JPH06210081A - 電子サイクルミシン - Google Patents

電子サイクルミシン

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JPH06210081A
JPH06210081A JP585093A JP585093A JPH06210081A JP H06210081 A JPH06210081 A JP H06210081A JP 585093 A JP585093 A JP 585093A JP 585093 A JP585093 A JP 585093A JP H06210081 A JPH06210081 A JP H06210081A
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JP
Japan
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sewing
pattern
pattern number
read
work
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JP585093A
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English (en)
Inventor
Tsuguisa Kubota
次勇 窪田
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の縫製パターンを用いる一連の縫製作業
の中で、一つの縫製ごとに縫製パターンを読み込みなが
ら縫製を行う際、オペレータがパターン番号を縫製の毎
に設定しなくとも済むようにする。 【構成】 複数の縫製パターンに連続番号となるパター
ン番号を割り付け、一つの縫製が終了する毎にパターン
番号を+1ずつ更新し、次の縫製のためのパターン番号
に該当する縫製パターンを自動的に読み出し、そのパタ
ーン番号に該当する縫製パターンに従い続けて縫製を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクな
どの外部記憶装置に縫製パターンを記憶し、該縫製パタ
ーンを縫製時に読み込み、その読み込んだ縫製パターン
に基づいて縫製を行う電子サイクルミシンに係わり、特
に、複数個の縫製パターンを一つの縫製が終了する毎に
自動的に読み込むことができる電子サイクルミシンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子サイクルミシンにおいて外部
記憶装置から縫製パターンを読み込む場合、その縫製パ
ターンに命名されたパターン番号をオペレータが操作パ
ネルなどに設定することにより、外部記憶装置から必要
な縫製パターンの読み出しを行い、以後は、その一つ縫
製パターンだけで縫製を繰り返すようにしていた。
【0003】一方、電子サイクルミシンにおいて読み出
し可能な針数は、一般に、マイコン制御などによるメモ
リの制約のために、非常に少ないのが現状である。即
ち、外部記憶装置には、例えば、最大17万針の縫製パ
ターンが記憶できる場合であっても、本体で読み出し可
能な針の数は4,000針だけである。
【0004】このため、読み出し可能な針数よりも多い
縫製を行う場合、一つの縫製パターンを複数に分割し、
その分割された一つの縫製が終了する毎に他の縫製パタ
ーンのために新たな別のパターン番号を設定し直さなけ
ればならないという問題があった。
【0005】又、個人名を刺繍するネーム付けの場合、
個人名ごとに縫製パターンを作成し、一つの縫製が終了
する毎に布地を交換すると共に、別の縫製パターンのた
めに新たに別のパターン番号を設定し直さなければなら
なかった。
【0006】即ち、一回の作業分で例えば50人分のネ
ーム付けを行う場合、オペレータが50回もパターン番
号を設定し直さなければならず、極めて作業性が悪いと
いう問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる状況
に鑑み、上述のような従来例の問題などを解消せんとし
て成されたものであり、複数の縫製パターンを用いる一
連の縫製作業の中で、一つの縫製にそれぞれ対応する縫
製パターンを読み出しながら縫製を行う際、オペレータ
がパターン番号を縫製の毎に設定し直さなくとも済むよ
うな電子サイクルミシンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を達成するための手段】本発明は、電子サイクル
