JPH036055B2 - - Google Patents

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JPH036055B2
JPH036055B2 JP22503685A JP22503685A JPH036055B2 JP H036055 B2 JPH036055 B2 JP H036055B2 JP 22503685 A JP22503685 A JP 22503685A JP 22503685 A JP22503685 A JP 22503685A JP H036055 B2 JPH036055 B2 JP H036055B2
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JP
Japan
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ratio
eye mark
sealer
variable ratio
horizontal sealer
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Application number
JP22503685A
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English (en)
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JPS6294531A (ja
Inventor
Juji Komi
Mitsuo Tanaka
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Kawashima Packaging Machinery Ltd
Original Assignee
Kawashima Packaging Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Kawashima Packaging Machinery Ltd filed Critical Kawashima Packaging Machinery Ltd
Priority to JP22503685A priority Critical patent/JPS6294531A/ja
Publication of JPS6294531A publication Critical patent/JPS6294531A/ja
Publication of JPH036055B2 publication Critical patent/JPH036055B2/ja
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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、紙引きロールによりロール状の包装
フイルムを引出して製袋器に導き、該製袋器とセ
ンターシーラーで連続状の筒状のフイルム包装体
に形成するとともに、物品供給コンベアで物品を
製袋器に導いて筒状のフイルム包装体内に一定間
隔毎に挿入した後、送りコンベアで横シーラーに
導いて横シーラーにより品物と品物の間の包装材
の空隙部に移行方向に対して直角方向にシールを
入れる自動包装機に係り、 紙引きロールとセンターシーラーを、横シーラ
ー物品供給コンベアを駆動する主モータとは別の
駆動源により駆動するもので、駆動源にサーボモ
ータが採用され主モータと同期を取つた自動包装
機の運転制御装置に関する。
<従来技術> 第3図は、従来の自動包装機の運転制御装置を
示す。
該自動包装機は、第一紙引きロール1によりロ
ール状の包装フイルムF1を引出して製袋器2に
導き、該製袋器2とその下の第二紙引きロール3
及びセンターシーラー4とで連続状の筒状のフイ
ルム包装体F2に形成するとともに、物品供給コ
ンベア5で物品W(被包装品)を製袋品2に導い
て筒状のフイルム包装体F2内に一定間隔毎に挿
入した後、横シーラー6に導いて、該横シーラー
6により品物Wと品物Wの間の包装体F2の空隙
部に移行方向に対して直角方向にシール及びカツ
トを入れ、搬出コンベア7で包装済の製品Sを搬
