JP2001240210A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP2001240210A
JP2001240210A JP2000052631A JP2000052631A JP2001240210A JP 2001240210 A JP2001240210 A JP 2001240210A JP 2000052631 A JP2000052631 A JP 2000052631A JP 2000052631 A JP2000052631 A JP 2000052631A JP 2001240210 A JP2001240210 A JP 2001240210A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動倉庫において、作業者がクローズ作業方
式とオープン作業方式とを誤認して出庫を行なってしま
うことを防止する。 【解決手段】 倉庫用パレット8を荷受台4に残したま
ま運搬用パレット7と荷2とを荷受台4から搬出するク
ローズ作業方式と、上記両パレット7,8と共に荷2を
荷受台4から搬出するオープン作業方式とのいずれかを
選択して出庫が行なえる自動倉庫であって、クローズ作
業方式の際、昇降台27aが下降して、倉庫用パレット
8が作業判別板26の背後に隠れ、オープン作業方式の
際、昇降台27aが上昇して、倉庫用パレット5が作業
判別板26の背後から上方へ露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットやバケッ
トを荷受部に残したまま荷のみを荷受部から搬出する第
1の作業方式と、パレットやバケットと共に荷を荷受部
から搬出する第2の作業方式とのいずれかを選択して出
庫が行なえる自動倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動倉庫としては例えば
特開平5−24604号公報に示されるように、パレッ
トと共に荷を収納する棚と、入出庫される荷をパレット
と共に棚の外部で受ける荷受台と、上記棚と荷受台との
間で荷をパレットと共に出し入れするスタッカクレーン
とが設けられているものがある。このような自動倉庫に
対して荷を入出庫する際の作業方式としては、オープン
作業方式とクローズ作業方式との2種類がある。
【0003】上記オープン作業方式とは、入出庫作業時
においてパレットは荷と共に自動倉庫に対して搬入・搬
出されるものである。例えば、図24の(a)に示すよ
うに、オープン作業方式にて荷90を出庫する場合に
は、スタッカクレーン91を用いて、荷90をパレット
93と共に棚94の収納空間92から手前側へ取り出
し、スタッカクレーン91を走行させて荷90をパレッ
ト93と共に荷受台95まで搬送し、荷受台95にて移
載作業を行って荷90をパレット93と共に荷受台95
上に載置する。その後、フォークリフト96等を用いて
荷90をパレット93と共に荷受台95から持ち上げ、
上記フォークリフト96を走行させて荷90をパレット
93と共に搬出する。
【0004】また、上記クローズ作業方式とは、入出庫
作業時においてパレット93が自動倉庫から搬入・搬出
されることなく、荷90のみが入出庫されるものであ
る。例えば、図24の(b)に示すように、クローズ作
業方式で荷90を出庫する場合には、スタッカクレーン
91を用いて、荷90をパレット93と共に棚94の収
納空間92から手前側へ取り出し、スタッカクレーン9
1を走行させて荷90をパレット93と共に荷受台95
まで搬送し、荷受台95にて移載作業を行って荷90を
パレット93と共に荷受台95上に載置する。その後、
フォークリフト96等を用いて、パレット93を荷受台
95に残したまま、荷90のみを持ち上げ、上記フォー
クリフト96を走行させて荷90のみを搬出する。ま
た、上記荷受台95に残されたパレット93はスタッカ
クレーン91によって元の収納空間92に収納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、フォークリフト96等の運転者(作業者)
がオープン作業方式とクローズ作業方式とのどちらの作
業方式で出庫すべきなのかを正確に把握していない場合
がある。したがって、オープン作業方式で出庫すべきと
ころを、フォークリフト96の運転者がパレット93を
荷受台95に残したままで荷90のみを持ち上げて搬出
してしまったり、また、クローズ作業方式で出庫すべき
ところを、フォークリフト96の運転者が荷90と一緒
にパレット93も荷受台95から持ち上げて搬出してし
まうといった誤作業の発生が問題となった。
【0006】本発明は、第1の作業方式(クローズ作業
方式)を行なうべきところを誤って第2の作業方式(オ
ープン作業方式)を実行したり、あるいは、第2の作業
方式(オープン作業方式)を行なうべきところを誤って
第1の作業方式(クローズ作業方式)を実行してしまう
といった誤作業の発生を防止し得る自動倉庫を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本第1発明は、パレットと共に荷を収納する棚と、
棚から出庫される荷をパレットと共に受ける荷受部と、
上記棚と荷受部との間で荷をパレットと共に出し入れす
る出し入れ装置とが設けられ、上記パレットを荷受部に
残したまま荷のみを荷受部から搬出する第1の作業方式
と、上記パレットと共に荷を荷受部から搬出する第2の
作業方式とのいずれかを選択して出庫が行なえる自動倉
庫であって、上記荷受部に、第1の作業方式では、パレ
ットの取出し側においてこのパレットへの目視を遮り、
かつ、第2の作業方式では、パレットの取出し側におい
てこのパレットを露出させて目視可能とする作業判別手
段が設けられているものである。
【0008】これによると、第1の作業方式で荷を出庫
する場合、出し入れ装置を使用して、荷をパレットと共
に棚から荷受部まで取り出す。そして、作業判別手段に
より、パレットの取出し側において、このパレットへの
作業者の目視が遮られるため、上記パレットはパレット
の取出し側に位置する作業者から隠される。この状態
で、作業者は、パレットを荷受部に残し、荷のみを荷受
部から搬出する。
【0009】この際、作業者が、誤って、パレットごと
荷を荷受部から搬出しようとしても、上記のように、作
業判別手段によって、パレットがパレットの取出し側に
位置する作業者から隠されているため、第2の作業方式
を実行してしまうといった誤作業の発生を防止すること
ができる。
【0010】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、出し入れ装置を使用して、荷をパレットと共に棚か
ら荷受部まで取り出す。そして、作業判別手段により、
パレットの取出し側においてこのパレットが露出し、こ
れにより、パレットの取出し側に位置する作業者が上記
パレットを目視し得る。この状態で、作業者は、パレッ
トごと荷を荷受部から搬出する。
【0011】このように、作業者が荷受部のパレットを
