JP2001243869A - 強制誘導式安全継電器、その使用及びそれによる制御 - Google Patents

強制誘導式安全継電器、その使用及びそれによる制御

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JP2001243869A JP2001018058A JP2001018058A JP2001243869A JP 2001243869 A JP2001243869 A JP 2001243869A JP 2001018058 A JP2001018058 A JP 2001018058A JP 2001018058 A JP2001018058 A JP 2001018058A JP 2001243869 A JP2001243869 A JP 2001243869A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機を三相回路へ接続する際の安全性を高
めることと、その一方で必要部品の構造を縮小化するこ
とにある。 【解決手段】 三相回路の三相への直接接続には、少な
くとも三つの負荷接触部(23、24、25)及び少な
くとも一つの制御接触部(21、22)を持つ強制誘導
式安全継電器(11)が利用される。そのための構造と
して、負荷接触部は相対電圧400ボルトに耐え得るよ
うに、平板接触弾性素子(23a、23b、24a、2
4b、25a、25b)の周りを直角に巡って雷文形状
を構成する分離壁(65)によって取り囲まれているも
のとする。接触弾性素子(23a、23b、24a、2
4b、25a、25b)は接触ヘッド(47)のほか支
持部(12)に固定された弾性素子脚部を有している。
その場合負荷接触部(23、24、25)が制御接触部
(21、22)より太ければピン(73)を二つ縁に固
定するが、但し接触ヘッド(47)は継電器支持部(1
2)の中央に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気絶縁性支持部及
びその支持部に配置された電磁駆動体、少なくとも一つ
の制御接触部及び少なくとも三つの負荷接触部を持つ、
特許請求項5の上位概念に基づく強制誘導式安全継電器
並びにそのような安全継電器の使用及びそのような安全
継電器による制御に関するものである。そのような継電
器の場合接触部はいずれも、接触ヘッドとそれとは間隔
を空けて配置されている脚部をそれぞれ一つずつ持つ、
主要部の平行な二つの平面型接触弾性素子及び弾性素子
脚部と結合する少なくとも一つの接続部、特に一つ又は
二つのピンから成っている。接触弾性素子はその脚部が
支持部に固定されている。
【0002】強制誘導式継電器とは、少なくとも一つの
作動接触子と静止接触子を持つそれぞれの接触部が、駆
動体に連結している共通の可動櫛形状体により強制誘導
される継電器のことである。強制誘導とは、各接触部の
接触弾性素子のそれぞれ一つがヘッド近くで固定ストッ
パーに接していて、もう一つが櫛形状体の動きと共に強
制作動されるように櫛形状体と噛み合っている状態を言
う。それにより、一つの接触部が結合すれば、その接触
部が離れるまでは櫛形状体は動けなく、従って他の接触
部はその時の位置に固定することになる。
【0003】安全継電器の概念は規格EN50205の
規定に基づくものとする。規格EN50205に規定さ
れる継電器の場合、制御接触部と負荷接触部間の空間距
離及び沿面距離は規格IEC61810−5及びIEC
664−1の要求に適っている。これらの規格の内容は
専門家にとっては公知のものとして前提され、本出願で
は構成要素と見なされる。
【0004】
【従来の技術】高い安全性基準を満たさねばならない、
例えば三相交流モーターのような電動機の接続には安全
継電器及び後続の電磁開閉器がそれぞれ二つずつ使用さ
れる。例えば6kWを越える出力の場合でもそれが得策
である。出力約1〜4kWでも確かにそのように接続す
るが、但しその場合の電磁開閉器ははるかに大きな負荷
に対しても適応できるものでなければならないだろう。
例えば負荷電流5.6A(継続電流)、ピーク電流約4
0Aの三相モーターの場合、超大型電磁開閉器を備えな
いことには公知の継電器は接続できない。そのためには
少なくない配線コストが必要になる。この電線、各継電
器及び電磁開閉器は回路装置の製造に於いては比較的コ
スト高の部品であるし、それぞれが独立した障害源にも
なり得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、電動
機を三相回路へ接続する際の安全性を高めることと、そ
の一方で必要部品の構造を縮小化することにある。その
ためには、電動機の中でも特に出力1〜4kWの短絡安
定な三相式電動機の接続に於いて、特にその部品数、延
いては障害発生源を減らさねばならない。その上で、電
圧250V以上に、特に三相回路に発生する位相間の電
圧を400Vに設定した、強制誘導式安全継電器の要求
を満たす強制誘導式継電器を創出する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。
【0007】即ち、本発明に係わる強制誘導式安全継電
器の使用の第1態様は、その電気絶縁性支持部(12、
12’、12)に −電磁駆動体(19、33、35)、 −少なくとも一つの制御接触部(21、21’)及び −少なくとも三つの負荷接触部(23〜27)が配置さ
れていて、 −それらの接触部がいずれも、接触ヘッド(47)とそ
れ(47)とは間隔を空けて配置されている弾性素子脚
部(67)をそれぞれ一つずつ持つ二つの接触弾性素子
(..a、..b)及び弾性素子脚部(67)と結合す
る少なくとも一つのピン(73、74)から成ってい
て、また接触弾性素子(..a、..b)の脚部(6
7)が支持部(12、12’、12)に固定されてお
り、 −それぞれが作動接触子と静止接触子を少なくとも一つ
ずつ持っている制御接触部と負荷接触部(21〜27)
が、駆動体(19、33、35)に連結している共通の
櫛形状体(49)により強制誘導されるようになってい
て、 −各接触部(21〜27)の接触弾性素子(..
