JP2001241835A - 陸上輸送用冷凍装置 - Google Patents

陸上輸送用冷凍装置

Info

Publication number
JP2001241835A
JP2001241835A JP2000056722A JP2000056722A JP2001241835A JP 2001241835 A JP2001241835 A JP 2001241835A JP 2000056722 A JP2000056722 A JP 2000056722A JP 2000056722 A JP2000056722 A JP 2000056722A JP 2001241835 A JP2001241835 A JP 2001241835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
heat insulating
condenser
unit
freezer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000056722A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Shimodaira
良美 下平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000056722A priority Critical patent/JP2001241835A/ja
Publication of JP2001241835A publication Critical patent/JP2001241835A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ部とエバポレータ部とを、断熱壁
を介して一体としたユニットを有する陸上輸送用冷凍装
置において、その断熱壁の重量を削減し、製作コストを
低減可能な構成とする。 【解決手段】 コンデンサ部1とエバポレータ部2を一
体に組み合わせる断熱壁30は、発泡成形された断熱材
50を有する。この断熱材50には、冷凍庫100への
取付側部の内側に金属板製のベース部材41、外側に押
さえ部材42が装着され、ボルト61によって締結され
ている。また、断熱材50の内側の、エバポレータなど
の取付け部位には、補強材43、その外側から補強材4
4が取付けられてボルト62により締結されている。補
強材43の端部はのところでベース部材41と溶接さ
れていて補強箱体を構成している。この断熱壁30は、
両側を取付ブラケット60で冷凍庫に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ部とエ
バポレータ部とを、断熱壁を介して一体としたユニット
を有する陸上輸送用冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】陸上輸送用冷凍装置の一般的な構造例を
図3に示してある。図3において、100は車両に搭載
された冷凍庫で、110は、冷凍装置のコンデンサ及び
エバポレータユニットである。このコンデンサ及びエバ
ポレータユニット110において、コンデンサ部とエバ
ポレータ部とを、断熱壁を介して一体とした、いわゆる
コンデンサ及びエバポレータ一体形の陸上輸送用冷凍装
置の従来の取付け構造の例を図4に示してある。
【0003】図4に示すように、コンデンサ及びエバポ
レータユニット110は、コンデンサ部1とエバポレー
タ部2で構成され、断熱壁3を介して一体化されたユニ
ットとなっている。このコンデンサ及びエバポレータユ
ニット110は、図5に示すように断熱壁3を冷凍庫1
00の前面上部にガスケット7を介して取付けることに
より装着されている。
【0004】図4に示すように、コンデンサ部1にはコ
ンデンサ8、コンデンサ8を冷却する冷却ファンアッセ
ンブリ9及び図示されていない冷媒機器及び配管類等が
配設されている。一方、断熱壁3によってコンデンサ部
1と仕切られたエバポレータ部2には、エバポレータ1
0、ファンアッセンブリ11及び図示されていない冷媒
機器及び配管類等が装備され、断熱壁3を貫通する図示
されていない冷媒配管を介してコンデンサ部1と接続さ
れている。エバポレータ部2は、空気吸込み通路12及
び冷風吹出し通路13の一部が冷凍庫100内を臨む位
置に設置されている。
【0005】コンデンサ部1とエバポレータ部2の間を
断熱する断熱壁3は、図5に示すように、プラスティッ
クを発泡成形、又は現場発泡した断熱材5と、コンデン
サ及びエバポレータユニット110の強度部材として断
熱材5の周囲に配設した木材6と、これらコンデンサ部
1側及びエバポレータ部2側両側の全面を覆う金属板4
a及び4bとから構成されている。
【0006】以上のように構成された冷凍装置におい
て、図示されていないコンプレッサから吐出された高
圧、高温の冷媒は、コンデンサ部1のコンデンサ8で熱
交換され液冷媒となってエバポレータ部2のエバポレー
タ10に圧送される。エバポレータ10に圧送された液
冷媒は、エバポレータ10でファンアッセンブリ11に
より吸い込まれた冷凍庫110内の空気と熱交換し、ガ
ス化して上記コンプレッサに戻る。エバポレータ10で
冷媒と熱交換して冷却された空気は、ファンアッセンブ
リ11によって冷風吹出し通路13から冷凍庫100内
に吹き出され、冷凍庫100内を冷却する。
【0007】以上説明した従来の陸上輸送用冷凍装置に
おいて、コンデンサ及びエバポレータユニット110内
の断熱壁3は、その単体強度確保と冷凍庫100への取
付け強度を維持するため、断熱材5の周囲に木材6を配
設し、それらの全面(コンデンサ側及びエバポレータ
側)を金属板4a及び4bで覆った構造としているの
で、コンデンサ及びエバポレータユニット110の重量
が増大し、かつ製作コストが高くなると言う問題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の陸上輸送用冷凍
装置が前記した問題点を有していた事に鑑み、本発明
は、コンデンサ及びエバポレータ一体形の陸上輸送用冷
凍装置において、そのコンデンサ部とエバポレータ部と
を一体のユニットに組み立てるための断熱壁の重量を削
減し、製作コストを低減しうる構成としたものを提供す
ることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、コンデンサ部とエバポレータ部とを、断
熱壁を介して一体としたユニットを有するコンデンサ及
びエバポレータ一体形の陸上輸送用冷凍装置において、
発泡成形された断熱材と、冷凍庫への取付け部や冷凍装
置関連機器装着場所等、同断熱材の強度を要する部分だ
けに装着された金属板製の補強箱体とによって前記断熱
壁を構成した陸上輸送用冷凍装置を提供する。
【0010】本発明による陸上輸送用冷凍装置におい
て、コンデンサ部とエバポレータ部とを一体のユニット
に構成するための発泡成形された断熱材には、冷凍庫へ
の取付け部や冷凍装置関連機器装着場所などの強度が必
要な個所に限定して金属板製の補強箱体で構成した強度
部材を配置していて、所要個所の必要強度を維持しつ
つ、重量の削減及び製作コストの低減を実現したものと
している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の陸上輸送用冷凍装
置の実施の一形態を、図1,図2を用いて具体的に説明
する。図1,図2において、コンデンサ部3とエバポレ
ータ部2とを一体のコンデンサ及びエバポレータユニッ
ト110に構成するために用いられる断熱壁30の断熱
材50は、プラスティックを発泡成形したもので、成形
後その外側及び内側の全表面に防水コーティング処理が
施されている。
【0012】断熱材50の開口側、すなわち冷凍庫10