目視することができるため、誤って上記パレットを荷受
部に残して荷のみを荷受部から搬出してしまう(すなわ
ち第1の作業方式を実行してしまう)といった誤作業の
発生を防止することができる。
【0012】また、本第2発明は、荷とパレットとの間
に、移載手段によって移載可能な補助パレットが介在
し、上記補助パレットに、上記移載手段が作用する作用
部が形成されているものである。
【0013】これによると、第1の作業方式で荷を出庫
する場合、出し入れ装置を使用して、荷を補助パレット
とパレットと共に棚から荷受部まで取り出す。そして、
作業判別手段により、パレットの取出し側において、こ
のパレットへの作業者の目視が遮られるため、上記パレ
ットはパレットの取出し側に位置する作業者から隠さ
れ、補助パレットと荷とが作業者に対して露出する。こ
の状態で、作業者は、パレットを荷受部に残し、荷を補
助パレットごと荷受部から搬出する。
【0014】上記搬出の際、上記補助パレットは、移載
手段が作用部に作用することにより、荷を支持した状態
で荷受部から移載される。また、本第3発明は、作業判
別手段は、荷受部に設けられた作業判別部材と、荷を支
持する昇降自在な昇降装置とで構成され、第1の作業方
式の際、下降した昇降装置によって荷と共に支持された
パレットが作業判別部材の背後に隠れ、第2の作業方式
の際、上昇した昇降装置によって荷と共に支持されたパ
レットが作業判別部材の背後から上方へ露出するもので
ある。
【0015】これによると、第1の作業方式で荷を出庫
する場合、出し入れ装置を使用して、荷をパレットと共
に棚から荷受部まで取り出して昇降装置で支持する。こ
の際、昇降装置は下降しているため、上記パレットが作
業判別部材の背後に隠される。これにより、パレットの
取出し側に位置する作業者は上記パレットを目視でき
ず、誤ってパレットごと荷を荷受部から搬出してしまう
(すなわち第2の作業方式を実行してしまう)といった
誤作業の発生を防止することができる。
【0016】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、出し入れ装置を使用して、荷をパレットと共に棚か
ら荷受部まで取り出して昇降装置で支持する。この際、
昇降装置は上昇しているため、上記パレットが作業判別
部材の背後から上方へ露出する。これにより、パレット
の取出し側に位置する作業者は上記パレットを目視する
ことができるため、誤って上記パレットを荷受部に残し
て荷のみを荷受部から搬出してしまう(すなわち第1の
作業方式を実行してしまう)といった誤作業の発生を防
止することができる。
【0017】また、本第4発明は、作業判別手段とし
て、荷受部に作業判別部材が昇降自在に設けられ、第1
の作業方式の際、作業判別部材を上昇させて、荷受部に
荷と共に支持されたパレットを上記作業判別部材の背後
に隠し、第2の作業方式の際、作業判別部材を下降させ
て、荷受部に荷と共に支持されたパレットを上記作業判
別部材の背後から上方へ露出させるものである。
【0018】これによると、第1の作業方式で荷を出庫
する場合、作業判別部材を上昇させておき、出し入れ装
置を使用して、荷をパレットと共に棚から荷受部まで取
り出す。この際、荷受部に荷と共に支持されたパレット
は上記作業判別部材の背後に隠れるため、パレットの取
出し側に位置する作業者は上記パレットを目視できず、
誤ってパレットごと荷を荷受部から搬出してしまう(す
なわち第2の作業方式を実行してしまう)といった誤作
業の発生を防止することができる。
【0019】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、作業判別部材を下降させておき、出し入れ装置を使
用して、荷をパレットと共に棚から荷受部まで取り出
す。この際、荷受部に荷と共に支持されたパレットは上
記作業判別部材の背後から上方へ露出するため、パレッ
トの取出し側に位置する作業者は上記パレットを目視す
ることができ、これにより、誤って上記パレットを荷受
部に残して荷のみを荷受部から搬出してしまう(すなわ
ち第1の作業方式を実行してしまう)といった誤作業の
発生を防止することができる。
【0020】また、本第5発明は、荷受部に、荷を搬入
出する搬入出位置と、荷移送体とが設けられ、上記荷移
送体は出し入れ装置と上記搬入出位置との間で荷を移送
し、上記搬入出位置に作業判別手段が設けられているも
のである。
【0021】これによると、荷を出庫する場合、出し入
れ装置を使用して、荷をパレットと共に棚から荷移送体
上へ取り出す。その後、荷はパレットと共に荷移送体に
よって搬入出位置まで移送される。そして、搬入出位置
において、第1または第2の作業方式で荷の搬出が行わ
れ、この際、作業判別手段によって、誤作業の発生が防
止される。
【0022】また、本第6発明は、荷支持部材で支持さ
れた荷を収納する棚と、棚から出庫される荷を荷支持部
材と共に受ける荷受部と、上記棚と荷受部との間で荷を
荷支持部材と共に出し入れする出し入れ装置とが設けら
れ、上記荷支持部材を荷受部に残したまま荷のみを荷受
部から搬出する第1の作業方式と、上記荷支持部材と共
に荷を荷受部から搬出する第2の作業方式とのいずれか
を選択して出庫が行なえる自動倉庫であって、上記第1
の作業方式の際、荷支持部材に係合して荷支持部材を荷
受部に固定し、かつ、第2の作業方式の際、荷支持部材
から離脱して荷支持部材と荷受部との固定を解除する係
合部材が設けられているものである。
【0023】これによると、第1の作業方式で荷を出庫
する場合、出し入れ装置を使用して、荷を荷支持部材と
共に棚から荷受部まで取り出す。そして、係合部材が上
記荷支持部材に係合して荷支持部材を荷受部に固定す
る。この状態で、作業者は、荷支持部材を荷受部に残
し、荷のみを荷受部から搬出する。
【0024】この際、作業者が、誤って、荷支持部材ご
と荷を荷受部から搬出しようとしても、上記のように荷
支持部材が係合部材によって荷受部に固定されているた
め、第2の作業方式を実行してしまうといった誤作業の
発生を防止することができる。
【0025】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、出し入れ装置を使用して、荷を荷支持部材と共に棚
から荷受部まで取り出す。そして、係合部材が上記荷支
持部材から離脱して荷支持部材と荷受部との固定を解除
する。これにより、作業者は荷支持部材ごと荷を荷受部
から搬出することができる。
【0026】また、本第7発明は、係合部材は出し入れ
装置側に設けられているものである。これによると、係
合部材を出し入れ装置側に設けたため、荷受部を小型化
し得る。
【0027】また、本第8発明は、係合部材は荷受部側
に設けられているものである。これによると、係合部材
を荷受部側に設けたため、出し入れ装置を小型化し得
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図6に基づいて説明する。図5,図6に示すよ
うに、1は自動倉庫であり、パレット7,8と共に荷2
