JP2001239735A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2001239735A
JP2001239735A JP2000056116A JP2000056116A JP2001239735A JP 2001239735 A JP2001239735 A JP 2001239735A JP 2000056116 A JP2000056116 A JP 2000056116A JP 2000056116 A JP2000056116 A JP 2000056116A JP 2001239735 A JP2001239735 A JP 2001239735A
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Masaki Orimoto
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/04Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
    • B41L13/06Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil

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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で且つ小型化を実現した上で印刷圧を可
変させる。 【解決手段】 プレスロール18に付与する印刷圧を、
印圧バネ33及び可変バネ41により得て、可変バネ4
1を引張力可変機構を以て伸縮させて、印刷圧を可変す
る。ゆえに、温度変化によりインクの粘度が変わった場
合や、印刷の速度変化により版胴14(孔版原紙M)へ
の印刷用紙Pの接触時間が変わった場合等に、印刷する
画像の濃度を調整して印刷画像性能を安定させる。ま
た、プレスロール18による印刷圧を安定させる強い引
張力を、印圧バネ33及び可変バネ41に分散させて、
可変バネ41を伸縮させるようにしているので、印刷圧
を可変させるための駆動力を小さくし、小型化と、低コ
スト化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷時の濃度を調
整するために印刷圧を可変可能とした孔版印刷装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、孔版印刷装置は、図5に示すよ
うに、内周面にインクが供給されて自身の軸線周りに回
転自在に設けられた多孔性円筒形状の版胴114を有し
ている。版胴114の外周面には、製版された孔版原紙
Mが巻き付けられる。また、版胴114の下側には、プ
レスロール118がある。そして、版胴114の回転に
同期して印刷用紙Pを供給し、プレスロール118を以
て印刷用紙Pと版胴114とを圧接させることにより、
版胴114内より孔版原紙Mの穿孔部を介してインクを
通過させ、印刷用紙Pに印刷が行われる。
【0003】前記プレスロール118は、支持部材13
0に対して回転可能に支持されている。支持部材130
は、回転可能に設けられた支軸131に固定されてい
る。また、支軸131はプレスアーム132を固定して
いる。このプレスアーム132は、引張バネ133によ
り支軸131を中心として図5中反時計廻り方向に引っ
張られている。これにより、プレスアーム132が支軸
131を回転させ、支軸131に固定された支持部材1
30が図5中反時計廻りに回転し、プレスロール118
を版胴114の外周面に対して押し付ける圧接位置に移
動させる。
【0004】この圧接位置において、プレスロール11
8は、引張バネ133の引張力によって版胴114の外
周面に押し付けられて、印刷用紙Pを版胴114に巻か
れた孔版原紙Mの外周面に圧接させる印刷圧を得る。
【0005】また、前記プレスアーム132は、版胴1
14の軸線と同じ軸線にて回転するカム136に対し、
前記引張バネ133の引張力によって摺接し得るカムフ
ォロア135を有しており、カム136の回転によって
支軸131を図5中時計廻りに回転させる。これによ
り、プレスアーム132が支軸131を回転させ、支軸
131に固定された支持部材130が図5中時計廻りに
回転し、プレスロール118を版胴114の外周面より
