JP2001278957A - エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板

Info

Publication number
JP2001278957A
JP2001278957A JP2000092875A JP2000092875A JP2001278957A JP 2001278957 A JP2001278957 A JP 2001278957A JP 2000092875 A JP2000092875 A JP 2000092875A JP 2000092875 A JP2000092875 A JP 2000092875A JP 2001278957 A JP2001278957 A JP 2001278957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
resin composition
prepreg
weight
laminate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000092875A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Kishino
光寿 岸野
Kamio Yonemoto
神夫 米本
Takehiro Ishida
武弘 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000092875A priority Critical patent/JP2001278957A/ja
Publication of JP2001278957A publication Critical patent/JP2001278957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 黒色系着色剤を含有するエポキシ樹脂組成物
を調製する際に、黒色系着色剤が飛散することがなく、
容易に黒色系着色剤を均一に分散させることができるエ
ポキシ樹脂組成物、このエポキシ樹脂組成物を用いたプ
リプレグ、及びこのプリプレグを用いた積層板を提供す
る。 【解決手段】 ポリフェニレンエーテル樹脂とフェノー
ル性化合物をラジカル反応開始剤の存在下で再分配反応
させて得た変性フェノール生成物と、エポキシ樹脂と、
このエポキシ樹脂の硬化剤を含有してなるエポキシ樹脂
組成物であって、さらに、熱可塑性樹脂を有機溶媒に溶
解した樹脂液にカーボンブラックを分散してなる液状物
を含有していることを特徴としているエポキシ樹脂組成
物。このエポキシ樹脂組成物を用いたプリプレグ、及び
このプリプレグを用いた積層板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エポキシ樹脂組成
物、このエポキシ樹脂組成物を用いたプリプレグ及びこ
のプリプレグを用いた積層板に関し、例えば高周波領域
で使用されるプリント配線板の製造に用いられる積層板
及びプリプレグ並びにこのプリプレグの製造に用いられ
るエポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信などに用いられるXバンド(8
〜12GHz)領域、いわゆる超高周波領域で使用する
プリント配線板の製造に用いられる積層板には、広い高
周波領域、広い温度範囲及び広い湿度範囲で、誘電率及
び誘電正接がいずれも一定で、且つ、好ましくは誘電正
接が小さいことが望まれており、このような用途に、エ
ポキシ樹脂及びポリフェニレンエーテル樹脂(以下、P
PEと記す。)を含有するエポキシ樹脂組成物を用いた
積層板が使用されている。
【0003】従来、このエポキシ樹脂及びPPEを含有
するエポキシ樹脂組成物を用いた積層板としては、エポ
キシ樹脂とPPEを単に配合したエポキシ樹脂組成物を
用いた、エポキシ樹脂とPPEの硬化物が化学的に独立
して存在する積層板や、エポキシ樹脂のエポキシ基とP
PEの末端水酸基とを反応させることにより、PPEと
エポキシ樹脂が架橋した硬化物よりなる積層板が検討さ
れている。
【0004】これらのうち前者の積層板は、アルカリや
クロロホルムに浸漬して耐アルカリ性試験や耐溶剤性試
験を行うと、エポキシ樹脂とPPEの結合が不十分なた
めに層間剥離が発生する場合があるという問題があり、
また、後者の積層板は、用いたPPEが高分子量の場
合、PPEの末端フェノール性水酸基とエポキシ樹脂の
エポキシ基との反応性が低く、硬化物中に架橋構造に関
与しない未反応のPPEが多量存在するため、層間接着
強度が低いという問題や、前者の積層板と同様に耐溶剤
性試験を行うと、前者の積層板と比較すると優れるが、
依然として層間剥離が発生する場合があるという問題が
あった。
【0005】そのため、高分子量のPPEとフェノール
性化合物を、過酸化物等のラジカル反応開始剤存在下で
反応させることにより、用いたPPEの数平均分子量よ
り低分子量の、PPEで変成した変成フェノール生成物
を製造し、その変成フェノール生成物とエポキシ樹脂を
配合したエポキシ樹脂組成物を用いて、耐溶剤性が優れ
た積層板を製造することが検討されている。この積層板
の場合、変成フェノール生成物のフェノール性水酸基と
