JP2001261791A - エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板

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JP2001261791A
JP2001261791A JP2000081235A JP2000081235A JP2001261791A JP 2001261791 A JP2001261791 A JP 2001261791A JP 2000081235 A JP2000081235 A JP 2000081235A JP 2000081235 A JP2000081235 A JP 2000081235A JP 2001261791 A JP2001261791 A JP 2001261791A
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epoxy resin
resin composition
prepreg
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average molecular
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JP2000081235A
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Takehiro Ishida
武弘 石田
Kamio Yonemoto
神夫 米本
Mitsutoshi Kishino
光寿 岸野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有害な物質が生成しない積層板であって、低
誘電率であり、誘電正接が小さく、且つ難燃性を有する
積層板を製造できるエポキシ樹脂組成物、この樹脂組成
物を用いたプリプレグ、及びこのプリプレグを用いた積
層板を提供する。 【解決手段】 ポリフェニレンエーテル樹脂とフェノー
ル性化合物をラジカル反応開始剤の存在下で再分配反応
させて、数平均分子量が用いたポリフェニレンエーテル
樹脂の数平均分子量の10〜70%になるように反応さ
せた変性フェノール生成物と、エポキシ樹脂と、このエ
ポキシ樹脂の硬化剤とを含有するエポキシ樹脂組成物
が、さらに、特定のリン含有化合物をも含有しているこ
とを特徴とするエポキシ樹脂組成物。このエポキシ樹脂
組成物を用いたプリプレグ。このプリプレグを用いた積
層板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エポキシ樹脂組成
物、このエポキシ樹脂組成物を用いたプリプレグ及びこ
のプリプレグを用いた積層板に関し、例えば高周波領域
で使用されるプリント配線板の製造に用いられる積層板
及びプリプレグ並びにこのプリプレグの製造に用いられ
るエポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の用途のプリント配線板
の製造に用いられる積層板には、低誘電率であって、誘
電正接が小さいことが望まれており、このような用途
に、エポキシ樹脂及びポリフェニレンエーテル樹脂(以
下、PPEと記す。)を含有するエポキシ樹脂組成物を
用いた積層板が使用されている。
【0003】従来、このエポキシ樹脂及びPPEを含有
するエポキシ樹脂組成物を用いた積層板としては、エポ
キシ樹脂とPPEを単に配合したエポキシ樹脂組成物を
用いた、エポキシ樹脂とPPEの硬化物が化学的に独立
して存在する積層板や、エポキシ樹脂のエポキシ基とP
PEの末端水酸基とを反応させることにより、PPEと
エポキシ樹脂が架橋した硬化物よりなる積層板が検討さ
れている。
【0004】これらのうち前者の積層板は、アルカリや
クロロホルムに浸漬して耐アルカリ性試験や耐溶剤性試
験を行うと、エポキシ樹脂とPPEの結合が不十分なた
めに層間剥離が発生する場合があるという問題があり、
また、後者の積層板は、用いたPPEが高分子量の場
合、PPEの末端フェノール性水酸基とエポキシ樹脂の
エポキシ基との反応性が低く、硬化物中に架橋構造に関
与しない未反応のPPEが多量存在するため、層間接着
強度が低いという問題や、前者の積層板と同様に耐溶剤
性試験を行うと、前者の積層板と比較すると優れるが、
依然として層間剥離が発生する場合があるという問題が
あった。
【0005】そのため、高分子量のPPEとフェノール
性化合物を、過酸化物等のラジカル反応開始剤存在下で
反応させることにより、用いたPPEの数平均分子量よ
り低分子量の、PPEで変成した変成フェノール生成物
