JPH09261589A - 画像データ復号表示方法および装置 - Google Patents

画像データ復号表示方法および装置

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JPH09261589A
JPH09261589A JP6589996A JP6589996A JPH09261589A JP H09261589 A JPH09261589 A JP H09261589A JP 6589996 A JP6589996 A JP 6589996A JP 6589996 A JP6589996 A JP 6589996A JP H09261589 A JPH09261589 A JP H09261589A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEGで復号データの格納と読出が同じメ
モリ領域に対して行われるとき、効率的なメモリ制御技
術の提案がまだあまりない。 【解決手段】 フレームごとに復号データをメモリの空
き領域に詰めていくため、復号側マップセット180を
もつ。このセットは、フレームごとに利用メモリ領域を
記述する複数のマップを含む。マップはフレーム単位の
復号が始まるたびに一方向カウンタ182で更新され
る。一方、表示側も同じマップセット184をもつ。た
だし、こちらは復号が表示に間に合わないとき、双方向
カウンタ186のカウント値がひとつ戻り、前のフレー
ムのマップが参照される。復号が遅れたとき、前のフレ
ームの復号データが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データ復号
表示方法および装置に関する。この発明は特に、復号し
たフレームのデータをメモリに順次格納し、これを順次
読み出して表示する方法および装置に関する。この発明
は、一例としてMPEGデコーダに適用することができ
る。
【0002】
【従来の技術】国際符号化標準MPEGに代表されるよ
うに、画像を圧縮して符号化し、CD−ROM、DAT
等の各種記憶媒体に格納する技術が普及しつつある。今
日、家電メーカーやコンピュータ・メーカーがマルチメ
ディア情報家電の開発に注力しており、MPEGに準拠
した商品の市場導入を図っている。ここで、MPEGに
おける処理を概説する。
【0003】図1はMPEGによる画像符号化・復号の
流れを示す模式図である。同図に示す通り、カメラ等の
映像入力装置2から入力された画像はビデオ符号器4に
よって圧縮、符号化される。符号化の際、一般に量子化
処理とDCT(離散コサイン変換)が行われる。符号化
されたデータは記憶媒体6に書き込まれる。
【0004】復号はこの逆で、記憶媒体6からデータを
読み出し、ビデオ復号器8で復号処理を行う。復号は逆
量子化処理と逆DCTを経た後に行われる。ビデオ復号
器8で復号された画像データは表示可能な形式およびタ
イミングで出力され、表示装置10で表示、再生され
る。復号の際、過去再生画像からの順方向予測および未
来再生画像からの逆方向予測、すなわち双方向予測が適
宜利用される。
【0005】図2はMPEGのGOP(グループ・オブ
・ピクチャズ)の構成図である。同図に示す15枚の画
面(MPEGではピクチャと呼ぶ)はこの順に撮影され
たものと考えてよい。MPEGではGOPとよばれるこ
れら15枚のピクチャによって、ひとつの予測処理単位
を形成する。すなわち、GOP内のピクチャの相互参照
によって符号化・復号が可能になるよう設計され、GO
Pがランダムアクセスの単位となる。このGOPと各G
OPのシーケンス・ヘッダが一組となり、この組を連続
的に処理することによって動画像の符号化、復号が可能
となる。
【0006】同図に示すように、ピクチャにはI、P、
Bの3種類がある。Iピクチャ(フレーム内符号化画
像)は自フレーム内で閉じた符号化が行われるもので、
復号には他のピクチャの参照が要らない。Pピクチャ
(フレーム間順方向予測符号化画像)は順方向予測の対
象画像で、その復号には過去再生画像のみを要する。一
方、Bピクチャ(双方向予測符号化画像)は双方向予測
の対象画像で、再生順序では後にくるI、Pピクチャも
参照される。同図では、予測方向を矢印で示している。
実際にGOPを符号化するとき、Bピクチャよりも後に
入力されるIまたはPピクチャの内容を知る必要がある
ため、例えば、I2ピクチャはB0、B1ピクチャの先
に符号化され、そのまま記録媒体6に書き込まれる。な
お、双方向予測に利用されるIまたはPピクチャの周期
Mは、ここでは3である。
【0007】図3はMPEGにおける復号、再生の順序
を示す図である。同図の上列は復号順序、下列は再生順
序を示す。復号順序は符号化順序と同じであり、記録媒
体6内にピクチャが並ぶ順序と一致する。従って復号側
では、記録媒体からI2、B3、B4…の順にピクチャ
を読み出し、これを復号した後、当初の順序に戻して出
力する。同図において、I2ピクチャはB0、B1ピク
チャを出力するまで出力してはならないため、B0、B
1ピクチャの出力まで内部のメモリに保持されている。
同様に、他のI、Pピクチャは、それぞれ関連するBピ
クチャの出力までメモリに保持しなければならない。メ
モリの容量を大きくしないためにも、同図に示すよう
に、Bピクチャは復号後できるだけ速やかに出力され
る。
【0008】図4は従来一般的なビデオ復号器8の復号
および表示処理タイミングを示す図である。同図下に
は、ビデオ復号器8内のメモリのバンクと各タイミング
において各バンクに保持されるピクチャも並記してい
る。このメモリは後述の理由により、4つのバンクを有
する。各バンクは1フレーム(1ピクチャ)分のデータ
を記憶する領域に相当する。
【0009】同図に示す通り、フレームFL1〜6の期
間は垂直同期信号によって決まる。各フレーム期間は2
つのフィールド期間から構成され、フィールド信号は便
宜的にローで第一フィールド期間、ハイで第二フィール
ド期間を示す。
【0010】同図では、あるGOPについて、すでにI
2、B0、B1ピクチャの復号が終了した時点をFL1
の起点としている。従って以降の復号は図3の復号順序
通り、P5、B3、B4…とつづく。一方、表示はB0
ピクチャのみが終了した時点をFL1の起点とする。以
降、図3の再生順序通り、B1、I2…と進む。以下、
各フレーム期間における復号と表示を説明する。
【0011】(1)FL1 B1ピクチャが表示される。このため、フレーム終了ま
でB1ピクチャがバンク(仮にバンク1とする)に保持
されている。FL2で表示すべきI2ピクチャは別のバ
ンク(バンク0とする)に保持されたままである。一
方、表示とは別にP5ピクチャが復号されるため、この
復号データを格納すべく、さらに別のバンク(バンク2
とする)が割り当てられている。復号はマクロブロック
(1マクロブロックは横16画素×縦16ライン)単位
で行われ、この単位でメモリに格納される。なお、この
フレームではバンク3は空き領域(未使用)である。
【0012】(2)FL2 I2ピクチャが表示される。フレーム終了までI2ピク
チャがバンク0に保持されている。後に表示すべきP5
ピクチャはバンク2に保持されたままである。すでに表
示の済んだB1ピクチャのデータは不要であり、バンク
1が復号の対象であるB3ピクチャに割り当てられてい
る。このフレームでもバンク3は空き領域である。
【0013】(3)FL3 I2ピクチャの表示は済んだものの、これは現在復号中
のB4ピクチャのために参照しなければならず、バンク
0に保持されつづける。表示中のB3、後に表示される
P5ピクチャはバンクに残る。復号中のB4ピクチャは
マクロブロック単位でバンク3に格納されていく。この
ためにメモリには4つのバンクが必要となる。
【0014】以降、「表示したBピクチャは不要」「I
およびPピクチャはそれらに挟まれるBピクチャの復号
のために一定期間保持」の規則に従い、図4の遷移が得
られる。同図からわかるように、3フレーム期間ごと
(FL3、6、9…)に4バンクがすべて使用される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来一
般的なビデオ復号器8では、復号したピクチャを後のB
ピクチャを復号するまで、および当該ピクチャを実際に
表示するまで、それぞれ保持するために4バンクのメモ
リを必要とした。
【0016】メモリ内にこの4バンクを設けるために必
要な容量を説明する。NTSC方式の352画素×24
0ラインの画面では、1フレームのデータは約123.
