JP2001255789A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2001255789A
JP2001255789A JP2000067539A JP2000067539A JP2001255789A JP 2001255789 A JP2001255789 A JP 2001255789A JP 2000067539 A JP2000067539 A JP 2000067539A JP 2000067539 A JP2000067539 A JP 2000067539A JP 2001255789 A JP2001255789 A JP 2001255789A
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optical scanning
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JP2000067539A
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English (en)
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Atsushi Kamei
淳 亀井
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光走査装置を備えた画像記録装置において、
マシンダウン時間及び光走査装置の交換回数を低減す
る。 【解決手段】 ROSフェイルを検出した際に、当該フ
ェイルが突発的なもので正規モードで修復(M/Cシー
ケンス動作に復帰)できる場合は(ステップ200で肯
定判定)、M/Cシーケンスを再起動して復帰する(ス
テップ202)。ROSMOTフェイル検出時間の延長
等、特別モードで修復可能な場合は(ステップ204で
肯定判定)、サービスマンのみがチェック可能な隠しフ
ェイルを立てて、隠しフェイルモードで復帰する(ステ
ップ206)。光走査装置の交換等、画像記録装置の修
理が必要であるが、当面は異常モードで修復可能な場合
は(ステップ208で肯定判定)、ユーザに修理が必要
な旨を報知して、延命動作モードで復帰する(ステップ
210)。上記以外の場合のみフェイル停止モードとし
(ステップ212)、修理を待つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に係
わり、特に、感光体上に光ビームを走査露光させる光走
査装置を備えた画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタや電子写真複写機等、光
走査装置によって光ビームを感光体上に走査させて画像
を記録する画像記録装置が普及している。
【0003】光走査装置では、一般に、半導体レーザ
(以下、「LD」という)等の光源から出力され、画像
データに基づいて変調された光ビームを、コリメータレ
ンズ等を介して、所定速度で回転するポリゴンミラーの
反射面に入射させる。このポリゴンミラーの回転によ
り、光ビームの入射角が連続的に変化しながら偏向さ
れ、光ビームが感光体上を走査するようになっている。
【0004】また、光走査装置では、画像記録領域外の
光ビームの走査領域に、センサ(SOSセンサ)を設け
て、光ビームの主走査タイミングを検出している。この
主走査タイミング(SOS信号)が所定の間隔になるよ
うに、ポリゴンミラーを回転させるモータ(以下、「ポ
リゴンモータ」という)の駆動を制御し、ポリゴンミラ
ーを所定速度で回転させている。
【0005】画像記録装置では、表面が一様に帯電され
た感光体上に、このような光走査装置によって、画像デ
ータに基いて変調された光ビームを走査させて、感光体
上に静電潜像を形成する。この得られた静電潜像にトナ
ーを供給して現像した後、記録紙などの記録媒体上に転
写し、定着器によって、記録媒体上にトナー像を定着さ
せて、装置外に排出する。
【0006】ところで、画像記録装置におけるこれらの
一連のシーケンス動作(以下、「M/Cシーケンス動
作」という)が何らかの異常の発生により正常終了でき
ない場合は、異常発生箇所を報知して(異常個所のコー
ドを表示パネルに表示する等)、当該シーケンス動作を
即時停止させるのが一般的である。
【0007】例えば、光走査装置の動作異常を検出する
ものには、SOS信号の周期異常(以下、「SOSフェ
イル」という)、ポリゴンモータの回転異常(以下、
「ROSMOTフェイル」という)があり、光走査装置
の動作中にこれらの異常を検出した場合、同様に異常で
ある事を報知し、M/Cシーケンス動作を即時停止す
る。この場合、M/Cシーケンス動作を復帰させるに
は、画像記録装置の電源を一旦オフした後、オンに戻し
て、画像記録装置を再起動させる以外に方法が無く、マ
シンダウン回数が多かった。
【0008】これを解決するために、特開平3―204
610号公報には、SOSフェイルを検出したら、一
旦、M/Cシーケンスを全て停止させ、停止確認後、再
度、M/Cシーケンスを起動させ、これによって正常動
作に復帰したら、動作を継続実行し、再起動後もSOS
フェイルが検出されたら、エラーを報知する技術が開示
されている。
【0009】また、特開平2―184465号公報に
は、画像メモリを有する画像記録装置において、画像記
録動作中にROSMOTフェイルを検出したら、画像記
録終了後に当該ページの画像を再記録する技術が開示さ
れている。
【0010】特開平4−292067号公報には、ポリ
ゴンモータを起動してから、所定の回転数に到達するま
