JP2001240236A - コンベヤ - Google Patents

コンベヤ

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JP2001240236A
JP2001240236A JP2000055219A JP2000055219A JP2001240236A JP 2001240236 A JP2001240236 A JP 2001240236A JP 2000055219 A JP2000055219 A JP 2000055219A JP 2000055219 A JP2000055219 A JP 2000055219A JP 2001240236 A JP2001240236 A JP 2001240236A
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conveyor
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JP2000055219A
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Masakatsu Kondo
雅勝 近藤
Kiyoshi Uechi
毅佳 上地
Michio Ueda
道雄 植田
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Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
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Priority to DK01200741T priority patent/DK1145995T3/da
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Priority to AT01200741T priority patent/ATE393109T1/de
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B65/00Details peculiar to packaging machines and not otherwise provided for; Arrangements of such details
    • B65B65/02Driving gear

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 コンベヤは、間欠駆動チェーン45A、45B
が巻き掛けられた駆動スプロケット43A、43Bおよび従動
スプロケット44A、44Bと、従動スプロケット44A、44Bの
回転量を測定するロータリエンコーダ55A、55Bと、ロー
タリエンコーダ55A、55Bの測定値を、従動スプロケット
44A、44Bの回転量に対応する運転支援動作情報として処
理する処理装置61とを備えている。処理装置61は、チェ
ーン間欠駆動1ピッチの移動間における時系列的チェー
ン基準位置を設定する設定手段と、ロータリエンコーダ
55A、55Bの測定値に基づいて、チェーン基準位置に対応
するを演算するチェーン現実位置を演算する演算手段
と、チェーン基準位置とチェーン現実位置のずれ量を演
算する演算手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、包装機
械に用いられる容器搬送コンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンベヤとしては、間欠駆動チ
ェーンが巻き掛けられた駆動スプロケットおよび従動ス
プロケットを備えており、チェーンに複数の容器ホルダ
がチェーン駆動ピッチに対応する間隔で取付けられてお
り、チェーンが、充填装置およびシール装置を含む装置
群を順次経由してのびた容器搬送経路を有しているもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記コンベヤにおいて
は、容器ホルダは、充填装置およびシール装置等の所定
の作動位置に正確に停止させらせることが必要である。
そうでなければ、容器に対する所要の包装動作が行えな
