JP2001244023A - Icカード用コネクタ - Google Patents

Icカード用コネクタ

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JP2001244023A
JP2001244023A JP2000054353A JP2000054353A JP2001244023A JP 2001244023 A JP2001244023 A JP 2001244023A JP 2000054353 A JP2000054353 A JP 2000054353A JP 2000054353 A JP2000054353 A JP 2000054353A JP 2001244023 A JP2001244023 A JP 2001244023A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ばね部材の付勢力でICカードがICカード用
コネクタから外れて飛び出すことを防止できるICカー
ド用コネクタを提供する。 【解決手段】ハウジング1内に着脱されるICカード3
の挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材
6と、このスライド部材6を前記ICカード3の排出方
向へ付勢する復帰ばね4と、この復帰ばね4の付勢力に
抗して前記スライド部材6を、前記ICカード3が挿着
された位置に保持するロック部材5と、待機位置と押し
込み位置との間を移動可能に配設され、ストッパー部7
dを設けたプッシュロッド7が前記押し込み位置まで押
圧された時、前記スライド部材6は、前記ICカード3
の前記接点部3aが複数の前記接触端子2aの全てから
離脱する前に前記ストッパー部7dに当接すると共に、
前記プッシュロッド7が前記待機位置に移動するのに伴
って前記ICカード3の排出位置に移動するように形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどの記憶媒体などに用いられるPCカードや、
デジタルカメラなどの電子機器などに使用されるCF
(コンパクトフラッシュ)カードなどに使用される、I
Cカード用コネクタの構造に関する
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの増設記録装置
としてICカード用コネクタが一般的に使用されてい
る。このICカード用コネクタの記憶媒体としてはIC
カードが広く使用さるようになってきている。
【0003】このICカードをICカード用コネクタに
挿着して必要な情報の書き込み、及び読み取りを行う
が、このICカードを着脱する場合に、その操作性を向
上させるために、ICカード用コネクタにはICカード
を排出する時の排出機構を備えたものがある。
【0004】この従来のICカードの排出機構として
は、ICカードを搬送するスライド部材と、このスライ
ド部材をICカードの挿着位置に保持させるロック部材
と、このロック部材が解除された場合にはスライド部材
を排出方向へ付勢するばね部材を設け、スライド部材の
排出方向への移動に伴ってICカードが排出される時、
このばね部材の付勢力でICカードが排出方向へ押し出
される構造となったものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のICカード用コネクタの構造においては、スラ
イド部材を排出方向へ付勢するばね部材の付勢力で、I
Cカードを搬送するスライド部材と共に、ICカードを
排出方向へ付勢する構造となっていることから、このば
ね部材の付勢力で、ICカードが、ICカード用コネク
タから外れて飛び出してしまうという問題があった。
【0006】また、ICカードが飛び出さないように、
ばね部材の付勢力を調整して弱くすることも可能である
が、ばね部材の付勢力を弱くすると、ICカードを排出
するための必要なストロークを確保することが難しく、
ICカードの取り出しが困難になるという問題があっ
た。
【0007】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、ICカードの排出機構を備えたICカード用コ
ネクタの構造で、スライド部材を付勢するばね部材の付
勢力を弱くすることなく、ばね部材の付勢力でICカー
ドがICカード用コネクタから外れて飛び出すことを防
止できると共に、ICカードを取り出す時には容易に取
り出すことができるICカード用コネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、ICカードの接点部に
接触する複数の接触端子を有するハウジングと、このハ
ウジング内に着脱される前記ICカードの挿入及び排出
方向にスライド移動可能で、前記ICカードを排出方向
へ押し出すスライド部材と、このスライド部材を前記I
Cカードの排出方向へ付勢する復帰ばねと、この復帰ば
ねの付勢力に抗して前記スライド部材を、前記ICカー
