JP2001238189A - 画像処理装置及び該装置における動作制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び該装置における動作制御方法

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JP2001238189A
JP2001238189A JP2000049689A JP2000049689A JP2001238189A JP 2001238189 A JP2001238189 A JP 2001238189A JP 2000049689 A JP2000049689 A JP 2000049689A JP 2000049689 A JP2000049689 A JP 2000049689A JP 2001238189 A JP2001238189 A JP 2001238189A
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Shinji Shiragami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの操作負担をなくしながら、ユーザの
利用形態に最も適した省電力動作を実現する。 【解決手段】 電圧検知回路34により装置の電源の状
態を検知し、その検知した電源の状態に基づいて可変電
圧源28〜31により可変電圧を発生して複数の処理ブ
ロック1〜4のそれぞれに供給するとともに、その検知
された電源の状態に応じて複数の処理ブロックの少なく
ともいずれかの処理モード、クロック源19〜23から
供給されるクロック信号の周波数、或は電圧源28〜3
1から供給される電圧値の少なくともいずれかを変更し
て装置の動作を制御することにより、省電力動作制御を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディジタル
・スチルカメラや携帯テレビ電話端末装置、或はカメラ
内蔵型ノートPC等に適用できる画像処理装置及び前記
装置における動作制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD等の固体撮像装置の小型
化、省電力化およびLSIの高集積化、高機能化、低消
費電力化などの技術の進展に伴い、ディジタルスチルカ
メラに代表されるような電池で駆動可能な携帯型の撮影
装置が一般に利用されるようになった。さらには、携帯
電話機能を内蔵した携帯型テレビ電話端末等も開発され
ている。このような電池駆動型撮影装置では、電池によ
る動作時間を延長するためのさまざまな工夫が考案され
てきた。例えば、電池残量を常に表示し、残量が少なく
なってきた場合はユーザに電源をこまめに切ることを促
す。あるいは、ユーザの選んだ動作モードに応じて非動
作部分の電力供給またはクロック供給を遮断したりす
る。
【0003】また、従来技術では、撮影される画像のフ
レームレートや解像度は固定的であるか、せいぜいユー
ザが選択的に設定可能なものであり、省電力機能との連
動はなされていなかった。
【0004】一般に、撮影装置では撮影される画像のフ
レームレートと解像度が大きくなるほど単位時間当たり
に処理すべき画像データ量は増大するため、画像を扱う
電子回路は高い動作クロック周波数を必要とする。ま
た、通常電子回路を高い周波数で動作させるほど電源電
圧を下げることができない。消費電力はクロック周波数
に比例し電源電圧の2乗に比例するため、画像のフレー
ムレートと解像度の増大は消費電力の増大をもたらす。
したがって、消費電力を低減するためには極力フレーム
レートと解像度を小さくするほうがよい。一方、フレー
ムレートと解像度を下げると画像品質が低下する。ユー
ザとしては利用形態に応じて画像品質と電池駆動時間の
トレードオフを考える必要がある。ところが、ユーザの
望む利用形態は千差万別である。例えばユーザの用途に
よっては、電池残量が少なくなってきた際に、電池が完
全に消耗してしまう位ならば少々フレームレートまたは
解像度を下げてでも電池寿命を確保したいユーザもいれ
ば、電池残量に関わらず常に最高画質で利用したいユー
ザもいる。より具体的な例を挙げれば、携帯型テレビ電
話端末を非常に重要な用件で使用している際に電池残量
が後わずかになったときなど、場合によっては静止画を
利用してでも用件を伝えたいユーザもいるであろうし、
通常はAC電源で利用するため、常に最高画質に設定し
ておきたいユーザもいると考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯型テレビ電話端末のフレームレートはもっぱら回線
のデータ転送能力に基づいて決定されており、電池残量
が減ってきたからといってフレームレートや解像度を変
更することができないため、重要な用件で使用中である
にも関わらず、電池残量不足により突如として、その携
帯端末が使用不能になるという問題点があった。また仮
に、フレームレートや解像度を変更することが可能であ
ったとしても、ユーザは電池残量を常に気にしながら、
そのフレームレートを変更するタイミングを見計らう必
要があり、また操作が面倒であるという問題点があっ
た。さらに、フレームレートや解像度を変更した場合に
おいても、動作周波数や電源電圧は固定されていたた
め、省電力効果はさほど期待できないという問題点があ
った。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、ユーザの操作負担をなくしながら、ユーザの利用形
態にもっとも適した省電力動作を実現できる画像処理装
置及び前記装置における動作制御方法を提供することを
目的とする。
【0007】また本発明の目的は、装置に電力を供給し
ている電源の状態に応じて、装置における画像データを
処理するフレームレートや解像度を制御して、装置の動
作を制御することができる画像処理装置及び前記装置に
おける動作制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、電源の状態を検知する検知手段と、それぞれ異な