くなるからである。ところが、時間の経過とともに、チ
ェーンの伸びは避けることができず、伸びが、ある限界
以上になると、包装動作に不具合が生じ始める。この不
具合の発生によりメンテナンスをするようにしていた
が、効率的ではなかった。
【0004】この発明の目的は、チェーンの停止位置、
移動動作等の運転支援動作情報を容易に手に入れ、チェ
ーンのメンテナンス等を容易かつ効率的に行うことので
きるコンベヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるコンベヤ
は、間欠駆動チェーンが巻き掛けられた駆動スプロケッ
トおよび従動スプロケットを備えているコンベヤにおい
て、従動スプロケットの回転量を測定する測定器と、測
定器の測定値を、従動スプロケットの回転量に対応する
チェーン移動量を含む運転支援動作情報として処理する
処理装置とを備えていることを特徴とするもである。
【0006】この発明によるコンベヤでは、従動スプロ
ケットの回転量を測定し、これに基づいて、運転支援動
作情報が得られるから、これにより、チェーンのメンテ
ナンス等を容易かつ効率的に行うことができる。
【0007】さらに、処理装置が、チェーン間欠駆動1
ピッチの移動間における時系列的チェーン基準位置を設
定する設定手段と、測定器の測定値に基づいて、チェー
ン基準位置に対応するチェーン現実位置を演算する演算
手段と、チェーン基準位置とチェーン現実位置のずれ量
を演算する演算手段とを備えていると、チェーン間欠駆
動1ピッチの移動間におけるチェーンの動的変動を観察
することができる。
【0008】また、処理装置が、チェーン1周の移動間
におけるチェーン間欠駆動1ピッチ毎の複数のチェーン
基準停止位置を設定する設定手段と、測定器の測定値に
基づいて、チェーン基準停止位置に対応するチェーン現
実停止位置を演算する演算手段と、チェーン基準停止位
置とチェーン現実停止位置のずれ量を演算する演算手段
とを備えていると、チェーン1周の移動間におけるチェ
ーンの静的変動を観察することができる。
【0009】この発明による他のコンベヤは、一対の間
欠駆動チェーンがそれぞれ巻き掛けられた一対ずつの駆
動スプロケットおよび従動スプロケットを備えているコ
ンベヤにおいて、一方の従動スプロケットの回転量を測
定する第1測定器と、他方の従動スプロケットの回転量
を測定する第2測定器と、両測定器の測定値を、チェー
ン移動量を含む運転支援動作情報として処理する処理装
置とを備えていることを特徴とするものである。
【0010】この発明による他のコンベヤでは、一対の
チェーンを備えているコンベヤに対しても、チェーンの
メンテナンス等に対応することができる。
【0011】上記の他のコンベヤにおいても、処理装置
が、チェーン1周の移動間におけるチェーン間欠駆動1
ピッチ毎の複数のチェーン基準停止位置を両チェーンに
対して共通して設定する設定手段と、両測定器の測定値
に基づいて、チェーン基準停止位置に対応する両チェー
ンの現実停止位置をそれぞれ演算する演算手段と、チェ
ーン基準停止位置と両チェーンの現実停止位置のずれ量
をそれぞれ演算する演算手段とを備えていると、チェー
ン1周の移動間における両チェーンの静的変動を観察す
ることができる。
【0012】また、チェーンに複数の容器ホルダがチェ
ーン駆動ピッチに対応する間隔で取付けられており、チ
ェーンが、充填装置およびシール装置を含む装置群を順
次経由してのびた容器搬送経路を有していると、容器ホ
ルダを装置群の所望の動作位置に停止させることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
【0014】包装機械は、図1にその全体を概略的に示
すように、角筒状容器Cをはめ被せた放射状マンドレル
11を有し、反時計方向に間欠的に駆動される容器底部成
形用ロータ12と、これの下方を搬送経路の始端として前
向きにのびた搬送経路を有する容器搬送コンベヤ13とを
備えている。
【0015】ロータ12の周囲にはフィーダ21、ボトムヒ
ータ22、ボトムブレーカ23、フォールディングレール2
4、ボトムプレス25およびアンローダ26がロータ回転方
向に順次配置されている。コンベヤ13の搬送経路にそっ
て一次トップブレーカ31、充填装置32、二次トップブレ
ーカ33、トップヒータ34およびトップシール装置35が順
次配置されている。