ドが挿着された位置に保持するロック部材と、待機位置
と押し込み位置との間を移動可能に配設され、押圧操作
によって前記ロック部材のロックを解除して、前記スラ
イド部材を前記ICカードの排出位置まで移動させるプ
ッシュロッドとを備え、前記プッシュロッドには、前記
スライド部材が前記ICカードの排出方向へ移動するの
を阻止するストッパー部を設け、前記プッシュロッドが
前記押し込み位置まで押圧された時、前記スライド部材
は、前記ICカードの前記接点部が複数の前記接触端子
の全てから離脱する前に前記ストッパー部に当接すると
共に、前記プッシュロッドが前記待機位置に移動するの
に伴って前記ICカードの排出位置に移動するように形
成したことを特徴とする。
【0009】また、第2の手段として、前記ハウジング
には、複数の前記接触端子の端子長さを、適宜異ならせ
た状態で配設し、前記ICカードの挿着時には、前記接
触端子と前記ICカードの前記接点部との接触位置をそ
れぞれ異ならせると共に、前記スライド部材は、前記I
Cカードの前記接点部が、適宜長さの異なる前記接触端
子の一部の接触端子と接触した状態において前記ストッ
パー部に当接するように形成したことを特徴とする。
【0010】また、第3の手段として、前記ICカード
が前記スライド部材と共にICカードの排出方向へ移動
可能とし、前記スライド部材を付勢する前記復帰ばねに
より、前記プッシュロッドを前記押し込み位置から前記
待機位置に復帰させるようにしたことを特徴とする。
【0011】また、第4の手段として、前記ロック部材
は、前記プッシュロッドの押圧操作によって前記ハウジ
ング内に着脱される前記ICカードの平坦面に直交する
方向へ回動可能なように配設されると共に、前記スライ
ド部材を付勢する前記復帰ばねにより、前記ロック部材
をロック位置へ付勢するように形成したことを特徴とす
る。
【0012】また、第5の手段として、前記スライド部
材は、前記ハウジング内にスライド移動可能に配設され
ていると共に、前記復帰ばねで前記ICカード側へ回動
可能に付勢されていることを特徴とする。
【0013】また、第6の手段として、前記スライド部
材には、前記ICカードの側面部に当接し、前記ICカ
ードを前記ハウジングの内壁部に押圧する押圧突部を形
成したことを特徴とする。
【0014】また、第7の手段として、前記ハウジング
の上面側に、平板状の金属板からなるカバー部材を備
え、このカバー部材に前記ICカードの上面部を押圧す
るばね片を切り曲げ形成したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施例を図1乃
至図31に示す。図1は本発明のICカード用コネクタ
を示す平面図、図2は同じくカバーを外した状態の平面
図、図3はハウジングの平面図、図4は同じく正面図、
図5はICカードの平面図、図6は同じく底面図、図7
はスライド部材の平面図、図8は同じく側面図、図9は
ロック部材の平面図、図10は同じく側面図、図11は
ロック部材とハウジングの取付関係図、図12はスライ
ド部材とロック部材をハウジングに取り付けた状態の関
係図、図13はプッシュロッドの平面図、図14は同じ
く側面図、図15はハウジングにプッシュロッドを取り
付けた状態の関係図、図16はカバーの平面図、図17
は同じく側面図、図18はカバーにばね片を形成した状
態の平面図、図19は同じく断面図、図20及び図21
はICカードと接触端子との接続状態の関係図である。
【0016】図において、ハウジング1は、合成樹脂な
どの絶縁材で略方形に形成されており、このハウジング
1には、内部に後述するICカード3が挿入され収納さ
れる収納部1aが設けられている。この収納部1aの内
底部には、導電性の金属材からなる複数の接触端子2a
が配設されており、この接触端子2aの他端側は、前記
ハウジング1の外方へ導出されて、図示しない外部の回
路基板などの回路パターンと接続される接続端子2bが
形成されている。複数の前記接触端子2aは、その端子
長さを、適宜異ならせた状態で前記ハウジング1に配設
されており、本実施例では、前記接触端子2aの7本中
の真ん中に位置する3本が、左右に位置する4本よりも
若干長くなるように形成されている。また、前記ハウジ
ング1の周面部には後述するカバー8を係合する係合爪
部1bが複数個設けられている。
【0017】前記ハウジング1の一端側には、前記収納
部1aに連設して、平坦部1cが設けられており、この
平坦部1cに後述するスライド部材6が配設されるもの
となっている。また、前記平坦部1cの上端側には、後
述するロック部材5を回動可能に係止する係止溝1dが
設けられており、また、右側部には後述するプッシュロ
ッド7をスライド移動可能にガイドするガイド溝1eが
形成されたものとなっている。
【0018】また、前記平坦部1cの左上部には、長尺
状の摺動溝1fが形成されている。この摺動溝1fに、
後述するスライド部材6に設けられた摺動突部6cが摺
動され、スライド部材6がICカードの挿入/排出方向
へスライド移動可能となっている。また、前記平坦部1