を製造し、その変成フェノール生成物とエポキシ樹脂を
配合したエポキシ樹脂組成物を用いて、耐溶剤性が優れ
た積層板を製造することが検討されている。この積層板
の場合、変成フェノール生成物のフェノール性水酸基と
エポキシ樹脂のエポキシ基との反応により、PPEが硬
化物中の架橋構造に取り込まれるため、耐溶剤性が優れ
ると考えられている。
【0006】そして、積層板に対しては難燃性が要求さ
れるため、この変成フェノール生成物とエポキシ樹脂を
含有するエポキシ樹脂組成物中に、臭素を主とするハロ
ゲン系化合物を含有させることが行われていて、例えば
ハロゲン化エポキシ樹脂を含有しているエポキシ樹脂組
成物が積層板用のエポキシ樹脂組成物として知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の変成フェノール
生成物とエポキシ樹脂を含有するエポキシ樹脂組成物中
に、難燃性を達成するためにハロゲン化エポキシ樹脂を
含有させたエポキシ樹脂組成物を用いて作製された積層
板は、それを燃焼した際に人体に悪影響を及ぼすハロゲ
ン化合物(例えばダイオキシン等)が生成するため、燃
焼時等に有害な物質が生成しないで、低誘電率であっ
て、誘電正接が小さく、且つ難燃性を有する積層板が製
造できるエポキシ樹脂組成物が望まれていた。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、燃焼時等に有害な物質が
生成しない積層板であって、低誘電率であり、誘電正接
が小さく、且つ難燃性を有する積層板を製造できる、変
成フェノール生成物とエポキシ樹脂を含有するエポキシ
樹脂組成物、このエポキシ樹脂組成物を用いたプリプレ
グ、及びこのプリプレグを用いた積層板を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明者らは、難燃性を付
与し、且つ積層板の特性を維持できる難燃性付与剤を各
種検討した結果、本発明に到ったものである。
【0010】請求項1に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、数平均分子量が10000〜30000のポリフェ
ニレンエーテル樹脂とフェノール性化合物をラジカル反
応開始剤の存在下で再分配反応させて、数平均分子量が
用いたポリフェニレンエーテル樹脂の数平均分子量の1
0〜70%になるように反応させた変性フェノール生成
物と、エポキシ樹脂と、このエポキシ樹脂の硬化剤とを
含有するエポキシ樹脂組成物が、さらに、下記式(1)
で表されるリン含有化合物〔式(1)中のRはフェノー
ル性水酸基を2個以上有する基を表す。〕をも含有して
いることを特徴とするエポキシ樹脂組成物である。
【0011】
【化4】
【0012】請求項2に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、式(1)中のRが下記式(2)で表される基である
ことを特徴とする請求項1記載のエポキシ樹脂組成物で
ある。
【0013】
【化5】
【0014】請求項3に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、式(1)中のRが下記式(3)で表される基である
ことを特徴とする請求項1記載のエポキシ樹脂組成物で
ある。
【0015】
【化6】
【0016】請求項4に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、変性フェノール生成物の数平均分子量が1000〜
3000であることを特徴とする請求項1〜請求項3の
何れかに記載のエポキシ樹脂組成物である。
【0017】請求項5に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、ラジカル反応開始剤が過酸化物であることを特徴と
する請求項1〜請求項4の何れかに記載のエポキシ樹脂
組成物である。
【0018】請求項6に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、ポリフェニレンエーテル樹脂とフェノール性化合物
をラジカル開始剤の存在下で再分配反応させて変性フェ
ノール生成物とする際に使用するフェノール性化合物
が、分子内に2個以上のフェノール性水酸基を有するフ
ェノール性化合物であることを特徴とする請求項1〜請
求項5の何れかに記載のエポキシ樹脂組成物である。
【0019】請求項7に係る発明のプリプレグは、請求
項1〜請求項6の何れかに記載のエポキシ樹脂組成物
を、基材に含浸・乾燥してなるプリプレグである。
【0020】請求項8に係る発明の積層板は、請求項7
記載のプリプレグに金属箔を重ね、加熱・加圧してなる