0への取付側部の内側には、これに内接して開口部40
を有する金属板製のベース部材41が装着されており、
一方、断熱材50の冷凍庫100への取付側部の外側に
は、ベース部材41に相対してL形断面形状を有する金
属板の押さえ部材42がベース部材41との間に断熱材
50を挟み込む形で装着され、複数個のボルト61によ
り締結され一体化されている。
【0013】断熱材50の内側には、図4により説明し
たように、エバポレータ、ファンアッセンブリ、冷媒機
器等が装着されるが、それらエバポレータ、ファンアッ
センブリ、冷凍機器等の取付け部位には、エバポレータ
部2側から補強材43及びコンデンサ部3側から補強材
44が断熱材50を挟み込んで取付けられ、それらは複
数のボルト62により締結一体化されると共に、補強材
43がベース部材41と接する端部はベース部材41
に溶接固定されている。
【0014】上記のように構成された断熱壁30は、断
熱材50の押さえ部材42の側面部に溶接又はボルト6
3により装着された複数の取付ブラケット60によっ
て、ガスケット70を介して冷凍庫100にボルト64
により取付けられる。
【0015】以上説明したように、図1及び図2に示し
たコンデンサ及びエバポレータユニット110の断熱壁
30は、冷凍庫100への取付け部となる断熱材50の
部分を、内外から金属板のベース部材41及び押さえ部
材42で挟み込み、複数のボルト61により締結して金
属板ベース部材41及び押さえ部材42による箱体構造
を構成している。そして上記押さえ部材42の側面に
は、冷凍庫100への取付け用の取付ブラケット60が
複数個一体に装着されて断熱材50を冷凍庫100へし
っかりと固定している。このように、従来用いられてい
た補強用の木材を除去しても十分な強度を維持すること
が出来、断熱材50は、ガスケット70を介して冷凍庫
100に取付けることが可能となる。
【0016】更に、エバポレータ部2における図示を省
略した関連機器、例えばエバポレータ、ファンアッセン
ブリ、冷媒機器等を配設するために強度が必要な個所
に、断熱材50を挟み込んで、内側のエバポレータ部2
側から補強材43及び外側から補強材44が取付けら
れ、それらを複数のボルト62により締結すると共に、
補強材43の端部を上記ベース部材41に溶接固定し
ているので、補強材43及び補強材44は、上記ベース
部材41及び押さえ部材42による箱体構造と一体構造
となり、上記した関連機器を装着する上で必要とする強
度が維持出来る補強箱体を構成している。
【0017】以上説明したように、図1,図2に示した
断熱壁30においては強度が必要な個所に限定して金属
板の強度部材を配置した構造としていて重量の削減及び
製作コストの低減を実現することが出来る。
【0018】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。例えば、上記実施形態ではベース部材4
1、押さえ部材42、補強材43と44により一体構造
の補強箱体を構成しているが、補強箱体構造は、これに
限定されず、適宜の構造の補強箱体を採用してよい。
【0019】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、コンデンサ部
とエバポレータ部とを、断熱壁を介して一体としたユニ
ットを有するコンデンサ及びエバポレータ一体形の陸上
輸送用冷凍装置において、発泡成形された断熱材と、冷
凍庫への取付け部や冷凍装置関連機器装着場所等、同断
熱材の強度を要する部分だけに装着された金属板製の補
強箱体とによって前記断熱壁を構成した陸上輸送用冷凍
装置を提供する。
【0020】本発明による陸上輸送用冷凍装置において
は、コンデンサ部とエバポレータ部とを一体のユニット
に構成するための発泡成形された断熱材に対して、前記
したように、冷凍庫への取付け部や冷凍装置関連機器装
着場所などの強度が必要な個所に限定して金属板製の補
強箱体で構成した強度部材を配置していて、所要個所の
必要強度を維持しつつ、重量の削減及び製作コストの低
減を実現したものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による陸上輸送用冷凍装
置における断熱壁の構造を示す断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】陸上輸送用冷凍装置の一般的な構造例を示す説
明図。
【図4】従来の陸上輸送用冷凍装置におけるコンデンサ
及びエバポレータユニットの構造を示す断面図。
【図5】図4における断熱壁の構造を詳細に示す断面
図。
【符号の説明】
1 コンデンサ部 2 エバポレータ部 3 断熱壁 4a 金属板 4b 金属板 5 断熱材 6 木材 7 ガスケット 8 コンデンサ 9 冷却ファンアッセンブリ 10 エバポレータ 11 ファンアッセンブリ 12 空気吸込み通路 13 冷風吹出し通路 30 断熱壁 40 開口部 41 ベース部材 42 押さえ部材 43 補強材 44 補強材 50 断熱材 60 取付ブラケット 61 ボルト 62 ボルト 63 ボルト 64 ボルト 70 ガスケット 100 冷凍庫 110 コンデンサ及びエバポレータユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ部とエバポレータ部とを、断
    熱壁を介して一体としたユニットを有するコンデンサ及
    びエバポレータ一体形の陸上輸送用冷凍装置において、
    発泡成形された断熱材と、同断熱材の強度を要する部分
    に装着された金属板製の補強箱体とによって前記断熱壁
    を構成したことを特徴とする陸上輸送用冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記補強箱体が装着される断熱壁部分
    が、冷凍庫への取付け部、冷凍装置関連機器装着場所で
    あることを特徴とする請求項1に記載の陸上輸送用冷凍
    装置。
JP2000056722A 2000-03-02 2000-03-02 陸上輸送用冷凍装置 Withdrawn JP2001241835A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056722A JP2001241835A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 陸上輸送用冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000056722A JP2001241835A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 陸上輸送用冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001241835A true JP2001241835A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18577620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000056722A Withdrawn JP2001241835A (ja) 2000-03-02 2000-03-02 陸上輸送用冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001241835A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2442055A4 (en) * 2009-06-10 2016-01-13 Daikin Ind Ltd TRAILER REFRIGERATION DEVICE

