JP2929873B2 - 電子ミシン制御装置 - Google Patents
電子ミシン制御装置Info
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- JP2929873B2 JP2929873B2 JP32579092A JP32579092A JP2929873B2 JP 2929873 B2 JP2929873 B2 JP 2929873B2 JP 32579092 A JP32579092 A JP 32579092A JP 32579092 A JP32579092 A JP 32579092A JP 2929873 B2 JP2929873 B2 JP 2929873B2
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- Japan
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- sewing machine
- electronic sewing
- control device
- electronic
- machine control
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、同一の電子ミシン制御
装置を用い、異なる機種若しくは仕様の電子ミシンを動
作させる場合の機種若しくは仕様の確認をできるように
した電子ミシン制御装置に関するものでる。
装置を用い、異なる機種若しくは仕様の電子ミシンを動
作させる場合の機種若しくは仕様の確認をできるように
した電子ミシン制御装置に関するものでる。
【０００２】
【従来の技術】従来、同一の電子ミシン制御装置により
異なる機種若しくは仕様の電子ミシンを動作させる場
合、それぞれの、機種若しくは仕様に合わせて制御装置
のプログラムを選択するため、選択スイッチ等の選択手
段を用いる方法が取られていた。
異なる機種若しくは仕様の電子ミシンを動作させる場
合、それぞれの、機種若しくは仕様に合わせて制御装置
のプログラムを選択するため、選択スイッチ等の選択手
段を用いる方法が取られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機種若
しくは仕様の異なる電子ミシンではその制御方法も異な
るため、もし選択スイッチの設定を誤った場合、所望の
動作が行なわれず、場合によっては電子ミシンや、電子
ミシン制御装置自体が破損するといった問題点があっ
た。また選択スイッチ自体を容易に目視確認できる場所
に設けることは、作業者の誤操作を招く危険がある。
しくは仕様の異なる電子ミシンではその制御方法も異な
るため、もし選択スイッチの設定を誤った場合、所望の
動作が行なわれず、場合によっては電子ミシンや、電子
ミシン制御装置自体が破損するといった問題点があっ
た。また選択スイッチ自体を容易に目視確認できる場所
に設けることは、作業者の誤操作を招く危険がある。
【０００４】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、選択スイッチによって設定され
た機種若しくは仕様を電源投入時に表示することにより
人為的ミスによる設定の誤りを未然に防止することを目
的としている。
になされたものであり、選択スイッチによって設定され
た機種若しくは仕様を電源投入時に表示することにより
人為的ミスによる設定の誤りを未然に防止することを目
的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子ミシン制御装置は、少なくとも２種以上
の電子ミシンの機種若しくは仕様から１種の機種若しく
は仕様を選択する選択手段と、その選択手段により選択
された１種の機種若しくは仕様の電子ミシンを制御可能
なプログラムを実行するための制御手段と、前記電子ミ
シンの電源投入時において前記選択手段により選択され
た１種の機種若しくは仕様を表す記号を表示する表示手
段とを備えている。
に本発明の電子ミシン制御装置は、少なくとも２種以上
の電子ミシンの機種若しくは仕様から１種の機種若しく
は仕様を選択する選択手段と、その選択手段により選択
された１種の機種若しくは仕様の電子ミシンを制御可能
なプログラムを実行するための制御手段と、前記電子ミ
シンの電源投入時において前記選択手段により選択され
た１種の機種若しくは仕様を表す記号を表示する表示手
段とを備えている。
【０００６】
【作用】上記の構成を有する本発明の電子ミシン制御装
置は、前記電子ミシンの電源投入時において前記選択手
段により選択された機種若しくは仕様を表す記号を表示
する。
置は、前記電子ミシンの電源投入時において前記選択手
段により選択された機種若しくは仕様を表す記号を表示
する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【０００８】本実施例は、ＢＨ３００の機種記号を有す
る縫製エリアのサイズが１００ｍｍ（Ｘ軸方向）ｘ６０
