JP2001252487A - 糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機及び刺繍枠移送方法 - Google Patents

糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機及び刺繍枠移送方法

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JP2001252487A
JP2001252487A JP2001042510A JP2001042510A JP2001252487A JP 2001252487 A JP2001252487 A JP 2001252487A JP 2001042510 A JP2001042510 A JP 2001042510A JP 2001042510 A JP2001042510 A JP 2001042510A JP 2001252487 A JP2001252487 A JP 2001252487A
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embroidery frame
embroidery
thread
transfer
thread breakage
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Wan Kimu Do
ワン,キム ド
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Sunstar Precision Co Ltd
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    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C13/00Auxiliary devices incorporated in embroidering machines, not otherwise provided for; Ancillary apparatus for use with embroidering machines
    • D05C13/06Apparatus for filling or threading shuttles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C11/00Devices for guiding, feeding, handling, or treating the threads in embroidering machines; Machine needles; Operating or control mechanisms therefor
    • D05C11/08Thread-tensioning arrangements
    • D05C11/14Stop motions responsive to thread tension or breakage
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C9/00Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines
    • D05C9/22Adjusting or registering devices for the base fabric, e.g. for alignment with respect to the needles

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺繍縫い動作を実行している途中で糸が切れ
た場合、刺繍枠が後方へ移送されるようにして糸の通す
ことを容易にした糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有す
る刺繍機及び刺繍枠の移送方法を提供する。 【解決手段】 制御信号に応じて刺繍枠が後方へ移送さ
れるようにする刺繍枠駆動部120、220と、刺繍糸
が切れたことを感知して糸切れ感知信号を生成する糸切
れ感知部130、230と、前記糸切れ感知部から前記
糸切れ感知信号が入力されれば、刺繍枠が後方へ移送さ
れるように前記刺繍枠駆動部120、220を制御する
ための前記制御信号を生成する制御部150、250
と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は刺繍機に関し、特
に、刺繍縫い動作を実行している途中で糸が切れた場
合、刺繍枠が後方へ移送されるようにして糸の通すこと
を容易にした糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する刺
繍機及び刺繍枠の移送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、工業用刺繍機とは、ミシンの針棒
が上下運動をする間、布地を保持した刺繍枠がX軸とY
軸の方向に移送されながら作業者が所望するデザインの
刺繍縫い動作を実行する機械装置を称する。