エポキシ樹脂のエポキシ基との反応により、PPEが硬
化物中の架橋構造に取り込まれるため、耐溶剤性が優れ
ると考えられている。
【0006】そして、この変成フェノール生成物とエポ
キシ樹脂を含有するエポキシ樹脂組成物を用いて得られ
る積層板について、その色調が黒色であることや、UV
(紫外線)透過率が小さいことが求められる場合があ
る。すなわち、銅張積層板を用いてプリント配線板を製
造する際に、積層板の色調が黒色であると、銅パターン
形成後のパターン検査が容易になるという利点があるの
で黒色化することが求められる場合がある。また、両面
にソルダーレジストパターンを形成するのに、両面同時
露光法を採用した場合、露光時にフォトレジストを透過
した紫外線が、さらに積層板内を透過し、互いに反対面
のフォトレジストをも露光してしまい、正常なソルダー
レジストパターンが形成されないという、いわゆる裏焼
けに対する改善策のために、UV(紫外線)透過率が小
さい積層板が求められる場合がある。
【0007】このような、要求に対応するのに、従来は
黒色系着色剤として、カーボンブラックの粉末を、変成
フェノール生成物とエポキシ樹脂を含有するエポキシ樹
脂組成物中に添加することが検討されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
黒色系着色剤として、カーボンブラックの粉末を、変成
フェノール生成物とエポキシ樹脂を含有するエポキシ樹
脂組成物中に添加する方法では、次のような問題があ
り、改善の余地があった。
【0009】第1の問題は、カーボンブラックの粉末は
極めて微細な粉末であるため、取り扱う際に周囲に飛散
して、作業場の環境を損ねたり、あるいは黒色化しない
製品に対して黒色異物として混入してしまうという問題
があった。
【0010】第2の問題は、エポキシ樹脂組成物中に添
加したカーボンブラックの粉末を、エポキシ樹脂組成物
中に均一に分散することが不充分な場合に、得られる積
層板の電気絶縁性が損なわれる危険性があるという問題
があった。
【0011】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、変成フェノール生成物と
エポキシ樹脂と黒色系着色剤を含有するエポキシ樹脂組
成物を調製する際に、黒色系着色剤が周囲に飛散するこ
とが少なく、また、容易にエポキシ樹脂組成物中に黒色
系着色剤を均一に分散させることができるエポキシ樹脂
組成物、このエポキシ樹脂組成物を用いたプリプレグ、
及びこのプリプレグを用いた積層板を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のエ
ポキシ樹脂組成物は、数平均分子量が10000〜30
000のポリフェニレンエーテル樹脂とフェノール性化
合物をラジカル反応開始剤の存在下で再分配反応させて
得た変性フェノール生成物と、エポキシ樹脂と、このエ
ポキシ樹脂の硬化剤を含有してなるエポキシ樹脂組成物
であって、さらに、熱可塑性樹脂を有機溶媒に溶解した
樹脂液にカーボンブラックを分散してなる液状物を含有
していることを特徴としている。
【0013】請求項2に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、変性フェノール生成物の数平均分子量が1000〜
3000である請求項1記載のエポキシ樹脂組成物であ
る。
【0014】請求項3に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、上記のカーボンブラックを分散してなる液状物が、
熱可塑性樹脂100重量部に対し、カーボンブラックを
1〜50重量部含有している液状物である請求項1又は
請求項2記載のエポキシ樹脂組成物である。
【0015】請求項4に係る発明のエポキシ樹脂組成物
は、エポキシ樹脂組成物中におけるカーボンブラックの
含有割合が、変性フェノール生成物と、エポキシ樹脂
と、このエポキシ樹脂の硬化剤の合計量100重量部に
対し、0.5〜5重量部である請求項1から請求項3ま
での何れかに記載のエポキシ樹脂組成物である。
【0016】請求項5に係る発明のプリプレグは、請求
項1から請求項4までの何れかに記載のエポキシ樹脂組
成物を、基材に含浸・乾燥してなるプリプレグである。
【0017】請求項6に係る発明の積層板は、請求項5
記載のプリプレグに金属箔を重ね、加熱・加圧してなる
積層板である。
【0018】請求項1から請求項4に係る発明のエポキ
シ樹脂組成物では、熱可塑性樹脂を有機溶媒に溶解した
樹脂液にカーボンブラックを分散してなる液状物を、黒
色系着色剤を分散している素材として使用するので、エ
ポキシ樹脂組成物を調製する際に、粉末の黒色系着色剤
が周囲に飛散することがなく、また、容易にエポキシ樹
脂組成物中に黒色系着色剤を均一に分散させることが可
能となる。
【0019】また、請求項5に係る発明のプリプレグは
請求項1から請求項4までの何れかに記載のエポキシ樹
脂組成物を使用するので、このプリプレグを用いるとカ
ーボンブラックが均一に分散しているエポキシ樹脂組成
物の硬化物で形成される積層板を製造できるので、安定
した電気絶縁性を有する、黒色の積層板であって、UV
(紫外線)透過率が小さい積層板を得ることが可能とな