を収納する複数の棚3と、各棚3の手前側端部に隣接し
た荷受部29に設置された荷受台4と、上記棚3と荷受
台4との間で荷2をパレット7,8と共に出し入れする
スタッカクレーン5(出し入れ装置の一例)とが備えら
れている。
【0029】上記棚3には複数の収納部10が形成さ
れ、荷2は運搬用パレット7(補助パレットの一例)上
に載置され、さらに運搬用パレット7が倉庫用パレット
8(パレットの一例)上に載置された状態で、収納部1
0に出し入れされる。上記運搬用パレット7と倉庫用パ
レット8とはそれぞれフォークリフト11(移載手段の
一例)によって移載可能であり、図3に示すように、上
記運搬用パレット7にはフォーク挿入口12(作用部の
一例)が形成されており、さらに、倉庫用パレット8の
下端部にはフォーク挿入部13が形成されている。上記
フォーク挿入口12にフォークリフト11のフォーク1
1aを挿入することによって、運搬用パレット7を昇降
させることができ、また、上記フォーク挿入部13にフ
ォーク11aを挿入することによって、倉庫用パレット
8を昇降させることができる。
【0030】図5に示すように、上記スタッカクレーン
5は、走行レール15上を棚3に沿って走行可能な走行
体16と、走行体16に立設されたフレーム17と、こ
のフレーム17に支持案内されて昇降する荷台18と、
荷2をパレット7,8と共に荷台18と収納部10との
間で受け渡しするフォーク装置19とで構成されてい
る。
【0031】図3〜図5に示すように、上記荷受台4
は、床20に立設された前後左右4本の縦フレーム21
a〜21dと、これら縦フレーム21a〜21dの下部
間に設けられた下部板材22とによって構成されてい
る。
【0032】尚、上記自動倉庫1から荷2を出庫する場
合、クローズ作業方式(第1の作業方式に相当)とオー
プン作業方式(第2の作業方式に相当)との2通りの方
式がある。すなわち、クローズ作業方式は、上記倉庫用
パレット8を荷受台4に残したまま、荷2と運搬用パレ
ット7とを共に荷受台4からフォークリフト11で手前
側Aへ搬出するものである。また、オープン作業方式
は、倉庫用パレット8を荷受台4に残さず、荷2と運搬
用パレット7と倉庫用パレット8とを共に荷受台4から
フォークリフト11で手前側Aへ搬出するものである。
【0033】また、上記荷受台4には、クローズ作業方
式の際、手前側A(すなわち倉庫用パレット8の取出し
側)においてこの倉庫用パレット8への目視を遮り、か
つ、オープン作業方式の際、手前側Aにおいてこの倉庫
用パレット8を露出させて目視可能とする作業判別手段
25が設けられている。
【0034】図1〜図4に示すように、上記作業判別手
段25は、作業判別板26(作業判別部材の一例)と、
両パレット7,8と共に荷2を支持して昇降させる昇降
装置27とで構成されている。上記作業判別板26は手
前側Aに位置する左右一対の縦フレーム21a,21b
間に取付け固定されている。また、上記昇降装置27
は、下部板材22に設置されており、昇降台27aと、
この昇降台27aを昇降させるリンク機構27bと、こ
のリンク機構27bを駆動させる駆動装置27cとで構
成されている。尚、上記リンク機構27bは2本のリン
クを中央にてX状に交叉させた構成を有している。ま
た、上記昇降装置27は作業判別板26の背後に位置し
ている。
【0035】また、自動倉庫1にはスタッカクレーン5
を制御する制御器30が設けられ、この制御器30は、
クローズ作業方式とオープン作業方式とに応じて、上記
昇降装置27の駆動装置27cを制御する。すなわち、
制御器30は、クローズ作業方式が指定された場合、図
1に示すように、駆動装置27cを駆動させて昇降台2
7aを下位レベルLまで下降させ、オープン作業方式が
指定された場合、図2に示すように、駆動装置27cを
駆動させて昇降台27aを上位レベルHまで上昇させ
る。尚、上記上位レベルHにおいて、昇降台27aの上
面が作業判別板26の上端辺と同一高さになるように設
定されている。また、図1に示すように、下位レベルL
において、昇降台27aの上面は、作業判別板26の上
端辺から倉庫用パレット8の高さh分だけ下降した位置
になるように設定されている。
【0036】以下、上記構成における作用を説明する。
図1に示すように、クローズ作業方式で荷2を出庫する
場合、制御器30が駆動装置27cを駆動させて昇降台
27aを下位レベルLまで下降させる。この状態で、ス
タッカクレーン5の走行体16の走行と荷台18の昇降
とフォーク装置19による受け渡し動作によって、荷2
が両パレット7,8と共に収納部10から荷受台4まで
取り出され、昇降装置27の昇降台27a上に支持され
る。この際、上記のように昇降台27aが下位レベルL
まで下降しているため、倉庫用パレット8が作業判別板
26の背後に隠れる。
【0037】この状態で、作業者はフォークリフト11
のフォーク11aを手前側A(すなわち倉庫用パレット
8の取出し側)から運搬用パレット7のフォーク挿入口
12へ挿入し、倉庫用パレット8を昇降台27a上に残
したまま、フォークリフト11で荷2と運搬用パレット
7とを共に倉庫用パレット8から持ち上げて他の場所
(倉庫外等)へ搬出する。
【0038】この際、作業者が、誤って、倉庫用パレッ
ト8をもフォークリフト11で搬出しようとしても、上
記のように、倉庫用パレット8が手前側Aにいる作業者
に対して作業判別板26の背後に隠れているため、フォ
ークリフト11を操作する作業者は手前側Aから上記倉
庫用パレット8を目視することができない。このため、
作業者は、クローズ作業方式を認識して作業することが
でき、誤って倉庫用パレット8ごと荷2と運搬用パレッ
ト7とを荷受台4から搬出してしまう(すなわちオープ
ン作業方式を実行してしまう)といった誤作業の発生を
防止することができる。
【0039】尚、昇降台27a上に残された空の倉庫用
パレット8は、その後、スタッカクレーン5によって元
の収納部10へ戻される。また、図2に示すように、オ
ープン作業方式で荷2を出庫する場合、制御器30が駆
動装置27cを駆動させて昇降台27aを上位レベルH
まで上昇させる。この状態で、スタッカクレーン5の走
行体16の走行と荷台18の昇降とフォーク装置19に
よる受け渡し動作によって、荷2が両パレット7,8と
共に収納部10から荷受台4まで取り出され、昇降装置
27の昇降台27a上に支持される。この際、上記のよ
うに昇降台27aが上位レベルHまで上昇しているた
め、倉庫用パレット8が作業判別板26の背後から上方
へ露出する。
【0040】これにより、フォークリフト11を操作す
る作業者は手前側Aから上記倉庫用パレット8を目視す
ることができる。この状態で、フォークリフト11のフ
ォーク11aを手前側Aから倉庫用パレット8のフォー
ク挿入部13へ挿入し、フォークリフト11で荷2と両
パレット7,8とを共に昇降台27aから持ち上げて他
の場所(倉庫外等)へ搬出する。
【0041】上記のように、作業者は手前側Aから上記
倉庫用パレット8を目視することができるため、オープ
ン作業方式を認識して作業することができ、誤って、上
