JP2001265412A - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/04—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
- G05B19/05—Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P80/15—On-site combined power, heat or cool generation or distribution, e.g. combined heat and power [CHP] supply
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
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Abstract
ることにより、ユーザプログラム実行所要時間の如何に
拘わらず、円滑なデータ中継を可能としたプログラマブ
ルコントローラを提供する。 【解決手段】ユーザプログラム実行処理とI/Oリフレ
ッシュ処理と周辺サービス処理とを同一のマイクロプロ
セッサにて実行するプログラマブルコントローラであっ
て、前記ユーザプログラム実行処理とI/Oリフレッシ
ュ処理とを、通常処理によりサイクリックに実行する通
常処理手段と、予め定められた周期で割込トリガを発生
する割込トリガ発生手段と、前記割込トリガが発生する
毎に前記通常処理手段におけるユーザプログラム実行処
理を中断し、前記周辺サービス処理を規定の分量だけ割
込処理により実行する割込処理手段とを具備する。
Description
ットワークにおけるデータ中継器を兼務するプログラマ
ブルコントローラに係り、特に、周辺サービス処理の定
時定量実行を保証することにより、例えば、ユーザプロ
グラム実行所要時間の如何に拘わらず、円滑なデータ中
継等を可能としたプログラマブルコントローラに関す
る。
器を兼務するプログラマブルコントローラにあっては、
上位コンピュータと他のプログラマブルコントローラ等
との間にあって、ユーザプログラム実行等の本来の仕事
を行いつつも、一方では、周辺サービス処理を実行する
ことにより、常に円滑なデータ転送を保証せねばならな
い。このデータ転送が滞ると、上位コンピュータにおけ
るアプリケーションの実行に支障を来す場合がある。
ションにおいては、一般に、各プログラマブルコントロ
ーラより一定量のデータを吸い上げる度に、決められた
処理を実行するようにプログラムが組まれており、ひと
たび吸い上げデータが不足すると、プログラムの実行が
先へ進まず、システム全体のデータ処理に悪影響を及ぼ
す。
般のプログラマブルコントローラにおける周辺サービス
処理の実行は、図12のフローチャートに示されるよう
に、ユーザプログラム実行処理並びにI/Oリフレッシ
ュ処理の完了を待って行われる。
フラグ更新等を含むイニシャル処理、ステップ1202
は、ユーザプログラムの実行モードであるか否かの判定
処理、ステップ1203は、実行モードでないときに行
われるその他の処理、ステップ1204は、ユーザプロ
グラム実行処理、ステップ1205は、I/Oリフレッ
シュ処理、ステップ1206は、周辺サービス処理に割
り当てられる一回分の実行時間Txを決定する処理、ス
テップ1207は、ステップ1206で決定された周辺
サービス処理の一回分の実行時間Txをタイマにセット
する処理、ステップ1208は、一回分の周辺サービス
処理の実行、ステップ1209は、一回分の周辺サービ
ス処理に割り当てられた実行時間Txの経過判定処理、
ステップ1210は、一回分の周辺サービス処理終了後
の後処理をそれぞれ示す。尚、Tx経過判定処理(12
09)はタイマ割込の有無をチェックする処理である。
ローラにおける周辺サービス処理は、ユーザプログラム
実行処理並びにI/Oリフレッシュ処理の完了後に規定
分量づつ細切れに行われるため、入出力情報の変化によ
りユーザプログラム実行所要時間が一時的に長引いた
り、あるいは、プログラムの改変などによりユーザプロ
グラム実行所要時間が長くなると、その分だけ周辺サー
ビス処理の実行周期が長くなる結果、データ転送処理等
(特殊I/O対応処理等も含む)に支障を来すという問
題点があった。
れたものであり、その目的とするところは、周辺サービ
ス処理の定時定量実行を保証することにより、例えば、
ユーザプログラム実行所要時間の如何に拘わらず、円滑
なデータ中継等を可能としたプログラマブルコントロー
ラを提供することにある。