cの下端側には、スライド部材6の一端部が係止され、
その回動を規制する規制壁1gが設けられている。
【0019】ICカード3は、内部に集積回路(IC)
が収納されており、記録媒体として広く使用されている
ものである。このICカード3の底面側には、その一端
側に複数の接点部3aが形成されており、この接点部3
aが前記ハウジング1の収納部1aに設けられた複数の
接触端子2aと接触することにより、外部に接続された
電子機器との種々の情報処理が行われるものとなってい
る。また、前記ICカード3には、前記接点部3aの形
成側のその一隅部に、斜面状の切り欠き部3bが設けら
れている。この切り欠き部3bによって、前記ICカー
ド3をICカード用コネクタに挿入する場合の誤挿入の
検出を行っている。
【0020】ロック部材5は合成樹脂などの絶縁材で形
成されており、このロック部材5の略中央には、前記ハ
ウジング1の係止溝1dに係止される一対の係止軸5a
が形成されている。また、中央から延設された係止腕部
5bの先端部には、後述するスライド部材6に係脱可能
なフック状の係止部5cが形成されている。この係止部
5cの先端側には傾斜部5dが設けられており、この傾
斜部5dに後述するプッシュロッド7の解除操作部7a
が当接することにより、前記係止部5cが前記係止軸5
aを支点として回動するようになっている。この場合、
前記ロック部材5の回動方向は、前記ハウジング1内に
着脱される前記ICカード3の平坦面に直交する方向
(上下方向)へ回動可能なように配設されるものとなっ
ている。このため、左右方向への回動スペースを必要と
しないことから、前記ハウジング1の幅寸法を小さくす
ることが可能となっている。
【0021】また、前記ロック部材5の中央には、後述
するスライド部材6を前記ICカード3の排出方向へ付
勢する復帰ばね4を係止する係止凹部5eが設けられて
いる。この係止凹部5eの下端側には突起部5fが形成
され、この突起部5fに前記復帰ばね4の巻端部が当接
することにより、前記ロック部材5が下面側に回動さ
れ、前記係止腕部5bの先端の前記係止部5cが、後述
するスライド部材6の係合突部6aと係合する方向へ付
勢されるようになっている。このため、前記ロック部材
5の付勢用としてのばね部材を別途設ける必要がないこ
とから、部品点数の削減が図れるものとなる。
【0022】スライド部材6は合成樹脂などの絶縁材で
形成されており、このスライド部材6の一側部には前記
ロック部材5の係止部5cと係合される係合突部6aを
有する係合腕部6bが設けられている。また、この係合
腕部6bと並設して、自由端側に前記ハウジング1の摺
動溝1fに摺動する摺動突部6cを有する摺動腕部6d
が設けられている。この摺動腕部6dの前記摺動突部6
cの近傍には、斜面からなる押圧面部6eと、この押圧
面部6eに連設してフック部6fが形成されており、前
記ICカード3の挿着時に、前記フック部6fに前記I
Cカード3の切り欠き部3bが当接することにより、前
記スライド部材6が前記ICカード3と共にICカード
の挿入方向へ移動されるものとなっている。また、前記
押圧面部6eに前記ICカード3の先端部が当接するこ
とにより、前記スライド部材6が前記摺動突部6cを支
点として反時計方向へ回動するようになっている。
【0023】また、前記摺動腕部6d、及び前記係合腕
部6bと対向する他端側には、前記ハウジング1の平坦
部1cに設けられた規制壁1gに当接し、その回動が規
制される規制片部6gが形成されている。前記平坦部1
cに配設された前記スライド部材6は、前記復帰ばね4
によって前記摺動突部6cを中心として時計方向へ回動
付勢されているが、前記規制片部6gが前記規制壁1g
に当接することでその回動が規制されるものとなってい
る。また、前記規制片部6gの先端側には、後述するプ
ッシュロッド7の係止段部7eと係合される係止突部6
hが設けられたものとなっている。
【0024】また、前記摺動腕部6dの基部側には、前
記ICカード3側へ突出した押圧突部6iが設けられて
おり、この押圧突部6iが前記復帰ばね4の付勢力によ
って前記ICカード3の側面へ押し付けられることによ
り、前記ICカード3は、常に前記ハウジング1の側壁
に付勢された状態となり、前記ICカード3が前記ハウ
ジング1の収納部1aから不用意に飛び出してしまうこ
とを防止している。また、前記スライド部材6には、段
部からなるストッパー面6jが形成されており、前記I
Cカード3の排出途上において、このストッパー面6j
が後述するプッシュロッド7のストッパー部7dと当接
されることにより、前記スライド部材6の移動が停止さ
れるようになっている。
【0025】また、前記スライド部材6の略中央部には
開口部6kが設けられており、この開口部6kに前記復
帰ばね4が収納されている。前記スライド部材6は、前
記ハウジング1の平坦部1c内に配設され、前記復帰ば
ね4に付勢されながら、前記ハウジング1内を上下方
向、即ち前記ICカード3の挿入、排出方向へ移動可能