る。
【0020】また、請求項6に係る積層板は、請求項5
に記載のプリプレグを用いるので、カーボンブラックが
均一に分散しているエポキシ樹脂組成物の硬化物で形成
される積層板となるので、安定した電気絶縁性を有す
る、黒色の積層板であって、UV(紫外線)透過率が小
さい積層板となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係るエポキシ樹脂組成物
は、数平均分子量が10000〜30000のPPEと
フェノール性化合物をラジカル反応開始剤の存在下で再
分配反応させて得た変性フェノール生成物と、エポキシ
樹脂と、このエポキシ樹脂の硬化剤と、熱可塑性樹脂を
有機溶媒に溶解した樹脂液にカーボンブラックを分散し
てなる液状物とを少なくとも含有している。
【0022】変性フェノール生成物の製造に用いられる
PPEは、別名ポリフェニレンオキサイド樹脂とも呼ば
れ、その一例としては、ポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレンオキサド)が挙げられる。
【0023】変成フェノール生成物の製造に用いられる
フェノール性化合物としては、例えば、ビスフェノール
A、ビスフェノールF、フェノールノボラック、クレゾ
ールノボラック等が挙げられる。なお、フェノール性水
酸基を分子内に2個以上有するフェノール類を用いると
好ましい。このフェノール類のフェノール性水酸基数の
上限は特に限定するものではないが、分子内に30個以
下のものが一般に用いられる。なお、フェノール性化合
物の量は、PPE100重量部に対して1〜20重量部
が適量である。
【0024】変成フェノール生成物の製造に用いられる
ラジカル反応開始剤としては、過酸化ベンゾイル、ジク
ミルパーオキサイド、t-ブチルクミルパーオキサイド、
ジ-t-ブチルパーオキサイド、2,5-ジメチル-2,5-
ジ-t-ブチルパーオキシへキシン-3、2,5-ジメチル
-2,5-ジ-t-ブチルパーオキシヘキサン、α,α’-
ビス(t-ブチルパーオキシ-m-イソプロピル)ベンゼ
ンなどの過酸化物があげられる。また過酸化物ではない
が、市販のラジカル反応開始剤である日本油脂株式会社
製の商品名「ビスクミル」(1分半減温度330℃)を
使用することもできる。なお、過酸化ベンゾイルを用い
ると、反応性が優れ好ましい。用いるラジカル反応開始
剤の量は、PPE100重量部に対して1〜20重量部
が適量である。
【0025】そして、変成フェノール生成物を製造する
場合には、有機溶媒中で、上記のPPEとフェノール性
化合物をラジカル反応開始剤の存在下で再分配反応させ
て、用いたPPEの数平均分子量より低分子量の変成フ
ェノール生成物を製造する。再分配反応の条件として
は、例えば、上記のPPEとフェノール性化合物とラジ
カル反応開始剤を撹拌しながら、80〜120℃で10
〜100分程度加熱して行う。なお、用いる有機溶媒と
しては、トルエン、ベンゼン、キシレン等の芳香族炭化
水素系溶媒が挙げられる。
【0026】ラジカル反応開始剤の存在下で数平均分子
量が10000〜30000のPPEとフェノール性化
合物を反応させると、先ずPPEがラジカル化されると
考えられ、直鎖が切断される再分配反応が進行してPP
Eが低分子量化し、この低分子量化したPPEでフェノ
ール性化合物が変成される。
【0027】そして得られる変成フェノール生成物の構
造は、低分子化したPPEの一方又は両方の末端部にフ
ェノール性化合物が結合して、PPEの一方又は両末端
にフェノール性水酸基を有する構造となると考えられ
る。そのため、この末端のフェノール性水酸基がエポキ
シ樹脂のエポキシ基と反応し、PPEとエポキシ樹脂が
強固に架橋すると考えられる。
【0028】なお、再分配反応して得られる変成フェノ
ール生成物の数平均分子量は、用いたPPEの数平均分
子量の5〜70%の数平均分子量であることが好まし
い。70%を越える場合、エポキシ樹脂組成物の粘度が
高くなって、基材に含浸するときの含浸性が低下し、得
られるプリプレグの樹脂付着量がばらついたり、プリプ
レグの取り扱い時に樹脂が剥がれて樹脂付着量がばらつ
き、電気特性のばらつきが発生する場合がある。また、
5%未満の場合、得られる積層板の機械的強度や耐熱性
が低下する場合がある。変成フェノール生成物の数平均
分子量が1000〜3000の場合、得られるエポキシ
樹脂組成物を基材に含浸するときの含浸性が特に優れ好
ましい。また、得ようとする変成フェノール生成物の数
平均分子量の調整は、ラジカル反応開始剤の量を増やす
と数平均分子量が低下する傾向があるため、ラジカル反
応開始剤の量で調整すると調整しやすく好ましい。
【0029】エポキシ樹脂組成物に含有するエポキシ樹
脂は、分子内にエポキシ基を2個以上有するエポキシ樹
脂であればよく、例えばビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノール
S型エポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹脂、脂環
式エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、及びこれ
