JP2003125401A - 映像データ再生方法 - Google Patents

映像データ再生方法

Info

Publication number
JP2003125401A
JP2003125401A JP2001318794A JP2001318794A JP2003125401A JP 2003125401 A JP2003125401 A JP 2003125401A JP 2001318794 A JP2001318794 A JP 2001318794A JP 2001318794 A JP2001318794 A JP 2001318794A JP 2003125401 A JP2003125401 A JP 2003125401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video data
data
reuse
video
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001318794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaya Sugaya
貴也 菅ヶ谷
Kunio Nakaoka
邦夫 中岡
Hiroaki Sakai
宏明 堺
Masashi Mori
正志 森
Akihiko Naito
明彦 内藤
Masaki Yamakawa
正樹 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001318794A priority Critical patent/JP2003125401A/ja
Priority to US10/144,805 priority patent/US7082226B2/en
Publication of JP2003125401A publication Critical patent/JP2003125401A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/907Television signal recording using static stores, e.g. storage tubes or semiconductor memories
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/44Decoders specially adapted therefor, e.g. video decoders which are asymmetric with respect to the encoder
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/507Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction using conditional replenishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリーカードのような記憶媒体を用い、限
られたデータ容量内で映像データを復号化処理する場合
に、その処理の負荷を軽減させ、また、その処理に用い
る符号化された映像データを、高画質かつ高圧縮率にす
ることを課題とする。 【解決手段】 符号化されている映像データマスター2
1から、同一映像についての重複部分を判定し、一回目
の符号化データ部分に格納指示を含め、二回目の符号化
データ部分を再利用指示に置き換えて、再利用対応の映
像データ22を生成する。再生処理では、格納指示を含
む符号化データ部分については、復号化したデータを空
き領域に格納し、再利用指示のポイントでは、空き領域
から復号化したデータを読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像データの符号
化及び復号化の処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリーカードのような記憶媒体を用い
てデータ処理する場合には、データ容量が限られる。こ
のようなデータ処理の先行技術として、特開平01−2
26272「画像通信装置」、特開昭63−11087
0「複写装置」がある。これらの技術では、1度しか使
用されないという特性を持つデータの使用中に、そのデ
ータを格納していた領域の一部を開放している。そし
て、解放した部分を使用することにより、処理の効率を
向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、メモリーカード
のような記憶媒体の大容量化が進み、このような記憶媒
体を、映像データの記憶媒体として携帯機器等で利用す
ることが多くなっている。
【0004】ところが、現段階で実現されている程度の
記憶容量(〜128MB)では、符号化技術を適用して
データを圧縮したとしても、高画質の映像データを長時
間保存することはできない。そのため、限られたデータ
容量内での効率的なデータ処理が望まれている。つま
り、映像データの復号化処理の負荷を軽減させたリ、符
号化された映像データを、高画質かつ高圧縮率にするこ
とが望まれている。
【0005】前述の従来技術は、1度しか使用しないデ
ータを処理する場合に、データを格納する領域のうち既
に使用済みの領域を開放し、開放した領域を有効利用す
るものである。ただし、従来の先行技術におけるデータ