8Kバイトである。4フレームでは495.2Kバイト
となる。MPEGではさらに、VBVバッファと呼ばれ
る40〜50Kバイトのテンポラリーバッファを準備す
ることが望ましいため、合計容量は540〜550Kバ
イト程度となる。これは4Mビットを超えるため、4M
ビットのDRAM1個では容量が不足する。一方、35
2画素×288ラインのPAL方式では1フレームのデ
ータが約148.5KBであり、やはり同様の問題が発
生する。
【0017】こうした状況下、従来のビデオ復号器8で
は、4MビットのDRAMの他に1MビットのDRAM
を併設するなどの方法によって容量をカバーしている。
装置の小型化、低価格化に対応するためには、当然なが
らこれを4MビットのDRAM1個で実現することが望
ましい。このとき、画質低下を招く仕様上の妥協、例え
ば上記従来の技術において、3フレームごとにメモリに
入りきらないBピクチャを捨て、ひとつ前に表示したピ
クチャを2回表示するなどの方法による解決は回避すべ
きである。
【0018】本出願人は上記課題に鑑み、先に特願平8
−11939号にて、画質低下の回避を前提条件としつ
つ、前記の例において3バンクのメモリを使用するため
の方法および装置を提案している。本発明では、提案中
の方法および装置のうち、特にメモリ制御に関する新た
な提案を行うことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の画像データ復号表示方法は、復号したフ
レームのデータをメモリに順次格納し、これを順次読み
出して表示する方法であり、フレームごとにその復号デ
ータを格納するためのメモリ領域を記述するマップの集
合をマップセットとして保持し、フレームを1枚表示し
終わるたびに、参照すべきマップを次に表示すべきフレ
ーム用のマップに切り替え、復号が表示よりも先に完了
している正常状態においては、切替後の新たなマップを
参照して表示対象データを読み出す一方、復号が表示の
ときに完了していない異常状態においては、参照すべき
マップを切替前のマップに戻してこれを参照し、現在表
示中のフレームの途中から前回表示したフレームの途中
に滑らかに移行してこれを表示する。ここで、フレーム
とは画像の表示単位であり、フィールドまたは国際符号
化標準MPEGにいうピクチャも含む概念である。
【0020】この構成において、まず、フレームごとに
その復号データを格納するメモリ領域が定められ、これ
がフレーム個別のマップとされる。このマップは複数存
在するため、これらを一組のマップセットとして保持す
る。つぎに、フレームを1枚表示し終わるたびに、参照
すべきマップを次に表示すべきフレーム用のマップに切
り替える。マップはフレームごとに決まるためである。
【0021】ここで、正常状態、すなわち復号が表示よ
りも先に完了しているときは、切替後の新たなマップを
参照して表示対象データを読み出す。現在、実際に表示
しようとしているフレームの復号データが、読出の際に
すでに準備されているためである。
【0022】一方、異常状態、すなわち復号が表示のと
きに完了していないときは、参照すべきマップを切替前
のマップに戻してこれを参照し、現在表示中のフレーム
の途中から前回表示したフレームの途中に滑らかに移行
してこれを表示する。つまり、前回表示したフレーム
(以下「前フレーム」ともいう)の復号データにより、
復号の間に合わなかったフレーム(以下「現フレーム」
ともいう)のデータを代用するものである。この際、マ
ップも前フレーム用のものに戻すことにより、読み出す
べき代用データの格納場所を正確に知ることができる。
その結果、表示対象のフレームを前フレームに切り替え
る際、画像を滑らかにつなぐことができる。「滑らか
に」とは、現フレームから前フレームに切り替える際、
現フレームとして表示の終了している個所を先頭に前フ
レームの表示を開始することにより、切替に伴う画像の
不連続を回避する状態をいう。例えば、現フレームで2
/3まで表示が済んでいるときに異常状態に突入した
ら、前フレームの2/3の個所から前フレームの表示を
開始する。
【0023】(2)一方、本発明の画像データ復号表示
装置は、復号したフレームのデータをメモリに順次格納
していく復号側メモリ制御部と、復号されたデータを表
示するために前記メモリからデータを順次読み出してい
く表示側メモリ制御部と、復号が表示よりも先に完了し
ている正常状態と、復号が表示のときに完了していない
異常状態を判定する判定部とを含み、前記復号側メモリ
制御部は、復号したデータをフレームごとにいずれのメ
モリ領域に格納していくかを記述するマップの集合であ
る復号側マップセットと、それらのマップのうち、現在
復号中のフレーム用のマップを選択する復号側マップ選
択部とを含み、前記表示側メモリ制御部は、復号側マッ
プセットに含まれる各マップと同じ規則でフレームとメ
モリ領域の対応関係を決めるマップの集合である表示側
マップセットと、それらのマップのうち、前記正常状態
のときは現在表示中のフレーム用のマップを選択する一
方、前記異常状態のときは前回表示したフレーム用のマ
ップを選択する表示側マップ選択部とを含む。
【0024】この構成によれば、復号側メモリ制御部に
よって復号されたデータがメモリに順次格納される。こ
のとき、復号側マップセットのうち、復号中のフレーム
用として選択されたマップに従い、データをフレームご
とに決められたメモリ領域に格納していく。一方、表示
側メモリ制御部は、表示のために復号データをメモリか
ら順次読み出す。表示の際、表示側マップセットの中か
らひとつのマップを参照する。
【0025】復号、表示動作とは別に、判定部は復号と
表示の関係が正常、異常いずれの状態にあるかを判定す
る。この判定結果は、表示側に影響を与える。すなわ
ち、表示側マップセットのうち、正常状態のときは現フ
レーム用のマップが選択され、一方、異常状態のときは
前フレーム用のマップが選択される。異常状態では、表
示すべきデータの復号が間に合わなかったため、これを
前フレームのデータで代用するための措置である。
【0026】(3)このとき本発明のある態様では、前
記復号側マップ選択部は、フレームを一枚復号するたび
にカウント値の進む一方向カウンタ回路であり、前記表
示側マップ選択部は、前記正常状態から異常状態に移行
するたびにカウント値が戻り、前記異常状態から正常状