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2442055A4 (en) * 2009-06-10 2016-01-13 Daikin Ind Ltd TRAILER REFRIGERATION DEVICE
US9285158B2 (en) 2009-06-10 2016-03-15 Daikin Industries, Ltd. Trailer refrigerating apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3824010B1 (ja) 冷蔵庫
JP4158814B2 (ja) 冷蔵庫
JPS6346363A (ja) 冷凍装置用取付架台構造
EP2789952B1 (en) Refrigerator
EP2789948B1 (en) Refrigerator
JPH08247632A (ja) 冷蔵庫
JP2001241835A (ja) 陸上輸送用冷凍装置
JPH11142046A (ja) 断熱壁
JP2000105047A (ja) 冷凍庫
JP3309737B2 (ja) コンテナ用冷凍装置
JPH08337285A (ja) 冷凍コンテナ用冷凍装置のケーシング構造
WO2021065119A1 (ja) コンテナ用冷凍装置
JP2009008304A (ja) コンテナ用冷凍装置
TWI542500B (zh) Frame construction of refrigeration device for vehicle
JP2022020229A (ja) 冷却ユニットおよび保冷庫ならびに移動可能な保冷庫
JPS5924931Y2 (ja) 車両用空気調和装置の冷却器
JPH0514136Y2 (ja)
JPS5835991Y2 (ja) 冷蔵庫
JP2001063795A (ja) 断熱槽
JPS596384Y2 (ja) 冷凍庫
JPS644064Y2 (ja)
JPS5824141Y2 (ja) 冷凍装置
JP4177153B2 (ja) 冷凍ユニット
JP2003130532A (ja) プレハブ冷凍・冷蔵庫用冷却ユニット
JPH0518653A (ja) 一体形冷凍冷蔵ユニツト

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605