積層板である。
【0021】請求項1〜請求項6に記載のエポキシ樹脂
組成物は、難燃性付与剤として上記式(1)で表される
リン含有化合物を使用するので、燃焼時等に有害な物質
が生成しない積層板であって、低誘電率であり、誘電正
接が小さく、且つ難燃性を有する積層板を製造すること
ができるエポキシ樹脂組成物となる。また、請求項7に
係る発明のプリプレグは、請求項1〜請求項6の何れか
に記載のエポキシ樹脂組成物を用いるので、燃焼時等に
有害な物質が生成しない積層板であって、低誘電率であ
り、誘電正接が小さく、且つ難燃性を有する積層板を製
造できるプリプレグとなる。さらに、請求項8に係る発
明の積層板は、請求項7記載のプリプレグに金属箔を重
ねて製造されるので、燃焼時等に有害な物質が生成しな
い積層板であって、低誘電率であり、誘電正接が小さ
く、且つ難燃性を有する積層板となる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のエポキシ樹脂組成物は、
数平均分子量が10000〜30000のPPEとフェ
ノール性化合物をラジカル反応開始剤の存在下で再分配
反応させて、数平均分子量が用いたポリフェニレンエー
テル樹脂の数平均分子量の10〜70%になるように反
応させた変性フェノール生成物と、エポキシ樹脂と、こ
のエポキシ樹脂の硬化剤と、上記式(1)で表されるリ
ン含有化合物〔式(1)中のRはフェノール性水酸基を
2個以上有する基を表す。〕を少なくとも含有してい
る。
【0023】変性フェノール生成物の製造に用いられる
PPEは、別名ポリフェニレンオキサイド樹脂とも呼ば
れ、その一例としては、ポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレンオキサド)が挙げられる。
【0024】変成フェノール生成物の製造に用いられる
フェノール性化合物としては、例えば、ビスフェノール
A、ビスフェノールF、フェノールノボラック、クレゾ
ールノボラック等が挙げられる。なお、フェノール性水
酸基を分子内に2個以上有するフェノール類を用いると
好ましい。このフェノール類のフェノール性水酸基数の
上限は特に限定するものではないが、分子内に30個以
下のものが一般に用いられる。なお、フェノール性化合
物の量は、PPE100重量部に対して1〜20重量部
が適量である。
【0025】変成フェノール生成物の製造に用いられる
ラジカル反応開始剤としては、過酸化ベンゾイル、ジク
ミルパーオキサイド、t-ブチルクミルパーオキサイド、
ジ-t-ブチルパーオキサイド、2,5-ジメチル-2,5-
ジ-t-ブチルパーオキシへキシン-3、2,5-ジメチル
-2,5-ジ-t-ブチルパーオキシヘキサン、α,α’-
ビス(t-ブチルパーオキシ-m-イソプロピル)ベンゼ
ンなどの過酸化物があげられる。また過酸化物ではない
が、市販のラジカル反応開始剤である日本油脂株式会社
製の商品名「ビスクミル」(1分半減温度330℃)を
使用することもできる。なお、過酸化ベンゾイルを用い
ると、反応性が優れ好ましい。なお、ラジカル反応開始
剤の量は、PPE100重量部に対して1〜20重量部
が適量である。
【0026】そして変成フェノール生成物を製造する場
合には、有機溶媒中で、上記のPPEとフェノール性化
合物をラジカル反応開始剤の存在下で再分配反応させ
て、用いたPPEの数平均分子量より低分子量の変成フ
ェノール生成物を製造する。再分配反応の条件として
は、例えば、上記のPPEとフェノール性化合物とラジ
カル反応開始剤を撹拌しながら、80〜120℃で10
〜100分程度加熱して行う。なお、用いる有機溶媒と
しては、トルエン、ベンゼン、キシレン等の芳香族炭化
水素系溶媒が挙げられる。
【0027】ラジカル反応開始剤の存在下で数平均分子
量が10000〜30000のPPEとフェノール性化
合物を反応させると、先ずPPEがラジカル化されると
考えられ、直鎖が切断される再分配反応が進行してPP
Eが低分子量化し、この低分子量化したPPEでフェノ
ール性化合物が変成される。
【0028】そして得られる変成フェノール生成物の構
造は、低分子化したPPEの一方又は両方の末端部にフ
ェノール性化合物が結合して、PPEの一方又は両末端
にフェノール性水酸基を有する構造となると考えられ
る。そのため、この末端のフェノール性水酸基がエポキ
シ樹脂のエポキシ基と反応し、PPEとエポキシ樹脂が
強固に架橋すると考えられる。
【0029】なお、再分配反応して得られる変成フェノ
ール生成物の数平均分子量は、用いたPPEの数平均分
子量の10〜70%の数平均分子量であることが重要で
ある。70%を越える場合、エポキシ樹脂組成物の粘度
