JP2001238753A - ヘッドレスト装置 - Google Patents

ヘッドレスト装置

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JP2001238753A
JP2001238753A JP2000054230A JP2000054230A JP2001238753A JP 2001238753 A JP2001238753 A JP 2001238753A JP 2000054230 A JP2000054230 A JP 2000054230A JP 2000054230 A JP2000054230 A JP 2000054230A JP 2001238753 A JP2001238753 A JP 2001238753A
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JP
Japan
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frame
headrest
stay
support bar
vertical support
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Pending
Application number
JP2000054230A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Takeda
伸彦 武田
Hidetoshi Nakane
秀利 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/838Tiltable
    • B60N2/841Tiltable characterised by their locking devices
    • B60N2/847Tiltable characterised by their locking devices with stepwise positioning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に前後位置の調整のできるヘッドレスト
装置を実現する。 【解決手段】 ヘッドレスト本体3のフレーム4とステ
ー2の縦支持棒部分22間に、ヘッドレスト本体3を後
方に移動させるときは大きな荷重を必要とし、前方に移
動させるときはそれより小さい荷重で可能にする特性を
有する保持力発生機構を介して係合する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートのヘ
ッドレスト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘッドレスト装置として
は、たとえば、特開平5−269030号公報に開示さ
れるように、ステーとフレームを有し、ステーによって
車両用シートのシートバックに支持されている。ヘッド
レスト装置のフレームの上方部分にはステーの横支持棒
部分との連結部が設けられ、相互に回動できるように組
み付けられている。さらに、フレームには前後方向に複
数の係合窪み部が形成され、一方ステー側には突起とそ
の突起を係合窪み部に押し付けるように作用するバネ体
が取り付けられている。これにより、ある設定荷重以下
では係合窪み部と突起の係合作用でフレームとステーは
回転しないように保持される。また、ヘッドレストに対
して設定荷重を超えて前方または後方への操作荷重が加
えると、突起の係合は別の係合窪み部へと移動して、ヘ
ッドレスト装置の前後位置の調整が可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘッド
レストの位置を保持する機構には、緊急時に乗員の頭部
からヘッドレストに対してシートの後ろ方向に作用する
衝撃荷重をも支えることができるように大きな保持力が
設定されている。このため、ヘッドレストの位置の調整
には、大きな操作力が必要となっている。特に乗員が着
座した姿勢では、大きな操作力は出し難く、最適なヘッ
ドレスト位置の設定が難しかった。
【0004】ゆえに、乗員が軽い操作力で自分の姿勢に
合わせヘッドレストの位置を最適な位置に調整できるよ
うにすることをその技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ために、自動車用シートのシートバックの両側に保持さ
れる縦支持棒部分と、該縦支持棒部分を連結する横支持
棒部分を備えるステーと、該横支持棒部分に回転自在に
連結されているフレームを内蔵するヘッドレスト本体と
を有するヘッドレスト装置において、前記縦支持棒部分
と前記フレームとを、前記ヘッドレスト本体をシートの
前方に移動調整するときの荷重が、同位置での後方に移
動調整するときの荷重より小さくなる特性を有する保持
力発生機構を介在して連結したことである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。