a、..b)のそれぞれの一方が支持部(12、1
2’、12)に設けられた固定ストッパー(69)に
ヘッド近くで接しており、 −もう一方の接触弾性素子が櫛形状体(49)の動きと
共に強制作動されるように櫛形状体(49)と噛み合っ
ている、三つの負荷接触部(23、24、25)と結合
する三相給電回路の三位相(13、14、15)を接続
するものであり、叉、第2態様は、三位相(13、1
4、15)を二継電器(11、11’、11)へ同期
接続するために二つのシリーズ接続式継電器(11、1
1’、11)が装備されていることを特徴とするもの
である。
【0008】即ち、本発明に係わる強制誘導式安全継電
器と三相交流電動機、特に短絡安定な電気モーターとの
接続の第1態様は、給電回路の三位相(13、14、1
5)が安全継電器(11、11’、11)の負荷接触
部に接続されていることを特徴とする、電気絶縁性支持
部(12、12’、12)に −電磁駆動体(19、33、35)、 −少なくとも一つの制御接触部(21、21’)及び −少なくとも三つの負荷接触部(23〜27)が配置さ
れていて、それらの接触部(21〜27)がいずれも、
接触ヘッド(47)とそれ(47)とは間隔を空けて配
置されている弾性素子脚部(67)をそれぞれ一つずつ
持つ二つの接触弾性素子(..a、..b)及び弾性素
子脚部(67)と結合する少なくとも一つのピン(7
3、74)から成っていて、また接触弾性素子(..
a、..b)の脚部(67)が支持部(12、12’、
12)に固定されており、 −それぞれが作動接触子(22〜27)と静止接触子
(21)を少なくとも一つずつ持つ制御接触部と負荷接
触部(21〜27)が、駆動体(19、33、35)に
連結している共通の櫛形状体(49)により強制誘導さ
れるようになっていて、 −各接触部(21〜27)の接触弾性素子(..
a、..b)のそれぞれの一方が支持部(12、1
2’、12)に設けられた固定ストッパー(69)に
ヘッド近くで接しており、もう一方の接触弾性素子が櫛
形状体(49)の動きと共に強制作動されるように櫛形
状体(49)と噛み合っているものであり、叉、第2態
様は、シリーズ接続された二つの継電器が装備されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】即ち、本発明に係わる安全継電器の第1態
様は、負荷接触部(23〜27)の各接触弾性素
子(..a、..b)が弾性素子脚部(67)から少な
くともヘッド近くにまで亘って、継電器(11、1
1’、11 )の一方の側からもう一方の側へ達してい
る隔離壁板(41、43)によって互いに分離されてい
て、 −壁板(41、43)が両サイドに於いてそれぞれ逆方
向に曲がっており、 −各屈曲部(71)がそれぞれ両隣の別々の壁板(4
3、41)と結合していて、その壁板(41、43)と
屈曲部(71)とで負荷接触部(23〜27)の接触弾
性素子(..a、..b)を取り巻く一まとまりの雷文
形状型分離壁(65)を形成していることを特徴とす
る、電気絶縁性支持部(12、12’、12)に −電磁駆動体(19、33、35)、 −少なくとも一つの制御接触部(21、22)及び −少なくとも三つの負荷接触部(23〜27)が配置さ
れていて、 −それらの接触部(21〜27)がいずれも、接触ヘッ
ド(47)とそれ(47)とは間隔を空けて配置されて
いる弾性素子脚部(67)をそれぞれ一つずつ持つ二つ
の接触弾性素子(..a、..b)及び弾性素子脚部
(67)と結合する少なくとも一つのピン(73、7
4)から成っていて、また接触弾性素子(..a、..