らの樹脂をハロゲン化したエポキシ樹脂、トリフェニル
メタン型エポキシ樹脂、テトラフェニルグリシジルエー
テルエタン(4官能性エポキシ樹脂)、各種のノボラッ
ク型エポキシ樹脂等が挙げられ、2種類以上を併用して
もよい。なお、分子内にエポキシ基を1個有するエポキ
シ樹脂を併用することもできる。
【0030】エポキシ樹脂組成物に含有するエポキシ樹
脂の硬化剤としては、例えばジシアンジアミド、脂肪族
ポリアミド等のアミド系硬化剤や、ジアミノジフェニル
メタン、メタフェニレンジアミン、アンモニア、トリエ
チルアミン、ジエチルアミン等のアミン系硬化剤や、ビ
スフェノールA、ビスフェノールF、フェノールノボラ
ック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、p-キシレン-ノ
ボラック樹脂等のフェノール系硬化剤や、酸無水物類等
が挙げられ、2種類以上を併用してもよい。
【0031】なお、エポキシ樹脂組成物には硬化反応を
促進するために、硬化促進剤の添加が現実的である。含
有することができる硬化促進剤としては、例えば、2-
メチルイミダゾール、2-エチル-4-メチルイミダゾー
ル、2-フェニルイミダゾール等のイミダゾール類、
1,8-ジアザ-ビシクロ[5.4.0]ウンデセン-
7、トリエチレンジアミン、ベンジルジメチルアミン等
の三級アミン類、トリブチルホスフィン、トリフェニル
ホスフィン等の有機ホスフィン類、テトラフェニルホス
ホニウムテトラフェニルボレート、トリフェニルホスフ
ィンテトラフェニルボレート等のテトラフェニルボロン
塩等が挙げられ、2種類以上を併用してもよい。
【0032】本発明のエポキシ樹脂組成物には、熱可塑
性樹脂を有機溶媒に溶解した樹脂液にカーボンブラック
を分散してなる液状物を必須成分として含有している。
本発明では、この液状物を黒色系着色剤を分散している
素材として使用するので、エポキシ樹脂組成物を調製す
る際に、粉末の黒色系着色剤が周囲に飛散することがな
く、また、容易にエポキシ樹脂組成物中に黒色系着色剤
を均一に分散させることが可能となる。
【0033】このカーボンブラックを分散してなる液状
物中のカーボンブラックの含有割合については、熱可塑
性樹脂100重量部に対し、カーボンブラックを1〜5
0重量部含有することが好ましい。1重量部未満では、
所望の黒色度を得るためには、多量の液状物が必要とな
り、その結果エポキシ樹脂組成物中の熱可塑性樹脂成分
が増大し、積層板の密着性等の性能が低下する危険があ
り、50重量部を越えると液状物中にカーボンブラック
を均一に分散させることが困難になるからである。
【0034】また、上記の熱可塑性樹脂としては、最終
的に得られる積層板の耐熱性等の性能を損なわないもの
であることが望ましい。
【0035】また、エポキシ樹脂組成物中におけるカー
ボンブラックの含有割合については、変性フェノール生
成物と、エポキシ樹脂と、このエポキシ樹脂の硬化剤の
合計量100重量部に対し、0.5〜5重量部であるこ
とが望ましい。0.5重量部未満では、板厚が薄い積層
板の場合に、裏焼け防止効果が不充分となり、5重量部
を越えて含有させても、さらなる添加効果が期待でき
ず、無駄となる可能性が高いからである。
【0036】本発明のエポキシ樹脂組成物には、必要に
応じて無機充填材や、溶剤等を含有することができる。
含有することができる無機充填材としては、シリカ粉
体、ガラス繊維、タルク等が挙げられ、2種類以上を併
用してもよい。また、含有することができる溶剤として
は、トルエン、キシレン、ベンゼン、ケトン、アルコー
ル類等の有機系溶媒が挙げられる。
【0037】上記のようにして得られたエポキシ樹脂組
成物を、基材に含浸乾燥して本発明のプリプレグは製造
する。エポキシ樹脂組成物を、基材に含浸乾燥する方法
としては特に限定するものではなく、例えばエポキシ樹
脂組成物中に基材を浸漬して含浸させた後、加熱して溶
剤の除去や、エポキシ樹脂組成物を半硬化させてプリプ
レグを製造する。基材に含浸する樹脂量は特に限定しな
いが、乾燥後の樹脂含有量が、プリプレグの重量に対し
て30〜70重量%となるように含浸すると、特に電気
特性が優れた積層板が得られ好ましい。このようにして
得られるプリプレグでは、Bステージ化したエポキシ樹
脂組成物中に黒色系着色剤であるカーボンブラックが均
一に分散しているプリプレグとなる。
【0038】なお、含浸時にエポキシ樹脂組成物を25
〜35℃に保つと、基材への含浸性を安定させることが
でき、積層板の特性を良好にすることができる。また、
エポキシ樹脂組成物を含浸後、乾燥するに当たっては、
80〜180℃の温度が好ましい。この乾燥が不十分で
あると、プリプレグ表面部分のみの乾燥に止まり、溶剤
が内部に残留する為にプリプレグの表面と内部との間で
樹脂の濃度差に起因する歪が生じ、プリプレグ表面に微
細なクラックが発生する場合がある。また、過度の乾燥
を行うと、プリプレグ表面では乾燥過程で急激な粘度変
化が起こるためにプリプレグ表面に筋むらや樹脂垂れが
発生し、金属箔とプリプレグとの密着性にばらつきが生
じ、その結果金属箔の引き剥がし強さや誘電特性等にば
らつきが発生する場合がある。
【0039】エポキシ樹脂組成物を含浸する基材として
は、ガラスクロス、アラミドクロス、ポリエステルクロ
