JP2001251093A - テープフィーダのテープ切断装置 - Google Patents
テープフィーダのテープ切断装置Info
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- JP2001251093A JP2001251093A JP2000063564A JP2000063564A JP2001251093A JP 2001251093 A JP2001251093 A JP 2001251093A JP 2000063564 A JP2000063564 A JP 2000063564A JP 2000063564 A JP2000063564 A JP 2000063564A JP 2001251093 A JP2001251093 A JP 2001251093A
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Abstract
分な駆動力で移動できると共に、切断ユニットの過負荷
による破損を防止し、確実に使用済テープを切断できる
ようにする。 【解決手段】カッターユニット8の左右移動をスプリン
グSを介して張架したチェーン7とこのチェーン7に係
合するスプロケット12とチェーン7をスプロケット1
2側に弾圧するガイドプレート13により行なう構成と
した。
Description
隔に保持したテープフィーダのテープ切断装置に関す
る。
プを自動的に切断する装置が、特開平9−214176
号として知られている。この装置によれば空テープの複
数本を同時に確実に切断できる。しかしながら、切断ユ
ニットの移動を摩擦リングとガイドとの摩擦力によって
駆動しているため、空テープ切断に必要な移動力が得ら
れないと言う技術的課題があった。このため、図2に示
すように、切断ユニットUの移動をラックRとピニオン
Pによる歯の噛み合わせによって移動する構成とし上記
課題を解決したものがある。
アンドピニオン機構の構成上ラックR側は固定されてい
なければならない。このため障害物等により切断ユニッ
トUの移動が妨げられたときには、ラックR側が固定さ
れているために、切断ユニットUのピニオンPを回転す
るモータMに過負荷がかかりロックされ、更にはそのま
ま放置すればモータMは焼損に至ると共に、ラックRと
ピニオンPとの噛み合い部分にも過負荷がかかり、噛み
合い部分が折損し正常な切断ユニットUの移動ができな
くなるという技術的課題が生じた。したがって、この発
明は、空テープの切断ユニットをその切断に十分な駆動
力で移動できるとともに、切断ユニットの過負荷による
破損を防止し、確実に空テープを切断できるようにする
ことを課題とする。
め、この発明のテープ切断装置は、カッタユニットの空
テープの切断移動のための駆動を、機枠に常には弾性力
により張設したチェーンと、カッターユニット台に支持
したモータにより駆動し、チェーンと係合するスプロケ
ットと、チェーンを挟んでスプロケットと対向してカッ
ター台に支持し、常にはチェンをスプロケット方向に押
圧するガイド部材とにより行なう構成とした事を特徴と
する。
一実施形態を図面と共に説明する。図1はテープ切断装
置Tの要部斜視図である。テープ切断装置Tの機枠1
は、チップマウンタ(図示せず)の後方に取付けられ、チ
ップマウンターによって、テープフィーダ(部品供給装
置)のキャリアテープb(図3、図4)からIC等のチッ
プ部品aが取り出された後の不要となった空テープ2
(図1参照)が機枠1上面に設けたテープ投入口3(図
5参照)から投入されることで、この空テープ2を所定
寸法に切断してテープ切断装置Tの下面から排出する構
成となっている。
しての第1スライドガイド4と第2スライドガイド5が
間隔をあけて平行に支持してある。この第1スライドガ
イド4と第2スライドガイド5には、カッターユニット
台6が左右にスライド自在に取付けられている。また機
枠1の側壁1A、1Aの間には、チェーン7が張架して
ある。このチェーン7は図1に示すように機枠1の側壁
1A、1Aに引張りばねSを介して張架設してある。
カッターユニット8が構成され、カッターユニット8は
後述する構成により第1、第2スライドガイド4,5に
沿って左右にスライド移動しながら上記テープ投入口3
に送り込まれる空テープ2をカッターユニット8で切断
し、切断した空テープ2をテープ投入口3に対応する部
分に設けた排出開口部から外部に排出する。
明する。図4に示すようにカッターユニット台6の下部
