JP2001254794A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

Info

Publication number
JP2001254794A
JP2001254794A JP2000069961A JP2000069961A JP2001254794A JP 2001254794 A JP2001254794 A JP 2001254794A JP 2000069961 A JP2000069961 A JP 2000069961A JP 2000069961 A JP2000069961 A JP 2000069961A JP 2001254794 A JP2001254794 A JP 2001254794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trunnions
trunnion
discs
pivot
continuously variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000069961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001254794A5 (ja
Inventor
Takashi Imanishi
尚 今西
Sachiko Sekiguchi
さちこ 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2000069961A priority Critical patent/JP2001254794A/ja
Publication of JP2001254794A publication Critical patent/JP2001254794A/ja
Publication of JP2001254794A5 publication Critical patent/JP2001254794A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラニオン6a、6bを間違った位置に組み
付けられない様にして、特に注意をしなくても、誤組付
けを行なわない様にする。 【解決手段】 トラニオン6bの側に凹部44を、ケー
シング42の側に凸部45を、それぞれ設け、別のトラ
ニオン6aをこの凸部45に対向する部分に組み付け不
能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るトロイダル型
無段変速機は、例えば自動車用変速機の変速ユニットと
して、或は各種産業機械装置用の変速機として利用す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速機として、図7〜8に略示
する様なトロイダル型無段変速機が一部で使用されてい
る。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開昭62
−71465号公報に開示されている様に、入力軸1と
同心に入力側ディスク2を支持し、この入力軸1と同心
に配置した出力軸3の端部に出力側ディスク4を固定し
ている。トロイダル型無段変速機を納めたケーシングの
内側には、上記入力軸1並びに出力軸3に対し捻れの位
置にある枢軸5、5を中心として揺動するトラニオン
6、6を設けている。
【0003】即ち、これら各トラニオン6、6は、それ
ぞれの両端部外面に、それぞれが上記入力軸1及び出力
軸3の軸方向と直角方向に存在するが、これら両軸1、
3とは交差しない上記枢軸5、5を、互いに同心に設け
ている。又、これら各トラニオン6、6の中間部には変
位軸7、7の基端部を支持し、上記枢軸5、5を中心と
して上記各トラニオン6、6を揺動させる事により、上
記各変位軸7、7の傾斜角度の調節を自在としている。
上記各トラニオン6、6に支持した変位軸7、7の周囲
には、それぞれパワーローラ8、8を回転自在に支持し
ている。そして、これら各パワーローラ8、8を、上記
入力側、出力側両ディスク2、4の、互いに対向する内
側面2a、4a同士の間に挟持している。これら各内側
面2a、4aは、それぞれ断面が、上記枢軸5を中心と
する円弧を回転させて得られる凹面をなしている。そし
て、球状凸面に形成した上記各パワーローラ8、8の周
面8a、8aを、上記内側面2a、4aに当接させてい
る。
【0004】上記入力軸1と入力側ディスク2との間に
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、上記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け、弾性的に押圧自在としている。この押圧装
置9は、入力軸1と共に回転するカム板10と、保持器
11により転動自在に保持した複数個(例えば4個)の
ローラ12、12とから構成している。上記カム板10
の片側面(図7〜8の左側面)には、円周方向に亙る凹
凸面である駆動側カム面13を形成し、上記入力側ディ
スク2の外側面(図7〜8の右側面)にも、同様の形状
を有する被駆動側カム面14を形成している。そして、
上記複数個のローラ12、12を、上記入力軸1の中心
に関し放射方向の軸を中心とする回転自在に支持してい
る。
【0005】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回転
すると、駆動側カム面13が複数個のローラ12、12
を、入力側ディスク2の外側面に形成した被駆動側カム