ミシンにおいて、複数の縫製パターンに連続番号となる
パターン番号を割り付け、一つの縫製が終了する毎にパ
ターン番号を+1ずつ更新し、次の縫製のためのパター
ン番号に該当する縫製パターンを自動的に読み出し、該
パターン番号に該当する縫製パターンに従い続けて縫製
を行うことにより前記課題を解決したものである。
【0009】同様にして、本発明は、電子サイクルミシ
ンにおいて、操作パネルを操作し、縫製開始パターン番
号と縫製終了パターン番号を設定すると共に、複数の縫
製パターンに連続番号となるパターン番号を割り付け、
一つの縫製が終了する毎にパターン番号を+1ずつ更新
し、次の縫製のためのパターン番号に該当する縫製パタ
ーンを自動的に読み出し、該パターン番号に該当する縫
製パターンに従い続けて縫製を行うことにより前記課題
を解決したものである。
【0010】同様にして、本発明は、電子サイクルミシ
ンにおいて、複数の縫製パターンに連続番号となるパタ
ーン番号を割り付けると共に、各縫製パターンの中にフ
ロッピー読み出しコマンドを設け、該コマンドを縫製中
に検出したら縫製を終了して、次の縫製パターンデータ
を読み出し、該縫製パターンデータに従い続けて縫製を
行うことにより前記課題を解決したものである。
【0011】
【作用】本発明においては、読み出し可能な針数よりも
実際に使用する針数が多い縫製を行う時にパターン分割
で多くの縫製パターンを生じさせて使用する場合や、個
人名を刺繍するネーム付けなど一回の作業で複数の縫製
パターンを使用する場合、複数の縫製パターンに連続番
号となるパターン番号を割り付け、一つの縫製が終了す
る毎にパターン番号を+1ずつ更新し、次の縫製のため
のパターン番号に該当する縫製パターンを自動的に読み
出し、該パターン番号に該当する縫製パターンに従い続
けて縫製を行う。
【0012】又、同様の場合に、複数の縫製パターンに
連続番号となるパターン番号を割り付けると共に、各縫
製パターンの中にフロッピー読み出しコマンドを設け、
該コマンドを縫製中に検出したら縫製を終了して、次の
縫製パターンデータを読み出し、該縫製パターンデータ
に従い続けて縫製を行う。
【0013】このため、一連の縫製作業の中で、一つの
縫製ごとに縫製パターンを読み込みながら縫製を行う
際、オペレータが手を煩らわせてパターン番号を縫製の
毎に設定し直したりしなくとも、連続して縫製を行うこ
とができる。
【0014】従って、複数の縫製パターンを用いる一連
の縫製作業の中で、一つの縫製ごとに縫製パターンを読
み込みながら縫製を行う際、オペレータがパターン番号
を縫製の毎に設定しなくとも済むようになる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
【0016】図1は本実施例の構成説明図である。この
図において、10は制御部としての中央処理装置(以
下、CPUと称する)であり、ROM12に記憶された
制御プラグラムに従い、RAM14、フロッピーディス
クドライバーインターフェイス部16、及びキー入力イ
ンターフェイス部18を制御する。
【0017】又、フロッピーディスクドライバーインタ
ーフェイス部16には、フロッピーディスクドライバー
20が接続され、フロッピーディスク22から必要な情
報を読み出したり書き出したりすることができるように
なっている。
【0018】一方、キー入力インターフェイス部18に
は操作パネル24が接続されており、該操作パネルは、
パターン番号設定キー26、数値キー28、終了キー3
0、自動読み込み切り替えスイッチ32、ワーク保持切
り替えスイッチ34、ワークセットスイッチ36、及び
スタートスイッチ38から構成されている。
【0019】即ち、パターン番号の設定を要求するパタ
ーン番号設定キー26、パターン番号の数値を入力する
ための0から9までの数値キー28、パターン番号を設
定した後に終了を指示するための終了キー30、通常モ
ードと自動読み込みモードを切り替えるための自動読み
込み切り替えスイッチ32、一つのパターン縫製が終了
したのちワークを保持状態とするか解放状態とするかを
切り替えるワーク保持切り替えスイッチ34、縫製前に
ワークをセットするためのワークセットスイッチ36、
縫製を開始するためのスタートスイッチ38によって、
操作パネル24が構成されている。
【0020】このような構成からなる本実施例の動作に
ついて、以下、フローチャートを参照しながら詳細に説
明する。
【0021】図2及び図3は、本発明の第1実施例の動
作を説明するためのフローチャートである。