【0003】前記工業用刺繍機は、布地を保持した刺繍
枠がX軸とY軸の方向へ移送されながら刺繍縫い動作が
実行されるので、刺繍枠移送の正確性と低振動性が刺繍
の品質に密接な連関を有する。
【0004】刺繍機の針棒を駆動させる動力源として
は、ACサーボモータや速度を制御することができる誘
導モータが使われ、刺繍枠をX軸とY軸の方向に移動さ
せる動力源としては、位置決め性能の良く、制御が容易
なステッピングモータが使われる。
【0005】刺繍機の生産性を高めるために、普通12
台ないし24台のミシンが一つの軸に連結されており、
刺繍デザインによっていろいろな色の糸で刺繍縫い動作
を行うために、各ミシン毎に6本ないし12本の針棒が
あり、各針棒毎に異なる色の糸が通される。
【0006】近頃、作業者は刺繍デザインの容易な入
力、コピー、格納及び簡単な編集等を行うことができる
刺繍機を要求しており、刺繍デザインによる自動色換え
機能、刺繍縫い動作が終了すれば自動的に糸を切る糸切
り機能、糸が切れた時刺繍機の駆動を停止させ糸の切れ
たことを報知するアラーム機能、停電等で刺繍機の駆動
が止めた時引き続き作業し続けることができるようにす
る停電復旧機能などが備わった自動化された刺繍機が好
まれている。
【0007】このような多機能の刺繍機を好んでいる作
業者の要求を満たすために、刺繍機を生産、販売してい
る業者は、産業用コンピューターまたはマイクロコンピ
ューターを刺繍機に採用しており、図1はこのような従
来の刺繍機の概略的なブロック図を示したものである。
【0008】図1に示したように、従来の刺繍機は、各
種機能設定のための機能選択キーが備わった機能設定部
10と、後述する制御部40の制御信号に応じて刺繍枠
を駆動する刺繍枠駆動部20と、糸が切れたことを感知
する糸切れ感知部30と、刺繍機の制御に必要なプログ
ラムが格納されたメモリを備えて刺繍機の全般的な制御
を行い、前記糸切れ感知部30から糸切感知信号が入力
されれば、前記刺繍枠駆動部20を制御して刺繍枠の駆
動を停止させその他の各種メカニズム部の駆動を停止さ
せる制御部40と、を含んで構成され、前記制御部40
は刺繍縫い動作を実行するための各種設定データ(メカ
ニズム部の駆動のためのパラメーター情報:刺繍縫い動
作の速度、針棒の選択情報等)が格納される設定データ
格納部50及び刺繍デザインの情報が格納されている刺
繍デザイン格納部60を内蔵または外付けの形で有する
ことができる。図1は、前記設定データ格納部50及び
刺繍デザイン格納部60を外付けで有した一例を示した
もので、前記制御部40はマイクロコンピューター等で
構成できる。
【0009】このような従来の刺繍機では、作業者が前
記機能設定部10の機能設定キーを用いて、刺繍デザイ
ン格納部60に格納されている刺繍デザインのうち所望
のデザインを選択すれば、これによって制御部40は刺
繍枠駆動部20を制御して刺繍縫い動作を実行すること
になる。
【0010】このような従来の刺繍機において、刺繍縫
い動作を実行している途中で糸が切れれば、糸切れ感知
部30はこれを感知して前記制御部40に糸が切れたこ
とを報知し、制御部40は示していない表示部や当該ヘ
ッドのランプの点滅、または刺繍機にブザーが取り付け
られている場合にはブザー音等で作業者に糸が切れたと
いうことを報知し、刺繍枠駆動部20を制御して刺繍枠
の駆動を停止させる。
【0011】従って、作業者は糸が切れたということを
認識して糸の切れた針棒を探して糸を通し、再び作業を
進行するようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、刺繍機の長さ
が750mm以上になれば、刺繍枠が手前に出ている時に
は針棒との距離が遠くなって、背の低い作業者には踵を
立てて糸を通さなければならない不便さがあった。これ
に対する対処方案で刺繍機の下に踏み台を置く等の方法
で作業を行ってきたものの、刺繍機の長さが1000mm
以上になる場合には、人並みの背の男子にさえ糸を通す
ことが非常に難しいという問題点があった。
【0013】従って、本発明は前記の点に鑑みてなされ
たもので、刺繍縫い動作を実行している途中で糸が切れ
た場合、刺繍枠が後方へ移送されるようにして糸の通す
ことを容易にした糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有す
る刺繍機及び刺繍枠の移送方法を提供することにその目
的がある。
【0014】本発明の他の目的は、刺繍縫い動作を実行
している途中で糸が切れた場合、上糸が切れたのか下糸
が切れたのかを見分けて、上糸が切れた場合には刺繍枠
が移送されるようにした糸切れ発生時の刺繍枠移送機能
を有する刺繍機及び刺繍枠の移送方法を提供することに
ある。
【0015】本発明の更に他の目的は、刺繍縫い動作を
実行している途中で糸が切れた場合、刺繍枠の移送量を
作業者が任意に設定することができるようにした糸切れ
発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機及び刺繍枠の移
送方法を提供することにある。
【0016】本発明の更に他の目的は、刺繍縫い動作を
実行している途中で刺繍糸が切れた場合、作業者の手動