面14に押圧する。この結果、上記入力側ディスク2
が、上記複数のパワーローラ8、8に押圧されると同時
に、上記駆動側、被駆動側両カム面13、14と複数個
のローラ12、12との押し付け合いに基づいて、上記
入力側ディスク2が回転する。そして、この入力側ディ
スク2の回転が、前記複数のパワーローラ8、8を介し
て出力側ディスク4に伝達され、この出力側ディスク4
に固定の出力軸3が回転する。
【0006】入力軸1と出力軸3との回転速度比(変速
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、前記各枢軸5、5を中心として
前記各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そし
て、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図7
に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り
部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分と
にそれぞれ当接する様に、前記各変位軸7、7を傾斜さ
せる。これに対して増速を行なう場合には、上記枢軸
5、5を中心として上記各トラニオン6、6を反対方向
に揺動させる。そして、上記各パワーローラ8、8の周
面8a、8aが図8に示す様に、入力側ディスク2の内
側面2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4
aの中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、上記各
変位軸7、7を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角度
を図7と図8との中間にすれば、入力軸1と出力軸3と
の間で、中間の変速比を得られる。
【0007】又、図9〜10は、実願昭63−6929
3号(実開平1−173552号)のマイクロフィルム
に記載された、より具体化されたトロイダル型無段変速
機の1例を示している。入力側ディスク2と出力側ディ
スク4とは入力軸15の周囲に、それぞれニードル軸受
16、16を介して、回転自在に支持している。又、カ
ム板10は上記入力軸15の端部(図9の左端部)外周
面にスプライン係合させ、鍔部17により上記入力側デ
ィスク2から離れる方向への移動を阻止している。そし
て、このカム板10とローラ12、12とにより、上記
入力軸15の回転に基づいて上記入力側ディスク2を、
上記出力側ディスク4に向け押圧しつつ回転させる、ロ
ーディングカム式の押圧装置9を構成している。上記出
力側ディスク4には出力歯車18を、キー19、19に
より結合し、これら出力側ディスク4と出力歯車18と
が同期して回転する様にしている。
【0008】1対のトラニオン6、6の両端部に互いに
同心に設けた枢軸5、5は1対の支持板20、20に、
揺動並びに軸方向(図9の表裏方向、図10の左右方
向)の変位自在に支持している。そして、上記各トラニ
オン6、6の中間部に形成した円孔21、21部分に、
変位軸7、7を支持している。尚、これら各円孔21、
21は、上記各トラニオン6、6の中間部で上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関して中央位
置よりも同方向(図10の左右逆方向)に外れた位置
に、上記各枢軸5、5の軸方向に対し直角方向(図9〜
10の上下方向)に形成している。
【0009】上記各変位軸7、7は、互いに平行で且つ
偏心した支持軸部22、22と枢支軸部23、23と
を、それぞれ有する。そして、このうちの各支持軸部2
2、22を上記各円孔21、21の内側に、請求項に記
載したラジアル軸受に相当するラジアルニードル軸受2
4、24を介して、回転自在に支持している。又、上記
各枢支軸部23、23の周囲にパワーローラ8、8を、
別のラジアルニードル軸受25、25を介して、回転自
在に支持している。上記各変位軸7、7を構成する支持
軸部22と枢支軸部23との偏心量は、上記各トラニオ
ン6、6の円孔21が当該トラニオン6の中央位置から
ずれている量とほぼ一致している。
【0010】又、上記1対の変位軸7、7は、上記入力
軸15に関し180度反対側位置に設けている。又、こ
れら各変位軸7、7の各枢支軸部23、23が各支持軸
部22、22に対し偏心している方向は、上記入力側、
出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向(図1
0で左右逆方向)としている。従って、上記各パワーロ
ーラ8、8は、上記各トラニオン6、6のほぼ中央部に
位置している。言い換えれば、これら各パワーローラ
8、8の中心軸のほぼ延長線上に、前記入力軸15の中
心軸が存在する。又、偏心方向は、上記入力軸15の配
設方向に対しほぼ直交する方向としている。従って、上
記各パワーローラ8、8は、上記入力軸15の配設方向
に若干の変位自在に支持される。この結果、回転力の伝
達状態で構成各部材に加わる大きな荷重に基づく、これ
ら構成各部材の弾性変形に起因して、上記各パワーロー
ラ8、8が上記入力軸15の軸方向に変位した場合で
も、上記構成各部材に無理な力を加える事なく、この変
位を吸収できる。
【0011】又、上記各パワーローラ8、8の外側面と
上記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、それぞれが請
