JPH06304357A - 予約機能付きミシン - Google Patents
予約機能付きミシンInfo
- Publication number
- JPH06304357A JPH06304357A JP10079193A JP10079193A JPH06304357A JP H06304357 A JPH06304357 A JP H06304357A JP 10079193 A JP10079193 A JP 10079193A JP 10079193 A JP10079193 A JP 10079193A JP H06304357 A JPH06304357 A JP H06304357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- sewing machine
- ram
- data
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミシンに予約機能を持たせ、登録された手順
を順に実行することで、効率よく縫製作業を行うことが
出来るようになる。 【構成】 複数の操作または設定の手順または設定値を
順に記憶装置に記憶し、前記記憶装置に記憶された手順
または設定値を順に自動的に実行する(S107)。
を順に実行することで、効率よく縫製作業を行うことが
出来るようになる。 【構成】 複数の操作または設定の手順または設定値を
順に記憶装置に記憶し、前記記憶装置に記憶された手順
または設定値を順に自動的に実行する(S107)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め記憶された複数の
手順または設定値を実行する予約機能付きミシンに関す
るものである。
手順または設定値を実行する予約機能付きミシンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、刺繍ミシン等で縫製を行うとき
は、縫製開始前までに例えば次のような操作が行われ
る。
は、縫製開始前までに例えば次のような操作が行われ
る。
【0003】(1)生地を枠にセットする。
【0004】(2)縫製しようとするデータを選択す
る。
る。
【0005】(3)選択したデータを読み込む。
【0006】(4)前記データの編集(拡大縮小、回
転、糸密度など)を行うために各種設定値を入力する。
転、糸密度など)を行うために各種設定値を入力する。
【0007】(5)前記編集の設定に基づいてデータの
演算を行う。
演算を行う。
【0008】(6)スタートボタンを押し、縫製を行
う。
う。
【0009】(7)縫製が終了したら、生地を取り外
す。
す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、操作が多く面倒であり、更に縫製時以外はオ
ペレータがミシンにキー入力などで操作の指示を与えな
ければならないので、長時間にわたりオペレータがミシ
ンから離れるわけにはいかない。従って、オペレータは
並行して他の作業をできず、作業効率が悪かった。
方法では、操作が多く面倒であり、更に縫製時以外はオ
ペレータがミシンにキー入力などで操作の指示を与えな
ければならないので、長時間にわたりオペレータがミシ
ンから離れるわけにはいかない。従って、オペレータは
並行して他の作業をできず、作業効率が悪かった。
【0011】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、その目的はミシンに予約機能を持
たせることによって、高効率の予約機能付きミシンを提
供することにある。
なされたものであり、その目的はミシンに予約機能を持
たせることによって、高効率の予約機能付きミシンを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の予約機能付きミシンは、複数の操作または設
定の手順または設定値を順に記憶する記憶手段と、記憶
手段に記憶された手順または設定値を順に実行する実行
手段とを備えている。
に本発明の予約機能付きミシンは、複数の操作または設
定の手順または設定値を順に記憶する記憶手段と、記憶
手段に記憶された手順または設定値を順に実行する実行
手段とを備えている。
【0013】
【作用】本発明の予約機能付きミシンにおいては、複数
の操作または設定の手順または設定値を順に記憶装置に
記憶し、記憶装置に記憶された手順または設定値を順に
自動的に実行する。
の操作または設定の手順または設定値を順に記憶装置に
記憶し、記憶装置に記憶された手順または設定値を順に
自動的に実行する。
【0014】
【実施例】以下、この本発明を具体化した一実施例を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0015】図2は、本発明の刺繍データ作成装置の概
略図である。本体装置Mは、制御装置20、ミシンモー
タ9、ミシンアーム2、ベッド1、針棒切り替えモータ
8、針棒ボックス4、糸調子調節器6、公知の天秤、針
棒3、針5、自動パレット交換装置16、パレット枠1
1からなっており、制御装置20にはディスプレイ2
1、FDD(フロッピーディスク装置)22、キーボー
ド23、公知の音声装置から成っている。パレット枠1
1は被加工布を取り付けられるように構成されている。
更に、パレット枠11はパレットフック12により、制
御装置20煮読み込まれたデータに基づき、X−Y方向
に移動するように構成されている。
略図である。本体装置Mは、制御装置20、ミシンモー
タ9、ミシンアーム2、ベッド1、針棒切り替えモータ
8、針棒ボックス4、糸調子調節器6、公知の天秤、針
棒3、針5、自動パレット交換装置16、パレット枠1
1からなっており、制御装置20にはディスプレイ2
1、FDD(フロッピーディスク装置)22、キーボー
ド23、公知の音声装置から成っている。パレット枠1
1は被加工布を取り付けられるように構成されている。
更に、パレット枠11はパレットフック12により、制
御装置20煮読み込まれたデータに基づき、X−Y方向
に移動するように構成されている。
【0016】次に本体装置Mの電気的構成について説明
する。図3はコンピュータ本体のメインボード20aで
あり、中央演算処理装置(以後CPUと称す)25に
は、バス29を介して後に説明する本発明の処理プログ
