JP2001255449A - レンズ駆動装置 - Google Patents

レンズ駆動装置

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JP2001255449A
JP2001255449A JP2000068926A JP2000068926A JP2001255449A JP 2001255449 A JP2001255449 A JP 2001255449A JP 2000068926 A JP2000068926 A JP 2000068926A JP 2000068926 A JP2000068926 A JP 2000068926A JP 2001255449 A JP2001255449 A JP 2001255449A
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Keiji Kaneko
啓次 金子
Tokuji Kanayama
篤司 金山
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レンズ制御に必要なプログラム等のデータを電
気的書換え可能ROM(EEPROM)に記録するよう
にし、新しいデータをパソコン等の外部装置から取得し
て、ROMのデータを取得したデータに書き換えられる
ようにすることによって、ROMの交換等を不要にして
プログラム等のデータを必要に応じて容易且つ低コスト
で変更できるようにしたレンズ駆動装置を提供する。 【解決手段】レンズの駆動ユニット16に内蔵されたC
PU100は、ROM102の書換えデータをパソコン
104から取得する。そして、供給電源確認回路110
によって電源108の電圧がROM102のデータ書換
えに十分な電圧か否かを確認し、十分であることが確認
できた場合には、書換え電圧供給手段112によってR
OM102に電源108から電圧を供給させ、ROM1
02のデータを消去し、パソコン104から取得した書
換えデータをROM102に書き込む。電源108の電
圧が不足している場合には書換えを行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ駆動装置に係
り、特に電気的書換え可能ROM(EEPROMにプロ
グラム等のデータを記録し、該データに基づいて各種レ
ンズ制御を行うレンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビカメラはデジタル放送やバ
ーチャルスタジオで多用されるようになっており、これ
に伴い、テレビレンズ装置も高精度な制御が要求される
ようになっている。このため、レンズ装置においてマイ
コンによるデジタル制御化が進んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レンズ装置
においてマイコンによる制御を行う場合には、そのマイ
コンを動かすためのプログラムや各種レンズに固有の光
学データ等が必要であり、これらのマイコンによる制御
に必要なデータは、予めROMに書き込まれてレンズ装
置内又はレンズを駆動する駆動ユニット内に内蔵されて
いる。
【0004】また、このようなレンズ装置は世界各地に
販売されており、当然、同種のレンズ装置には同種のプ
ログラムがROMに記録されてレンズ装置又は駆動ユニ
ットに内蔵されている(特開平7−58993号公
報)。
【0005】このようにROMに記録されてレンズ装置
又は駆動ユニットに内蔵されたプログラム等は本来変更
を要するものではないが、ユーザー又はメーカーの以下
のような事情によりプログラム等の変更が必要になる場
合がある。 ユーザーによる仕様変更(レンズコントローラの使用
変更に伴うレンズ側の変更やシリアルインターフェース
プロトコルの変更等) メーカーによる仕様変更(光学データや新製品対応の
為の変更等) プログラムのミス(出荷検査で発見できなかったミ
ス) このような事情が生じた場合、従来では、レンズ装置又
は駆動ユニットのカバーを外し、ROMの交換、又は、
ROMライタによってROMのデータの書換えを行わな
ければならず、煩雑な手間、コストを要していた。ま
た、世界各地に販売したレンズ装置を回収してROM交
換等を行うことは困難でプログラム等の変更がメーカー
やユーザーにとって大変不便なものとなっていた。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ROMに記録されたプログラム等のデータを容
易に変更できるようにしたレンズ駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明は、電気的にデー
タの書換えが可能なメモリを搭載し、該メモリにレンズ
