データに対してY/C分離処理等の処理を行う画像データ入出力回路(以下画像データI/O)、5は音声データの処理を行う音声処理回路、7は画像データに対して周知のDCT及び可変長符号化を用いた符号化・復号化処理を施して画像データの情報量を圧縮・伸長する符号化・復号化回路である。
【0015】
9は誤り訂正符号化及び復号化を行う誤り訂正回路、11は符号化されたデータの記録時及び記録データの再生時にフォーマットの変換を行う符号化データ入出力回路(以下符号化データI/O)、13は各処理回路のメモリへのアクセス要求を実際のメモリ上のアドレスに変換するためのアドレス変換回路、15はアドレス変換回路13のアクセス要求に従ってメモリにコマンドを出力するメモリインターフェイス(以下メモリI/F)、17はSDRAMなど高速な入出力が可能なメモリ回路、19は各処理回路を総合して制御するためのシステムコントロールCPU、21は後述のサーボCPU23とCPU19との間でコマンドをやりとりするためのインターフェイス、23はテープ35の搬送速度制御や不図示の回転ドラムの動作を制御するサーボCPU、25は符号化データI/Oからの符号化データ及びテープ35からの再生データの電磁変換処理を行う記録処理回路であり、テープ31をトレースしてデータの記録再生を行う磁気ヘッドを有する。
【0016】
27は、各回路のタイミング信号としてクロック信号を供給するための発振器、29は発振器27が出力するクロック信号を各回路に対して適切な周波数にすると共に各回路にクロックを供給する周波数逓倍器、31は画像データI/O3が画像データを入出力する際に用いる基準クロックを発生する基準クロック発振器、33はキャプスタン、キャプスタンモータ及びドラムモータ等を有するメカニズムである。
【0017】
サーボCPU23は、バスCBS1を介して各回路とデータのやりとりを行う、また、コントロールCPU19はバスCBS2を介して各回路とデータのやりとりを行う。
【0018】
このような構成の図1の装置において、画像データI/O3,音声処理回路5,符号化・復号化回路7,誤り訂正回路9及び符号化データI/O11はそれそれ、CPU19からCBS2を介して供給されるコマンド、更に、サーボCPU23からCBS1,インターフェイス21及びCBS2を介して供給されるコマンドによって制御され、各回路は時分割に処理を行う。
【0019】
前述のように、本形態においてはメモリ17には、クロックの立ち上がりに同期してデータのバースと転送を行うSDRAM(Synchronous-DRAM)を用いており、発振器27から供給されるクロックを周波数逓倍器29により逓倍したクロックが供給されている。
【0020】
このようなメモリ17のメモリ空間は複数バンクから構成されており、1バンクあたり1フレーム分の圧縮されていない画像データを記憶可能な容量を有するメモリ領域(ビデオメモリ、以下VM)と、同様に1バンクあたり1フレーム分の符号化データを記憶可能な容量を有するメモリ領域(トラックメモリ、以下TM)とから構成されており、各領域におけるメモリは1フレーム毎に書き込みモードと読みだしモードとに設定可能であると共に、前記各処理回路はその扱うデータの形態に応じてVMあるいはTMとの間でデータの授受を行う。
【0021】
図1の装置においては、1フレーム単位で画像データの処理を行い、また、メモリ17はVMとして2バンク、TMとして3バンク分の容量を有する。
【0022】
次に、図2を用いて前記各処理回路がアクセスするメモリ17のアドレス空間について説明する。
【0023】
図2に示すように、画像データI/O3は専らAMとの間でデータの授受を行うが、符号化・復号化回路7はVMまたはTMの両方との間でデータの授受を行1、符号化時にはVMからデータを読みだして符号化処理を施した後にTMに書き込み、また、復号時にはTMからデータを読みだして復号化処理を施した後にVMに書き込む。
【0024】
また、音声処理回路5,誤り訂正回路9及び符号化データI/O11は専らTMとの間でデータの授受を行う。
【0025】
前記VMには、符号化される前の画像データ(Y,Cr,Cb)が画素単位で書き込まれ、この画像データ(NTSCの場合1フレームあたり水平720画素×垂直480画素からなる)は、水平方向に5ブロック×垂直方向10ブロック、すなわち50個のスーパーマクロブロック(以下SMB)に分割され、各SMBは輝度データにつき4個のDCTブロックと各色差データにつき1個づつのDCTブロックとからなるマクロブロック(以下MB)を27ブロック集めて構成されている。また、各DCTブロックは水平方向8画素×垂直方向8画素から構成されている。