b)の脚部(67)が支持部(12、12’、12
に固定されており、 −それぞれが作動接触子(22〜27)と静止接触子
(21)を少なくとも一つずつ持つ制御接触部と負荷接
触部(21〜27)が、駆動体(19、33、35)に
連結している共通の櫛形状体(49)により強制誘導さ
れるようになっていて、 −各接触部(21〜27)の接触弾性素子(..
a、..b)のそれぞれの一方が支持部(12、1
2’、12)に設けられた固定ストッパー(69)に
ヘッド近くで接しており、 −もう一方の接触弾性素子が櫛形状体(49)の動きと
共に強制作動されるように櫛形状体(49)と噛み合っ
ていることを特徴とするとするものであり、又、第2態
様は、ストッパー(69)が、同一接触部(23〜2
7)の接触弾性素子(..a、..b)間に位置する壁
板(41)に口唇形状部を設けることによって形成され
ていることを特徴とするものであり、又、第3態様は、
異なった接触部(23〜27)の接触弾性素子(..
a、..b)間に於いて、壁板(43)が少なくとも接
触ヘッド(47)間に到るまでは上方に伸びていること
を特徴とするものであり、又、第4態様は、櫛形状体
(49)に於いては、櫛形状体(49)と噛み合う接触
弾性素子(..a、)の接触ヘッド(47)と二接触部
(23〜27)間の壁板(43)との間に、壁板(4
3)に平行で、壁板(43)に重なるような位置に狭路
(51)が構成されていることを特徴とするとするもの
であり、又、第5態様は、同一接触部(23〜27)の
接触弾性素子(..a、..b)間の壁板(41)と屈
曲部(71)が同じ高さであることを特徴とするとする
ものであり、又、第6態様は、負荷接触部(23〜2
7)の接触弾性素子(..a、..b)に於いては、そ
の両接触弾性素子(..a、..b)のピン(73)が
支持部(12、12’、12)の相対する縁にあっ
て、一方ヘッド(47)はその間のセンターライン上に
来るように、弾性素子脚部(67)が接触ヘッド(4
7)に対して平坦な接触弾性素子(..a、..b)面
に於いて脇へずらされた位置に配置されていることを特
徴とするとするものであり、又、第7態様は、負荷接触
部(23〜27)の接触弾性素子(..a、..b)が
それぞれ二つずつピン(73)を有していることを特徴
とするとするものであり、又、第8態様は、制御接触部
(21、23)が櫛形状体(49)の作動方向に向けて
並置されていて、櫛形状体(49)の作動方向に沿った
隔壁(53)によって分離されていることを特徴とする
とするものであり、又、第9態様は、櫛形状体(49)
の隔壁(53)領域には細長い孔(55)が設けてあ
り、隔壁(53)の櫛形状体側の縁がこの孔(53)に
通されていることを特徴とするとするものであり、又、
第10態様は、隔壁(53)の櫛形状体側の縁が熊手状
になっていているため、櫛形状体(49)の作動方向に
沿って条溝が形成され、そこへリブ(57)付きカバー
(59)が被せられてリブがこの条溝内に通されている
ことを特徴とするとするものであり、又、第11態様
は、負荷接続部(23〜27)の対応する接触弾性素子
(..a、..b)相互間では、ただ、接触ヘッド(4
7)を越えて上方に突き出ているヘッド側末端部の長さ
だけが異なっていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に示
す。
【0011】部品数の削減及び障害源の縮小は、三つの
負荷接続部と結合される三相回路電圧の三相を接続する
に際し、本発明に従って特許請求項5の上位概念に基づ
く強制誘導式安全継電器を使用することによって達成さ
れる。三相を二継電器へ同期接続するには二つのシリー
ズ接続式継電器を使用するのが有力である。継電器を電
動機へ直接接続することによって、継電器に後続する二
つの電磁開閉器及びそれの配線用電線を省くことができ
る。部品の減少と共に障害発生源も自ずと減少する。継
電器の二重配置は安全面で有利である。二つのシリーズ
接続式継電器にするか、一つの対形継電器にするかは重
要な問題ではない。
【0012】三相交流電動機、特に短絡安定な電気モー
ターと特許請求項5の上位概念に基づく強制誘導式安全
継電器とを接続する場合は、本発明に従い回路電流の三
位相を安全継電器の負荷接触部に接続する。その場合で