態に復帰するたび、およびフレームを一枚表示するたび
にカウント値が進む双方向カウンタ回路であり、前記一
方向カウンタ回路から出力されるカウンタ値に従って、
前記復号側マップセットから復号の際に参照すべきマッ
プが選択され、前記双方向カウンタ回路から出力される
カウンタ値に従って、前記表示側マップセットから表示
の際に参照すべきマップが選択される。
【0027】この構成では、マップの選択がカウンタの
出力値によって行われる。(2)同様、正常、異常の判
定結果は復号側には直接影響しないため、復号側マップ
選択部として、フレームを一枚復号するたびにカウント
値の進む一方向カウンタ回路を採用する。一方、表示側
は異常状態のときに前フレームのマップに戻る必要があ
るため、表示側マップ選択部として双方向カウンタを採
用する。この双方向カウンタは、正常状態から異常状態
に移行するたびにカウント値が戻る。この動作により、
前フレームのマップを参照することができる。逆に、異
常状態から正常状態に復帰するたびにカウント値が進
む。正常状態に戻れば、現フレームのマップに従って現
フレームを表示すればよいため、前フレーム用のマップ
の参照を止めて、現フレーム用のマップに戻すためであ
る。また、これ以外にも、フレームを一枚表示するたび
にカウント値が進む。
【0028】(4)本発明の別の態様では、前記復号側
マップセットを複数設けてそのうちひとつのマップセッ
トを選択可能に構成し、前記表示側マップセットを複数
設けてそのうちひとつのマップセットを選択可能に構成
し、前記一方向カウンタ回路および双方向カウンタ回路
のカウント進数を切替可能に構成した上で、前記一方向
カウンタ回路のカウント進数を前記復号側マップセット
のうち選択されたマップセットに含まれるマップの数に
一致させ、前記双方向カウンタ回路のカウント進数を前
記表示側マップセットのうち選択されたマップセットに
含まれるマップの数に一致させる。
【0029】ここで、「カウント進数」とは、カウンタ
が初期状態に戻るカウント数をいい、カウント進数が1
0であれば、10進カウンタである。
【0030】この態様では、復号側、表示側ともに、マ
ップセットが複数存在するため、各マップセットに含ま
れるマップの数がいろいろな値をとりうる。そこで、選
択されているマップセットに含まれるマップの数にカウ
ント進数を合わせることにより、複数のマップセットか
らいずれのマップセットが選択されてもよい構成を実現
する。マップセットの選択自体は、装置の動作モード、
表示モードとなどの外部設定条件から決めればよい。
【0031】(5)本発明のさらに別の態様では、前記
復号側マップセットのうち選択されたマップ、および表
示側マップセットのうち選択されたマップによって生成
されたメモリアドレスに対し、外部設定条件に応じて再
変換を加える再変換マップを設け、この再変換マップ
は、復号側、表示側から与えられるアドレスに対して同
一の変換を行った上で、変換後のアドレスをメモリに与
える。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の画像データ復号表示装置
の実施形態を説明する。この装置から本発明の画像デー
タ復号表示方法の内容も明らかになる。ここではまず、
本出願人が特願平8−11939号にて提案中の方法お
よび装置(以下「前提技術」という)について説明し、
しかる後に本発明の実施形態を説明する。なお、前提技
術は実施形態の前提として説明するに過ぎず、本発明自
体の前提ではないことに留意すべきである。
【0033】前提技術 まず、前提技術の概要を述べる。
【0034】前提技術の画像データ復号方法は、符号化
された入力画像データを復号してこれを表示単位(フレ
ームや、MPEGでいうピクチャ)でメモリの各単位格
納領域(バンク)に格納し、この復号データを表示する
ために表示単位で読み出す方法である。前提技術の前提
は、途切れのない表示を実現するためにメモリ内に同時
に保持すべき表示単位の最大数よりもメモリ内に設ける
単位格納領域の数が少ないことにある。すなわち、上記
した従来技術の場合、前提技術はメモリ内に設ける単位
格納領域の数が3以下の場合に適用される。
【0035】前提技術では、画像データを復号した後、
空いている単位格納領域があれば復号データを一括して
(すなわち、表示の状況によって中断または待機するこ
となく)格納する。一方、空いている単位格納領域がな
ければ、いずれかの単位格納領域から表示のために復号
データの読出が開始されるまで待機し、該領域に対して
読出が行われたとき、読出に従って空いていく部分に順
次復号データを格納していく。このとき後述のごとく、
具体的には、表示のために読み出されたメモリ領域に対
して、16ライン分アドレスを遅らせて復号データを格
納していく。前提技術は、同一のメモリ領域を復号と表
示の両方に効率的に利用するものである。
【0036】つづいて、前提技術を詳細に説明する。
【0037】図5は前提技術に係る画像データ復号装置
の全体構成図である。同図により、まず復号処理を概説
する。前提技術では、復号データを格納するメモリとし
て1個の4MビットのDRAM20を用いるものとす
る。DRAM20は3つのバンクを持つ。
【0038】[構成]入力された符号化画像に対して逆
量子化処理、逆DCT処理をそれぞれ行う逆量子化部1
0、逆DCT部12、符号化画像のビットストリームの
シーケンス・ヘッダからピクチャの種類等を識別し、動
き補償とDRAM制御(後述)に必要なタイミング信号
およびピクチャ識別信号を提供するシーケンス管理部1
4、逆DCT部12の後段に置かれ、順方向および逆方
向予測に利用される動きベクトルをもとに動き補償を行
う動き補償部16、動き補償部16の指示に従ってDR
AM20に対するアドレス、RAS/CAS等を発生
し、復号データの書込および表示テータの読出を制御す
るDRAM制御部18を持つ。動き補償の結果DRAM
20に対するアクセスの内容とタイミングが判明する一
方、DRAM20から読み出されたデータを用いて動き
補償が行われるため、動き補償部16とDRAM制御部
18は回路構成上一体不可分の関係にある。
【0039】DRAMバス22は、DRAM20に対す
る書込データおよびDRAM20からの読出データを一
旦乗せるデータバスである。このバスにはビデオインタ
フェイス部24が接続され、バス上に読み出された表示