【0026】
本形態においては、前述のような画素数からなる1フレーム分の画像データはNTSCの場合、符号化された後に、磁気テープ上の10トラックにわたって記録されるが、この際、水平方向に並んだ5つのSMB分のデータが1トラックに記録される。
【0027】
一方、TMには、符号化された後の画像データ及び誤り訂正符号などが前述の10トラックに分配されて記憶され、各トラックに対応する領域には複数の(本形態では149)シンクブロック(以下SB)が記憶される。
【0028】
また、画像データの各SBは、SBの先頭を示す同期データ(以下シンク)、データの各アドレス及び属性などを示すIDデータ(以下ID)、有効データ(ここでは画像データ)及び誤り訂正符号化により付加されたパリティから構成される。
【0029】
図3はTMの1トラック分の領域に記憶されるデータを示す図である。
【0030】
本形態では、シンク及びIDが有効ビデオデータ及び内符号パリティに対して、あるいは、外符号パリティ及び内符号パリティに対して付加されている。そして、シンク,IDが付加されデータで1SBを形成しており、前述のようにこのSB149ブロックで1トラック分のデータとなる。また、1トラック149のSBの中で、3ブロック分(図3において、1番目,3番目及び138番目のSB)は補助データブロックとして、システムデータあるいは各メーカ毎に定義したデータが書き込まれる。
【0031】
図4は図3に示した補助データブロックの構成を示した図である。
【0032】
図において、(A)はシンク及びIDの5バイトデータであり、(B)は例えば5バイト毎にまとめられるデータであって(以下パックデータ)、パックデータの先頭の1バイトはパックヘッダ、残りの4バイトがデータ領域となっている。このようなパックデータは一つの補助ブロック内に15ブロック存在し、1トラック内には45ブロック存在する。なお、静止画像データと動画像データとの識別は、このパックデータにより行う。
【0033】
図5はパックヘッダに記録されるデータとその定義を示している。
【0034】
テープ上に静止画像データを記録する場合、静止画像を記録する先頭のビデオデータのパックヘッダには、例えば静止画先頭フラグ“00h”を書き込み、静止画像の記録を終了する最終のビデオデータのパックヘッダには、静止画終了フラグ“02h”を記録し、静止画像の記録が継続されているビデオデータのパックヘッダには静止画継続フラグ“01h”を記録する。
【0035】
このように各SB中に静止画像が記録されている旨を示すフラグを書き込むことにより動画像データの間に静止画像データが記録されていることを識別することができる。
【0036】
また前述のようなメモリ17に対する各処理回路のアクセスはアドレス変換回路13により調停制御及びアドレス制御される。
【0037】
すなわち、アドレス変換回路13は、CPU19,23からCBS2を介して再生モードあるいは記録モードといった各種モードの種類を指定するコマンドや、または直接各回路のアドレスの所定ビットによって示される前記各モードの情報が伝送されると、これらの情報に応じてデータ転送の優先順位に関するスケジューリングを行うと共に、前記各回路からのアクセス要求に応じて各処理回路とメモリ17との間のデータ転送の調停を行う。
【0038】
前記コマンドは、不図示のスイッチなどによって設定される動作モードをCPU19,23が検出することによって決定されるものであり、例えば、符号化モード、復号化モード、あるいは高速再生やスロー再生等の特殊再生モードなどの各種動作モードに対応する。なお、前記コマンドによって指定される動作モードとしてはこれに限らず、例えば、画像合成,アフレコ,インサート,ダビング等の編集動作も含む。
【0039】
次に、通常の再生時のメモリへのアクセスについて説明する。図6は前記各処理ブロックの、通常再生時のメモリ17へのアクセスタイミングを示す図である。
【0040】
横軸は処理時刻、縦軸はTMのアドレスを示す。また、aで示した斜線を施した領域は符号化・復号化回路7のアクセスを示し、bで示した破線は符号化データI/O11のアクセスを示し、cで示した実線は誤り訂正回路9のアクセスを示している。
【0041】
まず、フレーム1の期間において、符号化データI/O11は、TMのバンク0のトラック0に対応するアドレスから順次、再生データを書き込み、1フレームに相当する時間で10トラック分の再生データを書き込む。
【0042】