ス、ガラス不織布、アラミド不織布、ポリエステル不織
布、パルプ紙、リンター紙等が挙げられる。なお、ガラ
スクロスを用いると、機械強度が優れた積層板が得られ
好ましい。なお、基材の厚みとしては0.04〜0.3
mmのものが一般的に使用される。
【0040】上記のようにして得られたプリプレグの所
定枚数と金属箔を重ねて被圧体とし、この被圧体を加熱
・加圧して積層板を製造する。金属箔としては、銅箔、
アルミニウム箔等が使用され、厚みとしては、0.01
2〜0.070mm程度のものが一般的に使用される。
なお、銅箔を用いると、電気特性が優れた積層板が得ら
れ好ましい。
【0041】PPEで変成した変成フェノール生成物と
エポキシ樹脂とエポキシ樹脂の硬化剤の架橋反応は、主
としてエポキシ樹脂の硬化剤の反応温度に依存するた
め、エポキシ樹脂の硬化剤の種類に応じて加熱温度、加
熱時間を選ぶとよい。また加圧は、得られる積層板中に
気泡が残留しない程度の圧力に適宜調整して加圧する。
なお一般には、温度150〜300℃、圧力1〜5MP
a、時間10〜120分程度の条件で加熱・加圧する。
【0042】このようにして得られた積層板は、エポキ
シ樹脂及びPPEの特性が損なわれないため、誘電特性
等の高周波特性や、はんだ耐熱性、接着強度等が優れる
積層板となる。そして、積層板中にカーボンブラックを
均一に分散させた状態で含有しているので、安定して優
れた電気絶縁性を有し、黒色であって、UV(紫外線)
透過率が小さい積層板となる。
【0043】なお、本発明のエポキシ樹脂組成物の使用
形態は、基材に含浸乾燥してプリプレグを製造する形態
に限るものではなく、たとえばキャスティング法により
基材を含まないシートを作成し、このシートをプリプレ
グに代用することもできる。このキャステング法による
方法は、例えばポリエステルフィルム、ポリイミドフィ
ルムなどの、エポキシ樹脂組成物が含有する溶媒に不溶
のシートに、エポキシ樹脂組成物を5〜700μmの厚
みに塗布し、乾燥した後シートを剥離して製造したり、
エポキシ樹脂組成物を熱溶融して押出成形により製造す
る。シートに塗布して製造する方法の場合、押出成形の
方法と比較すると比較的低温でより容易にシー卜を作る
ことができ好ましい。なお、エポキシ樹脂組成物を塗布
するシートは、離型剤で表面処理したシートを用いると
剥離が容易になるため生産性が優れ好ましい。
【0044】
【実施例】(変成フェノール生成物の合成)数平均分子
量20000のPPE(日本G.E.プラスチック株式
会社製、品番640-111)を100重量部、フェノ
ール性化合物としてビスフェノールAを6重量部、反応
開始剤として過酸化ベンゾイルを6重量部、溶剤として
トルエンを100重量部の割合で配合し、90℃で60
分間攪拌しながら再分配反応させて、液状の変成フェノ
ール生成物を得た。この変成フェノール生成物をゲル浸
透クロマトグラフ[カラム構成:東ソー株式会社製、S
uperHM-M(1本)+SuperHM-H(1
本)]にて分子量分布を測定し、数平均分子量を求めた
ところ2300であった。
【0045】(実施例1〜3、比較例1)上記で得た液
状の変成フェノール生成物と、下記4種類のエポキシ樹
脂と、エポキシ樹脂の硬化剤としてジアミノジフェニル
メタンと、硬化促進剤として2-エチル-4-メチルイミ
ダゾールと、溶剤としてトルエンとを表1に示す割合
(単位:重量部)でセパラブルフラスコに入れ、室温で
30分間攪拌して空冷を行い第1ステップのエポキシ樹
脂組成物を得た。表1中の、変成フェノール生成物の配
合量は固形分としての重量部を表す。
【0046】この場合に用いたエポキシ樹脂は、エポキ
シ樹脂Aとして、大日本インキ化学工業株式会社製の商
品名「エピクロン153」を使用し、エポキシ樹脂Bと
して、油化シェルエポキシ株式会社製の商品名「エピコ
ート1031」を使用し、エポキシ樹脂Cとして、日本
化薬株式会社製の商品名「EPPN501H」を使用
し、エポキシ樹脂Dとして、日本化薬株式会社製の商品
名「BREN」を表1に示す配合割合(重量部)で使用
した。
【0047】次いで、実施例1〜実施例3については、
第1ステップのエポキシ樹脂組成物を、変性フェノール
生成物と、エポキシ樹脂と、このエポキシ樹脂の硬化剤
の合計量が100重量部となる量だけ計量し、この第1
ステップのエポキシ樹脂組成物に対し、表1に示す重量
部の下記のペースト状の液状物を添加し、攪拌機を用い
て混合してカーボンブラックが分散しているエポキシ樹
脂組成物を得た。このとき添加したペースト状の液状物
は、カーボンブラック微粒子を15重量%、熱可塑性樹
脂を45重量%、キシレンを40重量%の割合で含有し
ているペースト状の液状物〔大日本インキ化学工業株式
会社製、商品名「DICTON B−5261」〕であ
り、ペースト状であるためカーボンブラック微粒子が飛
散することは全くなかった。なお、比較例1では、ペー
スト状の液状物は添加せずに、第1ステップのエポキシ
樹脂組成物をそのまま、プリプレグ作製に使用すること
とした。
【0048】上記で得たエポキシ樹脂組成物を室温で2
4時間保管した後、厚み0.1mmのガラスクロス(旭
シュエーベル株式会社製の商品名「2116L」)に含
浸し、160℃で4分間乾燥して樹脂含有率42重量%