ｍｍ（Ｙ軸方向）の電子ミシンと、機種記号ＢＨ３５０
を有する縫製サイズが２５０ｍｍ（Ｘ軸方向）ｘ１５０
ｍｍ（Ｙ軸方向）の電子ミシンとの２機種の電子ミシン
を制御する電子制御装置に本発明を適用した場合の１例
である。
る縫製エリアのサイズが１００ｍｍ（Ｘ軸方向）ｘ６０
ｍｍ（Ｙ軸方向）の電子ミシンと、機種記号ＢＨ３５０
を有する縫製サイズが２５０ｍｍ（Ｘ軸方向）ｘ１５０
ｍｍ（Ｙ軸方向）の電子ミシンとの２機種の電子ミシン
を制御する電子制御装置に本発明を適用した場合の１例
である。
【０００９】図１に示すように、ＢＨ３００の機種記号
を有する電子ミシンのミシンテーブル１上には、ベッド
部２とアーム部３を有する電子ミシンの本体４が設けら
れている。ベッド部２の前端部には針板５が設けられ、
針板５上には互いに直行するＸ軸・Ｙ軸の２方向に独立
に移動駆動されて位置制御される送り板６が設けられ、
送り板６上には加工布を押える布押え装置７が設けられ
ている。送り板６と布押さえ装置７は、一体的に、電子
ミシン制御装置８の指令を受けたＸ軸方向駆動用ステッ
ピングモータ２１によりＸ軸方向に移動され、またＹ軸
方向駆動用ステッピングモータ２２によりＹ軸方向に移
動駆動される（図４参照）。
を有する電子ミシンのミシンテーブル１上には、ベッド
部２とアーム部３を有する電子ミシンの本体４が設けら
れている。ベッド部２の前端部には針板５が設けられ、
針板５上には互いに直行するＸ軸・Ｙ軸の２方向に独立
に移動駆動されて位置制御される送り板６が設けられ、
送り板６上には加工布を押える布押え装置７が設けられ
ている。送り板６と布押さえ装置７は、一体的に、電子
ミシン制御装置８の指令を受けたＸ軸方向駆動用ステッ
ピングモータ２１によりＸ軸方向に移動され、またＹ軸
方向駆動用ステッピングモータ２２によりＹ軸方向に移
動駆動される（図４参照）。
【００１０】そして、加工布が布押さえ装置７と送り板
６とによって狭持された状態で、ＢＨ３００型電子ミシ
ンの針棒９とその下端の縫い針１０を上下に往復動させ
つつ、送り板６及び布押え装置７のＸ軸・Ｙ軸の２方向
の位置を制御することにより、加工布上に縫製パターン
を自動的に縫製するようになっている。更に電子ミシン
制御装置８には、縫製パターンの選択等を操作するため
の操作パネル１１が接続され、また、電子ミシン制御装
置８は電源投入スイッチ１２の投入により制御を開始す
る。
６とによって狭持された状態で、ＢＨ３００型電子ミシ
ンの針棒９とその下端の縫い針１０を上下に往復動させ
つつ、送り板６及び布押え装置７のＸ軸・Ｙ軸の２方向
の位置を制御することにより、加工布上に縫製パターン
を自動的に縫製するようになっている。更に電子ミシン
制御装置８には、縫製パターンの選択等を操作するため
の操作パネル１１が接続され、また、電子ミシン制御装
置８は電源投入スイッチ１２の投入により制御を開始す
る。
【００１１】ＢＨ３５０型電子ミシン（図示せず）は、
ＢＨ３００型電子ミシンと同一の電子ミシン制御装置８
を備え、ＢＨ３００型電子ミシンよりも針板、送り板、
布押え装置等の全てが大きく形成されている。
ＢＨ３００型電子ミシンと同一の電子ミシン制御装置８
を備え、ＢＨ３００型電子ミシンよりも針板、送り板、
布押え装置等の全てが大きく形成されている。
【００１２】選択スイッチユニット２７は、図２に示す
ようにオン又はオフの２状態を選択できる４個のスイッ
チ２７ａ〜２７ｄから成るディップスイッチを含み、Ｎ
Ｏ１のスイッチ２７ａがオンの時は、ＢＨ３００型電子
ミシンが選択され（図２ａ）、ＮＯ２のスイッチ２７ｂ
がオンの時は、ＢＨ３５０型電子ミシンが選択される
（図２ｂ）。また、前記選択スイッチユニット２７は、
電子ミシン制御装置８の内部に設けられている。
ようにオン又はオフの２状態を選択できる４個のスイッ
チ２７ａ〜２７ｄから成るディップスイッチを含み、Ｎ
Ｏ１のスイッチ２７ａがオンの時は、ＢＨ３００型電子
ミシンが選択され（図２ａ）、ＮＯ２のスイッチ２７ｂ
がオンの時は、ＢＨ３５０型電子ミシンが選択される
（図２ｂ）。また、前記選択スイッチユニット２７は、
電子ミシン制御装置８の内部に設けられている。
【００１３】操作パネル１１は、図３に示すように、プ
ログラムの読み込み又は書き込みを行うスイッチ、テス
ト動作を指定するスイッチ等各種スイッチを備え、エラ
ーＮＯ、プログラムＮＯ、縫製物の出来高をカウントす
る３桁のカウンターを合わせ合計５桁の０から９までの
英数字を表示できる表示管１３が設けられている。
ログラムの読み込み又は書き込みを行うスイッチ、テス
ト動作を指定するスイッチ等各種スイッチを備え、エラ
ーＮＯ、プログラムＮＯ、縫製物の出来高をカウントす
る３桁のカウンターを合わせ合計５桁の０から９までの
英数字を表示できる表示管１３が設けられている。
【００１４】次に、電子ミシン制御装置８は、図４のブ
ロック図のように構成されている。ＢＨ３００型電子ミ
シン若しくはＢＨ３５０型電子ミシンのミシンモータ２