ラムが記憶されたROM26、データを一時記憶したり
するためのRAM27、および入出力インターフェイス
28が接続されており、入出力インターフェイス28に
は、表示駆動装置を介してディスプレイ21、動作を指
示するためのキーボード23、FDD22、ミシンモー
タ9およびX軸送りモータ17およびY軸送りモータ1
8および針棒選択モータ8がそれぞれモータ駆動回路を
介して接続されている。
する。図3はコンピュータ本体のメインボード20aで
あり、中央演算処理装置(以後CPUと称す)25に
は、バス29を介して後に説明する本発明の処理プログ
ラムが記憶されたROM26、データを一時記憶したり
するためのRAM27、および入出力インターフェイス
28が接続されており、入出力インターフェイス28に
は、表示駆動装置を介してディスプレイ21、動作を指
示するためのキーボード23、FDD22、ミシンモー
タ9およびX軸送りモータ17およびY軸送りモータ1
8および針棒選択モータ8がそれぞれモータ駆動回路を
介して接続されている。
【0017】次にRAM27の内容に付いて図4を参照
しながら説明する。RAM27には動作順序を記憶して
おく動作順序記憶エリア、縫製するデータ順を記憶して
おく縫製データ順序記憶エリア、および動作内容記憶エ
リア、縫製データ記憶エリアがカウンタや作業領域と共
にある。
しながら説明する。RAM27には動作順序を記憶して
おく動作順序記憶エリア、縫製するデータ順を記憶して
おく縫製データ順序記憶エリア、および動作内容記憶エ
リア、縫製データ記憶エリアがカウンタや作業領域と共
にある。
【0018】さて、図5に示すように、動作内容は記号
によって表わされるように構成されており、動作内容は
言葉で書いてあるが、実際にはそれらの動作に応じた各
部分に指示をするための機械語列で記憶されている。図
6に示すような動作内容表をROM26からRAM27
に読み出すように構成されている。その内容はオペレー
タが書き加えたり変更したりすることもできるように構
成されている。更に、内容はディスプレイに表示して確
認できるように構成されている。
によって表わされるように構成されており、動作内容は
言葉で書いてあるが、実際にはそれらの動作に応じた各
部分に指示をするための機械語列で記憶されている。図
6に示すような動作内容表をROM26からRAM27
に読み出すように構成されている。その内容はオペレー
タが書き加えたり変更したりすることもできるように構
成されている。更に、内容はディスプレイに表示して確
認できるように構成されている。
【0019】キーボード23には、公知のテンキー、入
力キー並びに、開始キーなどが設けられている。図6に
示すように、動作手順記憶エリアには、パターン1、パ
ターン2野用に動作手順が図5の動作記号列を用いて記
憶されるように構成されている。更に、FDには、図7
に示すように、4つの縫製データがその番号及び縫製デ
ータファィル名と共に記憶されている。
力キー並びに、開始キーなどが設けられている。図6に
示すように、動作手順記憶エリアには、パターン1、パ
ターン2野用に動作手順が図5の動作記号列を用いて記
憶されるように構成されている。更に、FDには、図7
に示すように、4つの縫製データがその番号及び縫製デ
ータファィル名と共に記憶されている。
【0020】次に処理の流れを図1およびその他の図を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0021】先ず、図5のような動作内容表をROM2
6からRAM27に読み出す(S101)。その内容は
オペレータが書き加えたり変更したりすることも出来る
ものとする。そして次に動作順序を図5の動作記号を入
力することで決め、RAM27に記憶する(S10
2)。ここで、図6のパターン1にあるように動作順序
を決めたとする。次に縫製データの入ったFDを読み、
縫製データファイル名を表示させる(S103)。そし
て縫製したいデータのファイル名を順に選択し、RAM
27に記憶する(S104)。次に繰り返し数、ここで
は2をカウンタにセットする(S105)。そして開始
キーを押す(S106)。
6からRAM27に読み出す(S101)。その内容は
オペレータが書き加えたり変更したりすることも出来る
ものとする。そして次に動作順序を図5の動作記号を入
力することで決め、RAM27に記憶する(S10
2)。ここで、図6のパターン1にあるように動作順序
を決めたとする。次に縫製データの入ったFDを読み、
縫製データファイル名を表示させる(S103)。そし
て縫製したいデータのファイル名を順に選択し、RAM
27に記憶する(S104)。次に繰り返し数、ここで
は2をカウンタにセットする(S105)。そして開始
キーを押す(S106)。
【0022】するとその動作は、図6のパターン1およ
び図5により、パレットを標準位置にセットし、カウン
タ、この場合「2」に対する縫製データ(PET_2)
を読み込み、その縫製データを縫製する。そして、縫い
終わったらパレットを取り下げ、カウンタをディクリメ
ントして「1」とする。カウンタの値がゼロでないので
最初の動作、即ちAに戻る。同じようにして新しいパレ
ットを標準位置にセットし、カウンタ値「1」に対する
縫製データ(PET_1)を読み込み、それを縫製す
る。縫い終わったらパレットを取り下げ、カウンタをデ
ィクリメントして「0」とする。カウンタがゼロになっ
たのでブザーを鳴らし、全ての動作を停止させる。オペ
レータは最初の動作予約処理をした後、自動で複数の生
地に縫製を行わせたことになる。
び図5により、パレットを標準位置にセットし、カウン
タ、この場合「2」に対する縫製データ(PET_2)
を読み込み、その縫製データを縫製する。そして、縫い
終わったらパレットを取り下げ、カウンタをディクリメ
ントして「1」とする。カウンタの値がゼロでないので
最初の動作、即ちAに戻る。同じようにして新しいパレ
ットを標準位置にセットし、カウンタ値「1」に対する
縫製データ(PET_1)を読み込み、それを縫製す
る。縫い終わったらパレットを取り下げ、カウンタをデ
ィクリメントして「0」とする。カウンタがゼロになっ
たのでブザーを鳴らし、全ての動作を停止させる。オペ
レータは最初の動作予約処理をした後、自動で複数の生
地に縫製を行わせたことになる。
【0023】また、図6のパターン2は、同じ生地に複
数の縫製物を縫製させるために動作HからKを用いてパ