が高くなって、基材に含浸するときの含浸性が低下し、
得られるプリプレグの樹脂付着量がばらついたり、プリ
プレグ中にボイドが残存したりし、その結果得られ積層
板に電気特性のばらつきが発生する場合がある。また、
10%未満の場合、得られる積層板の機械的強度や耐熱
性が低下する場合がある。
【0030】変成フェノール生成物の数平均分子量が1
000〜3000の場合、得られるエポキシ樹脂組成物
を基材に含浸するときの含浸性が特に優れ好ましい。ま
た、得ようとする変成フェノール生成物の数平均分子量
の調整は、ラジカル反応開始剤の量を増やすと数平均分
子量が低下する傾向があるため、ラジカル反応開始剤の
量で調整すると調整しやすく好ましい。
【0031】エポキシ樹脂組成物に含有するエポキシ樹
脂は、分子内にエポキシ基を2個以上有するエポキシ樹
脂であればよく、例えばビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノール
S型エポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹脂、脂環
式エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂及びこれら
の樹脂をハロゲン化したエポキシ樹脂、トリフェニルメ
タン型エポキシ樹脂、テトラフェニルグリシジルエーテ
ルエタン(4官能性エポキシ樹脂)、各種のノボラック
型エポキシ樹脂等が挙げられ、2種類以上を併用しても
よい。なお、分子内にエポキシ基を1個有するエポキシ
樹脂を併用することもできる。
【0032】エポキシ樹脂組成物に含有するエポキシ樹
脂の硬化剤としては、例えばジシアンジアミド、脂肪族
ポリアミド等のアミド系硬化剤や、ジアミノジフェニル
メタン、メタフェニレンジアミン、アンモニア、トリエ
チルアミン、ジエチルアミン等のアミン系硬化剤や、ビ
スフェノールA、ビスフェノールF、フェノールノボラ
ック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、p-キシレン-ノ
ボラック樹脂等のフェノール系硬化剤や、酸無水物類等
が挙げられ、2種類以上を併用してもよい。
【0033】なお、エポキシ樹脂組成物には硬化反応を
促進するために、硬化促進剤の添加が現実的である。含
有することができる硬化促進剤としては、例えば、2-
メチルイミダゾール、2-エチル-4-メチルイミダゾー
ル、2-フェニルイミダゾール等のイミダゾール類、
1,8-ジアザ-ビシクロ(5.4.0)ウンデセン-
7、トリエチレンジアミン、ベンジルジメチルアミン等
の三級アミン類、トリブチルホスフィン、トリフェニル
ホスフィン等の有機ホスフィン類、テトラフェニルホス
ホニウムテトラフェニルボレート、トリフェニルホスフ
ィンテトラフェニルボレート等のテトラフェニルボロン
塩等が挙げられ、2種類以上を併用してもよい。
【0034】本発明のエポキシ樹脂組成物は、さらに、
上記式(1)で表されるリン含有化合物〔式(1)中の
Rはフェノール性水酸基を2個以上有する基を表す。〕
を必須成分として含有している。式(1)で表されるリ
ン含有化合物は、フェノール性水酸基を2個以上有する
基Rを有していて、このRがエポキシ樹脂組成物中のエ
ポキシ樹脂と反応することができるため、本発明のエポ
キシ樹脂組成物を用いて得られる積層板は耐熱性が良好
な積層板となる。式(1)で表されるリン含有化合物の
エポキシ樹脂組成物中での含有割合については、特に限
定するものではないが、変性フェノール生成物と、エポ
キシ樹脂と、このエポキシ樹脂の硬化剤と、効果促進剤
との合計量100重量部に対して、15〜90重量部の
範囲内であることが好ましい。15重量部未満であると
難燃性付与が不充分となり、90重量部を超えると、得
られる積層板の吸水性が高くなり、その結果、吸湿後耐
熱性が低下する傾向にあるからである。
【0035】そして、式(1)中のRは具体的には、式
(2)又は式(3)で表される基のものが例示できる。
【0036】本発明のエポキシ樹脂組成物には、必要に
応じて無機充填材や、溶剤等を含有することができる。
含有することができる無機充填材としては、シリカ粉
体、ガラス繊維、タルク等が挙げられ、2種類以上を併
用してもよい。また、含有することができる溶剤として
は、トルエン、キシレン、ベンゼン、ケトン、アルコー
ル類等の有機系溶媒が挙げられる。
【0037】上記のようにして得られたエポキシ樹脂組
成物を、基材に含浸乾燥して本発明のプリプレグは製造
する。エポキシ樹脂組成物を、基材に含浸乾燥する方法
としては特に限定するものではなく、例えばエポキシ樹
脂組成物中に基材を浸漬して含浸させた後、加熱して溶