操作を通じて刺繍枠が後方へ移送されることができるよ
うにした糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機
及び刺繍枠の移送方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の糸切れ発生時の刺繍枠移
送機能を有する刺繍機は、制御信号に応じて刺繍枠が後
方へ移送されるようにする刺繍枠駆動手段と、刺繍糸が
切れたことを感知して糸切れ感知信号を生成する糸切れ
感知手段と、前記糸切れ感知手段から前記糸切れ感知信
号が入力されれば、刺繍枠が後方へ移送されるように前
記刺繍枠駆動手段を制御するための前記制御信号を生成
する制御手段と、を含むことを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項2に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項1の構成に加
えて、前記制御手段に接続されており、繍枠枠移送量の
データを格納する刺繍枠移送量格納手段を更に含むこと
を特徴とするものである。
【0019】本発明の請求項3に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項1または2の
構成に加えて、前記制御手段は、前記糸切れ感知手段か
ら前記糸切れ感知信号が入力されれば、刺繍枠移送量格
納手段に格納された刺繍枠の移送量だけ刺繍枠が後方へ
移送されるように前記刺繍枠駆動手段を制御することを
特徴とするものである。
【0020】本発明の請求項4に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項1ないし3の
構成に加えて、前記制御手段は、前記糸切れ感知手段か
ら前記糸切れ感知信号が入力されれば、上糸が切れたの
かを判断して上糸が切れた場合、刺繍枠が後方へ移送さ
れるように前記刺繍枠駆動手段を制御することを特徴と
するものである。
【0021】本発明の請求項5に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項2ないし4の
構成に加えて、前記刺繍枠移送量格納手段は、フラッシ
ュメモリ(flash memory)または非揮発性ラム(RAM:rando
m access memory)であることを特徴とするものである。
【0022】本発明の請求項6に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、制御信号に応じて刺
繍枠が後方へ移送されるようにする刺繍枠駆動手段と、
刺繍糸が切れたことを感知して糸切れ感知信号を生成す
る糸切れ感知手段と、前記糸切れ感知手段から糸切れ感
知信号が入力されれば、作業者が刺繍枠の移送量を設定
するようにし、作業者の要請に応じて刺繍枠移送要請信
号を生成するための要請信号生成手段と、前記要請信号
生成手段から入力される前記刺繍枠移送要請信号に応じ
て、前記作業者により設定された刺繍枠の移送量だけ刺
繍枠が後方へ移送されるように刺繍枠駆動手段を制御す
る制御手段と、を含むことを特徴とするものである。
【0023】本発明の請求項7に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項6の構成に加
えて、前記刺繍枠駆動手段により刺繍枠が移送限界地点
に到達した場合、刺繍枠移送中止信号を出力する刺繍枠
移送限界感知手段を更に含むことを特徴とするものであ
る。
【0024】本発明の請求項8に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項6または7の
構成に加えて、前記作業者により設定される刺繍枠移送
量のデータが格納される刺繍枠移送量格納手段を更に含
むことを特徴とするものである。
【0025】本発明の請求項9に記載の糸切れ発生時の
刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項8の構成に加
えて、前記刺繍枠移送量格納手段は、フラッシュメモリ
(flash memory)または非揮発性ラム(RAM:random access
memory)であることを特徴とするものである。
【0026】本発明の請求項10に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項6の構成に
加えて、前記制御手段は、刺繍枠が移送限界地点を超過
しないように刺繍枠駆動手段を制御することを特徴とす
るものである。
【0027】本発明の請求項11に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項7の構成に
加えて、前記制御手段は、前記刺繍枠移送限界感知手段
から刺繍枠移送中止信号が入力されれば、刺繍枠が停止
されるように刺繍枠駆動手段を制御することを特徴とす
るものである。
【0028】本発明の請求項12に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項6または7
の構成に加えて、前記制御手段は、前記糸切れ感知手段