も安全性の理由から、二つの継電器を別々にシリーズ接
続するか、又は対形継電器の形式で接続するのが目的に
適っている。
【0013】特許請求項5の上位概念に基づく継電器の
場合、好ましいことに、負荷接触部の各接触弾性素子は
弾性素子脚部から少なくともヘッド近くにまで亘って、
継電器の一方の側からもう一方の側へ達している隔離壁
板によって互いに分離されている。その場合壁板は両サ
イドに於いてそれぞれ逆方向に曲がっていて、各屈曲部
はそれぞれ両隣の別々の壁板と結合している。それによ
り、壁板と屈曲部とで負荷接触部の接触弾性素子を取り
巻く一まとまりの雷文形状型分離壁が形成される。その
結果、狭い空間に於ける負荷接触部間の沿面距離に対す
る前提条件が満たされる。その場合では隣接接触部の接
触弾性素子脚部間の沿面距離は屈曲部を巡ることになる
からである。雷文形状は互いに噛み合う二つの鋳型によ
って形成できる。これらの型は櫛形状体の動きを横切る
方向に互いに離れ離れの並進位置にあり、組合せ可能な
形態である。
【0014】好ましくは、制御接触部の脚部は負荷接触
部の脚部より横断面が小さいものとする。そうすること
により制御接触部の材料及び場所が節減できる。逆から
言えば、負荷接触部弾性素子のほうが制御接触部弾性素
子より大きな横断面を持っているということになる。こ
のことは、負荷接触部弾性素子のほうが低い加熱温度で
あっても電流の通過量は多いという利点だけでなく、こ
の接触弾性素子のほうが弾力性に富むので接触解除力が
強く、従って結合状態の接触ヘッドに対して、横断面の
小さな弾性素子よりも大きな解除力を持つという利点も
もたらしている。
【0015】負荷接続部の接触弾性素子は、それぞれが
櫛形状体の作動方向に相前後して一直線に配置されてい
て、並置されている二つの制御接触部と同じ幅であるの
が好ましい。そうすれば、接触弾性素子は双方に共通す
る櫛形状体により簡単に制御することができる。
【0016】櫛形状体と噛み合っていない接触弾性素子
用として、同一接触部の接触弾性素子間に位置する壁板
に口唇形状部を設けてストッパーを形成するのが好まし
い。この壁板は屈曲部があるため非常に頑強であり、加
熱状態でも接触弾性素子を確実に保持するに十分なだけ
の作用力収容キャパシティを有している。ストッパーは
実施態様の如何に応じて、噛み合わされる両鋳型のいず
れか一方に形成することができる。それにより、鋳型に
ごく僅か変更を加えるだけで静止接触子と作動接触子の
様々な組合せを得ることができる。
【0017】異なった接触部の弾性素子間にある壁板は
少なくとも接触ヘッド間に到るまでは上方に伸びている
のが好ましい。壁板によってそれぞれの接触弾性素子毎
にボックスが構成され、焼き入れ材料の接触ヘッドを包
み込んだ状態で各接触部間の確実な分離が保証される。
隣接する二接触部間の壁板はそのようにして接触ヘッド
の上方を通され、その結果として当該接触部間の空間距
離を伸ばしている。
【0018】櫛形状体には、櫛形状体と噛み合う接触弾
性素子の接触ヘッドと二接触部間の壁板との間に、壁板
に平行に位置づけられた狭路を構成するのが好ましい。
この狭路も同様に、異なった接触部の隣接する接触弾性
素子間の空間距離を伸ばしている。それにより、継電器
本体の高さが最小限に抑えられると同時に、異なった接
触部の隣接接触弾性素子に於けるヘッド側エンド間の空
間距離が望み通りに引き伸ばされる。
【0019】同一接触部の接触弾性素子間の壁板と屈曲
部は同じ高さにするのが目的に適っている。屈曲部のほ
うが低いと壁板の強度を損なうことになるし、高いと接
触ヘッドへの見通しが損なわれることになる。
【0020】負荷接触部の接触弾性素子に於いては、そ
の両接触弾性素子のピンが支持部の相対する縁にあっ
て、一方ヘッドはその間のセンターライン上にあるとい
う配置になるように、弾性素子脚部は接触ヘッドに対し
て脇へずらした位置にするのが好ましい。従って、隣接
する接触弾性素子のピンはそれぞれ向かい合った継電器
の縁にあって、継電器の同一縁にあるピンは弾性素子間
の二倍の間隔で配置されている。それにより、非常に狭
い空間に於いて規定通りのピン間所要安全距離が保持で
きる。弾性素子脚部はボックスの開放側に設置する。そ
の場合、接触弾性素子を保持するために設けられた支持
部スリットの支持部からの突出部分ができる限り小さく