求項に記載したスラスト軸受に相当する、スラスト玉軸
受26、26とスラストニードル軸受27、27とを設
けている。このうちのスラスト玉軸受26、26は、上
記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の荷重を
支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転を許容
するものである。又、上記各スラストニードル軸受2
7、27は、上記各パワーローラ8、8から上記各スラ
スト玉軸受26、26を構成する外輪28、28に加わ
るスラスト荷重を支承しつつ、前記各枢支軸部23、2
3及び上記外輪28、28が、前記支持軸部22、22
を中心に揺動する事を許容する。
【0012】更に、上記各トラニオン6、6の一端部
(図10の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド29、29
を結合し、これら各駆動ロッド29、29の中間部外周
面に駆動ピストン30、30を固設している。そして、
これら各駆動ピストン30、30を、それぞれ駆動シリ
ンダ31、31内に油密に嵌装している。尚、これら各
駆動シリンダ31、31内への圧油の給排に基づく上記
各トラニオン6、6の変位量は、これら各トラニオン
6、6と同期して動く部分に固定した、図示しないプリ
セスカムを介して検出自在としている。
【0013】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の場合には、入力軸15の回転は、押圧装置9を介し
て入力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側ディ
スク2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して出
力側ディスク4に伝わり、更にこの出力側ディスク4の
回転が、出力歯車18より取り出される。入力軸15と
出力歯車18との間の回転速度比を変える場合には、上
記1対の駆動ピストン30、30を互いに逆方向に変位
させる。これら各駆動ピストン30、30の変位に伴っ
て上記1対のトラニオン6、6が、それぞれ逆方向に変
位し、例えば図10の下側のパワーローラ8が同図の右
側に、同図の上側のパワーローラ8が同図の左側に、そ
れぞれ変位する。この結果、これら各パワーローラ8、
8の周面8a、8aと上記入力側ディスク2及び出力側
ディスク4の内側面2a、4aとの当接部に作用する、
接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向き
の変化に伴って上記各トラニオン6、6が、支持板2
0、20に枢支された枢軸5、5を中心として、互いに
逆方向に揺動する。この結果、前述の図7〜8に示した
様に、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aと上
記各内側面2a、4aとの当接位置が変化し、上記入力
軸15と出力歯車18との間の回転速度比が変化する。
【0014】尚、上述の様に上記入力軸15と出力歯車
18との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部材
の弾性変形に基づいて上記各パワーローラ8、8が、上
記入力軸15の軸方向に変位し、これら各パワーローラ
8、8を枢支している前記各変位軸7、7が、前記各支
持軸部22、22を中心として僅かに回動する。この回
動の結果、前記各スラスト玉軸受26、26の外輪2
8、28の外側面と上記各トラニオン6、6の内側面と
が相対変位する。これら外側面と内側面との間には、前
記各スラストニードル軸受27、27が存在する為、こ
の相対変位に要する力は小さい。従って、上述の様に各
変位軸7、7の傾斜角度を変化させる為の力が小さくて
済む。
【0015】更に、伝達可能なトルクを増大すべく、図
11〜12に示す様に、入力軸15aの周囲に入力側デ
ィスク2A、2Bと出力側ディスク4、4とを2個ずつ
設け、これら2個ずつの入力側ディスク2A、2Bと出
力側ディスク4、4とを動力の伝達方向に関して互いに
並列に配置する、ダブルキャビティ型の構造も、従来か
ら知られ、一部で実施されている。これら図11〜12
に示した構造は何れも、上記入力軸15aの中間部周囲
に出力歯車18aを、この入力軸15aに対する回転を
自在として支持し、この出力歯車18aの中心部に設け
た円筒状のスリーブ32の両端部に上記各出力側ディス
ク4、4を、スプライン係合させている。そして、これ
ら各出力側ディスク4、4の内周面と上記入力軸15a
の外周面との間にニードル軸受16、16を設け、これ
ら各出力側ディスク4、4を上記入力軸15aの周囲
に、この入力軸15aに対する回転、並びにこの入力軸
15aの軸方向の変位を自在に支持している。又、上記
各入力側ディスク2A、2Bは、上記入力軸15aの両
端部に、この入力軸15aと共に回転自在に支持してい
る。この入力軸15aは、駆動軸33により、ローディ
ングカム式の押圧装置9を介して回転駆動する。尚、こ
の駆動軸33の先端部(図11〜12の右端部)外周面
と上記入力軸15aの基端部(図11〜12の左端部)
内周面との間には、滑り軸受、ニードル軸受等のラジア
ル軸受34を設けている。従って、上記駆動軸33と入
力軸15aとは、互いに同心に配置された状態のまま、
回転方向の若干の変位自在に組み合わされている。
【0016】但し、一方(図11〜12の右方)の入力
側ディスク2Aは、背面(図11〜12の右面)をロー