記倉庫用パレット8を昇降台27aに残したままで荷2
と運搬用パレット7とを荷受台4からフォークリフト1
1で搬出してしまう(すなわちクローズ作業方式を実行
してしまう)といった誤作業の発生を防止することがで
きる。
【0042】上記第1の実施の形態における作業判別手
段25と異なった構成の作業判別手段を第2の実施の形
態として、図7〜図10に基づいて説明する。作業判別
手段40として、荷受台4に作業判別板41(作業判別
部材の一例)が昇降自在に取付けられている。すなわ
ち、作業判別板41の両側部には、上下方向に長い長孔
状のボルト孔42が形成されており、これら両ボルト孔
42にそれぞれボルト43を挿入し、これら両ボルト4
3を荷受台4の両縦フレーム21a,21bに形成され
たねじ孔44(図10参照)へ締め込むことにより、上
記作業判別板41が両縦フレーム21a,21b間に取
付けられている。これにより、両ボルト43を緩めた場
合、上記作業判別板41は両ボルト孔42の上下長さの
範囲で昇降自在となる。
【0043】また、図10に示すように、荷受台4の各
縦フレーム21a〜21dの上部には、倉庫用パレット
8を支持する支持部材45が設けられている。そして、
図7に示すように、上記作業判別板41を上位レベルH
まで上昇させた状態でボルト43により取付け固定した
場合、この作業判別板41の上端辺は、上記支持部材4
5の上面から倉庫用パレット8の高さh分だけ上昇した
位置になるように設定されている。尚、この際、両ボル
ト43はそれぞれボルト孔42の下端部に位置する。
【0044】また、図8に示すように、上記作業判別板
41を下位レベルLまで下降させた状態でボルト43に
より取付け固定した場合、この作業判別板41の上端辺
は、上記支持部材45の上面よりも下降した位置になる
ように設定されている。尚、この際、両ボルト43はそ
れぞれボルト孔42の上端部に位置する。
【0045】以下に、上記構成における作用を説明す
る。図7に示すように、クローズ作業方式で荷2を出庫
する場合、作業者が両ボルト43を緩めて作業判別板4
1を上位レベルHまで引き上げ、この状態で両両ボルト
43を締め込んで上記作業判別板41を上位レベルHに
固定させる。この状態で、スタッカクレーン5の走行体
16の走行と荷台18の昇降とフォーク装置19による
受け渡し動作によって、荷2が両パレット7,8と共に
収納部10から荷受台4まで取り出され、支持部材45
上に支持される。この際、上記のように作業判別板41
が上位レベルHまで上昇しているため、倉庫用パレット
8が作業判別板41の背後に隠れる。
【0046】この状態で、作業者はフォークリフト11
のフォーク11aを手前側A(すなわち倉庫用パレット
8の取出し側)から運搬用パレット7のフォーク挿入口
12へ挿入し、倉庫用パレット8を支持部材45上に残
したまま、フォークリフト11で荷2と運搬用パレット
7とを共に倉庫用パレット8から持ち上げて他の場所
(倉庫外等)へ搬出する。
【0047】この際、作業者が、誤って、倉庫用パレッ
ト8をもフォークリフト11で搬出しようとしても、上
記のように、倉庫用パレット8が手前側Aにいる作業者
に対して作業判別板41の背後に隠れているため、フォ
ークリフト11を操作する作業者は手前側Aから上記倉
庫用パレット8を目視することができない。このため、
誤って倉庫用パレット8ごと荷2と運搬用パレット7と
を荷受台4から搬出してしまう(すなわちオープン作業
方式を実行してしまう)といった誤作業の発生を防止す
ることができる。
【0048】尚、支持部材45上に残された空の倉庫用
パレット8は、その後、スタッカクレーン5によって元
の収納部10へ戻される。また、図8に示すように、オ
ープン作業方式で荷2を出庫する場合、作業者が両ボル
ト43を緩めて作業判別板41を下位レベルLまで下
げ、この状態で両ボルト43を締め込んで上記作業判別
板41を下位レベルLに固定させる。この状態で、スタ
ッカクレーン5の走行体16の走行と荷台18の昇降と
フォーク装置19による受け渡し動作によって、荷2が
両パレット7,8と共に収納部10から荷受台4まで取
り出され、支持部材45上に支持される。この際、上記
のように作業判別板41が下位レベルLまで下降してい
るため、倉庫用パレット8が作業判別板41の背後から
上方へ露出する。
【0049】これにより、フォークリフト11を操作す
る作業者は手前側Aから上記倉庫用パレット8を目視す
ることができる。この状態で、フォークリフト11のフ
ォーク11aを手前側Aから倉庫用パレット8のフォー
ク挿入部13へ挿入し、フォークリフト11で荷2と両
パレット7,8とを共に支持部材45から持ち上げて他
の場所(倉庫外等)へ搬出する。
【0050】上記のように、作業者は手前側Aから上記
倉庫用パレット8を目視することができるため、誤っ
て、上記倉庫用パレット8を支持部材45に残したまま
で荷2と運搬用パレット7とを荷受台4からフォークリ
フト11で搬出してしまう(すなわちクローズ作業方式
を実行してしまう)といった誤作業の発生を防止するこ
とができる。
【0051】上記第2の実施の形態では、作業者が手動
で作業判別板41を上位レベルHと下位レベルLとに切
り換えているが、作業判別板41を駆動装置で昇降させ
て、自動的に切り換えてもよい。
【0052】次に、本発明の第3の実施の形態を図11
〜図15に基づいて説明する。図11,図12に示すよ
うに、荷受部29には、荷2を搬入出する搬入出位置P
と、この搬入出位置Pとスタッカクレーン5との間で両
パレット7,8と共に荷2を移送するコンベヤ50(荷
移送体の一例)とが設置されている。このコンベヤ50
は、床20に立設した左右一対のコンベヤフレーム51
と、これら両コンベヤフレーム51に設けられた無端状
の搬送チェン52とを有している。左右両搬送チェン5
2はそれぞれ、両コンベヤフレーム51の前後両端部に
設けられたスプロケット53,54間に巻回されてお
り、複数の支持ローラ56によって支持されている。ま
た、いずれかのスプロケット54が駆動装置によって回
転駆動することによって、両搬送チェン52が共に回動
し、これにより、両搬送チェン52上に載置された荷2
がパレット7,8と共に移送される。
【0053】図11に示すように、両搬送チェン52間
の一端側(棚3に近い側)には、パレット7,8を介し
て荷2を昇降させるリフト装置55が設けられている。
このリフト装置55は昇降台55aを有しており、この
昇降台55aは、両搬送チェン52が倉庫用パレット8
を支持する支持レベルMよりも上方に位置する上位レベ
ルUと支持レベルMよりも下方に位置する下位レベルD
との間を昇降可能に構成されている。また、上記搬入出
位置Pは両搬送チェン52の他端側(棚3に遠い側)に
設定されており、この搬入出位置Pには上記第1の実施
の形態と同じ作業判別手段25が設けられている。
【0054】すなわち、上記作業判別手段25は作業判
別板26と昇降装置27とで構成されている。図11,
図14に示すように、上記作業判別板26は両コンベヤ
フレーム51の他端間に取付け固定されている。また、