なるようにする。負荷接触部にはそれぞれピンを二つず
つ設置するのが好ましく、そうすることによって例えば
シートバーや継電器口金などの接続部品との結合面積が
ピン1本の弾性素子に比べて二倍になる。
【0021】制御接触部は櫛形状体の作動方向に向けて
並置されていて、櫛形状体の作動方向に沿った隔壁によ
って分離されているというのが有利である。これは最も
場所を取らない配置法で、隔壁によるボックスの形成に
より接触部は十分な分離が確保されている。
【0022】できる限り小さな空間でこの分離を達成さ
せるために、櫛形状体の隔壁領域には細長い孔が設けて
あり、隔壁の櫛形状体側の縁がこの孔に通される。同じ
理由から、隔壁は櫛形状体側の縁が熊手状になっている
のが好ましい。熊手形状であれば、櫛形状体の作動方向
に沿って条溝が形成される。そこへリブ付きカバーを被
せて、リブをこの条溝内及び隔壁熊手間隙にはめ込む。
そうすることによって両制御接触部間に迷路のような空
間が形成されて空間距離が伸びるので、これもまた継電
器本体の高さを抑えるのに寄与している。
【0023】ヘッドがセンターライン上にあって、両ピ
ンがそれぞれ支持部の一方の縁に配置されるように負荷
接触部の接触弾性素子がピンから接触ヘッドの軸方向に
屈曲していてはいるが、負荷接触部の両弾性素子は主要
部については平坦で同形態である。ただ、能動的接触弾
性素子は末端部が長くて櫛形状体に噛み合っているが、
受動的接触弾性素子は末端部が短くて噛み合っていない
というように、両者は接触ヘッドを越えて上方に突き出
ているヘッド側末端部の長さだけが異なっている。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示す。
【0025】図1及び図2には、三相交流モーター17
を確実に駆動させるために回路接続されている三つの位
相13、14、15及びそれと連結する、それぞれ二つ
ずつシリーズ接続された継電器11、11’及び11
が描かれている。そのような接続は例えば圧搾機、切断
機などに於ける安全性の監視に、また例えば危険監視遮
光装置への接続用としても使用できる。
【0026】継電器11、11’は支持部12、12’
にそれぞれ公知の態様で駆動体19、19’、制御接触
部21、21’及び三つの負荷接触部23、24、25
/23’、24’、25’を有している。但し、負荷接
続部は電磁開閉器制御のための制御電流には接続してお
らず、各位相の定格電圧約230ボルト、位相間の電圧
差約400ボルトの交流給電回路の三位相に接続してい
る。制御接触部21、21’は例えば12又は24ボル
トに設定されている。負荷接触部23、24、25/2
3’、24’、25’相互間の電圧差は400ボルトに
設定されている。負荷接触部と制御接触部間の分離は絶
縁性の倍化又は補強に相当する。その目的には、例えば
10の接触点を有する出願人の公知製品SIR系列の継
電器を使用することができよう。その場合、両サイド交
互に一つ置きに並んだ各サイドそれぞれ5つずつの接触
部及びそれら接触部の隔壁を位相接続部と連結する。
【0027】継電器は監視装置又は制御装置26により
能動化及び非能動化される。例えば遮光装置による光の
遮断から発生したインパルス又は制御電流が継電器1
1、11’を公知の態様で作動させる。また、例えば継
電器11の非能動化の際に継電器11の接触部23が開
かない場合は、予備接続された継電器11’の接触部2
3’が開いて、それにより位相13の電流供給が遮断さ
れるものと想定し得る。継電器11及び11’の制御装
置は両継電器11、11’の接続ポジションが異なる場
合に継電器11、11’の能動化を防止する。接続ポジ
ションの違いは強制誘導式制御接触部21、21’を手
掛かりに確認する。
【0028】図2には対形継電器11も加わった接続
図が同じように描かれている。支持部12には内部連
結した数対の負荷接触部23、24、25及び23’、
24’、25’、制御接触部21、22及び21’、2
2’、さらには別々に分かれた二つの駆動体19、1
9’が配置されている。それに加えて第二制御接触部2
2、22’及び第四負荷接触部27、27’が備えられ
ている。この追加配備された負荷接触部27、27’に
より、追加機能として例えば中性線を遮断したり、ある