ディングナット35に、直接(図12に示した構造の場
合)又は大きな弾力を有する皿板ばね36を介して(図
11に示した構造の場合)突き当てて、上記入力軸15
aに対する軸方向(図11〜12の左右方向)の変位を
実質的に阻止している。これに対して、カム板10に対
向する入力側ディスク2Bは、ボールスプライン37に
より上記入力軸15aに、軸方向の変位自在に支持して
いる。そして、この入力側ディスク2Bの背面(図11
〜12の左面)とカム板10の前面(図11〜12の右
面)との間に、皿板ばね38とスラストニードル軸受3
9とを、互いに直列に設けている。このうちの皿板ばね
38は、上記各ディスク2A、2B、4の内側面2a、
4aとパワーローラ8、8の周面8a、8aとの当接部
に予圧を付与する役目を果たす。又、スラストニードル
軸受39は、押圧装置9の作動時に、上記入力側ディス
ク2Bとカム板10との相対回転を許容する役目を果た
す。
【0017】又、図11に示した構造例の場合、前記出
力歯車18aはハウジングの内側に設けた仕切壁40
に、それぞれがアンギュラ型である1対の玉軸受41、
41により、軸方向の変位を阻止した状態で、回転自在
に支持している。これに対して図12に示した構造例の
場合、出力歯車18aの軸方向の変位は自在である。
尚、上述した図11〜12に示した様に、それぞれ2個
ずつの入力側ディスク2A、2Bと出力側ディスク4、
4とをそれぞれ動力の伝達方向に関して互いに並列に配
置する、所謂ダブルキャビティ型のトロイダル型無段変
速機は、カム板10に対向する一方(図12に示した構
造の場合)又は双方(図11に示した構造の場合)の入
力側ディスク2A、2Bをボールスプライン37、37
aにより上記入力軸15aに、軸方向の変位自在に支持
している。この理由は、これら両ディスク2A、2Bの
回転を完全に同期させつつ、上記押圧装置9の作動に伴
う構成各部材の弾性変形に基づいて上記両ディスク2
A、2Bが、上記入力軸15aに対し軸方向に変位する
事を許容する為である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用するトロイダル型無段変速機に設計値通りの性能を発
揮させる為には、各トラニオン6、6の組み付け位置
を、これら各トラニオン6、6の中間部に形成した円孔
21の形成位置との関係で、間違えない様にしなければ
ならない。これに対して、例えば図13(A)の状態が
正しい組み付け方向とした場合、上記各トラニオン6、
6を同図(B)(C)に示す様に組み付けた場合には、
負荷が加わった状態でのこれら各トラニオン6、6の変
位特性が変わる為、変速動作が不安定になる可能性があ
る。
【0019】ところが従来は、上記各トラニオン6、6
の組み付け方向を間違えない様にする為の考慮は特にし
ていなかった。即ち、従来構造の場合に上記各トラニオ
ン6、6の形状及び寸法は、上記円孔21の形成位置以
外は同じであった為、図13(B)(C)に示す様な誤
組付けの可能性があった。しかも、上記各トラニオン
6、6同士の差は、注意しないと分からない程度の僅か
なものである為、十分な注意を払わない限り、誤組付け
の可能性が低いとは言えない状態であった。特に、前述
の図11〜12に示す様なダブルキャビティ型のトロイ
ダル型無段変速機の場合には、誤組付けの態様が多く
(同じキャビティ内だけでなく、他のキャビティとの間
での誤組付けの可能性もある)、その分、誤組付けの可
能性が高くなる。この為、組み付け作業を特に注意深く
行なう必要があり、組立作業の能率が悪化する他、検査
も念入りに行なう必要が生じ、トロイダル型無段変速機
の製造コストを高くする原因となっていた。本発明は、
この様な事情に鑑みて、上記各トラニオン6、6の組み
付け方向の規制を容易に行なえるトロイダル型無段変速
機を実現すべく発明したものである。
【0020】
【課題を解決する為の手段】本発明のトロイダル型無段
変速機は何れも、前述した従来のトロイダル型無段変速
機と同様に、少なくとも1対のディスクと、複数のトラ
ニオンと、円孔と、複数の変位軸と、複数のパワーロー
ラと、複数のスラスト軸受とを備える。このうち、上記
各ディスクは、それぞれの軸方向片面を断面が円弧形の
凹面とし、この凹面同士を互いに対向させた状態で互い
に同心に、且つ互いに独立して回転自在に支持されてい
る。又、上記各トラニオンは、上記各ディスクの回転中
心に対し捩れの位置にある枢軸を中心として揺動する。
又、上記円孔は、これら各トラニオンの中間部で上記各
ディスクの回転方向に関して中央位置よりも同方向に外
れた位置に、上記枢軸の軸方向に対し直角方向に形成さ
れている。又、上記各変位軸は、互いに平行で且つ偏心
している支持軸部及び枢支軸部から成り、このうちの支
持軸部を上記各円孔の内側にラジアル軸受により回転自
在に支持すると共に上記枢支軸部を上記各トラニオンの
中間部内側面から突出させている。又、上記各パワーロ
ーラは、外周面を回転円弧面状の凸面とし、上記枢支軸
部の周囲に回転自在に支持されて、上記両ディスクの凹
面同士の間に挟持されている。更に、上記各スラスト軸
受は、上記各パワーローラと上記各トラニオンの中間部
内側面との間に設けられている。
【0021】特に、請求項1に記載したトロイダル型無
段変速機に於いては、上記各トラニオンのうちの少なく
とも何れかのトラニオンと当該トラニオンに隣接する他
の部材との間に係合部を設ける事により、少なくとも上
記何れかのトラニオンを、上記円孔の位置に応じて規制
される所定位置にのみ組み付け自在としている。又、請
求項2に記載したトロイダル型無段変速機に於いては、
