JP2001253356A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2001253356A
JP2001253356A JP2000068022A JP2000068022A JP2001253356A JP 2001253356 A JP2001253356 A JP 2001253356A JP 2000068022 A JP2000068022 A JP 2000068022A JP 2000068022 A JP2000068022 A JP 2000068022A JP 2001253356 A JP2001253356 A JP 2001253356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急操舵の場合にも確実なアンローダ制御を可
能とする電動パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 電動パワーステアリング装置の電動機
(10)の補助操舵トルクを制御する制御装置(12)
は、舵角センサ(16)の検出信号に基づき、舵角が最
大舵角近傍の所定舵角を超えると電動機(10)の補助
操舵トルクを低減補正するアンローダ補正部(12B)
を有する。アンローダ補正部(12B)は、ステアリン
グ系の操舵速度の検出信号に基づき、操舵速度が速いほ
ど電動機(10)の補助操舵トルクの低減補正量を増大
修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機により車両
のステアリング系に補助操舵トルクを付加する電動パワ
ーステアリング装置に関し、詳しくは、ステアリング系
の急操舵の場合にも確実なアンローダ制御を可能とする
電動パワーステアリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング装置として、ステア
リングホイールの操作時に電動機による補助操舵トルク
をステアリング系に付加して運転者の操舵力を軽減す
る、いわゆる電動パワーステアリング装置が近年普及し
つつある。この電動パワーステアリング装置は、基本的
には、ステアリングホイールの操作に伴なうステアリン
グ系の操舵トルクを検出し、その検出トルクの方向およ
び大きさに応じて前記電動機の補助操舵トルクを制御す
るように構成されている。
【0003】前記の電動パワーステアリング装置におい
ては、ステアリング系の最大舵角の近傍で大きな補助操
舵トルクが電動機により付加されると、ステアリング系
が最大舵角に至った時点で大きな衝撃が発生し、まれに
は電動機を含むステアリング系がロックする虞もある。
そこで、この種の電動パワーステアリング装置には、ス
テアリング系の舵角が最大舵角に近づくと、電動機によ
る補助操舵トルクを低減補正してステアリング系の保護
を図る、いわゆるアンローダ制御が採用されている(実
開昭60−193868号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電動
パワーステアリング装置のアンローダ制御においては、
ステアリング系の操舵速度が考慮されていないため、最
大舵角の近傍で急操舵されると、アンローダ制御が追い
付かず、ステアリング系を確実に保護できない虞があ
る。
【0005】そこで、本発明は、急操舵の場合にも確実
なアンローダ制御を可能とする電動パワーステアリング
装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明は、車両のステアリング系の操舵トルクを検
出する操舵トルクセンサと、前記ステアリング系の舵角
を検出する舵角センサと、前記ステアリング系に補助操
舵トルクを付加する電動機と、少なくとも前記操舵トル
クセンサの検出信号に基づいて前記電動機の補助操舵ト
ルクを制御する制御装置とを備えた電動パワーステアリ
ング装置において、前記制御装置は、前記舵角センサの
検出信号に基づき、舵角が最大舵角近傍の所定舵角を超
えると前記電動機の補助操舵トルクを低減補正するアン
ローダ補正部を有し、このアンローダ補正部は、ステア
リング系の操舵速度の検出信号に基づき、操舵速度が速
いほど前記補助操舵トルクの低減補正量を増大修正する
構成としたことを手段としている。
【0007】本発明の電動パワーステアリング装置で
は、ステアリングホイール等の操作に伴ない操舵トルク
センサがステアリング系の操舵トルクを検出し、舵角セ
ンサがステアリング系の舵角を検出する。そして、ステ