から糸切れ感知信号が入力されれば、上糸が切れたのか
を判断して上糸が切れた場合、刺繍枠が後方へ移送され
るように前記刺繍枠駆動手段を制御することを特徴とす
るものである。
【0029】本発明の請求項13に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項6の構成に
加えて、前記要請信号生成手段は、作業者の要請に応じ
て元の位置に刺繍枠を復帰させるために刺繍枠復帰要請
信号を生成することを特徴とするものである。
【0030】本発明の請求項14に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項13の構成
に加えて、前記制御手段は、作業者の前記刺繍枠復帰要
請信号に応じて後方へ移送された刺繍枠が元の位置に復
帰されるように刺繍枠駆動手段を制御することを特徴と
するものである。
【0031】本発明の請求項15に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送機能を有する刺繍機は、請求項10の構成
に加えて、前記制御手段は、刺繍枠復帰要請信号に応じ
て後方へ移送された刺繍枠が元の位置に復帰されるよう
に刺繍枠駆動手段を制御することを特徴とするものであ
る。
【0032】本発明の請求項16に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、(a)作業者が刺繍機の機能設定
部を通じて刺繍デザインを選択し刺繍縫い動作が実行さ
れるのに必要なデータを設定した後刺繍縫い動作が実行
されるようにすれば、前記作業者の設定によって刺繍縫
い動作が実行されるように刺繍枠駆動部を駆動させる段
階と、(b)前記刺繍枠駆動部が駆動されれば、糸切れ
感知部から糸切れ感知信号が入力されたかを判断する段
階と、(c)前記糸切れ感知信号が入力されれば、前記
刺繍枠駆動部が後方へ移送されるように制御する段階
と、を含むことを特徴とするものである。
【0033】本発明の請求項17に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項16の構成に加えて、前記
作業者の操作に応じて刺繍縫いが実行されれば、前記刺
繍枠移送量のデータが刺繍枠移送量格納部に格納される
ようにする段階を更に含むことを特徴とするものであ
る。
【0034】本発明の請求項18に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項16または17の構成に加
えて、前記糸切れ感知部から前記糸切れ感知信号が入力
されれば、刺繍枠の移送量だけ刺繍枠が後方へ移送され
るように、前記刺繍枠駆動部を制御する段階を更に含む
ことを特徴とするものである。
【0035】本発明の請求項19に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項16ないし18の構成に加
えて、前記糸切れ感知部から糸切れ感知信号が入力され
れば、上糸が切れたのかを判断して上糸が切れた場合、
刺繍枠が後方へ移送されるように前記刺繍枠駆動部を制
御する段階を更に含むことを特徴とするものである。
【0036】本発明の請求項20に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項17の構成に加えて、前記
刺繍枠移送量のデータがフラッシュメモリ(flash memor
y)または非揮発性ラム(RAM:random access memory)に格
納されるようにする段階を更に含むことを特徴とするも
のである。
【0037】本発明の請求項21に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、(a)作業者が刺繍機の機能設定
部を通じて刺繍デザインを選択し刺繍縫い動作が実行さ
れるのに必要なデータを設定した後刺繍動作が実行され
るようにすれば、前記作業者の設定によって刺繍縫い動
作が実行されるように刺繍枠駆動部を駆動させる段階
と、(b)前記刺繍枠駆動部が駆動されれば、糸切れ感
知部から糸切れ感知信号が入力されたかを判断する段階
と、(c)作業者が刺繍枠の移送量を設定するように
し、作業者の操作によって入力される刺繍枠移送信号に
応じて前記刺繍枠が前記刺繍枠移送量だけ後方へ移送さ
れるように前記刺繍枠駆動部を制御する段階と、を含む
ことを特徴とするものである。
【0038】本発明の請求項22に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項21の構成の加えて、前記
刺繍枠が移送限界地点に到達した場合、刺繍枠の移送が
中止されるように前記刺繍枠駆動部を制御する段階を更
に含むことを特徴とするものである。
【0039】本発明の請求項23に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項21または22の構成に加
えて、前記作業者により設定される刺繍枠移送量のデー
タを設定データ格納部に格納させる段階を更に含むこと
を特徴とするものである。
【0040】本発明の請求項24に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項23の構成に加えて、前記