サービス処理の実行周期及び/又はその一回分の実行割
当時間を任意に変更可能なプログラマブルコントローラ
を提供することにある。
ユーザプログラム実行処理、I/Oリフレッシュ処理、
周辺サービス処理を順次直列に実行する動作モードと、
周辺サービス処理を定時割込により独立の周期で実行す
る動作モードとを、適宜に切り替えて実行できるプログ
ラマブルコントローラを提供することにある。
下の明細書の記述並びに図面の内容等を参照することに
より、当業者であれば容易に理解されるであろう。
コントローラは、ユーザプログラム実行処理とI/Oリ
フレッシュ処理と周辺サービス処理とを同一のマイクロ
プロセッサにて実行するプログラマブルコントローラで
あることを前提としている。
ーラには、前記ユーザプログラム実行処理とI/Oリフ
レッシュ処理とを、通常処理によりサイクリックに実行
する通常処理手段と、予め定められた周期で割込トリガ
を発生する割込トリガ発生手段と、前記割込トリガが発
生する毎に前記通常処理手段におけるユーザプログラム
実行処理を中断し、前記周辺サービス処理を規定の分量
だけ割込処理により実行する割込処理手段とが具備され
ている。
グラマブルコントローラ本来の機能に必要なユーザプロ
グラム実行処理並びにI/Oリフレッシュ処理以外の処
理を意味する。具体的には、例えば、上位パソコンとの
データ通信、特殊I/OやリモートI/Oとの交信処
理、FAネットワークにおけるデータ中継処理等が挙げ
られる。
辺サービス処理を一括して実行するのではなく、何回か
に分けて実行することを意味している。何回に分けて実
行するかについては、規定された周辺サービス処理の一
回分の実行時間との関係で決定される。一連のサービス
処理の総量が多ければ、当然に、分割回数は多くなるで
あろう。
は、前回の周辺サービス処理の実行時間と所定のインタ
ーバル時間との和により規定される周期も含まれる。
実行所要時間の大小等に拘わらず、周辺サービス処理の
みを一定周期毎に定量実行することが保証される。すな
わち、同一のマイクロプロセッサにおいて、ユーザプロ
グラム実行処理と、I/Oリフレッシュ処理と、定時定
量の周辺サービス処理との実行が可能となるから、ユー
ザプログラム実行所要時間が何らかの理由で長大化した
としても、周辺サービス処理の実行周期が長大化するこ
とがなくなり、これにより円滑なデータ転送等が保証さ
れることとなる。
マブルコントローラには、割込トリガ発生手段による割
込トリガ発生周期を変更する手段及び/又は割込処理手
段による周辺サービス処理の実行時間を変更する手段と
が設けられる。
ログラミングコンソール等のプログラマブルコントロー
ラへの接続ツール等も含まれる。一般に、この種のプロ
グラマブルコントローラにおいては、専用のプログラミ
ングコンソール(パソコンのアプリケーションソフトで
構成する場合もある)を使用することにより、I/Oメ
モリやデータメモリ内のデータを設定したり、変更した
りすることが可能とされている。
て、周辺サービス処理の実行周期及び/又は実行時間を
調整可能となる。これにより、プログラマブルコントロ
ーラの適用状況に応じた適切な実行頻度で周辺サービス
処理を行うことができる。また、周辺サービス処理の実
行時間が長大化することにより他の実行処理に遅れが生
ずるといったような場合にあっても、周辺サービス処理
の実行時間を適切な値に変更することで、それらの遅れ
を解消することができる。
インターバル時間との和により周辺サービス処理の実行
周期を規定するような場合には、当該所定のインターバ
ルを『変更手段』によって変更することにより、間接的
に割込トリガ発生周期を変更可能とすることもできる。
ガ発生周期及び/又は割込手段による周辺サービス処理
の実行時間の変更手段は、ユーザプログラム中で使用可
能な専用の命令語により実現することもできる。
な専用の命令語』とあるのは、そのような命令語を新た
に定義することを意味している。この命令語の設計例と
しては、それが実行されることにより、上述の実行周期
データ並びに実行時間データが書き換えられたり、新た
に設定されたりする処理を行えるものを挙げることがで
きる。
の命令語を使用することにより、ユーザプログラムを介
して比較的容易に、周辺サービス処理の周期並びに実行
時間の変更を行うことが可能となる。加えて、これらの
命令語に実行条件を組み込むことで、ユーザプログラム
の実行状況(制御状況)に合わせて、それらの変更を自
動的に行わせることが可能となる。
っては、ユーザプログラム実行処理とI/Oリフレッシ
ュ処理と周辺サービス処理とを、通常処理によりサイク
