JP2001246187A - 作業情報格納機能を有する刺繍機及びその刺繍縫い動作制御方法 - Google Patents

作業情報格納機能を有する刺繍機及びその刺繍縫い動作制御方法

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JP2001246187A
JP2001246187A JP2001042506A JP2001042506A JP2001246187A JP 2001246187 A JP2001246187 A JP 2001246187A JP 2001042506 A JP2001042506 A JP 2001042506A JP 2001042506 A JP2001042506 A JP 2001042506A JP 2001246187 A JP2001246187 A JP 2001246187A
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ワン,キム ド
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    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の作業に関する情報の格納が可能な作業
情報格納機能を有する刺繍機及びその刺繍縫い動作制御
方法を提供する。 【解決手段】 作業者の操作によって、現在の作業情報
を以前の作業情報として格納させるための要請信号を出
力する作業情報格納キー及び格納されている以前の作業
情報を読取るための要請信号を出力する作業情報呼び出
しキーを別に備えている機能設定部110と、以前の作
業に対する情報を格納する作業情報格納部120と、機
能設定部から現在の作業情報を以前の作業情報として格
納させるための要請信号が入力されれば、刺繍機の現在
の作業情報を以前の作業情報として作業情報格納部に格
納する一方、機能設定部から以前の作業情報を読取るた
めの要請信号が入力されれば、作業情報格納部に格納さ
れている以前の作業情報を読取って当該メカニズム部1
40が駆動されるように制御する制御部130と、を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は刺繍機に関し、特
に、現在作業している情報を格納することができる作業
情報格納機能を有する刺繍機及びその刺繍縫い動作制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、工業用刺繍機とは、ミシンの針棒
が上下運動をする間、布地を保持した刺繍枠がX軸とY
軸の方向に移送されながら作業者が所望するデザインの
刺繍縫い動作を実行する機械装置を称する。
【0003】前記工業用刺繍機は、布地を保持した刺繍
枠がX軸とY軸の方向へ移送されながら刺繍縫い動作が
実行されるので、刺繍枠移送の正確性と低振動性が刺繍
の品質に密接な関連を有する。
【0004】刺繍機の針棒を駆動させる動力源として
は、ACサーボモータや速度を制御することができる誘
導モータが使われ、刺繍枠をX軸とY軸の方向に移送さ
せる動力源としては、位置決め性能の良く、制御が容易
なステッピングモータが使われる。
【0005】刺繍機の生産性を高めるために、普通12
台ないし24台のミシンが一つの軸に連結されており、
刺繍デザインによっていろいろな色の糸で刺繍縫い動作
を行うために、各ミシン毎に6本ないし12本の針棒が
あり、各針棒毎に異なる色の糸が通される。
【0006】近頃、作業者は刺繍デザインの容易な入
力、コピー、格納及び簡単な編集等を行うことができる
刺繍機を要求しており、刺繍デザインによる自動色換え
機能、刺繍縫い動作が終了すれば自動的に糸を切る糸切
り機能、糸が切れた時刺繍機の駆動を停止させ糸の切れ
たことを報知するアラーム機能、停電等で刺繍機の駆動
が止めた時引き続き作業し続けることができるようにす
る停電復旧機能等が備わった自動化された刺繍機が好ま
れている。
【0007】このような多機能の刺繍機を好んでいる作
業者の要求を満たすために、刺繍機を生産、販売してい
る業者は、産業用コンピューターまたはマイクロコンピ
ューターを刺繍機に採用しており、図1はこのような従
来の刺繍機の概略的なブロック構成図を示したものであ
る。
【0008】図1に示したように、従来の刺繍機は、各
種機能設定のための機能選択キーが備わった機能設定部
10と、刺繍機の制御に必要なプログラムが格納された