となるように取り付けられるものとなっている。
【0026】プッシュロッド7は、薄板状の金属板を折
り曲げて形成されており、長尺状の基板部7aと、この
基板部7aの中央に直角に折り曲げられたロック板部7
bとから形成されている。前記基板部7aの延設された
先端には、前記ロック部材5の前記係止部5cの先端に
設けられた傾斜部5dに当接して、前記ロック部材5を
回動させる解除操作部7cが形成されている。また、前
記ロック板部7bには、前記スライド部材6のストッパ
ー面6jと当接するストッパー部7dが設けられてお
り、このトッパー部7dの反対側には、前記スライド部
材6の係止突部6hに係合する係合段部7eが形成され
ている。前記ストッパー部7d及び前記係合段部7e
に、前記ストッパー面6j及び前記係止突部6hが当接
/係合することで、前記スライド部材6の移動が規制さ
れるものとなっている。
【0027】また、前記基板部7aには、人間の指など
で押圧操作される押釦部7fが取り付けられており、前
記ICカード3を裏返し、又は逆方向へ挿入した時に
は、この押釦部7fの取付側の端部が、前記ハウジング
1の一側部に当接することにより前記ICカード3の挿
入方向への移動が阻止されるようになっている。また、
前記プッシュロッド7は、前記スライド部材6と共に前
記ハウジング1に組み込まれ、前記基板部7aが前記ハ
ウジング1に設けられた前記ガイド溝1eにガイドされ
ることで、前記ハウジング1内を移動するように配設さ
れている。
【0028】カバー8は、金属性の板材から形成されて
おり、このカバー8には平板状の上板部8aと、この上
板部8aから直角に折り曲げられ、前記ハウジング1の
係合爪部1bに係合される複数の係止窓部8bを有する
横板部8c、8cが形成されている。前記カバー8は、
前記ハウジング1の開口部を覆うように前記ハウジング
1の上面側に取り付けられるものとなっている。
【0029】また、図18及び図19に示すように、前
記カバー8の上板部8aに、切り起こすことによりばね
片8dを設け、このばね片8dを前記ICカード3の上
面側に当接させてICカード3を前記ハウジング1の底
面側へ付勢するように形成しておけば、更に、前記IC
カード3が前記ハウジング1の収納部1aから不用意に
飛び出してしまうことを防止できる。
【0030】次に、上述したICカード用コネクタの動
作を図22乃至図31で説明する。図22乃至図29
は、本発明のICカード用コネクタの挿入/排出時の動
作状態を示す説明図で、図22はハウジングにICカー
ドを挿入する初期の状態を示す説明図、図23はICカ
ードの挿入途上の状態を示す説明図、図24はICカー
ドの挿入が終了した状態を示す説明図、図25は同じく
カードの挿入終了時でスライド部材がロックされた状態
を示す説明図、図26はプッシュロッドを押圧してスラ
イド部材のロックを解除した状態を示す説明図、図27
はロックされたスライド部材を解除しICカードが排出
途上の状態を示す説明図、図28は同じくICカードの
排出途上の状態を示す説明図、図29はICカードと接
触端子との接触が外れてICカードを排出する状態を示
す説明図であり、また、図30及び図31はICカード
の挿入時にICカードを裏返して挿入した状態を示す説
明図である。尚、図においてはロック部材とスライド部
材、及びロック部材とプッシュロッドの係合/解除の状
態を分かりやすくするために部分的に側面図で示してい
る。
【0031】まず、前記ハウジング1の収納部1aに前
記ICカード3を挿入する。この時、前記スライド部材
6の前記フック部6fが前記ICカード3の切り欠き部
3bに当接し、前記スライド部材6はICカードの挿入
方向に押圧されることになる。この時、前記ICカード
3の側面部が、前記スライド部材6の押圧突部6iに当
接され、前記復帰ばね4の付勢力によって前記ICカー
ド3は前記ハウジング1の側壁部へ押し付けられた状態
となっている。(図22)
【0032】この時、前記スライド部材6は、前記フッ
ク部6iを支点として前記復帰ばね4によって時計方向
へ付勢されていることから、前記スライド部材6は反時
計方向へは回動されずに、前記復帰ばね4の付勢力に抗
してICカードの挿入方向へ移動する。この時、前記ス
ライド部材6に設けられた前記摺動突部6cが前記ハウ
ジング1に設けられた前記摺動溝1fに沿って移動する
ことになり、前記スライド部材6は前記ICカード3と
共にICカードの挿入方向へ移動する。(図23)
【0033】更に、前記復帰ばね4の付勢力に抗して前
記カード3を挿入方向に押圧すると、前記スライド部材
6はICカードの挿入方向へ移動し、前記ICカード3
の前記接点部3aは前記ハウジング1の接触端子2aと
接触される。そして前記ICカード3が前記ハウジング
1の収納部1aの内縁部に当接した時点で挿入が停止さ
れ、前記ICカード3の前記ハウジング1への挿着が完
了する。これに伴い前記スライド部材6の移動も停止さ
れる。
【0034】この時、前記ロック部材5は前記スライド
部材6と当接され、前記スライド部材6の移動に伴い前