処理方式は、別のデータ処理の開始タイミングを早める
ことを目的として、開放したデータ領域を使用してい
た。従って、映像データの復号化処理に伴う前述の課題
に対応するものではない。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであって、メモリーカードのような記憶
媒体を用い、限られたデータ容量内で映像データを復号
化処理する場合に、その処理の負荷を軽減させ、また、
その処理に用いる符号化された映像データを、高画質か
つ高圧縮率にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像データ
再生方法は、符号化された複数の単位を順次復号化する
ことにより一連の映像を再現することができる映像デー
タであって、記憶領域に記憶されている映像データを再
生する映像データ再生方法であって、以下の要素を有す
ることを特徴とする (1)前記映像データを再生する過程で、前記記憶領域
のうち、既に復号化した単位を記憶している空き領域の
少なくとも一部に、復号化により得られた再利用データ
を記憶する第一の工程 (2)前記映像データを再生する過程で、前記空き領域
から、前記再利用データを読み込み、前記映像データの
一部として用いる第二の工程。
【0008】前記映像データは、一度しか再生されない
という特性を有することを特徴とする。
【0009】前記単位は、フレーム画像単位であること
を特徴とする。
【0010】前記第一の工程は、前記再利用データを加
工し、加工した再利用データを記憶することを特徴とす
る。
【0011】映像データ再生方法は、更に、前記映像デ
ータを再生する過程で復号化を停止する場合に、復号化
を再開するときに用いる再開用データを生成し、生成し
た再開用データを記憶する工程を有することを特徴とす
る。
【0012】映像データ再生方法は、更に、前記映像デ
ータのうち、再び再生することができなくなった部分を
クリアする工程を有することを特徴とする。
【0013】映像データ再生方法は、更に、前記映像デ
ータのうち、再び再生することができなくなった部分
を、再生できないことを示すデータに書き換える工程を
有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明に係
る映像データ処理方式の実施の形態1について説明す
る。先ず、画像データ再生処理装置における映像データ
の流れを説明し、後で、データ処理の流れについて説明
する。
【0015】図1は、本発明に係る画像データ再生処理
装置のブロックを示す図である。1は、操作ボタン、2
は、システム制御部、3は、符号化映像データ記憶媒
体、4は、映像・音声復号化処理部、5は、表示制御
部、6は、表示装置、7は、音声変換部、8は、スピー
カ、9は、イヤホンジャックである。
【0016】映像データは、符号化されており、符号化
映像データ記憶媒体3に格納されている。システム制御
部2は、操作ボタン1から送られた映像再生指示を検出
すると、符号化映像データ記憶媒体3から映像データを
読み出し、映像・音声復号化処理部4へ転送する。転送
された映像データは、映像・音声復号化処理部4によ
り、復号化される。復号化した映像は、表示制御部5に
より、表示装置6に適したデータに変換され、表示装置
6に出力される。一方、音声データは、音声変換部7に
より、スピーカ8、またはイヤホンジャック9より可聴
できる形式に変換され、出力される。映像の再生処理で
は、以上のようにデータが流れる。
【0017】次に、画像データ再生処理装置の処理につ
いて説明する。画像データ再生処理装置では、映像デー
タの再生処理の前処理として、再利用対応の映像データ
の生成処理を行う。
【0018】図2は、映像データファイルの概略を示す
図である。映像データマスター21は、本発明で生成す
る映像データ22の元となるデータであり、符号化映像
データ記憶媒体3に記憶されている。映像データマスタ
ー21は、符号化された映像データから構成されてお
り、単位(例えば、フレーム画像)毎に読み取ることが
できる。例えば、TV放送やビデオに用いられる映像デ
ータや、順序的に符号化された映像データ(TV放送や
ビデオカメラの生映像のように、順序的に連続してデー
タが格納されているものであって、映像データが飛び飛
びに格納されていないもの)が対象となる。図2の例で
は、「空」→「山」→「海」→「山」→「川」の順で、
各映像データが含まれている。読み取る最小単位はフレ
ーム(画面)であり、単一または連続した複数フレーム
で「空」、「山」などの映像データを構成している。
【0019】22は、再利用対応の映像データであり、
これより述べる前処理により生成される。この映像デー
タ22も、符号化映像データ記憶媒体3に記憶される。
そして、後述する再生処理の対象となる。
【0020】図3は、再利用対応の映像データの作成処
理のフローチャートである。この処理は、2段階の処理
により構成されている。第一の処理では、映像データマ
スター21の各単位が再利用の対象となるか、また、そ
の単位を復号した結果が空き領域に格納できるかを判定
し、判定結果に従って制御情報を生成する。第二の処理
では、第一の処理で生成した制御情報に基づいて、再利
用対応の映像データ22を生成する。
【0021】まず第一の処理(S301〜S305)に
ついて説明する。符号化映像記憶媒体に記憶されている
映像データマスター21から、映像データの単位(例え