リックに実行する第1のモードと、ユーザプログラム実
行処理とI/Oリフレッシュ処理については通常処理に
て実行する一方、前記周辺サービス処理については定時
割込処理にて一定周期毎に規定分量づつ実行する第2の
モードと、第1のモードと前記第2のモードとを切り替
えるための手段とを具備した構成とすることもできる。
ばプログラミングコンソール等で手動操作する場合と、
専用の命令語を使用したユーザプログラムを実行させて
行うものとの双方を含めることができる。
コントローラの使用状況に合わせて、適宜に第1のモー
ドと第2のモードとを、変更手段を介して切り替えるこ
とができる。すなわち、第2のモードとすれば、周辺サ
ービス処理の定時定量実行を行うことができ、上述のよ
うな種々の効果を得ることができる。また、第1のモー
ドとすれば、プログラマブルコントローラ本来の1サイ
クル毎に、通常通りの周辺サービス処理を実行すること
もできる。
コントローラのいくつかの好適な実施の一形態を添付図
面に従って詳細に説明する。
用例が図1に概略的に示されている。
けるプログラマブルコントローラへの適用例が示されて
いる。この例では、本発明の適用されたプログラマブル
コントローラaは、被制御装置cの制御を担うと共に、
下位プログラマブルコントローラPLC1,PLC2,
PLC3からそれぞれ送られてくるデータを取り入れ、
上位装置bに転送するデータ中継器としての役割を兼務
している。
ラマブルコントローラへの適用例が示されている。この
例では、本発明の適用されたプログラマブルコントロー
ラa´は、被制御装置cを制御すると共に、下位プログ
ラマブルコントローラPLC1,PLC2からそれぞれ
送られてくるデータに基づいて、特殊I/O装置dを制
御する役割を兼務している。
例えば、上述のようなデータ中継器やPID制御装置と
しての使用に特に好適とされるものである。尚、これら
の用途は一例であって、本発明のプログラマブルコント
ローラの用途をこれらの範囲に限定するものではない。
のシステム構成が図2のブロック図に示されている。同
図に示されるように、このプログラマブルコントローラ
は、CPUユニット1と、各種被制御機器のためのI/
Oユニット2と、PID制御等による特殊被制御機器の
ための特殊I/Oユニット3と、他のPLCや上位装置
との通信を担う通信ユニット4とを少なくとも具備して
いる。尚、符号5が付されているのはデータバスであ
り、符号6が付されているのは通信用シリアルバスであ
る。
セッサ(MPU)11と、ワークメモリ12と、I/O
メモリ13と、システムプログラムメモリ14と、ユー
ザプログラムメモリ15とを具備している。
11を主体として構成されており、システムプログラム
メモリ14に格納された各種のシステムプログラムを実
行することによりPLCとしての機能を実現するもので
ある。
所望する制御仕様に対応したユーザプログラムを記憶す
るメモリである。ワークメモリ12は、CPU1がプロ
グラムを実行するに際し、演算途中結果の記憶領域とし
て使用される。I/Oメモリ13は、I/Oユニット
2、特殊I/Oユニット3及び通信ユニット4から取り
込まれる入力データ並びにI/Oユニット2、特殊I/
Oユニット及び通信ユニット4へと送り出すための出力
データの格納領域として使用される。
辺サービス処理の定時割込のためのタイマTaと、当該
周辺サービス処理の実行時間を監視するためのタイマT
bが設けられている。
ように、IN領域とOUT領域の他、周辺サービス処理
の割込実行周期に相当する時間データT1と、当該周辺
サービス処理の実行時間に相当する時間データT2と、
後述する周辺サービス処理優先フラグFpとのためのメ
モリ領域が設けられている。
常時処理を示すフローチャートが図4に示されている。
ると、先ずシステムの動作に必要な各種フラグやレジス
タ等の初期設定が行われる(ステップ401)。次に、
RUN操作により制御される図示しない状態フラグの内
容に基づき、ユーザプログラム実行モードであるかが判
定され、実行モードでない場合には(ステップ402N
O)、実行モードに変化するまで各種の他の処理(ステ
ップ403)が実行される。
は(ステップ402YES)、ユーザプログラム実行
(ステップ404)とそれに追従するI/Oリフレッシ
ュ処理(ステップ405)とが通常通りに一体的に実行
される。これらの処理が完了すると、続くステップ40
6において周辺サービス優先フラグFpが“0”か
“1”かに基づき、第1モード(周辺サービス優先モー
ドOFF)か、第2モード(周辺サービス優先モードO
N)かの判定がなされる。
ビス優先モードがONのときにはFp=“1”とされ、