出するものである。
図示の横シーラー6は、回転シーラーであり、
上下の回転軸6a,6bが互いに反対回転するよ
うに捲掛けされており、下の回転軸6bに、主モ
ータ8を駆動源にして二つの差動歯車機構9,1
0を直列に経由し次いで不等速クランク機構11
を経由して動力伝達され駆動される。物品供給コ
ンベア5は、主モータ8を駆動源にして変速手段
(これはフイルム長さの変更に対応させるもので、
クラツチ切換えによるチエーン捲掛け機構などが
用いられる)12を経由して駆動スプロケツト5a
の回転軸5bに動力伝達され駆動される。第一紙
引きロールと第二紙引きロール3とセンターシー
ラー4は、主モータ8を駆動源にして変速機13
を経由し、次いで差動歯車機構14を経由して動
力伝達され駆動される。搬出コンベア7は、差動
歯車機構14は先より動力を分岐され、変速手段
15(これは物品供給コンベア5の物品供給速度
の例えば1.5倍とするためのもので、チエーン捲
掛け増速機構が用いられる)を経由して駆動スプ
ロケツト7aの回転軸7bに動力伝達され駆動さ
れる。
そうして、ロール状の包装フイルムF1に設け
られたアイマークm,m間に品物Wが収容され、
横シーラー6が品物Wを噛み込まずにアイマーク
mを横シールするものでなければならないので、
以下の三つの同期を取らねばならない。
() ロール状の包装フイルムF1に設けられた
アイマークm,m間に品物Wが収容されるよう
に、品物Wの供給速度及び供給間隔にロール状
の包装フイルムF1の供給速度及びアイマーク
m,mの間隔を一致させる同期を取ること。
() 横シーラー6が品物Wを噛み込まないよう
に、横シーラー6の一作業サイクルに合わせて
品物Wの供給速度及び供給間隔との同期を取る
こと。
() 横シーラー6がアイマークmに合致して横
シールするように、自動模様合せの同期を取る
こと。
以下、これらに同期を取るための種々の調整を
説明すると、 今、品物Wの長さが、であるとすれば、ロール
状の包装フイルムF1は、アイマークmとアイマ
ークmのピツチpが、〔l+k〕(lは品物Wの長
さ;kは横シーラー6でのシールに必要な物品W
と物品Wとの隙間)となるように選択され、これ
に伴い、物品供給コンベア5の送り爪5c,5
c,……の間隔bをl+sに等しくなるように調
整する。そして、変速手段12を調整して、物品
供給コンベア5の物品供給速度を、横シーラー6
での一作業サイクル毎に合致させるとともに、変
速機13を調整して、第一紙引きロール1、第二
紙引きロール3及びセンターシーラー4を、横シ
ーラー6での一作業サイクル毎に合致させる。た
だし、この場合の変速機13の調整は、主モータ
8を起動した状態でパイロツトモータ16を回転
することにより行うことができる。そして、作業
を開始して、もしもアイマークが横シーラー6の
一作業サイクル毎にシール位置から8mm以上大き
くずれてしまう場合には、再び空運転してパイロ
ツトモータ16を回転して変速機13の変速比を
再度調整する。
しかして、主モータ8を少しの間起動して、包
装フイルムF1に引出して製袋器2に導き、該製
袋器2とセンターシーラー4とで連続状の筒状の
フイルム包装体F2に形成するとともに、物品供
給コンベア5で物品Wを製袋器2に導いてフイル
ム包装体F2内に一定間隔毎に挿入した状態とし
て横シーラー6の直前まで送つて停止する。そし
て、フイルム包装体F2内の品物Wと品物Wの間
の空隙部中央に横シーラー6のシール位置に合わ
せた状態とし、差動歯車機構10のハンドル10
aを回して不等速クランク機構11側の出力軸を
前進または後退回転させて、横シーラー6がシー
ル状態になるように調整する。第一紙引きロール
1と第二紙引きロール3の間及び第二紙引きロー
ル3とセンターシーラー4の間において、フイル
ムに微妙な伸びが生じ、これに起因してフイルム
包装体F2がしわしわにならないようにするた
め、物品供給コンベア5で物品を流さないように
して、主モータ8を少しの間起動し、無段階変速
装置18により第二紙引きロール3に対して第一
紙引きロール1を微妙に遅れさせ、また無段階変
速装置19により第二紙引きロール3に対してセ
ンターシーラー4に微妙に早める調整を行う。そ
うして、最後に、物品供給コンベア5で物品を流