ば、フレーム画像単位)が読込まれる(S301)。映
像データの単位毎に以下の処理を行う。
【0022】その単位が、再利用の対象となり得るかを
判定する(S302)。今までに処理された映像データ
で同じものがあったかを比較する。過去の映像と現在の
映像を比較して、画像を構成する個々の画素のカラーデ
ータが一定数値(例えば、98%)以上一致する場合
に、同じ映像データと判定する。また、比較の際、拡大
率、画面全体のずれ、画面全体の色補正などが考慮され
る。
【0023】更に、その単位を復号化したデータが、後
述する使用済みのデータ領域(空き領域)に格納できる
サイズであるかを判定する(S303)。一致と判断さ
れた映像データの容量と、再生が完了して使用済みとな
った領域の容量とを比較して、使用済み領域の方が多け
れば格納できると判断する。
【0024】S302とS303の両条件を満たす場合
には、映像データ再構築のための制御情報を生成し、記
憶する(S304)。制御情報は、復号化した映像デー
タを格納する領域を示す情報である。具体的には、最終
格納終了場所、映像開始からの経過時間を覚えておき、
格納場所(アドレス)、格納開始ポイント(時間)、格
納終了ポイント(時間)、再利用ポイント(時間)を生
成する。制御情報の記憶場所は、一連の処理の中間デー
タであるので、適当な作業領域(メモリやディスク)で
構わない。S302とS303の両条件うち少なくとも
一方を満たさない場合には、制御情報は生成しない。こ
れらの処理を映像データの最後の単位まで繰り返す(S
305)。
【0025】図2に示す映像データマスター41の場合
には、「山」の映像が2回繰り返されていることから、
2度目の「山」の部分を再利用できると判断する。前述
のように、フレーム単位で一致判定を行う。
【0026】次に第二の処理(S306〜S312)を
行う。前述と同様に、映像データマスター21から映像
データの単位(例えば、フレーム画像単位)が読み込ま
れる(S306)。単位毎に以下の処理を行う。
【0027】前述の処理で記憶した映像データ再構築の
ための制御情報に基づいて、読み込んだ単位が、再利用
されるかを判断する(S307)。具体的には、映像開
始からの経過時間が、制御情報内の格納開始ポイントと
一致したかを比較する。再利用される場合には、生成す
る映像データ22の中に含まれる当該単位に、格納指示
を付加する(S308)。格納指示は、復号化した映像
データを、空き領域へ格納する指示である。空き領域と
は、順次符号化データを再生する過程で、すでに再生し
た符号化データを格納していた領域であって、開放可能
な領域である。格納指示を付加する方法として、例え
ば、格納する映像データの前に、制御データを埋め込む
ことが考えられる。制御データは、格納するデータの前
と、格納したデータを再利用する箇所に埋め込まれる。
画像の再生処理よりも、データ読み出し処理のほうが遙
かに早いため、制御データ分のギャップ、および画像格
納や画像再利用の処理が許容される。画像データは、通
常、フレーム単位または複数フレーム単位で独立してい
るので、それを前提に、映像データ1単位の境界で挿
入、置換処理を行うことができる。
【0028】また、読み込んだ単位が、映像を再利用す
るポイントであるかの判断を行う(S309)。具体的
には、映像開始からの経過時間が、制御情報内の再利用
ポイントと一致したかを比較し、一致した場合に、再利
用するポイントと判断する。再利用するポイントに該当
する場合には、映像データ22の中に含まれる当該単位
を、再利用指示に置き換える。再利用指示は、空き領域
に格納されているデータを再利用する指示である。映像
データ22と置き換えられる再利用指示は、再利用指示
を示すIDと、再利用するポイント(アドレス)情報に
より構成される。
【0029】読み込んだ単位が、前述のポイントでない
場合には、通常の符号化画像データ保存処理を行う(S
312)。つまり、読み込んだ単位を、符号化されたデ
ータの状態で、映像データ22に含める。最後の単位ま
で上述の処理を繰り返す(S311)。これにより、再
利用対応の映像データ22が生成(再構築)される。
【0030】上述の処理により、図2に示すように、再
利用対応の映像データ22の1回目の「山」の部分に
は、復号化した映像データを空き領域に書き込む格納指
示が、付加される。2回目の「山」部分の符号化されて
いる映像データは、削除される。そして、削除された映
像データ代りに、空き領域に書き込まれた映像データ
(1回目の「山」の復号化した映像データ)を再利用す
る再利用指示が加えられる。
【0031】続いて、映像データの再生処理について説
明する。図4は、映像データの再生処理のフローチャー
トである。本処理は、前述の処理により生成した再利用
対応の映像データ22を再生する。本処理は、システム
制御部2、および、映像、音声復号化処理部が連動して
行う。ただし、映像、音声復号化処理部4では入力デー
タの復号化を行うか、行わずにスルー出力するかの選択
のみを行い、選択の指示はシステム制御部2が出す。図
2に示した23は、映像再生後のデータである。このデ
ータは、再生処理により得られるデータであって、再利
用対応の映像データ22を格納していた領域のデータで
ある。つまり、このデータは、符号化映像データ記憶媒
体に記憶されている再利用対応の映像データ22の一部
を、再生処理に伴い、書き換えたものである。
【0032】まず、再利用対応の映像データ22から、
映像データの一単位(例えば、フレーム画像単位)を読