メモリを備えて刺繍機の全般的な制御を行う制御部20
と、前記制御部20の制御によって針棒及び刺繍枠を駆
動するメカニズム部30と、を含んで構成され、前記制
御部20は刺繍縫い動作を実行するための各種設定デー
タ(メカニズム部の駆動のためのパラメーター情報:刺
繍縫い動作の速度、針棒の選択情報等)が格納される設
定データ格納部40及び刺繍デザインの情報が格納され
ている刺繍デザイン格納部50を内蔵または外付けの形
で有することができ、図1は前記設定データ格納部40
及び刺繍デザイン格納部50を外付けで有した一例を示
したものである。
【0009】このような構成の通常的な刺繍機の刺繍縫
い動作を図2のフローチャートと共に説明すると次のと
おりである。
【0010】まず、作業者が機能設定部10を通じて、
前記刺繍デザイン格納部50に格納されている刺繍デザ
インのうち所望の刺繍デザインを選択し、刺繍縫い動作
を実行するために必要な設定データ(メカニズム部の駆
動のためのパラメーター情報として刺繍縫い動作の速
度、針棒の選択情報等)を設定すれば(S1)、制御部
20は前記機能設定部10から刺繍縫い動作の開始のた
めの開始信号が入力されたかされなかったかを判断する
(S2)。前記段階S2の判断の結果、開始信号が入力
された場合、制御部20は前記メカニズム部30を前記
段階S1から設定されたパラメーター値によって駆動さ
せる(S3)。
【0011】それから制御部20は、前記刺繍デザイン
格納部50から作業者により選択された刺繍デザインに
対する縫いデータを読取った後(S4)、読取った縫い
データが終了コードであるか否かを判断して(S5)、
終了コードである場合、前記メカニズム部30の駆動を
停止させる主軸停止ルーチンを行なった後(S6)、作
業を終了する。
【0012】仮に、前記段階S5から読取った縫いデー
タが終了コードでない場合には、停止信号が入力された
かされなかったかを判断する(S7)。前記段階S7の
判断の結果、停止信号が入力されなかった場合には、刺
繍縫い動作を実行しつづけ(S8)、停止信号が入力さ
れた場合には、前記メカニズム部30の駆動を停止させ
て針棒及び刺繍枠の駆動を停止させる主軸停止ルーチン
を行なった後(S9)、機能設定部10から開始信号が
入力されたかされなかったかを判断する(S10)。
【0013】前記段階S10の判断の結果、開始信号が
入力された場合には、前記段階S3に進行して刺繍縫い
動作を実行することになり、開始信号が入力されなかっ
た場合には、前記機能設定部10から作業終了信号が入
力されたかされなかったかを判断して(S11)、作業
終了信号が入力された場合には作業を終了し、作業終了
信号が入力されなかった場合には、前記段階S10に進
行して開始信号が入力されたかされなかったかを繰り返
して判断する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の刺繍機では、作業者が所望のデザインを刺繍デザイ
ン格納部50からロードして作業を行っている途中で、
急に行わなければならない他の作業が発生した場合、作
業者は刺繍縫い動作が終了するまで待っていたり、ある
いは作業を取消したりしなければならなかった。
【0015】仮に、刺繍縫い動作が終了するまで待って
いる場合、残っている刺繍縫い目が30000目なら
ば、850rpmの速度で刺繍縫い動作が実行されると
いっても、35分もを待ってから他の作業を行うことが
できるようになる。さらに、作業を行っている途中で、
機械修理のためのアフターサービス要員が訪問した場合
にも、刺繍縫い動作が終了するまで待ていなければなら
ない不便さがあった。
【0016】従って、本発明は前記の問題点を解決する
ために案出したものであって、本発明は作業を行ってい
る途中で急に行わなければならない他の作業が発生した
場合、現在の作業に関する情報を格納した後、他の急な
作業を行ってから以前に行っていた作業を再開すること
ができるようにした作業情報格納機能を有する刺繍機及
びその刺繍縫い動作制御方法を提供することにその目的
がある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の作業情報格納機能を有す
る刺繍機は、作業者の操作によって、現在の作業情報を
以前の作業情報として格納させるための要請信号を出力
する作業情報格納キー及び格納されている以前の作業情
報を読取るための要請信号を出力する作業情報呼び出し
キーを別に備えている機能設定手段と、以前の作業に対