記係合突部6aが前記ロック部材5の傾斜部5dを押圧
することにより、前記ロック部材5が側面図で示す時計
回りに回動する。この時、前記ロック部材5の係止腕部
5bは前記復帰ばね4によって前記スライド部材6の係
合腕部6b側へ付勢されていることから、前記係合突部
6aが前記傾斜部5dから外れた時点で前記ロック部材
5は側面図で示す反時計方向へ回動されることから、前
記ロック部材5の前記係止部5cは前記スライド部材6
の前記係合突部6aと確実に対峙された状態となる。
(図24)
【0035】次に、前記ICカード3への押圧を解除す
ると、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力に
より、ICカードの排出方向へ僅かだけ戻され、この
時、前記係合突部6aが前記ロック部材5の前記係止部
5cと係合することでその位置に前記スライド部材6が
ロックされる。(図25)
【0036】次に、前記ハウジング1に挿着した前記I
Cカード3を排出する場合には、前記ICカード3の挿
着状態(図25)から、待機位置にある前記プッシュロ
ッド7の押釦7fを指などで押圧して、前記プッシュロ
ッド7をICカードの挿入方向へ押し込み位置まで移動
させると、前記解除操作部7cが前記ロック部材5の傾
斜部5dを押圧することにより、前記ロック部材5の係
止腕部5bが側面図に示す時計方向へ回動され、前記ロ
ック部材5の前記係止部5cが前記スライド部材6の係
合突部6aから外れた状態となる。(図26)
【0037】そして、前記スライド部材6は前記復帰ば
ね4の付勢力によりICカードの排出方向へと移動され
る。この時、前記プッシュロッド7の解除操作部7c
は、金属板を折り曲げて一端側に薄板状に細長く延設さ
れた基板部7aに形成されていることから、前記スライ
ド部材6の移動を妨げないように配設することが可能と
なっている。また、配設に場所を取らないことから前記
ハウジング1の幅寸法を小さく形成することができる。
【0038】前記スライド部材6がICカードの排出方
向へ移動するのに伴い、前記ICカード3は、前記スラ
イド部材6と共にICカードの排出方向へ移動する。こ
の時、前記プッシュロッド7には前記ストッパー部7d
が設けられており、押し込み位置では、このストッパー
部7dに、ICカードの排出方向へ移動された前記スラ
イド部材6に設けられた前記ストッパー面6jが当接す
ることにより、確実に、前記スライド部材6の移動が停
止され、前記ICカード3はこの前記プッシュロッド7
の押し込み位置に停止されるものとなる。この時、前記
ICカード3の前記接点部3aは、前記ハウジング1の
接触端子2aとの接触が一部(左右の4本)解除される
が、その一部(中央の3本)はまだ接触した状態となっ
ている。(図27)
【0039】この場合、前記スライド部材6が前記プッ
シュロッド7のストッパー部7dに当接した時に、前記
復帰ばね4の付勢力が前記ICカード3にも作用する
が、前記ICカード3の前記接点部3aの一部が前記接
触端子2aの一部と接触するようにしたことから、前記
接触端子2aのばね圧によって前記ICカード3を挟む
ことで、前記ICカード3が前記ハウジング1の収納部
1aから飛び出すことを防止することができる。
【0040】次に、前記プッシュロッド7の押圧を解除
すると、前記スライド部材6は前記復帰ばね4の付勢力
によってICカードの排出方向へと移動され、前記IC
カード3の前記接点部3aと前記接触端子2aとの接触
が全て解除される。この時、前記ICカード3は、前記
スライド部材6の押圧突部6iによってその側面部を押
圧されていることから、前記接触端子2aとの接触が解
除されても、前記ハウジング1の収納部1aから飛び出
すことはない。(図28)
【0041】更に、前記プッシュロッド7が初期の待機
位置へと復帰すると、前記スライド部材6も初期状態へ
復帰し、前記ICカード3は排出位置へと移動され、前
記ICカード3は前記ハウジング1の前記収納部1aか
ら排出されるものとなっている。(図29)
【0042】上記の本発明の実施例によれば、押圧操作
によって前記ロック部材5のロックを解除して、前記ス
ライド部材6を前記カード3の排出位置まで移動させる
前記プッシュロッド7に、前記スライド部材6が前記I
Cカード3の排出方向へ移動するのを阻止するストッパ
ー部7dを設け、前記プッシュロッド7が前記押し込み
位置まで押圧された時に、前記ICカード3の接点部3
aが前記ハウジング1の複数の接触端子2aの全てから
離脱する前に、前記スライド部材6が前記ストッパー部
7dに当接するように形成したことから、確実に、前記
スライド部材6の移動を停止させると共に、前記ICカ
ード3を前記プッシュロッド7の押し込み位置に停止さ
せ、前記ICカード3が前記ハウジング1の収納部1a
から飛び出すことを防止することができるものとなって
いる。
【0043】また、前記スライド部材6、及び前記プッ
シュロッド7の復帰用のばねと、前記ロック部材5を回