込む(S401)。読み込んだ単位が、再利用される映
像かを判定する。具体的には、読み込んだ単位に、前述
の格納指示が含まれるかを判定する(S402)。格納
指示が含まれる場合には、符号化されている映像データ
(当該単位)の復号化処理に伴い、空き領域に復号化し
た映像データを書込む。格納する領域は、格納指示に従
って決定される。復号化処理は、映像データの1単位ご
とに行われ、S401からS407の処理の流れに従
う。実際にS403に飛ぶのは、かなりの映像データの
単位が処理され、S407の処理が何度も実行された後
になる。
【0033】この処理により、映像データ「山’」が、
映像再生後のデータ23の空き領域である左隅部分に格
納される。映像データ「山’」は、再利用対応の映像デ
ータ22中の「山」の符号化されている映像データを復
号化したものである。
【0034】また、読み込んだ単位が、映像を再利用す
るポイントであるかの判定を行う。具体的には、読み込
んだ単位が、再利用指示であるかを判定する。再利用指
示である場合には、再利用指示に従って、空き領域から
復号化された映像データを読み込む(S405)。再利
用指示でない場合には、通常の映像データ復号化処理
(再生処理)を行う(S407)。最後の単位まで上述
の処理と繰り返す(S406)。
【0035】この処理により、再利用対応の映像データ
22中の「川」の映像データを再生する前に、映像再生
後のデータ43中の「山’」の映像データが読み込ま
れ、出力される。このようにして、本発明により再利用
対応の映像データ22を再生処理すると、通常通り映像
データマスター21を再生処理した場合と同様の出力結
果が得られる。
【0036】従って、この実施の形態1の映像データ処
理方式によれば、再利用する映像データについての復号
化処理が不要となる。従って、復号化処理の負荷を軽減
させることができる。更に、プロセッサを、他の処理
(例えば、次の映像データの前処理)に効率よく利用で
きる。
【0037】実施の形態2.実施の形態1では、復号化
した映像データをそのまま再利用していた。実施の形態
2では、加工した映像データを空き領域に格納し、その
映像データを再利用する。映像データは、再利用の効率
をよくする為に、または、再利用が可能になるようにす
る為に加工される。
【0038】図5に、実施の形態2における特徴である
処理を示す。具体的には、図3のS302の処理を、図
5に示した処理に置き換える。図に示すように、再利用
するか(同一映像か)の判定で、再利用できないと判定
されてしまう映像データに対し、その差分を加工するこ
とを前提にした再利用判定を行うことにより、再利用率
が高まる。例えば、98%以上が再利用条件の場合、9
5%から98%の一致率のものは、もとデータを補正し
て98%以上の一致率にしたものを、再利用用に格納す
る。
【0039】従って、実施の形態2の映像データ処理方
式によれば、再利用できる映像の範囲が広がる。特に、
データ圧縮率の低い全画面ピクチャと差分データで構成
される映像データを用いる符号化方式では、差分データ
量を少なくすることができるため、高画質かつ高圧縮率
の符号化映像データを得ることができる。
【0040】実施の形態3.実施の形態3では、映像デ
ータの復号化処理(再生処理)を途中で停止した場合
に、停止位置の近傍で再生された映像データが、全画面
ピクチャとして格納する。併せて、関連する差分データ
を補正し、補正した差分データも格納する。全画面ピク
チャと差分データは、再利用データの扱いである。全画
面データと差分データは、再利用データ領域(再生済み
データ領域)に書かれ、ファイルの先頭を示す箇所に、
再利用データ参照を指示する制御データが書かれる。フ
ァイルイメージは図6のようになる。
【0041】図7に、実施の形態3における特徴である
処理を示す。具体的には、図4のS405の処理後に、
図に示した処理が追加される。
【0042】従って、実施の形態3の映像データ処理方
式によれば、全画面ピクチャの位置に関係なく、任意の
タイミングで再生を停止でき、更に再開できる。そのた
め、映像データ内のデータ圧縮率の低い全画面ピクチャ
の比率を低くすることが可能になる。その結果、再生処
理の一時停止及び再開を行うことを前提として、符号化
された映像データを再生する場合に、高画質かつ高圧縮
率の符号化された映像データを得ることができる。
【0043】実施の形態4.実施の形態4では、実施の
形態1に従って再生処理を完了した時点で、再び再生処
理することができない映像データをクリアする。
【0044】図8に、実施の形態4における特徴である
処理を示す。具体的には、図4のS406の処理後に、
図に示す処理が追加になる。ファイルイメージは、図9
に示すようになる。
【0045】従って、実施の形態4の映像データ処理方
式によれば、再び再生することができない映像データ
を、再び再生対象として選択する失敗が無くなる。ま
た、次の映像データを格納できる状態となるので、映像
データの録画処理及び再生処理を効率の良く行うことが
できる。
【0046】実施の形態5.実施の形態5では、実施の
形態1に従って再生処理を完了した時点で、再び再生処
理することができない映像データを、再生処理できない
旨を示す映像データに置換する。
【0047】図10に、実施の形態5における特徴であ
る処理を示す。具体的には、図4のS406の処理後
に、図に示す処理が追加になる。ファイルイメージは、
図11に示すようになる。
【0048】従って、実施の形態5の映像データ処理方