アリング系の舵角が所定舵角未満のときは、制御装置が
ステアリング系の操舵トルクに基づいて電動機の補助操
舵トルクを制御する。ここで、舵角が最大舵角近傍の所
定舵角を超えると、制御装置のアンローダ補正部が電動
機の補助操舵トルクを低減補正する。その際、アンロー
ダ補正部は、ステアリング系の操舵速度が速いほど電動
機の補助操舵トルクの低減補正量を増大修正するのであ
り、より迅速に電動機の補助操舵トルクを低減する。
【0008】本発明の電動パワーステアリング装置にお
いて、車速センサの検出信号に基づき、車速が所定車速
以上のときには電動機の補助操舵トルクの低減補正を回
避するように前記アンローダ補正部が構成されている
と、ステアリング系の舵角が最大舵角近傍の所定舵角を
超えても電動機による補助操舵トルクが得られるため、
車両の中高速時に違和感のない良好な操舵フィーリング
が得られ、緊急時等においては最大舵角まで円滑に急操
舵できるので好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る電動パワーステアリング装置の実施の形態を説明す
る。参照する図面において、図1は一実施形態の電動パ
ワーステアリング装置が適用されたステアリング系の構
成図、図2は一実施形態の電動パワーステアリング装置
のブロック構成図である。
【0010】一実施形態の電動パワーステアリング装置
を説明するに当たり、まず、この電動パワーステアリン
グ装置が適用されたステアリング系の構造を図1により
説明する。このステアリング系は、いわゆるラック・ピ
ニオン式のステアリング系であり、ステアリングホイー
ル1に一体に連結されたステアリングシャフト2の下端
部は、連結軸3を介して相互に連結された一対のユニバ
ーサルジョイント4,4を介して操舵トルクセンサ5の
入力軸5Aに連結されている。そして、この操舵トルク
センサ5の出力軸には、ラック・ピニオン機構6のピニ
オン6Aが一体に形成されている。
【0011】前記ラック・ピニオン機構6は、ピニオン
6Aに噛み合うラック歯6Bが形成されたラック軸6C
を備え、このラック軸6Cの両端部には、車両の左右の
前輪7,7に付設されたナックルアーム(図示省略)が
タイロッド8,8を介してそれぞれ連結されている。そ
して、前記ラック軸6Cには、これと同軸にボールネジ
機構9のボールネジ部9Aが形成され、このボールネジ
部9Aに噛み合うボールナット9Bは、前記ラック軸6
Cが貫通する状態でその周囲に配置された電動機10の
ロータ10Aに固定されている。
【0012】ここで、図1および図2に示すように、一
実施形態の電動パワーステアリング装置は、図示しない
変速機出力軸の回転数を検出する車速センサ11と、少
なくともこの車速センサ11および前記操舵トルクセン
サ5の検出信号を入力する制御装置12と、この制御装
置12の出力信号を入力する電動機駆動回路13と、こ
の電動機駆動回路13から前記電動機10に供給される
電流値を検出してその信号を前記制御装置12に出力す
る電流センサ14と、前記電動機10に印加される電圧
値を検出してその信号を前記制御装置12に出力する電
圧センサ15と、前記操舵トルクセンサ5に付設された
舵角センサ16とを備えている。
【0013】操舵トルクセンサ5は、入力軸5Aと出力
軸であるピニオン6Aとの間の捩れ角に応じた操舵トル
クの方向および大きさを検出し、その検出信号である操
舵トルク信号TSを制御装置12に出力する。また、前
記車速センサ11は、図示しない変速機出力軸の回転数
に応じた車速信号VPを制御装置12に出力する。
【0014】電流センサ14は、直流サーボモータから
なる前記電動機10に直列に接続された抵抗またはホー
ル素子を備えており、電動機10に流れる電流の方向お
よび大きさに応じたモータ電流信号IMを制御装置12
に出力する。また、前記電圧センサ15は、電動機10
に並列に接続されることにより、電動機10に印加され
る電圧に応じたモータ電圧信号VMを制御装置12に出
力する。そして、舵角センサ16は、ステアリングホイ
ール1の転舵角度に応じた舵角信号θSを制御装置12
に出力する。
【0015】制御装置12は、前記操舵トルクセンサ
5、車速センサ11、電流センサ14、電圧センサ1
5、舵角センサ16等との間の入出力インターフェース
I/O、および、これらのセンサから入力されるアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータの
他、各種のデータやプログラムを記憶しているROM、