動付勢する付勢用のばねとを一つの前記復帰ばね4で兼
用したことから、複数のばねを別途設ける必要がなく、
部品点数を削減でき、構成を簡単にできる。
【0044】図30及び31は、ICカードの挿入時に
ICカードを誤って裏返して挿入した状態を示してお
り、前記ICカード3に設けられた切り欠き部3bは、
前記スライド部6の配設位置とは反対側(図示左側)に
位置している。この場合、前記ICカード3の挿入途上
において、前記ICカード3の前端部(図面右前)が、
前記スライド部材6の斜面からなる前記押圧面部6eに
当接し、この押圧面部6eを押圧することから、前記ス
ライド部材6は前記摺動突部6cを中心に反時計方向へ
回動するものとなる。この時、前記スライド部材6の前
記摺動突部6cと対向する一端側に設けられた前記係合
突部6hが、回動され、前記プッシュロッド7に設けら
れた係合段部7eに係合される。(図30)
【0045】この状態から、更に、前記ICカード3挿
入すると、前記係合突部6hと前記係合段部7eが係合
した状態で前記スライド部材6が前記ICカード3と共
にICカードの挿入方向へと移動する。この時、前記プ
ッシュロッド7も前記スライド部材6と共にICカード
の挿入方向へ移動するが、前記押釦部7fの取付側の端
部が、前記ハウジング1の一側部に当接することによ
り、それ以上の前記ICカード3の挿入方向への移動が
阻止されるものとなる。(図31)
【0046】この場合、これ以上前記ICカード3を挿
入方向へ挿入できないことから、前記ハウジング1に配
設された前記接触端子2aを誤って破損することを防止
できる。また、この状態では、前記スライド部材6は前
記ロック部材5にロックされる位置まで移動されないこ
とから、前記ICカード3への押圧を止めれば、前記I
Cカード3は前記復帰ばね4の復帰力によりICカード
の挿入初期位置まで戻ってくるため、誤挿入を容易に判
断することが可能となっている。
【0047】また、前記ICカード3の前端部と当接す
る前記押圧面部6iを、前記スライド部材6に形成し、
前記スライド部材6を回動可能に配設すると共に、前記
スライド部材6の一端部に前記係合段部7eと係合する
前記係止突部6hを形成したことから、前記ICカード
3を挿着完了の直前位置まで押し込まなくても誤挿入を
判断することが可能で、操作性も良好となり、前記接触
端子2aの変形や損傷を招いてしまう虞もなくなる。ま
た、新たに板ばね等を前記ICカード3の挿入路の途中
に突出させる必要もないので、部品点数の削減が図れる
ものとなる。
【0048】尚、上記実施例においては、前記接点部3
a、前記接触端子2aが面接点タイプのカード用コネク
タで説明したが、ピン/ソケットタイプのICカード用
コネクタにも適用できるのはもちろんである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のICカー
ド用コネクタは、押圧操作によってロック部材のロック
を解除して、スライド部材をICカードの排出位置まで
移動させるプッシュロッドに、スライド部材がICカー
ドの排出方向へ移動するのを阻止するストッパー部を設
け、プッシュロッドが押し込み位置まで押圧された時、
スライド部材は、ICカードの接点部が複数の接触端子
の全てから離脱する前にストッパー部に当接すると共
に、プッシュロッドが待機位置に移動するのに伴ってI
Cカードの排出位置に移動するように形成したことか
ら、確実に、スライド部材の移動を停止させると共に、
ICカードをプッシュロッドの押し込み位置に停止さ
せ、ICカードがハウジングの収納部から飛び出すのを
防止することができる。
【0050】また、ハウジングには、複数の接触端子の
端子長さを、適宜異ならせた状態で配設し、ICカード
の挿着時には、接触端子とICカードの接点部との接触
位置をそれぞれ異ならせると共に、スライド部材は、I
Cカードの接点部が、適宜長さの異なる接触端子の一部
の接触端子と接触した状態においてストッパー部に当接
するように形成したことから、接触端子のばね圧によっ
てICカードを挟むことで、ICカードがハウジングの
収納部から飛び出すことを防止することができる。
【0051】また、ICカードがスライド部材と共にI
Cカードの排出方向へ移動可能とし、スライド部材を付
勢する復帰ばねにより、プッシュロッドを押し込み位置
から待機位置に復帰させるようにしたことから、複数の
ばねを別途設ける必要がなく、部品点数を削減でき、構
成を簡単にできる。
【0052】また、ロック部材は、プッシュロッドの押
圧操作によってハウジング内に着脱されるICカードの
平坦面に直交する方向へ回動可能なように配設されると
共に、スライド部材を付勢する復帰ばねにより、ロック
部材をロック位置へ付勢するように形成したことから、
左右方向への回動スペースを必要としないため、ハウジ
ングの幅寸法を小さくすることが可能となる。また、ロ
ック部材の付勢用としてのばね部材を別途設ける必要が
ないため、部品点数の削減が図れる。
【0053】また、スライド部材は、ハウジング内にス