【0007】図1、図2及び図3に示されるように、ヘ
ッドレスト装置1は、自動車用シート(図示せず)に着
座する乗員の頭部をサポートするものであって、主とし
てステー2及びヘッドレスト本体3によって構成されて
いる。ステー2は、ヘッドレスト本体3をシートバック
10の上方に支持するもので、断面略真円形状を呈する
横支持棒部分21と、横支持棒部分21の左右の両端か
ら下方に延びる対の縦支持棒部分22とから成り、逆U
字形状を呈している。この縦支持棒部分22はシートバ
ック10に係止されている。又、ヘツドレスト本体3
は、ステー2の横支持棒部分21と回転可能に連結され
たフレーム4及びパッド5よって構成されている。この
フレーム4がヘッドレスト装置1の剛体部分となり、ク
ッション部分となるパッド5がフレーム4を覆ってい
る。
【0008】図2と図3に、フレーム4とステー2が組
み付けられた状態を示す。フレーム4は、樹脂材料で一
体的に成形されていて、上部に左右方向に延びる円形の
溝部45を備えている。溝部45の最上部に溝部45と
同じく左右方向に延び、溝部45の径より狭い幅のスリ
ット48が円形の溝部45を上方向に開口するように形
成され、さらにリップ部47がスリット48を上部に延
長するように形成されている。スリット48はリップ部
47の上方端でその幅が広がっている。
【0009】ステー2とフレーム4の組み付けは、先ず
左右の縦支持棒部分22を、フレーム4の両側を上下に
貫通している空間46に上方から挿入する。次に、横支
持棒部分21をリップ部47の上端部からスリット48
に押し付け、スリット48を押し広げ、横支持棒部分2
1を円形溝部45内へセットすることによって、横支持
棒部分21は溝部45内で回転自在に支持されるように
なる。このように組み付けられたステー2とフレーム4
において、横支持棒部分21が溝部45内で回転したと
き、ステー2の縦支持棒部分22は空間46内で前後方
向に揺動する。さらに、ステー2とフレーム4の組み付
け体をパッド5(図1)で覆いヘッドレスト装置1を構
成している。
【0010】フレーム4の左右端の空間46の上下方向
で、その概略中間位置の部分に、縦支持棒部分22が空
間46内を前後に揺動するとき、縦支持棒部分22に所
定の大きさの摩擦力を及ぼすよう当接する支持力発生部
41がフレーム4側に形成されている。図4に、支持力
発生部41と縦支持棒部分22の係合状態を示す。フレ
ーム4が縦支持棒部分22に対して前方向(図4に示す
F矢印方向)および後方向に移動できるように、空間4
6は前後方向に長く形成されている。空間46内の横方
向の両側には、それぞれ構造部壁43とバネ部壁42が
2重の壁の構造になるように形成されている。構造部壁
43とバネ部壁42の間には隙間44が設けられ、バネ
部壁42が縦支持棒部分22によって押され窪むように
横方向に撓むことができるようにしている。支持力発生
部41は、バネ部壁42の弾性力と表面の摩擦力の作用
により、縦支持棒部分22に対してフレーム4のバネ部
壁42が後方に摺動しながら移動するときは、発生する
摩擦による荷重は移動に伴い増大し、一方バネ部壁42
が前方にに摺動しながら移動するとき、発生する荷重は
移動に伴い減少するように、両側のバネ部壁42によっ
て縦支持棒部分22を挟み、さらに両側のバネ部壁42
の間隔は、前方の方ほど狭くなるように構成されてい
る。この様な構成を有する支持力発生部41は、ヘッド
レスト本体3が前方方向に移動調整されるときの荷重
を、ヘッドレスト本体3が同位置で後方に移動調整され
るときの荷重より小さくする特性を有するようになって
いる。
【0011】以上のように構成されたヘツドレスト装置
1において、図1に示されるようにヘツドレスト本体3
を前後に調整して乗員の頭部位置に合わせるとき、前方
へは比較的軽い操作力でヘツドレスト本体3は移動で
き、一方、後方へはヘッドレストの支持力が乗員頭部か
らの衝撃荷重が作用するような緊急時でも、頭部を支え
ることができるように設定されているため、強い操作荷
重をかけて行う。乗員は着座する前の十分操作し易い姿
勢で、ヘッドレスト本体3を後部の位置に前もって戻し
ておけば、着座した状態の姿勢からでもヘッドレスト本
体3を前方へは楽に引き出すことができ、頭部に良くフ
ィットする位置に容易に調整ができる。
【0012】また、本発明の範囲内の構成として、前述
のような無段階の調整位置を採れる支持力発生部41の
構成の他、図5に示す有段階に調整位置が採れる支持力
発生部51の構成も提案できる。即ち、前述のフレーム
4に相当するフレーム50において、その左右端に配置
され、それぞれフレーム50を上下に貫通している空間
56内で、縦支持棒部分22を挟む両側のバネ部壁52
の上に縦支持棒部分22の外形を保持するように、両側
のバネ部壁52の間隔が大きくなっている複数個所の円
弧状窪み部58が形成され、さらに一つの円弧窪み部5
8と、その後ろ側(図4に示すF矢印と反対の方向)の