る周波数の複数のクロック信号を発生するクロック発生
手段と、前記クロック発生手段から発生されるクロック
信号を入力して動作する複数の処理手段と、前記電源の
状態に基づいて可変電圧を発生し、前記複数の処理手段
のそれぞれに供給する電圧供給手段と、前記検知手段に
より検知される前記電源の状態に応じて、前記複数の処
理手段のいずれかの処理モード、前記クロック発生手段
により発生される前記クロック信号の周波数、或は前記
電圧供給手段により発生される電圧値の少なくともいず
れかを変更するように制御する制御手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために本発明の画像処
理装置は以下のような構成を備える。即ち、画像データ
を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入
力された画像データに対して間引き率に応じて画像デー
タの間引き処理を行う間引き処理手段と、前記間引き処
理手段によって間引かれた画像データを記憶するメモリ
手段と、前記メモリ手段に記憶された画像データを読み
出して補間率に応じて補間する補間手段と、電源の状態
を検知する電源検知手段と、前記電源検知手段により検
知された前記電源の状態に応じて前記間引き率及び補間
率を設定する設定手段とを有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために本発明の画像処
理装置における動作制御方法は以下のような工程を備え
る。即ち、電源の状態を検知する検知工程と、それぞれ
異なる周波数の複数のクロック信号を発生するクロック
発生工程と、前記電源の状態に基づいて可変電圧を発生
し、前記クロック発生工程で発生されるクロック信号を
入力して動作する複数の処理ブロックのそれぞれに供給
する電圧供給工程と、前記検知工程で検知される前記電
源の状態に応じて、前記複数の処理ブロックのいずれか
の処理モード、前記クロック発生工程で発生される前記
クロック信号の周波数、或は前記電圧供給工程により発
生される電圧値の少なくともいずれかを変更するように
制御する制御工程と、を有することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために本発明の画像処
理装置における動作制御方法は以下のような工程を備え
る。即ち、画像処理装置の動作制御方法であって、画像
データを入力する画像入力工程と、前記画像入力工程で
入力された画像データに対して間引き率に応じて画像デ
ータの間引き処理を行う間引き処理工程と、画像データ
を補間率に応じて補間する補間手段と、電源の状態を検
知する電源検知工程と、前記電源検知工程で検知された
前記電源の状態に応じて前記間引き率及び補間率を設定
する設定工程と、を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0013】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係る携帯型のテレビ電話端末装置の構成を示す
ブロック図である。図1において、各機能ブロック間を
接続する線のうち、データ系の接続を太い実線で図示
し、制御系の接続を細い実線で図示し、クロック系の接
続を点線で図示している。但し、全ての接続が図示され
ているわけではなく、説明に必要な代表的な配線接続の
みを図示した。
【0014】このテレビ電話端末装置の主要なブロック
構成として、撮像した画像信号の取り込みに関する処理
を実行する画像取り込みコントローラ1、その画像信号
から生成した画像データに対して画像処理を実行する信
号処理プロセッサ2、画像データに基づく画像表示に関
わる処理を行う表示コントローラ3、画像データをメモ
リに記憶させるためのメモリ制御を行うメモリコントロ
ーラ4、装置全体の制御を行うCPU5を有している。
【0015】まず、代表的な動作モードとして、EVF
(電子ビューファインダ)モード、撮影モード、再生モ
ード及びテレビ電話モードのそれぞれについて動作を説
明を行う。
【0016】[画像取り込みコントローラ1の説明]撮
像対象の画像がレンズモジュール6を介してCCD7上
に結像されることにより、その画像に応じた画像信号が
CCD7から出力される。尚、このレンズモジュール6
は、レンズ、オート・アイリスのための駆動系、オート
フォーカスのための駆動系等を備えており、これら駆動
系の制御は図示しない制御信号によってCPU5によっ
て行われる。CCD7から出力される画像信号は前処理
モジュール(CDS・AGC)8に入力される。本実施の形態
1においては、CCD7の取り込む有効画素数は640
×480画素(VGA相当)である。前処理モジュール
8は、CDS(相関二重サンプリング)及びAGC(自
動利得制御)機能を備えている。また、CCD7及び前
処理モジュール8に対するクロック及びタイミング信号
は、タイミング生成回路(TG)9より供給される。前処
理モジュール8で前処理が施された画像データは、A/
D変換器(ADC)10により10ビットのディジタルデ
ータに変換され、タイミング生成回路(SG)11により
生成されるピクセルクロック(Pixel Clock)に同期し
て画像取り込みコントローラ1に入力される。
【0017】画像取り込みコントローラ1に入力された
画像データは間引き回路1aによって間引き処理され、
間引かれた結果であるデータがFIFO1bに書き込ま
れる。この間引き回路1aにおける間引き方式は、図示
しない制御信号によってCPU5によって予め設定され
ている。
【0018】図2(A)は、間引き回路1aの動作の一
例を示すタイミングチャートである。間引き回路1a
は、SG11から入力されるピクセルクロック(Pixel C
lock)を計数するピクセルカウンタ(Pixel Count)、図示
しない水平・垂直同期信号に基づいて、画像のライン数
を計数するラインカウンタ(Line Num)を備えており、C
PU5によって予め設定された間引き方式と、これらの
カウンタの計数値に基づいて、ADC10から入力され