する情報を格納する作業情報格納手段と、前記機能設定
手段から現在の作業情報を以前の作業情報として格納さ
せるための要請信号が入力されれば、刺繍機の現在の作
業情報を以前の作業情報として前記作業情報格納手段に
格納する一方、前記機能設定手段から以前の作業情報を
読取るための要請信号が入力されれば、前記作業情報格
納手段に格納されている以前の作業情報を読取って当該
メカニズム手段が駆動されるように制御する制御手段
と、を含むことを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項2に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機は、請求項1の構成に加えて、前記作
業情報格納手段に格納されている以前の作業情報は、デ
ザイン名、デザインのメモリ位置、刺繍枠の位置デー
タ、針数、メカニズム手段の駆動のためのパラメーター
情報のうち一つ以上の情報を含むことを特徴とするもの
である。
【0019】本発明の請求項3に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機は、請求項1または2の構成に加え
て、前記作業情報格納手段は、フラッシュメモリ(flas
h memory) または非揮発性ラム(RAM:random access me
mory) であることを特徴とするものである。
【0020】本発明の請求項4に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法は、(1)作
業者により機能設定手段が操作されて以前の作業情報を
読取るための要請信号が入力されれば、以前の作業情報
を読取るための要請信号に対応して以前の作業情報が格
納されているかを判断する段階と、(2)前記作業者に
より入力される以前の作業情報要請信号に対応する以前
の作業情報が格納されている場合、前記以前の作業情報
を読取って刺繍機が前記以前の作業情報によって駆動さ
れるように制御する段階と、を含むことを特徴とするも
のである。
【0021】本発明の請求項5に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法は、請求項4
の構成に加えて、作業者が格納されている以前の作業情
報を見て以前の作業情報による作業の進行可否を選択し
得るように誘導する段階を更に含むことを特徴とするも
のである。
【0022】本発明の請求項6に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法は、請求項5
の構成に加えて、前記作業者により以前の作業情報によ
る作業の進行が選択された場合、格納されている以前の
作業情報を読取って、当該メカニズム手段が駆動される
ように制御する段階を更に含むことを特徴とするもので
ある。
【0023】本発明の請求項7に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法は、請求項4
ないし6のいずれか一つの構成に加えて、前記作業者に
より機能設定手段が操作されて開始信号が入力されれ
ば、以前の作業情報によって当該メカニズム手段が駆動
されるように制御することを特徴とするものである。
【0024】本発明の請求項8に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法は、請求項4
ないし7のいずれか一つの構成に加えて、前記作業者の
操作によって機能設定手段から現在の作業情報を以前の
作業情報として格納させるための作業情報格納要請信号
が入力されたかを判断して、作業情報格納要請信号が入
力された場合現在の作業情報を以前の作業情報として格
納する段階を更に含むことを特徴とするものである。
【0025】本発明の請求項9に記載の作業情報格納機
能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法は、請求項4
ないし8のいずれか一つの構成に加えて、前記以前の作
業情報は、デザイン名、デザインのメモリ位置、刺繍枠
の位置データ、針数、メカニズム手段の駆動のためのパ
ラメーター情報のうち一つ以上の情報を含むことを特徴
とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づき詳しく説明する。
【0027】図3は、本発明による作業情報格納機能を
有する刺繍機のブロック構成図を示したもので、現在の
作業情報を以前の作業情報として格納するための作業情
