JPH09107522A - 映像音声データ圧縮伸張処理装置 - Google Patents

映像音声データ圧縮伸張処理装置

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Publication number
JPH09107522A
JPH09107522A JP7263353A JP26335395A JPH09107522A JP H09107522 A JPH09107522 A JP H09107522A JP 7263353 A JP7263353 A JP 7263353A JP 26335395 A JP26335395 A JP 26335395A JP H09107522 A JPH09107522 A JP H09107522A
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JP
Japan
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audio
video
signal
compression
expansion
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Pending
Application number
JP7263353A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Tago
正明 田子
Ryoichi Kikuchi
亮一 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP7263353A priority Critical patent/JPH09107522A/ja
Publication of JPH09107522A publication Critical patent/JPH09107522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号とこれに対応付けられた音声信号と
が同期して正しく圧縮処理されていることを実時間で確
認できる映像音声データ圧縮伸張処理装置を提供する。 【解決手段】 各圧縮伸張処理を同期させる同期クロッ
ク信号6を発生する同期クロック信号発生手段11a
と、映像信号と音声信号の圧縮処理の開始を一致させる
音声圧縮開始信号7を発生する音声圧縮開始信号発生手
段12aと、映像信号と音声信号の圧縮伸張処理にかか
る時間差を補償するリングバッファ24と、伸張処理さ
れた映像信号と音声信号の映像表示と音声再生の開始を
一致させる音声出力開始信号9を発生する音声出力開始
信号発生手段32aとを設けた映像音声データ圧縮伸張
処理装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号と音声信
号を実時間で圧縮処理して記録すると共に実時間で伸張
処理して映像表示と音声再生を行う映像音声データ圧縮
伸張処理装置に係り、特に、映像信号とこれに対応付け
られた音声信号とが同期して正しく圧縮処理されている
ことを実時間で確認できるようにした映像音声データ圧
縮伸張処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像音声データ圧縮伸張処理装置
は、図2に示すように、映像取込/圧縮系10と、音声
取込/圧縮系20と、映像伸張/表示系30と、音声伸
張/再生系40と、圧縮処理された映像信号及び音声信
号を記録するHDD等の圧縮データ記録系50と、この
圧縮データ記録系50と映像取込/圧縮系10と音声取
込/圧縮系20と映像伸張/表示系30と音声伸張/再
生系40とを制御する中央処理装置(CPU)2と、を
有したものがある。図2の映像音声データ圧縮伸張処理
装置1では、更に、ユーザインタフェース3とメモリ4
とを有している。符号5は入出力バスである。
【0003】映像取込/圧縮系10は、映像信号を取り