図13に示すように、上記昇降装置27は、昇降台27
aとリンク機構27bと駆動装置27cとで構成されて
おり、両搬送チェン52の他端部間(すなわち搬入出位
置P)に設置されている。
【0055】尚、上記作業判別板26の上端辺は上記支
持レベルMよりも倉庫用パレット8の高さh分だけ上方
に位置している。また、図14に示すように、クローズ
作業方式が指定された場合、昇降台27aが下位レベル
Lまで下降する。この下位レベルLにおいて、昇降台2
7aの上面は上記支持レベルMよりも下方になるように
設定されている。また、図15に示すように、オープン
作業方式が指定された場合、昇降台27aが上位レベル
Hまで上昇する。この上位レベルHにおいて、昇降台2
7aの上面は作業判別板26の上端辺と同一高さになる
ように設定されている。
【0056】以下に、上記構成における作用を説明す
る。クローズ作業方式で荷2を出庫する場合、図14に
示すように、制御器30が駆動装置27cを駆動させて
昇降台27aを下位レベルLまで下降させる。この状態
で、スタッカクレーン5の走行体16の走行と荷台18
の昇降とフォーク装置19による受け渡し動作によっ
て、荷2が両パレット7,8と共に収納部10からコン
ベヤ50の一端側へ取り出され、図11の仮想線で示す
ように、リフト装置55の上位レベルUまで上昇した昇
降台55a上に支持される。その後、図11の実線で示
すように、上記昇降台55aが上位レベルUから下位レ
ベルDへ下降するため、荷2と運搬用パレット7と共に
倉庫用パレット8が両搬送チェン52上に下ろされて支
持される。
【0057】そして、両搬送チェン52が回動して、荷
2が両パレット7,8と共にコンベヤ50の一端側から
他端側である搬入出位置Pへ移送される。この際、すで
に図14に示すように、昇降台27aが下位レベルLま
で下降しているため、上記搬入出位置Pにおいて、両搬
送チェン52上に支持された倉庫用パレット8は作業判
別板26の背後に隠れる。
【0058】この状態で、図11,図12に示すよう
に、作業者はフォークリフト11のフォーク11aを手
前側A(すなわち倉庫用パレット8の取出し側)から運
搬用パレット7のフォーク挿入口12へ挿入し、倉庫用
パレット8を昇降台27a上に残したまま、フォークリ
フト11で荷2と運搬用パレット7とを共に倉庫用パレ
ット8から持ち上げて他の場所(倉庫外等)へ搬出す
る。
【0059】この際、作業者が、誤って、倉庫用パレッ
ト8をもフォークリフト11で搬出しようとしても、図
14に示すように、倉庫用パレット8が手前側Aにいる
作業者に対して作業判別板26の背後に隠れているた
め、フォークリフト11を操作する作業者は手前側Aか
ら上記倉庫用パレット8を目視することができない。こ
のため、誤って倉庫用パレット8ごと荷2と運搬用パレ
ット7とをコンベヤ50から搬出してしまう(すなわち
オープン作業方式を実行してしまう)といった誤作業の
発生を防止することができる。
【0060】尚、コンベヤ50の他端側の搬入出位置P
に残された空の倉庫用パレット8は、両搬送チェン52
が逆方向へ回動することによって、搬入出位置Pからコ
ンベヤ50の一端側へ戻され、そして、図11の仮想線
で示すように、リフト装置55の昇降台55aが上位レ
ベルUまで上昇して上記空の倉庫用パレット8が持ち上
げられ、スタッカクレーン5によって元の収納部10へ
戻される。
【0061】また、オープン作業方式で荷2を出庫する
場合、先ず、図13に示すように、制御器30が駆動装
置27cを駆動させて昇降台27aを下位レベルLまで
下降させておく。そして、上記クローズ作業方式と同様
な手順で、スタッカクレーン5とコンベヤ50とを用い
て荷2を両パレット7,8と共に搬入出位置Pまで移送
する。その直後、図15に示すように、制御器30が駆
動装置27cを駆動させて昇降台27aを下位レベルL
から上位レベルHまで上昇させる。
【0062】これにより、倉庫用パレット8は荷2と運
搬用パレット7と共に、上記昇降台27aによって、両
搬送チェン52の上方へ持ち上げられる。これにより、
倉庫用パレット8が作業判別板26の背後から上方へ露
出し、フォークリフト11を操作する作業者は手前側A
から上記倉庫用パレット8を目視することができる。こ
の状態で、フォークリフト11のフォーク11aを手前
側Aから倉庫用パレット8のフォーク挿入部13へ挿入
し、フォークリフト11で荷2と両パレット7,8とを
共に昇降台27aから持ち上げて他の場所(倉庫外等)
へ搬出する。
【0063】上記のように、作業者は手前側Aから上記
倉庫用パレット8を目視することができるため、誤っ
て、上記倉庫用パレット8を昇降台27aに残したまま
で荷2と運搬用パレット7とをコンベヤ50からフォー
クリフト11で搬出してしまう(すなわちクローズ作業
方式を実行してしまう)といった誤作業の発生を防止す
ることができる。
【0064】上記第3の実施の形態ではコンベヤ50の
搬入出位置Pに上記第1の実施の形態と同じ作業判別手
段25を設けているが、上記第2の実施の形態と同じ作
業判別手段40を設けてもよい。
【0065】上記各実施の形態では、荷2と倉庫用パレ
ット8との間に運搬用パレット7を介在させているが、
運搬用パレット7を無くしてもよい。上記各実施の形態
では、スタッカクレーン5の荷台18に設けられたフォ
ーク装置19を用いて、パレット7,8で支持された荷
2を出し入れする形式の自動倉庫1を示したが、以下
に、第4の実施の形態として、図16〜図22に示すよ
うに、上記スタッカクレーン5(出し入れ装置の一例)
の荷台18に設けられた移載装置61を用いて、バケッ
ト62に収納された複数の荷63(機械部品等,図22
参照)を出し入れする形式の自動倉庫1について説明す
る。
【0066】すなわち、図16〜図19に示すように、
上記バケット62は、荷支持部材の一例であり、上面が
開放された四角箱形状に形成され、棚3の各収納部10
に収納可能に構成されている。上記バケット62の手前
側面には、被係合部として、下向きの鉤形状のフック6
4が設けられている。尚、各棚3の手前側端部に隣接し
た荷受部29には、バケット62を受ける荷受台65が
設置されている。
【0067】また、上記移載装置61は以下のように構
成されている。すなわち、上記荷台18上には、収納部
10に対する接近離間方向(以下、移載方向Xと示す)
へ移動自在な可動フレーム67と、この可動フレーム6
7を移動させる第1駆動装置68とが設けられている。
この第1駆動装置68としてはモータが用いられてお
り、可動フレーム67に設けられたラック69に歯合す
るピニオン70を上記第1駆動装置68が回転させるこ
とによって、可動フレーム67が移動するように構成さ
れている。
【0068】上記可動フレーム67には、移載方向Xの
両端部にそれぞれ回転軸71,72が設けられ、これら
回転軸71,72の両端部にはそれぞれスプロケット7
3a,73bが設けられている。これら一対のスプロケ
ット73a,73b間にはチェン74が巻回されてい
る。また、上記可動フレーム67には、回転軸71,7
