JP2001239845A - 車両の燃料用ガスボンベ搭載構造 - Google Patents
車両の燃料用ガスボンベ搭載構造Info
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Abstract
料用ガスボンベの搭載本数を増やすことなく燃料用ガス
の充填容量を増加させることを可能にするとともに、燃
料用ガスボンベの開閉弁の開閉操作時の作業性を向上さ
せることを可能にする。 【解決手段】 燃料用ガスボンベ4A〜4Cをその長手
方向を車両の前後方向に向けて屋根部3に複数本搭載
し、その各開閉弁40A〜40Cを同一方向に配設する
とともに、各開閉弁40A〜40Cを操作するための操
作力伝達部材50A〜50Cを各開閉弁40A〜40C
をにそれぞれ結合して、そのハンドル部51A〜51C
を車両の屋根部3の片側に集中配置させる。
Description
燃料用ガスボンベを搭載した車両の燃料用ガスボンベ搭
載構造に関する。
天然ガス)を燃料として使用可能なエンジンを搭載した
車両(CNG車)が普及しつつある。このようなCNG
車では、従来、乗客室の床下の空間を利用してCNGボ
ンベを搭載していた。ところが、近年、高齢者や障害者
に対するバリアフリーの観点から歩道と床面との段差の
ない低床の路線バス(ノーステップ車)が実用化されて
いる。このようなノーステップ車でもCNG化が要望さ
れるが、低床のために床下にはCNGボンベを搭載する
だけのスペースはない。
1の屋根102の上にCNGボンベ103を搭載するよ
うにしたノーステップ車(CNGノーステップ車)が提
案され実用化されている。CNG車を路線バスとして用
いる場合、1回のガスの充填で少なくとも200kmは
走行可能であることが要望されるが、そのためにはCN
Gボンベは複数本必要とされる。図8,図9に示す従来
のCNGノーステップ車の場合では、複数本(ここでは
5本)のCNGボンベ103をその長手方向を車幅方向
に向けて車両101の前後方向に並列に搭載している。
また、各CNGボンベ103の開閉弁(容器元弁)10
4は全て同一方向に向けられている。
なCNGボンベ103の搭載構造では次のような不具合
がある。すなわち、1回充填当たりの走行距離を長くす
るにはガスの充填容量を大きくする必要があるが、その
ためにはCNGボンベ103の搭載本数を増やすか、或
いはCNGボンベ103一本当たりの容量を大きくする
ことになる。この場合、全体の重量増はCNGボンベ1
03一本当たりの容量を大きくしたほうがCNGボンベ
103の搭載本数を増やすよりも小さくてすむ。したが
って、CNGボンベ103一本当たりの容量を大きくす
ることで全体の充填容量を大きくするのが好ましい。
NGボンベ103を車幅方向に向けて搭載する場合、C
NGボンベ103は車幅よりも長くすることはできな
い。また、CNGボンベ103の直径を大きくすると車
両1の全高が高くなってしまうためこれにも限度があ
る。このため、従来のノーステップ車にかかるCNGボ
ンベの搭載構造では、ガスの充填容量を増やすためには
CNGボンベ103の搭載本数を増やすしかなく、大幅
な重量増を招いてしまうという課題があった。
4の開閉操作を行なうには、車両101の屋根102の
上に昇って容器元弁104に設けられたハンドルを操作
する必要がある。このため、図8に示すようにCNGボ
ンベ103が車両101の前後方向に並置されている
と、操作者も各ハンドルの操作のために屋根102の上
を車両101の前後方向に沿って移動しなければなら
ず、作業性が良くなかった。特に、上述のようにCNG
ボンベ103の搭載本数が増加した場合には、操作者の
移動距離が延びてさらに作業性が悪化してしまう。
たもので、燃料用ガスボンベの搭載本数を増やすことな
く燃料用ガスの充填容量を増加させることを可能にする
とともに、燃料用ガスボンベの開閉弁の開閉操作時の作
業性を向上させることを可能にした、車両の燃料用ガス
ボンベ搭載構造を提供することを目的とする。
の燃料用ガスボンベ搭載構造では、燃料用ガスボンベを
その長手方向を車両の前後方向に向けて屋根部に複数本