込む映像取込手段11と、取り込まれた映像信号をフレ
ーム間の相関関係を利用して実時間で可変長圧縮処理す
る映像圧縮手段12と、FIFO13とを備えている。
音声取込/圧縮系20は、音声信号を取り込む音声取込
手段21と、取り込まれた音声信号を実時間で固定長圧
縮処理する音声圧縮手段22と、FIFO23とを備え
ている。
【0004】映像伸張/表示系30は、圧縮データ記録
系50からの可変長圧縮処理された映像信号を実時間で
伸張処理する映像伸張手段32と、伸張処理された映像
信号を映像表示する映像表示手段31と、FIFO33
とを備えている。音声伸張/再生系40は、圧縮データ
記録系50またはメモリ4からの固定長圧縮処理された
音声信号を実時間で伸張処理する音声伸張手段42と、
伸張処理された音声信号を音声再生する音声再生手段4
1と、FIFO43とを備えている。
【0005】この映像音声データ圧縮伸張処理装置1で
は、映像信号及び音声信号の圧縮伸張処理を行う映像取
込/圧縮系10、音声取込/圧縮系20、映像伸張/表
示系30、及び、音声伸張/再生系40が、別個に構成
されている。
【0006】映像取込手段11は、VTR等の再生装置
60から映像信号61を常時ラッチ等で取り込んでA/
D変換し、映像圧縮手段12へ出力する。音声取込手段
21は、VTR等の再生装置60から映像信号61に対
応付けられた音声信号62を常時ラッチ等で取り込んで
A/D変換し、音声圧縮手段22へ出力する。
【0007】映像圧縮手段12と音声圧縮手段22で
は、取り込まれてA/D変換された映像信号及び音声信
号について、任意の時点で即座に圧縮処理できる状態と
なる。
【0008】ユーザが映像信号と音声信号をモニタしな
がら、ユーザインタフェース3からスイッチ等で映像信
号と音声信号の圧縮処理の開始指令を行うと、A/D変
換された映像信号の可変長圧縮処理を映像圧縮手段12
が開始すると共に、A/D変換された音声信号の固定長
圧縮処理を音声圧縮手段22が開始する。
【0009】圧縮処理された映像信号は、FIFO13
を経由してHDD等の圧縮データ記録系50にデータ転
送され記録されると共に、この圧縮データ記録系50か
ら出力され、FIFO33を経由して映像伸張手段32
にデータ転送される。
【0010】圧縮処理された音声信号は、FIFO23
を経由してHDD等の圧縮データ記録系50にデータ転
送され記録されると共に、この圧縮データ記録系50か
ら出力され、FIFO43を経由して音声伸張手段42
にデータ転送される。または、圧縮処理された音声信号
は、FIFO23を経由して圧縮データ記録系50にデ
ータ転送され記録されると共にメモリ4にデータ転送さ
れ、このメモリ4でバッファ処理されて出力され、FI
FO43を経由して音声伸張手段42にデータ転送され
る。バッファ処理で映像圧縮手段12と音声圧縮手段2
2の圧縮処理の時間差等を補償するものである。
【0011】圧縮処理された映像信号が映像伸張手段3
2にデータ転送されると、映像伸張手段32は直ちに実
時間で伸張処理を行う。圧縮処理された音声信号が音声
伸張手段42にデータ転送されると、音声伸張手段42
は直ちに実時間で伸張処理を行う。
【0012】映像表示手段31は、映像伸張手段32か
らの伸張処理された映像信号を映像表示する。音声再生
手段41は、音声伸張手段42からの伸張処理された音
声信号を音声再生する。
【0013】この映像音声データ圧縮伸張処理装置1
で、映像信号61とこれに対応付けられた音声信号62
について、ユーザが任意のタイミングで圧縮処理の開始
指令を行った場合、映像信号61と音声信号62が同期
して正しく圧縮処理されていることをユーザが確認する
には、映像表示手段31で映像表示された映像と音声再
生手段41で音声再生された音声をチェックすることが
考えられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、HDD等に記
録して出力したり、メモリ4でバッファ処理したりする