制御に必要なデータを記録したレンズ駆動装置におい
て、前記メモリに記録されているデータを書き換えて前
記メモリに記録する書換えデータを外部装置から取得す
る書換えデータ取得手段と、前記メモリのデータを前記
書換えデータ取得手段によって取得した書換えデータに
書き換えるデータ書換え手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記レンズ駆動装置に供給され
ている電源電圧を検出し、該検出した電源電圧が、前記
メモリのデータの書換えに必要な電圧より小さい場合に
は、前記メモリのデータの書換えを禁止することを特徴
としている。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、前記電源電圧が、前記メモリの
データの書換えに必要な電圧より小さい場合には、警告
を発する警告手段を備えたことを特徴としている。
【0010】本発明によれば、レンズ制御に必要なプロ
グラム等のデータを電気的書換え可能な読出し専用のメ
モリ(ROM)に記録するようにし、書換えデータをパ
ソコン等の外部装置から取得して、ROMのデータをこ
の書換えデータに書き換えることができるため、ROM
の交換作業や、専用器具を用いたROMへのデータ書込
みが不要となり、また、必ずしもメーカーに現物を預け
る必要もなく、ユーザがインターネット等の通信手段に
よってメーカー等から書換えデータを取得し、又は書換
えデータを記録した記録媒体を入手してユーザー自らR
OMのデータを書き換えることができるようになる。従
って、プログラム等のデータを必要に応じて容易且つ低
コストで変更することができ、この結果、ユーザーやメ
ーカーにとってレンズシステムのソフト仕様変更が容易
に行えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るレンズ駆動装置の好ましい実施の形態を詳述する。
【0012】図1及び図2は、本発明が適用されるEN
Gレンズの外観を示した平面図及び側面図である。これ
らの図に示すENGレンズ14は、ENGカメラ等の放
送用テレビカメラに用いられるインナーフォーカス式ズ
ームレンズであり、レンズ鏡胴30には、フォーカスリ
ング32、ズームリング34及びアイリスリング36が
設けられ、レンズ鏡胴30の後端部にはエクステンダー
装置38が設けられる。
【0013】フォーカスリング32を回動すると、フォ
ーカスレンズが光軸方向に移動するため、フォーカス調
整を行うことができ、ズームリング34を回動すると、
ズームレンズが光軸方向に移動するため、ズーム調整を
行うことができる。アイリスリング36を回動すると、
アイリスの絞り径が変化するため、アイリス調整を行う
ことができる。
【0014】レンズ鏡胴30の側部には前記フォーカス
リング32、ズームリング34及びアイリスリング36
等を駆動する駆動ユニット16が装着される。駆動ユニ
ット16はケース40を有し、このケース40はビス4
2、42を介してレンズ鏡胴30の側部に取り付けられ
る。ケース40内には、図示せぬフォーカス駆動用モー
タ、ズーム駆動用モータ、アイリス駆動用モータが配置
されており、これらのモータを駆動することによって、
図示せぬギヤ伝達機構を介して上記フォーカスリング3
2、ズームリング34及びアイリスリング36が回動す
る。
【0015】ケース40の表面にはズームシーソーコン
トロールスイッチ44(以下、シーソースイッチとい
う)、アイリスのオート/マニュアルモード切替スイッ
チ46、アイリスモーメンタリースイッチ48、リター
ンスイッチ50、VTRスイッチ52等の各種操作スイ
ッチが配設されており、これらの操作スイッチを操作す
ることによって、各種レンズ制御を行うことができるよ
うになっている。例えば、シーソースイッチ44を、中
立位置を基準にテレ(T)側又はワイド(W)側に押圧
操作すると、ズーム駆動用モータがその押圧した方向に
対応する回転方向に、押圧量に応じた回転速度で回転
し、これに連動して前記ズームリング34が回転する。
【0016】また、図2に示すようにケース40の底面
には、フォーカスサーボ/マニュアル切替ツマミ62、
ズームサーボ/マニュアル切替ツマミ64、RS232
C用コネクタ66、フォーカスコントロール用コネクタ
68、ズームコントロール用コネクタ70が配設され
る。フォーカスコントロール用コネクタ68は、一般に
回動可能なフォーカスノブの回転位置でフォーカス位置
を指示するようにしたフォーカスコントローラが接続さ
れるコネクタであり、ズームコントロール用コネクタ7
0は、一般に回動可能なサムリングの回転位置でズーム
速度を指示するようにしたズームコントローラが接続さ
れるコネクタである。これらのフォーカスコントローラ