のプリプレグを得た。
【0049】得られたプリプレグ2枚を重ね、その両面
に18μmの銅箔(日鉱グールドフォイル株式会社製の
商品名「JTC」)を配置して被圧体とし、温度190
℃、圧力3MPaの条件で90分加熱・加圧して両面に
銅箔が接着された積層板を得た。
【0050】(評価、結果)得られた積層板の、オーブ
ン耐熱性、色調、UV透過率を評価し、その結果を表1
に示した。オーブン耐熱性は両面銅箔付きの試験片(大
きさ50mm×50mm)を240℃のオーブン中で1
時間処理した後、取り出し、その外観を目視で観察し
て、フクレ等の異常がなければ合格と判定した。色調は
両面の銅箔をエッチングで除去した試験片について試験
した。また、UV透過率は、UV透過率測定器(オーク
製作所製)を用い、測定波長350nmで、両面の銅箔
をエッチングで除去した試験片について試験した。
【0051】
【表1】
【0052】表1に示した結果で明らかなように本発明
の実施例1〜3は比較例1に比べて、黒色の積層板であ
って、UV透過率が低く、且つ、オーブン耐熱性も優れ
る積層板となっている。
【0053】
【発明の効果】請求項1から請求項4に係る発明のエポ
キシ樹脂組成物では、熱可塑性樹脂を有機溶媒に溶解し
た樹脂液にカーボンブラックを分散してなる液状物を、
黒色系着色剤を分散している素材として使用するので、
エポキシ樹脂組成物を調製する際に、粉末の黒色系着色
剤が周囲に飛散することがなく、また、容易にエポキシ
樹脂組成物中に黒色系着色剤を均一に分散させることが
可能となる。
【0054】請求項5に係る発明のプリプレグは請求項
1から請求項4までの何れかに記載のエポキシ樹脂組成
物を使用するので、このプリプレグを用いるとカーボン
ブラックが均一に分散しているエポキシ樹脂組成物の硬
化物で形成される積層板を製造できるので、安定した電
気絶縁性を有する、黒色の積層板であって、UV(紫外
線)透過率が小さい積層板を得ることが可能となる。
【0055】請求項6に係る積層板は、請求項5に記載
のプリプレグを用いるので、カーボンブラックが均一に
分散しているエポキシ樹脂組成物の硬化物で形成される
積層板となるので、安定した電気絶縁性を有する、黒色
の積層板であって、UV(紫外線)透過率が小さい積層
板となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 63/00 C08L 63/00 A 101/00 101/00 H05K 1/03 610 H05K 1/03 610L 610Q (72)発明者 石田 武弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4F072 AB03 AB05 AB06 AB09 AB29 AD23 AD26 AD27 AD28 AD29 AD33 AD42 AE01 AE08 AF01 AG03 AG04 AG16 AG19 AH21 AJ01 AK14 AL09 AL12 AL13 4F100 AA37A AA37H AB17 AB33B AG00 AK53A AK54A AL05A AL06A BA02 BA03 CA02A CA13A DG12 DH01A GB43 JA07A JB16A JD09 JG04 JL06 YY00A YY00H 4J002 AA014 CC032 CD041 CD051 CD061 CD071 CD121 CL003 DA037 DF006 EJ036 EN026 EN076 ET006 FD146 GQ05 4J036 AA02 AC08 AC17 AD07 AD08 AD09 AD21 AF06 AJ03 AJ08 AJ14 DA01 DA04 DB05 DB06 DB15 DC01 DC05 DC10 DC31 DC40 DC41 DC46 DD07 DD09 FA01 FA02 FA04 FB06 FB07 FB08 FB12 FB13 JA08 JA11 KA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量が10000〜30000
    のポリフェニレンエーテル樹脂とフェノール性化合物を
    ラジカル反応開始剤の存在下で再分配反応させて得た変
    性フェノール生成物と、エポキシ樹脂と、このエポキシ
    樹脂の硬化剤を含有してなるエポキシ樹脂組成物であっ
    て、さらに、熱可塑性樹脂を有機溶媒に溶解した樹脂液
    にカーボンブラックを分散してなる液状物を含有してい
    ることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 変性フェノール生成物の数平均分子量が
    1000〜3000である請求項1記載のエポキシ樹脂
    組成物。
  3. 【請求項3】 上記のカーボンブラックを分散してなる
    液状物が、熱可塑性樹脂100重量部に対し、カーボン
    ブラックを1〜50重量部含有している液状物である請
    求項1又は請求項2記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 エポキシ樹脂組成物中におけるカーボン
    ブラックの含有割合が、変性フェノール生成物と、エポ