周辺サービス優先モードがOFFのときにはFp=
“0”とされる。すなわち、Fp=“1”が確認される
と(ステップ406YES)、周辺サービス優先モード
がONと判定され、第2のモードとなり、以降、周辺サ
ービス処理の定時割込が可能となる。その後、定時割込
が発生する毎に周辺サービス処理の実行へと移行される
が、割込がないときには、ステップ402〜ステップ4
06の処理がサイクリックに実行される。
サービス優先モードがOFFと判定され(ステップ40
6NO)、第1のモードとなり、通常処理としての周辺
サービス処理が実行される(ステップ407)。以降、
ステップ406においてFp=“1”が確認されるま
で、ステップ402〜ステップ407の処理がサイクリ
ックに実行されることとなる。
ユーザプログラム実行処理とI/Oリフレッシュ処理と
周辺サービス処理とが通常通りにサイクリックに実行さ
れ、第2のモードにある時には、ユーザプログラム実行
処理とI/Oリフレッシュ処理と定時割込による周辺サ
ービス処理とが実行される。
定並びに周辺サービス処理の割込実行周期と、当該周辺
サービス処理の実行時間との設定は、ユーザがプログラ
ム命令を介して適宜に設定乃至変更可能とされている。
すフローチャートが図5に示されている。設定は、通常
時処理における命令実行中(図4,ステップ404)に
行われる。
れ(ステップ501)、これがEND命令であれば命令
実行は終了となり(ステップ502YES)、これがE
ND命令でないときには(ステップ502NO)、ステ
ップ503に進む。
令と判定されると、設定処理実行条件を満たしているこ
とを前提として(ステップ504YES)、続くステッ
プ505において周辺サービス優先フラグFpに“1”
が記憶される。次いで、実行周期に相当する時間データ
T1並びに実行時間に相当する時間データT2が命令の
オペランドから読み出され、所定のI/Oメモリ領域に
記憶される(ステップ506)。これにより、周辺サー
ビス優先モードの設定が完了する。尚、ステップ501
において読み込まれた命令が優先モード設定命令であっ
ても、設定処理実行条件を満たしていない場合には、設
定は行われず終了する(ステップ504NO)。
(ステップ503NO)、ステップ507において優先
モードの解除命令であるか否かの判定がなされる。
テップ507YES)、解除処理実行条件を満たしてい
ることを前提として(ステップ508YES)、続くス
テップ509にて優先フラグFpに“0”が記憶され
る。これにより、周辺サービス優先モードの設定が解除
される。尚、ステップ501において読み込まれた命令
が優先モード解除命令であっても、解除実行条件を満た
していない場合には、優先モードの解除は行われず終了
する(ステップ508NO)。
の何れにも該当しない命令は(ステップ503NO,ス
テップ507NO)、ステップ510において、その他
の処理が行われることとなる。
ラマブルコントローラでは、設定モードや時間データT
1,T2並びにそれらの変更条件等を、ユーザが所定の
命令を介してプログラムに書き込むことにより、第1モ
ード(周辺サービス優先モードOFF)と第2モード
(周辺サービス優先モードON)との切り替え、各種時
間データの変更を、ユーザプログラムの実行状況に応じ
て、自動的に行うことを可能としている。
ントローラは、ユーザプログラムを介して、第1モード
と第2モードとの変更並びに時間データT1,T2の変
更を行う仕様としたが、例えば、プログラミングコンソ
ール等の接続ツールを介して、I/Oメモリ内のフラグ
Fpの書き換え、データT1,T2の書き換えを行うこ
とも可能である。
Fp=“1”が確認されると(図4中、ステップ406
YES)、マイクロプロセッサ11内のタイマTaに、
上述の周辺サービス処理の割込実行周期に相当する時間
データT1がセットされ、同時にタイマTaが起動され
る。
で、タイマTaのタイムアップにより割込トリガが発生
する毎に、図6に示されるタイムスライスによる周辺サ
ービス処理が繰り返し実行される(ステップ601)。
ラム実行処理中であれば、所定のメモリ内に、次回命令
実行のためのアドレスが待避される。周辺サービス処理
の実行終了後には、当該アドレスが呼び出され、必要と
あればプログラムカウンタの歩進等が行われた後、再び
ユーザプログラムの実行が開始される。
示すフローチャートが図7に示されている。
れると、先ず、I/Oメモリの所定の領域から周辺サー
ビス処理の実行時間に相当する時間データT2が呼び出
され、マイクロプロセッサ11内のタイマTbにセット
され、同時にタイマTbが起動される(ステップ70