誤り訂正回路9は符号化データI/O11のアクセスタイミングよりも1トラック期間(1/10フレーム期間)に相当する時間遅れて、符号化データI/O11が再生データを書き込んだ領域にアクセスして順次データを読みだし、再生データ中の誤りを訂正し、訂正後のデータをメモリ17の同じアドレスに対して再び書き込む。
【0043】
一方、符号化・復号化回路7は、TMで符号化データI/Oがアクセスしていないバンク2に書き込まれているデータに関して、まず、偶数トラックの再生データが記憶されている領域からデータを読みだして復号化処理を行い、偶数トラックのすべてのデータの復号処理が終了した後、奇数トラックの再生データが記憶されている領域からデータを読みだして復号化処理を行う。
【0044】
次に、フレーム2の期間においては、符号化データI/O11はバンク1をアクセスし、また、符号化・復号化回路7はフレーム1の期間で誤り訂正処理の終了したバンク0にアクセスし、前述の処理と同様の処理を行う。
【0045】
以下、各処理回路はアクセスするバンクを順次変更しながら処理を行う。
【0046】
次に、図7に示すように、静止画像データと動画像データとがテープ上に混在して記録されている場合に、静止画像のみを再生する静止画再生モード時の動作について説明する。図7においては、トラックTr1には動画像データが記録され、また、Tr2には静止画像データが記録されている。
【0047】
図8は、静止画再生モード時のメモリ17への各処理回路のアクセスタイミングを示す図であり、図6と同様に、横軸は処理時刻、縦軸はTMのアドレスを示す。また、aで示した斜線を施した領域は符号化・復号化回路7のアクセスを示し、bで示した破線は符号化データI/O11のアクセスを示し、cで示した実線は誤り訂正回路9のアクセスを示している。
【0048】
図9は静止画再生モードにおける各CPUの制御動作を示すフローチャートである。
【0049】
まず、不図示のスイッチにより静止画再生モードの指示があると、コントロールCPU19はサーボCPU23を通じてメカニズム33を制御し、テープ35を高速で搬送する(ステップS101)。そして、前述のビデオデータのパックヘッダに記録されている静止画フラグを用いて、テープ35において静止画像データが記録されている部分を検索する(ステップS102)。ここで、テープ35に静止画像データが記録されていない場合には(ステップS109)、EVFにテープ終了の旨の表示を行って(ステップS112)終了する。
【0050】
また、静止画像データを検出した場合、後述のようにTMにまだ画像データを記憶可能な領域が残っているか否かを検出し(ステップS103)、残っている場合にはテープ35から静止画像データを再生して、符号化データI/O11により1フレーム分の静止画像データをTMのバンク0、即ち図8におけるバンク0の領域に書き込む。
【0051】
符号化データI/O11は、図6に示した場合と同様にTMのバンク0のトラック0に対応するアドレスから順次、再生データを書き込み、1フレームに相当する時間で10トラック分の再生データを書き込む。
【0052】
誤り訂正回路9は符号化データI/O11のアクセスタイミングよりも1トラック期間(1/10フレーム期間)に相当する時間遅れて、符号化データI/O11が再生データを書き込んだ領域にアクセスして順次データを読みだし、再生データ中の誤りを訂正し、訂正後のデータをメモリ17の同じアドレスに対して再び書き込む。
【0053】
ここで、再生(復号)する静止画像を切り換えるか否かの指示を待ち(ステップS105)、ユーザによる不図示のスイッチ操作による静止画像の切り換えの指示があった場合にはTMにおける静止画像データを読みだすバンクを切り換える(ステップS106)。
【0054】
また、静止画像切り換えの指示がない場合には、静止画像データを読みだすバンクを切り換えずにTMから静止画像データを読みだし、復号化処理を行う。
【0055】
そして、不図示のスイッチ操作によるユーザの静止画像再生の中止の指示があったか否かを検出し(ステップS108)、指示がない場合には再びテープを高速に搬送して次の静止画像データを検索する。
【0056】
また、ステップS103において、TMの3つのバンクに対してすでに静止画像データが書き込まれてしなっており、今検出した1フレーム分の静止画像データを書き込む領域がない場合には、その部分でテープの搬送を停止し(ステップS110)、表示する静止画像の切り換えの指示を待つ(ステップS111)。
【0057】
そして、静止画像の切り換えの指示があり、TMから1フレーム分の静止画像データが読みだされて復号され、VMに書き込まれたことに応じて次の静止画像データを再生し、その読みだされた1フレーム分の静止画像データが記憶されていたバンクに書き込む。