引き離す退避位置に移動させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の孔版印刷装置では、温度変化によりインクの粘
度が変わった場合や、印刷の速度変化により版胴114
(孔版原紙M)への印刷用紙Pの接触時間が変わった場
合等には、印刷された画像の濃度が変わることとなる。
これに対し、プレスロール118による印刷圧、即ち引
張バネ133の引張力を可変させて、前記濃度を調整す
ることが考えられる。
【0007】ところが、引張バネ133は、プレスロー
ル118による印刷圧を安定させるために、強い引張力
が得られるように設計されている。このため、引張バネ
133の引張力を可変させるには、引張バネ133の引
張力に勝る強い駆動力を有した大型の駆動機構(モー
タ,歯車等)が必要となり、コストが嵩むとともに、装
置の大型化が問題となる。
【0008】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、安価で且つ小型化を実現した上で印刷圧を可変さ
せ、印刷速度や環境温度に対応して印刷画像性能を安定
させることができる孔版印刷装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による孔版印刷装置は、内周面にインクが供給さ
れて自身の軸線周りに回転可能とされた円筒状の版胴の
外周面に、製版された孔版原紙を巻き付け、前記版胴の
回転に同期して印刷用紙を搬送するともに、前記版胴に
対して接離するプレスロールにより前記孔版原紙の外周
面に前記印刷用紙を圧接させて該印刷用紙に対して押圧
式に孔版印刷を行う孔版印刷装置において、前記プレス
ロールを版胴の外周面に対して押圧する印刷圧を付与す
る複数の引張バネと、前記複数の引張バネの何れかを伸
縮可能として前記印刷圧を可変する引張力可変機構と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の孔版印刷装置は、請求項
1に記載の孔版印刷装置において、前記引張力可変機構
は、前記引張バネの何れかをその回転により伸縮させる
ウォームホイールと、該ウォームホイールに噛合するウ
ォームと、該ウォームに噛合する減速歯車と、該減速歯
車を介して前記ウォームを回転駆動するための駆動モー
タとからなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明による孔版
印刷装置の一例として製版機能付きの孔版印刷装置を示
す側面図である。この孔版印刷装置は、原稿読み取り部
1と、製版部2と、印刷部3とを有している。
【0012】原稿読み取り部1は、イメージスキャナで
あり、副走査方向に搬送される原稿の画像の読み取りを
行うラインイメージセンサ4と、原稿送りローラ5とを
有している。なお、原稿読み取り部1としては、上記の
構成に限らず、固定の原稿に対してラインイメージセン
サ4を副走査方向に移動させて原稿の画像を読み取るよ
うに構成してもよい。すなわち、原稿読み取り部1は、
原稿とラインイメージセンサ4を相対移動させることに
より原稿の画像を読み取る。
【0013】製版部2は、原紙ロール部6と、横一列に
配置された複数個の点状発熱体により構成されたサーマ
ルヘッド7と、プラテンローラ8及び原紙送りローラ9
と、原紙案内ローラ10と、原紙カッタ11とを有して
いる。そして、プラテンローラ8の回転により、原紙ロ
ール部6から孔版原紙Mを連続して引き出し、サーマル
ヘッド7とプラテンローラ8の間で搬送する。サーマル
ヘッド7には、上記原稿読み取り部1によって読み取ら
れた原稿の画像データが入力されている。そして、サー
マルヘッド7の複数個の点状発熱体が各々個別に選択的
に発熱することにより、感熱性の孔版原紙Mにドットマ
トリックス式に感熱穿孔製版が行われる。この製版時に
おいて、プラテンローラ8によって原紙ロール部6から
引き出された孔版原紙Mは、原紙案内ローラ10によっ
て所望の引張力が付与されて皺等の発生を防止してい
る。また、製版が行われた孔版原紙Mは、原紙送りロー
ラ9によってさらに搬送され、原紙カッタ11により一
版分に切断される。
【0014】印刷部3は、多孔金属板、メッシュ構造体
等のインク通過性材料により構成された多孔構造のイン
ク通過性の円筒状の版胴14と、版胴14の内部に配置
されたスキージローラ15とドクタローラ16とによる
インク供給装置17と、プレスロール18とを有してい