刺繍枠移送量データがフラッシュメモリ(flash memory)
または非揮発性ラム(RAM:random access memory)に格納
されるようにする段階を更に含むことを特徴とするもの
である。
【0041】本発明の請求項25に記載の糸切れ発生時
の刺繍枠移送方法は、請求項21または22の構成に加
えて、前記作業者の操作によって入力される復帰信号に
応じて、前記後方へ移送された刺繍枠が元の位置に復帰
されるように前記刺繍枠駆動部を制御する段階を更に含
むことを特徴とするものである。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づき詳しく説明する。
【0043】図2は、本発明による糸切れ発生時の刺繍
枠移送機能を有する刺繍機の一実施の形態のブロック構
成図を示したものである。
【0044】図2に示したように、本発明の一実施の形
態の刺繍機は、各種機能設定のための機能選択キーを有
する機能設定部110と、後述する制御部(制御手段)
150の制御信号に応じて刺繍枠を駆動する刺繍枠駆動
部(刺繍枠駆動手段)120と、針棒に設置されて刺繍
縫い動作を実行している途中で糸が切れた場合、糸の切
れたことを感知する糸切れ感知部(糸切れ感知手段)1
30と、刺繍枠移送量のデータを格納し、刺繍機の電源
がオフされる場合にもデータが維持される刺繍枠移送量
格納部(刺繍枠移送量格納手段)140と、前記糸切れ
感知部130から糸の切れたことが感知されれば、前記
刺繍枠移送量格納部140の刺繍枠移送量のデータを読
み取って移送量だけ刺繍機が後方へ移送されるように前
記刺繍枠駆動部120を制御する制御部150と、を含
んで構成される。
【0045】また、前記制御部150は、マイクロコン
ピューター等で構成されることができ、前記制御部15
0は従来の刺繍機と同様に、刺繍縫い動作を実行するた
めの各種設定データ(メカニズム部の駆動のためのパラ
メーター情報:刺繍縫い動作の速度、針棒の選択情報
等)が格納される設定データ格納部160及び刺繍デザ
インの情報が格納されている刺繍デザイン格納部170
を内蔵または外付けの形で有することができる。図2
は、従来の図1のように、設定データ格納部160及び
刺繍デザイン格納部170を外付けで有した一実施の形
態を示したものである。
【0046】また、前記刺繍枠移送量格納部140は、
フラッシュメモリ(flash memory)、非揮発性ラム(RA
M:random access memory)、フロッピー(登録商標)デ
ィスク(floppy disk )等で、データの書込みを行うこ
とができ、書込まれたデータを読取り得る媒体であれば
どれでも良い。
【0047】前記のように構成された本発明の一実施の
形態を図3のフローチャートを参照して説明すれば次の
通りである。
【0048】まず、作業者が前記機能設定部110を通
じて、前記刺繍デザイン格納部170に格納されている
刺繍デザインのうち、所望の刺繍デザインを選択し、刺
繍縫い動作を実行するために必要な設定データ(メカニ
ズム部の駆動のためのパラメーター情報として刺繍縫い
動作の速度、針棒の選択情報等を挙げることができる)
を設定すれば(S111)、制御部150は前記機能設
定部110から刺繍縫い動作の開始のための開始信号が
入力されたかされなかったかを判断する(S112)。
前記段階S112の判断の結果、開始信号が入力された
場合、制御部150は前記段階S111から設定された
データによって刺繍枠駆動部120及びその他の示して
いないメカニズム部を駆動させる(S113)。
【0049】それから制御部150は、前記刺繍デザイ
ン格納部170から作業者により選択された刺繍デザイ
ンに対する縫いデータを読取った後(S114)、読取
った縫いデータが終了コードであるか否かを判断する
(S115)。前記段階S115の判断の結果、縫いデ
ータが終了コードである場合、前記刺繍枠駆動部120
及び示していない針棒駆動部などのメカニズム部の駆動
を停止させる主軸停止ルーチンを行なった後(S11
6)、作業を終了する。
【0050】仮に、前記段階S115の判断の結果、読
取った縫いデータが終了コードでない場合、糸切れ感知
部130から糸切れ感知信号が入力されたかされなかっ
たかを判断する(S117)。前記段階S117の判断
の結果、糸切れ感知信号が入力されなかった場合は、糸
が切れたということでないので、刺繍縫い動作を実行し
つづけ(S118)、前記段階S117の判断の結果、
糸切れ感知信号が入力された場合は、糸が切れたという
ことであるので前記のような主軸停止ルーチンを行なう
(S119)。
【0051】それから制御部150は、前記糸切れ感知
信号から切れた糸が下糸であるか否かを判断する(S1
20)。前記段階S120の判断の結果、切れた糸が下
糸である場合は、示していない表示部やランプ等の点灯
で切れた糸が下糸であるということを表示して(S12
1)、前記段階S120の判断の結果切れた糸が上糸で
ある場合は、示していない表示部やランプ等の点滅で切
れた糸が上糸であるということを表示する(S12
2)。ただし、ここで下糸が切れというのは、下糸が切