ライド移動可能に配設されていると共に、復帰ばねでI
Cカード側へ回動可能に付勢されていることから、部品
点数を増やさず、簡単な構成でICカードの飛び出しを
防止できる。
【0054】また、スライド部材には、ICカードの側
面部に当接し、ICカードをハウジングの内壁部に押圧
する押圧突部を形成したことから、ICカードは接触端
子との接触が解除されても、ハウジングの収納部から飛
び出すことはない。
【0055】また、ハウジングの上面側に、平板状の金
属板からなるカバー部材を備え、このカバー部材にIC
カードの上面部を押圧するばね片を切り曲げ形成したこ
とから、更に、ICカードがハウジングの収納部から不
用意に飛び出してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるICカード用コネクタ
を示す平面図である。
【図2】本発明の同じくICカード用コネクタのカバー
を外した状態を示す平面図である。
【図3】本発明の同じくハウジングを示す平面図であ
る。
【図4】本発明の同じくハウジングを示す正面図であ
る。
【図5】本発明の同じくICカードを示す平面図であ
る。
【図6】本発明の同じくICカードを示す底面図であ
る。
【図7】本発明の同じくスライド部材を示す平面図であ
る。
【図8】本発明の同じくスライド部材を示す側面図であ
る。
【図9】本発明の同じくロック部材を示す平面図であ
る。
【図10】本発明の同じくロック部材を示す側面図であ
る。
【図11】本発明の同じくロック部材とハウジングの取
付状態を示す関係図である。
【図12】本発明の同じくスライド部材とロック部材を
ハウジングに取り付けた状態を示す関係図である。
【図13】本発明の同じくプッシュロッドを示す平面図
である。
【図14】本発明の同じくプッシュロッドを示す側面図
である。
【図15】本発明の同じくハウジングにプッシュロッド
を取り付けた状態を示す関係図である。
【図16】本発明の同じくカバーを示す平面図である。
【図17】本発明の同じくカバーを示す側面図である。
【図18】本発明の同じくカバーにばね片を形成した状
態を示す平面図である。
【図19】本発明の同じくカバーにばね片を形成した状
態を示す断面図である。
【図20】本発明の同じくICカードと接触端子との接
続状態を示す関係図である。
【図21】本発明の同じくICカードと接触端子との接
続状態を示す関係図である。
【図22】本発明のハウジングにICカードを挿入する
初期の状態を示す説明図である。
【図23】本発明のICカードの挿入途上の状態を示す
説明図である。
【図24】本発明のICカードの挿入が終了した状態を
示す説明図である。
【図25】本発明の同じくカードの挿入終了時でスライ
ド部材がロックされた状態を示す説明図である。
【図26】本発明のプッシュロッドを押圧してスライド
部材のロックを解除した状態を示す説明図である。
【図27】本発明のロックされたスライド部材を解除し
ICカードが排出途上の状態を示す説明図である。
【図28】本発明の同じくICカードの排出途上の状態
を示す説明図である。
【図29】本発明のICカードと接触端子との接触が外
れてICカードを排出する状態を示す説明図である。
【図30】本発明のICカードの挿入時にICカードを
裏返して挿入した状態を示す説明図である。
【図31】本発明の同じくICカードの挿入時にICカ
ードを裏返して挿入した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 収納部 1b 係合爪部 1c 平坦部 1d 係止溝 1e ガイド溝 1f 摺動溝 1g 規制壁 2a 接触端子 2b 接続端子 3 ICカード 3a 接点部 3b 切り欠き部 4 復帰ばね 5 ロック部材 5a 係止軸 5b 係止腕部 5c 係止部 5d 傾斜部 5e 係止凹部 5f 突起部 6 スライド部材 6a 係合突部 6b 係合腕部 6c 摺動突部 6d 摺動腕部 6e 押圧面部 6f フック部 6g 規制片部 6h 係止突部 6i 押圧突部 6j ストッパー面 6k 開口部 7 プッシュロッド 7a 基板部 7b ロック板部 7c 解除操作部 7d ストッパー部 7e 係合段部 7f 押釦部 8 カバー 8a 上板部 8b 係止窓部 8c 横板部 8d ばね片
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 24/00 H01R 13/64 12/18 23/02 E // H01R 107:00 23/68 301J Fターム(参考) 2C005 MA31 MB04 NA02 NA04 NA19 NA24 TA17 TA21 TA24 5B058 CA13 5E021 FA05 FB18 FC36 HC37 JA04 KA05 KA15 5E023 AA04 AA16 AA21 BB19 BB22 CC02 CC23 CC26 DD17 DD19 DD28 DD29 EE10 EE20 GG02 GG09 HH18 HH28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードの接点部に接触する複数の接