データを取り込み、ビデオ出力部26に送出する。ビデ
オ出力部26はビデオ信号Y(輝度)、Cb(ブルー色
差)、Cr(レッド色差)を図示しない表示装置に出力
する。前提技術の特徴は、Bピクチャの連続投入を判定
するシーケンス管理部14、および表示データの読出に
よって徐々に空いていく単位格納領域に順次復号データ
を格納していくDRAM制御部18にある。
【0040】図6はDRAM制御部18のうち、Bピク
チャが連続するとき復号のタイミングを制御する構成を
示す図である。同図中、「FIELD」は図4のフィー
ルド信号、「BB」はBピクチャが連続2枚以上投入さ
れたとき、2枚目のはじめから最後のBピクチャの終了
まで継続的にアクティブ(ハイ)になる信号、「VEN
D」は表示(ビデオ)データの読出完了タイミングを示
す信号、「VAD」および「DAD」はそれぞれ表示、
復号の対象となるメモリアドレスを示す信号、「DEC
16」は表示が完了したアドレスを16ライン遅れて後
追い的に復号する状態を実現すべき期間に出力される信
号である。16ラインだけ間をあけるのは、復号の単位
であるマクロブロックが16ラインで構成されることに
よる。DEC16は、復号の開始を遅らせるために、第
二フィールドでアクティブになる。これは、同一のバン
クに対して読出と格納を行うとき、先に読出をある程度
行うための措置である。前提技術では、読出の結果空い
ていく領域に格納を行うことによる。
【0041】前提技術では、DEC16が出力されてい
る間に16ラインの後追い復号状態が達成され、この信
号がネゲートされた後(すなわち、Bn+1 ピクチャ以
降)は、表示と復号がそれぞれフリーラン状態で進むも
のとする。このため、両者のアドレスの進行を「VPA
SSD」「DPASSV」信号で監視する。「VPAS
SD」は表示アドレスが進みすぎて復号アドレスを追い
越したとき、すなわち、表示したいデータがまだ復号さ
れていないという異常状態に突入したときアクティブに
なるパルス信号である。「DPASSV」はその逆で、
異常状態に入った後、復号側が再度表示側を追い抜いて
正常状態に復帰したときアクティブになるパルス信号で
ある。
【0042】同図中、フレーム信号処理部100はFI
ELD、BB、VENDを入力し、DEC16を出力す
る。アドレス監視部102は、DEC16の下降エッジ
をトリガとしてVADとDADの比較を開始し、異常状
態への突入と正常状態への復帰を監視する。監視の結果
は、今回提案するメモリ制御回路(後述)で参照され
る。
【0043】図7は、アドレス監視部102によってV
PASSD、DPASSVが出力される様子を説明する
図である。同図において、復号データの格納と表示デー
タの読出はともにメモリのバンク1に対して行われると
する。同図で、DADで示す矢印は復号アドレスの位
置、VADで示す矢印は表示アドレスの位置であり、こ
れらは上から下に移動していく。
【0044】同図(a)では、バンク1の先頭アドレス
からDADの位置まで、Bn+1 ピクチャに関して復号さ
れたデータが格納されている。一方、表示はVADの位
置に対して行われており、現在表示中のピクチャはBn
である。VADの位置が進むに従い、表示が完了したメ
モリ領域にBn+1 の復号データが順次格納されていく。
【0045】一方、同図(b)はなんらかの事情(例え
ば、音声と画像の出力タイミングの調整で画像側が待た
された場合など)で復号が停止し、表示アドレスがバン
ク1を一周して復号アドレスを追い越した状態が示され
ている。すなわち、VADの位置にあった表示アドレス
が復号停止中に進んでいき、Bn ピクチャの表示を終え
たあとバンク1の先頭アドレスに戻ってBn+1 ピクチャ
の表示を開始し、さらに進んでVAD’の位置に達して
いる。ここではもはや、表示したいBn+1 ピクチャの復
号データが存在しないため、異常状態に突入したものと
してVPASSDをパルス出力する。
【0046】他方、同図(c)は、停止していた復号が
再開され、表示アドレスを抜きかえした状態が示されて
いる。ここでは復号アドレスがDADからDAD’に進
んでいる。ここで復号と表示が本来の順序に戻るため、
DPASSV信号がパルス出力される。
【0047】[動作]符号化画像が入力されたとき、こ
の画像の種類がシーケンス管理部14で識別される。画
像がIピクチャなら、この復号は当該ピクチャのみの参
照で可能なため、通常の手順に従って逆量子化、逆DC
T、動き補償を経て復号が完了する。復号データはマク
ロブロック単位で次々にDRAM20の空きバンクに格
納されていく。IピクチャはGOPの最初に復号される
ため、DRAM20のバンクは空いており、復号データ
の格納には何等支障がない。入力画像がPピクチャの場
合も同様の処理となる。図4に示した通り、Pピクチャ
の復号時にもDRAM20のバンクは3で足りるためで
ある。
【0048】一方、入力画像がBピクチャのときは事情
が異なる。図4からわかるように、連続するBピクチャ
の2枚目が復号されるフレーム期間FL3、6では、本
来4バンクが必要である。図8は前提技術の装置による
復号および表示処理タイミングを示す図である。同図か
らわかるようにこの装置では、FL3、6において、バ
ンク1が2つのBピクチャによって共有されている(以
下FL3、6のようなフレーム表示期間を「共有期間」
という)。従来の装置ではもともと2フレーム分のデー
タを1つのバンクで保持することはできないが、本装置
では図6に示す構成により、これを実現する。これをタ
イミングチャートで説明する。
【0049】図9は図6の構成による後追い復号の様子
を示すタイミングチャート図である。同図には3つのB
ピクチャBn 〜Bn+2 が示されている。Bn 自身は連続
するBピクチャの2枚目で、Bn+1 、Bn+2 はそれぞれ
3、4枚目とする。同図中、「VLEADD」は表示ア
ドレスが復号アドレスに先行している異常状態の間アク
ティブ(ハイ)になる状態信号(ここでは説明のために
異常状態を多く描いている)で、基本的にVPASSD
でセット、DPASSVでリセットされる。ただし前提
技術では、フィールドのかわり目でVLEADDを自動
的にリセットする。これは表示データが再度初めから開
始するためである。
【0050】同図においてまず、Bn でBBがアクティ
ブになる。BBがアクティブになったFLでは復号の開