【0058】
図8は、本形態の動作を説明するため、フレーム期間1〜3において連続して3つの静止画像が検索され、また、フレーム期間3において静止画像データの切り換え指示があり、更に、フレーム期間5において静止画像データの切り換え指示があった場合を示している。
【0059】
すなわち、図8においては、フレーム2の期間において、符号化・復号化回路7は、フレーム1の期間においてバンク0に書き込まれたデータに関して、まず、偶数トラックの再生データが記憶されている領域からデータを読みだして復号化処理を行い、偶数トラックのすべてのデータの復号処理が終了した後、奇数トラックの再生データが記憶されている領域からデータを読みだして復号化処理を行う。
【0060】
そして、フレーム期間2において次の静止画像データを検出すると、今度はバンク1に対して再生された静止画像データを書き込むが、このときにはまだ静止画像の切り換えの指示がないので、フレーム期間3においても、符号化・復号化回路7はバンク0に記憶された静止画像データを読みだして復号する。
【0061】
その後、フレーム期間3において静止画像の切り換えの指示があると、今度はフレーム期間4においては、静止画像データを読みだすバンクを切り換え、符号化・復号化回路7はバンク1から静止画像データを読みだし、復号する。
【0062】
例えば、バンク0に1番目の静止画像データが書き込まれた後、フレーム期間6以降まで静止画像の切り換えの指示がない場合には、符号化・復号化回路7はバンク0からの静止画像データの読みだし及び復号動作を繰り返し行い、また、サーボCPU23は、バンク2に静止画像データが書き込まれた後、静止画像の切り換えの指示があるまでテープの搬送を停止するようにメカニズム33を制御する。
【0063】
実際には、1つの静止画像データを検出した後、次の静止画像データを検出するまでには、数10〜数100フレーム期間は必要になるので、この間、符号化・復号化回路7は指示されたバンクから静止画像データを繰り返し読みだし、復号処理を行う。
【0064】
このように、本形態では、TMの3つのバンクにそれぞれ別の静止画像データを書き込み、表示する静止画像の切り換えに伴って復号する静止画像データを切り換えているので、静止画像のみを検索して次々に表示する場合にも表示の際の遅延時間(待ち時間)を短縮することができる。
【0065】
また、TMに対してすでに3フレーム分の静止画像データが書き込まれてしまっている場合であっても、静止画像の切り換え後、すぐに次の静止画像データを書き込むので、メモリには常に3フレーム分の静止画像データを記憶しておくことができ、次の静止画像データを検出するまでの間に2回静止画像の切り換えの指示があった場合であってもすぐに次の静止画像を表示することができる。
【0066】
なお、本形態では、静止画像の切り換えの指示があるまでTMの同一バンクから静止画像データを繰り返し読みだして復号処理を行う構成であったが、例えば、図8のフレーム2の期間においてバンク0の静止画像データが復号されてVMに記憶されるので、これ以降はVMから復号された静止画像データを読みだす様にして、TMからは静止画像の切り換え後の最初の1画面分の静止画像データのみを読みだす様にしてもよい。
【0067】
本形態では、前述のTMとVMとを同じメモリ17に配置しているので、動画像の再生時と静止画像の再生時とでTMとVMの容量を変化させ、操作性を向上させることができる。
【0068】
図10は、通常再生時のメモリのアドレス構成を示した図である。
【0069】
アドレスの低い方から順にVMのバンク0、VMのバンク1、TMのバンク0、TMのバンク1、TMのバンク2に割り当てられている。
【0070】
ここで、通常再生モードから静止画再生モードに切り換わった場合を考える。通常再生モード時においては、VMのバンク0とバンク1とを交互に使用して画像データの再生を行わなければならないが、静止画再生モードでは、復号された同じ1フレームの画像データを繰り返しVMから出力すればよいので、VMの2つのバンクのうち、一方のバンクが不要になる。
【0071】
そこで、この不要になったVMの一方のバンクをTMに再割り当てすることにより、前述のように静止画像データを検索して静止画像のみを表示する場合に、TMのバンク数を増やすことができる。
【0072】
図11を用いてこの様子を説明する。
【0073】
コントロールCPU19は、不図示のスイッチにより通常再生モードから静止画再生モードに切り換わったことに応じてVMの一方のバンク(本形態ではバンク0)に対して復号画像データの書き込みを禁止し、バンク0から復号画像データを繰り返し読みだすと同時に、前述のように静止画像データの検索動作に移る。