式によれば、再び再生することができない映像データ
を、再び再生対象として選択した場合であっても、選択
した映像データが再生できないことを判断できる。ま
た、次の映像データを格納する領域を多く確保できるた
め、映像データの録画処理及び再生処理を効率良く行う
ことができる。
【0049】
【発明の効果】再生を1度しかしないという特性を持つ
映像データにおいて、再利用する映像データの復号化処
理が不要となるため、復号化処理の負荷を軽減させるこ
とができる。これにより、プロセッサを次の映像データ
の前処理等の他の処理に利用することができる。
【0050】また、再利用対象となる映像データを増や
し、データ圧縮率を高めることができる。このため、符
号化映像データを、高画質かつ高圧縮率にすることがで
きる。
【0051】また、全画面ピクチャの位置に関係なく、
任意のタイミングで再生を停止し、更に再開できるた
め、データ圧縮率の低い全画面ピクチャの比率が少な
い、高画質かつ高圧縮率の符号化映像データを利用でき
るようになる。
【0052】また、誤って再び再生できない映像データ
の再生を指示をしてしまうことがなくなる。更に、デー
タ格納領域を開放するので、処理効率を向上させること
できる。
【0053】また、誤って再び再生できない映像データ
の再生を指示をしてしまった場合であっても、すぐに再
生完了済みであることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像データ再生処理装置のブロ
ックを示す図である。
【図2】 映像データファイルの概略を示す図である。
【図3】 再利用対応の映像データの作成処理のフロー
チャートである。
【図4】 映像データの再生処理のフローチャートであ
る。
【図5】 実施の形態2における特徴を示す処理フロー
である。
【図6】 実施の形態3におけるファイルイメージを示
す図である。
【図7】 実施の形態3における特徴を示す処理フロー
である。
【図8】 実施の形態4における特徴を示す処理フロー
である。
【図9】 実施の形態4におけるファイルイメージを示
す図である。
【図10】 実施の形態5におけるにおける特徴を示す
処理フローである。
【図11】 実施の形態5におけるファイルイメージを
示す図である。
【符号の説明】
1 操作ボタン、2 システム制御部、3 符号化映像
データ記憶媒体、4映像・音声復号化処理部、5 表示
制御部、6 表示装置、7 音声変換部、8スピーカ、
9 イヤホンジャック、21 映像データマスター、2
3 映像再生後のデータ。
フロントページの続き (72)発明者 堺 宏明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森 正志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 内藤 明彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山川 正樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA17 AB03 AB04 CC06 CC11 DD04 EE02 EE03 EE08 GA03 GB01 GB06 GB07 GB09 GC05 GE08 GF04 5C053 FA27 GB21 JA07 JA21 KA04 KA19 KA24 LA06 5C059 KK15 PP04 SS12 TA00 TB04 TC02 TD05 TD12 UA05 UA36 UA38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された複数の単位を順次復号化す
    ることにより一連の映像を再現することができる映像デ
    ータであって、記憶領域に記憶されている映像データを
    再生する映像データ再生方法であって、以下の要素を有
    することを特徴とする映像データ再生方法 (1)前記映像データを再生する過程で、前記記憶領域
    のうち、既に復号化した単位を記憶している空き領域の
    少なくとも一部に、復号化により得られた再利用データ
    を記憶する第一の工程 (2)前記映像データを再生する過程で、前記空き領域
    から、前記再利用データを読み込み、前記映像データの
    一部として用いる第二の工程。
  2. 【請求項2】 前記映像データは、一度しか再生されな
    いという特性を有することを特徴とする請求項1記載の
    映像データ再生方法。
  3. 【請求項3】 前記単位は、フレーム画像単位であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像データ再生方法。
  4. 【請求項4】 前記第一の工程は、前記再利用データを
    加工し、加工した再利用データを記憶することを特徴と
    する請求項1記載の映像データ再生方法。
  5. 【請求項5】 映像データ再生方法は、更に、前記映像
    データを再生する過程で復号化を停止する場合に、復号
    化を再開するときに用いる再開用データを生成し、生成
    した再開用データを記憶する工程を有することを特徴と
    する請求項1記載の映像データ再生方法。
  6. 【請求項6】 映像データ再生方法は、更に、前記映像
    データのうち、再び再生することができなくなった部分
    をクリアする工程を有することを特徴とする請求項1記