【0022】図2のステップ100において電子サイク
ルミシンの動作が開始すると、ステップ102において
通常モードであるか自動読み込みモードであるかのチェ
ック、即ち、自動読み込み切り替えスイッチがオンであ
るか否かが判断される。
【0023】ステップ102において自動読み込み切り
替えスイッチ32がオフであると判断された場合はステ
ップ104に進み、自動読み込み切り替えスイッチ32
がオンであると判断された場合はステップ106に進
む。
【0024】ステップ104においては、通常の一つの
縫製パターンで繰り返し縫製を行うモードの処理即ち通
常縫製処理が実行される。
【0025】一方、ステップ106においては、パター
ン番号の設定処理を起動するパターン番号設定キーのチ
ェック、即ち、パターン番号設定キー26がオンである
か否かが判断される。
【0026】パターン番号設定キー26がオンであると
判断された場合はステップ108に進み、パターン番号
設定キー26がオフであると判断された場合はステップ
106へ戻る。
【0027】ステップ108においては、数値キー28
のチェック、即ち数値キー28がオンになっているか否
かが判断される。ステップ108において、数値キー2
8がオンであると判断された場合にはステップ110に
進み、数値キー28がオフであると判断された場合には
ステップ112に進む。
【0028】ステップ110においては、オンとなった
数値キー28によってパターン番号が更新され、その
後、ステップ108に戻る。
【0029】又、ステップ112においては、終了キー
30のチェック即ち終了キー30がオンであるか否かが
判断され、終了キー30がオンである場合にはステップ
114に進み、終了キー30がオフである場合にはステ
ップ108に戻る。
【0030】ステップ114においては、設定されたパ
ターン番号が読み込み開始パターン番号として記憶さ
れ、その後、ステップ116へ進む。又、ステップ11
6においては、再び、数値キー28のチェック、即ち数
値キー28がオンになっているか否かが判断される。
【0031】ステップ116において、数値キー28が
オンであると判断された場合にはステップ118に進
み、数値キー28がオフであると判断された場合にはス
テップ120に進む。
【0032】ステップ118においては、オンとなった
数値キー28により再びパターン番号が更新され、その
後、ステップ116に戻る。
【0033】又、ステップ120においては、終了キー
30のチェック即ち終了キー30がオンであるか否かが
判断され、終了キー30がオンである場合にはステップ
122に進み、終了キー30がオフである場合にはステ
ップ116に戻る。
【0034】ステップ122においては、設定されたパ
ターン番号が読み込み終了パターン番号として記憶さ
れ、その後、ステップ124へ進む。
【0035】又、ステップ124において、読み込みパ
ターン番号に読み込み開始パターン番号が設定され、そ
の後、ステップ126へ進み、読み込みパターン番号に
よりフロッピーディスク22から該当する縫製パターン
を読み出す。
【0036】このようなステップ102からステップ1
26に至る動作により、縫製前の準備段階が終了する。
【0037】その後、図3のステップ202において、
ワークセットスイッチ36のチェック即ちワークセット
スイッチ36がオンであるか否かが判断される。このス
テップ202において、ワークセットスイッチ36がオ
ンである、即ち、ワークを入れて作業者がワークセット
スイッチ36をオンにしていると判断されると、ステッ
プ204へ進む。
【0038】ステップ204においては、セットされた
ワークが保持装置によって保持され、その後、ステップ
206へ進む。このステップ206において、スタート
スイッチ38のチェック即ちスタートスイッチ38がオ
ンであるか否かが判断される。
【0039】このステップ206において、スタートス
イッチ36がオンであると判断されると、ステップ20
8へ進む。このステップ208においては、縫製パター
ンに基づいて電子サイクルミシンが駆動して縫製を行
い、その縫製が終了するとステップ210へ進む。
【0040】ステップ210において、読み込みパター
ン番号と読み込み終了パターン番号が比較され、両者が
異なっている場合にはステップ212へ進み、両者が同
一の場合にはステップ222へ進む。
【0041】ステップ222においては、次回の縫製作
業に備えるべく、読み込みパターン番号に読み込み開始
パターン番号を設定し直し、その後、ステップ218へ