1)。その後、ステップ703においてT2の経過が確
認されるまで、周辺サービス処理が継続的に実行される
(ステップ702,ステップ703NO)。
リガが発生されると、周辺サービス処理の実行は終了さ
れ(ステップ703YES)、次いで、各種の終了処理
(ステップ704)が行われる。
時間T2に基づいたタイムスライスによる周辺サービス
処理の実行を可能としている。
は、複数命令からなる特定のユーザプログラムに対し、
その実行中における周辺サービス処理の定時割込を禁止
するための手段が設けられている。割込禁止の設定及び
解除は図4のステップ404のユーザプログラム実行中
に行われる。
ーチャートが図8に示されている。
ログラムカウンタがユーザプログラムの先頭にセットさ
れる(ステップ801)。次いで、ユーザ命令が読み込
まれ(ステップ802)、これがEND命令であれば実
行終了とされるが(ステップ803YES)、END命
令でなければ(ステップ803NO)、続くステップ8
04へと進む。
であると判定されると(ステップ804YES)、マス
ク処理がなされ(ステップ805)、以降、割込マスク
解除命令が読み出されるまで、ユーザプログラム実行処
理中における周辺サービス処理の定時割り込みが禁止さ
れる。マスク処理終了後には、ステップ808の他の命
令実行処理が行われる。
804NO)、割込マスク解除命令が読み込まれた時に
は(ステップ806YES)、マスク解除処理がなさ
れ、周辺サービス処理の定時割り込みが可能となる。マ
スク解除処理終了後、または命令がマスク解除命令でな
い場合には(ステップ806NO)、ステップ808の
他の命令実行処理が行われる。
行処理が行われると、次いで、プログラムカウンタが歩
進され(ステップ809)、再び命令が読み込まれる
(ステップ802)。その後、ステップ803にてEN
D命令と確認されるまで、これらの処理がサイクリック
に行われる。
示されるように、命令を一括して処理する必要がある命
令群(アドレスn〜m)に対し、その先頭命令(アドレ
スn)の直前のアドレスn−1に割込マスク命令(IO
SP)を挿入するとともに、末尾命令(アドレスm)の
直後のアドレスm+1には、割込マスク解除命令(IO
RS)を挿入する。
m)に対する周辺サービス処理の定時割込が禁止される
から、タイマT1による割込トリガが発生した場合にあ
っても、この割込トリガは受け付けられることがなく、
当該命令群を中断することなく一括して実行することが
可能となる。
コントローラの周辺サービス割込処理の手順を、図10
のタイムチャートにまとめて示す。同図において、周辺
サービス処理の割込実行周期は時間データT1により規
定され、実行時間は時間データT2により規定される。
周辺サービス処理の定時割込が発生すると、ユーザプロ
グラム実行は一時的に中断されるが、割込マスク命令
(IOSP)並びにマスク解除命令(IORS)で挟ま
れた命令群の実行中には、周辺サービス処理は直ちには
実行されず、マスク解除処理終了後に続いて実行され
る。
行周期(T1)を、周辺サービス処理の開始時点から、
次回周辺サービス処理の開始時点までに相当する時間で
規定した場合を示しているが、図11に示されるよう
に、周辺サービス処理の実行周期を、実行時間(T2)
と、周辺サービス処理の終了時点から次回の周辺サービ
ス処理の開始時点までに相当するインターバル時間(T
3)との和で規定してもよい。その際の、実行周期変更
手段のためのプログラム構成は、当業者であれば容易に
理解されるであろう。
のプログラマブルコントローラによれば、定時割込によ
るタイムスライスの下での周辺サービス処理の実行(ス
テップ601)が可能となる。
に、FAシステム内のデータ中継器aや、PID制御装
置a´に本発明のプログラマブルコントローラを適用す
れば、円滑なデータ転送並びにPID制御が可能とな
る。尚、本実施例では、ビルディングブロックタイプの
プログラマブルコントローラを記載したが、CPUユニ
ットに、I/Oユニット、特殊ユニット、通信ユニット
等の一部又は全部が一体化されたプログラマブルコント
ローラに対しても本発明を適用可能である。
づいて(ステップ504又はステップ505)、周辺サ
ービスの実行周期T1,実行時間T2並びに優先モード
フラグFpの設定並びに変更ができるから、ユーザが所
定の命令語を用いて実行状況を設定すれば、それらの設
定乃至変更を自動的に行うことが可能となる。
FAネットワークシステムにおけるデータ中継機を兼務
するプログラマブルコントローラに本発明のプログラマ
ブルコントローラを用いれば、周辺サービス処理の定時