    載の映像データ再生方法。
  7. 【請求項7】 映像データ再生方法は、更に、前記映像
    データのうち、再び再生することができなくなった部分
    を、再生できないことを示すデータに書き換える工程を
    有することを特徴とする請求項1記載の映像データ再生
    方法。
JP2001318794A 2001-10-17 2001-10-17 映像データ再生方法 Pending JP2003125401A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001318794A JP2003125401A (ja) 2001-10-17 2001-10-17 映像データ再生方法
US10/144,805 US7082226B2 (en) 2001-10-17 2002-05-15 Image data reproduction method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001318794A JP2003125401A (ja) 2001-10-17 2001-10-17 映像データ再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003125401A true JP2003125401A (ja) 2003-04-25

Family

ID=19136429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001318794A Pending JP2003125401A (ja) 2001-10-17 2001-10-17 映像データ再生方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7082226B2 (ja)
JP (1) JP2003125401A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005071971A1 (en) * 2004-01-21 2005-08-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Embedded compression
JP2006023945A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Canon Inc 画像処理システム及び画像処理方法
JP4208780B2 (ja) * 2004-07-07 2009-01-14 キヤノン株式会社 画像処理システム及び画像処理装置の制御方法並びにプログラム
JP2006023944A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Canon Inc 画像処理システム及び画像処理方法
JP2006025129A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Canon Inc 画像処理システム及び画像処理方法
JP4227569B2 (ja) * 2004-07-07 2009-02-18 キヤノン株式会社 画像処理システム、画像処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体
JP5089214B2 (ja) * 2007-03-27 2012-12-05 キヤノン株式会社 画像処理方法及びその装置、コンピュータプログラム及び記憶媒体

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2584751B2 (ja) 1986-10-28 1997-02-26 キヤノン株式会社 複写装置
JP2834128B2 (ja) 1988-03-04 1998-12-09 松下電送システム株式会社 画像通信装置
US5668646A (en) * 1990-02-06 1997-09-16 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for decoding differently encoded multi-level and binary image data, the later corresponding to a color in the original image
US6718122B1 (en) * 1991-01-18 2004-04-06 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus
US6005679A (en) * 1994-08-22 1999-12-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image data filing system for quickly retrieving an area of interest of an image from a reduced amount of image data
US6115496A (en) * 1995-03-02 2000-09-05 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for accelerating image data compression