さないようにして、主モータ8を少しの間起動し
て、フイルム包装対F2のみを横シーラー6に導
き、シール位置にアイマークを合致させ、横シー
ラー6がアイマークに見合つてシールするように
調整する。しかしながら、この調整については、
横シーラー6を通過する各アイマークは、横シー
ラーの作業サイクル毎に数mmずつまちまちにずれ
てしまうので、自動模様合せ装置が必要である。
この位置ずれは、完全一定なピツチで印刷されず
誤差があること、紙引きによりフイルムが不均一
に伸びること、紙引きスリツプが生じること並び
に紙引き速度とアイマーク間隔の完全な一致が不
可能であることなどに起因するものである。
しかるに、自動模様合せ装置、例えば、フイル
ム供給過程に設けられアイマークを検出する光電
検出器その他のアイマーク検出手段20と、差動
歯車機構9の出力軸に対向する軸に位相が異なる
ように取付けられた2枚のタイミングカム21,
22と、各カムによりストライクされるように設
けられた2個のリミツトスイツチ23,24と制
御器25とからなつている。この自動模様合せ装
置によれば、制御器25にアイマーク検出信号が
入り度に、該制御器25が、リミツトスイツチ2
3,24のどちらから信号が入つているかまたは
どちらの信号とも入つていないかに基いて、横シ
ーラー6の一作業サイクル毎のシール位置に見合
うアイマークが調整の必要がある程に(例えば、
5〜8mm)、前にもしくは後に大きくずれている
か、それとも前後にはずれているにしても調整の
必要がない程(5mm以下)のいずれであるかを判
断し、例えば8mm前に大きくずれている場合には
差動歯車機構14を減算回転させるように、例え
ば8mm後に大きくずれている場合には加算回転を
させるように、パイロツトモータ17の回転を制
御するようになつていて、作業開始時にモータ8
を少しの間起動し、パイロツトモータ26を少し
く回転させてアイマークが前後に所要寸法ずれた
ときにタイミング21,22がリミツトスイツチ
23または24をストライクするように調整す
る。
<上記従来技術の問題点> 主モータ8、差動歯車機構9,10,14,
変速機13、パイロツトモータ16,17,2
6を極めて狭いスペースに収容しなければなら
ず、組立て時間がかかり、また狭いスペースで
の保守点検を余儀なくされている。また、フイ
ルム長さに変更がある場合、変速機13の調整
は長い場合には一分以上かかつていた。
タイミングカムによりアイマークのいずれを
検出するものであるため、正確な自動模様合せ
がし難く、また調整が面倒である。
<その他の従来技術> 特許出願または実用新案登録出願されている従
来技術として、特公昭48−38956号、特公昭49−
34448号、実公昭50−14845号、特公昭51−46473
号、実公昭52−52865号、特開昭52−130781号、
実公昭53−42303号、特公昭60−28733号があり、
これらは全て単一のモータを駆動源としており、
このため、上記従来技術の問題点と同じ問題点
がある。
また、特公昭49−34448号、実公昭50−14845
号、実公昭53−42303号及び特公昭60−28733号
が、タイミングカムによる自動模様合せを採用し
ている技術であるように、在来の殆どの機種はタ
イミングカムによる自動模様合せを採用していた
ので、上記従来技術の問題点と同じ問題点があ
る。特開昭52−130781号の明細書の従来技術の項
には、タイミングカムによる自動模様合せの欠点
が詳細に記載されている。特開昭52−130781号に
よれば、マーク検知手段とタイミングカムの組合
せをやめて、マーク検知手段とパルス発振手段及
びパルスカウンターを一組として採用することに
より自動模様合せの同期信号を取つている。しか
しながら、パルスカウンターに対して後置きされ
る二つのメモリーの使い方を見ると、従来の二つ
のタイミングカムを任意設定可能なデジタルに変
えただけであり、タイミングの取り方についてタ
イミングカムの原理と変るものではない。
<従来技術の問題点を解決する手段の提起> 本発明者らは、上記従来の問題点を解決する
ために、差動歯車機構9,14と変速機13とパ
イロツトモータ16,17,26とタイミングカ
ム21,22とリミツトスイツチ23,24をな
くし、これらをたつた1個のサーボモータに置き