での時間を順次更新しながらメモリし、このメモリ内容
に基づき、光量調整開始タイミングを調整する方法が述
べられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−204610号公報、特開平2−184465号公
報に開示されている技術では、ノイズによる突発的な動
作異常の場合は復帰可能であるが、定常的な動作異常
や、光走査装置以外の別の原因による動作異常に対して
は、対応策が取られていない。
【0012】これに対して、特開平4−292067号
公報に開示されている技術は、ポリゴンモータの経時変
化による起動時間の変化による定常的な動作異常に対し
ては有効であるが、突発的な動作異常や、別の原因によ
る動作異常に対して対応策が取られていない。
【0013】このため、光走査装置が正常な場合に、別
の原因による動作異常のために光走査装置が誤って交換
されたり、突発的な動作異常のために、復帰可能である
にも係わらず、光走査装置の交換になってしまうという
問題があった。また、光走査装置に動作異常の原因があ
って交換が必要な場合も、交換完了まで画像記録装置を
使用できないという問題があった。
【0014】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、光走査装置を備えた画像記録装置におい
て、マシンダウン時間及び光走査装置の交換回数を低減
することができる画像記録装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、感光体上に光ビームを走
査露光する光走査装置を備えた画像記録装置において、
前記光走査装置の動作異常を検出する異常検出手段と、
前記動作異常検出時の画像記録装置の動作状態を検出す
る状態検出手段と、前記状態検出手段により検出された
前記動作状態に基づいて、予め設定された複数の動作モ
ードから、現動作状態に適した動作モードを選択する動
作モード選択手段と、を有することを特徴としている。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、予め、光
走査装置の動作異常から画像記録動作に復帰するための
動作モードが複数設定されている。光走査装置の動作異
常が検出されたら、動作異常検出時の画像記録装置の動
作状態を検出し、当該動作状態に適した動作モードが選
択されて、画像記録動作に復帰される。これにより、光
走査装置の動作異常が発生しても、修復可能な限り画像
記録動作に復帰させることが可能となり、マシンダウン
時間及び光走査装置の交換回数を低減することが可能と
なる。
【0017】なお、請求項2に記載されているように、
前記動作モード選択手段が、少なくとも、修復によって
正規の画像記録動作を実行する正規動作モードと、修復
によって画像記録動作を実行可能、且つ動作保証範囲内
の特別動作モードと、修復によって画像記録動作を実行
可能、且つ動作保証範囲外の延命動作モードとを含むよ
うにするとよい。
【0018】このとき、請求項3に記載されているよう
に、前記動作モード選択手段によって特別動作モードが
選択された場合に、特別動作モードで画像記録動作を行
うことを記憶する記憶手段を更に有するとよい。また、
請求項4に記載されているように、前記動作モード選択
手段によって延命動作モードが選択された場合に、画像
記録装置の修理が必要であることを報知する報知手段を
更に有するとよい。
【0019】また、請求項5に記載されているように、
修復によっても画像記録動作が実行不能な場合は、前記
画像記録動作を停止する停止手段を更に有するとよい。
【0020】また、請求項6に記載されているように、
前記状態検出手段が、前記光走査装置の動作に係わる設
定値、光源光量の設定値、前記光走査装置内のポリゴン
ミラーを回転駆動させるポリゴンモータの起動時間、前
記光走査装置の動作異常と同時に発生している前記画像
記録装置内の別の動作異常、前記画像記録装置内の温
度、前記画像記録装置内の湿度、前記画像記録装置の動
作履歴、及び電源電圧のうちの少なくとも1つを検出す
るようにするとよい。
【0021】また、請求項7に記載されているように、
前記異常検出手段が、少なくとも、前記光走査装置内の
ポリゴンミラーを回転駆動させるポリゴンモータの回転
異常を検出する回転異常検出手段と、前記光ビームの走
査タイミング検知信号の周期異常を検出する周期異常検
出手段とを備え、前記動作モード選択手段が、前記回転
異常及び前記周期異常が同時検出された場合に、前記回
転異常の修復を優先して動作モードを選択するようにす
るとよい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明に係
る実施の形態について詳細に説明する。 <第1の実施の形態> (全体構成)図1には、画像記録装置10の概略構成が
示されている。図1に示されるように、画像記録装置1
0はケーシング12によって被覆されている。
【0023】ケーシング12内には、画像記録部14が
設けられている。画像記録部14は、図1に示される矢
印A方向に定速回転する円筒状の感光体ドラム16と、
所望の画像データに基づいて光ビームを(図1の矢印B
参照)感光体ドラム16に向けて、主走査しながら照射
する光走査装置18とを含んで構成されている。
【0024】感光体ドラム16の周面近傍には帯電器2
0が配設されている。帯電器20は、感光体ドラム16
を一様に帯電させる。帯電器20により一様に帯電され
た感光体ドラム16は、矢印A方向に回転することによ
って、光走査装置18からの光ビームが照射される。こ