2を回転させて両チェン74を回動させる第2駆動装置
75が設けられている。この第2駆動装置75としては
モータが用いられており、上記両回転軸71,72と第
2駆動装置75とに設けられた駆動用スプロケット7
6,77間に駆動用チェン78が巻回されている。
【0069】また、上記両チェン74間には、上記バケ
ット62のフック64に係脱自在な係合部材79が架設
されている。さらに、上記可動フレーム67には複数の
支持ローラ80を有する支持枠81が設けられており、
バケット62は両チェン74間において支持ローラ80
で支持される。
【0070】また、制御器30は、クローズ作業方式
(第1の作業方式)とオープン作業方式(第2の作業方
式)とに応じて、上記第1および第2駆動装置68,7
5を制御する。尚、クローズ作業方式は、出庫の場合、
バケット62を荷受台65に残したまま、作業者がバケ
ット62から荷63をピッキングして取り出すものであ
る。また、オープン作業方式は、出庫の場合、バケット
62を荷受台65に残さず、作業者が荷63をバケット
62と共に荷受台65から持ち出すものである。
【0071】以下、上記構成における作用を説明する。
バケット62から荷63をピッキングする場合、クロー
ズ作業方式を選択する。これにより、スタッカクレーン
5の走行体16の走行と荷台18の昇降とによって、図
16の実線および図17に示すように、移載装置61が
収納部10の手前側まで移動する。そして、図16の仮
想線で示すように、第1駆動装置68によって可動フレ
ーム67が移載方向Xの一方へ移動し、可動フレーム6
7の一端が収納部10に接近する。
【0072】その後、図22に示すように、第2駆動装
置75によって両チェン74が一方向Sへ回動し、実線
で示すように係合部材79が曲線経路部を移動してバケ
ット62のフック64に係合する。この状態で、上記係
合部材79が曲線経路部から直線経路部を移動すること
により、図22の仮想線で示すように、バケット62が
収納部10から両チェン74間に引き込まれ支持ローラ
80上に支持される。その後、図16の実線で示すよう
に、第1駆動装置68によって可動フレーム67が移載
方向Xの他方へ移動し、可動フレーム67の一端が収納
部10から遠ざかる。これにより、バケット62が収納
部10から荷台18上に取り出される。尚、この際、係
合部材79はフック64に係合したままの状態である。
【0073】その後、上記荷台18の昇降および走行体
16の走行により、図21に示すように、移載装置61
が荷受台65の隣りまで移動する。そして、図20に示
すように、第1駆動装置68によって可動フレーム67
が移載方向Xの一方へ移動し、可動フレーム67の一端
が荷受台65に接近する。
【0074】そして、図21に示すように、第2駆動装
置75によって両チェン74が他方向Tへ回動し、フッ
ク64に係合している係合部材79が上位の直線経路部
を移動するため、実線に示すようにバケット62が支持
ローラ80上から荷受台65上へ押し出される。この
時、制御器30は、係合部材79が上位の直線経路部か
ら曲線経路部へ移行する第1停止位置Qまで移動した時
点で、第2駆動装置75を停止させる。これにより、図
20の実線で示すように、上記係合部材79が第1停止
位置Qに停止する。
【0075】この第1停止位置Qにおいては、係合部材
79がフック64に係合した状態で、バケット62が荷
受台65上に支持されている。作業者は荷受台65上の
バケット62内の荷63をピッキングするのであるが、
この際、作業者が、誤って、荷63をバケット62ごと
荷受台65から手前側Aへ持ち出そうとしても、係合部
材79がフック64に係合しているため、バケット62
が荷受台65上に固定され、バケット62を荷受台65
から手前側Aへ持ち出すことはできない。これにより、
クローズ作業方式を行なうべきところを、誤ってオープ
ン作業方式を実行してしまうといった誤作業の発生を防
止することができる。
【0076】尚、図20の実線で示すように、係合部材
79がフック64に係合して、バケット62が荷受台6
5上に固定されるといった状態は、バケット62を荷受
台65から完全に取り出せないように固定するという状
態を意味するとともに、バケット62を荷受台65から
取り出し難い状態にして、バケット62を荷受台65か
ら取り出してはいけないことを作業者に認識させる(気
付かせる)ものであってもよい。
【0077】また、荷63をバケット62ごと持ち出す
場合、オープン作業方式を選択する。これにより、上記
クローズ作業方式と同様な手順によって、バケット62
が収納部10から荷台18上に取り出される。その後、
図21に示すように、移載装置61が荷受台65の隣り
まで移動し、第1駆動装置68によって可動フレーム6
7が移載方向Xの一方へ移動し、可動フレーム67の一
端が荷受台65に接近する。
【0078】そして、第2駆動装置75によって両チェ
ン74が他方向Tへ回動し、フック64に係合している
係合部材79が上位の直線経路部を移動するため、バケ
ット62が支持ローラ80上から荷受台65上へ押し出
される。この時、制御器30は、係合部材79が第1停
止位置Qを通過して曲線経路部から下位の直線経路部へ
移行する第2停止位置Rまで移動した時点で、第2駆動
装置75を停止させる。これにより、図20の仮想線で
示すように、上記係合部材79は、フック64から離脱
して、第2停止位置Rに停止する。
【0079】この第2停止位置Rにおいては、係合部材
79がフック64から離脱した状態で、バケット62が
荷受台65上に支持されている。これにより、バケット
62の荷受台65に対する固定が解除され、作業者は荷
63をバケット62ごと容易に荷受台65から持ち出す
ことができる。これにより、オープン作業方式を行なう
べきところを、誤ってクローズ作業方式を実行してしま
うといった誤作業の発生を防止することができる。
【0080】上記第4の実施の形態では、バケット62
を出し入れするために移載装置61に設けられた係合部
材79を利用して、バケット62を荷受台65に対して
固定したり固定解除しているため、部品点数を削減する
ことができる。
【0081】上記第4の実施の形態では、オープン作業
方式の場合、図19に示すように、荷受台65上に載置
されたバケット62を自動倉庫1の正面から見て左右い
ずれか片方Aへ持ち出すようにしているが、自動倉庫1
の手前側(A方向と直交する方向)へ持ち出すようにし
てもよい。
【0082】また、上記移載装置61の係合部材79と
は別に、荷受台65に、バケット62を固定および固定
解除する係合部材を設けてもよい。すなわち、第5の実
施の形態として、図23に示すように、荷受台65に、
荷支持面87に対して上下方向へ出退自在な係合板85
(係合部材の一例)と、この係合板85を昇降させる駆
動装置とが設けられている。尚、上記駆動装置としては
シリンダ装置86が用いられており、制御器30はクロ
ーズ作業方式とオープン作業方式とに応じて上記駆動装
置86を制御する。
【0083】これによると、バケット62から荷63を