定量実行を保証することができるから、ユーザプログラ
ム実行所要時間の大小等に拘わらず、円滑なデータ中継
が可能となる。
る。
である。
トである。
ーチャートである。
ネラルフローチャートである。
細フローチャートである。
示すフローチャートである。
る。
(その1)である。
(その2)である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 ユーザプログラム実行処理とI/Oリフ
レッシュ処理と周辺サービス処理とを同一のマイクロプ
ロセッサにて実行するプログラマブルコントローラであ
って、 前記ユーザプログラム実行処理とI/Oリフレッシュ処
理とを、通常処理によりサイクリックに実行する通常処
理手段と、 予め定められた周期で割込トリガを発生する割込トリガ
発生手段と、 前記割込トリガが発生する毎に前記通常処理手段におけ
るユーザプログラム実行処理を中断し、前記周辺サービ
ス処理を規定の分量だけ割込処理により実行する割込処
理手段と、 を具備してなるプログラマブルコントローラ。 - 【請求項2】 割込トリガ発生手段による割込トリガ発
生周期を変更する手段を有する請求項1に記載のプログ
ラマブルコントローラ。 - 【請求項3】 割込処理手段による周辺サービス処理の
実行時間を変更する手段を有する請求項1に記載のプロ
グラマブルコントローラ。 - 【請求項4】 ユーザプログラム実行中に所定の割込マ
スク命令が読み出されるのに応答して外部からの割込を
禁止すると共に、割込マスク解除命令が読み出されるの
に応答して外部からの割込禁止を解除する手段を有する
請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。 - 【請求項5】 定められた周期が、前回の周辺サービス
処理の実行時間と所定のインターバル時間との和により
規定される請求項1に記載のプログラマブルコントロー
ラ。 - 【請求項6】 ユーザプログラム実行処理とI/Oリフ
レッシュ処理と周辺サービス処理とを同一のマイクロプ
ロセッサにて行うプログラマブルコントローラであっ
て、 前記ユーザプログラム実行処理とI/Oリフレッシュ処
理と周辺サービス処理とを、通常処理によりサイクリッ
クに実行する第1のモードと、 前記ユーザプログラム実行処理とI/Oリフレッシュ処
理については通常処理にて実行する一方、前記周辺サー
ビス処理については定時割込処理にて一定周期毎に規定
分量づつ実行する第2のモードと、 前記第1のモードと前記第2のモードとを切り替えるた
めの手段と、 を具備するプログラマブルコントローラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000073050A JP2001265412A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | プログラマブルコントローラ |
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US09/805,567 US6880029B2 (en) | 2000-03-15 | 2001-03-14 | Programmable controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000073050A JP2001265412A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | プログラマブルコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001265412A true JP2001265412A (ja) | 2001-09-28 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000073050A Pending JP2001265412A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (4)
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US (1) | US6880029B2 (ja) |
EP (1) | EP1134634B1 (ja) |
JP (1) | JP2001265412A (ja) |
AT (1) | ATE535848T1 (ja) |
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