と、圧縮処理された映像信号や音声信号を中央処理装置
(CPU)2またはDMA制御装置の制御によってデー
タ転送するため、システムの負荷が増大するという課題
がある。また、映像信号及び音声信号を圧縮処理した時
点から、伸張処理した映像信号及び音声信号を映像表示
及び音声再生する時点までの時間間隔が増大するという
課題がある。
【0015】一方、圧縮処理された映像信号や音声信号
からなる圧縮データの各単位を映像のフレーム時間ごと
にパッキングする等して、フレーム時間の情報を圧縮デ
ータの各単位に付加することで、映像信号及び音声信号
の圧縮伸張処理の同期を保つことができる。
【0016】しかし、映像信号をフレーム間の相関関係
を利用して圧縮処理する場合は、各フレームごとの圧縮
データ長が異なるため、パッキングに関連して多くの作
業用メモリを必要とするうえ、伸張処理の開始時によっ
て映像表示と音声再生の同期をとるため、映像表示がフ
レーム時間程度遅れる場合があるという課題がある。
【0017】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、第1の目的は、映像
信号とこれに対応付けられた音声信号とが同期して正し
く圧縮処理されていることを実時間で確認できる映像音
声データ圧縮伸張処理装置を作成することにある。
【0018】第2の目的は、圧縮処理された映像信号及
び音声信号を映像伸張手段及び音声伸張手段へデータ転
送する際における、中央処理装置(CPU)やDMA制
御装置の負荷を軽くすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る映像音声デ
ータ圧縮伸張処理装置では、映像信号を取り込む映像取
込手段と、取り込まれた映像信号をフレーム間の相関関
係を利用して実時間で可変長圧縮処理する映像圧縮手段
と、を備えた映像取込/圧縮系と、音声信号を取り込む
音声取込手段と、取り込まれた音声信号を実時間で固定
長圧縮処理する音声圧縮手段と、を備えた音声取込/圧
縮系と、映像圧縮手段からの可変長圧縮処理された映像
信号を実時間で伸張処理する映像伸張手段と、伸張処理
された映像信号を映像表示する映像表示手段と、を備え
た映像伸張/表示系と、音声圧縮手段からの固定長圧縮
処理された音声信号を実時間で伸張処理する音声伸張手
段と、伸張処理された音声信号を音声再生する音声再生
手段とを備えた音声伸張/再生系と、圧縮処理された映
像信号と圧縮処理された音声信号とを記録する圧縮デー
タ記録系と、この圧縮データ記録系と映像取込/圧縮系
と音声取込/圧縮系と映像伸張/表示系と音声伸張/再
生系とを制御する中央処理装置と、を有して構成される
映像音声データ圧縮伸張処理装置において、映像取込/
圧縮系と音声取込/圧縮系と映像伸張/表示系と音声伸
張/再生系の各圧縮伸張処理を同期させる同期クロック
信号を、映像信号の水平同期信号に基づいて発生する同
期クロック信号発生手段と、固定長圧縮処理を音声圧縮
手段に開始させる音声圧縮開始信号を、可変長圧縮処理
を映像圧縮手段が開始する際に発生する音声圧縮開始信
号発生手段と、音声圧縮手段と音声伸張手段との間に介
在して、映像信号と音声信号の圧縮伸張処理にかかる時
間差を補償するバッファと、伸張処理された音声信号を
音声伸張手段が音声再生手段へ出力することを開始させ
る音声出力開始信号を、伸張処理された映像信号を映像
伸張手段が映像表示手段へ出力開始する際に発生する音
声出力開始信号発生手段と、を設けたことを特徴とす
る。
【0020】本発明に係る映像音声データ圧縮伸張処理
装置は、映像圧縮手段からの可変長圧縮処理された映像
信号を実時間で伸張処理する映像伸張手段と、音声圧縮
手段からの固定長圧縮処理された音声信号を実時間で伸
張処理する音声伸張手段と、を備えたので、圧縮処理さ
れた映像信号及び音声信号をHDD等の圧縮データ記録
系やメモリを介さずに映像伸張手段及び音声伸張手段へ
データ転送することで、中央処理装置(CPU)やDM
A制御装置の負荷を軽くすることができる。