進む。又、ステップ212においては、読み込みパター
ン番号を+1だけ更新して後、ステップ214へ進む。
【0042】ステップ214において、ワーク保持切り
替えスイッチ34のチェック即ちワーク保持切り替えス
イッチ36がオンであるか否かが判断される。このステ
ップ214において、ワーク保持切り替えスイッチ34
がオンであると判断されるとステップ216へ進み、ワ
ーク保持切り替えスイッチ34がオフであると判断され
るとステップ218へ進む。
【0043】ステップ218において、縫製されたワー
クを取り出せるように保持装置によりワークを解放し、
その後、ステップ220へ進む。このステップ220に
おいて、読み込みパターン番号に従いフロッピーディス
ク22から該当する縫製パターンを読み出し、その後、
ステップ224へ進む。
【0044】ステップ224においては、読み込みパタ
ーンの有無がチェックされ、読み込みパターンが有ると
判断された場合には、ステップ202に戻って上述の動
作が繰り返される。
【0045】又、ステップ224において読み込みパタ
ーンが無いと判断された場合には、ステップ226へ進
んで本発明第1実施例の動作が終了する。
【0046】以上詳述したように、本発明第1実施例に
おいては、一連の縫製作業の中でオペレータが一縫製毎
に次に縫製する縫製パターンのパターン番号を設定する
必要はなく、自動的に次の縫製パターンを読み込むこと
ができる。
【0047】一方、図4は本発明の第2実施例を説明す
るための縫製パターン構成説明図である。この図におい
て、(A)及び(B)は縫製パターンの各構成要素を示
しており、(C)及び(D)は実際の縫製パターンをそ
れぞれ示している。
【0048】又、図4において、40は電子サイクルミ
シン駆動用の制御データ、42は続きのデータがあるこ
とを示す読み込みマーク、44は続きのデータがないこ
とを示す終了マークである。なお、縫製パターンの各構
成要素の終りには、(A)や(B)で示す如く、読み込
みマーク42及び終了マーク44のいずれかが存在す
る。
【0049】ところで、通常の縫製パターンは、図4の
(C)で示す如く、(A)の縫製パターン構成要素が複
数個続いた後(B)の縫製パターン構成要素が設けられ
ており、終了マーク44によって縫製パターンが終了す
るようになっている。
【0050】しかし、例えば個人名を刺繍するネーム付
けなどのような場合には、図4の(D)で示す如く、
(A)の縫製パターン構成要素だけが複数個続き、終了
マーク44は存在しない。このため、フロッピーディス
ク22の中にパターン番号に当該する縫製パターンがな
くなることにより、一連の縫製作業が終了することとな
る。又は、ネーム付けの後に行われる通常の縫製パター
ンによって縫製パターンが終了するようになっている。
即ち、ネーム付けの後に行われる通常の縫製パターンに
おける終了マーク44によって縫製パターンが終了する
ようになっている。
【0051】又、図5及び図6は、本発明の第2実施例
の動作を説明するためのフローチャートである。以下、
図1、図4、図5、及び図6を参照しながら、第2実施
例の動作について詳しく説明する。
【0052】図5のステップ300において電子サイク
ルミシンの動作が開始すると、ステップ302において
通常モードであるか自動読み込みモードであるかのチェ
ック、即ち、自動読み込み切り替えスイッチがオンであ
るか否かが判断される。
【0053】ステップ302において自動読み込み切り
替えスイッチ32がオフであると判断された場合はステ
ップ304に進み、自動読み込み切り替えスイッチ32
がオンであると判断された場合はステップ306に進
む。
【0054】ステップ304においては、通常の一つの
縫製パターンで繰り返し縫製を行うモードの処理即ち通
常縫製処理が実行される。
【0055】一方、ステップ306においては、パター
ン番号の設定処理を起動するパターン番号設定キーのチ
ェック、即ち、パターン番号設定キー26がオンである
か否かが判断される。
【0056】パターン番号設定キー26がオンであると
判断された場合はステップ308に進み、パターン番号
設定キー26がオンであると判断された場合はステップ
306へ戻る。
【0057】ステップ308においては、数値キー28
のチェック、即ち数値キー28がオンになっているか否
かが判断される。ステップ308において、数値キー2
8がオンであると判断された場合にはステップ310に
進み、数値キー28がオフであると判断された場合には
ステップ312に進む。