剤の除去や、エポキシ樹脂組成物を半硬化させてプリプ
レグを製造する。基材に含浸する樹脂量は特に限定しな
いが、乾燥後の樹脂含有量が、プリプレグの重量に対し
て30〜70重量%となるように含浸すると、特に電気
特性が優れた積層板が得られ好ましい。
【0038】なお、含浸時にエポキシ樹脂組成物を25
〜35℃に保つと、基材への含浸性を安定させることが
でき、積層板の特性を良好にすることができる。また、
エポキシ樹脂組成物を含浸後、乾燥するに当たっては、
80〜180℃の温度が好ましい。この乾燥が不十分で
あると、プリプレグ表面部分のみの乾燥に止まり、溶剤
が内部に残留する為にプリプレグの表面と内部との間で
樹脂の濃度差に起因する歪が生じ、プリプレグ表面に微
細なクラックが発生する場合がある。また、過度の乾燥
を行うと、プリプレグ表面では乾燥過程で急激な粘度変
化が起こるためにプリプレグ表面に筋むらや樹脂垂れが
発生し、金属箔とプリプレグとの密着性にばらつきが生
じ、その結果金属箔の引き剥がし強さや誘電特性等にば
らつきが発生する場合がある。
【0039】エポキシ樹脂組成物を含浸する基材として
は、ガラスクロス、アラミドクロス、ポリエステルクロ
ス、ガラス不織布、アラミド不織布、ポリエステル不織
布、パルプ紙、リンター紙等が挙げられる。なお、ガラ
スクロスを用いると、機械強度が優れた積層板が得られ
好ましい。なお、基材の厚みとしては0.04〜0.3
mmのものが一般的に使用される。
【0040】上記のようにして得られたプリプレグの所
定枚数と金属箔を重ねて被圧体とし、この被圧体を加熱
・加圧して本発明の積層板は製造する。金属箔として
は、銅箔、アルミニウム箔等が使用され、厚みとして
は、0.012〜0.070mm程度のものが一般的に
使用される。なお、銅箔を用いると、電気特性が優れた
積層板が得られ好ましい。
【0041】PPEで変成した変成フェノール生成物と
エポキシ樹脂とエポキシ樹脂の硬化剤の架橋反応は、主
としてエポキシ樹脂の硬化剤の反応温度に依存するた
め、エポキシ樹脂の硬化剤の種類に応じて加熱温度、加
熱時間を選ぶとよい。また加圧は、得られる積層板中に
気泡が残留しない程度の圧力に適宜調整して加圧する。
なお一般には、温度150〜300℃、圧力1〜6MP
a、時間10〜120分程度の条件で加熱・加圧する。
【0042】このようにして得られた積層板は、エポキ
シ樹脂及びPPEの特性が損なわれないため、誘電特性
等の高周波特性や、はんだ耐熱性、オーブン耐熱性、接
着強度等が優れる積層板となる。特に、難燃性付与剤と
して式(1)で表されるリン含有化合物を使用している
ので、難燃性及びオーブン耐熱性が優れ、低誘電率であ
って、且つ、誘電正接が小さい積層板となると共に、燃
焼時等に有害な物質が生成しない積層板となる。
【0043】なお、本発明のエポキシ樹脂組成物の使用
形態は、基材に含浸乾燥してプリプレグを製造する形態
に限るものではなく、たとえばキャスティング法により
基材を含まないシートを作成し、このシートをプリプレ
グに代用することもできる。このキャステング法による
方法は、例えばポリエステルフィルム、ポリイミドフィ
ルムなどの、エポキシ樹脂組成物が含有する溶媒に不溶
のシートに、エポキシ樹脂組成物を5〜700μmの厚
みに塗布し、乾燥した後シートを剥離して製造したり、
エポキシ樹脂組成物を熱溶融して押出成形により製造す
る。シートに塗布して製造する方法の場合、押出成形の
方法と比較すると比較的低温でより容易にシー卜を作る
ことができ好ましい。なお、エポキシ樹脂組成物を塗布
するシートは、離型剤で表面処理したシートを用いると
剥離が容易になるため生産性が優れ好ましい。
【0044】
【実施例】(変成フェノール生成物の調製)数平均分子
量10000又は数平均分子量20000のPPE〔共
に日本G.E.プラスチック株式会社製〕を100重量
部、フェノール性化合物としてビスフェノールAを表1
に示す各重量部、反応開始剤として過酸化ベンゾイルを
表1に示す各重量部、溶剤としてトルエンを100重量
部の割合で配合し、90℃で60分間攪拌しながら再分
配反応させて、表1に示す(A)〜(F)の液状の変成
フェノール生成物を得た。この変成フェノール生成物を
ゲル浸透クロマトグラフ〔カラム構成:東ソー株式会社
製、SuperHM-M(1本)+SuperHM-H
(1本)〕にて分子量分布を測定し、数平均分子量を求
めた。表1中の分子量比率(%)は、用いたPPEの数
平均分子量に対する、得られた変性フェノール生成物の
数平均分子量の百分率を示している。
【0045】
【表1】
【0046】(実施例1〜5、比較例1〜4)上記で得
た液状の変成フェノール生成物(A)〜(F)と、下記