にはモータベース9を介してモータ10が固定されてい
る。このモータ10の回転軸10Aは、モータベース
9、カッターユニット台6を挿通しており、先端には駆
動ギヤ11と駆動スプロケット12が固定支持してあ
る。そして、この駆動スプロケット12は、前記チェー
ン7と係合し、駆動スプロケット12の回動によりカッ
ターユニット台6が第1、第2スライドガイド4,5上
を左右に移動するようになっている。
介して対向してガイドプレート13がカッターユニット
台6に支持してある。このガイドプレート13は、カッ
ターユニット台6に固定したガイドベース14にその軸
13bがチェーン7と接離する方向に移動可能に支持さ
れ、常には圧縮ばね13Aによりチェーン7を押圧して
いる。尚、この圧縮ばね13Aの圧力は調節ねじ(不図
示)等により調節可能となっている。
ッターユニット台6には、空キャリアテープ2を切断す
る切断部となる刃部15を有する固定切断プレート16
が、カッターユニット台6より突出するように取付けら
れており、この固定切断プレート16上面に第1掻き込
み部材としての第1掻き込みギヤ17が固定切断プレー
ト16に設けた軸17Aに回転自在に取付けられてい
る。尚、18は軸17Aに設けた第1掻き込みギヤ17
を固定切断プレート16側に押圧するバネである。
ニット台6より突出する部分には、第2掻き込み部材と
しての一対の第2掻き込みギヤ19A、19Bがカッター
ユニット台6の移動方向に沿って間隔をあけて固定切断
プレート16に設けた軸20A、20Bに回転自在に取付
けられている。尚、21A、21Bはそれぞれ軸20A、
20Bに設けたバネで、第2掻き込みギヤ19A、19Bを
固定切断プレート16側に押圧する。(図4参照)
はカッターユニット6上面に取付けられ、前記駆動ギヤ
11と第1掻き込みギヤ17が噛み合い、更に第1掻き込
みギヤ17と左右の一対の第2掻き込みギヤ19A、19B
とが夫々噛み合っている。モータ10の回転により駆動
ギヤ11が回転すると、駆動ギヤ11に連動して第1掻き
込みギヤ17を介して一対の第2掻き込みギヤ19A、19
Bが回転する。そして、空テープ2の掻き込み部となる
第1掻き込みギヤ17と第2掻き込みギヤ19A、19Bとの
噛み合い部分の移動軌跡の上方には空テープ2の前記テ
ープ投入口3(図5参照)が、下方には空テープ2の排
出口(不図示)がそれぞれ位置している。
に前記第1掻き込みギヤー17と第2掻き込みギヤ19A、
19Bとの噛み合い部分の外形に沿った切欠が左右両側に
設けられており、この切欠部分に前記刃部15,15が
設けてある。そして、この刃部15,15は、左右夫々
の第2掻き込みギヤ19A、19Bと第1掻き込みギヤ17の
噛み合い部に空テープ2が来たときに夫々のギヤの下方
において空テープ2の切断が可能となる切断傾斜角度で
配置されている。
ーユニット台6の移動による空テープ2の切断はモータ
10の回転により行なわれる。例えばカッターユニット
台6が図1に示すA方向に移動して空テープ2の切断を
行なう場合、まずモータ10によって駆動スプロケット
12を右回転する。これにより、駆動スプロケット12と
チェーン7の係合によって駆動スプロケット12がチェ
ーン7に沿って回転移動し、カッターユニット台6が第
1、第2スライドガイド4,5にガイドされてスライド移
動し、カッターユニット8全体がA方向に移動する。
空テープ2が排出されると、テープ投入口3の下方に前
述のように第1掻き込みギヤ17と第2掻き込みギヤ19B
の噛み合い部分の移動軌跡が位置しているため、屑テー
プ2は第1掻き込みギヤ17と第2掻き込みギヤ19Bによ
り狭持され、刃部15方向に掻き込まれて移動し刃部1
5によって切断される。
ギヤ17,19Bの噛み合いにより構成されているため、空
テープ2の厚さ(特にエンボステープ等の場合厚くな
る)や接着剤の塗布の有無(キャリアテープに接着剤が
塗布されている場合)に影響される事なく空テープ2を
確実に刃部まで掻き込む事ができる。また、各ギヤ17,
19Bは空テープ2をギヤー歯で破りながら刃部15に掻
き込み送るため、刃部15も空テープ2の厚さに多くの
影響を受ける事なく空テープ15を切断する事ができ
る。また、モータ10からの駆動力の伝導がギヤ伝導で
あるため、駆動力の損出も少ない。
A、19Bの歯数より多く構成されており、駆動ギヤ11
の回転に対して第2掻き込みギヤ19A、19Bの回転が若
干速くなるように構成されている。つまり、カッターユ