換えること、言い変えれば、紙引きロール1とセ
ンターシーラー4の駆動源を主モータ8から切離
し、同駆動源に、主モータ8と同期しかつ自動模
様合せ機能を持つサーボモータを採用することを
研究課題を提起した。
従つて、以下の二点が当然の研究課題となつ
た。
(a) 主モータ8とサーボモータの二つの駆動源と
なることから、主モータ8との関連におけるサ
ーボモータの上述した()、()、()の同
期コントロールシステムの達成。
(b) 特開昭52−130781号で採用している如く、自
動模様合せの同期信号を取るための手段とし
て、マーク検知手段とタイミングカムの組合せ
をやめて、マーク検知手段とパルス発振手段及
びパルスカウンターの組合せを採用するが、自
動模様合せの同期信号の処理をタイミングカム
の原理とまつたく異なつた方法で行えるサーボ
モータのコントロールシステムの達成。
<発明の目的> 本発明は、上述した事情に鑑み鋭意研究の結果
案出したもので、 紙引きロールとセンターシーラーの駆動源を主
モータから切離し、同駆動源にサーボモータを採
用して運転性能を著しく向上し得る自動包装機の
運転制御装置を提供することを目的としている。
<発明の構成> 第1図は、本発明の自動包装機の運転制御装置
の原理図である。なお、この説明において、従来
と同一部分については同一符号を付し説明は省略
する。
本発明の自動包装機の運転制御装置は、第1図
に示すように、 紙引きロール1によりロール状の包装フイルム
F1を引出して製袋器2に導き、該製袋器2とそ
の下の第二紙引きロール3とセンターシーラー4
とで連続状の筒状のフイルム包装体F2に形成す
るとともに、物品供給コンベア5で物品Wを製袋
器2に導いてフイルム包装体F2内に一定間隔毎
に挿入した後、横シーラー6に導いて横シーラー
6により品物Wと品物Wの間の包装体F2の空隙
部に移行方向に対して直角方向にシールを入れる
自動包装機において、 横シーラー6は主モータ8を駆動源にして差動
歯車機構10を経由し次いで不等速クランク機構
11を経由して駆動され、物品供給コンベア5は
上記モータ8を駆動源にして変速手段12を経由
して駆動され、紙引きロール1とセンターシーラ
ー4はサーボモータ27により駆動されるように
なつている。
そして、該サーボモータ27は、横シーラー6
の駆動系に付設されたパルス発振手段28(例え
ば、ロータリーエンコーダあるいは歯車と近接ス
イツチの組合せなどを採用できる)が駆動用パル
ス源とされ、可変比率分周器29を経由してサー
ボアンプ30に入力し、該サーボアンプ30によ
つて制御されるようになつており、該可変比率分
周器29は可変比率設定器31から随時可変する
比率が入力するようになつており、可変比率設定
器31は、作業開始により上記パルス発振手段2
8から発振するパルスを入力してカウント信号を
逐次出力するとともに上記一定数をカウントする
とリセツトすることを反復するパルスカウンター
32からのカウント信号とアイマーク検出手段2
0のアイマーク検出信号を入力して、横シーラー
6の一作業サイクル毎に模様ずれの度合に応じ該
模様ずれを次の一回または次以降小数回の作業サ
イクル中に解消し得る比率を出力するようになつ
ている。
上記パルス発振手段28は、横シーラー6の一
作業サイクル毎に例えば、10000個のパルスを出
力するようになつており、上記パルスカウンター
32は、パルス発振手段28からパルスを入力す
るパルスをカウントしてパルス入力毎にカウント
信号を出力し、10000個目のカウント信号を出力
するとカウントをリセツトして再び第1個目から
カウント信号を出力するようになつている。
上記可変比率分周器29は、例えば比率が1/
10000であるときは10000個のパルスを入力する毎
に、1個のパルスを出力し、9999個のパルスを出
力しないように間引きし、また比率が100/10000
であるときは10000個のパルスを入力すると適当
間隔で9900個のパルスを間引きして100個のパル
スをパルス入力に応じて随時出力し、また比率が
9900/10000であるときは10000個のパルスを入力
すると適当間隔で10個のパルスを間引きして9900
個のパルスをパルス入力に応じて随時出力する回
路である。