るデジタル画像データをラッチし、FIFO1bに書き
込むためのクロック(Latch Clock)を生成する。
【0019】図2(A)の例では、水平640ピクセ
ル、垂直480ラインのデータに対し水平・垂直とも1
/2の間引きを行う場合(320×240画素:CIF
相当)が例示されている。従って、有効ラインは奇数ラ
インであり、この期間を示すための信号がActive Line
信号である。また、有効ピクセルは奇数ピクセルであ
り、これを示す信号がActive Pixel信号である。
【0020】これら信号を基に、図2(B)に示すよう
にPixel Clock、Active Line信号及びActive Pixel信号
の論理積が取られ、これがFIFO1bに書き込むため
のLatch Clock信号となる。なお、図2(A)におい
て、FIFO1bに書き込まれるデータがData to FIFO
である。
【0021】尚、この間引き回路1aは、フレーム間引
き機能も備える構成にすることが可能である。この場合
は、更にフレームカウンタを設け、例えば4フレームご
とに1フレームを取り込む場合にはフレームカウンタが
「4の倍数+1」のときにActive Frame信号を生成し、
図2(B)に示すAND回路の入力に加えるようにすれ
ばよい。
【0022】バスインターフェース回路(BUS IF)1c
は、FIFO1bが空でない状態(何等のデータが書込
まれている)を検知すると、メインバス(MB)上にデー
タ書き込みのバストランザクションを発生し、メモリコ
ントローラ4にFIFO1bから読み出したデータを転
送する。バスインターフェース回路1cは、通常、画像
取り込みクロック(Latch Clock)とは非同期のバスクロ
ックで動作している。従って、FIFO1bの読み出し
クロックは、FIFO1bの書き込みクロック(Latch
Clock)とは非同期であり、FIFO1bはこの非同期
のデータ転送を緩衝するために備えられている。
【0023】尚、このメインバスMBには、他にもバス
トランザクションを発生するバスマスタが複数接続され
ている(信号処理プロセッサ2、表示コントローラ3、
CPU5など)ので、同時に複数のバストランザクショ
ンが発生する可能性がある。そのためバスアービタ12
は、1度に1つだけのバスマスタがバストランザクショ
ンを発生できるようにバスを調停する。
【0024】[メモリコントローラ4の説明]メモリコ
ントローラ4は、バスインターフェース回路(BUS IF)
4aにおいてバストランザクションを受信し、格納すべ
き画像データ及びその画像データを格納すべきメモリア
ドレスを一時FIFO4bに書き込む。SDRAMイン
ターフェース回路(SDRAM IF)4cは、画像メモリであ
るSDRAM13への各種制御信号を出力するととも
に、FIFO4bに格納されたメモリアドレス及び画像
データをSDRAM13に出力する。ここでメモリクロ
ックはバスクロックとは非同期でありうるため、FIF
O4bにより緩衝している。SDRAMインターフェー
ス回路4cもまたメモリクロックに同期して動作してお
り、FIFO4bの読み出しポートからメモリクロック
に同期して読み出されたメモリアドレスとデータをSD
RAM13に書き込むための制御を行う。
【0025】[信号処理プロセッサ2の説明]信号処理
プロセッサ2は、画像データの読み出しのためのバスト
ランザクションを発生し、バスクロックで動作するバス
インターフェース回路(BUS IF)2aによって、画像取
り込みコントローラによって取り込まれた画像データを
画像メモリから読み出す。こうして読み出された画像デ
ータはバスクロックに同期してワークメモリ2bに書き
込まれる。DSP(デジタル信号プロセッサ)2cは、
バスクロックとは異なるクロック(DSPクロック)で
動作しており、このDSPクロックに同期してワークメ
モリ2bのデータにアクセスして、カラーマトリクス処
理によりYC分離を行い、続いて色補正、エッジ強調、
ホワイトバランス調整、ガンマ補正などの処理を行う。
このようにして得られた画像データは、モニタ15への
表示に用いられる他、画像圧縮にも用いられる。モニタ
15への表示用に用いる場合は、表示コントローラ3が
読み出せるように、バスインターフェース回路2aを起
動して、書き込みのバストランザクションを発生し、S
DRAM13にデータを転送する。
【0026】[EVFモードの説明]EVFモードにお
いては、上述した動作をフレーム毎に繰り返すことによ
って、連続したフレームを画像メモリ13に取り込む。
信号処理プロセッサ2が画像データを書込む画像メモリ
の領域としては、同一領域を上書きする動作でよい。表
示コントローラ3は、その画像メモリの領域より画像デ
ータを読み出すことにより表示データを得る。その際、
表示コントローラ3は、画像データを読み出すためのバ
ストランザクションを発生し、バスクロックで動作する
バスインターフェース回路(BUS IF)3aによって画像
メモリ13から表示すべき画像データを読み出す。表示
コントローラ3は更に、この読み出した画像データをバ
スクロックに同期してFIFO3bの書き込みポートに
入力する。NTSCのモニタや液晶ディスプレイに代表
されるように、一般に表示装置は画面を絶え間なくリフ
レッシュする必要があるため、有効画面期間中は、ある
ピクセルクロックで動作し続けなければならない。その
ためバスインターフェース回路3aは、FIFO3bが
フル状態になるまで画像メモリから画像データを読み出
し続ける。
【0027】次に補間回路3cは、表示ピクセルクロッ
クに同期してFIFO3bより画像データを読み出す。
補間回路3cはラインメモリを備えており、FIFO3
bより読み出された画像データは、まずこのラインメモ
リに格納される。このラインメモリに格納された画像デ
ータは、補間なしの場合は先頭から順に読み出されてN
TSCエンコーダ3dに入力され、NTSCフォーマッ
トの映像データに変換される。この場合、補間回路3c
は、1ピクセル分の画像データが読み出されると、直ち
に1ピクセル分の画像データをFIFO3bから読み出