各種のデータ等を一時記憶するRAM、各種の演算処理
を行うCPU等をハードウェアとして備えている。ま
た、ソフトウェア構成として、図2に示すように、目標
電流値設定部12A、アンローダ補正部12B、偏差演
算部12C、PID制御部12D、PWM信号生成部1
2Eおよび電動機回転速度演算部12Fを備えている。
一方、前記電動機駆動回路13は、ゲート駆動回路13
Aおよびブリッジ回路13Bにより構成されている。
【0016】前記制御装置12の目標電流値設定部12
Aには、前記車速センサ11から出力される車速信号V
Pが入力されると共に、前記操舵トルクセンサ5から出
力される操舵トルク信号TSがデジタル信号に変換され
て入力される。この目標電流値設定部12Aは、ステア
リング系の操舵トルクの増加に伴ない増大し、かつ、車
速の増加に伴ない減少する基本特性の補助操舵トルクを
電動機10に発生させるための目標電流値信号ITを、
前記操舵トルク信号TSおよび車速信号VPをアドレス
とするデータエリアから検索し、検索した目標電流値信
号ITをアンローダ補正部12Bに出力する。
【0017】前記アンローダ補正部12Bには、前記目
標電流値信号ITの他に、前記車速センサ11から出力
される車速信号VP、前記舵角センサ16から出力され
る舵角信号θS、前記電動機回転速度演算部12Fから
出力される回転角速度信号MVELがそれぞれ入力され
る。このアンローダ補正部12Bは、後述するように、
前記目標電流値信号ITに低減補正を加え、その補正目
標電流値信号IT’を偏差演算部12Cに出力する。
【0018】前記偏差演算部12Cには、前記補正目標
電流値信号IT’の他に、前記電流センサ14から出力
されるモータ電流信号IMがデジタル信号に変換されて
入力される。この偏差演算部12Cは、補正目標電流値
信号IT’とモータ電流信号IMとの偏差を演算し、そ
の偏差信号ΔIをPID制御部12Dに出力する。
【0019】前記PID制御部12Dは、前記偏差信号
ΔIに対して比例(P)、積分(I)、微分(D)等の
処理を施すことにより、その偏差がゼロに収束するよう
に前記電動機10の駆動を制御するための駆動制御信号
SOをPWM信号生成部12Eに出力する。そして、こ
のPWM信号生成部12Eは、前記駆動制御信号SOに
基づいて電動機10をPWM(パルス幅変調)運転する
ためのPWM信号VOを生成し、これを電動機駆動回路
13のゲート駆動回路13Aに出力する。
【0020】前記電動機回転速度演算部12Fには、前
記電流センサ14から出力されるモータ電流信号IMお
よび前記電圧センサ15から出力されるモータ電圧信号
VMがそれぞれデジタル信号に変換されて入力される。
この電動機回転速度演算部12Fは、電動機10の電圧
をVM、電流をIM、抵抗値をRM、誘起電圧係数をK
Pとするとき、電動機10の回転角速度MVELを次式
(1)により演算し、その回転角速度信号MVELをス
テアリング系の操舵速度の信号として前記アンローダ補
正部12Bに出力する。 MVEL=(VM−IM×RM)/KP………(1)
【0021】一方、前記電動機駆動回路13のゲート駆
動回路13Aは、前記PWM信号VOに基づいてブリッ
ジ回路13Bをスイッチング駆動する。このブリッジ回
路13Bは、図3に示すように、直流12Vの電源(車
載バッテリ)と電動機10との間にブリッジ回路を構成
する4個のパワーFET(電界効果トランジスタ)T
1,T2,T3,T4を備えている。そして、前記ゲー
ト駆動回路13Aは、偏差信号ΔIの大きさに応じた駆
動信号を偏差信号ΔIの極性に応じてパワーFET(T
1,T2)のゲートG1,G2の何れか一方に出力し、
他方にはオフ信号を出力する。その際、パワーFET
(T3,T4)のゲートG3,G4の何れか一方にオン
信号を出力し、他方にオフ信号を出力する。例えば、パ
ワーFET(T1)のゲートG1に駆動信号を出力する
場合には、パワーFET(T4)のゲートG4にオン信
号を出力し、他のパワーFET(T2,T3)のゲート
G2,G3にはオフ信号を出力する。
【0022】ここで、前記制御装置12のアンローダ補
正部12Bは、ステアリング系の舵角が最大舵角近傍の
所定舵角を超えると、前記電動機10による補助操舵ト
ルクを低減するように、前記目標電流値信号ITに低減
補正を加え、その際、ステアリング系の操舵速度が速い
ほど前記目標電流値信号ITに加える低減補正量を増大
修正する機能を有する。このアンローダ補正部12B
は、図4に示すように、オフセット量設定部12B1、