【0074】
そして、メモリ17のアドレス構成を、VMのバンクを1つ減らしてTMのバンクを3つ増やす。具体的には通常再生モード時には図10のようなアドレス構成のバンク1を、図11のようにTMのバンク3からバンク5として再割り当てする。
【0075】
このように、静止画再生モードにおいて、VMの不必要なバンクをTMに割り当てることにより、更に多くの静止画像データをTMに書き込むことができ、静止画像を次々に切り換えて表示する場合であっても表示までの待ち時間を短縮することが可能になる。
【0076】
なお、本形態では、VM及びTMはそれぞれ2フレーム・3フレーム分の容量を設けたが、これに限らず、TMは2バンク以上であればよく、また、VMはいくつでもよい。特にVMのバンク数が増えるほど、操作性をより向上させることが可能になる。
【0077】
即ち、静止画再生モードにおいては、VMは1フレーム分だけ残っていれば良く、VMの残りの部分をすべてTMとして使用することができる。
【0078】
また、本形態では、デジタルVTRにおいて静止画像のみを再生する静止画再生モード時について本発明を適用したが、これ以外にも、複数のフォーマットのデータのなかから所定のフォーマットのデータのみを再生あるいは処理する場合についても本発明を適用可能であり、同様の効果を有するものである。
【0079】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明では、記憶手段に対して複数画面分の静止画像データを記憶し、これを選択的に読みだしているので、次々に静止画像を再生していく場合であっても、静止画像が再生されるまでの待ち時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのデジタルVTRの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置におけるメモリ空間の様子を示す図である。
【図3】本発明の実施形態におけるメモリの記憶フォーマットの様子を示す図である。
【図4】図1の装置にて扱うデータの様子を示す図である。
【図5】図4に示したデータの様子を示す図である。
【図6】図1の装置の通常再生時のメモリアクセスタイミングを示す図である。
【図7】本発明の実施形態におけるテープ上の記録データの様子を示す図である。
【図8】図1の装置の静止画再生モード時のメモリアクセスタイミングを示す図である。
【図9】図1の装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】図1の装置における通常再生時のメモリのアドレスの様子を示す図である。
【図11】図1の装置における静止画再生時のメモリのアドレスの様子を示す図である。
【符号の説明】
7 符号化・復号化回路
9 誤り訂正回路
11 符号化データI/O
13 アドレス変換回路
17 メモリ
19 コントロールCPU
23 サーボCPU

Claims (3)

  1. 動画像データと静止画像データとが記録された記録媒体から符号化された画像データを再生する再生手段と、
    前記再生手段により再生された互いに異なる複数画面分の前記静止画像データを記憶する記憶手段と、
    前記再生手段を制御して前記記録媒体に記録された画像データ中から前記静止画像データを検索し、前記検索した静止画像データを前記記憶手段に書き込む検索手段と、
    前記検索手段により検索されて前記記憶手段に書き込まれた複数画面分の前記静止画像データを選択的に読みだすメモリ制御手段と、
    前記メモリ制御手段により読みだされた静止画像データを復号し、前記記憶手段に出力する復号手段とを備え、
    前記記憶手段は前記復号手段により復号された複数画面分の前記静止画像データを記憶することを特徴とする再生装置。
  2. 前記記憶手段は、前記符号化された静止画像データと前記復号手段により復号された静止画像データとを互いに異なる領域に記憶することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記記録媒体を搬送する搬送手段を備え、前記検索手段は前記搬送手段の搬送動作を制御して前記静止画像データを検索することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
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