す。ここでライン補間を行う場合は、(補間するライン
数−1)分のラインデータをNTSCエンコーダ3dに
送出した後、次のラインは1ピクセル分の画像データを
NTSCエンコーダ3dに送出する毎に、FIFO3b
から1ピクセル分の画像データを読み出す。例えば、こ
こでライン方向に4倍の補間を施すときは、3ライン分
をそのラインメモリからの画像データで表示し、4ライ
ン目の表示の際には、そのラインの表示を行いながらF
IFO3bから次のラインの画像データを読み込んでく
るという動作を行う。
【0028】NTSCエンコーダ3dによってNTSC
フォーマットに変換された映像データは、D/A変換器
(DAC)14によってアナログ信号に変換された後、N
TSCのモニタ15によって表示される。
【0029】上記の動作をフレームごとに連続して行う
ことにより、EVFモードの動作となる。このEVFモ
ードでは、画像取り込みコントローラ1がフレーム間引
きを行っていたとしても、各フレーム分の画像データを
読み出す必要がある。この場合、表示される画像はこま
落しになるが、モニタ15は一定のフレームレートで動
作し続ける必要があるからである。
【0030】[撮影モードの説明]次に、撮影モードで
の動作を説明する。この撮影モードでは、1フレーム分
の画像データを取り込んだ後、この画像データをJPE
G圧縮してメモリカード17などの外部記憶等に記録す
る。
【0031】まず、シャッタ・ボタン等含むスイッチ群
16のシャッタ・ボタンの押下がCPU5によって検出
されると、CPU5は図示しない制御信号により画像取
り込みコントローラ1に対し、次の1フレームの画像デ
ータを取り込み、それ以降のフレームの画像データを取
り込まないように指示する。同様に、信号処理プロセッ
サ2に対し、次の1フレームの画像データに対して圧縮
処理を行うように通知する。
【0032】画像取り込みコントローラ1は、前述のE
VFモードの場合とは異なり、1フレームの画像を取り
込んで画像メモリ13に画像データを転送し終えると、
動作を一時停止する。信号処理プロセッサ2は、このメ
モリ13に格納された1フレーム分の画像データを読み
出して、EVFモードで表示用の画像データを生成した
場合と全く同様にしてYC分離、色補正、エッジ強調、
ホワイトバランス調整、ガンマ補正等の画像処理を行
う。その後、直ちにその画像データに対して、DCT演
算処理、量子化処理、可変長符号化処理などを施して得
られた符号化データを、画像メモリ13内の表示用画像
データ領域とは別の領域に書き込む。
【0033】CPU5は、画像メモリ13に記憶された
画像データを読み出し、必要なマーカ等を付加してJP
EGデータとした後に、メモリカード17に格納する。
こうして1フレーム分の画像データの格納が終了する
と、CPU5は画像取り込みコントローラ1に対して、
EVFモードでの画像信号の取り込み再開するように通
知する。
【0034】なお、メモリカード17に格納された符号
化された画像データは、PC等のホストコンピュータと
のインターフェースを実現するコミュニケーション回路
18を介して、PC等からアクセスすることが可能であ
る。本実施の形態1においてはコミュニケーション回路
18は、例えばシリアルインターフェース、USB、I
rDA、携帯電話モジュールなどを含んでいる。
【0035】[再生モードの説明]次に再生モードの動
作を説明する。この再生モードでは、画像取り込みコン
トローラ1の動作は停止している。CPU5はメモリカ
ード17に格納された符号化された圧縮データを読み出
してSDRAM13に書き込む。信号処理プロセッサ2
は、このSDRAM13に書込まれた符号データを読み
出して、復号化、逆量子化、逆DCT変換等の画像伸長
処理を行って表示可能な画像データとした後、再びSD
RAM13に書き戻す。表示コントローラ3は、この表
示可能データをSDRAM13より読み出して表示動作
を行う。
【0036】[テレビ電話モードの説明]次に、テレビ
電話モードの動作を説明する。前述した撮影モードで
は、1フレームの画像データを取り込んだ後、画像取り
込みコントローラ1は一時動作を停止した。しかし、こ
のテレビ電話モードでは、画像データの取り込み処理を
中断せずに、次々に連続するフレームの画像データを取
り込む。このときの取り込みフレームレートは、CPU
5によって設定された間引き方式に基づいて決定され
る。こうして取り込まれた画像データは撮影モードの場
合と同様の処理によって信号処理プロセッサ2により画
像処理及び画像圧縮・符号化処理が施されて、SDRA
M13に書き込まれる。こうしてSDRAM13に書き
込まれた符号データは、CPU5により読み出され、所
定のマーカ等が挿入された後、コミュニケーション回路
18の携帯電話モジュールによって電話回線を通じて通
話相手に伝送される。
【0037】一方、電話回線を通じて通話相手より受信
した符号データは、コミュニケーション回路18からC
PU5を経由してSDRAM13に書き込まれる。信号
処理プロセッサ2は、このSDRAM13に書込まれた
符号データを読み出して、復号化、逆量子化、逆DCT
変換等の画像伸長処理を行って表示可能な画像データと
した後、再びSDRAM13に書き戻す。表示コントロ
ーラ3は、表示すべき画像データをSDRAM13より
読み出してモニタ15に表示するように表示動作を行
う。
【0038】以上のようにして、CCD7により撮像し
た画像を通話相手に電送するとともに、通信相手から送
られてくる画像データを受信してモニタ15に表示する
ことができる。
【0039】[クロックの説明]次に、画像取り込みコ
ントローラ1、信号処理プロセッサ2、表示コントロー
ラ3及びメモリコントローラ4のそれぞれに供給される
クロックについて説明する。
【0040】クロック発生器(CG)19,20,21,
22,23は、CPU5により設定される周波数のクロ
ック信号を生成する可変クロック発生器である。クロッ
ク発生器(CG(C))19は、SG11及び画像取り込み
コントローラ1の画像取り込み部(間引き回路1a、F
IFO1b)の動作クロックを生成する。クロック発生