制御舵角演算部12B2、アンローダレシオ設定部12
B3、アンローダレシオ修正量設定部12B4、アンロ
ーダレシオ修正演算部12B5および目標電流値補正部
12B6により構成されている。以下、このアンローダ
補正部12Bの各部の機能を順次説明する。
【0023】オフセット量設定部12B1は、車速VP
をアドレスとするデータエリアにオフセット量αを格納
しており、車速センサ11からの車速信号VPの入力に
応じてオフセット量αを瞬時に検索する。このオフセッ
ト量αの特性は、例えば図5のグラフに示すように、車
速VPが例えば5km/h未満では「0度」であり、1
0km/h以上では「50度」となるように設定されて
いる。
【0024】制御舵角演算部12B2は、前記舵角セン
サ16から出力される舵角信号θSおよび前記オフセッ
ト量設定部12B1から出力されるオフセット量αの信
号を入力する。そして、舵角θSからオフセット量αを
減算処理した値βを制御舵角信号βとしてアンローダレ
シオ設定部12B3に出力する。
【0025】アンローダレシオ設定部12B3は、制御
舵角βをアドレスとするデータエリアにアンローダレシ
オRを格納しており、制御舵角演算部12B2からの制
御舵角信号βの入力に応じてアンローダレシオRを瞬時
に検索する。そして、検索したアンローダレシオRの信
号をアンローダレシオ修正演算部12B5に出力する。
このアンローダレシオRの特性は、例えば図6のグラフ
に示すように、制御舵角βが例えば220度未満では
「1」であり、220度を超えると一定の逆勾配で漸次
減少し、270度で「0」となるように設定されてい
る。なお、本実施形態においては、前記270度が最大
舵角であり、220度が所定舵角である。
【0026】アンローダレシオ修正量設定部12B4
は、前記車速センサ11から出力される車速信号VP、
前記舵角センサ16から出力される舵角信号θSおよび
前記電動機回転速度演算部12Fから出力される回転角
速度信号MVELを入力する。このアンローダレシオ修
正量設定部12B4は、回転角速度MVELをアドレス
とするデータエリアにアンローダレシオ修正量Aを格納
している。そして、このアンローダレシオ修正量設定部
12B4は、舵角θSが例えば220度より大きく、か
つ、車速VPが例えば10km/hより低い条件のもと
に、回転角速度信号MVELに応じたアンローダレシオ
修正量Aを瞬時に検索する。そして、検索したアンロー
ダレシオ修正量Aの信号をアンローダレシオ修正演算部
12B5に出力する。このアンローダレシオ修正量Aの
特性は、例えば図7のグラフに示すように、回転角速度
MVELが例えば「50度/秒」未満では「0」であ
り、「50度/秒」を超えると一定の勾配で漸次増大す
るように設定されている。
【0027】アンローダレシオ修正演算部12B5は、
前記アンローダレシオ設定部12B3から出力されるア
ンローダレシオRの信号および前記アンローダレシオ修
正量設定部12B4から出力されるアンローダレシオ修
正量Aの信号を入力する。そして、アンローダレシオR
からアンローダレシオ修正量Aを減算処理した値を修正
アンローダレシオR’の信号として目標電流値補正部1
2B6に出力する。
【0028】目標電流値補正部12B6は、前記目標電
流値設定部12Aから出力される目標電流値信号ITお
よび前記アンローダレシオ修正演算部12B5から出力
される修正アンローダレシオR’の信号を入力する。そ
して、目標電流値信号ITに修正アンローダレシオR’
を乗算処理した値を補正目標電流値信号IT’として前
記偏差演算部12Cに出力する。
【0029】以上のように構成された一実施形態の電動
パワーステアリング装置においては、図1に示すステア
リングホイール1の操作に伴ない、操舵トルクセンサ5
がステアリング系に発生する操舵トルクの方向および大
きさを検出し、その検出した操舵トルク信号TSを制御
装置12に出力する。また、車速センサ11が車両の速
度を検出し、その検出した車速信号VPを制御装置12
に出力する。さらに、舵角センサ16がステアリング系
の舵角を検出し、その検出した舵角信号θSを制御装置
12に出力する。
【0030】制御装置12では、図2に示す目標電流値
設定部12Aが前記操舵トルク信号TSおよび車速信号
VPを入力することにより、ステアリング系の操舵トル
クの増加に伴ない増大し、かつ、車速の増加に伴ない減
少する基本特性の補助操舵トルクを電動機10に発生さ
せるための目標電流値信号ITを瞬時に検索し、その目