始が第二フィールドの開始まで遅延される。このため、
DEC16が第二フィールドからアクティブになる(a
点)。DEC16はVENDのネゲートとともにネゲー
トされる(b点)。なんらかの理由で復号が遅れ、表示
アドレスが一周して復号アドレスを追い越すとVLEA
DDがアクティブになる(c点)。VLEADDはフィ
ールドのかわり目でリセットされる(d点)。以降、フ
ィールドの変化点におけるリセットと、VPASSDお
よびDPASSVによるトグル動作によってVLEAD
Dが決まり、正常状態と異常状態が区別される。
【0051】以上が前提技術による共有期間実現の方法
である。ここで注意すべきは、Bピクチャの復号開始が
遅れるため、当該ピクチャの復号完了が次のFLにずれ
込み得ることである。しかしこの場合でも、つぎのFL
のためのピクチャの表示はフレームの先頭から順に行わ
れるため、先頭付近を表示している間に残りの復号処理
が完了し、通常問題は生じない。
【0052】実施形態1.つづいて、本発明の実施形態
1を説明する。前提技術では、共有期間において後のB
ピクチャの復号開始を第二フィールドの開始まで待たせ
た。Bピクチャの復号の完了がつぎのFLにずれ込んで
もよいことは前述の通りであるが、これにも当然限界が
ある。本実施形態では、3つのバンク領域以外の残余の
メモリ領域を利用することにより、共有期間でも第一フ
ィールドから復号を開始する装置を開示する。本実施形
態の第一の目的は、復号時間に余裕を与えることにあ
る。
【0053】本実施形態の第二の目的は、異常状態の処
理にある。前提技術によれば、複数のBピクチャが連続
的に投入されると、3枚目以降のBピクチャに対する復
号と表示をフリーランさせた。したがって、異常状態に
対する配慮が必要になる。本実施形態では、復号が遅れ
ている場合、前回表示したピクチャをもう一度表示す
る。ここで注意すべきは、本実施形態では上述のごとく
残余のメモリ領域も利用するため、前回表示したピクチ
ャを読み出すときにそのピクチャがいずれの領域に格納
されているかを正確に把握する必要がある。このために
本実施形態では、ピクチャごとにそれが格納されている
メモリ領域を示すマップをもっておき、このマップをも
とに前回表示したピクチャの読出を行う。
【0054】この処理の重要なポイントは、読出の対象
ピクチャが切り替わるとき、いままで表示していた画像
と不連続な画像を出してはならないことである。例え
ば、Bn+1 ピクチャの第m番のマクロブロックの表示中
に異常状態に突入すれば、この次にはBn ピクチャの第
(m+1)番のマクロブロックを読み出して表示すべき
である(ただし本実施形態では、表示ピクチャの切替個
所をマクロブロックではなく、後述のマクロブロックラ
インとしている)。
【0055】さらに本実施形態による配慮は、異常状態
から正常状態に復帰したときになされる。すなわち、異
常状態ではひとつ前のピクチャ用のマップが参照されて
いるが、正常状態に復帰した瞬間から、これを現在表示
すべき正しいピクチャ用のマップに切り替える必要があ
る。本実施形態では、マップの切替をカウンタで行い、
異常状態に入ったとき表示側のカウンタをデクリメント
してマップをひとつ前に戻し、正常状態に復帰したとき
このカウンタをインクリメントとして現在表示中のピク
チャ用のマップに復帰する。
【0056】[構成]図10は、本実施形態に係るDR
AM制御部18の内部構成図、図11は本実施形態にお
けるDRAM20の領域利用概念図、図12は1フレー
ムとマクロブロックライン(以下「MBL」と表記す
る)の関係を示す図である。
【0057】まず図11に示す通り、DRAM20はバ
ンク0〜2(それぞれ符号30〜32)およびVBVバ
ッファ34を持つが、本実施形態では、これらに加えて
復号データ用の副バッファ36を有する。副バッファと
して使用可能な最小領域に満たない領域は端数領域38
(未使用)として描かれている。ここでも、連続するB
ピクチャの復号データの格納と読出がバンク1に対して
行われると仮定すれば、本実施形態では、このバンク1
と副バッファ36を併せた領域全体に対して復号データ
の格納と読出が行われる。副バッファ36の分だけ、メ
モリ領域に余裕を持たせる趣旨である。
【0058】図12には、1フレームとMBLの関係が
示される。NTSC方式の場合、マクロブロックが横2
2個×縦15個集まって1フレームを構成するため、横
方向の22個のマクロブロックをひとまとりとしてこれ
をMBLと呼ぶことにする。このとき、1フレームはマ
クロブロックライン15個を積み重ねた形になる。同図
では、MBLを上からMBL0、1、…14とし、一例
としてMBL8を見やすく描いている。各MBLは、縦
16ライン、横16×22=352画素に相当する。図
11のバンク0〜2はそれぞれ15MBLから構成さ
れ、副バッファ36は、4MビットDRAMを使用する
とき、VBVバッファ34を差し引いて、通常の表示モ
ードで3MBL分程度は確保することができる。以降、
これを3MBLとする。
【0059】図10はDRAM制御部18の内部構成の
うち、DRAM20をアクセスするためのメモリアドレ
スの生成および出力に関する回路部分を示す。この構成
は大別して、復号データを格納するためにメモリアドレ
スを生成する復号側マップセット180およびアップ動
作のみを行う6進の一方向カウンタ182と、表示デー
タを読み出すためにメモリアドレスを生成する表示側マ
ップセット184およびアップダウン動作を行う6進の
双方向カウンタ186をもつ。両側で生成されたメモリ
アドレスは、DRAM20に対して実際にアクセスすべ
き主体(復号側または表示側)を示す選択信号D/V
(例えばハイのとき復号側によるアクセスを認め、ロー
のとき表示側によるアクセスを認める信号)によって制
御されるマルチプレクサ188により、一方が選択さ
れ、選択されたメモリアドレスがDRAM20へ与えら
れる。
【0060】復号側マップセット180は、6種類のピ
クチャ個別マップであるマップ0〜5をもつ。6種類と
いう数は、後述の図13に示すごとく、1ピクチャあた
り15個のMBLを、バンク1および副バッファ36で
形成される18個のMBL格納領域に順次敷き詰めてい
くとき、Bn+6 ピクチャのマップがBn ピクチャのそれ
に戻ることに由来する。すなわち、連続投入されるBピ
クチャの2枚目以降のピクチャをBn 、Bn+1 、…と書
