JPH0784087B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JPH0784087B2
JPH0784087B2 JP30484386A JP30484386A JPH0784087B2 JP H0784087 B2 JPH0784087 B2 JP H0784087B2 JP 30484386 A JP30484386 A JP 30484386A JP 30484386 A JP30484386 A JP 30484386A JP H0784087 B2 JPH0784087 B2 JP H0784087B2
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光雄 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 技術分野 この発明は孔版印刷装置、特にその版付け工程を印刷工
程に入る前に2回連続して行なうことが可能な孔版印刷
装置に関するものである。
(2) 従来技術 円筒状版胴を有する孔版印刷装置においては、製版装置
によって製版された孔版印刷用原紙を、自動又は手動で
その先端部をクランプして版胴の外周面に巻き付けた
後、印刷用紙を介してプレスローラを版胴の外周面に押
し付けながら、版胴をゆっくりと低速で回転させること
により、版胴の外周面に原紙をしっかりと密着させる、
いわゆる版付けと呼ばれる工程が行なわれる。
これは原紙の版胴外周面への密着を確実にすると同時
に、原紙裏面への急速大量のインク供給を可能にして、
原紙へのインキなじみを行なわせ、そのあとに行なわれ
る印刷工程で、最初の1枚目からきれいな画像の印刷物
を得るのを主たる目的として行なわれる。
しかしながら、前記のような版付け工程においても、低
温時や、長期間放置後に製版して印刷する場合には、イ
ンキがかたくなってインキの流動性が低下したり、版胴
外周面のインキが若干かわいてしまっていたりして、通
常の版付けを行なっても、次の印刷工程てはなかなかき
れいな画像の印刷物が得られない。そこで、従来はこの
ようなとき、何枚もの試し印刷を行なったり、最初の枚
数から数10枚の印刷物は満足な画像にならないのでそれ
を捨て、そのぶん余分に印刷したりせざるを得ないとい
う状況にあった。
(3) 目的 この発明は従来の前記のような状況に鑑み創案されたも
ので、版付け工程の終了後にはいつでも最初の1枚目か
らきれいな画像の印刷物が得られる孔版印刷装置を提供
することを目的とする。
(4) 構成 前記目的を達成するため、この発明は前記のような孔版
印刷装置において、版付け工程の回数を2回に設定可能
なスイッチと、このスイッチが版付け工程の回数を2回
に設定したとき、版付け工程が印刷工程に入る前に連続
して2回行なわれるように前記版付け装置を制御する制
御部材とを具えたことを特徴とするものである。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は一体型感熱製版印刷装置の概略側面図である。
同図において1は円筒状の版胴で、版胴1はたとえば多
孔構造の金属円筒体と、その外周面に巻き付けられたス
クリーンメッシュの積層体とにより構成されており、外
周の一部には製版済み孔版印刷用原紙2の先端部を選択
的に係止するクランプ3が設けられている。版胴1の内
部にはインキ供給ローラ4、ドクターローラ5、インキ
だまり6を有するインキ供給装置7が設けられ、インキ
だまり6には図示しないインキ容器よりインキが自動的
に供給されるようになっている。
10は製版読み取り装置で、原稿送りローラ11,12、蛍光
灯13、反射ミラー14、レンズユニット15、CCDセンサ16
などを有し、送りローラ11,12により一定速度で送られ
る原稿17が読み取り位置(露光部)にきたとき、蛍光灯
13から照射される光をミラー14、レンズユニット15を経
てCCDセンサ16でとらえられることによって画稿17の画
像を読み取り、これを電気信号に変換して第3図の制御
装置18に送るようになっている。
20は製版書き込み装置で、孔版印刷用原紙ロール21、サ
ーマルヘッド22、プラテンローラ23、原紙切断カッター
24、給版ローラ25などを有し、原紙ロール21から引き出
された原紙2がプラテンローラ23でサーマルヘッド22の
発熱素子部にそのフヒルム面を押し付けられながら一定
速度で送られる際、サーマルヘッド22の発熱素子が前記
制御装置18からの電気信号に応じて発熱して原紙2に画
像を連続的に溶融穿孔し、このようにして製版された原
紙2は所定長さになると、カッター24で切断されるよう
になっている。
28は排版装置で、排版固定ローラ29、排版可動ローラ3
0、排版送りベルト31,32、排版収納ボックス33などを有
し、排版に際し、図示しない駆動装置によって可動ロー
ラ30が矢印方向に回転しながら版胴1の外周面に押し付
けられ、ゆっくりと低速で逆回転する版胴1の外周面に
巻き付けられた原紙2の後端部をすくいあげて固定ロー
ラ29との間で喰え込みながら剥し、さらに送りベルト3
1,32によってボックス33内へ送り込むようになってい
る。
35は給紙装置で、給紙台36、給紙コロ37などを有し、給
紙台36上に積載された印刷用紙38をその最上位のものか
ら1枚ずつ給紙コロ37でレジストローラ39側へ送るよう
になっており、これにより1枚ごとに給紙される印刷用
紙38はさらにレジストローラ39によって版胴1との回転
タイミングをとられたうえで、版胴1とプレスローラ40
間に送り込まれる。プレスローラ40は図示しないスプリ
ングにより版胴1の外周面に押し付けられるように付勢
されており、これによって印刷用紙38は版胴1の外周面
に巻き付けられている原紙2に押し付けられた状態で搬
送され、この際インキ供給装置7のインキによって印刷
用紙38には画像が印刷される。
43は排紙装置で、排紙爪44、吸着ユニット45、排紙台46
などを有し、また吸着ユニット45が吸着ファン47と複数
のローラ49巻に掛け渡されて回転駆動される排紙搬送ベ
ルト48とからなっており、前記のように原紙2に押し付
けられた状態で搬送される印刷用紙38を排紙爪44で先端
部から剥ぎ取り、吸着ファン47で吸着しながら搬送ベル
ト48で排紙台46へ送るようになっている。
第2図は前記印刷装置の操作パネルの一部を示し、操作
パネル50には版付け工程の回数を1回又は2回に設定す
る切換スイッチ51が設けられている。スイッチ51は図で