報格納キー及び以前に作業していた作業情報を呼び出す
作業情報呼び出しキー及びその他の各種機能選択キーを
有する機能設定部(機能設定手段)110と、以前の作
業に対する情報を格納する作業情報格納部(作業情報格
納手段)120と、作業者により前記機能設定部110
の作業情報格納キーが選択されて作業情報格納要請信号
が入力されれば、前記作業情報格納部120に現在の作
業情報が以前の作業情報として格納されるように制御す
る一方、前記作業者により前記機能設定部110の作業
情報呼び出しキーが選択されて以前の作業情報を読取る
ための要請信号が入力されれば、作業情報格納部120
に作業情報が格納されているか否かを判断して、その判
断の結果によって当該メカニズム部(メカニズム手段)
140を駆動して刺繍縫い動作の実行を制御し、前記機
能設定部110の各種機能選択キーの入力によって刺繍
機を全般的に制御する制御部(制御手段)130と、を
含んで構成される。
【0028】ここで、前記作業情報格納部120として
は、電源のオフ時にも格納されたデータが維持されるフ
ラッシュメモリ(flash memory) や非揮発性ラム(RAM:
random access memory) を使用することができ、ラムに
バッテリーを追加してデータが維持し得るようにして使
用することができる。前記作業情報格納部120に格納
される以前の作業に対する情報としては、デザイン名、
デザインのメモリ位置、刺繍枠の位置データ、針数、メ
カニズム部駆動のための各種パラメーター情報(例え:
刺繍縫い動作の速度、針棒の情報等)等を挙げることが
できる。
【0029】そして前記制御部130は、マイクロコン
ピューター等で構成されることができ、前記メカニズム
部140の機能は従来と同一であり、前記制御部130
は従来と同様に、刺繍縫い動作を実行するための各種設
定データ(メカニズム部の駆動のためのパラメーター情
報:刺繍縫い動作の速度、針棒の選択情報等)が格納さ
れる設定データ格納部150及び刺繍デザインの情報が
格納されている刺繍デザイン格納部160を内蔵または
外付けの形で有することができ、図3は前記設定データ
格納部150及び刺繍デザイン格納部160を外付けで
有した一実施の形態を示したものである。
【0030】前記のように構成された本発明の一実施の
形態を図4のフローチャートと共に説明する。
【0031】まず、作業者が前記機能設定部110の作
業情報呼び出しキーを通じて、以前に作業していたデザ
インの作業情報を呼び出せば(S111)、制御部13
0は作業情報格納部120に当該デザインの作業情報が
格納されているか否かを判断する(S112)。もちろ
ん、前記段階S111では、機能設定部110を通じて
刺繍縫い動作を実行するために必要な各種データを設定
することができる。
【0032】前記段階S112の判断の結果、作業情報
が格納されている場合、作業者に格納されている作業情
報による作業を進行するかしないかに対する選択機会を
提供し(S113)、作業者が格納されている作業情報
による作業の進行を所望すれば、前記作業情報格納部1
20に格納されている作業情報をロードして(S11
4)格納されている作業情報による位置に刺繍枠を移送
させた後(S115)、前記作業者により機能設定部1
10の開始キーが選択されて開始信号が入力されたかさ
れなかったかを判断する(S116)。
【0033】前記段階S116の判断の結果、前記機能
設定部110から開始信号が入力された場合、制御部1
30は前記段階S114からロードされた以前の作業情
報に合うようにメカニズム部140を駆動させ(S11
7)、縫いデータを読取って(S118)、読取った縫
いデータが終了コードであるか否かを判断する(S11
9)。
【0034】一方、前記段階S112から格納されてい
る作業情報がないと判断されたり、前記段階S113か
ら作業者が格納されている作業情報による作業の進行を
所望しなければ、前記段階S116と同様に、作業者に
より開始キーが選択されて開始信号が入力されたかされ
なかったかを判断し、開始信号が入力された場合、制御
部130は前記段階S111から設定されたデータによ
ってメカニズム部140を駆動させ、縫いデータを読取
って、読取った縫いデータが終了コードであるか否かを
判断する。
【0035】前記段階S119の判断の結果、終了コー
ドである場合、メカニズム部140の駆動を制御して針
棒及び刺繍枠の駆動を停止させる主軸停止ルーチンを行
なった後(S120)、作業を終了する。