やズームコントローラをコネクタ68、70に接続した
場合には、駆動ユニット16のフォーカス駆動用モータ
やズーム駆動用モータ等は外部のコントローラからの制
御信号に基づいて制御される。尚、これらのコネクタ6
8、70では、例えば、RS485インターフェースに
よりデータのやり取りが行われる。
【0017】また、RS232C用コネクタ66は、R
S232Cケーブルによりパソコン等の外部制御装置が
接続されるコネクタで、このコネクタ66では、RS2
32Cインターフェースにより駆動ユニット16と外部
制御装置との間でデータのやり取りが行われる。パソコ
ン等によってレンズ制御や自己診断等を行う場合には、
このRS232C用コネクタ66が使用される。
【0018】また、以下に示すように駆動ユニット16
内のROMのデータを書き換える場合には、このRS2
32C用コネクタ66に例えばパソコンを接続し、パソ
コンからROMのデータ書換えを指示すると共に、RO
Mに新しく記録したいデータを送信することによってR
OMのデータを書き換えることができる。ユーザーによ
る仕様変更、メーカーによる仕様変更、プログラムのミ
ス等の原因でROMのデータを書き換えたい場合には、
パソコンによって簡単に書き換えることができ、また、
メーカーがインターネット等によって新しいプログラム
等を提供することによって、ユーザーはそのデータをイ
ンターネット等から取得してROMの内容を書き換える
こともできる。
【0019】図3は、上記駆動ユニット16において、
内部に内蔵されたROMのデータを外部制御装置によっ
て書き換えることができるようにした場合の構成を示し
たブロック図である。同図に示すように駆動ユニット1
6内には、各種レンズ制御(各種操作スイッチの操作に
基づくモータ制御等)の処理を行うCPU100と、C
PU100が実行するプログラム等のレンズ制御に必要
なデータが記録されたROM102が搭載されている。
同図では、CPU100が通常行うレンズ制御に関する
構成については省略しており、ここにおけるCPU10
0は、ROM102のデータの書換えを処理する手段と
して示されている。また、ROM102には、電気的に
データの書換えが可能なEEPROM(フラッシュRO
M等)が使用されており、ROM102に、データ書換
えに必要な電圧を供給することによってそれまで記録さ
れていたデータを消去し、新たなデータを書き込めるよ
うになっている。
【0020】ROM102のデータを書き換える場合に
は、同図に示すように、駆動ユニット16に、パソコン
等のデータ書換えのための外部制御装置(以下、パソコ
ンとする)104が接続される。パソコン104が接続
される駆動ユニット16のコネクタは、図2で示したR
S232C用コネクタ66である。但し、データ書換え
のための外部制御装置が接続されるコネクタ(及び後述
のRS232ドライバ/レシーバ106)は、このため
に特別に設けたものであってもよい。
【0021】RS232C用コネクタ66は、RS23
2Cドライバ/レシーバ106に接続されており、RS
232C用コネクタ66に接続されたパソコン104
は、RS232Cドライバ/レシーバ106を介してC
PU100とRS232Cインターフェースの規格によ
るシリアル通信を行うことができる。この通信により、
パソコン104からCPU100にROM102のデー
タ書換えのコマンド(ROM書換えコマンド)を送信す
ると共に、書き換えるデータ(書換えデータ)をCPU
100に送信することができる。CPU100は、RO
M書換えコマンドがパソコン104から与えられると、
通常のレンズ制御からROM102のデータ書換えの処
理に切り換え、以下に示すように電源108に電圧がR
OM102のデータ書換えに必要な電圧以上であればR
OM102のデータ書換えを実行する。
【0022】駆動ユニット16の電源108は、駆動ユ
ニット16の外部から与えられるようになっており、主
に、この電源108には、充電式のバッテリが使用され
る。従って、電源108の充電が減少した場合や、他の
動作部で消費されている場合には電源108から供給さ
れる電圧が低下する場合がある。ROM102のデータ
書換えには一定以上の電圧が必要であるため、駆動ユニ
ット16内には電源108の電圧を確認するための供給
電源確認回路110が設けられており、この供給電源確
認回路110は、CPU100から書換え電圧確認信号
が与えられると、電源108の電圧を検出し、その電圧
がROM102のデータ書換えに必要な電圧以上あるか
確認する。そして、電源108の電圧がROM102の
データ書換えに必要な電圧以上ある場合には、CPU1
00及び書換え電圧供給手段112に電圧確認を示すO
K信号を出力する。尚、CPU100から供給電源確認
回路110に与えられる書換え電圧確認信号は、CPU