けば、 ・ピクチャBn+6k はマップ0 ・ピクチャBn+6k+1 はマップ1 : ・ピクチャBn+6k+5 はマップ5 というように、有限数のマップを循環的に利用する。
【0061】一方向カウンタ182は、ピクチャごとに
1回出力されるピクチャ復号開始信号DECSTを受け
て出力値CNTDをインクリメントする6進カウンタで
あり、Bピクチャの2枚目以降、Bピクチャがつづく間
カウント動作を行う。それ以外のときはBB信号がイン
アクティブであり、この信号によってリセットされてい
る。ここでは、Bn ピクチャに対してCNTDが0とな
るよう、DECSTの出力タイミングを調整する。
【0062】一方、復号側マップセット180もその構
成は表示側マップセット184と同じである。双方向カ
ウンタ186もBB信号でリセット制御される点では一
方向カウンタ182と同じであるが、VPASSD信号
でダウン動作し、NXPIC信号でアップ動作する点で
異なる。VPASSD信号が出力されるのは、異常状態
に突入したときであるから、ひとつ前のピクチャを表示
するために、ひとつ前のマップを選ぶべく、ダウン動作
する。一方、NXPIC信号は、DPASSV信号およ
び1フレームごとに1回出力される信号(例えばFIE
LD信号)のオア条件で出力される信号である。すなわ
ち、DPASSVによって正常状態への復帰を認識し、
1だけデクリメントされていたカウント値CNTVをイ
ンクリメントして本来のマップの参照を可能とする。こ
の他に通常動作として、フレームをひとつ表示するごと
にマップを進めるために、オアが必要となる。
【0063】図10の構成からわかるように、正常状態
がつづく限り、復号側マップセット180と表示側マッ
プセット184は、細かいタイミングを無視すれば、常
に同じマップを参照することになる。一方、異常状態に
おいては、前者に対して後者の参照するマップがひとつ
古いマップになる。
【0064】図13は、Bn 〜Bn+5 の各ピクチャのM
BL0〜14が、DRAM20のバンク1および副バッ
ファ36のいずれのMBL領域に格納されるかを示す対
応図である。同図のxはバンク1に設けられた15個の
MBL格納領域を示し、0〜14の番号(仮に物理アド
レスと考える)が与えられている。副バッファ36に
は、つづきの15〜19の番号が物理アドレスとして与
えられる。これらをPMBL0〜19と表記する。
【0065】一方、yは復号されるピクチャを示す。各
ピクチャの下欄にある数字0〜14は当該ピクチャを構
成する15個のMBLの番号であり、これをLMBLと
表記する。Bi ピクチャのLNBLはLMBLi 0〜1
4で示される。各ピクチャ名称Bn 等から下一列にのび
る欄がそのピクチャ用のマップ(ピクチャ個別マップ)
に相当する。このマップは、CNTD、CNTVの値に
よって選択されるため、同図上部にはこの欄を設けて対
応を示している。
【0066】[動作]本実施形態の装置動作をメモリア
ドレス制御を中心に説明する。
【0067】まず最初にBn ピクチャの復号が行われ、
図13に示すごとく、このピクチャのLMBLn 0〜1
4がそのままPMBL0〜14に格納される。
【0068】つづいて、Bn+1 ピクチャの復号が開始さ
れる。前提技術では基本的に、Bピクチャの復号を一律
して第二フィールドまで復号を遅らせたが、本実施形態
では副バッファ36の空きを利用し、第一フィールドか
ら即座に復号を開始する。このため、本実施形態の第一
の目的である復号時間の余裕創出が可能となる。Bn+ 1
ピクチャの復号データの先頭3MBLに相当するLMB
n+1 0〜2は、副バッファ36のPMBL15〜17
に順次格納される。
【0069】一方、この格納の間にも、Bn ピクチャの
表示のための読出がバンク1から並行して行われる。P
MBL15〜17に対する格納が完了するまでに、LM
BLn 0の読出は完了するため、PMBL0にLMBL
n+1 3を上書きする(点a)。同様の上書きをつづけて
いき、Bn+1 ピクチャの復号データの格納を終える。
【0070】つぎにBn+2 ピクチャの復号に進む。同図
に示す通り、Bn+1 ピクチャによってPMBL11まで
が使用されているため、LMBLn+2 0はPMBL12
から格納する(点b)。以降同様に、PMBL0〜17
の空いているところから循環的に復号データを格納す
る。
【0071】ここで、異常状態が発生したときの処理を
考える。いま仮に、LMBLn+2 8の表示中(点c)に
VPASSDが発生したとする。このとき、つづいてL
MBLn+2 9(点d)のデータを表示したくても、その
データが存在しない。双方向カウンタ186のCNTV
はVPASSDでデクリメントされるため、表示側マッ
プセット184では、Bn+2 ピクチャ用のマップ2から
n+1 用のマップ1にマップが戻る。ここで、表示に間
に合わなかったLMBLn+2 9(点d)のかわりに、L
MBLn+1 9(点e)を読み出して表示する。これは通
常、隣接するピクチャ間で同一のMBL領域(ここでは
LMBL9)の画像どおしがデータ的に近いという経験
則に基づくものである。図13を見れば、LMBLn+1
9がDRAM20のPMBL6に格納されていことが判
明するため(点f)、PMBL2(点g)から3MBL
分スキップしたアドレスが表示側マップセット184か
ら出力される。このとき、マルチプレクサ188は、表
示側からくるメモリアドレスを選択しており、これがD
RAM20に与えられ、所望の画像が読み出される。本
実施形態では、復号されたデータがすでに格納されてい
るデータを上書きして格納されていくが、副バッファ3
6を設け、かつ上書きする側のデータのLMBL番号が
上書きされる側のデータのそれよりも小さい状態を維持
することにより、異常状態に入っても、直前のピクチャ
から代用画像を読み出すことができる。具体的には、図
13の点cで異常状態に入ったとき、LMBLn+2 9以
降のデータはまだ存在せず、したがってDRAM20の
PMBL3〜8(点dから下)はいまだに上書きされて
いない。この結果、LMBLn+1 9が残っているPMB
L6を読み出すことができる。
【0072】一方、異常状態から正常状態へ復帰した場
合は、DPASSV信号によって表示側のマップがイン
クリメントされ、本来のマップに戻るため、本来表示す