【0016】図2を参照すると、コンベヤ13は、左右一
対の垂直状駆動軸41A、41Bおよびこれら駆動軸41A、41Bの
後方に間隔をおいて配置されている左右一対の垂直状支
持軸42A、42Bと、左駆動軸41Aに上下に間隔をおいて固定
されている上下2つの左駆動スプロケット43Aおよび右
駆動軸41Bに上下に間隔をおいて固定されている上下2
つの右駆動スプロケット43Bと、左支持軸42Aに上下に間
隔をおいて取付られている上下2つの左従動スプロケッ
ト44Aおよび右支持軸42Bに上下に間隔をおいて取付られ
ている上下2つの右従動スプロケット44Bと、両左駆動
スプロケット43Aおよび左従動スプロケット44Aの上下同
じ側のもの同士にそれぞれ巻き掛けられている上下2つ
の左チェーン45Aおよび両右駆動スプロケット43Bおよび
右従動スプロケット44Bの上下同じ側のもの同士にそれ
ぞれ巻き掛けられている上下2つの右チェーン45Bと、
左右のチェーン45A、45B間下方を前向きにのびている水
平ガイドレール46を備えている。
【0017】両駆動軸41A、41Bには左右一対のロータリ
エンコーダ49A、49Bが接続されている。上下2つずつの
左右従動スプロケット44A、44Bのうち、上側の左右従動
スプロケット44A、44Bには左右一対のロータリエンコー
ダ55A、55Bがそれぞれ接続されている。
【0018】両支持軸42A、42Bは、左右一対の水平揺動
アーム52A、52Bの先端部に直立状に支持されている。両
支持軸42A、42Bには、左右一対の後向き流体圧シリンダ5
3A、53Bのピストンロッドがそれぞれ連結されている。流
体圧シリンダ53A、53Bは、そのシリンダ側が水平揺動自
在に支持され、そのピストンロッドが任意の進退位置で
ロック機構54A、54Bによって固定解除自在に固定される
ようになっている。また、流体圧シリンダ53A、53Bに
は、そのピストンロッドの進退量を測定する距離(変
位)センサが内蔵されている。
【0019】両左チェーン45Aには複数の垂直状L字片5
6Aが渡し止められ、これに対応するように、両右チェー
ン45Bにも複数の垂直状L字片56Bが渡し止められてい
る。
【0020】サーボモータ51により、図2中、平面より
見て、左駆動軸41Aが反時計方向に、右駆動軸41Bが時計
方向に同期して間欠的に駆動され、これにより、左右の
チェーン45A、45Bの相対する部分がともに前向きに移動
し、これが送り側移動経路を形成している。左右のチェ
ーン45A、45Bの2つずつのL字片56A、56Bがホルダを形成
し、送り側移動経路を移動中のホルダが容器Cの4つの
角にあてがわれ、ガイドレール46によって容器Cの底が
受けられた状態で容器Cが搬送されるようになってい
る。
【0021】サーボモータ51は、図示しない制御器によ
って制御され、制御器に設定されるパルス等によって、
チェーン45A、45Bは、任意の位置に停止可能である。
【0022】コンベヤを長期間にわたって運転し、チェ
ーン45A、45Bがのびると、ロック機構54A、54Bによる流体
圧シリンダ53A、53Bのピストンロッドのロックを解除
し、ピストンロッドを進出させると、流体圧シリンダ53
A、53Bによる圧力がチェーン45A、45Bに作用させられ、チ
ェーン45A、45Bが張られた状態となる。そうすれば、再
び、ロック機構54A、54Bによってピストンロッドをロッ
クしておけばよい。このようにすれば、チェーン45A、45
Bに流体圧シリンダ53A、53Bによる圧力が常時作用させら
れないため、チェーン45A、45Bの伸びに関しては、有利
である。ただし、場合によっては、チェーン45A、45Bに
同圧力を常時作用させるようにしても良い。そうする
と、チェーン45A、45Bが常時張られた状態で使用される
ことになる。
【0023】両流体圧シリンダ53A、53Bにより両チェー
ン45A、45Bに作用させる圧力の大きさは、同じであって
も良く、両チェーン45A、45Bの伸びの相違に対応して一
方を他方より大きくするように変えても良い。
【0024】左右の駆動スプロケット43A、43Bの回転角
度は、駆動側ロータリエンコーダ49A、49Bによって別々
に測定されるとともに。左右の従動スプロケット44A、44
Bの回転角度は、従動側ロータリエンコーダ55A、55Bによ
って別々に測定される。