従つて、可変比率設定器31は、パルスカウン
ター32からのカウント信号とアイマーク検出手
段20のアイマーク検出信号を入力して、横シー
ラー6の一作業サイクル毎に模様ずれの度合を算
出し、アイマークがシール位置よりずれていない
ときは、基準比率として例えば、8500/10000と
いう数値を可変比率分周器29に与えるようにな
つており、これにより、仮に、可変比率分周器2
9に10000個のパルスが入れば、サーボアンプ3
0には可変比率分周器29から8500個のパルスが
入るようになつており、該サーボアンプ30が
8500個の入力パルスに応じて横シーラー6の一作
業サイクル中に、サーボモータ27をアイマーク
のピツチに等しく対応するように駆動することに
なる。しかしながら、従来例で項で述べたよう
に、横シーラー6を通過する各アイマークは、完
全一定なピツチで印刷されず誤差があること、紙
引きによりフイルムが不均一に伸びること、紙引
きにスリツプが生じること並びに紙引き速度とア
イマーク間隔の完全な一致が不可能であることな
どに起因して、横シーラの一作業サイクル毎に数
mmずつまちまちにずれてしまうので、アイマーク
がシール位置より前後にずれているときは、基準
比率よりも大きいか小さい値を可変比率分周器2
9に与えるようになつている。
可変比率設定器31が基準比率よりも大きいか
小さい値を可変比率分周器29に与えるというこ
とについて、具体例を挙げて詳述すると、アイマ
ークがシール位置より前にずれているときは、そ
のずれが5mmであるときは8300/10000という数
値、7mmであるときは8200/10000という数値、
10mmであるときは8100/10000という数値を、ま
たアイマークがシール位置より後にずれていると
きは、そのずれが5mmであるときは8700/10000
という数値、7mmであるときは8800/10000とい
う数値、10mmであるときは8900/10000という数
値をそれぞれ可変率分周器29に与えるようにな
つている。
このように、可変比率設定器31がアイマーク
がシール位置よりずれていないときは基準比率
を、またアイマークがシール位置より前後にずれ
ているときは、基準比率よりも大きいか小さい値
を可変比率分周器29に与えるは、あくまでも可
変比率設定器31が、パルスカウンター32から
のカウント信号とアイマーク検出手段20のアイ
マーク検出信号を入力して、横シーラー6の一作
業サイクル毎に模様ずれの度合を算出した上で行
うものである。具体的には、作業開始時に横シー
ラー6のシール位置にアイマークを合致させ、作
業開始する。すると、パルス発振手段28からパ
ルスを発振し、これをパルスカウンター32がカ
ウントして可変比率設定器31に逐次出力する。
可変比率設定器31は第一発目のアイマーク検出
信号が入力したときのカウント信号を記憶してお
き、第二発目以降のカウント信号を入力する毎に
その都度にカウント信号と比較し偏差を出して、
これを横シーラー6の一作業サイクル毎に模様ず
れの度合として算出し、アイマークがシール位置
よりずれていないときは基準比率として、上記仮
に決めた8500/10000という数値を可変比率分周
器29に与え、またアイマークがシール位置より
前後にずれているときは、そのずれも応じて上記
のようにそれぞれ仮に決めた8300/10000、
8200/10000、8100/10000、8700/10000、
8800/10000、8900/10000という数値を可変比率
分周器29に与えるようになつているものであ
る。
上記可変比率設定器31は、ハード回路で構成
しても良いし、CPUあるいはマイクロコンピユ
ーターにより構成することもできる。
第2図は、本発明の自動包装機の運転制御装置
を構成する第1図中の可変比率設定器31を
CPUあるいはマイクロコンピユーターにより構
成する場合の流れ図の模擬的な一例である。
この流れ図において、偏差値の絶対値がしきい
値(小)より小さいとき、基準比率を可変比率分
周器を出力するようになつているが、これは、ア
イマークのシール位置からのずれが、例えば0〜
5mmの範囲であり補正の必要がない僅かなずれで
ある場合には基準比率として上記仮に決めた
8500/10000という数値を出力するのであり、 また、偏差値の絶対値がしきい値(大)より小