れたという場合と下糸が使い尽くされたという場合とも
含む。
【0052】その後、刺繍枠移送量格納部140から糸
の切れた地点に対応する刺繍枠移送量のデータを読取っ
た後(S123)、刺繍枠駆動部120を制御して前記
刺繍枠移送量データの枠移送量だけ刺繍枠を後方へ移送
させる(S124)。
【0053】この時、作業者は針に糸を通し、機能設定
部110の開始キーを操作して、機能設定部110から
開始信号が入力されれば(S125)、制御部150は
前記刺繍枠移送量データの移送量だけ刺繍枠が元の位置
に移送されるように刺繍枠駆動部120を制御した後
(S126)、前記段階S113に進行して刺繍縫い動
作が実行されつづけるようにする。
【0054】一方、図4は、本発明による他の実施の形
態として、刺繍縫い動作を実行している途中で糸が切れ
た場合、作業者の手動操作を通じて刺繍枠を後方へ移送
させる刺繍枠移送機能を有する刺繍機のブロック構成図
を示したものである。
【0055】図4に示したように、機能設定部210
は、刺繍縫い動作を実行している途中で糸が切れた場
合、刺繍枠を移送させるための刺繍枠移送量を作業者が
設定し得る刺繍枠移送量設定キーと、刺繍枠を作業者が
設定した移送量だけ作業者の手動操作を通じて後方へ移
送させ得る刺繍枠移送キーと、刺繍枠を後方へ移送させ
た後再び元の位置に移送させ得る刺繍枠復帰キーを更に
備えており、刺繍枠を作業者の手動操作を通じて後方へ
移送させる場合、刺繍枠が限界地点に到達したかしなか
ったかを感知する刺繍枠移送限界感知部(刺繍枠移送限
界感知手段)240を更に備えている。
【0056】図4に示した他の実施の形態の基本的な刺
繍縫いの制御動作は、図2の実施の形態と同一であり、
前記糸切れ感知部(糸切れ感知手段)230から糸の切
れたことが感知されることによって、制御部(制御手
段)250が刺繍枠駆動部(刺繍枠駆動手段)220を
はじめとしたその他のメカニズム部の駆動を停止させる
場合、作業者は刺繍枠移送量設定キーを用いて手動で刺
繍枠移送量を設定することができる。
【0057】そうすると制御部250は、前記機能設定
部210から入力された刺繍枠移送量のデータを設定デ
ータ格納部260に格納することになる。一方、刺繍縫
い動作を実行している途中で糸が切れた場合、機能設定
部210は刺繍枠を作業者の手動操作を通じて後方へ移
送させ得る刺繍枠移送キーを更に備えているので、前記
作業者により刺繍枠移送キーが選択されて機能設定部2
10から刺繍枠移送要請信号が入力されれば、制御部2
50は前記作業者により設定された刺繍枠の移送量だけ
刺繍枠が後方へ移送されるように刺繍枠駆動部220を
制御する。
【0058】このように作業者の手動操作を通じて刺繍
枠を後方へ移送させる場合、刺繍枠移送限界感知部24
0を用いて刺繍枠の移送限界地点までのみ刺繍枠が移送
されるようにする。
【0059】前記刺繍枠移送限界感知部240はリミッ
トスイッチとして、示していない刺繍テーブルの上下、
左右の両端に設置されており、刺繍枠が限界地点に到達
した場合に、前記制御部250に感知信号を出力して前
記制御部250が刺繍枠駆動中止信号を刺繍枠駆動部2
20に出力することができるようにする。
【0060】一方、作業者が前記のように刺繍枠が後方
へ移送された後糸を通してから、前記一実施の形態のよ
うに、開始キーを入力して刺繍枠を元の位置に移送する
ようにすることもできるが、機能設定部210に刺繍枠
復帰キーを備えて前記作業者が復帰キーを選択するよう
になれば、機能設定部210は刺繍枠復帰信号を制御部
250に出力し、制御部250は前記設定データ格納部
260に格納されている刺繍枠移送量のデータを読取っ
て刺繍枠の移送量だけ刺繍枠が前方へ移送されるように
刺繍枠駆動部220を制御して、刺繍枠を糸が切れる直
前の位置である元の位置に移送するようにすることもで
きる。
【0061】また、本発明は作業者の不注意により刺繍
枠が後方へ移送されたり、電源の異常により電源が切れ
たりする場合に備えて、刺繍枠の移送量や刺繍枠の元の
位置を格納して電源が入れられた時自動的に刺繍枠が元
の位置に移送されるようにしても良く、手動操作を通じ
て刺繍枠を元の位置に移送されるようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明は刺繍縫い動作を
実行している途中で糸が切れた場合、刺繍枠が後方へ移
送されるようにして容易に糸を通すことができ、背の低
い作業者も楽に糸を通すことができるようになる。
【0063】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明のこうした実施の形態に何ら限定されるも
のでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の刺繍機の概略的なブロック構成図であ
る。
【図2】本発明による糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を
有する刺繍機の一実施の形態のブロック構成図である。
【図3】図2の刺繍機の刺繍枠移送方法を示したフロー
チャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
