JP4644454B2 - コンテナ - Google Patents

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本発明は、荷の輸送に使用するコンテナに関するものである。
近年、輸送費や包装費の低減、輸送期間の短縮、荷痛みの防止等の点からコンテナ輸送が増加している。しかし、コンテナは箱型で、ほとんどのコンテナは、出入口が後端1ケ所であるため、クレーン等が使用できない。しかも積載効率を高くしたり荷崩れ防止のため、荷はパレットに乗っていないバラ積み状態で、隙間なく積んである。このため、荷の移送運搬には、コンベヤやフォークリフト等が使用できるが、荷の取り崩しは手作業に頼っている。
コンテナの荷降ろし作業はコンテナ内の荷をコンテナ外へ移送運搬する作業が必要であるが、チップ等のバラ物では人手に頼る作業となることが多く、重作業であり、作業安全上好ましくない。特に近年の作業者の高齢化にともない、腰痛対策から腰を痛める作業をなくした荷役装置が必要である。従来この条件に合うものとしてクレーンがあるが、コンテナには取付困難また作業スピードが遅いといった欠点がありコンテナには使用されていない。
チップのコンテナからの荷卸しの方法として、図5に示すようにプラットホーム1、油圧装置2、シリンダー3、オーバーバン4、計量装置5で構成された荷卸し装置を設けることも考えられる。
プラットホーム1は油圧装置6とシリンダー7の駆動によりコンテナ8を最大55度まで傾斜し、荷卸しをするもので、形鋼および鋼板により枠組みされ、コンテナ8の荷卸しに対して十分な広さと強度を有し、その一端にはプラットホーム1の傾斜時にコンテナ8を支持するための強度な形鋼を使用した係止装置としてのバックストップ9が取り付けられている。
このようなプラットホーム1でコンテナ全体を傾斜させる方法は、装置全体が大がかりなものとなり、このプラットホーム1での装置がある場所でなければ、荷卸し作業ができない。しかも、一連の作業の中で、オーバーバン4が開放したまま、コンテナをプラットホーム1に置いてしまう場合には、受入れビンに落下するおそれがあり、また、バックストップ9の上昇位置が適切でなかった場合にも落下し重大災害となる。
特開平5−208731号公報には、コンテナ内の荷降ろしを人手を最小にして自動化したものとして、上下スライドテーブル、左右スライドテーブル、前後スライドテーブル、掴み部、コンベア上下スライドテーブル、搬送部をそれぞれ有する移動支持フレームをコンテナ内にて走行可能とし、搬送部につながるコンベア部に延長コンベアを更に備え、荷を各スライドテーブルの位置合わせと真空吸着パッドの操作によって搬送部に引き出し、コンベア上を移動させたものが示されている。
この特開平5−208731号公報のコンテナ内の荷役装置は、装置全体が大掛かりなものとなり、コスト的にも問題がある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、コンテナの大きな改造なしに、また、外部やコンテナ内に大がかりな装置を設けることなく、コンテナ内に積まれた荷の荷降ろし作業を機械化することができ、人手での荷卸しという重作業をなくすことができ、これにより、コンテナの荷降ろし作業者の高齢化、及び作業効率の向上にも対応できるコンテナを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、コンテナ外殻である箱体内に荷排出装置として前後方向に移動する押壁と、その下方に敷設する前後動可能とした床板を設けたコンテナにおいて、箱体に対して押壁を固定する固定手段として、箱体の側板上に係止突起を適宜間隔で設け、一方押壁の上部左右端に前記係止突起に掛止する掛止片を振り子式またはシーソー式に設けたロックバーを設け、このロックバーは、掛止片がその傾きのある状態では押壁に前記係止突起に掛止されて前記押壁を前記側板に対して固定するとともに、傾きの他の状態では前記係止突起との掛止が解除されて押壁を前記側板に対して移動可能にするものであることを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、コンテナ外殻である箱体内に、荷排出装置と、もしくは荷積み装置としてシリンダーにより前後動可能とした床板を設け、この床板を荷排出口方向(往路方向)と反荷排出口方向(復路方向)とで変化させて動かすことで、床板上の荷を順次移動させることができる。
このように、コンテナは荷排出装置を備えるものであり、チップ等のバラ物を始めとして、コンテナ内にパレットなしで隙間なく積まれた荷の荷降ろし作業を機械化することができる。そして、コンテナは外殻である箱体内に荷排出装置として前後方向に移動する押壁を設けていて、この押壁でチップその他の荷を荷排出口方向に移動させ、コンテナ外へ排出でき、コンテナの大きな改造なしに、また、外部に大がかりな装置を設けることなくコンテナ内にパレットなしで隙間なく積まれた荷の荷降ろし作業を機械化することが可能となる。
そして、第1段階として、床板が荷排出口方向(往路方向)に移動する場合には床板上の荷および押壁は床板とともに移動し、次に、第2段階として、押壁を固定して、荷をその場に止め、床板のみを反荷排出口方向(復路方向)に移動する。以下、前記第1段階、第2段階を順次、繰り返して、押壁および荷を荷排出口へと移動させ、荷をコンテナ外へ排出できる。