いは回線29を例えば制御ランプ31と接続したりする
ことができる。
【0029】図3はそのような接続配線に特に適してい
る継電器11を示したものである。支持部12には継電
器11の制御側32に、主要部が回転電機子35付の電
磁石33で構成されている駆動体19及び二つの制御接
触部21、22が格納されている。負荷側37には三つ
の負荷接触部23、24、25が配置されている。接触
弾性素子23a及び23b、24a及び24b、25a
及び25bはそれぞれ一対になって接触部23、24、
25を構成している。各接触弾性素子は壁板41、43
によって他の弾性素子と分離されている。壁板41は接
触部の二つの弾性素子間、例えば接触弾性素子23aと
23bの間に配置されている。その高さは接触弾性素子
の固定部67(図4参照)から接触ヘッド47までの距
離にも達していない。背の高い壁板43はそれぞれ、例
えば24bと25aなど異なった接触部の二つの接触弾
性素子間に設置されていて、接触ヘッド47の上方にま
で突き出ている。この高い壁板43の上に櫛形状体49
が設置されている。当壁板43上には当壁板と平行で、
しかも櫛形状体49に接するような位値に、櫛形状体の
全幅に及ぶリブ51が形成されている。このリブ51は
壁板43との組合せで異なる負荷接触部23、24、2
5間の空間路を伸ばす働きをしている。
【0030】ここでは隔壁53と称することにするが、
同じような壁板が二つの制御接続部21、22間にも形
成されている。これは壁板41、43に対して垂直方向
に設置されていて、制御接触部21、22を分離してい
る。この隔壁は上端部分が、即ち制御接触部21、22
の接触ヘッド47近辺が中間空隙を有する二層構造にな
っている。この二層部は櫛形状体49の開口部55を通
り抜けて広がっており、継電器のケーシングを閉じた状
態では継電器透明カバー59(図4参照)のリブ57と
噛み合っている。
【0031】櫛形状体49には隔壁53用の開口部55
と電機子35用のはめ込み孔61が設けてある。それら
に加えて、櫛形状体49と噛み合っている能動的接触弾
性素子21a、22a、23a、24a、25a用のス
リット63も存在する。点線で示してあるのは対応の受
動的接触弾性素子21b、22b、23b、24b、2
5bのポジションである。これらの場所にも例えばスリ
ットを設けることもできる。それによって、静止接触子
及び作動接触子が別の配置の場合でも同一の櫛形状体4
9を利用することができる。
【0032】図3及び図4から明瞭に見て取れるよう
に、分離壁65は長方形を構成していて、負荷接触部の
各弾性素子23a、23b、24a、24b、25a、
25bを取り囲んでいる。制御接触部の領域では分離壁
65を上方から見ると全体はH形であり、文字Hが構成
する二つの空間にはそれぞれ制御接触部21、22が配
置されている。これら接触部の両接触弾性素子である2
1aと21b又は22aと22bは、それぞれ受動的接
触弾性素子21b、22b用のストッパーリブ付き壁面
によって分離されている。文字Hの負荷接触部側垂直線
の一端から出ている分離壁65は、負荷接触弾性素子の
周りを直角に巡って雷文形状を構成している。壁の高さ
は、接触弾性素子の接触ヘッドのほうが分離壁65より
上方に来るように設定する。接触部間の分離壁は高くし
てあり、接触部間の400ボルトという電圧差がフラッ
シュオーバーしないように、分離壁は櫛形状体49に接
しているリブ51と共に接触部を確実に分離する働きを
する。
【0033】支持部12の製造は、接触部領域に於いて
上記分離壁が中間空間を構成するように両側から型枠を
噛み合わせて行う。この型枠は鋳造された支持部12か
ら互いに逆方向に引き抜くことができる。支持部12に
組み込まれている接触弾性素子21a〜25bはすべて
平板金属から製造されていて、主要部金属板は屈曲がな
いので、脚部の直ぐ上方に位置する接触弾性素子を軽く
屈曲させることによって比較的迅速、簡単に調整がで
き、コンスタントな作動が保証される。負荷接触部のピ
ン73及び制御接触部のピン74は、公知の方法による
金属板への襞形成により厚みが倍化している。接触ヘッ
ド47は接触弾性素子に鋲で固定されている。
【0034】上記説明の通り、三相回路の三相への直接
接続には、少なくとも三つの負荷接触部23、24、2