標電流値信号ITをアンローダ補正部12Bに出力す
る。
【0031】アンローダ補正部12Bにおいては、図4
に示すように、オフセット量設定部12B1が車速信号
VPに基づき、車速VPが5km/h未満では「0
度」、10km/h以上では「50度」のオフセット量
αの信号を制御舵角演算部12B2に出力する。続い
て、制御舵角演算部12B2が舵角信号θSおよびオフ
セット量αの信号に基づき、舵角θSからオフセット量
αを減算処理した値βを制御舵角信号βとしてアンロー
ダレシオ設定部12B3に出力する。そして、アンロー
ダレシオ設定部12B3が制御舵角信号βに応じたアン
ローダレシオRの信号をアンローダレシオ修正演算部1
2B5に出力する。
【0032】一方、車速信号VP、舵角信号θSおよび
回転角速度信号MVELを入力する前記アンローダレシ
オ修正量設定部12B4においては、図8のフローチャ
ートに示すように、舵角θSが220°より大きいか否
かが判定され(ステップS1)、続いて車速VPが10
km/hより低いか否かが判定される(ステップS
2)。そして、舵角θSが220度より大きく、かつ、
車速VPが10km/hより低い場合、アンローダレシ
オ修正量設定部12B4は、回転角速度信号MVELに
応じたアンローダレシオ修正量Aを瞬時に検索してその
信号をアンローダレシオ修正演算部12B5に出力する
(ステップS3)。
【0033】前記アンローダレシオRの信号およびアン
ローダレシオ修正量Aの信号を入力するアンローダレシ
オ修正演算部12B5は、アンローダレシオRからアン
ローダレシオ修正量Aを減算処理した値を修正アンロー
ダレシオR’の信号として目標電流値補正部12B6に
出力する。そして、この目標電流値補正部12B6が前
記目標電流値設定部12Aからの目標電流値信号ITお
よび前記アンローダレシオ修正演算部12B5からの修
正アンローダレシオR’の信号に基づき、目標電流値信
号ITに修正アンローダレシオR’を乗算処理した値を
補正目標電流値信号IT’として前記偏差演算部12C
に出力する。
【0034】以後、制御装置12においては、偏差演算
部12Cがアンローダ補正部12Bからの補正目標電流
値信号IT’と、電流センサ14からのモータ電流信号
IMとの偏差信号ΔIをPID制御部12Dに出力し、
PID制御部12Dが前記偏差をゼロに収束させるため
の駆動制御信号SOをPWM信号生成部12Eに出力
し、PWM信号生成部12Eが駆動制御信号SOに応じ
たPWM信号VOを電動機駆動回路13に出力する。そ
して、電動機駆動回路13が制御装置12からのPWM
信号VOに応じて電動機10を回転駆動することによ
り、図1に示すステアリング系においては、補正目標電
流値信号IT’に応じた補助操舵トルクがボールネジ機
構9を介してラック軸6Cに付与され、ステアリングホ
イール1の操舵力が軽減される。
【0035】ここで、一実施形態の電動パワーステアリ
ング装置においては、車両の発進後、車速が例えば10
km/h以上となると、前記アンローダ補正部12Bの
オフセット量設定部12B1がオフセット量αとして
「50度」の信号を出力する。このため、ステアリング
系の舵角θSの最大値を例えば270度とすると、制御
舵角演算部12B2は常に220度未満の制御舵角信号
βを出力し、アンローダレシオ設定部12B3はアンロ
ーダレシオRとして常に「1」の信号を出力する。その
際、アンローダレシオ修正量設定部12B4は、車速が
10km/hより高いため、アンローダレシオ修正量A
の出力を停止する。換言すれば、アンローダレシオ修正
量Aとして「0」の信号を出力する。その結果、アンロ
ーダレシオ修正演算部12B5は修正アンローダレシオ
R’として常に「1」の信号を目標電流値補正部12B
6に出力する。
【0036】従って、目標電流値補正部12B6は、目
標電流値信号ITと同じ値を補正目標電流値信号IT’
として偏差演算部12Cに出力する。すなわち、車速が
例えば10km/hより高い場合には、電動機10の補
助操舵トルクを低減補正するアンローダ制御が回避され
る。
【0037】一方、車速が例えば5km/hより低い極
低速走行時には、オフセット量設定部12B1がオフセ
ット量αとして「0度」の信号を出力するため、制御舵
角演算部12B2は舵角θSと一致する制御舵角信号β
を出力する。この場合、舵角θSが220度未満である
と、それに一致した制御舵角信号βを制御舵角演算部1
2B2が出力するため、アンローダレシオ設定部12B
3はアンローダレシオRとして「1」の信号を出力す