【0058】ステップ310において、オンとなった数
値キー28によってパターン番号が更新され、その後、
ステップ308に戻る。
【0059】又、ステップ312においては、終了キー
30のチェック即ち終了キー30がオンであるか否かが
判断され、終了キー30がオンである場合にはステップ
314に進み、終了キー30がオフである場合にはステ
ップ308に戻る。
【0060】ステップ314においては、設定されたパ
ターン番号が読み込み開始パターン番号として記憶さ
れ、その後、ステップ316へ進む。又、ステップ31
6においては、読み込みパターン番号に読み込み開始パ
ターン番号が設定され、その後、ステップ318へ進
み、読み込みパターン番号によりフロッピーディスク2
2から該当する縫製パターンを読み込む。
【0061】このようなステップ300からステップ3
18に至る動作により、第2実施例における縫製前の準
備段階が終了する。
【0062】その後、図6のステップ402において、
ワークセットスイッチ36のチェック即ちワークセット
スイッチ36がオンであるか否かが判断される。このス
テップ402において、ワークセットスイッチ36がオ
ンである、即ち、ワークを入れて作業者がワークセット
スイッチ36をオンにしていると判断されると、ステッ
プ404へ進む。
【0063】ステップ404においては、セットされた
ワークが保持装置によって保持され、その後、ステップ
406へ進む。ステップ406において、スタートスイ
ッチ38のチェック即ちスタートスイッチ38がオンで
あるか否かが判断される。
【0064】このステップ406において、スタートス
イッチ36がオンであると判断されると、ステップ40
8へ進む。このステップ408においては、縫製パター
ンに基づいて電子サイクルミシンが駆動して縫製を行
い、その縫製が終了するとステップ410へ進む。
【0065】ステップ410においては、縫製終了時に
おける縫製パターン内のマークが読み込みマークである
か終了マークであるかのチェック、即ち、縫製が読み込
みマークで終了したか否かが判断される。
【0066】そして、縫製終了時における縫製パターン
内のマークが読み込みマークであると判断された場合に
はステップ412へ進み、縫製終了時の縫製パターン内
のマークが終了マークであると判断された場合にはステ
ップ422へ進む。
【0067】又、ステップ412においては、読み込み
パターン番号を+1だけ更新して後、ステップ414へ
進むが、ステップ422においては、次回の縫製作業に
備えるべく、読み込みパターン番号に読み込み開始パタ
ーン番号を設定し直し、その後、ステップ418へ進
む。
【0068】ステップ414においては、ワーク保持切
り替えスイッチのチェック即ちワーク保持切り替えスイ
ッチ34がオンであるか否かが判断される。このステッ
プ414において、ワーク保持切り替えスイッチ34が
オンであると判断されるとステップ416へ進み、読み
込みパターン番号でフロッピーディスクから縫製パター
ンを読み込んだ後、ステップ406に戻る。
【0069】又、ステップ414において、ワーク保持
切り替えスイッチ34がオフであると判断されるとステ
ップ418へ進む。
【0070】ステップ418において、縫製されたワー
クを取り出せるように保持装置によりワークを解放し、
その後、ステップ420へ進む。このステップ420に
おいて、読み込みパターン番号に従いフロッピーディス
ク22から該当する縫製パターンを読み出し、その後、
ステップ424へ進む。
【0071】ステップ424においては、読み込みパタ
ーンの有無がチェックされ、読み込みパターンが有ると
判断された場合には、ステップ402に戻って上述の動
作が繰り返される。
【0072】又、ステップ424において読み込みパタ
ーンが無いと判断された場合には、ステップ426へ進
んで第2実施例の動作が終了する。
【0073】以上詳述したように、第2実施例において
も、一連の縫製作業の中でオペレータが一縫製毎に次に
縫製する縫製パターンのパターン番号を設定する必要は
なく、自動的に次の縫製パターンを読み込むことができ
る。
【0074】なお、本発明は上述の第1実施例や第2実
施例に限定されることなく種々の変形が可能であり、例
えば、針数オーバーのようなワークを交換することなく
縫製を継続する場合と、ネーム付けのように毎回ワーク
を交換して縫製を行う場合を想定し、縫製終了時にワー
ク保持を継続するか解放するかを判断しデップスイッチ
などにより切り換えるようにしてもよい。
【0075】又、針数オーバーのようなワークを交換す