【0036】前記段階S119の判断の結果、終了コー
ドでない場合、制御部130は前記作業者により前記機
能設定部110の停止キーが選択されて停止信号が入力
されたかされなかったかを判断する(S121)。前記
段階S121の判断の結果、停止信号が入力されなかっ
た場合、刺繍縫い動作を実行し(S122)、前記段階
S121の判断の結果、停止信号が入力された場合に、
制御部130は前記メカニズム部140の駆動を停止さ
せて針棒及び刺繍枠の駆動を停止させる主軸停止ルーチ
ンを行なった後(S123)、前記作業者により機能設
定部110の開始キーが選択されて開始信号が入力され
たかされなかったかを判断する(S124)。
【0037】前記段階S124の判断の結果、開始信号
が入力された場合、前記段階S117に進行して刺繍縫
い動作を実行することになり、開始信号が入力されなか
った場合には、前記作業者により前記機能設定部110
の作業終了キーが選択されて作業終了信号が入力された
かされなかったかを判断する(S125)。前記段階S
125の判断の結果、作業終了信号が入力された場合、
制御部130は作業を終了し、作業終了信号が入力され
なかった場合、制御部130は前記作業者により作業情
報格納キーが選択されて現在の作業情報を以前の作業情
報に格納するための作業情報格納要請信号が入力された
かされなかったかを判断する(S126)。
【0038】前記段階S126の判断の結果、前記機能
設定部110から作業情報格納要請信号が入力された場
合、制御部130は作業情報格納部120に、デザイン
名、デザインのメモリ位置、刺繍枠の位置データ、針
数、メカニズム部の駆動のための各種パラメーター情報
等現在の作業情報を以前の作業情報として格納した後
(S127) 作業を終了し、作業情報格納要請信号が入
力されなかった場合には、前記段階S124に進行して
開始信号が入力されたかされなかったかを振り返して判
断する。
【0039】このように、本発明は刺繍縫い動作が実行
されている途中で、糸が切れたりして停止信号が入力さ
れて刺繍縫い動作が停止される場合、機能設定部110
にある現在の作業情報を以前の作業情報として格納する
ために備わった作業情報格納キーが選択されれば、デザ
イン名、デザインのメモリ位置、刺繍枠の位置データ、
針数、メカニズム部駆動のためのパラメーター情報(刺
繍縫い動作の速度、針棒の選択情報等)等の現在の作業
情報を以前の作業情報として作業情報格納部120に格
納した後、作業を終了する。
【0040】それから作業者が急に行わなければならな
い他の作業を行ってから前記機能設定部110を通じて
作業情報呼び出し信号を入力すれば、前記作業情報格納
部120に作業情報が格納されているか否かを判断し、
作業者に格納されている作業情報による作業を進行する
かしないかを聞いて作業者が作業の進行を所望すれば、
前記作業情報格納部120に格納されている作業情報に
よって作業情報の位置に刺繍枠を移送して作業の進行を
待機しているようにするので、作業者は以前に行ってい
た作業を再開することができるようになる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明は作業を行ってい
る途中で急に行わなければならない他の作業が生じた場
合、急な作業をまず行った後引き続き以前に行っていた
作業を行いつづけることができるようになるので、多様
な作業の順序を確保するようになり、現在の作業を急に
済ませる必要がなくなって刺繍の品質が改善できるよう
になり、なお刺繍管理者の作業管理に役にも立つことが
できるのである。
【0042】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明のこうした実施の形態に何ら限定されるも
のでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の刺繍機の概略的なブロック構成図であ
る。
【図2】図1の刺繍機の刺繍縫い動作に対するフローチ
ャートである。
【図3】本発明による作業情報格納機能を有する刺繍機
の概略的なブロック構成図である。
【図4】本発明による作業情報格納機能を有する刺繍機
の刺繍縫い動作制御方法に対するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