110、210 … 機能設定部 120、220 … 刺繍枠駆動部(刺繍枠駆動手段) 130、230 … 糸切れ感知部(糸切れ感知手段) 140 … 刺繍枠移送量格納部(刺繍枠移送量格納手
段) 150、250 … 制御部(制御手段) 240 … 刺繍枠移送限界感知部(刺繍枠移送限界感
知手段)

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号に応じて刺繍枠が後方へ移送され
    るようにする刺繍枠駆動手段と、 刺繍糸が切れたことを感知して糸切れ感知信号を生成す
    る糸切れ感知手段と、 前記糸切れ感知手段から前記糸切れ感知信号が入力され
    れば、刺繍枠が後方へ移送されるように前記刺繍枠駆動
    手段を制御するための前記制御信号を生成する制御手段
    と、を含むことを特徴とする糸切れ発生時の刺繍枠移送
    機能を有する刺繍機。
  2. 【請求項2】前記制御手段に接続されており、刺繍枠移
    送量のデータを格納する刺繍枠移送量格納手段を更に含
    むことを特徴とする請求項1に記載の糸切れ発生時の刺
    繍枠移送機能を有する刺繍機。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記糸切れ感知手段から
    前記糸切れ感知信号が入力されれば、刺繍枠移送量格納
    手段に格納された刺繍枠の移送量だけ刺繍枠が後方へ移
    送されるように前記刺繍枠駆動手段を制御することを特
    徴とする請求項1または2に記載の糸切れ発生時の刺繍
    枠移送機能を有する刺繍機。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記糸切れ感知手段から
    前記糸切れ感知信号が入力されれば、上糸が切れたのか
    を判断して上糸が切れた場合、刺繍枠が後方へ移送され
    るように前記刺繍枠駆動手段を制御することを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか一つに記載の糸切れ発生
    時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機。
  5. 【請求項5】前記刺繍枠移送量格納手段は、 フラッシュメモリまたは非揮発性ラムであることを特徴
    とする請求項2ないし4のいずれか一つに記載の糸切れ
    発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機。
  6. 【請求項6】制御信号に応じて刺繍枠が後方へ移送され
    るようにする刺繍枠駆動手段と、 刺繍糸が切れたことを感知して糸切れ感知信号を生成す
    る糸切れ感知手段と、 前記糸切れ感知手段から糸切れ感知信号が入力されれ
    ば、作業者が刺繍枠の移送量を設定するようにし、作業
    者の要請に応じて刺繍枠移送要請信号を生成するための
    要請信号生成手段と、 前記要請信号生成手段から入力される前記刺繍枠移送要
    請信号に応じて、前記作業者により設定された刺繍枠の
    移送量だけ刺繍枠が後方へ移送されるように刺繍枠駆動
    手段を制御する制御手段と、を含むことを特徴とする糸
    切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機。
  7. 【請求項7】前記刺繍枠駆動手段により刺繍枠が移送限
    界地点に到達した場合、刺繍枠移送中止信号を出力する
    刺繍枠移送限界感知手段を更に含むことを特徴とする請
    求項6に記載の糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する
    刺繍機。
  8. 【請求項8】前記作業者により設定される刺繍枠移送量
    のデータを格納する刺繍枠移送量格納手段を更に含むこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載の糸切れ発生時
    の刺繍枠移送機能を有する刺繍機。
  9. 【請求項9】前記刺繍枠移送量格納手段は、 フラッシュメモリまたは非揮発性ラムであることを特徴
    とする請求項8に記載の糸切れ発生時の刺繍枠移送機能
    を有する刺繍機。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、 刺繍枠が移送限界地点を超過しないように刺繍枠駆動手
    段を制御することを特徴とする請求項6に記載の糸切れ
    発生時の移送機能を有する刺繍機。
  11. 【請求項11】前記制御手段は、 前記刺繍枠移送限界感知手段から刺繍枠移送中止信号が
    入力されれば、刺繍枠が停止されるように前記刺繍枠駆
    動手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の糸
    切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機。
  12. 【請求項12】前記制御手段は、 前記糸切れ感知手段から糸切れ感知信号が入力されれ