【0025】以下に、駆動側および従動側ロータリエン
コーダ49A、49B、55A、55Bの測定値を、運転支援動作情報
として処理し、有効に活用する手順を様々に説明する。
【0026】図3は、コンベヤの運転保全支援システム
用処理装置61の構成図である。処理装置61は、演算ユニ
ット62を有している。演算ユニット62には、駆動側およ
び従動側ロータリエンコーダ49A、49B、55A、55Bからの測
定値が入力される。演算ユニット62では、同測定値に基
づいて、所要の演算が行われ、演算結果は、D/A変換ユ
ニット63を介して記録計64へ送られるとともに、表示器
65へ送られる。記録計64では演算結果が記録され、表示
器65では演算結果が表示される。一方、演算結果が異常
であった場合、演算ユニット62からは停止信号および警
報信号が出力される。停止信号に基づいてコンベヤの運
転が停止され、警報機66は警報を発信する。
【0027】駆動側ロータリエンコーダ49A、49Bは、サ
ーボモータ51によって駆動されるため、常時理想的に動
作することから、省略することもできる。本実施例にお
いては、サーボモータ51から駆動軸41A、41Bの間の機械
的なロスも考慮して、駆動側ロータリエンコーダ49A、4
9Bを設けており、駆動側ロータリエンコーダ49A、49Bか
ら出力されるパルス信号は、基準値を設定するためのも
のとして用いられている。従動側ロータリエンコーダ55
A、55Bは、従動側スプロケット44A、44Bの現実の回転角度
に対応するパルス信号を出力し、これは、現実値として
用いられる。パルス信号は、これに比例する両駆動およ
び従動スプロケット43A、43B、44A、44Bの回転角度および
これに比例するチェーン移動量(スプロケット巻掛時)
として換算される。
【0028】図4は、駆動および従動スプロケット43A、
43B、44A、44Bの動作波形を、コンベヤ間欠駆動1ピッチ
(コンベヤ1サイクル)毎に示すものである。横軸に時
間が、縦軸に駆動および従動スプロケット回転角度(無
次元)がそれぞれ取られている。Aで示す動作波形の1
つずつの波がコンベヤ1サイクルに対応する駆動および
従動スプロケット43A、43B、44A、44Bのそれぞれの動作を
示している。波形Aは、各サイクル毎にリセットされ、
原点0に復帰させられている。なお、波形Aにおいて、
駆動および従動スプロケット43A、43B、44A、44Bの動作に
は表示しうる程度の差違が無いため、1つの共通の線で
示されているように見える。それで、駆動および従動ス
プロケット43A、43B、44A、44Bのそれぞれの動作波形の差
違を20倍に拡大したものが波形Bである。
【0029】図5は、図4に示す動作波形の1サイクル
を時間的に拡大したものを示している。従動スプロケッ
ト44A、44Bの動作は、移動開始直後では駆動スプロケッ
ト43A、43Bの動作に最大ずれ量Gだけ遅れ、その後、徐
々に回復し、停止する直前に、駆動スプロケット43A、43
Bの動作に追いつき、追い越してから停止する様子が見
てとれる。図4および図5により、コンベヤ1サイクル
の間におけるチェーンの動的変動が観察される。
【0030】従動スプロケット44A、44Bの遅れ、すなわ
ち、駆動スプロケット43A、43Bの動作と従動スプロケッ
ト44A、44Bの動作のずれ量Gは、駆動スプロケット43A、4
3Bに従動スプロケット44A、44Bが追従する程度を示すも
のであり、これは、主として、チェーン45A、45Bが伸び
て弛みを生じさせていることに対応するものである。ず
れ量が大きければ大きい程、チェーン45A、45Bが不用意
で急激な動作をする傾向を示し、ホルダに保持された容
器C内の充填液が大きく揺れることになる。充填液が大
きく揺れてこぼれると、シール不良を来す要因となる。
ずれ量が設定値を超えると、演算ユニット62は、停止信
号および警報信号を出力し、所要のメンテナンスが行わ
れる。ずれ量の設定値は、例えば、7度である。
【0031】図4および図5に示される波形を常時監視
するようにすれば、チェーン45A、45Bの部分的異常、容
器のかみ込み、通常でない負荷が加わったこと等を検出
することができ、コンベヤを非常停止させることができ
る。
【0032】図6および図7は、チェーン45A、45Bが1
周する間におけるコンベヤ1サイクル毎の駆動および従