る。版胴14は、図示されない回転駆動手段により自身
の中心軸線の周りに図1にて時計廻り方向に回転駆動さ
れる。また、版胴14には、孔版原紙Mの端部をクラン
プするクランプ部14aが設けられている。そして、版
胴14は、搬送された製版済みの孔版原紙Mの先端部を
クランプ部14aにてクランプしながら回転することに
よって、その外周面に孔版原紙Mを巻装着版する。
【0015】また、印刷部3の一方の側には給紙部19
が、印刷部3の他方の側には排紙部20が設けられてい
る。給紙部19は、印刷用紙Pが積み重ね載置される給
紙台21と、給紙台21より印刷用紙Pを一枚ずつ取り
出すピックアップローラ22と、印刷用紙Pを版胴14
とプレスロール18との間に送る給紙タイミングローラ
23とを有している。
【0016】排紙部20は、印刷用紙Pを版胴14より
はぎ取るはぎ取り爪24と、排紙送りベルト部25と、
印刷済みの印刷用紙Pが積層される排紙台26とを有し
ている。そして、
【0017】また、印刷部3の一方の側には、使用済み
の孔版原紙Mを版胴14より引き剥がし、これを排版ボ
ックス27内へ送り込む排版ローラ28を含む排版部2
9が設けられている。
【0018】上記構成の孔版印刷装置においては、イン
ク供給装置17により版胴14の内周面に所定の色の印
刷インクが供給される。版胴14は、図示されない回転
駆動手段により自身の中心軸線の周りに図1にて時計廻
り方向に回転駆動される。印刷用紙Pは、版胴14の回
転に同期して所定のタイミングにて給紙タイミングロー
ラ23により図1の右方から左方へ移動する状態にて、
版胴14とプレスロール18との間に供給される。そし
て、印刷用紙Pが、プレスロール18の移動により版胴
14の外周面に巻装されている孔版原紙Mに対して圧接
されることによって、印刷用紙Pに対して版胴14から
孔版原紙Mを通過したインクが転写されて孔版印刷が行
われる。
【0019】以下、上記の如く構成の孔版印刷装置にか
かり、前記プレスロール18を移動させる駆動装置につ
いて説明する。図2はプレスロールの駆動装置を示す側
面図である。
【0020】図2に示すように、プレスロール18は、
版胴14の軸線方向に延在して支持部材30により自身
の中心軸線の周りに回転可能に支持されている。支持部
材30は、固定側部材である孔版印刷装置のフレーム
(不図示)により、回転可能に支持された支軸31に固
定装着されている。これにより、プレスロール18は、
支軸31を中心として図2中略上下方向に揺動変位可能
とされ、版胴14の外周面より引き離された退避位置
と、版胴14の外周面に対して押し付けられる圧接位置
との間を移動可能とされている。
【0021】支軸31には、プレスアーム32が固定装
着されている。ゆえに、プレスロール18を支持する支
持部材30と、プレスアーム32とは、互いに支軸31
を中心として揺動する。
【0022】プレスアーム32には、引張バネをなす印
圧バネ33の一端が固定されている。また、印圧バネ3
3の他端は、孔版印刷装置側のフレーム(不図示)に設
けられた固定部材34に固定されている。これにより、
プレスアーム32は、印圧バネ33の引張力によって支
軸31を図2中反時計廻り方向に回転させる。この支軸
31の回転により、支持部材30が図2中反時計廻り方
向に揺動して、プレスロール18を圧接位置へと移動さ
せる。さらに、印圧バネ33の引張力は、プレスロール
18を版胴14の外周面に押し付ける印刷圧として作用
する。
【0023】また、プレスアーム32は、カムフォロア
35を有している。このカムフォロア35は、版胴14
の軸線と同じ軸線にて版胴14の回転とともに回転する
カム36に対して摺接可能とされている。
【0024】カム36へのカムフォロア35の摺接は、
通常の印刷時において所定のタイミングにて行われる。
具体的には、図2に示すように、プレスロール18によ
って版胴14の外周面(孔版原紙M)に印刷用紙Pを圧
接させる際には、カムフォロア35はカム36に接触し
ない。これにより、上記印圧バネ33の引張力(印刷
圧)をプレスロール18に対して損失なく伝達してい
る。そして、図3に示すように、版胴14の回転により
版胴14に設けられたクランプ部14aが、プレスロー
ル18に接触しようとする際、カムフォロア35がカム
36に接触する。これにより、プレスアーム32が支軸
31を図3の如く時計廻り方向に回転させる。この支軸