れにより、感光体ドラム16の周面上に潜像が形成され
る。
【0025】また、光走査装置18による光ビームの照
射位置よりも感光体ドラム16の回転方向下流側には、
感光体ドラム16の周面に対向して、感光体ドラム16
にトナーを供給する現像器22が配設されている。現像
器22から供給されたトナーは、光走査装置18によっ
て光ビームが照射された部分にトナーを付着するように
なっている。これにより感光体ドラム16の周面上にト
ナー像が形成される。
【0026】現像器22の配設位置よりも感光体ドラム
16の回転方向下流側(感光体ドラム16の軸芯垂下位
置)には、感光体ドラム16の周面に対向して、転写用
帯電体24が配設されている。転写用帯電体24は、用
紙トレイ26又は手差しトレイ28から、感光体ドラム
16と転写用帯電体24の間に案内された用紙30に、
感光体ドラム16の周面上に形成されたトナー像を転写
する。
【0027】転写用帯電体24の配設位置よりも感光体
ドラム16の回転方向下流側には、感光体ドラム16に
対向して、クリーナー32が配設されている。クリーナ
ー32により、転写後に感光体ドラム16の周面に残留
しているトナーが除去される。
【0028】トナー像が転写された用紙30は、矢印C
方向に搬送される。感光体ドラム16よりも用紙30の
搬送方向下流側には、加圧ローラ34と加熱ローラ36
を含んで構成している定着器38が配設されている。定
着器38では、搬送されてきたトナー像が転写された用
紙30を加熱及び加圧し、トナーを融解固定する。すな
わち、定着器38では所謂定着処理が施され、用紙30
上に所定の画像が記録される。定着処理が施され、画像
が記録された用紙30は排出トレイ40に排出される。
【0029】また、ケーシング12内部には、画像記録
装置10における画像記録動作を司るコントローラ42
(詳細後述)が設けられている。コントローラ42は、
上記で説明した画像記録部14を構成している各部材の
動作を制御し、画像記録動作を制御する。
【0030】一方、ケーシング12の上面には、本発明
の報知手段としての表示パネル44が備えられている。
表示パネル44には、ユーザに対するメッセージが表示
される。なお、本実施の形態では画像記録装置10に報
知手段が備えられている場合を例に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば、画像記録装
置10をパソコンと接続し、当該パソコンのディスプレ
イを表示手段として利用してもよい。(光走査装置の構
成)次に、光走査装置18の概略構成について図2を用
いて説明する。
【0031】光走査装置18には、光源としてLD50
と、LD50から射出された光ビームを反射して、感光
体ドラム16に光ビームを照射するポリゴンミラー52
とを備えている。
【0032】LD50は、LD駆動回路54に接続され
ており、このLD駆動回路54によって点灯制御される
ことによって、画像データに基づいて光ビームを射出す
る。
【0033】LD50から射出された光ビームの進行方
向下流側には、コリメータレンズ56が配置されてい
る。コリメータレンズ56はLD50から射出された光
ビームを拡散光線から平行光線に変換する。コリメータ
レンズ56で平行光線に変換された光ビームは、シリン
ダレンズ58を介してポリゴンミラー52に入射され
る。
【0034】ポリゴンミラー52は、側面に複数の反射
面52Aが設けられた正多角形状(本実施の形態では正
六角形)に形成されており、入射された光ビームはこの
反射面52Aに収束するようになっている。
【0035】また、ポリゴンミラー52は、ポリゴンモ
ータ60に軸着されている(図1参照)。ポリゴンモー
タ60は、モータ駆動回路62(図3参照、詳細後述)
に接続されており、モータ駆動回路62によって、所定
の回転数(所定の速度)で回転するように制御される。
また、ポリゴンモータ60には、ポリゴンモータの回転
数を検出するFGセンサ(図示省略)が配設され、ポリ
ゴンモータ60の回転速度に同期したパルス信号(FG
信号)が生成されるようになっている。
【0036】ポリゴンミラー52は、ポリゴンモータ6
0の回転によって、回転軸64を中心に矢印D方向に回
転する。すなわち、各反射面52Aへの光ビームの入射
角は、連続的に変化し、偏向される。これにより、感光
体ドラム16の軸線方向に走査して、光ビームが感光体
ドラム16に照射される。
【0037】ポリゴンミラー52により反射された光ビ
ームの進行方向には、第1レンズ66Aと第2レンズ6
6Bから構成されているfθレンズ66が配置されてい
る。このfθレンズ66により、感光体ドラム16に光
ビームを照射するときの走査速度が等速度になるととも
に、感光体ドラム16の周面上に結像点を結ぶ。
【0038】fθレンズ66を透過した光ビームは、反
射ミラー68により屈曲されて感光体ドラム16に照射
される。光ビームの進行方向で、且つ図2に示す感光体
ドラム16の最左端方向には、ミラー70が配置されて
いる。ミラー70により感光体ドラム16の最左端方向
に進行する光ビームが反射される。
【0039】ミラー70による光ビームの反射方向に
は、フォトディテクタ等からなるSOSセンサ72が配
置されている。SOSセンサ72には、感光体ドラム1
6をその軸線方向に走査するごとに、感光体ドラム16
の最左端方向に進行する光ビームが入射される。 (コントローラの構成)次に、コントローラ42の構成
について詳しく説明する。図3には、コントローラ42
を含む画像記録装置10の電気的構成が示されている。
【0040】コントローラ42は、CPU100、LD