5及び少なくとも一つの制御接触部21、22を持つ強
制誘導式安全継電器11が利用される。そのための構造
として、負荷接触部は相対電圧400ボルトに耐え得る
ように、平板接触弾性素子23a、23b、24a、2
4b、25a、25bの周りを直角に巡って雷文形状を
構成する分離壁65によって取り囲まれているものとす
る。接触弾性素子23a、23b、24a、24b、2
5a、25bは接触ヘッド47のほか支持部12に固定
された弾性素子脚部67を有している。その場合負荷接
触部23、24、25が制御接触部21、22より太け
ればピン73を二つ縁に固定するが、但し接触ヘッド4
7は継電器支持部12の中央に配置するものとする。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したので、
電動機を三相回路へ接続する際の安全性を高めること
と、その一方で必要部品の構造を縮小化することを可能
にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づき電気モーターの接続されている
接続図である。
【図2】付属接続部を持つ対形継電器の接続された接続
図である。
【図3】図3に描かれた継電器の側面図及びカバープレ
ートを示す図である。
【図4】本発明に基づく継電器の上面図及び継電器櫛形
状体の底面図である。
【符号の説明】 11、11’、11 強制誘導式安全継電器 12、12’、12 電気絶縁性支持部 13、14、15 三相給電回路の三位相 19、33、35 電磁駆動体 21、21’ 制御接触部 23〜27 負荷接触部 47 接触ヘッド 49 櫛形状体 67 脚部 69 固定ストッパー 73、74 ピン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その電気絶縁性支持部に −電磁駆動体、 −少なくとも一つの制御接触部、及び −少なくとも三つの負荷接触部が配置されていて、 −それらの接触部がいずれも、接触ヘッドとそれとは間
    隔を空けて配置されている弾性素子脚部をそれぞれ一つ
    ずつ持つ二つの接触弾性素子及び弾性素子脚部と結合す
    る少なくとも一つのピンから成っていて、また接触弾性
    素子の脚部が支持部に固定されており、 −それぞれが作動接触子と静止接触子を少なくとも一つ
    ずつ持っている制御接触部と負荷接触部が、駆動体に連
    結している共通の櫛形状体により強制誘導されるように
    なっていて、 −各接触部の接触弾性素子のそれぞれの一方が支持部に
    設けられた固定ストッパ ーにヘッド近くで接しており、 −もう一方の接触弾性素子が櫛形状体の動きと共に強制
    作動されるように櫛形状体と噛み合っている、三つの負
    荷接触部と結合する三相給電回路の三位相を接続するた
    めの強制誘導式安全継電器の使用。
  2. 【請求項2】 三位相を二継電器へ同期接続するために
    二つのシリーズ接続式継電器が装備されていることを特
    徴とする請求項1記載の使用。
  3. 【請求項3】 給電回路の三位相が安全継電器の負荷接
    触部に接続されていることを特徴とする、電気絶縁性支
    持部に −電磁駆動体、 −少なくとも一つの制御接触部、及び −少なくとも三つの負荷接触部、 が配置されていて、 それらの接触部がいずれも、接触ヘッドとそれとは間隔
    を空けて配置されている弾性素子脚部をそれぞれ一つず
    つ持つ二つの接触弾性素子及び弾性素子脚部と結合する
    少なくとも一つのピンから成っていて、また接触弾性素
    子の脚部が支持部に固定されており、 −それぞれが作動接触子と静止接触子を少なくとも一つ
    ずつ持つ制御接触部と負荷接触部が、駆動体に連結して
    いる共通の櫛形状体により強制誘導されるようになって
    いて、 −各接触部の接触弾性素子のそれぞれの一方が支持部に
    設けられた固定ストッパ ーにヘッド近くで接しており、 もう一方の接触弾性素子が櫛形状体の動きと共に強制作
    動されるように櫛形状体と噛み合っている、 強制誘導式安全継電器と三相交流電動機、特に短絡安定
    な電気モーターとの接続。
  4. 【請求項4】 シリーズ接続された二つの継電器が装備
    されていることを特徴とする、請求項3記載の接続。