5種類のエポキシ樹脂と、下記の2種類の式(1)で表
されるリン含有化合物と、エポキシ樹脂の硬化剤として
ジアミノジフェニルメタンと、硬化促進剤として2-エ
チル-4-メチルイミダゾールと、溶剤としてトルエンと
を表2及び表3に示す割合(単位:重量部)でセパラブ
ルフラスコに入れ、室温で30分間攪拌して空冷を行い
25℃のエポキシ樹脂組成物を得た。なお、表2、表3
中の変成フェノール生成物の配合重量は固形分としての
重量を表す。
【0047】用いたエポキシ樹脂としては、エポキシ樹
脂アとして、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂である
日本化薬株式会社製の商品名「EPPN501H」(エ
ポキシ当量164)を使用し、エポキシ樹脂イとして、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂である東都化成株式会
社製の商品名「YD−115」(エポキシ当量190)
を使用し、エポキシ樹脂ウとして、ビスフェノールA型
エポキシ樹脂である東都化成株式会社製の商品名「YD
−134」(エポキシ当量250)を使用し、エポキシ
樹脂エとして、ブロモ化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂である東都化成株式会社製の商品名「YDB−40
0」(エポキシ当量400)を使用し、エポキシ樹脂オ
として、ブロモ化ビスフェノールA型エポキシ樹脂であ
る東都化成株式会社製の商品名「YDB−500」(エ
ポキシ当量500)を使用した。
【0048】また、式(1)で表されるリン含有化合物
としては、リン含有化合物aとして、下記式(a)で表
される化合物を、リン含有化合物bとして、下記式
(b)で表される化合物をそれぞれ使用した。
【0049】
【化7】
【0050】
【化8】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】次いで、得られたエポキシ樹脂組成物を室
温で24時間保管した後、厚み0.1mmのガラスクロ
ス〔旭シュエーベル株式会社製の商品名「2116
L」〕に含浸し、140℃で4分間乾燥して樹脂含有率
65重量%のプリプレグを得た。
【0054】得られたプリプレグの両面に18μmの銅
箔〔日鉱グールドフォイル株式会社製の商品名「JT
C」〕を配置して被圧体とし、温度190℃、圧力2M
Paの条件で100分加熱・加圧して両面に銅箔が接着
された積層板を得た。
【0055】(評価、結果)得られたプリプレグの樹脂
含浸性及び積層板の誘電率、誘電正接、オーブン耐熱
性、難燃性について評価し、その結果を表2及び表3に
示した。なお、表2及び表3でのエポキシ樹脂組成物中
のハロゲン元素含有率(重量%)は、エポキシ樹脂組成
物中の全固形分に対するハロゲン元素含有率を示してい
る。
【0056】また、プリプレグの樹脂含浸性は、プリプ
レグに残存するボイドの個数を観察し、得られた個数に
よって評価した。表2及び表3における○、△、×の内
容は次のとおりである。100mm×100mmのサイ
ズのプリプレグ中に残存するボイドの個数が、○は10
個未満、△は10個以上〜50個未満、×は50個以上
であることを示している。
【0057】また、誘電率及び誘電正接の測定は、MI
L規格に基づき測定し、オーブン耐熱性は試験片(大き
さ50×50mm)を所定温度のオーブン中で1時間処
理した後、取り出し、その外観を目視で観察して、フク
レ等の異常が生じない最高温度を表中に記載した。ま
た、難燃性の試験方法はUL規格に基づいて試験片の作
成及び試験を行い、合格した難燃性レベルと平均消化消
炎時間を表2、表3に示した。
【0058】表2、表3に示した結果で明らかなように
本発明の実施例1〜5は比較例1〜4に比べて、得られ
たプリプレグの樹脂含浸性は良好であり、また、得られ
た積層板は、燃焼時等に有害な物質が生成しない積層板
であって、オーブン耐熱性、誘電率、誘電正接及び難燃
性全てについてバランスよく優れれていることが確認さ
れた。一方、比較例1は難燃性が悪く、比較例2はハロ
ゲン元素の含有率が20重量%と高く、比較例3はプリ
プレグの樹脂含浸性が悪く、比較例4はオーブン耐熱性
が悪いという結果であった。
【0059】
【発明の効果】請求項1から請求項6に係る発明のエポ
キシ樹脂組成物を用いると、燃焼時等にハロゲン化合物
等の有害な物質が生成しない積層板であって、低誘電率
であり、誘電正接が小さく、且つ優れた難燃性を有する
積層板を製造することができる。また、請求項1から請
求項6に係る発明のエポキシ樹脂組成物を用いると、樹