【0021】また、本発明に係る映像音声データ圧縮伸
張処理装置は、固定長圧縮処理を音声圧縮手段に開始さ
せる音声圧縮開始信号を、可変長圧縮処理を映像圧縮手
段が開始する際に発生する音声圧縮開始信号発生手段を
設けたので、映像信号とこれに対応付けられた音声信号
の圧縮処理を開始する頭合せを行うことができる。
【0022】更に、本発明に係る映像音声データ圧縮伸
張処理装置は、音声圧縮手段と音声伸張手段との間に介
在して、映像信号と音声信号の圧縮伸張処理にかかる時
間差を補償するバッファを設けたので、映像信号と音声
信号の圧縮伸張処理後に対応関係を正確に保ちつつ映像
表示と音声再生を行うことができる。
【0023】また、本発明に係る映像音声データ圧縮伸
張処理装置は、伸張処理された音声信号を音声伸張手段
が音声再生手段へ出力することを開始させる音声出力開
始信号を、伸張処理された映像信号を映像伸張手段が映
像表示手段へ出力開始する際に発生する音声出力開始信
号発生手段を設けたので、伸張処理された映像信号及び
音声信号の映像表示及び音声再生を開始する頭合せを行
うことができる。
【0024】更に、本発明に係る映像音声データ圧縮伸
張処理装置は、映像取込/圧縮系と音声取込/圧縮系と
映像伸張/表示系と音声伸張/再生系の各圧縮伸張処理
を同期させる同期クロック信号を、映像信号の水平同期
信号に基づいて発生する同期クロック信号発生手段を設
けたので、映像信号と音声信号の圧縮処理を開始する頭
合せを高精度で行うことができ、伸張処理された映像信
号及び音声信号の映像表示及び音声再生を開始する頭合
せを高精度で行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0026】本発明に係る映像音声データ圧縮伸張処理
装置1は、図1に示すように、映像取込/圧縮系10
と、音声取込/圧縮系20と、映像伸張/表示系30
と、音声伸張/再生系40と、圧縮処理された映像信号
及び音声信号を記録するHDD等の圧縮データ記録系5
0と、この圧縮データ記録系50と映像取込/圧縮系1
0と音声取込/圧縮系20と映像伸張/表示系30と音
声伸張/再生系40とを制御する中央処理装置(CP
U)2と、を有している。図1の映像音声データ圧縮伸
張処理装置1では、更に、ユーザインタフェース3とメ
モリ4とを有している。符号5は入出力バスである。
【0027】映像取込/圧縮系10は、映像信号を取り
込む映像取込手段11と、取り込まれた映像信号をフレ
ーム間の相関関係を利用して実時間で可変長圧縮処理す
る映像圧縮手段12と、FIFO13とを備えている。
音声取込/圧縮系20は、音声信号を取り込む音声取込
手段21と、取り込まれた音声信号を実時間で固定長圧
縮処理する音声圧縮手段22と、FIFO23とを備え
ている。
【0028】映像伸張/表示系30は、映像圧縮手段1
2からの可変長圧縮処理された映像信号を実時間で伸張
処理する映像伸張手段32と、伸張処理された映像信号
を映像表示するCRTやLCD等の映像表示手段31
と、FIFO33とを備えている。音声伸張/再生系4
0は、音声圧縮手段22からの固定長圧縮処理された音
声信号を実時間で伸張処理する音声伸張手段42と、伸
張処理された音声信号を音声再生するスピーカ等の音声
再生手段41と、FIFO43とを備えている。
【0029】この映像音声データ圧縮伸張処理装置1で
は、映像信号及び音声信号の圧縮伸張処理を行う映像取
込/圧縮系10、音声取込/圧縮系20、映像伸張/表
示系30、及び、音声伸張/再生系40が、別個に構成
されている。
【0030】映像取込手段11には、映像取込/圧縮系
10と音声取込/圧縮系20と映像伸張/表示系30と
音声伸張/再生系40の各圧縮伸張処理を同期させる同
期クロック信号6を、映像信号の水平同期信号に基づい
て発生する同期クロック信号発生手段11aが設けてあ
る。
【0031】また、映像圧縮手段12には、固定長圧縮
処理を音声圧縮手段22に開始させる音声圧縮開始信号
7を、可変長圧縮処理を映像圧縮手段12が開始する際