０とステップモータ２１、２２は、駆動回路２３、２
４、２５を介して入出力インターフェース２６にそれぞ
れ接続されている。また、本実施例の選択手段としての
選択スイッチユニット２７も入出力インターフェース２
６に接続されている。入出力インターフェース２６はバ
ス２８を介してＣＰＵ２９、ＲＯＭ３０、ＲＡＭ３１と
も接続されている。
ロック図のように構成されている。ＢＨ３００型電子ミ
シン若しくはＢＨ３５０型電子ミシンのミシンモータ２
０とステップモータ２１、２２は、駆動回路２３、２
４、２５を介して入出力インターフェース２６にそれぞ
れ接続されている。また、本実施例の選択手段としての
選択スイッチユニット２７も入出力インターフェース２
６に接続されている。入出力インターフェース２６はバ
ス２８を介してＣＰＵ２９、ＲＯＭ３０、ＲＡＭ３１と
も接続されている。
【００１５】尚、本実施例における、選択スイッチユニ
ット２７が本発明の選択手段に相当し、電子ミシン制御
装置８が制御手段に相当し、表示管１３が表示手段に相
当する。
ット２７が本発明の選択手段に相当し、電子ミシン制御
装置８が制御手段に相当し、表示管１３が表示手段に相
当する。
【００１６】以下、このように構成された電子ミシン制
御装置８の電源投入時の動作について図５のフローチャ
ートを参照して説明する。
御装置８の電源投入時の動作について図５のフローチャ
ートを参照して説明する。
【００１７】まず、電源を投入すると、ＣＰＵ２９、入
出力インターフェース２６、ＲＡＭ３１等、ＢＨ３００
型電子ミシン、ＢＨ３５０型電子ミシンともに共通な初
期設定が行なわれ（Ｓ１）、続いて、選択スイッチユニ
ット２７の状態が入出力インターフェース２６を介して
ＲＡＭ３１上に呼び出される（Ｓ２）。次いで選択スイ
ッチユニット２７の状態を判別しＮＯ１のスイッチ２７
ａがオンならＳ５へ、ＮＯ２のスイッチ２７ｂがオンな
らＳ６へ分岐し、該当の設定がなければ該当無しでエラ
ー終了Ｓ７へ分岐する（Ｓ３、Ｓ４）。
出力インターフェース２６、ＲＡＭ３１等、ＢＨ３００
型電子ミシン、ＢＨ３５０型電子ミシンともに共通な初
期設定が行なわれ（Ｓ１）、続いて、選択スイッチユニ
ット２７の状態が入出力インターフェース２６を介して
ＲＡＭ３１上に呼び出される（Ｓ２）。次いで選択スイ
ッチユニット２７の状態を判別しＮＯ１のスイッチ２７
ａがオンならＳ５へ、ＮＯ２のスイッチ２７ｂがオンな
らＳ６へ分岐し、該当の設定がなければ該当無しでエラ
ー終了Ｓ７へ分岐する（Ｓ３、Ｓ４）。
【００１８】分岐後、Ｓ５、Ｓ６では、ＢＨ３００型電
子ミシンが選択されているか、ＢＨ３５０型電子ミシン
が選択されているか明確に判別がつくように、ＢＨ３０
０型電子ミシンが選択された場合は、その電子ミシンの
機種記号である［ｂＨ３００］を操作パネル１１の数字
表示管１３に表示し（Ｓ５）、ＢＨ３５０型電子ミシン
が選択された場合は、その電子ミシンの機種記号である
［ｂＨ３５０］を同様に表示する（Ｓ６）。続いて、エ
リア情報などＢＨ３００型電子ミシン、ＢＨ３５０型電
子ミシンに特有な設定についてそれぞれ初期設定を行い
（Ｓ８、Ｓ９）、次いでそれぞれＢＨ３００型電子ミシ
ンの制御（Ｓ１０）、ＢＨ３５０型電子ミシンの制御
（Ｓ１１）を開始する。以上説明したことから明かなよ
うに、本発明の電子ミシン制御装置によれば、選択スイ
ッチユニット２７によってどちらの電子ミシンが選択さ
れているかを、電子ミシンの電源投入時に操作パネル１
１に機種記号を表示することによって明らかにするの
で、人為的ミスによる設定の誤りを未然に防止すること
ができる。
子ミシンが選択されているか、ＢＨ３５０型電子ミシン
が選択されているか明確に判別がつくように、ＢＨ３０
０型電子ミシンが選択された場合は、その電子ミシンの
機種記号である［ｂＨ３００］を操作パネル１１の数字
表示管１３に表示し（Ｓ５）、ＢＨ３５０型電子ミシン
が選択された場合は、その電子ミシンの機種記号である
［ｂＨ３５０］を同様に表示する（Ｓ６）。続いて、エ
リア情報などＢＨ３００型電子ミシン、ＢＨ３５０型電
子ミシンに特有な設定についてそれぞれ初期設定を行い
（Ｓ８、Ｓ９）、次いでそれぞれＢＨ３００型電子ミシ
ンの制御（Ｓ１０）、ＢＨ３５０型電子ミシンの制御
（Ｓ１１）を開始する。以上説明したことから明かなよ
うに、本発明の電子ミシン制御装置によれば、選択スイ
ッチユニット２７によってどちらの電子ミシンが選択さ
れているかを、電子ミシンの電源投入時に操作パネル１
１に機種記号を表示することによって明らかにするの
で、人為的ミスによる設定の誤りを未然に防止すること
ができる。
【００１９】尚、上記実施例においては、選択結果を表
す記号として、機種記号を使用したが、仕様を表わす記
号を使用したり、或は、ＢＨ３００型電子ミシンが選択
された場合、ＢＨ３００の縫製エリアサイズは１００ｍ
ｍ（Ｘ軸方向）ｘ６０ｍｍ（Ｙ軸方向）であるから、
［１００］、ＢＨ３５０が選択された場合、ＢＨ３５０
の縫製エリアサイズは２５０ｍｍ（Ｘ軸方向）ｘ１５０