搭載し、その各開閉弁を同一方向に配設するとともに、
各開閉弁を操作するための操作力伝達部材を各開閉弁に
それぞれ結合して、そのハンドル部を車両の屋根部の片
側に集中配置させるようにする。
いて説明する。図1〜図7は本発明の一実施形態として
の車両の燃料用ガスボンベ搭載構造について示すもので
ある。ここでは、図1に示すように、ノーステップ車
(車両)1の屋根3の上にキャリア10を取り付け、こ
のキャリア10にCNGボンベ(燃料用ガスボンベ)4
を搭載する場合の搭載構造について説明する。
る。キャリア10は、図2に示すように載置台(ボンベ
サポート)11と開閉自在なカバー12,13とから構
成されている。ボンベサポート11は車両1の前後方向
に長く、図3に示すように枠を形成する前部枠部材11
a,右側枠部材11b,左側枠部材11c及び後部枠部
材11dと、中央部にそなえらえ前部枠部材11aと後
部枠部材11dとを連結する中央枠部材11fとから主
に構成されている。そして、前部枠部材11a,後部枠
部材11dにはそれぞれカバー12,13の端部がヒン
ジにより回転自在に連結されている。右側枠部材11
b,左側枠部材11cの外側には、複数(ここでは3
つ)のブラケット16が設けられており、図3に示すよ
うに、このブラケット16をルーフパネル5に取り付け
られたブラケットサポート30に連結することで、ボン
ベサポート11が屋根3上に固定されるようになってい
る。
とは、図4に示すようにボルト31とナット(図示略)
により締結されるようになっている。ブラケットサポー
ト30には左右一対のフランジ部33,33が設けられ
ており、その下面にはそれぞれスペーサ35が溶接され
ている。また、フランジ部33にはスペーサ35の下面
にまで通じるボルト用孔34がそれぞれ2個所穿設され
ている。
ポート30のフランジ部33,33の位置に対応して切
り欠き孔5a,5aが設けられている。そして、切り欠
き孔5a,5aが設けられたルーフパネル5の内側に
は、支持ブラケット25の支持面26が接している。支
持ブラケット25はL型の部材であり、両側をサイドル
ーフボー24,24に、支持面26の端部をルーフレー
ル20に溶接されている。また、支持面26にはブラケ
ットサポート30のボルト用孔34の位置に対応して、
ボルト用孔28が4個所に穿設されている。なお、サイ
ドルーフボー24はルーフレール20とウィンドウアッ
パーレール23とを連結する補強部材である。
への取り付けは、ブラケットサポート30に設けられた
左右のスペーサ35,35をそれぞれ対応する切り欠き
孔5a,5a内に挿入して支持ブラケット25の支持面
26に接触させ、ボルト用孔28,34に挿入されたボ
ルト37とナット(図示略)とによりブラケットサポー
ト30と支持ブラケット25とを締結することで行なわ
れる。
ジ部33の下面とルーフパネル5との間に、切り欠き孔
5aを囲む環状のパッキン36を挟装し、フランジ部3
3とルーフパネル5との隙間をシールするようにする。
また、ブラケットサポート30と支持ブラケット25と
の締結後は、パッキン36の外周部やボルト37の頭部
にシール剤を塗布してシール性を高めるようにする。
して屋根3に固定されたボンベサポート11上に、図3
に示すようにその長手方向を車両1の前後方向に向けて
3本並列に載置されるようになっている。そして、各C
NGボンベ4A〜4Cは、容器元弁(開閉バルブ)40
A〜40Cを同一方向(車両前方方向)に向けて、それ
ぞれ所定の位置に位置決めされた状態で固定されてい
る。
ンベ4Cとは車両1の中心線に対して左右対称位置に配
設され、左端のCNGボンベ4Aは左側枠部材11cに
固設された受台17とバンド15とで複数個所(ここで
は3個所)狭持することによって固定されている。一
方、右端のCNGボンベ4Cは右側枠部材11bに固定
されに固設された受台17とバンド15とで狭持するこ
とで固定されている。そして、中央のCNGボンベ4B
は中央枠部材11fに固設された受台17とバンド15
とで狭持することで固定され、車両中心線に対しエンジ
ン6の搭載側と反対側(ここでは左側)にオフセットさ