コントロール部102、メインコントロール部104、
メモリ106を備えており、CPU100が、LDコン
トロール部102、メインコントロール部104、及び
メモリ106と相互に接続されて構成されている。な
お、CPU100が、本発明の異常検出手段、状態検出
手段、動作モード選択手段、停止手段として機能する。
【0041】また、CPU100には、モータ駆動回路
62が接続されている。CPU100は、モータ駆動回
路62をオン/オフ制御しており、モータ駆動回路62
は、ポリゴンモータ60の回転数(回転速度)が所定範
囲内に入ったら、CPU100にモータレディ信号を送
信する。なお、ポリゴンモータ60の回転数は、FG信
号或いはSOS信号から検知することができる。
【0042】CPU100は、このモータレディ信号を
用いて光走査装置18の動作異常(以下、「ROSフェ
イル」という)を検出する。例えば、モータ駆動回路6
2をオンしてポリゴンモータ60を起動させてから、所
定時間(以下、「ROSMOTフェイル検出時間」とい
う)経過してもモータレディ信号が入力されない(ポリ
ゴンモータ60が起動後、所定時間経過しても所定範囲
内の回転数に達しない)場合等に、ROSフェイルが検
出される。なお、このように、モータレディ信号から検
出されるポリゴンモータ60に係わるROSフェイルの
ことをROSMOTフェイルという。
【0043】LDコントロール部102は、画像処理部
108と、画像処理コントロール部110から構成され
ている。画像処理部108には、LD駆動回路54、画
像入力部112が接続されており、画像処理コントロー
ル部110には、LD駆動回路54、SOSセンサ72
が接続されている。
【0044】画像入力部112は、画像記録装置10に
おいて画像を記録する所望の画像データ、例えば、画像
記録装置10と接続されたパソコン等から送信されてき
た画像データを画像処理部108に入力する。画像処理
部108は、入力された画像データに基づいて、画像記
録用データ(LD50のON/OFFデータ)を生成
し、LD駆動回路54に送信する。LD駆動回路54
は、この画像記録用データに基づいて、LD50をON
/OFF制御し、LD50から画像データに基づく光ビ
ームを出力させる。
【0045】画像処理コントロール部110は、画像処
理コントロール部110は、CPU100により設定さ
れた光量設定値に基づいて、LD駆動回路54の駆動を
制御して、LD50の光量制御を行う。
【0046】また、画像処理コントロール部110は、
SOS信号検出から画像記録用データに基づく点灯を開
始するまでの時間設定、正常時のSOS信号の間隔設定
のためのレジスタ(図示省略)を備えている。画像処理
コントロール部110は、SOSセンサ72からのSO
S信号と、レジスタ設定値に基づいて、画像処理部10
8からLD駆動回路54への画像記録用データの出力タ
イミングを制御することによって、画像の書出し位置を
制御する。
【0047】更に、画像処理コントロール部110は、
SOS信号の間隔(SOS信号の周期)を計測し、レジ
スタ設定値(範囲でも可)に基づいてSOS信号の周期
が正常か否かを判断する。SOS信号の周期が、レジス
タ設定値以外の場合は、SOS周期不良信号をCPU1
00に送信する。
【0048】CPU100は、このSOS周期不良信号
を用いてROSフェイルを検出する。なお、SOS周期
不良信号から検出されるROSフェイルのことをSOS
フェイルという。
【0049】メインコントロール部104は、CPU1
00からの指示(信号)に従って、画像記録装置10の
その他の駆動部材(ポリゴンモータ60、LD50以外
の駆動部材)の駆動を制御する。また、メインコントロ
ール部104は、画像記録装置の動作状態、履歴等を検
出する。検出された画像記録装置の動作状態、履歴等
は、メモリ106に記録される。
【0050】CPU100は、メモリ106に記録され
ている画像記録装置の動作状態、履歴等や、画像処理コ
ントロール部110に設定されているレジスタ設定値や
光量設定値に基づいて、ROSフェイル検出時の画像記
録装置の動作状態を検出し、ROSフェイル検出後のM
/Cシーケンス動作に復帰する際の動作モードを選択す
る。 (作用)次に、本実施の形態の作用として、ROSフェ
イル検出時の処理について説明する。まず、ROSフェ
イルが検出されてM/Cシーケンス動作が停止された場
合に、M/Cシーケンス動作に復帰するために最適な動
作モードを判定する動作判定原理について説明する。図
4には、動作判定原理フローが示されている。
【0051】ノイズによる突発的な動作異常や、レジス
タの内容(レジスタ設定値)が異常値になっていた場合
は、正規モード(本発明の正規動作モードに対応)でM
/Cシーケンス動作を復帰させることができる。このよ
うに正規モードで修復できる場合は(ステップ200で
肯定判定)、レジスタ設定値を正常値に戻す等、異常個
所を修正して、M/Cシーケンスを再起動する再起動モ
ードで、M/Cシーケンス動作に復帰させる(ステップ
202)。
【0052】ポリゴンモータ60が劣化し、起動時間
(ポリゴンモータ60を起動してから所定範囲内の回転
数に達するまでの時間)が長くなってきた場合には、R
OSMOTフェイル検出時間を長くすることで、M/C
シーケンス動作を復帰させることができる。このように
特別なモード(本発明の特別動作モードに対応)で修復
可能な場合は(ステップ204で肯定判定)、ユーザに
は報知せず、サービスマンのみがチェック可能な隠しフ
ェイルを立てて、隠しフェイルモードに入って、M/C
シーケンス動作を復帰させる(ステップ206)。