110 … 機能設定部(機能設定手段) 120 … 作業情報格納部(作業情報格納手段) 130 … 制御部(制御手段) 140 … メカニズム部(メカニズム手段) 150 … 設定データ格納部 160 … 刺繍デザイン格納部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業者の操作によって、現在の作業情報を
    以前の作業情報として格納させるための要請信号を出力
    する作業情報格納キー及び格納されている以前の作業情
    報を読取るための要請信号を出力する作業情報呼び出し
    キーを別に備えている機能設定手段と、 以前の作業に対する情報を格納する作業情報格納手段
    と、 前記機能設定手段から現在の作業情報を以前の作業情報
    として格納させるための要請信号が入力されれば、刺繍
    機の現在の作業情報を以前の作業情報として前記作業情
    報格納手段に格納する一方、前記機能設定手段から以前
    の作業情報を読取るための要請信号が入力されれば、前
    記作業情報格納手段に格納されている以前の作業情報を
    読取って当該メカニズム手段が駆動されるように制御す
    る制御手段と、を含むことを特徴とする作業情報格納機
    能を有する刺繍機。
  2. 【請求項2】前記作業情報格納手段に格納されている以
    前の作業情報は、 デザイン名、デザインのメモリー位置、刺繍枠の位置デ
    ータ、針数、メカニズム手段の駆動のためのパラメータ
    ー情報のうち一つ以上の情報を含むことを特徴とする請
    求項1に記載の作業情報格納機能を有する刺繍機。
  3. 【請求項3】前記作業情報格納手段は、 フラッシュメモリまたは非揮発性ラムであることを特徴
    とする請求項1または2に記載の作業情報格納機能を有
    する刺繍機。
  4. 【請求項4】(1)作業者により機能設定手段が操作さ
    れて以前の作業情報を読取るための要請信号が入力され
    れば、以前の作業情報を読取るための要請信号に対応し
    て以前の作業情報が格納されているかを判断する段階
    と、 (2)前記作業者により入力される以前の作業情報要請
    信号に対応する以前の作業情報が格納されている場合、
    前記以前の作業情報を読取って刺繍機が前記以前の作業
    情報によって駆動されるように制御する段階と、を含む
    ことを特徴とする作業情報格納機能を有する刺繍機の刺
    繍縫い動作制御方法。
  5. 【請求項5】作業者が格納されている以前の作業情報を
    見て以前の作業情報による作業の進行可否を選択し得る
    ように誘導する段階を更に含むことを特徴とする請求項
    4に記載の作業情報格納機能を有する刺繍機の刺繍縫い
    動作制御方法。
  6. 【請求項6】前記作業者により以前の作業情報による作
    業の進行が選択された場合、格納されている以前の作業
    情報を読取って、当該メカニズム手段が駆動されるよう
    に制御する段階を更に含むことを特徴とする請求項5に
    記載の作業情報格納機能を有する刺繍機の刺繍縫い動作
    制御方法。
  7. 【請求項7】前記作業者により機能設定手段が操作され
    て開始信号が入力されれば、以前の作業情報によって当
    該メカニズム手段が駆動されるように制御することを特
    徴とする請求項4ないし6のいずれか一つに記載の作業
    情報格納機能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法。
  8. 【請求項8】前記作業者の操作によって機能設定手段か
    ら現在の作業情報を以前の作業情報として格納させるた
    めの作業情報格納要請信号が入力されたかを判断して、
    作業情報格納要請信号が入力された場合、現在の作業情
    報を以前の作業情報として格納する段階を更に含むこと
    を特徴とする請求項4ないし7のいずれか一つに記載の
    作業情報格納機能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方
    法。
  9. 【請求項9】前記以前の作業情報は、 デザイン名、デザインのメモリー位置、刺繍枠の位置デ
    ータ、針数、メカニズム手段の駆動のためのパラメータ
    ー情報のうち一つ以上の情報を含むことを特徴とする請
    求項4ないし8のいずれか一つに記載の作業情報格納機
    能を有する刺繍機の刺繍縫い動作制御方法。
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