器(CG(D))20は、DSP2cの動作クロックを生成
する。クロック発生器(CG(B))21は、各コントロー
ラのバスインターフェース部の動作クロックを生成す
る。クロック発生器(CG(L))22は、表示コントロー
ラ3のFIFO3b、補間回路3c、NTSCエンコー
ダ3d及びD/A変換器14の動作クロックを生成す
る。クロック発生器23(CG(M))は、メモリコントロ
ーラ4のFIFO4b、SDRAM・IF4cおよびS
DRAM13の動作クロックを生成する。
【0041】またクロック発生器21から出力されるバ
スクロックは、各コントローラのバスインターフェース
回路に供給されるが、各コントローラ毎にクロック供給
を停止できるようにクロックゲート回路(G)24,2
5,26,27を備えている。これらのクロックゲート
回路(G)は、図示しない制御信号によりCPU5によ
って制御される。
【0042】[電源情報に対応する各コントローラの設
定に関する説明]次に、各コントローラに供給される電
源電圧について説明する。
【0043】レギュレータ28,29,30,31,3
2は各々CPU5によって設定される電圧を発生する可
変電圧レギュレータであり、レギュレータ(REG(C))2
8は画像取り込みコントローラ1に、レギュレータ(RE
G(S))29は信号処理プロセッサ2に、レギュレータ
(REG(D))30は表示コントローラ3に、レギュレータ
(REG(M))31はメモリコントローラ4に、そしてレギ
ュレータ(REG(CPU))32はCPU5にそれぞれ電源電
圧を供給する。またこれらレギュレータ28〜32には
電池33が共通に接続されている。
【0044】次に、電源電圧の状態に応じて間引き回路
1a、補間回路3c、クロック発生器19〜23、レギ
ュレータ28〜32の設定をどのように調整するかを説
明して、この装置全体の動作を説明する。
【0045】電圧検知回路34は、電池33の出力電圧
を検知することによって、電池33の残容量をCPU5
に通知するとともに、ACアダプタ35が接続されてい
るか否かを示す情報をCPU5に通知する。これらの電
池残容量及びACアダプタ35が接続されているか否か
の情報を電源情報と呼ぶ。CPU5に接続されたROM
36には制御プログラムとともに、個々の電源情報に対
応する間引き回路1a、補間回路3c、クロック発生器
19〜23、レギュレータ28〜32の工場出荷時の設
定値が記憶されている。一方、ユーザが対応を変更した
場合は、この変更したことを示すフラグと共に、その変
更を加えた部分の対応がRAM37に記憶される。
【0046】図3は、電源状態に対応した各種設定事項
を説明する図である。
【0047】電源状態としてはAC(ACアダプタ接
続)、電池FULL(電池がフル充電)、電池7/8か
ら1/8(電池残量7/8-1/8に相当)、電池almost0
(ほとんど電池残量無し)の10段階の状態をとる。A
Cアダプタ35が接続されている場合は、間引き方式は
フル解像度、フルフレーム、即ち、間引き無しであり、
補間方式もフル解像度となる。また、各コントローラに
供給されるクロックの周波数は最大周波数に設定され、
電源電圧も最高電圧の3.3Vに設定される。但し、本
実施の形態1では、表示コントローラ3のフレームレー
トは、NTSC出力のため常にフルフレームである。
【0048】ACアダプタ35が接続されていない場合
で、電池33がフル充電(FULL)と残容量7/8の
間の場合には、間引き回路1aの間引き方式のみがフレ
ームレートを1/2に設定し、その他の設定は前述のA
Cアダプタ33が接続された場合と同じである。また電
池残容量が6/8と5/8の間の場合は、解像度を縦横
各々1/2(画面サイズ1/4)に、フレームレートを
1/2に設定するとともに、動作クロックを1/2の周
波数に設定し、かつ電圧を3.1Vに設定する。また電
池残容量が4/8の場合は、更にフレームレートを1/
4まで下げ、その他の設定を電池残容量が6/8と5/
8の間の場合と同じにする。また電池残容量が3/8ま
で低下すると、フレームレートを1/4のままで解像度
を縦横各々1/4(画面サイズ1/16)に設定すると
ともに、動作クロックを1/4の周波数に設定し、電圧
を2.9Vに設定する。次に電池残容量が2/8の場合
は、更にフレームレートを1/8まで下げる。そして電
池残容量が1/8まで低下すると、フレームレートを1
/16まで下げ、解像度を縦横各々1/8(画面サイズ
1/64)に設定するとともに、動作クロックを1/8
の周波数に設定し、電圧を2.7Vに設定する。最後に
電池の残容量がほぼ0になると、解像度を縦横各々1/
16(画面サイズ1/256)とし、フレームレートは
静止画取り込みとする。また、クロックは1/16まで
落して、電圧を2.5Vまで低下させる。
【0049】図4は、本発明の実施の形態1に係るCP
U5の制御動作を示すフローチャートで、この処理を実
行するプログラムはROM36に記憶されている。
【0050】まずステップS1で、電圧検知回路34に
より電源の状態を検知し、ステップS2では、その電源
電力が電池33から、或はACアダプタ35のいずれか
ら供給されているかを判断する。ACアダプタ35によ
り供給されている場合はステップS3に進み、図3に示
すように、間引き方式、補間方式をともにフル解像度、
フルフレームとし、クロックも1/1に、電圧値は最大
の3.3Vに設定する。
【0051】一方、電池33を使用している場合はステ
ップS4に進み、その電池33の出力電圧をもとに、そ
の電池33の電池残量を調べる。そしてステップS5に
進み、その電池残量に応じて、図3に示すような間引き
方式、補間方式、クロック設定、及び電圧設定を行う。
【0052】以上説明した本実施の形態1においては、
簡単のためクロックの周波数、及び電源電圧を各処理モ
ジュール(コントローラ)に対して一律に変化させた
が、本実施の形態に係る構成を用いれば、クロックの周
波数及び電源電圧を各モジュール毎にそれぞれ異なった
設定にすることも容易に実現可能である。また、例えば
フレームレートを1/16に設定した場合は、1フレー