動スプロケット43A、43B、44A、44Bの停止位置のずれ量の
ばらつきを、図6が左チェーン45Aについて、図7が右
チェーン45Bについて示すものである。
【0033】横軸に、チェーン45A、45Bが1周する周期
T1、T2が取られ、縦軸に、これら周期間T1、T2にお
けるコンベヤ1サイクル毎の停止位置におけるばらつき
が連続的に取られている。駆動スプロケット43A、43Bの
停止位置は常に原点0を指し、これが、チェーン1周の
移動間におけるチェーン間欠駆動1ピッチ毎の複数のチ
ェーン基準停止位置となる。波形CAおよびCBは、従動
スプロケット44A、44Bの原点0からの現実のずれ量を、
従動スプロケット44A、44Bの回転角度が、単位をmmに
換算されチェーン停止位置ばらつきとして示したもので
ある。波形CAおよびCBは、初期状態の時を示し、この
状態より、一定時間経過した状態の波形がDAおよびDB
である。
【0034】ここで注目すべきは、つぎの事実である。
チェーン1周の各周期T1、T2におけるずれ量のばらつき
を示すパターンは、規則性を持っており、どの周期T1、T
2においてもパターンは同じである。
【0035】時間の経過とともに、チェーン45A、45Bが
伸びていき、この間の変化が波形CAおよびCBから波形
DAおよびDBへの推移として読みとれ、これは、チェー
ン45A、45Bの静的変動を示すものである。この静的変動
の様子を時間の経過とともに測定することにより、パタ
ーンのずれ量がメンテナンスを必要とする限界に達する
までの時間を推測することができる。これにより、演算
ユニット62は、停止信号および警報信号を出力する。ず
れ量の限界は、例えば、従動スプロケット44A、44Bのと
ころで2.0mm、充填装置のところで2.0mm、シ
ール装置のところで1.5mmである。
【0036】また、パターンがプラス方向にずれて、限
界に達したような場合、マイナス方向に戻した位置でチ
ェーン45A、45Bを停止させるように調整すれば、充填装
置およびシール装置等の所望動作位置で容器Cを停止さ
せることが可能になる。
【0037】さらに、上記のように、チェーン45A、45B
の伸びとともにパターンがプラス方向にずれていくよう
な場合、このパターンのうち、例えば、停止位置のばら
つきが最小値を示す特定の位置でチェーン45A、45Bを停
止させ、この位置がマイナス側の限界値近くになるよう
にチェーン45A、45Bの停止位置を調整することで、パタ
ーンのずれ量がメンテナンスを必要とする限界に達する
までの時間を延長することが可能である。逆に、チェー
ン45A、45Bの伸びとともにパターンがマイナス方向にず
れていくような場合は、このパターンのうち、例えば、
停止位置のばらつきが最大値を示す特定の位置でチェー
ン45A、45Bを停止させ、この位置がプラス側の限界値近
くになるようにチェーン45A、45Bの停止位置を調整する
ことで、パターンのずれ量がメンテナンスを必要とする
限界に達するまでの時間を延長することが可能である。
【0038】上記において、左右の駆動および従動スプ
ロケットの回転角度を測定するようにしているが、少な
くともいずれか一方の従動スプロケットの回転角度を測
定するだけでも、この発明は構成される。また、従動ス
プロケットの回転角度の測定は、ロータリエンコーダで
なくても、他の機器、例えば、レーザセンサによっても
良い。
【0039】左右の従動スプロケットにそれぞれ測定器
を設けると、左右のチェーンそれぞれについてばらつき
のパターンを知ることができ、このパターンが同期する
ように調整することで、左右のチェーンに設けられてい
るそれぞれ対応する容器ホルダ(垂直L字片)の搬送方
向のズレを少なくすることができる。
【0040】左右の駆動スプロケットは1つのサーボモ
ータで駆動しても良いが、それぞれ別のサーボモータで
駆動することで、上記調整を自動化することができる。
【0041】従動スプロケットの回転量を測定する測定
器を設けることで、チェーンの伸びによって不具合の発
生しやすかった従動スプロケット付近(本実施例ではコ
ンベヤへの容器供給部)の状態を確実に監視することが
でき、不具合の発生を未然に防止することができる。
【0042】容器搬送方向上流側を駆動部、下流側を従
動部としてもよい。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、チェーンの停止位