る。その際、アンローダレシオ修正量設定部12B4
は、舵角θSが220度未満であるため、アンローダレ
シオ修正量Aとして「0」の信号を出力する。従って、
この場合も、車速が10km/hより高い場合と同様
に、電動機10の補助操舵トルクを低減補正するアンロ
ーダ制御が回避される。
【0038】ここで、車庫入れの際などのように、車速
が例えば5km/hより低い極低速走行時に舵角θSが
220度を超えると、オフセット量設定部12B1がオ
フセット量αとして「0度」の信号を出力し、制御舵角
演算部12B2が舵角θSと一致した220度を超える
制御舵角信号βを出力するため、アンローダレシオ設定
部12B3は、制御舵角信号βに応じて「1」から
「0」へと漸次減少する特性の信号をアンローダレシオ
Rとして出力する。その際、ステアリング系の操舵速度
が低く、それに応じて回転角速度信号MVELが所定値
以下であると、アンローダレシオ修正量設定部12B4
はアンローダレシオ修正量Aとして「0」の信号を出力
する。その結果、アンローダレシオ修正演算部12B5
は、制御舵角信号βに応じた「1」と「0」との間の信
号を修正アンローダレシオR’として目標電流値補正部
12B6に出力する。
【0039】従って、目標電流値補正部12B6は、目
標電流値信号ITより小さい値を補正目標電流値信号I
T’として偏差演算部12Cに出力する。すなわち、車
速が5km/hより低い極低速走行時に舵角θSが22
0度を超えると、電動機10の補助操舵トルクを低減補
正するアンローダ制御が実行される。
【0040】一方、車速が5km/hより低い極低速走
行時に急操舵によって舵角θSが220度を超える場
合、アンローダレシオ設定部12B3は、制御舵角信号
βに応じて「1」から「0」へと漸次減少する特性の信
号をアンローダレシオRとして出力する。その際、アン
ローダレシオ修正量設定部12B4は、回転角速度信号
MVELが所定値以上となるため、回転角速度信号MV
ELに応じて「0」から漸次増大する特性の信号をアン
ローダレシオ修正量Aとして出力する。その結果、アン
ローダレシオ修正演算部12B5は、制御舵角信号βに
応じた「1」と「0」との間のアンローダレシオRから
回転角速度信号MVELに応じて「0」から漸次増大す
るアンローダレシオ修正量Aを減算した値を修正アンロ
ーダレシオR’の信号として目標電流値補正部12B6
に出力する。この修正アンローダレシオR’の値は、回
転角速度信号MVELの上昇に応じて、すなわち、ステ
アリング系の操舵速度の上昇に応じて小さくなる。
【0041】従って、目標電流値補正部12B6は、目
標電流値信号ITの低減補正量をステアリング系の操舵
速度の上昇に応じて増大修正し、一層小さく低減補正し
た補正目標電流値信号IT’を偏差演算部12Cに出力
する。すなわち、車速が5km/hより低い極低速走行
時に急操舵によって舵角θSが220度を超える場合、
電動機10の補助操舵トルクは、操舵速度が速いほど急
激に低減補正されるようになり、急操舵の場合にも、電
動機10の補助操舵トルクを迅速に低減することがで
き、確実なアンローダ制御を行うことができる。
【0042】なお、本発明の電動パワーステアリング装
置において、ステアリング系の操舵速度は、必ずしも電
動機10の回転角速度MVELから求める必要はなく、
舵角センサ16からの舵角信号θSを時間微分して求め
てもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の電動パワー
ステアリング装置においては、ステアリングホイール等
の操作に伴ない操舵トルクセンサがステアリング系の操
舵トルクを検出し、舵角センサがステアリング系の舵角
を検出する。そして、ステアリング系の舵角が所定舵角
未満のときは、制御装置がステアリング系の操舵トルク
に基づいて電動機の補助操舵トルクを制御する。ここ
で、舵角が最大舵角近傍の所定舵角を超えると、制御装
置のアンローダ補正部が電動機の補助操舵トルクを低減
補正する。その際、アンローダ補正部は、ステアリング
系の操舵速度が速いほど電動機の補助操舵トルクの低減
補正量を増大修正する。
【0044】従って、本発明の電動パワーステアリング
装置によれば、ステアリング系の舵角が最大舵角近傍の
所定舵角を速い操舵速度で超える急操舵の場合にも、電
動機の補助操舵トルクを迅速に低減することができ、確
実なアンローダ制御を行うことができる。
【0045】本発明の電動パワーステアリング装置にお
いて、車速センサの検出信号に基づき、車速が所定車速