ム取り込んだ後、次の15フレーム取り込む間は、画像
取り込みコントローラ1のバスインターフェース回路1
cおよび信号処理プロセッサ2は動作する必要がないの
で、クロックゲート回路24,25及びクロック発生器
20をオフ状態に設定することが可能となり、いっそう
の省電力効果を得ることができる。
【0053】また本実施の形態1に示したような間引き
方式、補間方式、クロック周波数及び電源電圧の設定に
よれば、装置がAC電源で動作している場合は、電池残
量を意識する必要はないため、フルフレームのフル解像
度に設定して動作することができる。
【0054】また電池よりの電力供給で動作している場
合は、電池の残量が0に近づくに従って電池による駆動
時間を確保するためにフレームレートを低下させ、また
解像度も低くするように設定している。つまり、電池残
量の低下に伴って、撮像或は表示される画質は低下する
ものの、より長い電池駆動時間が得られることになる。
【0055】特に画像の解像度を低下させると、単位時
間当たりの転送データ量が減少するので、動作クロック
の周波数を下げることができる。これは電源電圧を下げ
られることを意味しており、合わせて最大の省電力効果
が得られる。
【0056】一方、常に最高画質の画像を得たいユーザ
は、電池残量に拘わらず常にフルフレーム、かつフル解
像度に設定すればよい。或は、通常は最高画質で利用
し、電池残量が極めて少なくなったときは急激な電池切
れを防ぐために、解像度やフレームレートを低下させる
といったような設定も容易に行うことができる。
【0057】また本実施の形態1に係る他の態様とし
て、SDRAM13の容量が増設可能な構成になってい
るような場合には、そのSDRAM13の容量に応じ
て、処理する画像の解像度を制限するような方法も可能
である。即ち、SDRAM13として最小構成のメモリ
が実装されており、これが例えばフル解像度の1/16
の画像しか格納することができない容量に相当している
場合は、間引き方式、補間方式の最大解像度の設定を縦
・横1/4に制限する。そしてSDRAM13を増設し
てフル解像度の画像が格納できるメモリ容量が確保でき
た場合は、このような解像度設定の制限を行わない。こ
のようにすることにより、画像データを記憶するメモリ
容量に応じて柔軟に、その画像データの解像度を設定で
きる。
【0058】[実施の形態2]次に、本発明の実施の形
態2について説明する。
【0059】図5は、本発明の実施の形態2に係る電池
駆動型の撮影装置の基本構成を示すブロック図である。
【0060】図において、レンズ、CCD等のイメージ
センサ及びA/D変換器等を備える撮影部101からの
デジタル画像データは、輝度信号と色差信号に分解され
たフォーマットで、ピクセルクロックに同期してラスタ
スキャン順に間引き部102に入力される。この際、撮
影部101は、フレームレート設定部108から入力さ
れるフレームレートに従って、何枚(何フレーム)ごと
に画像データを取り込むかを決定するフレームレートを
変化させる。例えば、フレームレートが“1/2”の場
合は、1フレームの画像データを取り込んだら、次の1
フレームの画像データを取り込まないようにして1つお
きにフレームデータを取り込む。またフレームレートが
“1/3”の場合は、1フレームの画像データを取り込
んだら、次の2フレームの画像データを取り込まないよ
うに動作する。ここでフレームレートは、例えば4ビッ
トの信号で表現され、0(=0000b:bは2進デー
タを示す)はフレームレート0、即ち、画像データの取
り込みが停止状態を示し、1(=0001b)はフレー
ムレート1“1/1”(全フレームの取り込み)、2
(=0010b)はフレームレートが“1/2”などと
いうように、各フレームレートを4ビットで表現するこ
とができる。
【0061】間引き部102は、間引き・補間率設定部
107から入力される間引き率に応じて、何ピクセル
(画素)ごと、及び何ラインごとにデータを取り込むか
を決定して、撮影部101から入力される画像データの
間引きを行っている。例えば、間引き率が“1/2”の
時は、1ピクセルの画像データを取り込んだら次のピク
セルのデータを取り込まないように動作し、また、1ラ
インの画像データを取り込んだら、次の1ラインの画像
データを取り込まないように動作する。また間引き率が
“1/3”の時は、1ピクセルの画像データ取り込んだ
ら次の連続する2つのピクセルのデータを取り込まず、
1ラインの画像データを取り込んだら、次の連続する2
ラインの画像データを取り込まないように動作する。
【0062】また、この間引き・補間率設定部107に
より設定される間引き率は、カラー画像データの場合に
おいて、輝度信号と色差信号のそれぞれに対して独立に
設定することができるものとする。例えば、輝度信号に
対する間引き率を“1/2”とし、色差信号に対しては
“1/4”というように設定することが可能である。い
ま、元の画像データが「4:4:4」である場合、この
ように設定すると、その出力は「2:1:1」相当の画
像データとなる。更に、色差信号の間引き率を“0”
(1/無限大)と設定すると、色差信号を取り込まずに
輝度信号のみを取り込みことになる。即ち、モノクロ画
像を取り込むことになる。
【0063】また、このフレームレートと同様に、間引
き・補間率も、例えば4ビットのデータで表現される。
0(=0000b)は間引き率が無限大(補間率0)、
即ち、取り込みを行わない状態を示し、1(=0001
b)は間引き率・補間率が“1/1”、即ち、間引き、
補間なしを示し、2(=0010b)は間引き率が“1
/2”(補間率は2倍)などというように、間引き率、
補間率のそれぞれを表現することができる。こうして間
引き部102は、その間引いた画像データをメモリ部1
03に書き込む。このメモリ部103は、例えばDRA
M,SRAMなどで構成され、少なくとも1フレーム分
の画像データを格納できるメモリ容量を備えている。
【0064】画像処理部106は、メモリ部103に格
納された画像データの処理、例えば表示データの色補正
等を行う他、画像データの圧縮処理などを行う。この画