べきピクチャが正しく表示される。この場合も、表示の
対象であるピクチャが切り替わるとき、表示アドレスが
例えばPMBL9からPMBL7へ戻るようなスキップ
動作が発生する。このスキップ動作は、マップの切替に
よって自動的に行われるため、これ以外の制御を必要と
しない。DPASSVが出力されたとき以外でも、表示
すべきフィールドが切り替わるとき、表示側のマップが
インクリメントされる。本実施形態では、帰線期間中に
復号が表示に追いつくと想定するためである。ただし、
この際もアドレスの監視によって明示的にDPASSV
を出力してもよい。
【0073】以上が実施形態1の概要である。なお、本
実施形態によれば、例えばフリーズ表示(画像を止めて
出す表示)も可能となる。フリーズ表示中も表示アドレ
スは継続的に進んで行くが、このとき復号を停止する構
成とすればよい。復号が停止すれば、表示がメモリのバ
ンク一周するたびにVPASSDが1回出るが、NXP
ICも同様に1回出るため、結果的に表示側マップセッ
ト184で同じマップが選ばれ、フリーズ表示が実現す
る。これ以外の場合、例えば出力すべき音声と画像の同
期調整の際に画像側が待たされて復号が停止するような
場合でも、本実施形態は有効である。
【0074】実施形態2.実施形態1では、復号側、表
示側ともにマップセットを1組のみもったが、実施形態
2では複数組もつ装置を説明する。例えば、画像データ
復号表示装置がいろいろな表示モード(NTSC/PA
L、通常/高精細など)および画面サイズなど(以下
「表示モード等」という)をもつ場合、当然図11のメ
モリの領域利用状態が変化する。これが変化すれば、1
つのマップセットに含まれるべきマップの数も変わるは
ずだから、予め複数のマップセットを準備する必要があ
る。本実施形態では、表示モード等に応じて複数のマッ
プセットから必要なマップセットを選択するセレクタを
設ける。
【0075】一方、マップセット毎にマップの数が変化
すれば、カウンタも変更しなければならない。実施形態
1では6進カウンタを用いたが、例えば10個のマップ
を内蔵するマップセットが選ばれているときは、カウン
タを10進にする必要がある。本実施形態では、カウン
タ値も表示モード等に応じて切り替える。一般に、バン
ク1にとることのできるPMBL領域数をs、副バッフ
ァ36にとることのできるPMBL領域数をt、sとt
の最大公約数をuとすれば、マップは(s/u+1)個
もつ必要があり、そのマップセットが選ばれていると
き、カウンタは(s/u+1)進に設定する。
【0076】本実施形態ではさらに、表示モード等に従
って、より細かいアドレス変換を行うマップ(再変換マ
ップという)を設ける。すなわち、図10のマップセッ
トは、復号データの格納先をMBL単位で並べかえてい
るだけであり、その様子は単に前記sとtで決まる。い
いかえれば、マップセットはバンク1の大きさと副バッ
ファ36の大きさを考慮して、つねに最も高いメモリ利
用効率を実現するものであり、本来いうところのマッピ
ングの前処理に当たる。実際には、表示モード等に従っ
て種々の複雑なアドレス変換が必要であり、これを再変
換マップで提供する。例えば、NTSC方式の通常の画
面の場合と、同じNTSC方式のワイド画面の場合で
は、当然メモリ上のデータ構成が異なる。すなわち、マ
クロブロックラインに含まれるマクロブロックの配置を
表示モードごとに考慮する必要がある。マクロブロック
のなかにも、輝度用のYブロック、ブルー色差用のCb
ブロック、レッド色差用のCrブロックが存在するた
め、表示モードごとに最適配置は異なり、これを再変換
マップで実現するものである。
【0077】図14は、本実施形態のDRAM制御部1
8の内部構成図である。同図が図10と違う点は以下の
とおりである。
【0078】1.復号側マップセット180、表示側マ
ップセット184がそれぞれ2組づつあり、2組の復号
側マップセット180、表示側マップセット184から
所望のマップセットを外部設定(設定aとする)に応じ
て選択するセレクタ190、196が設けられている。
【0079】2.一方向カウンタ192、双方向カウン
タ198それぞれに、カウンタテーブルをもつ自動リロ
ードタイプのものが採用されている。カウンタテーブル
も前記セレクタと同じ設定aを参照する。設定aに従
い、必要な進数をカウンタテーブルから選択し、これを
カウンタにプリセットする(すなわち、カウントが一周
するたびにリロードする)。選択されるマップセットと
カウンタの進数は同じ設定aを参照するため、両者は一
体で設定される。
【0080】3.マルチプレクサ188の出力側に2組
の再変換マップ200と、それらから外部設定条件(設
定bとする)に従って一方を選択するセレクタ202が
設けられている。ここで再変換を受けたメモリアドレス
がDRAM20へ与えられる。
【0081】なお、マップセットも再変換マップも3組
以上設けてもよい。また、設定aと設定bは必ずしも同
じ内容である必要はない。例えば、マップセットを3
組、再変換マップを5組設けるような設計もありうる。
【0082】以上の構成によれば、表示モード等に応じ
て設定a、bを決めることにより、各種表示モードを同
一の装置で実現することができる。
【0083】
【発明の効果】本発明の画像データ復号表示方法によれ
ば、異常状態が発生したとき、参照すべきマップを前フ
レーム用のマップに戻すため、復号が表示に間に合わな
いときでも、前フレームを滑らかに表示することができ
る。
【0084】一方、本発明の画像データ復号表示装置に
よれば、上記効果を実現する装置を提供することができ
る。
【0085】マップの選択をカウンタ回路で行う場合、
復号側、表示側とも小さな回路規模で正常、異常の両状
態に対応することができる。
【0086】マップセットを複数もち、カウンタの進数
を各マップセットのマップ数に対応させる場合は、表示
モード等によらず副バッファを効率的に利用でき、復号
時間に余裕を作るとができる。
【0087】さらに再変換マップを設ける場合は、表示
モード等に応じてきめの細かいメモリマップ制御を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 MPEGによる画像符号化・復号の流れを示
す模式図である。
【図2】 MPEGのGOP(グループ・オブ・ピクチ
ャズ)の構成図である。
【図3】 MPEGにおける復号、再生の順序を示す図