に発生する音声圧縮開始信号発生手段12aが設けてあ
る。
【0032】更に、音声圧縮手段22と音声伸張手段4
2との間に介在して、映像信号と音声信号の圧縮伸張処
理にかかる時間差を補償するリングバッファ24を設け
てある。
【0033】また、映像伸張手段32には、伸張処理さ
れた音声信号を音声伸張手段42が音声再生手段41へ
出力することを開始させる音声出力開始信号9を、伸張
処理された映像信号を映像伸張手段32が映像表示手段
31へ出力開始する際に発生する音声出力開始信号発生
手段32aが設けてある。
【0034】続いて、この映像音声データ圧縮伸張処理
装置1の動作について説明する。
【0035】始めに映像圧縮手段12、音声圧縮手段2
2、映像伸張手段32、及び、音声伸張手段42の初期
化を行い、映像信号と音声信号の圧縮伸張処理を開始で
きる状態とする。
【0036】映像取込手段11では、同期クロック信号
発生手段11aが映像信号61の水平同期信号を分離し
て同期クロック信号6を発生すると共に、音声取込/圧
縮系20と映像伸張/表示系30と音声伸張/再生系4
0に分配する。映像取込/圧縮系10にも分配してもよ
い。映像取込/圧縮系10と音声取込/圧縮系20と映
像伸張/表示系30と音声伸張/再生系40は、この同
期クロック信号6に同期して各圧縮伸張処理を行う構成
からなる。
【0037】映像取込手段11は、VTR等の再生装置
60から映像信号61を常時ラッチ等で取り込んでA/
D変換し、映像圧縮手段12に出力する。音声取込手段
21は、VTR等の再生装置60から映像信号61に対
応付けられた音声信号62を常時ラッチ等で取り込んで
A/D変換し、音声圧縮手段22に出力する。
【0038】映像圧縮手段12と音声圧縮手段22で
は、取り込まれてA/D変換された映像信号及び音声信
号を任意の時点で即座に圧縮処理できる状態となる。
【0039】ユーザが映像信号61とこれに対応付けら
れた音声信号62をモニタしながら、ユーザインタフェ
ース3からスイッチ等で映像信号61と音声信号62の
圧縮処理の開始指令を行うと、A/D変換された映像信
号の可変長圧縮処理を映像圧縮手段12が開始する際
に、映像圧縮手段12の音声圧縮開始信号発生手段12
aは音声圧縮開始信号7を発生する。この音声圧縮開始
信号7により、音声圧縮手段22はA/D変換された音
声信号の固定長圧縮処理を開始する。
【0040】このように音声圧縮開始信号発生手段12
aを設けたので、映像信号61と音声信号62の圧縮処
理を開始する頭合せを行うことができる。また、同期ク
ロック信号6により映像信号61と音声信号62の圧縮
処理を開始する頭合せを高精度に行うことができる。
【0041】映像圧縮手段12により圧縮処理された映
像信号は、FIFO13を経由してHDD等の圧縮デー
タ記録系50にデータ転送されると共に、データバス8
とFIFO33を経由して映像伸張手段32にデータ転
送される。音声圧縮手段22により圧縮処理された音声
信号は、FIFO23を経由してHDD等の圧縮データ
記録系50にデータ転送されると共に、リングバッファ
24を経由して音声伸張手段42にデータ転送される。
【0042】圧縮処理された映像信号及び音声信号をH
DD等の圧縮データ記録系50やメモリ4を介さずに映
像伸張手段32及び音声伸張手段42へデータ転送する
ので、中央処理装置(CPU)2やDMA制御装置の負
荷を軽くすることができる。
【0043】リングバッファ24のサイズは、例えば、
1フレームの映像信号とこれに対応付けられた音声信号
との圧縮伸張処理にかかる時間差に、音声信号の圧縮伸
張処理の固定ビットレートを掛けた値で構成する。この
時間差は、映像信号の圧縮データ長の変動を考慮した値
とする。映像取込/圧縮系10と音声取込/圧縮系20
と映像伸張/表示系30と音声伸張/再生系40の各圧
縮伸張処理は同期クロック信号6により同期して行われ
ると共に、音声圧縮手段22により固定長圧縮処理が行
われるので、映像信号と音声信号の圧縮伸張処理にかか