像処理部106で画像処理が行われた画像データは、外
部装置に転送されるか、又はメモリ部103に書き戻さ
れる。
【0065】例えば、ディジタル・スチルカメラの場合
では、圧縮した画像データをフラッシュメモリなどの外
部記憶に転送する。また携帯型テレビ電話端末の場合
は、圧縮した画像データを、電話回線に伝送するととも
に、回線を通して受信した圧縮データを伸長してメモリ
部103の表示データの記憶領域の一部にオーバーレイ
表示が可能なように格納する。
【0066】補間部104は、メモリ部103に格納さ
れている画像データを読み出す。この画像データは、間
引き部102によって間引かれた画像データ(携帯型テ
レビ電話端末の場合は、受信して伸長した画像データも
含む)である。この画像データを表示するために、補間
部104は間引き・補間率設定部107により入力され
ている補間率(間引き部102へ入力されている間引き
率と同じ値)に基づいて補間動作を行う。即ち、補間率
は2倍(間引き率1/2)の場合、1ピクセル分の画像
データを読み込んだらこれをラッチし、次のピクセルの
画像データとして同じ画像データを出力する。これを繰
り返して1ライン分の画像データをラインメモリに保持
し、次のラインのデータは、そのラインメモリに記憶さ
れている前のラインデータと同じ画像データを読み出
す。
【0067】尚、輝度信号と色差信号で間引き率が異な
る場合や、モノクロ画像の場合も同様の動作を行う。こ
のようにして生成した画像データをピクセルクロックに
同期して表示部105に伝送して表示する。
【0068】表示部105は、例えばNTSCエンコー
ダとD/Aコンバータ、及びNTSC液晶ディスプレ等
を備える。補間部104から入力された輝度データと色
データをNTSCエンコーディングし、D/A変換した
後、NTSC液晶ディスプレ等の表示部105に表示す
る。
【0069】一方、電池残量検出部109は、電池11
2の出力電圧を監視することにより、その電池112の
残量を算出する。また、電源としてACアダプタが使用
されて駆動されているかどうかを判定する。そして、こ
の検知された電源の状態を、例えば“15”から“0”
までの16段階(4ビット)のディジタル信号として間
引き・補間率対応部110及びフレームレート対応部1
11に出力する。ここで“15(=1111b)”は、
AC電源による駆動(ACアダプタ使用)を示し、“1
4(=1110b)”は、電池112がフル充電の状態
を示し、“7(=0111b)”は電池112の残量が
約50%の状態を示し、“1(=0001b)”は電池
112の残量がほぼ空の状態を示し、“0(=0000
b)”は電池112が完全に空の状態を示す。
【0070】間引き・補間率対応部110において、こ
れら16段階で表現される電源状態と輝度、色各4ビッ
ト(計8ビット)の間引き・補間率とを対応付けるため
に、例えば、図6(A)に示すように、アドレス16×
8ビットの2ポートSRAMなどで構成する。
【0071】ここで4ビットの書き込みアドレス(WR A
DDR)と8ビットの書き込みデータ(WR DATA)は図示し
ないホストCPUに接続され、ユーザの所望の設定によ
りデータの書き込みが行われる。またこのSRAM11
0の4ビットアドレスは、電池残容量検出部109から
出力される上述した電源状態を示す4ビット信号に対応
している。また、書込みデータ8ビットのうち、上位4
ビット(DATA[7:4])は輝度の間引き・補間率を示し、
下位4ビット(DATA[3:0])は、色の間引き・補間率を
示す。ここで4ビットの(RD ADDR)には、電池残量検
出部109からの電源状態を示す4ビットの信号が接続
され、8ビットの読み出しデータ(RDDATA)は、間引き
・補間率設定部107に接続される。
【0072】図6(B)は、この2ポートRAM110
に記憶されるデータの一例を示す図である。
【0073】ここでは、RAM110のアドレス“0”
(電池112が完全に空に相当)にはデータ“00h”
(hは16進データを示す)が、アドレス“1”(電池
112の残量がほぼ空)にはデータ“80h”が、アド
レス“7”(電池112の残量が約50%)にはデータ
“24h”が、アドレス“14”(電池112がフル充
電)にはデータ“12h”が、アドレス“15”(AC
アダプタ使用)にはデータ“11h”がそれぞれ格納さ
れている。これは以下の情報に対応する。
【0074】即ち、AC電源(ACアダプタ)による駆
動時(15)は、輝度信号、色差信号とも間引き・補間
なし(1/1)で動作する。AC電源OFF(ACアダ
プタ使用せず)だが、電池112がフル充電の時(1
4)は、輝度信号は間引きなし(1/1)、色差信号は
1/2間引き(2倍補間)、つまり「4:2:2」で動
作する。電池残量50%(7)では、輝度信号1/2間
引き(2倍補間)、色差信号1/4間引き(4倍補間)
で動作する。また電池112の残量がほぼ空になると
(1)、輝度信号のみを1/8間引き(8倍補間)し色
差信号を取り込まない(モノクロ)で動作する。そし
て、電池112が完全に空になると(0)、輝度信号、
色差信号ともに取り込みを停止する。
【0075】同様に、フレームレート対応部111は、
16段階に表現される電源状態と4ビットのフレームレ
ート率を対応付けるために、例えば、図7(A)に示す
ようにアドレス16×4ビットの2ポートSRAMなど
を備えている。
【0076】ここで4ビットの書き込みアドレス(WR A
DDR)と書き込みデータ(WR DATA)は、図示しないホス
トCPUに接続され、ユーザの所望の設定によりデータ
の書き込みが行われる。4ビットのアドレスは、電池残
容量検出部109において用いられている4ビットの電
源状態に対応する。また、4ビット(DATA[3:0])はフ
レームレート率を示す。また4ビットの読み出しアドレ
ス(RD ADDR)には、電池残量検出部109からの電源
状態を示す4ビットの信号が接続され、このアドレスか
ら読み出されたデータ(RD DATA)は、フレームレート
設定部108に出力される。
【0077】図7(B)は、このSRAM111のデー