脂含浸性が良好なプリプレグを製造することができる。
【0060】請求項4に係る発明のエポキシ樹脂組成物
を用いると、上記の効果に加えて、さらに樹脂含浸性が
良好なプリプレグを製造することができる。
【0061】請求項7に係る発明のプリプレグを用いる
と、燃焼時等にハロゲン化合物等の有害な物質が生成し
ない積層板であって、低誘電率であり、誘電正接が小さ
く、且つ優れた難燃性を有する積層板を製造することが
できる。
【0062】請求項8に係る発明の積層板は、燃焼時等
にハロゲン化合物等の有害な物質が生成しない積層板で
あって、低誘電率であり、誘電正接が小さく、且つ優れ
た難燃性を有する積層板となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 71/12 C08L 71/12 H05K 1/03 610 H05K 1/03 610L // H05K 3/00 3/00 R (72)発明者 岸野 光寿 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4F072 AA04 AA07 AB09 AB30 AD23 AD27 AD28 AE01 AE07 AF16 AG03 AH22 AJ04 AK05 AK14 AL13 4J002 CC043 CC053 CD021 CD051 CD061 CD071 CD121 CE003 CH072 CL003 EJ036 EL136 EN026 EN027 EN076 ER026 ET006 EU117 EU137 EW138 EW147 EY017 FD138 FD143 FD146 FD157 GF00 GQ00 4J005 AA26 BD00 4J036 AB02 AB03 AD07 AD08 AD09 AD20 AF06 AJ08 DB06 DB15 DC03 DC04 DC05 DC31 DC41 DC46 DD07 FB06 FB08 FB12 FB13 GA06 JA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量が10000〜30000
    のポリフェニレンエーテル樹脂とフェノール性化合物を
    ラジカル反応開始剤の存在下で再分配反応させて、数平
    均分子量が用いたポリフェニレンエーテル樹脂の数平均
    分子量の10〜70%になるように反応させた変性フェ
    ノール生成物と、エポキシ樹脂と、このエポキシ樹脂の
    硬化剤とを含有するエポキシ樹脂組成物が、さらに、下
    記式(1)で表されるリン含有化合物〔式(1)中のR
    はフェノール性水酸基を2個以上有する基を表す。〕を
    も含有していることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。 【化1】
  2. 【請求項2】 前記式(1)中のRが下記式(2)で表
    される基であることを特徴とする請求項1記載のエポキ
    シ樹脂組成物。 【化2】
  3. 【請求項3】 前記式(1)中のRが下記式(3)で表
    される基であることを特徴とする請求項1記載のエポキ
    シ樹脂組成物。 【化3】
  4. 【請求項4】 変性フェノール生成物の数平均分子量が
    1000〜3000であることを特徴とする請求項1〜
    請求項3の何れかに記載のエポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 ラジカル反応開始剤が過酸化物であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のエ
    ポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 ポリフェニレンエーテル樹脂とフェノー
    ル性化合物をラジカル開始剤の存在下で再分配反応させ
    て変性フェノール生成物とする際に使用するフェノール
    性化合物が、分子内に2個以上のフェノール性水酸基を
    有するフェノール性化合物であることを特徴とする請求
    項1〜請求項5の何れかに記載のエポキシ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6の何れかに記載のエ
    ポキシ樹脂組成物を、基材に含浸・乾燥してなるプリプ
    レグ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプリプレグに金属箔を重
    ね、加熱・加圧してなる積層板。
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