上記各トラニオンとこれら各トラニオンに隣接する他の
部材との組み付け関係を、これら各トラニオン毎に異な
らせる事により、少なくとも上記何れかのトラニオン
を、上記円孔の位置に応じて規制される所定位置にのみ
組み付け自在としている。更に、請求項3に記載したト
ロイダル型無段変速機に於いては、上記各トラニオン若
しくはこれら各トラニオンを所定位置に組み付ける直前
までこれら各トラニオンに装着したままとする部材に、
上記円孔の位置に応じて規制されるこれら各トラニオン
の所定組み付け位置毎に異なる表示を付している。
【0022】
【作用】上述の様に構成する本発明のトロイダル型無段
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様の作用に基づき、入力側ディスクと出力側ディスクと
の間で回転力の伝達を行ない、更にトラニオンの傾斜角
度を変える事により、これら両ディスク同士の間の回転
速度比を変える。特に、本発明の場合には、組立作業時
にトラニオンの組み付け位置を間違える事がなく、特に
組み立て時に高度の注意を払わなくても、所望通りの性
能を発揮できるトロイダル型無段変速機を安定して組み
立てる事ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1に対応する、本
発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特
徴は、特に注意を払わなくても、1対のトラニオン6
a、6bの組み付け方向を設計通りに規制できる様にす
る点にある。それ以外の、トロイダル型無段変速機の全
体構成に就いては、図9〜12に記載した様な、従来か
ら知られ、或は考えられ、更には一部で実施されている
トロイダル型無段変速機と同様であるから、重複する図
示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明
の特徴部分を中心に説明する。
【0024】本例の場合には、上記各トラニオン6a、
6bと、これら各トラニオン6a、6bに隣接する他の
部材であるケーシング42との間に、これら各トラニオ
ン6a、6b毎に異なる係合部を設けている。即ち、一
方(図1の下方)のトラニオン6aの先端部(図1の右
端部)に設けた枢軸5の端面43aは平坦に形成すると
共に、この端面43aを上記ケーシング42の内面に近
接対向させている。これに対して、他方(図1の上方)
のトラニオン6bの先端部に設けた枢軸5aの端面43
bは、その中央部に凹部44を形成している。そして、
上記ケーシング42の内面に、この凹部44内に緩く進
入自在な凸部45を形成している。
【0025】この様にケーシング42の内面に凸部45
を形成した事に伴い、この凸部45に対向する部分に
は、上記凹部44をその先端面43bに形成した枢軸5
aを有する、上記他方のトラニオン6bしか組み付ける
事ができない。言い換えれば、その先端面43aを平坦
面とした枢軸5を有する、上記一方のトラニオン6a
を、上記凸部45に対向する部分に組み付ける事はでき
ない。従って、上記他方のトラニオン6bを上記凸部4
5に対向する部分に組み付けない限り、上記1対のトラ
ニオン6a、6bを上記ケーシング6a、6b内に組み
付ける事はできない。上記他方のトラニオン6bを上記
凸部45に対向しない部分に組み付ける事は可能ではあ
るが、上記1対のトラニオン6a、6bを含む、トロイ
ダル型無段変速機1台分の主要部品は、部品加工メーカ
ーから単一の通い箱等に収納して、組立工場に送られ
る。従って、上記他方のトラニオン6bが上記凸部45
に対向する部分に組み付けられない限り、そのまま過っ
た組み付け状態のまま、トロイダル型無段変速機の組立
を完了する可能性はない(一方のトラニオン6aが組み
付けられずに余る)。
【0026】尚、上記凸部45等、上記各トラニオン6
a、6bの組み付け位置を規制する為の部分を、トロイ
ダル型無段変速機の運転時に、これら各トラニオン6
a、6bの動きの妨げとならない部分に設ける事は勿論
である。又、本例の場合、図1の上側のトラニオン6b
を図1の下側に組み付ける事も可能であるが、図1の下
側のトラニオン6aとケーシング42との間にも、上側
のトラニオン6bの場合とは異なる凹凸係合部を設け、
上記上側のトラニオン6bを図1の下側に組み付けられ
ない様にする事もできる。
【0027】次に、図2は、やはり請求項1に対応す
る、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の
場合には、1対のトラニオン6、6cのうち、一方(図
2の上方)のトラニオン6cの外側面の一部に、係合部
を構成する突起47を形成すると共に、ケーシング42
aの内面でこのトラニオン6cの外側面が対向する部分
に凹部48を形成している。これに対して、他方(図2
の下方)のトラニオン6の外側面には、上記突起47に
相当する突出部を設けず、上記ケーシング42aの内面
で上記トラニオン6の外側面が対向する部分にも、凹部
等は形成していない。
【0028】上述の様な構成を有する本例の場合には、
上記突起47を設けた一方のトラニオン6cは、上記ケ
ーシング42aの内側で上記凹部48を形成した側にの
み、組み付け可能である。従って、上記一方のトラニオ
ン6cが上記凹部48に対向する部分に組み付けられな
い限り、そのまま過った組み付け状態のまま、トロイダ
ル型無段変速機の組立を完了する可能性はない(一方の
トラニオン6cが組み付けられずに余る)。
【0029】次に、図3は、請求項2に対応する、本発