1の方に切換えられると、例えばOFF状態となって版付
け工程の回数を1回に設定し、2の方に切換えられる
と、ON状態となって版付け工程の回数を2回に設定する
ようになっている。
次に前記実施例の作用を説明するが、全体的な動作は従
来と変わらないので、以下には主に版付け工程を中心に
説明を行なうこととする。
読み取り装置10、書き込み装置20によって製版された原
紙2の先端部が版胴1の開放されて待機しているクラン
プ3に送り込まれ係止されると、版胴1は原紙2の送り
速度に合せてゆっくりと低速で回転される。そして、原
紙2が一定長となると、カッター24によって切断され、
該切断された原紙2はその後も低速回転する版胴1の外
周面に巻き付けられる。その後、給紙台36上の印刷用紙
38が給紙コロ37によって1枚だけ送られ、レジストロー
ラ39によって版胴1との回転タイミングがとられたう
え、版胴1とプレスローラ40間に送り込まれる。そし
て、この印刷用紙38はプレスローラ40によって版胴1の
外周面に巻き付けられている原紙2に押し付けられた状
態で低速で送られ、版付けが行なわれる。
版付け工程が終ると、次からは印刷工程に入り、給紙台
36上に印刷用紙38が給紙コロ37によって1枚ずつ送り込
まれるごとに、該印刷用紙38には版胴1のインキ供給装
置7のインキによって画像が印刷される。
前記は版付け工程の回数が1回となるように切換スイッ
チ51が設定された場合であり、版付け工程の回数が2回
となるように切換スイッチ51が設定されていると、前記
版付け工程が終了した後、印刷工程に入る前に、さらに
もう1回版付けが行なわれる。すなわち、この場合には
1回目の版付けが終了した後、制御装置18から第3図に
示すように版胴駆動指令回路、給紙動作指令回路、印圧
動作指令回路、排紙動作指令回路に駆動信号が出力さ
れ、版付け装置としての版胴1、給紙装置35、レジスト
ローラ39、プレスローラ40、排紙ローラ43が駆動される
ことにより、印刷用紙38がもう1枚送られて、版胴1と
プレスローラ40間に送り込まれるとともに、プレスロー
ラ40によって版胴1の外周面の原紙2に押し付けられた
状態で低速で送られる。このようにして2回目の版付け
が行なわれる。2回目の版付け工程が終ると、印刷工程
に入るのは従前の通りである。
前記において、印刷装置の印刷速度は通常40〜120枚/
分と可変であり、一方、版付け工程ではできるだけ低速
の方がインキの原紙2へのなじみ効果が大になることか
ら、版付け時の版胴1の回転速度はたとえば10〜20枚/
分の中から選ばれた速度で行なわれる。そして、前記の
ような10〜20枚/分での版付けが2回連続して行なわれ
ると、原紙2へのインキ供給立上がりに非常に大きな効
果があることが実験の結果わかった。
(5) 効果 この発明は前記のように必要により版付け工程を2回連
続して行なえるようになっているので、たとえ低温時で
インキがかためのために印刷画像の立上りが悪い場合に
も、あるいは長期間放置後の版胴のインキがなかばかわ
いている状態のときでも、従来のように無駄な試し刷り
を何度も行なったり、印刷最初の数枚から数10枚の印刷
物を捨てる等の必要がなく、版付け工程の終了後にはい
つでも最初の1枚目からきれいな画像の印刷物を得るこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略側面図、第2図
は同上の操作パネルの一部を示す概略部分図、第3図は
制御ブロック図である。 1……版胴、2……原紙 3……クランプ、7……インキ供給装置 10……製版読み取り装置 11……製版書き込み装置 38……印刷用紙、40……プレスローラ 51……切換スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製版済み原紙を円筒状版胴の外周面にその
    先端部を係止して巻き付けた後、1枚の印刷用紙を介し
    てプレスローラで印圧を加えながら低速で版胴を回転さ
    せ、前記原紙を版胴の外周面に密着させる版付け工程
    が、版付け装置により印刷工程に入る前に1回行なえる
    ようになっている孔版印刷装置において、前記版付け工
    程の回数を2回に設定可能なスイッチと、このスイッチ
    が版付け工程の回数を2回に設定したとき、版付け工程
    が印刷工程に入る前に連続して2回行なわれるように前
    記版付け装置を制御する制御部材とを具えたことを特徴
    とする孔版印刷装置。
JP30484386A 1986-12-20 1986-12-20 孔版印刷装置 Expired - Lifetime JPH0784087B2 (ja)

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JP30484386A JPH0784087B2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20 孔版印刷装置

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JP30484386A JPH0784087B2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20 孔版印刷装置

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JPS63158285A JPS63158285A (ja) 1988-07-01
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JPH01206049A (ja) * 1988-02-12 1989-08-18 Seiki Kogyo Kk 孔版印刷装置
JPH0295670U (ja) * 1989-01-17 1990-07-30
JP2555134Y2 (ja) * 1990-11-21 1997-11-19 株式会社リコー 製版印刷機における原紙供給装置
US5375516A (en) * 1992-07-16 1994-12-27 Riso Kagaku Corporation Stencil printing device having a plurality of printing drums arranged on an incline

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