さく、かつしきい値(小)より大きいとき、基準
比率よりも1ステツプ大きいか小さい比率を可変
比率分周器を出力するようになつているが、これ
は、アイマークのシール位置からのずれが、例え
ば6〜10mmの範囲である場合に相当し、次の一回
または次以降の小数回の作業サイクル中に模様合
せの補正の必要があり、基準比率よりも所要大き
い比率、例えば8750/10000という数値を出力す
るものであり、 さらにまた、偏差値の絶対値がしいい値(大)
より大きい、基準比率よりも2ステツプ大きいか
小さい比率を可変比率分周器に出力するようにな
つているが、これは、マイマークのシール位置か
らずれが、例えば11mm以上の場合に相当するもの
で、この場合には、基準比率よりも1ステツプ大
きいか小さい比率を出力したのでは、作業サイク
ルを経過する毎にアイマークのずれが大きくなつ
てしまうので、従つて、基準比率よりもかなり大
きい比率、例えば9500/10000という数値を出力
することで、次以降の小数回の作業サイクルが経
過するまでに模様合せの補正を可能ならしめたも
のである。
しかして、この流れ図によれば、可変比率設定
器31は基準比率か、それより1ステツプまたは
29ステツプ大きいか小さい比率を出力するように
なつている。しかし、サーボモータ27を円滑に
駆動するためには、アイマークのシール位置から
のずれを細分化し、各ずれの大きさに応じて微小
ステツプで異なる比率を出力するように構成する
ことが必要となる。すなわち、この流れ図は、本
発明の模擬的な流れ図の一例を示したものである
に過ぎない。他の流れ図としては、例えば第2図
において、偏差値を算出した段階で、その数値か
ら予め種々の偏差値に応じてテーブル式に細分化
してメモリに記憶しておいた比率をリードするよ
うにしても良い。
要するに、上記可変比率設定器は、 包装フイルムF1を製袋器2に導く過程におい
て該包装フイルムF1に一定間隔に設けられたア
イマークを検出するアイマーク検出手段20のア
イマーク検出信号を入力するようになつていると
ともに、作業開始によりパルス発振手段28から
発振するパルスを入力してカウント信号を逐次出
力するとともに上記一定数をカウントするとリセ
ツトすることを反復するパルスカウンター32の
カウント信号を入力するようになつており、アイ
マーク検出信号が入力する毎に、横シーラー6の
シール位置に作業開始時に合致されたアイマーク
が位置ずれを起したかどうかをカウント信号に基
いて検知し、位置ずれも起していない場合には基
準比率を、また位置ずれを起している場合にはそ
の位置ずれを解消し得るように基準比率と異なつ
た比率を上記可変比率分周器に出力するように構
成されている。
なお、本発明は、横シーラー6として回転シー
ラーを図示してあるが、ボツクスモーシヨン形シ
ーラーとした自動包装機にも適用されるものであ
る。また、包装フイルムF1を製袋器2に対して
下側から導く自動包装機(逆ピロー包装機)にも
適用される。さらにまた、横シーラー6に対して
前置きされる送りコンベアを有する場合も適用さ
れる。さらにまた、ピロー包装に限定されず、シ
ユリンク包装にも適用される。
<発明の効果> 以上説明してきたように、本発明の自動包装機
の運転制御装置は、 紙引きロールとセンターシーラーの駆動源を、
横シーラーと物品供給コンベアを駆動ずる主モー
タから分離し、同駆動源にサーボモータを採用
し、該サーボモータを主モータに同期するととも
にフイルム長さ及びアイマークの位置ずれに微妙
かつ迅速に対応する自動模様合せ機能を持つよう
な同期システムとして構成したので、 従来装置の問題点の全てが解消され、極めて運
転特性が高い優れた自動包装機の運転制御装置を
供給できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の自動包装機の運転制御装置
の実施例にかかる原理図である。第2図は、本発
明の自動包装機の運転制御装置を構成する第1図
中の可変比率設定器をCPUあるいはマイクロコ
ンピユーターにより構成する場合の流れ図の模擬
的な一例である。第3図は、従来の自動包装機の
運転制御装置の原理図である。 W……品物、F1……ロール状の包装フイル
ム、F2……筒状のフイルム包装体、1,3……