円弧窪み部58をバネ部壁の面に一定の角度a(図5)
を付けた傾斜面57で繋いでいる。一方円弧状窪み部5
8の面と傾斜面57との境界部55でのバネ部壁の面に
対する接線の角度をb(図5)にして、角度bは角度aよ
り大きくbを設定している。これによってフレーム50
は縦支持棒部分22に対して、前方へは、後方へよりも
軽い操作荷重で移動ができるようにする特性を有する有
段の支持力発生部51となっている。
【0013】さらに、上記説明では、樹脂製のフレーム
4、50の実施例を示したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、図6及び図7に示されるよう
に、鋼板をプレス成形したフレーム60をステー2に組
み付けたヘッドレスト構造において、フレーム60が縦
支持棒部分22に対して後方(図7に示すF矢印と反対
の方向)に移動するほど、図8に示すようにフレーム6
0に取り付けられた金属ばねによるバネ部壁62によっ
て縦支持棒部分22を強く挟圧するように構成して、フ
レーム60を前方へは、後方へよりも軽い操作荷重で無
段階に移動できる特性を有する支持力発生部61を構成
することも可能である。
【0014】さらに、図9に示されるように、金属ばね
によるバネ部壁72を用い、縦支持棒部分22に対し、
前述の支持力発生部51と同様の作動原理を実現し、フ
レーム70に対する有段の支持力発生部71を実現する
ことも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドレスト本体を軽
い操作力で前方に移動可能に構成したことによって、乗
員はヘッドレスト本体の位置を着座状態で容易に自分の
姿勢に合わせ調整できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる、ヘッドレスト装置のフレーム
とステーの側面図である。
【図2】本発明に関わる、ヘッドレスト装置のフレーム
とステーの正面図である。
【図3】本発明に関わる、ヘッドレスト装置のフレーム
とステーの側面図である。
【図4】図3におけるAA断面図で、1つの支持力発生部
の実施例を示す。
【図5】図3におけるAA断面図で、支持力発生部の別の
実施例を示す。
【図6】本発明に関わる、別の実施例のヘッドレスト装
置のフレームとステーの正面図である。
【図7】本発明に関わる、別の実施例のヘッドレスト装
置のフレームとステーの側面図である。
【図8】図6におけるBB断面図で、1つの支持力発生部
の実施例を示す。
【図9】図6におけるBB断面図で、支持力発生部の別の
実施例を示す。
【符号の説明】
1 ヘッドレスト装置 10 シートバック 2 ステー 4 フレーム 22 縦支持棒部分 6 連結部 77 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用シートのシートバックの両側に
    保持される縦支持棒部分と、該縦支持棒部分を連結する
    横支持棒部分を備えるステーと、該横支持棒部分に回転
    自在に連結されているフレームを内蔵するヘッドレスト
    本体とを有するヘッドレスト装置において、前記縦支持
    棒部分と前記フレームとを、前記ヘッドレスト本体をシ
    ートの前方に移動調整するときの荷重が、同位置での後
    方に移動調整するときの荷重より小さくなる特性を有す
    る保持力発生機構を介在して連結したことを特徴とする
    ヘッドレスト装置。
JP2000054230A 2000-02-29 2000-02-29 ヘッドレスト装置 Pending JP2001238753A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508976A (ja) * 2003-10-18 2007-04-12 ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト 車両シート用ヘッドレスト
JP2011504433A (ja) * 2007-11-23 2011-02-10 ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー 特に車両の衝突作動ヘッドレスト用の固定装置
JP2012201152A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Ts Tech Co Ltd ヘッドレスト

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JP2011504433A (ja) * 2007-11-23 2011-02-10 ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー 特に車両の衝突作動ヘッドレスト用の固定装置
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