置、移動動作等の運転支援動作情報を容易に手に入れ、
チェーンのメンテナンス等を容易かつ効率的に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるコンベヤを含む包装機械全体の
側面図である。
【図2】この発明によるコンベヤの斜視図である。
【図3】同コンベヤの情報処理装置の構成図である。
【図4】従動スプロケットの動作波形を示すグラフであ
る。
【図5】図4の一部を拡大して示すグラフである。
【図6】左従動スプロケットの移動量のばらつきを示す
グラフである。
【図7】右従動スプロケットの移動量のばらつきを示す
グラフである。
【符号の説明】
43A、43B 駆動スプロケット 44A、44B 従動スプロケット 45A、45B チェーン 55A、55B ロータリエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 道雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内 Fターム(参考) 3F027 AA04 CA01 DA01 DA08 EA01 EA06 FA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠駆動チェーンが巻き掛けられた駆動
    スプロケットおよび従動スプロケットを備えているコン
    ベヤにおいて、 従動スプロケットの回転量を測定する測定器と、測定器
    の測定値を、従動スプロケットの回転量に対応する運転
    支援動作情報として処理する処理装置とを備えているこ
    とを特徴とするコンベヤ。
  2. 【請求項2】 処理装置が、チェーン間欠駆動1ピッチ
    の移動間における時系列的チェーン基準位置を設定する
    設定手段と、測定器の測定値に基づいて、チェーン基準
    位置に対応するチェーン現実位置を演算する演算手段
    と、チェーン基準位置とチェーン現実位置のずれ量を演
    算する演算手段とを備えている請求項1記載のコンベ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 処理装置が、チェーン1周の移動間にお
    けるチェーン間欠駆動1ピッチ毎の複数のチェーン基準
    停止位置を設定する設定手段と、測定器の測定値に基づ
    いて、チェーン基準停止位置に対応するチェーン現実停
    止位置を演算する演算手段と、チェーン基準停止位置と
    チェーン現実停止位置のずれ量を演算する演算手段とを
    備えている請求項1記載のコンベヤ。
  4. 【請求項4】 一対の間欠駆動チェーンがそれぞれ巻き
    掛けられた一対ずつの駆動スプロケットおよび従動スプ
    ロケットを備えているコンベヤにおいて、一方の従動ス
    プロケットの回転量を測定する第1測定器と、他方の従
    動スプロケットの回転量を測定する第2測定器と、両測
    定器の測定値を、運転支援動作情報として処理する処理
    装置とを備えていることを特徴とするコンベヤ。
  5. 【請求項5】 処理装置が、チェーン1周の移動間にお
    けるチェーン間欠駆動1ピッチ毎の複数のチェーン基準
    停止位置を両チェーンに対して設定する設定手段と、両
    測定器の測定値に基づいて、チェーン基準停止位置に対
    応する両チェーンの現実停止位置をそれぞれ演算する演
    算手段と、チェーン基準停止位置と両チェーンの現実停
    止位置のずれ量をそれぞれ演算する演算手段とを備えて
    いる請求項4記載のコンベヤ。
  6. 【請求項6】 チェーンに複数の容器ホルダがチェーン
    駆動ピッチに対応する間隔で取付けられており、チェー
    ンが、充填装置およびシール装置を含む装置群を順次経
    由してのびた容器搬送経路を有している請求項1〜5の
    いずれか1つに記載のコンベヤ。
JP2000055219A 2000-03-01 2000-03-01 コンベヤ Pending JP2001240236A (ja)

Priority Applications (6)

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