    キシ樹脂と、このエポキシ樹脂の硬化剤の合計量100
    重量部に対し、0.5〜5重量部である請求項1から請
    求項3までの何れかに記載のエポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までの何れかに記
    載のエポキシ樹脂組成物を、基材に含浸・乾燥してなる
    プリプレグ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプリプレグに金属箔を重
    ね、加熱・加圧してなる積層板。
JP2000092875A 2000-03-30 2000-03-30 エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板 Pending JP2001278957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000092875A JP2001278957A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000092875A JP2001278957A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001278957A true JP2001278957A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18608138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000092875A Pending JP2001278957A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001278957A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002060981A1 (fr) * 2001-02-01 2002-08-08 Mitsumi Electric Co., Ltd. Tableau de verre époxy et dispositif de tête magnétique
JP2005060649A (ja) * 2003-07-31 2005-03-10 Dainippon Ink & Chem Inc エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂硬化物、及びノボラック樹脂
JP2007059838A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Matsushita Electric Works Ltd プリプレグ用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、多層プリント配線板
US8062750B2 (en) * 2004-11-30 2011-11-22 Matsushita Electric Works, Ltd. Epoxy resin composition for prepreg, prepreg and multilayered printed wiring board
CN107974045A (zh) * 2017-12-14 2018-05-01 威海光威复合材料股份有限公司 彩色树脂及预浸料的生产方法
WO2018120589A1 (zh) * 2016-12-29 2018-07-05 广东生益科技股份有限公司 一种改性聚苯醚树脂及其应用
JP6421897B1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-14 東レ株式会社 エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、繊維強化複合材料およびその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002060981A1 (fr) * 2001-02-01 2002-08-08 Mitsumi Electric Co., Ltd. Tableau de verre époxy et dispositif de tête magnétique
JP2005060649A (ja) * 2003-07-31 2005-03-10 Dainippon Ink & Chem Inc エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂硬化物、及びノボラック樹脂
JP4572522B2 (ja) * 2003-07-31 2010-11-04 Dic株式会社 エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂硬化物、及びノボラック樹脂
US8062750B2 (en) * 2004-11-30 2011-11-22 Matsushita Electric Works, Ltd. Epoxy resin composition for prepreg, prepreg and multilayered printed wiring board