紙引きロール、2……製袋器、4……センターシ
ーラー、5……物品供給コンベア、6……横シー
ラー、8……主モータ、10……差動歯車機構、
11……不等速クランク機構、12……変速手
段、20……アイマーク検出手段、27……サー
ボモータ、28……パルス発振手段、29……可
変比率分周器、30……サーボアンプ、31……
可変比率設定器、32……パルスカウンター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙引きロールによりロール状の包装フイルム
    を引出して製袋器に導き、該製袋器とセンターシ
    ーラーとで連続状の筒状のフイルム包装体に形成
    するとともに、物品供給コンベアで品物を製袋器
    に導いてフイルム包装体内に一定間隔毎に挿入し
    た後、横シーラーに導いて横シーラーにより品物
    と品物の間の包装体の空隙部に移行方向に対して
    直角方向にシールを入れる自動包装機において、 横シーラーは主モータを駆動源にして差動歯車
    機構を経由し次いで不等速クランク機構を経由し
    て駆動され、物品供給コンベアは上記主モータを
    駆動源にして変速手段を経由して駆動され、紙引
    きロールとセンターシーラーはサーボモータによ
    り駆動され、 該サーボモータは、横シーラーの駆動系に付設
    されており横シーラーの一作業サイクル中に一定
    数のパルスを発振するパルス発振手段を駆動用パ
    ルス源とされ、かつ可変比率設定器から随時出力
    される比率を入力して絶えず変化した比率分周を
    行う可変比率分周器を経由した該パルスをサーボ
    アンプに入力するようになつており、可変比率分
    周器は可変比率設定器から随時可変する比率が入
    力するようになつており、さらに可変比率設定器
    は、作業開始により上記パルス発振手段から発振
    するパルスを入力してカウント信号を逐次出力す
    るとともに上記一定数をカウントするとリセツト
    することを反復するパルスカウンターからのカウ
    ント信号と、アイマーク検出手段のアイマーク検
    出信号を入力して、横シーラーの一作業サイクル
    毎に模様ずれの度合に応じ該模様ずれを次の一回
    または次以降少数回の作業サイクル中に解消し得
    る比率を出力するようになつていることを特徴と
    する自動包装機の運転制御装置。 2 上記可変比率設定器は、 包装フイルムを製袋器に導く過程において該包
    装フイルムに一定間隔に設けられたアイマークを
    検出するアイマーク検出手段のアイマーク検出信
    号を入力するようになつているとともに、作業開
    始により上記パルス発振手段から発振するパルス
    を入力してカウント信号を逐次出力するとともに
    上記一定数をカウントするとリセツトすることを
    反復するパルスカウンターのカウント信号を入力
    するようになつており、アイマーク検出信号が入
    力する毎に、横シーラーのシール位置に作業開始
    時に合致させたアイマークが位置ずれを起したか
    どうかをカウント信号に基いて検知し、位置ずれ
    を起していない場合には基準比率を、また位置ず
    れを起している場合にはその位置ずれを解消し得
    るように基準比率と異なつた比率を上記可変比率
    分周器に出力するように構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動包装機
    の運転制御装置。
JP22503685A 1985-10-09 1985-10-09 自動包装機の運転制御装置 Granted JPS6294531A (ja)

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JPH0387605U (ja) * 1989-12-26 1991-09-06
JP3040927B2 (ja) * 1994-12-28 2000-05-15 ララ ストリック 印刷物等の自動連続包装装置

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