れている。なお、バンド15は半円状の金属プレートで
あり内側にゴム等の弾性部材が貼設されている。また、
受け台17はバンド15と同径の半円状に形成された凹
部を有し、その内側にゴム等の弾性部材が貼設されてい
る。
作によりCNGボンベ4A〜4Cの内部から外部へのガ
スの流路を開閉する弁であるが、ここでは、過流防止機
構付き安全弁としての機能も有している。すなわち、ガ
スが急激にCNGボンベ4A〜4Cから流れ出したとき
にガスの流出を止め、容器元弁40A〜40C自体の温
度が所定の温度(例えば105℃)以上まで上昇したと
きに内部のガスを放出するようになっている。また、各
CNGボンベ4A〜4Cの後端部、すなわち容器元弁4
0A〜40Cの反対側には、安全弁43A〜43Cがそ
なえられている。安全弁43A〜43Cは温度が所定の
温度(例えば105℃)まで上昇したときに作動して、
CNGボンベ4A〜4C内のガスを外部に放出するよう
になっている。
2を外して上方から見た部分平面図であり、CNGボン
ベ4A〜4Cの容器元弁40A〜40Cに接続されるガ
ス配管の配管構成と各容器元弁40A〜40Cの操作手
段の構成について示している。なお、図2,図3ではこ
れらガス配管等については省略して示している。まず、
ガス配管の配管構成について説明すると、ガス配管は、
図5に示すように、車両1の側部に設けられた図示しな
い充填孔に接続され、図示しない充填設備から送られる
ガス(CNG)を各CNGボンベ4A〜4Cに充填する
充填用配管45と、車両1の後部にそなえられたエンジ
ン6(図1参照)に接続され、各CNGボンベ4A〜4
Cからエンジン6にガスを供給する供給用配管46とが
設けられている。これら充填用配管45,供給用配管4
6は金属製のガス配管である。
右側前方に設けられたルーフパネル5の貫通孔5bから
車外に延びており、ボンベサポート11の前部枠部材1
1aに沿って延設され、左端のCNGボンベ4Aの容器
元弁40Aに接続されている。充填用配管45の貫通孔
5bから容器元弁40Aまでの経路の途中には、枝配管
45a,45bが延びており、それぞれ右端のCNGボ
ンベ4Cの容器元弁40C,中央のCNGボンベ4Bの
容器元弁40Bに接続されている。また、貫通孔5bか
ら枝配管45aまでの経路の途中には逆止弁42が介装
されており、CNGボンベ4から充填孔へのガスの逆流
が防止されている。
ンベ4Aの容器元弁40Aを起点として、ボンベサポー
ト11の前部枠部材11aから右側枠部材11bに沿っ
て車両1の後方に向けて延設されている。供給用配管4
6の経路の途中には、枝配管46a,46bが延びてお
り、それぞれ右端のCNGボンベ4Cの容器元弁40
C,中央のCNGボンベ4Bの容器元弁40Bに接続さ
れている。また、容器元弁40Aから枝配管46bまで
の経路の途中には主止弁41Aが介装されている。さら
に、各枝配管46a,46bにもそれぞれ主止弁41
B,41Cが設けられている。これらの主止弁41A〜
41CはCNGボンベ4A〜4Cからエンジン6へのガ
スの供給の開始/停止を制御する弁であり、車両1のメ
インスイッチのオン/オフに連動して作動するようにな
っている。
の構成について、図5及び図6を参照しながら説明す
る。上述したように容器元弁40A〜40Cは、CNG
ボンベ4A〜4Cの内部から外部へのガスの流路を開閉
する弁であるが、エンジン6へのガスの供給の開始/停
止は主止弁41A〜41Cによって制御することができ
るので、通常は容器元弁40A〜40Cは常時開状態に
しておくことができる。しかしながら、長期間車両1を
動かさないときや整備点検時には、容器元弁40A〜4
0Cを閉じておくことが好ましい。
〜4Cは車両1の前後方向に向けて並置されているの
で、車両1の側面から容器元弁40A〜40Cまでは遠
く、このままでは屋根3の上に上らない限りは容器元弁
40A〜40Cを手動で開閉操作できない。そこで、本
実施形態では、図5,図6に示すように各容器元弁40
A〜40Cに操作用の操作用シャフト(操作力伝達部
材)50A〜50Cを取り付けている。具体的には、各
容器元弁40A〜40Cの開閉コック47A〜47Cに