明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合に
は、1対のトラニオン6、6dのうち、一方(図3の上
方)のトラニオン6dの一端部(図3の左端部)に設け
た枢軸5bの外径を、このトラニオン6dの他端部(図
3の右端部)並びに他方(図3の下方)のトラニオン6
の両端部に設けた枢軸5、5の外径よりも大きくしてい
る。これに合わせて、これら両トラニオン6d、6の両
端部を支持する為の1対の支持板20、20aに形成し
た円孔51、51aのうち、上記枢軸5bを支持する為
の円孔51aのみ、他の円孔51、51よりも大径にし
ている。又、この様に枢軸5、5b及び円孔51、51
aの直径を変える事に合わせて、これら各枢軸5、5b
を支持する為の軸受の直径も、これら枢軸5、5b及び
円孔51、51aに合わせて異ならせている。
【0030】上述の様な構成を有する本例の場合には、
上記大径の枢軸5bを設けた一方のトラニオン6dは、
上記大径の円孔51aを形成した側に所定方向で配置し
た場合にのみ、組み付け可能である。従って、上記一方
のトラニオン6dが上記大径の円孔51aを形成した側
に所定方向で組み付けられない限り、そのまま過った組
み付け状態のまま、トロイダル型無段変速機の組立を完
了する可能性はない。又、本例の場合には、上記他方の
トラニオン6を上記大径の円孔51a部分に組み付けた
としても、当該部分に枢軸5をがたつきなく支持する事
ができない。この為、本例の場合には、仮に上記他方の
トラニオン6を上記大径の円孔51a部分に組み付けた
場合に、その時点で誤組み付け状態である事が分かる。
【0031】次に、図4〜5も、請求項2に対応する、
本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合
には、それぞれの両端部に設けた枢軸5、5を中心とす
る1対のトラニオン6、6eの傾斜角度を制限する為、
支持板と一体若しくは別体に設けたストッパプレート4
9を、上記両トラニオン6、6eの中央位置に対し非対
称に構成している。これに合わせて、これら両トラニオ
ン6、6eのうち、一方(図4〜5の上方)のトラニオ
ン6eの端部に設けた衝合部50aの高さを、他方(図
4〜5の下方)のトラニオン6の端部に設けた衝合部5
0bの高さよりも大きくしている。これら各衝合部50
a、50bは、上記各トラニオン6、6eが上記各枢軸
5、5を中心として許容限度まで傾斜した場合に上記ス
トッパプレート49の端縁部と衝合し、上記各トラニオ
ン6、6eが過度に傾斜するのを防止する為のものであ
る。
【0032】上述の様な構成を有する本例の場合には、
高さが大きな衝合部50aを設けた一方のトラニオン6
eは、上記ストッパプレート49までの距離が長い側に
のみ、組み付け可能である。従って、上記一方のトラニ
オン6eがこの距離が長い側に組み付けられない限り、
そのまま過った組み付け状態のまま、トロイダル型無段
変速機の組立を完了する可能性はない(一方のトラニオ
ン6eが組み付けられずに余る)。
【0033】次に、図6は、請求項3に対応する、本発
明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合に
は、部品加工メーカーから組立工場に送られるまでの
間、構成部材同士が分離するのを防止すべく、各トラニ
オン6、6に付属の駆動ロッド29、29に外嵌してお
く抑え治具46a、46bにより、これら各トラニオン
6、6の組み付け位置を明瞭に表示している。この為に
は、上記各抑え治具46a、46bの色或は形状を変え
たり、或はこれら抑え治具46a、46bの一部に、組
み付け位置を表す表示(文字、符号等)を付す。更に
は、上記各トラニオン6、6の一部表面で組み付け時に
作業員の目に入り易い部分に、刻印等により組み付け位
置を表す表示を付しても良い。何れにしても、上記各ト
ラニオン6、6の組み付け位置を明瞭に認識する事がで
きるので、誤組付けの可能性を低くできる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用する為、設計値通りの性能を安定して発揮できるトロ
イダル型無段変速機の組立作業を容易化して、このトロ
イダル型無段変速機の低コスト化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、図10と
同様の断面図。
【図2】同第2例を示す、図10と同様の断面図。
【図3】同第3例を示す、図10と同様の断面図。
【図4】同第4例を示す、トラニオンとストッパプレー
トのみを取り出して示す部分側面図。
【図5】図4のA−A断面図。
【図6】同第5例を示す部分断面図。
【図7】従来から知られているトロイダル型無段変速機
の基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
【図8】同じく最大増速時の状態で示す側面図。
【図9】従来から知られており、本発明の対象となるト
ロイダル型無段変速機の具体的構造の第1例を示す部分
断面図。
【図10】図9のB−B断面図。
【図11】従来から考えられており、本発明の対象とな
るトロイダル型無段変速機の具体的構造の第2例を示す
部分断面図。
【図12】同第3例を示す部分断面図。
【図13】各トラニオンの組み付け状態を、(A)は正
しい組み付け状態で、(B)(C)は誤組み付け状態
で、それぞれ示す略断面図。
【符号の説明】