100が上記パソコン104からROM書換えコマンド
が与えられたときである。
【0023】一方、電源108の電圧がROM102の
データ書換えに必要な電圧より小さい場合には供給電源
確認回路110は、CPU100及び書換え電圧供給手
段112のいずれにもOK信号を出力しない。
【0024】書換え電圧供給手段112は、供給電源確
認回路110からOK信号が与えられた場合には、電源
108から供給される電圧をデータ書換えのための規定
の電圧(書換え電圧)にし、その書換え電圧をROM1
02に供給する。これによって、ROM102のデータ
書換えが可能となる。尚、ROM102において通常の
データ読み出し時等に必要な電源は常時確保されてお
り、図ではその電源ラインは省略している。一方、供給
電源確認回路110からOK信号が与えられない場合に
は書換え電圧供給手段112は、ROM102に書換え
電圧を与えないようにしてデータ書換えを禁止する。
【0025】CPU100は、供給電源確認回路110
からOK信号が与えられた場合には、ROM102のデ
ータを消去する処理を行った後、上記パソコン104か
ら与えられた書換えデータをROM102に記録させる
処理を実行する。書換えの処理が終了したときには供給
電源確認回路110にOK信号の出力を停止させて書換
え電圧供給手段112によるROM102への書換え電
圧の供給を停止させる。
【0026】一方、供給電源確認回路110からOK信
号が与えられない場合には、CPU100は、ROM1
02のデータ書換えの処理を行わず、また、駆動ユニッ
ト16のケース40外面に設けられた表示部114に電
源電圧が不足していることを示すエラー表示(警告表
示)を行うと共に、RS232Cドライバ/レシーバ1
06を介してパソコン104にエラーコマンドを送信す
る。尚、表示部114はランプを点灯させてエラー表示
を行うものであってもよいし、液晶表示によってエラー
文字、記号等を表示するものであってもよいし、更に、
表示部114の代わりに音を発するものであってもよ
い。また、パソコン104においてエラーコマンドを受
信した場合には、モニタにエラー表示を行っても行わな
くてもよく、更に、パソコン104のモニタにエラー表
示を行う場合には、駆動ユニット16の表示部114で
エラー表示を行わなくてもよいし、表示部114自体も
必ずしも設けなくてもよい。
【0027】図4は、上記CPU100の処理手順を示
したフローチャートである。まず、CPU100は処理
の開始時に初期設定を行い(ステップS10)、通常の
レンズ制御の処理を実行する(ステップS12)。次い
で、RS232Cドライバ/レシーバ106を介して外
部制御装置(上記パソコン104)が接続されたか否か
を判定する(ステップS14)。NOであれば、上記ス
テップS12からの処理を繰り返し実行する。一方、Y
ESであれば、その外部制御装置から与えられるコマン
ドに従った処理を実行する(ステップS16)。もし、
外部制御装置から通常のレンズ制御に関するコマンドが
与えられた場合には、そのコマンドに従ってズームやフ
ォーカス等のレンズ制御を実行する。
【0028】次に、外部制御装置が接続されている否か
を確認し(ステップS18)、NOであれば、上記ステ
ップS12に戻り、YESであれば、次に外部制御装置
からROM書換えコマンドを受信したか否か判定する
(ステップS20)。このときNOであれば、上記ステ
ップS16に戻る。
【0029】一方、YES、即ち、外部制御装置からR
OM書換えコマンドを受信した場合には、供給電源確認
回路110に書換え電圧確認信号を出力する(ステップ
S22)。これによって、供給電源確認回路110によ
って電源108の電圧が検出される。CPU100は、
供給電源確認回路110から電圧確認、即ち、上記OK
信号が与えられたか否かを判定し(ステップS24)、
もし、NO、即ち、電源108の電圧がROM102の
データ書換えに必要な電圧よりも低くOK信号が与えら
れない場合には、表示部114にエラー表示を表示させ
ると共に、外部制御装置にエラーコマンドを送信する
(ステップS26)。そして、ROM102のデータ書
換えの処理を行わずに上記ステップS16に戻る。
【0030】一方、ステップS24においてYES、即
ち、電源108の電圧がROM102のデータ書換えに
必要な電圧以上ある場合には、ROM102のデータ書
換えの処理をその処理が終了するまで実行する(ステッ
プS28、ステップS30)。即ち、ROM102に記
録されているデータを消去すると共に、外部制御装置か
ら新しく書き換える書換えデータを取得して、その書換
えデータをROM102の所定のアドレスに順次記録し
ていく。そして、この書換え処理が終了して、ステップ
S30においてYESと判定した場合には、上記ステッ