ニット8の移動速度より屑テープ2の掻き込み速度の方
が速くなり、このため空テープ2はカッターユニット8
の移動速度より速く第1掻き込みギヤ17と第2掻き込み
ギヤ19A、19Bによって掻き込まれ切断される。これに
より、カッターユニット8の移動時の切断による負荷を
軽減させることができ、円滑な移動と切断を行なう事が
できる。そして切断された空テープ2は前述のように位
置している排出口(不図示)から外部に排出される。
口3に入り込む複数の空テープを順次進行方向に進むに
つれて上記と同様に切断し、図1に示すように機枠1Aに
取付けられた左側のリミットセンサーL1がカッターユニ
ット台6に取付けられた左側のセンサー検知部L2を検知
するとモータ10が逆回転し、次にB方向に移動しなが
ら、左側の第2掻き込みギヤー19Aと第1回転掻き込みギ
ヤ17とによって屑テープ2を刃部15方向に掻き込み、
上記同様に空テープ2を切断していく。そして、カッタ
ーユニット8はカッターユニット台6に設けた右側のセ
ンサー検知部L4を機枠1Aの左側のリミットセンサーL3が
検知するとモータ10が再度逆回転し、再びA方向にカ
ッターユニット8がスライド移動する。そして、以上の
動作の繰り返しによりカッターユニット8は動作中常に
空テープ2の切断動作を行なう。尚、リミットセンサー
L1,L3は、透過型センサーを用いたが、カッターユ
ニット台6に光を反射させて検知する反射型センサーを
用いても良い。
常には引張ばねSにより張架したチェン7、チェーン7
に係合する駆動スプロケット12、チェーン7を駆動ス
プロケット12方向に押圧するベーズガイド13とによ
り左右に移動する構成としたため、例えば、空テープ2
がカッターユニット8の移動経路に一杯になってカッタ
ーユニット8の移動が妨げられたり、カッターユニット
8の移動を妨げる障害物がカッターユニット8の移動軌
跡に入り込んだりしてモータ10、駆動スプロケット1
2に過負荷がかかった場合には、駆動スプロケット12
によりチェーン7を介して引張りばね8が伸びこれによ
って、チェーン7と共にガイドプレート13がその引張
りばね8の弾性力に抗して駆動スプロケット12から離
れる方向に押される。このように、チェーン7が駆動ス
プロケット12から離れる方向に移動するため、駆動ス
プロケット12の歯がチェーン7より外れる事になる。
このため、駆動スプロケット11はカッターユニット8
の移動が妨げられた際にチェーン7を空回りするだけ
で、第1噛み込みギヤ17、第2噛み込みギヤー19A、19
Bは回転するため、モータ10や各ギヤーが破損する事
はなくなる。
1、第1掻き込みギヤー17、第2掻き込みギヤ19A、19B
を歯付きギヤーで構成したが、これらの各ギヤーに代え
て摩擦伝動力を利用した摩擦プーリで構成しても良い。
第1掻き込みギヤ17、第2掻き込みギヤ19A、19
Bを摩擦プーリにすれば、特にキャリアテープがエンボ
スタイプのテープの場合、そのポケット部を押しつぶし
て切断するので、空テープ20が図外のダストボックス
にすぐに満杯になって、頻繁に交換せねばならないとう
問題点を解消する事ができる。又、図7に示すようにガ
イドプレート13、及びスプリング13A構成に代えて、
周知のチェーンの弛み防止に使用する公知の板ばね20
の構成に代えてもよい。更に、駆動ギヤー11を介して
第1回転掻き込みギヤー17を回転する構成としたが、
駆動ギヤー11を廃止し、駆動ギヤ11に代えて第1掻
き込みギヤー17をモータ10の軸に直接支持する構成
してもよい。更に図1に示すように、モータ10をカッタ
ーユニット台7の下方に設けたが、図8及び特開平9−
214176号に示すようにカッターユニット台6の上
方にモータ10を設けても良い。更にまた、図8図又は
特開平9−214176号に示すように、第1、第2ス
ライドガイド4,5に代え、機枠底部内に配設した断面
U字状のスライドレールSR内をスライド可能に配置し
たスライドブロックSB上にカッターユニット台6を固
定し、スライド可能に構成しても良い。さらに、第1、
第2スライドガイド4,5に代えて、モータベース9を
平行に挿通する2本の円柱棒状スライドガイドとしても
よい。
と、チェーンと係合するスプロケットと、チェーンをス
プロケットに押圧するガイドプレーとによって、カッタ
ーユニット台を移動させる構成としたので、カッターユ
ニット台の移動が妨げられてもチェーンに対してスプロ
ケットが空回りするので、モータ等の駆動機構、及び駆
動伝達機構に過負荷がかかる事はなくなり、これらの破