ピッキングする場合、クローズ作業方式を選択する。こ
れにより、スタッカクレーン5の走行体16の走行と荷
台18の昇降と移載装置61による移載とによって、バ
ケット62が収納部10から取り出され荷受台65上へ
支持される。
【0084】その後、図23の実線で示すように、制御
器30がシリンダ装置86のピストンロッド86aを突
出させることにより、係合板85が上昇してバケット6
2のフック64に下方から係合する。作業者は荷受台6
5上のバケット62内の荷63をピッキングするのであ
るが、この際、作業者が、誤って、荷63をバケット6
2ごと荷受台65から手前側Aへ持ち出そうとしても、
係合板85がフック64に係合しているため、バケット
62が荷受台65上に固定され、バケット62を荷受台
65から手前側Aへ持ち出すことはできない。これによ
り、クローズ作業方式を行なうべきところを、誤ってオ
ープン作業方式を実行してしまうといった誤作業の発生
を防止することができる。
【0085】尚、図23の実線で示すように、係合板8
5がフック64に係合して、バケット62が荷受台65
上に固定されるといった状態は、バケット62を荷受台
65から完全に取り出せないように固定するという状態
を意味するとともに、バケット62を荷受台65から取
り出し難い状態にして、バケット62を荷受台65から
取り出してはいけないことを作業者に認識させる(気付
かせる)ものであってもよい。
【0086】また、荷63をバケット62ごと持ち出す
場合、オープン作業方式を選択する。これにより、図2
3の仮想線で示すように、制御器30がシリンダ装置8
6のピストンロッド86aを退入させることによって、
係合板85が下降して荷支持面87の下方へ退避する。
そして、スタッカクレーン5の走行体16の走行と荷台
18の昇降と移載装置61による移載とによって、バケ
ット62が収納部10から取り出され荷受台65上へ支
持される。
【0087】この際、上記係合板85は、荷支持面87
の下方へ退避しているため、バケット62のフック64
から離間している。これにより、バケット62の荷受台
65に対する固定が解除され、作業者は荷63をバケッ
ト62ごと容易に荷受台65から持ち出すことができ
る。これにより、オープン作業方式を行なうべきところ
を、誤ってクローズ作業方式を実行してしまうといった
誤作業の発生を防止することができる。
【0088】上記第4および第5の実施の形態では、荷
63を収納するバケット62を荷受台65に固定してい
るが、同様な方法で、荷を載置したパレットを荷受台6
5に固定してもよい。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本第1発明によると、第
1の作業方式で荷を出庫する場合、作業者が誤ってパレ
ットごと荷を荷受部から搬出しようとしても、作業判別
手段によって、パレットがパレットの取出し側に位置す
る作業者から隠されているため、第1の作業方式を実行
すべきところを、第2の作業方式を実行してしまうとい
った誤作業の発生を防止することができる。
【0090】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、作業者が荷受部のパレットを目視することができる
ため、第2の作業方式を実行すべきところを、誤って上
記パレットを荷受部に残して荷のみを荷受部から搬出し
てしまう(すなわち第1の作業方式を実行してしまう)
といった誤作業の発生を防止することができる。
【0091】また、本第2発明によると、第1の作業方
式で荷を出庫する場合、作業判別手段により、パレット
がパレットの取出し側に位置する作業者から隠され、補
助パレットと荷とが作業者に対して露出する。この状態
で、作業者は、パレットを荷受部に残し、荷を補助パレ
ットごと荷受部から搬出する。この際、上記補助パレッ
トは、移載手段が作用部に作用することにより、荷を支
持した状態で荷受部から移載される。
【0092】また、本第3発明によると、第1の作業方
式で荷を出庫する場合、昇降装置が下降することで、パ
レットが作業判別部材の背後に隠される。これにより、
パレットの取出し側に位置する作業者は上記パレットを
目視できず、第1の作業方式を実行すべきところを、誤
ってパレットごと荷を荷受部から搬出してしまう(すな
わち第2の作業方式を実行してしまう)といった誤作業
の発生を防止することができる。
【0093】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、昇降装置が上昇することで、パレットが作業判別部
材の背後から上方へ露出する。これにより、パレットの
取出し側に位置する作業者は上記パレットを目視するこ
とができるため、第2の作業方式を実行すべきところ
を、誤って上記パレットを荷受部に残して荷のみを荷受
部から搬出してしまう(すなわち第1の作業方式を実行
してしまう)といった誤作業の発生を防止することがで
きる。
【0094】また、本第4発明によると、第1の作業方
式で荷を出庫する場合、作業判別部材を上昇させておく
ことで、荷受部に荷と共に支持されたパレットは上記作
業判別部材の背後に隠れるため、パレットの取出し側に
位置する作業者は上記パレットを目視できず、第1の作
業方式を実行すべきところを、誤ってパレットごと荷を
荷受部から搬出してしまう(すなわち第2の作業方式を
実行してしまう)といった誤作業の発生を防止すること
ができる。
【0095】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、作業判別部材を下降させておくことで、荷受部に荷
と共に支持されたパレットは上記作業判別部材の背後か
ら上方へ露出するため、パレットの取出し側に位置する
作業者は上記パレットを目視することができ、これによ
り、第2の作業方式を実行すべきところを、誤って上記
パレットを荷受部に残して荷のみを荷受部から搬出して
しまう(すなわち第1の作業方式を実行してしまう)と
いった誤作業の発生を防止することができる。
【0096】また、本第5発明によると、荷を出庫する
場合、出し入れ装置を使用して、荷をパレットと共に棚
から荷移送体上へ取り出す。その後、荷はパレットと共
に荷移送体によって搬入出位置まで移送される。そし
て、搬入出位置において、第1または第2の作業方式で
荷の搬出が行われ、この際、作業判別手段によって、誤
作業の発生が防止される。
【0097】また、本第6発明によると、第1の作業方
式で荷を出庫する場合、係合部材が荷支持部材に係合し
て荷支持部材を荷受部に固定する。この際、作業者が誤
って荷支持部材ごと荷を荷受部から搬出しようとして
も、上記のように荷支持部材が係合部材によって荷受部
に固定されているため、第1の作業方式を実行すべきと
ころを、第2の作業方式を実行してしまうといった誤作
業の発生を防止することができる。
【0098】また、第2の作業方式で荷を出庫する場
合、係合部材が荷支持部材から離脱して荷支持部材と荷
受部との固定を解除する。これにより、作業者は荷支持