【0053】光走査装置18内部が粉塵で汚れたり、L
D50の劣化等によって、CPU100により設定され
ている光量設定値の最大値(MAX光量設定値)でもS
OSフェイルが発生してしまう場合は、光走査装置18
の交換等、画像記録装置10の修理が必要ではあるが、
当面はMAX光量設定値の値を上げることで、M/Cシ
ーケンス動作を復帰させることができる。
【0054】このようにLD50を定格オーバーで使用
する等、異常モード(本発明の延命動作モードに対応)
で修復可能な場合は(ステップ208で肯定判定)、ユ
ーザに修理が必要であることを報知して、延命動作モー
ドに入って、M/Cシーケンス動作を復帰させる(ステ
ップ210)。正規モード、特別モード、異常モードの
何れでも修復できない場合のみ(ステップ208で否定
判定)、M/Cシーケンス動作に復帰不能と判断し、フ
ェイル停止モードとなる(ステップ212)。フェイル
停止モードでは、M/Cシーケンス動作を完全に停止
し、光走査装置18の交換等、画像記録装置10が修理
されるのを待つ。
【0055】次に、図4に示した動作判定原理に基づく
具体的なCPU100の制御処理について説明する。図
5には、ROSフェイルを検出時にCPU100で実行
されるROSフェイル制御ルーチンが示されている。
【0056】ROSフェイルが検出されると、図5に示
されているように、最初のステップ300において、R
OSMOTフェイルが発生したのか、SOSフェイルが
発生したのかが判断される。ROSMOTフェイルが発
生した場合は、ステップ302に進み、図6に示すRO
SMOTフェイル処理が実行される。
【0057】ROSMOTフェイル制御処理では、ま
ず、ステップ400において、当該ROSMOTフェイ
ル処理以外のシーケンスが停止状態であるスタンバイ状
態であるか否かを判断する。スタンバイ状態でない場合
は(ステップ400で否定判定)、ステップ402に進
み、実行中のROSMOTフェイル処理以外のシーケン
スを停止した後、ステップ404に移行する。スタンバ
イ状態の場合は(ステップ400で肯定判定)、そのま
まステップ404に移行する。
【0058】ステップ404では、モータ駆動回路62
にポリゴンモータ60の駆動を停止させるMOTOFF
信号を出力する。次いで、ステップ406では、モータ
駆動回路62にポリゴンモータ60の駆動を開始させる
MOTON信号を出力する。これにより、ポリゴンモー
タ60がオフオン、すなわち再起動される。
【0059】その後、次のステップ408で、設定され
ているROSMOTフェイル検出時間よりも十分に長い
時間(通常、数秒間)待機したら、ステップ410に進
み、ROSMOTフェイルが発生するか否かをチェック
する。
【0060】ROSMOTフェイルが発生しなかった場
合は(ステップ410で肯定判定)、ステップ412に
進み、メモリ106に記憶されているMOTフェイルカ
ウンタをチェックする。
【0061】MOTフェイルカウンタの値が「0」の場
合は(ステップ412で肯定判定)、ステップ414に
移行する。ステップ414では、MOTフェイルカウン
タの値をインクリメントして、「1」に更新する。次の
ステップ416では、MOTフェイルタイマーをセット
し、M/Cシーケンス動作を復帰させ、通常の画像記録
動作に戻る。その後、MOTフェイルタイマーにセット
した所定の時間が経過するまでROSMOTフェイルの
発生をチェックし(ステップ418)、MOTフェイル
タイマーにセットした所定の時間が経過してもROSM
OTフェイルが発生しなかった場合は(ステップ420
で肯定判定)、ステップ422に進む。ステップ422
では、先程発生したROSMOTフェイルは突発的な動
作異常と判断であり、正規モードで修復可能と判断し
て、MOTフェイルカウンタをクリアし、完全に正常動
作(画像記録動作)に復帰する(再起動モードで復
帰)。この場合の復帰後のM/Cシーケンス動作は、当
然ながら、正規モードとなる。
【0062】なお、MOTフェイルタイマーにセットし
た所定の時間が経過する前にROSMOTフェイルが発
生した場合は(ステップ418で肯定判定)、前述のス
テップ400に戻る。
【0063】一方、MOTフェイルカウンタが「1」の
場合は(ステップ412で肯定判定)、ステップ424
に移行する。ステップ424では、ポリゴンモータの起
動時間が長くなっていると判断し、ROSMOTフェイ
ル検出時間を延長する。次のステップ426では、延長
されたROSMOTフェイル検出時間でROSMOTフ
ェイルの検出を行う特別モードで修復可能と判断し、R
OSMOTフェイル検出時間延長の隠しフェイルをたて
(当該隠しフェイルを示す情報をメモリ106に記
憶)、次いでステップ428でMOTフェイルカウンタ
をクリアし、M/Cシーケンス動作を復帰させる(隠し
フェイルモードで復帰)。この場合の復帰後のM/Cシ
ーケンス動作は、当然ながら、延長されたROSMOT
フェイル検出時間でROSMOTフェイルの検出が行わ
れる特別モードとなる。
【0064】ROSMOTフェイル検出時間よりも十分
に長い時間(通常、数秒間)待機してもROSMOTフ
ェイルが発生した場合は(ステップ410で否定判
定)、ポリゴンモータ60の起動時間を長くしてもM/
Cシーケンス動作を復帰させることができない、すなわ
ち正規モード及び特別モードでも修復不能と判断して、
ステップ430に移行する。ステップ430では、表示
パネル44にROSMOTフェイルであることを示すメ
ッセージ等を表示し、M/Cシーケンス動作を完全に停
止する(フェイル停止モード)。
【0065】一方、SOSフェイルが発生した場合は