31の回転により、支持部材30が図3中時計回り方向
に揺動して、プレスロール18を退避位置へと移動させ
る。
【0025】また、図2に示すように、プレスアーム3
2の下側には、プレスレバー37が、固定側部材である
孔版印刷装置のフレーム(不図示)に対して軸38によ
り揺動可能に設けられている。また、プレスレバー37
は、ソレノイド39によって、その揺動端にある係止爪
37aが上下方向に移動するように構成されている。ソ
レノイド39は、上記通常の印刷時(図2及び図3参
照)には、係止爪37aを下方に移動させている。ま
た、ソレノイド39は、図4に示す非印刷時において、
係止爪37aを上方に移動させ、プレスアーム32の下
側に形成された係止部40に係止させる。これにより、
プレスロール18が版胴14の回転に関わらず退避位置
にて保持される。
【0026】このように、駆動装置は、印刷時にプレス
ロール18を版胴14の外周面(孔版原紙M)に圧接さ
せる圧接位置に移動させるとともに、プレスロール18
に対し印圧バネ33による印刷圧を付与する。また、駆
動装置は、所定のタイミングでプレスロール18を版胴
14の外周面から退避する退避位置に移動させる。さら
に、駆動装置は、非印刷時に、プレスロール18を退避
位置にて保持する。
【0027】以下、上記の如く構成の孔版印刷装置にか
かり、前記プレスロール18に付与する印刷圧を可変さ
せる印刷圧可変装置について説明する。
【0028】図2に示すように、上記プレスアーム32
には、引張バネをなす可変バネ41の一端が固定されて
いる。また、可変バネ41の他端は、従動歯車42に固
定されている。これにより、可変バネ41は、上記印圧
バネ33と略平行に配置される。
【0029】従動歯車42は、固定側部材である孔版印
刷装置のフレーム(不図示)に対して回転軸43により
回転可能に取り付けられ、駆動歯車44と噛合してい
る。また、従動歯車42はウォームホイールをなし、駆
動歯車44はウォームをなす。ゆえに、従動歯車42と
駆動歯車44が噛合していることにより、可変バネ41
は、プレスアーム32と従動歯車42の間に引張力を発
生させ、この引張力が上記印圧バネ33と共に、プレス
ロール18を版胴14の外周面に押し付ける印刷圧とし
て作用する。
【0030】駆動歯車44は、駆動モータ45の出力軸
にある歯車45aに対し、減速歯車46を介して噛合し
ている。これにより、駆動モータ45の駆動力が、減速
歯車46を介して減速されて駆動歯車44に伝達され、
従動歯車42を回転させる。そして、従動歯車42の回
転により、可変バネ41が伸縮されて、その引張力を可
変される。
【0031】即ち、可変バネ41が伸長されることによ
り、可変バネ41による引張力が大きくなり、印圧バネ
33と共にプレスロール18に付与する印刷圧を大きく
する。また、可変バネ41が縮退されることにより、可
変バネ41による引張力が小さくなり、印圧バネ33と
共にプレスロール18に付与する印刷圧を小さくする。
【0032】このように、従動歯車42(ウォームホイ
ール)、駆動歯車44(ウォーム)、減速歯車46、駆
動モータ45は、可変バネ41を伸縮させてその引張力
を可変させる引張力可変機構を構成し、これら、引張力
可変機構と可変バネ41により、プレスロール18を版
胴14の外周面に押し付ける印刷圧を可変させる印刷圧
可変装置をなす。
【0033】なお、図2にて示す従動歯車42は、可変
バネ41を伸縮させるための歯車部分を略4分の1回転
分に配した扇形状に形成され、歯車部分以外の箇所に上
述の如く可変バネ41の他端を固定している。また、従
動歯車42の歯車部分以外の箇所には、センサ検出片4
7が形成されている。このセンサ検出片47を不図示の
センサ(光学式センサ等)によって検出すれば、従動歯
車42の回転位置、即ち、可変バネ41の伸縮状態を認
識することが可能である。
【0034】したがって、上述した孔版印刷装置では、
印刷圧可変装置として、プレスロール18に付与する印
刷圧を、複数の引張バネ(印圧バネ33及び可変バネ4
1)により得て、該引張バネの何れか(可変バネ41)
を引張力可変機構を以て伸縮させて、印刷圧を可変して
いる。これにより、温度変化によりインクの粘度が変わ
った場合や、印刷の速度変化により版胴14(孔版原紙
M)への印刷用紙の接触時間が変わった場合等に、印刷
する画像の濃度を調整して印刷画像性能を安定させるこ
とができる。
【0035】また、複数の引張バネ(印圧バネ33及び