U形の連結部材48A〜48Cを取り付け、このU形連
結部材48A〜48Cに操作用シャフト50A〜50C
の一端を回転自在に連結させている。そして、他端にハ
ンドル(ハンドル部)51A〜51Cを取り付け、これ
らハンドル51A〜51Cをキャリア10の片側(ここ
では車体左側面側)に集中配置させている。
面側に配置することにより、右端のCNGボンベ4Cの
容器元弁40Cに結合された操作用シャフト50Cが最
も長く、左端のCNGボンベ4Aの容器元弁40Aに結
合された操作用シャフト50Aが最も短くなる。ここで
は、操作用シャフト50Aはハンドル51Aをやや上方
に向けて配置し、操作用シャフト50Bは容器元弁40
Aの下を通してハンドル51Bをやや下方に向けて配置
し、操作用シャフト50Cは容器元弁40B,40Aの
下を通して操作用シャフト50Bと同様の傾きで配置し
ている。このように配置することで各操作用シャフト5
0A〜50Cは干渉することがなく、ハンドル51A〜
51Cは縦方向にほぼ一列に配置されるようになる。ま
た、カバー12を開くことなくこれらハンドル51A〜
51Cを操作できるように、カバー12には開口部12
aが形成されている。この開口部12aには、ヒンジ1
2bを中心に回転して上方に開く蓋12cが取り付けら
れている。
は、それぞれ2個所ずつ樹脂クリップ52A〜52Fに
よって回転自在に支持されている。具体的には、操作用
シャフト50Aは、それぞれボンベサポート11の左側
枠部材11cに取り付けられた樹脂クリップ52A,5
2Bにより軸支されている。操作用シャフト50Bは、
左側枠部材11cの樹脂クリップ52A,52Bの下方
に取り付けられた樹脂クリップ52Cと、前部枠部材1
1aの内側で左側枠部材11cと右側枠部材11bとを
連結する支持部材11eに取り付けられた樹脂クリップ
52Dとにより軸支されている。そして、操作用シャフ
ト50Cは、左側枠部材11cの樹脂クリップ52Cの
下方に取り付けられた樹脂クリップ52Eと、中央枠部
材11fに取り付けられた樹脂クリップ52Fとにより
軸支されている。
繊維複合容器とアルミライナーとを組み合わせたもので
あるため、直接固定ブラケット等を取り付けることはで
きず、前述したようにバンド15によりボンベサポート
11に固定している。このためCNGボンベ4A〜4C
の前後方向位置や回転角度は一意には決まらず、容器元
弁40A〜40Cの位置及び向きが適正な位置及び向き
になるように調整しなければならない。
A〜40Cに対してガイドプレート60A〜60Cを設
けることによって、容器元弁40A〜40Cの位置及び
向きの割り出しの容易化を図っている。ガイドプレート
60A〜60Cは、支持部材11eに取り付けられ、容
器元弁40A〜40Cの操作用シャフト50A〜50C
が連結された側に近接して配設されている。
は、図7に示すように半円上の凹部60aが形成されて
おり、CNGボンベ4A〜4Cの設置時には、容器元弁
40A〜40Cの胴部(凸部)40aがこの凹部60a
内に収容されるようになっている。容器元弁40A〜4
0Cの胴部40aは円形断面であり、凹部60aは胴部
40aよりも大径に形成されている。胴部40aに対す
るガイドプレート60A〜60Cの凹部60aの位置
X,Yは、容器元弁40A〜40Cが適正な位置及び向
きになるようにCNGボンベ4A〜4Cが配置されたと
き、胴部40aと凹部60aとが同心になるような位置
に設定されている。
ガスボンベ搭載構造は上述のように構成されているの
で、各CNGボンベ4A〜4Cの容器元弁40A〜40
Cを開閉操作するには、カバー12の蓋12cを開いて
ハンドル51A〜51Cを適宜の方向に回せばよい。ハ
ンドル51A〜51Cは操作用シャフト50A〜50C
を介して容器元弁40A〜40Cのコック47A〜47
Cに連結されているので、ハンドル51A〜51Cを回
すことによってコック47A〜47Cもハンドル51A
〜51Cの回転方向に回転し、これにより容器元弁40
A〜40Cが開閉する。
によれば、作業者は屋根3に上ったり屋根3の上を移動