1 入力軸 2a 内側面 2、2A、2B 入力側ディスク 3 出力軸 4 出力側ディスク 4a 内側面 5、5a、5b 枢軸 6、6a、6b、6c、6d、6e トラニオン 7 変位軸 8 パワーローラ 8a 周面 9 押圧装置 10 カム板 11 保持器 12 ローラ 13 駆動側カム面 14 被駆動側カム面 15、15a 入力軸 16 ニードル軸受 17 鍔部 18、18a 出力歯車 19 キー 20、20a 支持板 21 円孔 22 支持軸部 23 枢支軸部 24 ラジアルニードル軸受 25 ラジアルニードル軸受 26 スラスト玉軸受 27 スラストニードル軸受 28 外輪 29 駆動ロッド 30 駆動ピストン 31 駆動シリンダ 32 スリーブ 33 駆動軸 34 ラジアル軸受 35 ローディングナット 36 皿板ばね 37、37a ボールスプライン 38 皿板ばね 39 スラストニードル軸受 40 仕切壁 41 玉軸受 42、42a ケーシング 43a、43b 端面 44 凹部 45 凸部 46a、46b 抑え治具 47 突起 48 凹部 49 ストッパプレート 50a、50b 衝合部 51、51a 円孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの軸方向片面を断面が円弧形の
    凹面とし、この凹面同士を互いに対向させた状態で互い
    に同心に、且つ互いに独立して回転自在に支持された少
    なくとも1対のディスクと、これら各ディスクの回転中
    心に対し捩れの位置にある枢軸を中心として揺動する複
    数のトラニオンと、これら各トラニオンの中間部で上記
    各ディスクの回転方向に関して中央位置よりも同方向に
    外れた位置に、上記枢軸の軸方向に対し直角方向に形成
    された円孔と、互いに平行で且つ偏心している支持軸部
    及び枢支軸部から成り、このうちの支持軸部を上記各円
    孔の内側にラジアル軸受により回転自在に支持すると共
    に上記枢支軸部を上記トラニオンの中間部内側面から突
    出させた変位軸と、外周面を回転円弧面状の凸面とし、
    上記枢支軸部の周囲に回転自在に支持されて、上記両デ
    ィスクの凹面同士の間に挟持されたパワーローラと、こ
    のパワーローラと上記トラニオンの中間部内側面との間
    に設けられたスラスト軸受とを備えるトロイダル型無段
    変速機に於いて、上記各トラニオンのうちの少なくとも
    何れかのトラニオンと当該トラニオンに隣接する他の部
    材との間に係合部を設ける事により、少なくとも上記何
    れかのトラニオンを、上記円孔の位置に応じて規制され
    る所定位置にのみ組み付け自在とした事を特徴とするト
    ロイダル型無段変速機。
  2. 【請求項2】 それぞれの軸方向片面を断面が円弧形の
    凹面とし、この凹面同士を互いに対向させた状態で互い
    に同心に、且つ互いに独立して回転自在に支持された少
    なくとも1対のディスクと、これら各ディスクの回転中
    心に対し捩れの位置にある枢軸を中心として揺動する複
    数のトラニオンと、これら各トラニオンの中間部で上記
    各ディスクの回転方向に関して中央位置よりも同方向に
    外れた位置に、上記枢軸の軸方向に対し直角方向に形成
    された円孔と、互いに平行で且つ偏心している支持軸部
    及び枢支軸部から成り、このうちの支持軸部を上記各円
    孔の内側にラジアル軸受により回転自在に支持すると共
    に上記枢支軸部を上記トラニオンの中間部内側面から突
    出させた変位軸と、外周面を回転円弧面状の凸面とし、
    上記枢支軸部の周囲に回転自在に支持されて、上記両デ
    ィスクの凹面同士の間に挟持されたパワーローラと、こ
    のパワーローラと上記トラニオンの中間部内側面との間
    に設けられたスラスト軸受とを備えるトロイダル型無段
    変速機に於いて、上記各トラニオンとこれら各トラニオ
    ンに隣接する他の部材との組み付け関係を、これら各ト
    ラニオン毎に異ならせる事により、少なくとも上記何れ
    かのトラニオンを、上記円孔の位置に応じて規制される
    所定位置にのみ組み付け自在とした事を特徴とするトロ
    イダル型無段変速機。
  3. 【請求項3】 それぞれの軸方向片面を断面が円弧形の
    凹面とし、この凹面同士を互いに対向させた状態で互い
    に同心に、且つ互いに独立して回転自在に支持された少
    なくとも1対のディスクと、これら各ディスクの回転中
    心に対し捩れの位置にある枢軸を中心として揺動する複
    数のトラニオンと、これら各トラニオンの中間部で上記
    各ディスクの回転方向に関して中央位置よりも同方向に
    外れた位置に、上記枢軸の軸方向に対し直角方向に形成
    された円孔と、互いに平行で且つ偏心している支持軸部
    及び枢支軸部から成り、このうちの支持軸部を上記各円
    孔の内側にラジアル軸受により回転自在に支持すると共
    に上記枢支軸部を上記トラニオンの中間部内側面から突
    出させた変位軸と、外周面を回転円弧面状の凸面とし、
    上記枢支軸部の周囲に回転自在に支持されて、上記両デ
    ィスクの凹面同士の間に挟持されたパワーローラと、こ
    のパワーローラと上記トラニオンの中間部内側面との間
    に設けられたスラスト軸受とを備えるトロイダル型無段
    変速機に於いて、上記各トラニオン若しくはこれら各ト
    ラニオンを所定位置に組み付ける直前までこれら各トラ
    ニオンに装着したままとする部材に、上記円孔の位置に
    応じて規制されるこれら各トラニオンの所定組み付け位