る時間差は、ある一定の値を正確に見込むことができ
る。
【0044】よって、リングバッファ24はある一定時
間をバッファ処理すればよいので少量のハードウェア
(またはソフトウェア)で無駄なく構成できる。このリ
ングバッファ24により、映像信号と音声信号の圧縮伸
張処理後に、対応関係を正確に保ちつつ映像表示及び音
声再生を行うことが可能になる。
【0045】圧縮処理された音声信号が音声伸張手段4
2にデータ転送されると、音声伸張手段42は伸張処理
の最小単位までは直ちに実時間で伸張処理を行う。この
伸張処理の最小単位は、例えば、MPEGオーディオで
は1152サンプルとする。音声伸張手段42は、伸張
処理された音声信号を音声再生手段41へ出力開始させ
る音声出力開始信号9による指示があるまでは、伸張処
理された音声信号を小規模なバッファに保持する。
【0046】圧縮処理された映像信号が映像伸張手段3
2にデータ転送されると、映像伸張手段32は直ちに実
時間で伸張処理を行うが、音声出力開始信号発生手段3
2aは伸張処理された映像信号を映像伸張手段32が映
像表示手段31へ出力開始する際に音声出力開始信号9
を発生する。
【0047】この音声出力開始信号9により、音声伸張
手段42は小規模なバッファに保持していた伸張処理さ
れた音声信号を音声再生手段41へ出力開始すると共
に、次々とデータ転送されてくる圧縮処理された音声信
号を伸張処理し、音声再生手段41へ出力する。
【0048】このように音声出力開始信号発生手段32
aを設けたので、音声出力開始信号9により伸張処理さ
れた映像信号及び音声信号の映像表示及び音声再生を開
始する頭合せを行うことができる。また、同期クロック
信号6により伸張処理された映像信号及び音声信号の映
像表示及び音声再生を開始する頭合せを高精度に行うこ
とができる。
【0049】映像表示手段31は、映像伸張手段32か
らの伸張処理された映像信号を映像表示する。音声再生
手段41は、音声伸張手段42からの伸張処理された音
声信号を音声再生する。
【0050】ユーザは、映像表示された映像と音声再生
された音声をチェックすることで、映像信号と音声信号
が同期して圧縮処理されていることを実時間で確認でき
ると共に、映像信号と音声信号が正しく圧縮処理されて
いることを実時間で確認できる。
【0051】なお、上記実施形態では、ハードウェア量
を少なくして実現できるためリングバッファ24を使用
しているが、ダブルバッファやFIFO等の他のバッフ
ァを使用してもよい。そして、本発明は上記実施形態の
他に種々の実施形態が考えられるが、それらはすべて本
発明に含まれるものである。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る映像音声データ圧縮伸張処
理装置は、上記のように音声圧縮開始信号発生手段を設
けたので、映像信号と音声信号の圧縮処理を開始する頭
合せを行うことができる。
【0053】また、本発明に係る映像音声データ圧縮伸
張処理装置は、上記のように映像信号と音声信号の圧縮
伸張処理にかかる時間差を補償するバッファを設けたの
で、少量のハードウェア等を付加することで、映像信号
とこれに対応付けられた音声信号の圧縮伸張処理後に、
対応関係を正確に保ちつつ映像表示と音声再生を行うこ
とができる。
【0054】更に、本発明に係る映像音声データ圧縮伸
張処理装置は、上記のように音声出力開始信号発生手段
を設けたので、伸張処理された映像信号及び音声信号の
映像表示及び音声再生を開始する頭合せを行うことがで
きる。
【0055】また、本発明に係る映像音声データ圧縮伸
張処理装置は、上記のように同期クロック信号発生手段
を設けたので、同期クロック信号により、映像信号と音
声信号の圧縮処理開始の頭合せを高精度で行ことがで
き、伸張処理された映像信号及び音声信号の映像表示及
び音声再生を開始する頭合せを高精度に行うことができ
る。
【0056】以上から、映像信号とこれに対応付けられ
た音声信号について、対応関係を高精度で保ちつつ圧縮