  5. 【請求項5】 負荷接触部の各接触弾性素子が弾性素子
    脚部から少なくともヘッド近くにまで亘って、継電器の
    一方の側からもう一方の側へ達している隔離壁板によっ
    て互いに分離されていて、 −壁板が両サイドに於いてそれぞれ逆方向に曲がってお
    り、 −各屈曲部がそれぞれ両隣の別々の壁板と結合してい
    て、その壁板と屈曲部とで負荷接触部の接触弾性素子を
    取り巻く一まとまりの雷文形状型分離壁を形成している
    ことを特徴とする、電気絶縁性支持部に −電磁駆動体、 −少なくとも一つの制御接触部、及び −少なくとも三つの負荷接触部、 が配置されていて、 −それらの接触部がいずれも、接触ヘッドとそれとは間
    隔を空けて配置されている弾性素子脚部をそれぞれ一つ
    ずつ持つ二つの接触弾性素子及び弾性素子脚部と結合す
    る少なくとも一つのピンから成っていて、また接触弾性
    素子の脚部が支持部に固定されており、 −それぞれが作動接触子と静止接触子を少なくとも一つ
    ずつ持つ制御接触部と負荷接触部が、駆動体に連結して
    いる共通の櫛形状体により強制誘導されるようになって
    いて、 −各接触部の接触弾性素子のそれぞれの一方が支持部に
    設けられた固定ストッパ ーにヘッド近くで接しており、 −もう一方の接触弾性素子が櫛形状体の動きと共に強制
    作動されるように櫛形状体と噛み合っていることを特徴
    とする安全継電器。
  6. 【請求項6】 ストッパーが、同一接触部の接触弾性素
    子間に位置する壁板に口唇形状部を設けることによって
    形成されていることを特徴とする、請求項5記載の安全
    継電器。
  7. 【請求項7】 異なった接触部の接触弾性素子間に於い
    て、壁板が少なくとも接触ヘッド間に到るまでは上方に
    伸びていることを特徴とする、請求項5又は6記載の安
    全継電器。
  8. 【請求項8】 櫛形状体に於いては、櫛形状体と噛み合
    う接触弾性素子の接触ヘッドと二接触部間の壁板との間
    に、壁板に平行で、壁板に重なるような位置に狭路が構
    成されていることを特徴とする、請求項5〜7の何れか
    一項に記載の安全継電器。
  9. 【請求項9】 同一接触部の接触弾性素子間の壁板と屈
    曲部が同じ高さであることを特徴とする、請求項5〜8
    の何れか一項に記載の安全継電器。
  10. 【請求項10】 負荷接触部の接触弾性素子に於いて
    は、その両接触弾性素子のピンが支持部の相対する縁に
    あって、一方ヘッドはその間のセンターライン上に来る
    ように、弾性素子脚部が接触ヘッドに対して平坦な接触
    弾性素子面に於いて脇へずらされた位置に配置されてい
    ることを特徴とする、請求項5〜9の何れか一項に記載
    の安全継電器。
  11. 【請求項11】 負荷接触部の接触弾性素子がそれぞれ
    二つずつピンを有していることを特徴とする、請求項5
    〜10の何れか一項に記載の安全継電器。
  12. 【請求項12】 制御接触部が櫛形状体の作動方向に向
    けて並置されていて、櫛形状体の作動方向に沿った隔壁
    によって分離されていることを特徴とする、請求項5〜
    11の何れか一項に記載の安全継電器。
  13. 【請求項13】 櫛形状体の隔壁領域には細長い孔が設
    けてあり、隔壁の櫛形状体側の縁がこの孔に通されてい
    ることを特徴とする、請求項12記載の安全継電器。
  14. 【請求項14】 隔壁の櫛形状体側の縁が熊手状になっ
    ていているため、櫛形状体の作動方向に沿って条溝が形
    成され、そこへリブ付きカバーが被せられてリブがこの
    条溝内に通されていることを特徴とする、請求項12又
    は13記載の安全継電器。
  15. 【請求項15】 負荷接続部の対応する接触弾性素子相
    互間では、ただ、接触ヘッドを越えて上方に突き出てい
    るヘッド側末端部の長さだけが異なっていることを特徴
    とする、請求項5〜14の何れか一項に記載の安全継電
    器。
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