可変バネ41)により、プレスロール18による印刷圧
を安定させる強い引張力を分散させて、その何れか(可
変バネ41)を伸縮させるようにしている。これより、
印刷圧を可変させるための駆動力を小さくすることが可
能となり、駆動機構(引張力可変機構)の小型化と、コ
ストの低減を実現することができる。
【0036】また、可変バネ41を伸縮させる引張力可
変機構には、ウォームホイールである従動歯車42と、
ウォームである駆動歯車44を採用している。これによ
り、可変バネ41の引張力による引き戻しによって従動
歯車42を回転させることなく、可変バネ41の伸縮状
態を保持することが可能である。
【0037】また、可変バネ41を伸縮させる引張力可
変機構には、駆動歯車44と駆動モータ45の出力軸の
歯車45aとの間に減速歯車46を介在させている。こ
れにより、駆動モータへの負担が軽減され、より小型の
駆動モータの採用を実現して、コストの低減を図ること
が可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明による請求項
1に記載の孔版印刷装置は、プレスロールに付与する印
刷圧を、複数の引張バネにより得て、該引張バネの何れ
かを引張力可変機構を以て伸縮させて、印刷圧を可変し
ている。これにより、温度変化によりインクの粘度が変
わった場合や、印刷の速度変化により版胴(孔版原紙)
への印刷用紙の接触時間が変わった場合等に、印刷する
画像の濃度を調整して印刷画像性能を安定させることが
できる。
【0039】また、複数の引張バネにより、プレスロー
ルによる印刷圧を安定させる強い引張力を分散させ、分
散したその何れかの引張バネを伸縮させるようにしてい
ることにより、印刷圧を可変させるための駆動力を小さ
くすることが可能となり、駆動機構(引張力可変機構)
の小型化、及びコストの低減を実現することができる。
【0040】請求項2に記載の孔版印刷装置は、引張力
可変機構には、ウォームホイールでと、ウォームを採用
している。これにより、引張バネの引張力による引き戻
しによって従動歯車を回転させることなく、引張バネの
伸縮状態を保持することができる。
【0041】また、引張バネを伸縮させる引張力可変機
構には、ウォームと駆動モータとの間に減速歯車を介在
させている。これにより、駆動モータへの負担が軽減さ
れ、より小型の駆動モータの採用が実現でき、コストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による孔版印刷装置の一例を示す側面
図。
【図2】プレスロールの駆動装置及び印刷圧可変装置を
示す側面図。
【図3】前記駆動装置の動作図。
【図4】前記駆動装置の動作図。
【図5】従来におけるプレスロールの駆動装置を示す側
面図。
【符号の説明】
14…版胴、18…プレスロール、33…印圧バネ(引
張バネ)、41…可変バネ(引張バネ)、42…従動歯
車(ウォームホイール)、44…駆動歯車(ウォー
ム)、45…駆動モータ、46…減速歯車、M…孔版原
紙、P…印刷用紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面にインクが供給されて自身の軸線
    周りに回転可能とされた円筒状の版胴の外周面に、製版
    された孔版原紙を巻き付け、前記版胴の回転に同期して
    印刷用紙を搬送するともに、前記版胴に対して接離する
    プレスロールにより前記孔版原紙の外周面に前記印刷用
    紙を圧接させて該印刷用紙に対して押圧式に孔版印刷を
    行う孔版印刷装置において、 前記プレスロールを版胴の外周面に対して押圧する印刷
    圧を付与する複数の引張バネと、 前記複数の引張バネの何れかを伸縮可能として前記印刷
    圧を可変する引張力可変機構と、 を備えたことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記引張力可変機構は、前記引張バネの
    何れかをその回転により伸縮させるウォームホイール
    と、該ウォームホイールに噛合するウォームと、該ウォ
    ームに噛合する減速歯車と、該減速歯車を介して前記ウ
    ォームを回転駆動するための駆動モータとからなること
    を特徴とする請求項1に記載の孔版印刷装置。
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