    ば、上糸が切れたのかを判断して上糸が切れた場合、刺
    繍枠が後方へ移送されるように前記刺繍枠駆動手段を制
    御することを特徴とする請求項6または7に記載の糸切
    れ発生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機。
  13. 【請求項13】前記要請信号生成手段は、 作業者の要請に応じて元の位置に刺繍枠を復帰させるた
    めに刺繍枠復帰要請信号を生成することを特徴とする請
    求項6に記載の糸切れ発生時の刺繍枠移送機能を有する
    刺繍機。
  14. 【請求項14】前記制御手段は、 作業者の刺繍枠復帰要請信号に応じて後方へ移送された
    刺繍枠が元の位置に復帰されるように刺繍枠駆動手段を
    制御することを特徴とする請求項13に記載の糸切れ発
    生時の刺繍枠移送機能を有する刺繍機。
  15. 【請求項15】前記制御手段は、 刺繍枠復帰要請信号に応じて後方へ移送された刺繍枠が
    元の位置に復帰されるように刺繍枠駆動手段を制御する
    ことを特徴とする請求項10に記載の糸切れ発生時の刺
    繍枠移送機能を有する刺繍機。
  16. 【請求項16】(a)作業者が刺繍機の機能設定部を通
    じて刺繍デザインを選択し刺繍縫い動作が実行されるの
    に必要なデータを設定した後刺繍縫い動作が実行される
    ようにすれば、前記作業者の設定によって刺繍縫い動作
    が実行されるように刺繍枠駆動部を駆動させる段階と、 (b)前記刺繍枠駆動部が駆動されれば、糸切れ感知部
    から糸切れ感知信号が入力されたかを判断する段階と、 (c)前記糸切れ感知信号が入力されれば、前記刺繍枠
    駆動部が後方へ移送されるように制御する段階と、を含
    むことを特徴とする糸切れ発生時の刺繍枠移送方法。
  17. 【請求項17】前記作業者の操作に応じて刺繍縫いが実
    行されれば、前記刺繍枠移送量のデータが刺繍枠移送量
    格納部に格納されるようにする段階を更に含むことを特
    徴とする請求項16に記載の糸切れ発生時の刺繍枠移送
    方法。
  18. 【請求項18】前記糸切れ感知部から前記糸切れ感知信
    号が入力されれば、刺繍枠の移送量だけ刺繍枠が後方へ
    移送されるように、前記刺繍枠駆動部を制御する段階を
    更に含むことを特徴とする請求項16または17に記載
    の糸切れ発生時の刺繍枠移送方法。
  19. 【請求項19】前記糸切れ感知部から糸切れ感知信号が
    入力されれば、上糸が切れたのかを判断して上糸が切れ
    た場合、刺繍枠が後方へ移送されるように前記刺繍枠駆
    動部を制御する段階を更に含むことを特徴とする請求項
    16ないし18のいずれか一つに記載の糸切れ発生時の
    刺繍枠移送方法。
  20. 【請求項20】前記刺繍枠移送量のデータがフラッシュ
    メモリまたは非揮発性ラムに格納されるようにする段階
    を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の糸切れ
    発生時の刺繍枠移送方法。
  21. 【請求項21】(a)作業者が刺繍機の機能設定部を通
    じて刺繍デザインを選択し刺繍縫い動作が実行されるの
    に必要なデータを設定した後刺繍動作が実行されるよう
    にすれば、前記作業者の設定によって刺繍縫い動作が実
    行されるように刺繍枠駆動部を駆動させる段階と、 (b)前記刺繍枠駆動部が駆動されれば、糸切れ感知部
    から糸切れ感知信号が入力されたかを判断する段階と、 (c)作業者が刺繍枠の移送量を設定するようにし、作
    業者の操作によって入力される刺繍枠移送信号に応じ
    て、前記刺繍枠が前記刺繍枠移送量だけ後方へ移送され
    るように前記刺繍枠駆動部を制御する段階と、を含むこ
    とを特徴とする糸切れ発生時の刺繍枠移送方法。
  22. 【請求項22】前記刺繍枠が移送限界地点に到達した場
    合、刺繍枠の移送が中止されるように前記刺繍枠駆動部
    を制御する段階を更に含むことを特徴とする請求項21
    に記載の糸切れ発生時の刺繍枠移送方法。
  23. 【請求項23】前記作業者により設定される刺繍枠移送
    量のデータを設定データ格納部に格納させる段階を更に
    含むことを特徴とする請求項21または22に記載の糸
    切れ発生時の刺繍枠移送方法。
  24. 【請求項24】前記刺繍枠移送量データがフラッシュメ
    モリまたは非揮発性ラムに格納されるようにする段階を
    更に含むことを特徴とする請求項23に記載の糸切れ発
    生時の刺繍枠移送方法。
  25. 【請求項25】前記作業者の操作によって入力される復
    帰信号に応じて、前記後方へ移送された刺繍枠が元の位
    置に復帰されるように前記刺繍枠駆動部を制御する段階
    を更に含むことを特徴とする請求項21または22に記
    載の糸切れ発生時の刺繍枠移送方法。
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