    触端子を有するハウジングと、このハウジング内に着脱
    される前記ICカードの挿入及び排出方向にスライド移
    動可能で、前記ICカードを排出方向へ押し出すスライ
    ド部材と、このスライド部材を前記ICカードの排出方
    向へ付勢する復帰ばねと、この復帰ばねの付勢力に抗し
    て前記スライド部材を、前記ICカードが挿着された位
    置に保持するロック部材と、待機位置と押し込み位置と
    の間を移動可能に配設され、押圧操作によって前記ロッ
    ク部材のロックを解除して、前記スライド部材を前記I
    Cカードの排出位置まで移動させるプッシュロッドとを
    備え、前記プッシュロッドには、前記スライド部材が前
    記ICカードの排出方向へ移動するのを阻止するストッ
    パー部を設け、前記プッシュロッドが前記押し込み位置
    まで押圧された時、前記スライド部材は、前記ICカー
    ドの前記接点部が複数の前記接触端子の全てから離脱す
    る前に前記ストッパー部に当接すると共に、前記プッシ
    ュロッドが前記待機位置に移動するのに伴って前記IC
    カードの排出位置に移動するように形成したことを特徴
    とするICカード用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングには、複数の前記接触端
    子の端子長さを、適宜異ならせた状態で配設し、前記I
    Cカードの挿着時には、前記接触端子と前記ICカード
    の前記接点部との接触位置をそれぞれ異ならせると共
    に、前記スライド部材は、前記ICカードの前記接点部
    が、適宜長さの異なる前記接触端子の一部の接触端子と
    接触した状態において前記ストッパー部に当接するよう
    に形成したことを特徴とする請求項1記載のICカード
    用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ICカードが前記スライド部材と共
    にICカードの排出方向へ移動可能とし、前記スライド
    部材を付勢する前記復帰ばねにより、前記プッシュロッ
    ドを前記押し込み位置から前記待機位置に復帰させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載のIC
    カード用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ロック部材は、前記プッシュロッド
    の押圧操作によって前記ハウジング内に着脱される前記
    ICカードの平坦面に直交する方向へ回動可能なように
    配設されると共に、前記スライド部材を付勢する前記復
    帰ばねにより、前記ロック部材をロック位置へ付勢する
    ように形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載のICカード用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記スライド部材は、前記ハウジング内
    にスライド移動可能に配設されていると共に、前記復帰
    ばねで前記ICカード側へ回動可能に付勢されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のICカ
    ード用コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記スライド部材には、前記ICカード
    の側面部に当接し、前記ICカードを前記ハウジングの
    内壁部に押圧する押圧突部を形成したことを特徴とする
    請求項1乃至5の何れかに記載のICカード用コネク
    タ。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングの上面側に、平板状の金
    属板からなるカバー部材を備え、このカバー部材に前記
    ICカードの上面部を押圧するばね片を切り曲げ形成し
    たことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のI
    Cカード用コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2757703A1 (en) * 2013-01-21 2014-07-23 Samsung Electronics Co., Ltd Electronic device for recognizing erroneous insertion of card, and operating method thereof

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