JP2007059838A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Matsushita Electric Works Ltd プリプレグ用エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、多層プリント配線板
WO2018120589A1 (zh) * 2016-12-29 2018-07-05 广东生益科技股份有限公司 一种改性聚苯醚树脂及其应用
JP6421897B1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-14 東レ株式会社 エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、繊維強化複合材料およびその製造方法
WO2018207509A1 (ja) * 2017-05-10 2018-11-15 東レ株式会社 エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、繊維強化複合材料およびその製造方法
US11186674B2 (en) 2017-05-10 2021-11-30 Toray Industries, Inc. Epoxy resin composition, prepreg, fiber-reinforced composite material, and method for producing same
CN107974045A (zh) * 2017-12-14 2018-05-01 威海光威复合材料股份有限公司 彩色树脂及预浸料的生产方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI777950B (zh) 聚醯亞胺、聚醯亞胺系黏著劑、薄膜狀黏著材料、黏著層、黏著薄片、附有樹脂之銅箔、覆銅積層板及印刷線路板、以及多層線路板及其製造方法
CN101223015B (zh) 带有载体的预浸料及其制造工艺、薄双面板及其制造工艺和多层印刷电路板的制造工艺
TWI410187B (zh) 用於高速及高頻印刷電路板之層壓板
US8636868B2 (en) Method for manufacturing laminated board, and laminated board
TWI803529B (zh) 聚伸苯醚樹脂組成物、以及、使用其之預浸體、附樹脂之薄膜、附樹脂之金屬箔、覆金屬積層板及配線基板
CN108570213A (zh) 树脂组合物层
CN107129589A (zh) 带支撑体的树脂片
JP2001278957A (ja) エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JPH1112456A (ja) 樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JP2002187937A (ja) エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び金属箔張り積層板
JPWO2018088477A1 (ja) Frp前駆体の製造方法、積層体の製造方法、プリント配線板の製造方法及び半導体パッケージの製造方法
JP2001081282A (ja) エポキシ樹脂組成物及びそれを用いたフレキシブル印刷配線板材料
JP2001261791A (ja) エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JP2001031784A (ja) プリプレグ及びプリント配線基板の製造方法
JP2006089595A (ja) ビルドアップ用樹脂組成物およびその用途
JP3570148B2 (ja) エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JPH10158472A (ja) エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂ワニス、エポキシ樹脂プリプレグ及びこのエポキシ樹脂プリプレグを接着用プリプレグとした多層プリント配線板
JP2001261929A (ja) エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JP5293654B2 (ja) 回路基板用樹脂組成物、プリプレグ、積層板、プリント配線板、及び半導体装置
JP3339301B2 (ja) エポキシ樹脂組成物、この樹脂組成物を用いたプリプレグ及びこのプリプレグを用いた積層板
JP3570147B2 (ja) エポキシ樹脂組成物、プリプレグ及び積層板
JP2012158681A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP4214573B2 (ja) 積層板の製造方法
JP2006063114A (ja) プリプレグ、その製造方法及び積層板
JP3352034B2 (ja) プリプレグ及び積層板

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040713