このように押壁は床板のみを反荷排出口方向(復路方向)に移動する際の荷の係止だけに用いるものであり、直接荷を押すことがないので、単に止めるだけの小さな力をかけるだけですむ。
また、押壁でチップその他の荷を荷排出口方向に移動させながら、床板を前後動させ、反荷排出口方向(復路方向)に移動する際には押壁は荷を押さえる役割をすればよく、荷排出口方向(往路方向)に移動する場合には荷はこの床板でも運ばれるので押壁の押す動作を助ける。よって、押壁を動かす力は小さいものですむ。
以上述べたように本発明のコンテナは、コンテナ自体の大きな改造なしに、また、外部やコンテナ内に大がかりな装置を設けることなく、コンテナ内に隙間なく積まれた荷の荷降ろし作業を機械化することができ、人手での荷卸しという重作業をなくすことができ、これにより、コンテナの荷降ろし作業の高齢化、及び作業効率の向上にも対応できるものである。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のコンテナの第1実施形態を示す斜視図、図2は同上側面図で、図中10はコンテナ外殻である箱体を示し、この箱体10の後端を荷排出口11としている。なお、上床板(天板)は有る場合と無い場合の両方がある。また、荷排出口11には開閉式の扉があるが図示は省略する。
本発明は、箱体10内に、荷排出装置として前後方向に移動する押壁12を設けた。または、荷排出装置として、さらに、押壁12の下方に敷設する前後動可能とした床板13を敷設した。
押壁12は鋼製もしくはアルミ合金等他の金属製で、箱体10が直方体であるとして、荷排出口11に平行する向きで、配置される。また、押壁12は水平なベース板12aに隔壁板12bを立設したものであり、隔壁板12bの下部は荷排出口11の方向から見て上が遠ざかるように傾斜させた。また、床板13も鋼製もしくはステンレス製で、比較的薄いものでよい。
前記押壁12は床板13とはベース板12aが接するだけで載置されている。
一方、床板13と箱体10との間には往復運動するシリンダー15を設け、このシリンダー15で床板13を前後方向に動かせるようにする。
箱体10に対して押壁12を固定する固定手段16を設けた。この固定手段16としてはピンによるロック等も考えられるが、図示の例は、箱体10の側板上に係止突起17aを適宜間隔で設けた。
一方、押壁12の上部左右端に前記係止突起17aに掛止する掛止片17cを振り子式またはシーソー式に設けたロックバー17bを設ける。
このロックバー17bは、掛止片17cがその傾きのある状態では押壁12の前記係止突起17aに掛止されて前記押壁12を前記側板に対して固定するとともに、傾きの他の状態では前記係止突起17aとの掛止が解除されて押壁12を前記側板に対して移動可能にするものである。
第1段階として、シリンダー15により(図示は省略する)床板13が荷排出口11の方向(往路方向)に移動する場合には固定手段16をフリーとし、床板13上に置かれている押壁12と荷の両方が床板13により運ばれるように床板13とともに移動する。
次に、第2段階として、係止突起17aにロックバー17bを掛止めて押壁12を固定して荷をその場に止め、シリンダー15により床板13のみを反荷排出口方向(復路方向)に移動させる。以下、前記第1段階、第2段階を順次、繰り返して、押壁12および荷を荷排出口11へと移動させ、荷排出口11から荷をコンテナ外へ排出する。
なお、荷を排出後に押壁12を元の箱体10の前位置に戻すには、基本的には逆の動作を行えばよいが、特に第2実施形態においては、床板13が荷排出口11の方向(往路方向)に移動する場合に固定手段16を作動させ、反荷排出口方向(復路方向)に移動させる場合は固定手段16をフリーとして床板13で押壁12を運ぶことにする。
本発明のコンテナの第1実施形態を示す斜視図である。 本発明のコンテナの第1実施形態を示す部分側面図である。 従来例の側面図である。
1…プラットホーム 2…油圧装置
3…シリンダー 4…オーバーバン
5…計量装置 6…油圧装置
7…シリンダー 8…コンテナ
9…バックストップ 10…箱体
11…荷排出口 12…押壁
12a…ベース板 12b…隔壁板
13…床板 14…テレスコピックシリンダー
15…シリンダー 16…固定手段
17a…係止突起 17b…ロックバー
17c…掛止片

Claims (1)

  1. コンテナ外殻である箱体内に荷排出装置として前後方向に移動する押壁と、その下方に敷設する前後動可能とした床板を設けたコンテナにおいて、
    箱体に対して押壁を固定する固定手段として、箱体の側板上に係止突起を適宜間隔で設け、一方押壁の上部左右端に前記係止突起に掛止する掛止片を振り子式またはシーソー式に設けたロックバーを設け、このロックバーは、掛止片がその傾きのある状態では押壁に前記係止突起に掛止されて前記押壁を前記側板に対して固定するとともに、傾きの他の状態では前記係止突起との掛止が解除されて押壁を前記側板に対して移動可能にするものであることを特徴とするコンテナ。
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