JP3535297B2 (ja) * 1996-01-26 2004-06-07 ローム株式会社 画像データ復号方法およびこの方法を用いた画像データ復号装置
JP3740213B2 (ja) * 1996-05-22 2006-02-01 キヤノン株式会社 再生装置
US6661933B1 (en) * 1998-01-13 2003-12-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for image data processing
EP1164853A1 (en) * 1999-04-02 2002-01-02 Leon Milner Theodore Dicks Lactobacillus plantarum / pentosus and a method of preparing a shelf-life enhancing composition for baking mixes thereof
US6775381B1 (en) * 1999-07-19 2004-08-10 Eastman Kodak Company Method and apparatus for editing and reading edited invisible encodements on media
US6678413B1 (en) * 2000-11-24 2004-01-13 Yiqing Liang System and method for object identification and behavior characterization using video analysis

Also Published As

Publication number Publication date
US20030072500A1 (en) 2003-04-17
US7082226B2 (en) 2006-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7092023B2 (en) Moving image reproducing device equipped with multi-image playback function
US7756203B2 (en) Image processing apparatus
JP2010022003A (ja) 動画ファイル再生装置、動画ファイル再生方法、プログラム
JP2007036495A (ja) 再生装置、圧縮装置、記録装置及び再生方法
JPH11284948A (ja) サムネイル作成方法及びサムネイル表示方法
US8666187B2 (en) Image reproduction apparatus and image reproduction method
JP2003125401A (ja) 映像データ再生方法
JP2010074241A (ja) 動画再生装置、動画再生方法、プログラム及び記録媒体
US8320744B2 (en) Video signal processing device, video signal processing method, video signal encoding device, video signal encoding method, and program
US7894707B2 (en) Recording apparatus
US20140301655A1 (en) Image decoding methods and image decoding devices
US20060007298A1 (en) Motion picture processing apparatus, control method therefor, computer program of motion picture processing apparatus, videophone apparatus, and mobile terminal
JP2015076815A (ja) 画像表示装置、撮像装置、画像表示装置の制御方法、コンピュータプログラム
US7006573B2 (en) Image processing apparatus and method, and computer readable storage medium
US20050063678A1 (en) Content reproducing apparatus and method for reproducing content
JP2007180938A (ja) ハードディスク搭載光ディスク再生装置
JP2006262320A (ja) 映像素材転送方法と映像素材転送送り側装置及び映像素材転送受け側装置
US20120195571A1 (en) Image processing apparatus
KR100700518B1 (ko) 디스크의 기록 영역 확보 방법
JP2005260440A (ja) 画像音声記録再生装置
JP2002344974A (ja) 動画像処理装置
JPH06350964A (ja) 画像再生装置及び画像復号装置
JP4235052B2 (ja) 動画像記録装置、画像情報処理装置及び方法
JPH0998426A (ja) デジタル動画エンコーダ
JP2006011053A (ja) 再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040722

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080507