である。
【図4】 従来一般的なビデオ復号器8の復号および表
示処理タイミングを示す図である。
【図5】 前提技術に係る画像データ復号装置の全体構
成図である。
【図6】 DRAM制御部18のうち、Bピクチャが連
続するとき復号のタイミングを制御する構成を示す図で
ある。
【図7】 アドレス監視部102によってVPASS
D、DPASSVが出力される様子を説明する図であ
る。
【図8】 前提技術の画像データ復号装置による復号お
よび表示処理タイミングを示す図である。
【図9】 図6の構成による後追い復号の様子を示すタ
イミングチャート図である。
【図10】 実施形態1に係るDRAM制御部18の内
部構成図である。
【図11】 実施形態1におけるDRAM20の領域利
用概念図である。
【図12】 1フレームとマクロブロックラインの関係
を示す図である。
【図13】 Bn 〜Bn+5 の各ピクチャのMBL0〜1
4が、DRAM20のバンク1および副バッファ36の
いずれのMBL領域に格納されるかを示す対応図であ
る。
【図14】 実施形態2のDRAM制御部18の内部構
成図である。
【符号の説明】 10 逆量子化部、12 逆DCT部、14 シーケン
ス管理部、16 動き補償部、18 DRAM制御部、
20 DRAM、22 DRAMバス、24ビデオイン
タフェイス部、26 ビデオ出力部、30 バンク0、
31 バンク1、32 バンク2、34 VBVバッフ
ァ、36 副バッファ、100 フレーム信号処理部、
102 アドレス監視部、180 復号側マップセッ
ト、182,192 一方向カウンタ、184 表示側
マップセット、186,198双方向カウンタ、188
マルチプレクサ、190,196,202 セレク
タ、200 再変換マップ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復号したフレームのデータをメモリに順
    次格納し、これを順次読み出して表示する方法におい
    て、 フレームごとにその復号データを格納するためのメモリ
    領域を記述するマップの集合をマップセットとして保持
    し、 フレームを1枚表示し終わるたびに、参照すべきマップ
    を次に表示すべきフレーム用のマップに切り替え、 復号が表示よりも先に完了している正常状態において
    は、切替後の新たなマップを参照して表示対象データを
    読み出す一方、 復号が表示のときに完了していない異常状態において
    は、参照すべきマップを切替前のマップに戻してこれを
    参照し、現在表示中のフレームの途中から前回表示した
    フレームの途中に滑らかに移行してこれを表示すること
    を特徴とする画像データ復号表示方法。
  2. 【請求項2】 復号したフレームのデータをメモリに順
    次格納していく復号側メモリ制御部と、 復号されたデータを表示するために前記メモリからデー
    タを順次読み出していく表示側メモリ制御部と、 復号が表示よりも先に完了している正常状態と、復号が
    表示のときに完了していない異常状態を判定する判定部
    とを含み、 前記復号側メモリ制御部は、 復号したデータをフレームごとにいずれのメモリ領域に
    格納していくかを記述するマップの集合である復号側マ
    ップセットと、 それらのマップのうち、現在復号中のフレーム用のマッ
    プを選択する復号側マップ選択部とを含み、 前記表示側メモリ制御部は、 復号側マップセットに含まれる各マップと同じ規則でフ
    レームとメモリ領域の対応関係を決めるマップの集合で
    ある表示側マップセットと、 それらのマップのうち、前記正常状態のときは現在表示
    中のフレーム用のマップを選択する一方、前記異常状態
    のときは前回表示したフレーム用のマップを選択する表
    示側マップ選択部とを含むことを特徴とする画像データ
    復号表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 前記復号側マップ選択部は、フレームを一枚復号するた
    びにカウント値の進む一方向カウンタ回路であり、 前記表示側マップ選択部は、前記正常状態から異常状態
    に移行するたびにカウント値が戻り、前記異常状態から
    正常状態に復帰するたび、およびフレームを一枚表示す
    るたびにカウント値が進む双方向カウンタ回路であり、 前記一方向カウンタ回路から出力されるカウンタ値に従
    って、前記復号側マップセットから復号の際に参照すべ
    きマップが選択され、 前記双方向カウンタ回路から出力されるカウンタ値に従
    って、前記表示側マップセットから表示の際に参照すべ
    きマップが選択されることを特徴とする画像データ復号
    表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、 前記復号側マップセットを複数設けてそのうちひとつの
    マップセットを選択可能に構成し、 前記表示側マップセットを複数設けてそのうちひとつの
    マップセットを選択可能に構成し、 前記一方向カウンタ回路および双方向カウンタ回路のカ
    ウント進数を切替可能に構成した上で、 前記一方向カウンタ回路のカウント進数を前記復号側マ
    ップセットのうち選択されたマップセットに含まれるマ
    ップの数に一致させ、 前記双方向カウンタ回路のカウント進数を前記表示側マ
    ップセットのうち選択されたマップセットに含まれるマ
    ップの数に一致させることを特徴とする画像データ復号
    表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4に記載の装置において、 前記復号側マップセットのうち選択されたマップ、およ
    び表示側マップセットのうち選択されたマップによって
    生成されたメモリアドレスに対し、外部設定条件に応じ
    て再変換を加える再変換マップを設け、 この再変換マップは、復号側、表示側から与えられるア
    ドレスに対して同一の変換を行った上で、変換後のアド
    レスをメモリに与えることを特徴とする画像データ復号
    表示装置。
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