(図5参照)、ステップ300において否定判定されて
ステップ304に進み、図7に示されるSOSフェイル
制御処理が実行される。
【0066】SOSフェイル制御処理では、まず、ステ
ップ500において、M/Cシーケンス動作を停止させ
た後、ステップ502に進み、ROSMOTフェイルの
発生を確認する。SOSフェイルとROSMOTフェイ
ルの同時発生の場合は(ステップ502で肯定判定)、
ステップ504に進み、前述のROSMOTフェイル処
理(図6参照)を実行する。
【0067】SOSフェイルの単独発生の場合は(ステ
ップ502で否定判定)、ステップ506に進み、レジ
スタの内容に異常がないかを確認する。具体的には、光
量調整タイミングに関係するレジスタ設定値や、SOS
検知タイミングに関係するレジスタ設定値に異常が無い
かどうか確認する。レジスタの内容に異常が無い場合は
(ステップ506で否定判定)、後述のステップ514
に移行する。
【0068】レジスタの内容に異常が有った場合は(ス
テップ506で肯定判定)、ステップ508に進み、関
連レジスタを再書き込みして正常値に戻し、次のステッ
プ510で光走査装置18のシーケンス(以下、「RO
Sシーケンス」)を立ち上げる(ROSシーケンス再起
動)。次いでステップ512で、SOSフェイルが発生
するか否かをチェックする。SOSフェイルが発生しな
かった場合は(ステップ512で否定判定)、正規モー
ドで修復可能として、そのままM/Cシーケンス動作を
復帰させて、通常の画像記録動作が行われる(再起動モ
ードで復帰)。この場合の復帰後のM/Cシーケンス動
作は、当然ながら、正規モードとなる。
【0069】ROSシーケンスの再起動後もSOSフェ
イルが発生した場合は(ステップ512で肯定判定)、
ステップ514に進む。
【0070】ステップ514では、SOSセンサ72の
閾値電圧を下げて、SOSセンサ72によるSOS信号
の検出感度を上げ、次のステップ516では、ROSシ
ーケンスを立上げ直す。次いで、ステップ518で、S
OSフェイルが発生するか否かを再びチェックする。
【0071】SOSフェイルが発生しなかった場合は
(ステップ518で否定判定)、変更されたSOS閾値
に従ってSOS信号を検出する特別モードで修復可能と
判断して、ステップ520に進む。ステップ520で
は、SOS閾値変更の隠しフェイルをたて(当該隠しフ
ェイルを示す情報をメモリ106に記憶)、M/Cシー
ケンス動作を復帰させる(隠しフェイルモードで復
帰)。この場合の復帰後のM/Cシーケンス動作は、当
然ながら、変更されたSOS閾値に従ってSOS信号の
検出が行われる特別モードとなる。
【0072】SOS閾値を変更してもSOSフェイルが
発生した場合は(ステップ518で肯定判定)は、ステ
ップ522に進み、メモリ106に記録されている画像
記録装置の動作状態の情報を参照して、MAX光量フェ
イル(画像記録装置では、画像濃度が所定値になるよう
にLD50の出力光量をコントロールしているが、この
時の光量設定値が設定可能な最大値になっている時に発
生させる隠しフェイル)が発生しているかをチェックす
る。
【0073】MAX光量フェイルが発生している場合は
(ステップ522で肯定判定)、ステップ524に進
み、LD50の光量設定値を設定可能な最大値以上、す
なわちLD50の定格オーバーの光量に設定し、次のス
テップ526で再びROSシーケンスを立上げ直す。次
いで、ステップ528で、SOSフェイルが発生するか
否かを再びチェックする。
【0074】SOSフェイルが発生しなかった場合は
(ステップ528で否定判定)、定格オーバーの光量で
LD50を点灯する異常モードで修復可能と判断して、
ステップ530に進む。ステップ530では、表示パネ
ル44に延命動作モードであることを示すメッセージ等
を表示してユーザに修理が必要なことを報知して、M/
Cシーケンス動作を復帰させる(延命動作モードで復
帰)。この場合の復帰後のM/Cシーケンス動作は、当
然ながら、定格オーバーの光量でLD50が点灯される
異常モードとなる。
【0075】一方、MAX光量フェイルが発生していな
い場合や(ステップ522で否定判定)、MAX光量値
をアップさせて、LD50の出力光量を定格オーバーに
してもSOSフェイルが発生する場合は(ステップ52
8で肯定判定)、正規モード、特別モード、異常モード
の何れでも修復不能と判断してステップ532に進む。
ステップ532では、表示パネル44にSOSフェイル
であることを示すメッセージ等を表示し、M/Cシーケ
ンス動作を完全に停止する(フェイル停止モード)。
【0076】このように、ROSフェイルが発生した場
合に、直ちにフェイル停止モードにするのではなく、画
像記録装置の動作状態に基づく自己診断によって、次の
動作モード(再起動モード/隠しフェイルモード/延命
動作モード/フェイル停止モード)を自動的に決定する
ことができる。これにより、マシンダウン回数及びマシ
ンダウン時間を低減することができる。また、光走査装
置の誤交換を防止し、光走査装置の交換回数を低減する
ことができる。
【0077】また、延命動作モードに入る際に、修理が
必要であることがユーザに報知されるので、ユーザは、
サービスマンを呼んで、光走査装置18の交換等、画像
記録装置10の修理を依頼するとともに、サービスマン
が画像記録装置10の修理に来るまでは、延命動作モー
ドで画像記録装置10を使用することができる。これに
より、画像記録装置10が使用できない時間(マシンダ
ウン時間)を低減することができる。
【0078】なお、第1の実施の形態では、モータレデ
ィ信号、SOS周期不良信号の両方を用いてROSフェ