プS16に戻る。
【0031】以上、上記実施の形態では、ROM102
のデータを書き換えるための外部制御装置(上記パソコ
ン104)と駆動ユニット16のCPU100とは、R
S232Cインターフェースによるシリアル通信によっ
てデータの送受信を行えるようにしたが、通信方式はこ
れに限らず所望の方式を採用することができる。また、
外部制御装置を接続するコネクタは、フォーカスコント
ローラやズームコントローラなどが接続されるコネクタ
(図2のフォーカスコントロール用コネクタ68、ズー
ムコントロール用コネクタ70等)であってもよく、こ
れらのコントローラの通信方式を採用して外部制御装置
とCPU100とで通信を行えるようにしてもよい。
【0032】また、ROM102のデータ書換えのため
の外部制御装置での処理は、レンズ制御用のパソコン、
コントローラ、或いは、自己診断装置によって行えるよ
うにしてもよく、ROM102のデータ書換えのための
専用の外部制御装置は必ずしも必要ではない。
【0033】また、上記実施の形態では、ENGレンズ
14の駆動ユニット16内のROM102のデータ書換
えについて説明したが、本発明は、箱型のEFPレンズ
内に搭載されたROM、または、レンズコントローラ
(フォーカスコントローラ、ズームコントローラ等)内
に搭載されたROMについてのデータ書換えにも適用で
きる。
【0034】また、本発明はテレビレンズ装置における
レンズ駆動装置に限らず、スチルカメラのレンズ装置に
おいても適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
駆動装置によれば、レンズ制御に必要なプログラム等の
データを電気的書換え可能な読出し専用のメモリ(RO
M)に記録するようにし、書換えデータをパソコン等の
外部装置から取得して、ROMのデータをこの書換えデ
ータに書き換えことができるため、ROMの交換作業
や、専用器具を用いたROMへのデータ書込みが不要と
なり、また、必ずしもメーカーに現物を預ける必要もな
く、ユーザがインターネット等の通信手段によってメー
カー等から書換えデータを取得し、又は書換えデータを
記録した記録媒体を入手してユーザー自らROMのデー
タを書き換えることができるようになる。従って、プロ
グラム等のデータを必要に応じて容易且つ低コストで変
更することができ、この結果、ユーザーやメーカーにと
ってレンズシステムのソフト仕様変更が容易に行えるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用されるENGレンズの外
観を示した平面図である。
【図2】図2は、本発明が適用されるENGレンズの外
観を示した側面図である。
【図3】図3は、駆動ユニットにおいて、内部に内蔵さ
れたROMのデータを外部制御装置によって書き換える
ことができるようにした場合の構成を示したブロック図
である。
【図4】図4は、駆動ユニットのCPUの処理手順を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
16…駆動ユニット、100…CPU、102…RO
M、104…パソコン、66…RS232C用コネク
タ、106…RS232Cドライバ/レシーバ、電源1
08、110…供給電源確認回路、112…書換え電圧
供給手段、114…表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的にデータの書換えが可能な読出し
    専用のメモリを搭載し、該メモリにレンズ制御に必要な
    データを記録したレンズ駆動装置において、 前記メモリに記録されているデータを書き換えて前記メ
    モリに記録する書換えデータを外部装置から取得する書
    換えデータ取得手段と、 前記メモリのデータを前記書換えデータ取得手段によっ
    て取得した書換えデータに書き換えるデータ書換え手段
    と、 を備えたことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記レンズ駆動装置に供給されている電
    源電圧を検出し、該検出した電源電圧が、前記メモリの
    データの書換えに必要な電圧より小さい場合には、前記
    メモリのデータの書換えを禁止することを特徴とする請
    求項1のレンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記電源電圧が、前記メモリのデータの
    書換えに必要な電圧より小さい場合には、警告を発する
    警告手段を備えたことを特徴とする請求項2のレンズ駆
    動装置。
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