したりすることなく、一個所で容器元弁40A〜40C
の開閉操作を行なうことができ、容器元弁40A〜40
Cの開閉操作時の作業性が向上するという利点がある。
また、操作用シャフト50A〜50Cは樹脂クリップ5
2A〜52Fにより軸支されているので、走行時にがた
ついて騒音が発生することがなく、操作時に操作用シャ
フト50A〜50Cがぶれて操作性が悪化することもな
い。
ば、CNGボンベ4A〜4Cはその長手方向を車両1の
前後方向に向けて搭載されるので、従来のようにCNG
ボンベ4A〜4Cの全長が車両幅により制限されること
がない。したがって、CNGボンベ4A〜4Cの全長を
延ばすことによって搭載本数を増やすことなくガスの充
填容量を増加させることができ、ボンベ容器の増大分の
重量増のみで航続距離を延ばすことが可能になるという
利点がある。
いるため中央が高くなっているが、中央のCNGボンベ
4Bを車両1の中心から左側にオフセットして搭載して
いるので、全高が高くなるのを抑えることができる。ま
た、エンジン6は車両1の右側にオフセットして搭載し
ているので、中央のCNGボンベ4Bを左側にオフセッ
トすることによって、左右の重量バランスを改善するこ
とができるという利点もある。
説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することができる。例えば、上述の実施形態で
は、操作力伝達部材として操作用シャフト50A〜50
Cをそなえ、ハンドル51A〜51Cを回すことによっ
て容器元弁40A〜40Cを開閉操作するようになって
いるが、レバーを容器元弁に結合してレバーの押し引き
により容器元弁を開閉操作できるように構成してもよ
い。その際もレバーのハンドル部を屋根部の片側に集中
配置させるようにすれば、作業性の向上という上記実施
形態と同様の効果を得ることができる。
載構造の適用対象はノーステップ型のバスに限定される
ものではなく、CNGボンベ等の燃料用ガスボンベを屋
根上に搭載するバス一般、さらには、燃料用ガスボンベ
を屋根上に搭載する自動車,トラック及び鉄道を含めた
車両一般が適用対象である。
料用ガスボンベ搭載構造によれば、燃料用ガスボンベを
その長手方向を車両の前後方向に向けて複数本搭載する
ことによって、燃料用ガスボンベの全長を延ばすことに
よって搭載本数を増やすことなくガスの充填容量を増加
させることができるとともに、上記複数の燃料用ガスボ
ンベの各開閉弁を同一方向に配設して各開閉弁に操作用
の操作力伝達部材をそれぞれ結合し、そのハンドル部を
屋根部の片側に集中配置させることによって、開閉弁の
開閉操作時の作業性を向上させることができるという利
点がある。
ボンベ搭載構造が適用されるCNGノーステップ車の側
面図である。
ボンベ搭載構造にかかるキャリアの斜視図である。
ボンベ搭載構造にかかるキャリアの取付構造を示す斜視
図である。
分解図である。
ボンベ搭載構造を示す要部平面図である。
ボンベ搭載構造にかかるガイドプレートの構成を示す図
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根部に燃料用ガスボンベを搭載した車
両の燃料用ガスボンベ搭載構造であって、 該燃料用ガスボンベをその長手方向を該車両の前後方向
に向けて複数本搭載し、上記複数の燃料用ガスボンベの
各開閉弁を同一方向に配設するとともに、 上記各開閉弁に操作用の操作力伝達部材をそれぞれ結合
し、 上記各操作力伝達部材のハンドル部を該屋根部の片側に
集中配置させたことを特徴とする、車両の燃料用ガスボ
ンベ搭載構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000051995A JP2001239845A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 車両の燃料用ガスボンベ搭載構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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