イルを検出したり、ROSフェイルの発生状況を自己診
断する場合を説明したが、SOS周期不良単独の場合も
同様に可能であり、本発明はこれに限定されるものでは
ない。また、ROSフェイルの発生状況の自己診断に、
モータレディ信号、SOS周期不良信号以外に他の情報
(信号)を用いてもよく、この場合の例を第2の実施の
形態として以下に詳細に説明する。 <第2の実施の形態>図8には、第2の実施の形態に係
わる画像記録装置10の電気的構成が示されている。な
お、第1の実施の形態と同様の部材については、同一の
符号を付与して、詳細な説明は省略する。また、画像記
録装置、光走査装置の構成は第1の実施の形態と同様で
あるため、説明を省略する。
【0079】図8に示されているように、第2の実施の
形態では、第1の実施の形態に対して、温湿度センサ1
20、電源電圧変動検出器122が追加されており、こ
の温湿度センサ120、電源電圧変動検出器122は、
CPU100に接続されている。
【0080】温湿度センサ120は画像記録装置10内
の温度及び湿度を測定し、結露し易い状態や、所定温度
以下の低温状態等、画像記録装置10の動作に支障をき
たす温湿度環境を検出し、検出結果をCPU100に送
信する。電源電圧変動検出器122は、画像記録装置1
0の電源電圧を監視し、所定範囲以上の電圧変動を検出
したら、検出結果をCPU100に送信する。
【0081】ROSフェイル検出時の処理は、第1の実
施の形態とほぼ同様であるが、例えば、ROSMOTフ
ェイルが検出された場合に、電源電圧変動検出器122
によって電源電圧の異常(所定範囲以上の電圧変動)が
検出されたら、電源フェイルを発生させる。また、温湿
度センサ120よって結露し易い状態を検出したら、当
該結露し易い状態から復帰するまで、結露状態である事
を表示パネル等に表示してユーザに報知し、復帰出来た
ら、通常動作モードに入る。また、ポリゴンモータ60
の起動時間が長い場合(設定されているROSMOTフ
ェイル検出時間内で所定範囲内の回転数に達っせず、R
OSMOTフェイルが検出された場合)に、温湿度セン
サ120よって所定温度以下の低温状態を検出したら、
画像記録装置10が所定温度に暖まるまで、ROSMO
Tフェイル検出時間を延長設定する等の処理を行うこと
が出来る。
【0082】SOSフェイルの検出時も同様に、電源電
圧変動検出器122によって電源電圧の異常を検出した
ら、電源フェイルを発生させる。温湿度センサ120に
よって、結露しやすい状況を検出したら、当該結露し易
い状態から復帰するまで、結露状態である事を表示パネ
ル等に表示してユーザに報知し、復帰出来たら、通常動
作モードに入るようにすることが出来る。
【0083】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、ROSフェイルとして、ROSMOTフェイルとS
OSフェイルを取り上げて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない。光走査装置18の動作異常を
示すフェイルであればよく、例えば、LD50の駆動電
流が既定値をオーバーしている時に発生するLDアラー
ムフェイル、LD駆動回路54と画像処理部108の画
像データ接続が外れていた時に発生するフェイル等もあ
る。
【0084】また、本発明は、画像記録装置10、光走
査装置18を上記で説明した構成(図1、2参照)に限
定されるものではない。光走査装置を使用して感光体ド
ラム16に光ビームを走査しながら照射することによっ
て、画像を記録する画像記録装置であればよい。例え
ば、図9に示すような中間転写体130を有する画像記
録装置に本発明を適用してもよい。
【0085】また、複数の光走査装置を有するカラー画
像記録装置においては、各色の主走査方向の倍率を電気
的に補正するVCO回路のLOCK信号、副走査方向の
色ずれを補正する為に、ポリゴンモータをSOS信号で
制御する場合にも、本発明を適用することができる。
【0086】また、延命動作モードに入る際に、表示パ
ネルにメッセージを表示する等して、画像記録装置の修
理が必要であることをユーザに報知する場合を例に説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。フェ
イル停止モードになる前に、サービスマンに修理が必要
であることを知らせて、修理を依頼することができれば
よい。例えば、画像記録装置とサービスセンターのコン
ピュータをネットワークを介して接続しておき、画像記
録装置が延命動作モードに入った場合に、その旨を知ら
せる信号を画像記録装置からサービスセンターのコンピ
ュータに送信することで、画像記録装置の修理が必要で
あることをサービスマンに知らせるようにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】上記に示したように、本発明は、光走査
装置を備えた画像記録装置において、マシンダウン時間
及び光走査装置の交換回数を低減することができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1乃至第2の実施の形態に係る画像記録装
置の概略構成図である。
【図2】 図1の画像記録装置に備えられた光走査装置
の詳細構成図である。
【図3】 第1の実施の形態に係るコントローラの構成
を示すブロック図である。
【図4】 ROSフェイル検出した場合に、M/Cシー
ケンス動作に復帰するための最適な動作モードを判定す
る動作判定原理を示すフローチャートである。
【図5】 図4の動作判定原理に基づくROSフェイル