部材ごと荷を荷受部から搬出することができるため、第
2の作業方式を実行すべきところを、第1の作業方式を
実行してしまうといった誤作業の発生を防止することが
できる。
【0099】また、本第7発明によると、係合部材を出
し入れ装置側に設けたため、荷受部を小型化し得る。ま
た、本第8発明によると、係合部材を荷受部側に設けた
ため、出し入れ装置を小型化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における自動倉庫の
作業判別手段の正面図であり、クローズ作業方式の場合
を示す。
【図2】同、自動倉庫の作業判別手段の正面図であり、
オープン作業方式の場合を示す。
【図3】同、自動倉庫の作業判別手段の昇降装置の正面
図である。
【図4】同、自動倉庫の作業判別手段の側面図である。
【図5】同、自動倉庫の斜視図である。
【図6】同、自動倉庫の平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における自動倉庫の
作業判別手段の正面図であり、クローズ作業方式の場合
を示す。
【図8】同、自動倉庫の作業判別手段の正面図であり、
オープン作業方式の場合を示す。
【図9】同、自動倉庫の作業判別板の拡大正面図であ
る。
【図10】同、自動倉庫の荷受台の正面図であり、作業
判別板を取り外した状態を示す。
【図11】本発明の第3の実施の形態における自動倉庫
の作業判別手段の側面図である。
【図12】同、自動倉庫の平面図である。
【図13】図11におけるW−W矢視図である。
【図14】同、自動倉庫の作業判別手段の正面図であ
り、クローズ作業方式の場合を示す。
【図15】同、自動倉庫の作業判別手段の正面図であ
り、オープン作業方式の場合を示す。
【図16】同、本発明の第4の実施の形態における自動
倉庫の移載装置の斜視図である。
【図17】同、自動倉庫の移載装置の側面図である。
【図18】同、自動倉庫の移載装置の正面図である。
【図19】同、自動倉庫の概略側面図である。
【図20】同、自動倉庫の移載装置に設けられた係合部
材の側面図である。
【図21】同、自動倉庫の移載装置を用いてバケットを
荷受台上へ移載する際の手順を示す側面図である。
【図22】同、自動倉庫の移載装置を用いてバケットを
棚から引き出す際の手順を示す側面図である。
【図23】同、本発明の第5の実施の形態における自動
倉庫の荷受台に設けられた係合板の側面図である。
【図24】従来の自動倉庫の荷受台周辺の平面図であ
り、(a)はオープン作業方式を示し、(b)はクロー
ズ作業方式を示している。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 荷 3 棚 5 スタッカクレーン(出し入れ装置) 7 運搬用パレット(補助パレット) 8 倉庫用パレット(パレット) 11 フォークリフト(移載手段) 12 フォーク挿入口(作用部) 25 作業判別手段 26 作業判別板(作業判別部材) 27 昇降装置 29 荷受部 40 作業判別手段 41 作業判別板(作業判別部材) 50 コンベヤ(荷移送体) 62 バケット 63 荷 79 係合部材 85 係合板(係合部材) A 手前側(パレット取出し側) P 搬入出位置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットと共に荷を収納する棚と、棚か
    ら出庫される荷をパレットと共に受ける荷受部と、上記
    棚と荷受部との間で荷をパレットと共に出し入れする出
    し入れ装置とが設けられ、上記パレットを荷受部に残し
    たまま荷のみを荷受部から搬出する第1の作業方式と、
    上記パレットと共に荷を荷受部から搬出する第2の作業
    方式とのいずれかを選択して出庫が行なえる自動倉庫で
    あって、上記荷受部に、第1の作業方式では、パレット
    の取出し側においてこのパレットへの目視を遮り、か
    つ、第2の作業方式では、パレットの取出し側において
    このパレットを露出させて目視可能とする作業判別手段
    が設けられていることを特徴とする自動倉庫。
  2. 【請求項2】 荷とパレットとの間に、移載手段によっ
    て移載可能な補助パレットが介在し、上記補助パレット
    に、上記移載手段が作用する作用部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動倉庫。
  3. 【請求項3】 作業判別手段は、荷受部に設けられた作
    業判別部材と、荷を支持する昇降自在な昇降装置とで構
    成され、第1の作業方式の際、下降した昇降装置によっ
    て荷と共に支持されたパレットが作業判別部材の背後に
    隠れ、第2の作業方式の際、上昇した昇降装置によって
    荷と共に支持されたパレットが作業判別部材の背後から
    上方へ露出することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の自動倉庫。
  4. 【請求項4】 作業判別手段として、荷受部に作業判別
    部材が昇降自在に設けられ、第1の作業方式の際、作業
    判別部材を上昇させて、荷受部に荷と共に支持されたパ
    レットを上記作業判別部材の背後に隠し、第2の作業方
    式の際、作業判別部材を下降させて、荷受部に荷と共に
    支持されたパレットを上記作業判別部材の背後から上方
    へ露出させることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の自動倉庫。
  5. 【請求項5】 荷受部に、荷を搬入出する搬入出位置
    と、荷移送体とが設けられ、上記荷移送体は出し入れ装
    置と上記搬入出位置との間で荷を移送し、上記搬入出位
    置に作業判別手段が設けられていることを特徴とする請
    求項3または請求項4に記載の自動倉庫。
  6. 【請求項6】 荷支持部材で支持された荷を収納する棚
    と、棚から出庫される荷を荷支持部材と共に受ける荷受
    部と、上記棚と荷受部との間で荷を荷支持部材と共に出
    し入れする出し入れ装置とが設けられ、上記荷支持部材
    を荷受部に残したまま荷のみを荷受部から搬出する第1
    の作業方式と、上記荷支持部材と共に荷を荷受部から搬
    出する第2の作業方式とのいずれかを選択して出庫が行
    なえる自動倉庫であって、上記第1の作業方式の際、荷
    支持部材に係合して荷支持部材を荷受部に固定し、か
    つ、第2の作業方式の際、荷支持部材から離脱して荷支
    持部材と荷受部との固定を解除する係合部材が設けられ
    ていることを特徴とする自動倉庫。
  7. 【請求項7】 係合部材は出し入れ装置側に設けられて
    いることを特徴とする請求項6記載の自動倉庫。
  8. 【請求項8】 係合部材は荷受部側に設けられているこ
    とを特徴とする請求項6記載の自動倉庫。
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