ｍｍ（Ｙ軸方向）であるから、［２５０］と表示したり
してもよい。
す記号として、機種記号を使用したが、仕様を表わす記
号を使用したり、或は、ＢＨ３００型電子ミシンが選択
された場合、ＢＨ３００の縫製エリアサイズは１００ｍ
ｍ（Ｘ軸方向）ｘ６０ｍｍ（Ｙ軸方向）であるから、
［１００］、ＢＨ３５０が選択された場合、ＢＨ３５０
の縫製エリアサイズは２５０ｍｍ（Ｘ軸方向）ｘ１５０
ｍｍ（Ｙ軸方向）であるから、［２５０］と表示したり
してもよい。
【００２０】また、事前の取り決めにより電子ミシンＢ
Ｈ３００が選択された場合は［０００］、ＢＨ３５０が
選択された場合は［００１］等と表示してもよい。
Ｈ３００が選択された場合は［０００］、ＢＨ３５０が
選択された場合は［００１］等と表示してもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の電子ミシン制御装置によれば、、選択手段によ
って設定された１種の機種若しくは仕様を電源投入時に
表示するので、人為的ミスによる設定の誤りを未然に防
止することができる。
本発明の電子ミシン制御装置によれば、、選択手段によ
って設定された１種の機種若しくは仕様を電源投入時に
表示するので、人為的ミスによる設定の誤りを未然に防
止することができる。
【図１】本発明の実施例を示すＢＨ３００型電子ミシン
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】選択スイッチユニットの説明図である。
【図３】操作パネルの説明図である。
【図４】本発明の実施例を示す電子ミシンの制御系のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図５】本発明の実施例を示すフローチャートである。
４ 電子ミシンの本体 ８ 電子ミシン制御装置 １１ 操作パネル １２ 電源投入スイッチ １３ 表示管 ２７ 選択スイッチユニット ２９ ＣＰＵ ３０ ＲＯＭ ３１ ＲＡＭ
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも２種以上の電子ミシンの機種
若しくは仕様から１種の機種若しくは仕様を選択する選
択手段と、その選択手段により選択された１種の機種若
しくは仕様の電子ミシンを制御可能なプログラムを実行
するための制御手段と、前記電子ミシンの電源投入時に
おいて前記選択手段により選択された１種の機種若しく
は仕様を表す記号を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とする電子ミシンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32579092A JP2929873B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 電子ミシン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32579092A JP2929873B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 電子ミシン制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06170072A JPH06170072A (ja) | 1994-06-21 |
| JP2929873B2 true JP2929873B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=18180636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32579092A Expired - Lifetime JP2929873B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 電子ミシン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2929873B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007125226A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Juki Corp | ミシンの制御装置 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP32579092A patent/JP2929873B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06170072A (ja) | 1994-06-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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