制御処理(メインルーチン)の一例を示すフローチャー
トである。
【図6】 ROSMOTフェイル処理(サブルーチン)
の一例を示すフローチャートである。
【図7】 SOSフェイル処理(サブルーチン)の一例
を示すフローチャートである。
【図8】 第2の実施の形態に係るコントローラの構成
を示すブロック図である。
【図9】 その他の形態に係る中間転写体を有する画像
記録装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 画像記録装置 16 感光体ドラム 18 光走査装置 42 コントローラ 44 表示パネル 52 ポリゴンミラー 54 LD駆動回路 60 ポリゴンモータ 62 モータ駆動回路 72 SOSセンサ 100 CPU 102 LDコントロール部 104 メインコントロール部 106 メモリ 108 画像処理部 110 画像処理コントロール部 112 画像入力部 120 温湿度センサ 122 電源電圧変動検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 B41J 3/00 D 5C074 1/23 103 H04N 1/04 104A 9A001 Fターム(参考) 2C362 BA04 BA40 BB29 EA01 2H027 DA03 DA07 DA11 DA14 DA32 DA38 DA44 EC06 EC10 EE07 EF09 EK03 EK09 GB07 GB09 HA10 HA12 HA18 2H045 AA01 AA53 AA56 CA88 CA97 CB41 DA41 2H076 AB05 AB12 AB32 AB85 EA21 5C072 AA03 BA05 HA02 HA13 HB01 HB08 HB20 XA05 5C074 AA20 BB03 BB26 CC01 CC26 DD09 DD11 DD16 DD30 EE04 EE05 EE06 EE14 HH02 9A001 BB03 JJ35 KK16 KK29 KK31 LL05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に光ビームを走査露光する光走
    査装置を備えた画像記録装置において、 前記光走査装置の動作異常を検出する異常検出手段と、 前記動作異常検出時の画像記録装置の動作状態を検出す
    る状態検出手段と、 前記状態検出手段により検出された前記動作状態に基づ
    いて、予め設定された複数の動作モードから、現動作状
    態に適した動作モードを選択する動作モード選択手段
    と、 を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記動作モード選択手段が、少なくと
    も、 修復によって正規の画像記録動作を実行する正規動作モ
    ードと、 修復によって画像記録動作を実行可能、且つ動作保証範
    囲内の特別動作モードと、 修復によって画像記録動作を実行可能、且つ動作保証範
    囲外の延命動作モードとを含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記動作モード選択手段によって特別動
    作モードが選択された場合に、特別動作モードで画像記
    録動作を行うことを記憶する記憶手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記動作モード選択手段によって延命動
    作モードが選択された場合に、画像記録装置の修理が必
    要であることを報知する報知手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像記
    録装置。
  5. 【請求項5】 修復によっても画像記録動作が実行不能
    な場合は、前記画像記録動作を停止する停止手段を更に
    有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に
    記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記状態検出手段が、 前記光走査装置の動作に係わる設定値、光源光量の設定
    値、前記光走査装置内のポリゴンミラーを回転駆動させ
    るポリゴンモータの起動時間、前記光走査装置の動作異
    常と同時に発生している前記画像記録装置内の別の動作
    異常、前記画像記録装置内の温度、前記画像記録装置内
    の湿度、前記画像記録装置の動作履歴、及び電源電圧の
    うちの少なくとも1つを検出する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に
    記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記異常検出手段が、少なくとも、 前記光走査装置内のポリゴンミラーを回転駆動させるポ
    リゴンモータの回転異常を検出する回転異常検出手段
    と、 前記光ビームの走査タイミング検知信号の周期異常を検
    出する周期異常検出手段とを備え、 前記動作モード選択手段が、前記回転異常及び前記周期
    異常が同時検出された場合に、前記回転異常の修復を優
    先して動作モードを選択する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に
    記載の画像記録装置。
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