損を防止できる。
視図。
図。
視図。
面図。
面図。
Claims (1)
- 【請求項1】テープの排出方向と交叉する方向に沿って
機枠に設けたガイドと、 このガイドに案内され移動するカッターユニット台と、 前記ガイドに沿って張架し、常には弾性力により引張さ
れているチェーンと、 カッターユニット台に設けたモータにより回動すると共
に前記チェーンと係合するスプロケットと、 チェーンを介してスプロケットと対向する位置のカッタ
ーユニット台に設けられ、常にはチェーンをスプロケッ
トに押圧するガイドプレートと、 カッターユニット台に回動可能に支持し、前記モータと
連動して回転する第1回転掻き込み部材と、 カッターユニット台に前記第1回転掻き込み部材と対向
して回動可能に支持し、前記第1回転掻き込み部材と連
動して回転する第2回転掻き込み部材と、 カッターユニット台に設け、第1、第2回転掻き込み部
材により掻き込まれたテープを切断するカッターと、よ
りなるテープフィーダのテープ切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000063564A JP4353607B2 (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | テープフィーダのテープ切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000063564A JP4353607B2 (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | テープフィーダのテープ切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP4353607B2 JP4353607B2 (ja) | 2009-10-28 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101421193B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-07-22 | 김유섭 | 롤 테이프 자동 커터기 |
CN108773545A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-11-09 | 晋江凯燕新材料科技有限公司 | 自动拆包装置及方法 |
CN110605741A (zh) * | 2019-10-10 | 2019-12-24 | 无锡帝朗光学材料科技有限公司 | 一种升降式切割机 |
KR102383954B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-04-08 | 웍스탭 주식회사 | 폭 조절이 가능한 지그 장치 |
KR102532580B1 (ko) | 2023-03-17 | 2023-05-15 | 주식회사 레드포인트 | 점착테이프 리필롤 제조장치 |
-
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- 2000-03-08 JP JP2000063564A patent/JP4353607B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN108773545A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-11-09 | 晋江凯燕新材料科技有限公司 | 自动拆包装置及方法 |
CN108773545B (zh) * | 2018-05-09 | 2024-04-26 | 晋江凯燕新材料科技有限公司 | 自动拆包装置及方法 |
CN110605741A (zh) * | 2019-10-10 | 2019-12-24 | 无锡帝朗光学材料科技有限公司 | 一种升降式切割机 |
KR102383954B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-04-08 | 웍스탭 주식회사 | 폭 조절이 가능한 지그 장치 |
KR102532580B1 (ko) | 2023-03-17 | 2023-05-15 | 주식회사 레드포인트 | 점착테이프 리필롤 제조장치 |
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