レット位置の調節を加えた例を示している。もちろん1
センチ単位では粗い場合も考えられるので、もっと細か
い移動量の動作を加えても良い。
数の縫製物を縫製させるために動作HからKを用いてパ
レット位置の調節を加えた例を示している。もちろん1
センチ単位では粗い場合も考えられるので、もっと細か
い移動量の動作を加えても良い。
【0024】以上説明したように、ミシンに登録機能を
持たせ、登録した動作を順に行わせることで効率よく縫
製作業を行うことが出来る様になる。
持たせ、登録した動作を順に行わせることで効率よく縫
製作業を行うことが出来る様になる。
【0025】本実施例では一連の繰り返し動作を例に取
って説明したが、予約機能は繰り返し動作ばかりに限ら
ず、複雑な手順の動作を予約して順に動作させることで
メリットを出そうとするものであって、例えば多数の縫
製データを一枚の生地に縫製する場合、多数のデータを
一つのステッチデータにまとめると大きなデータとなる
場合であっても、順に読み込み、1ファイルずつ縫製デ
ータをステッチデータに展開しながら縫製するようにす
れば、大きなメモリを登載する必要もなくコスト削減に
もつながる。
って説明したが、予約機能は繰り返し動作ばかりに限ら
ず、複雑な手順の動作を予約して順に動作させることで
メリットを出そうとするものであって、例えば多数の縫
製データを一枚の生地に縫製する場合、多数のデータを
一つのステッチデータにまとめると大きなデータとなる
場合であっても、順に読み込み、1ファイルずつ縫製デ
ータをステッチデータに展開しながら縫製するようにす
れば、大きなメモリを登載する必要もなくコスト削減に
もつながる。
【0026】尚、本実施例では予約機能にデータを加工
する動作が無いものであったが、図5に示した以外に、
例えば編集表に基づいてデータを編集する、などという
項目を付加し、データ加工を動作に加えても良い。その
内容はディスプレーに表示して確認できるようにしても
良い。
する動作が無いものであったが、図5に示した以外に、
例えば編集表に基づいてデータを編集する、などという
項目を付加し、データ加工を動作に加えても良い。その
内容はディスプレーに表示して確認できるようにしても
良い。
【0027】その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲
で、種々の態様が適用できる。
で、種々の態様が適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の予約機能付きミシンは、ミシンに予約機能を持
たせ、登録した作業を順に行わせることで効率よく縫製
作業を行うことができる。
本発明の予約機能付きミシンは、ミシンに予約機能を持
たせ、登録した作業を順に行わせることで効率よく縫製
作業を行うことができる。
【図1】図1は本発明のミシンの待ち時間を合わせ持つ
フローチャートである。
フローチャートである。
【図2】図2は上記ミシンの全体図である。
【図3】図3は上記ミシンの電気的構成を表わすブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】図4は上記ミシンのRAMを表わす説明図であ
る。
る。
【図5】図5は上記ミシンにおける動作を表わす説明図
である。
である。
【図6】図6は上記RAMの動作順序記憶エリアを表わ
す説明図である。
す説明図である。
【図7】図7は上記ミシンに用いられるFDの記憶領域
を表わす説明図である。
を表わす説明図である。
20 制御装置 25 CPU 26 ROM 27 RAM
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の操作または設定を行うことで縫製
可能となるミシンであって、 複数の操作または設定の手順または設定値を順に記憶す
る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された手順または設定値を順に実行
する実行手段とを備えることを特徴とする予約機能付き
ミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10079193A JPH06304357A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 予約機能付きミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10079193A JPH06304357A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 予約機能付きミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304357A true JPH06304357A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14283263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10079193A Pending JPH06304357A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 予約機能付きミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06304357A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300970A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Juki Corp | ミシン |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP10079193A patent/JPH06304357A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007300970A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Juki Corp | ミシン |
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