以上のときには電動機の補助操舵トルクの低減補正を回
避するように前記アンローダ補正部が構成されている場
合には、ステアリング系の舵角が最大舵角近傍の所定舵
角を超えても電動機による補助操舵トルクが得られるた
め、車両の中高速走行時に違和感のない良好な操舵フィ
ーリングが得られ、緊急時等においては最大舵角まで円
滑に急操舵できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリ
ング装置が適用されたステアリング系の構成図である。
【図2】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のブロック構成図である。
【図3】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のブリッジ回路の回路図である。
【図4】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のアンローダ補正部のブロック構成図である。
【図5】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のアンローダ補正部がデータ処理するオフセット量の特
性グラフである。
【図6】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のアンローダ補正部がデータ処理するアンローダレシオ
の特性グラフである。
【図7】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のアンローダ補正部がデータ処理するアンローダレシオ
修正量の特性グラフである。
【図8】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のアンローダ補正部におけるデータ処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 :ステアリングホイール 2 :ステアリングシャフト 5 :操舵トルクセンサ 6 :ラック・ピニオン機構 9 :ボールネジ機構 10 :電動機 11 :車速センサ 12 :制御装置 12A:目標電流値設定部 12B:アンローダ補正部 12C:偏差演算部 12D:PID制御部 12E:PWM信号生成部 12F:電動機回転速度演算部 13 :電動機駆動回路 13A:ゲート駆動回路 13B:ブリッジ回路 14 :電流センサ 15 :電圧センサ 16 :舵角センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜本 恭司 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D032 CC50 DA03 DA15 DA23 DA64 DA65 DB14 DC01 DC02 DC03 DD02 DE02 EA01 EB11 EC23 GG01 3D033 CA13 CA16 CA17 CA20 CA21 CA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリング系の操舵トルクを検
    出する操舵トルクセンサと、前記ステアリング系の舵角
    を検出する舵角センサと、前記ステアリング系に補助操
    舵トルクを付加する電動機と、少なくとも前記操舵トル
    クセンサの検出信号に基づいて前記電動機の補助操舵ト
    ルクを制御する制御装置とを備えた電動パワーステアリ
    ング装置において、前記制御装置は、前記舵角センサの
    検出信号に基づき、舵角が最大舵角近傍の所定舵角を超
    えると前記電動機の補助操舵トルクを低減補正するアン
    ローダ補正部を有し、このアンローダ補正部は、ステア
    リング系の操舵速度の検出信号に基づき、操舵速度が速
    いほど前記補助操舵トルクの低減補正量を増大修正する
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記アンローダ補正部は、車両の速度を
    検出する車速センサの検出信号に基づき、車速が所定車
    速以上のときには前記補助操舵トルクの低減補正を回避
    することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステ
    アリング装置。
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