    置毎に異なる表示を付した事を特徴とするトロイダル型
    無段変速機。
JP2000069961A 2000-03-14 2000-03-14 トロイダル型無段変速機 Pending JP2001254794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069961A JP2001254794A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 トロイダル型無段変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000069961A JP2001254794A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 トロイダル型無段変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001254794A true JP2001254794A (ja) 2001-09-21
JP2001254794A5 JP2001254794A5 (ja) 2005-10-13

Family

ID=18588758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000069961A Pending JP2001254794A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 トロイダル型無段変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001254794A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006009909A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Ntn Corp チェーンテンショナのレジスタリング組込構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006009909A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Ntn Corp チェーンテンショナのレジスタリング組込構造
JP4532182B2 (ja) * 2004-06-24 2010-08-25 Ntn株式会社 チェーンテンショナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3456267B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP2012172685A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3932027B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH08135747A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3879913B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH11303961A (ja) トロイダル型無段変速機
JP2001254794A (ja) トロイダル型無段変速機
US6561946B2 (en) Toroidal-type continuously variable transmission
JP4923989B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP3829512B2 (ja) トロイダル型無段変速機用入力側ディスクユニット
JP2007292145A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3435784B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP2004092665A (ja) トロイダル型無段変速機
JP4640635B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP4019549B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP4362858B2 (ja) トロイダル型無段変速機のボールスプライン
JP4587119B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH0814350A (ja) トロイダル型無段変速機
JPH1151136A (ja) トロイダル型無段変速機
JP4026237B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH07280055A (ja) トロイダル型無段変速機
JP2002089643A (ja) トロイダル型無段変速機
JPH1144352A (ja) トロイダル型無段変速機
JPH11173393A (ja) トロイダル型無段変速機
JP4513008B2 (ja) 無段変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050606

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080520