処理して記録できる共に、伸張処理された映像信号及び
音声信号について、対応関係を高精度で保ちつつ映像表
示と音声再生を行うことができる。
【0057】また、ユーザは、映像表示された映像と音
声再生された音声をチェックすることで、映像信号とこ
れに対応付けられた音声信号が同期して圧縮処理されて
いることを実時間で確認できると共に、映像信号と音声
信号が正しく圧縮処理されていることを実時間で確認で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像音声データ圧縮伸張処理装置のブ
ロック構成図
【図2】従来の映像音声データ圧縮伸張処理装置のブロ
ック構成図
【符号の説明】
1…映像音声データ圧縮伸張処理装置、2…中央処理装
置(CPU)、3…ユーザインタフェース、4…メモ
リ、5…入出力バス、6…同期クロック信号、7…音声
圧縮開始信号、8…データバス、9…音声出力開始信
号、10…映像取込/圧縮系、11…映像取込手段、1
1a…同期クロック信号発生手段、12…映像圧縮手
段、12a…音声圧縮開始信号発生手段、13、23、
33、43…FIFO、20…音声取込/圧縮系、21
…音声取込手段、22…音声圧縮手段、24…リングバ
ッファ、30…映像伸張/表示系、31…映像表示手
段、32…映像伸張手段、32a…音声出力開始信号発
生手段、40…音声伸張/再生系、41…音声再生手
段、42…音声伸張手段、50…圧縮データ記録系、6
0…再生装置、61…映像信号、62…音声信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を取り込む映像取込手段と、取
    り込まれた前記映像信号をフレーム間の相関関係を利用
    して実時間で可変長圧縮処理する映像圧縮手段と、を備
    えた映像取込/圧縮系と、 音声信号を取り込む音声取込手段と、取り込まれた前記
    音声信号を実時間で固定長圧縮処理する音声圧縮手段
    と、を備えた音声取込/圧縮系と、 前記映像圧縮手段からの可変長圧縮処理された前記映像
    信号を実時間で伸張処理する映像伸張手段と、伸張処理
    された前記映像信号を映像表示する映像表示手段と、を
    備えた映像伸張/表示系と、 前記音声圧縮手段からの固定長圧縮処理された前記音声
    信号を実時間で伸張処理する音声伸張手段と、伸張処理
    された前記音声信号を音声再生する音声再生手段とを備
    えた音声伸張/再生系と、 圧縮処理された前記映像信号と圧縮処理された前記音声
    信号とを記録する圧縮データ記録系と、 この圧縮データ記録系と前記映像取込/圧縮系と前記映
    像伸張/表示系と前記音声取込/圧縮系と前記音声伸張
    /再生系とを制御する中央処理装置と、を有して構成さ
    れる映像音声データ圧縮伸張処理装置において、 前記映像取込/圧縮系と前記映像伸張/表示系と前記音
    声取込/圧縮系と前記音声伸張/再生系の各圧縮伸張処
    理を同期させる同期クロック信号を、前記映像信号の水
    平同期信号に基づいて発生する同期クロック信号発生手
    段と、 固定長圧縮処理を前記音声圧縮手段に開始させる音声圧
    縮開始信号を、可変長圧縮処理を前記映像圧縮手段が開
    始する際に発生する音声圧縮開始信号発生手段と、 前記音声圧縮手段と前記音声伸張手段との間に介在し
    て、前記映像信号と前記音声信号の圧縮伸張処理にかか
    る時間差を補償するバッファと、 伸張処理された前記音声信号を前記音声伸張手段が前記
    音声再生手段へ出力することを開始させる音声出力開始
    信号を、伸張処理された前記映像信号を前記映像伸張手
    段が前記映像表示手段へ出力開始する際に発生する音声
    出力開始信号発生手段と、を設けたことを特徴とする映
    像音声データ圧縮伸張処理装置。
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