ることなく縫製を継続する場合と、ネーム付けのように
毎回ワークを交換して縫製を行う場合を想定し、保持フ
ロッピー読み出し用コマンドと解放フロッピー読み出し
用コマンドを縫製パターンの中に設けるようにしてもよ
い。
【0076】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明にお
いては、一つの縫製が終了するときに、次に読み込まれ
るべき縫製パターン番号に更新し、フロッピーディスク
から縫製パターンを自動的に読み込むような構成である
ため、一連の縫製作業の中で、一つの縫製ごとに縫製パ
ターンを読み込みながら縫製を行う際、オペレータが手
を煩わせてパターン番号を縫製の毎に設定したりしなく
とも、連続して縫製を行うことができる利点がある。
【0077】従って、本発明によれば、複数の縫製パタ
ーンを用いる一連の縫製作業の中で、一つの縫製ごとに
縫製パターンを読み込みながら縫製を行う際、オペレー
タがパターン番号を縫製の毎に設定しなくとも済むよう
な電子サイクルミシンが実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成説明図
【図2】本発明の第1実施例を説明するためのフローチ
ャート
【図3】同じく、第1実施例の動作を説明するためのフ
ローチャート
【図4】本発明の第2実施例を説明するための縫製パタ
ーン構成説明図
【図5】第2実施例を説明するためのフローチャート
【図6】同じく、第2実施例の動作を説明するためのフ
ローチャート
【符号の説明】
10…CPU 12…ROM 14…RAM 16…フロッピーディスクドライバーインターフェイス
部 18…キー入力インターフェイス部 20…フロッピーディスクドライバー 22…フロッピーディスク 24…操作パネル 26…パターン番号設定キー 28…数値キー 30…終了キー 32…自動読み込み切り替えスイッチ 34…ワーク保持切り替えスイッチ 36…ワークセットスイッチ 38…スタートスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部記憶装置に縫製パターンを記憶し、該
    縫製パターンを縫製時に読み出して縫製を行う電子サイ
    クルミシンにおいて、 複数の縫製パターンに連続番号となるパターン番号を割
    り付け、 一つの縫製が終了する毎にパターン番号を+1ずつ更新
    し、次の縫製のためのパターン番号に該当する縫製パタ
    ーンを自動的に読み出し、 該パターン番号に該当する縫製パターンに従い続けて縫
    製を行うことを特徴とする電子サイクルミシン。
  2. 【請求項2】請求項1において、操作パネルを操作し、
    縫製開始パターン番号と縫製終了パターン番号を設定す
    ることを特徴とする電子サイクルミシン。
  3. 【請求項3】外部記憶装置に縫製パターンを記憶し、該
    縫製パターンを縫製時に読み出して縫製を行う電子サイ
    クルミシンにおいて、 複数の縫製パターンに連続番号となるパターン番号を割
    り付けると共に、 各縫製パターンの中にフロッピー読み出しコマンドを設
    け、 該コマンドを縫製中に検出したら縫製を終了して、次の
    縫製パターンデータを読み出すことを特徴とする電子サ
    イクルミシン。
JP585093A 1993-01-18 1993-01-18 電子サイクルミシン Pending JPH06210081A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0839931A3 (en) * 1996-10-30 1998-08-05 Nihon Hyomen Kagaku Kabushiki Kaisha Treating solution and treating method for forming protective coating films on metals

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0839931A3 (en) * 1996-10-30 1998-08-05 Nihon Hyomen Kagaku Kabushiki Kaisha Treating solution and treating method for forming protective coating films on metals

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