タの一例を示したもので、アドレス“0”(電池112
が完全に空)にはデータ“0”(データ取り込まず)
が、アドレス“1”(電池112の残量がほぼ空)には
データ“15”が、アドレス“7”(電池112の残量
がほぼ50%)にはデータ“4”が、アドレス“14”
(電池112がフル充電)にはデータ“2”が、アドレ
ス“15”(ACアダプタ使用)にはデータ“1”がそ
れぞれ格納されている。これは以下の情報に対応する。
【0078】即ち、AC電源(ACアダプタ)による駆
動時(15)は、フレーム間引きなし(フレームレート
=1)で動作する。ACアダプタ使用しないが電池11
2がフル充電の時(14)は、フレームレート1/2で
動作する。また電池112の残量が50%(7)では、
フレームレート1/4で動作する。そして電池112の
残量がほぼ空になると(1)、フレームレート1/15
で動作し、電池112が空になると(0)フレームデー
タの取り込みを停止する。
【0079】本実施の形態2に示したような間引き・補
間率対応部110及びフレームレート対応部111にお
ける設定によれば、装置がACアダプタからの電力で動
作している場合は、電池112の残量を意識する必要は
全くないため、フルフレームで、かつ「4:4:4」の
フル解像度に設定する。また、電池112よりの電力で
動作している場合は、電池112の残量が空に近づくに
従って電池112の駆動時間を確保するためにフレーム
レートを下げていき、また解像度も低くなるように設定
している。つまり、電池112の残量低下に伴って再
生、或は撮像する画像の画質は低下するものの、より長
い電池駆動時間が得られるようにしている。
【0080】一方、常に最高画質を得たいユーザは、間
引き・補間率対応部110及びフレームレート対応部1
11における設定を、電池112の残量に関わらず常に
フルフレーム、かつフル解像度に設定すればよい。或
は、通常は最高画質で利用し、電池112の残量が極め
て少なくなったときは、急激な電池切れを防ぐために、
非常に小さな解像度のモノクロ画像に切り替えるといっ
たような設定も行うことができる。
【0081】また本実施の形態2の他の態様として、メ
モリ部103の容量が増設可能な構成になっているよう
な場合には、そのメモリ部103のメモリ容量に応じて
解像度を制限するような利用方法も可能である。即ち、
最小構成のメモリが実装されており、これが例えばフル
解像度の“1/16”の画像データを格納できるだけの
容量である場合は、間引き・補間率対応部110の設定
を最大“4”(間引き率1/4)に制限する。またメモ
リ部103のメモリを増設してフル解像度の画像データ
を格納できる容量が確保できた場合は、間引き・補間率
対応部110の設定の制限を行わない。こうすることに
より、メモリ部103のメモリ容量に応じて柔軟に処理
する画像データの解像度を設定できることになる。
【0082】なお本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0083】また本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラ
ムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読み出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれる。
【0084】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0085】以上に述べたように本実施の形態によれ
ば、ユーザの利用形態に応じた柔軟な消費電力及び再生
画像の画質制御を行うことができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ーザの操作負担をなくしながら、ユーザの利用形態にも
っとも適した省電力動作を実現できる。
【0087】また本発明によれば、装置に電力を供給し
ている電源の状態に応じて、装置における画像データを
処理するフレームレートや解像度を制御して、装置の動
作を制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯型のテレビ電
話端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態1の間引き回路の動作の一例を示
すタイミングチャート(A)及びラッチクロック(Latc
h Clock)の生成回路を示す図(B)である。
【図3】本実施の形態1に係る電源状態と間引き方式、
補間方式、クロック設定及び電圧設定を説明する図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態1に係る携帯型のテレビ電
話端末装置のCPUによる電源状態に応じた制御処理を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2に係る電池駆動型の撮影
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態2に係る間引き・補間率対応部の構
成例(A)と、設定されたデータ例(B)を示す図であ
る。
【図7】実施の形態2に係るフレームレート対応部の構
成例(A)と、設定されたデータ例(B)を示す図であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 B 5K027 5/232 5/232 Z Fターム(参考) 5C022 AA12 AA13 AB68 AC00 AC03 AC69 5C062 AA11 AA14 AB10 AB23 AB42 AB43 AB47 AB49 AB50 AC05 AC08 AC25 AC58 AC68 BA00 5C064 AA01 AC12 AC22 AD01 AD02 AD08 AD14 5C073 AA05 AA06 AB04 BB02 BC04 CB03 CE02 5C076 AA21 AA22 BA03 BA04 BB04 BB06 CA02 CB01 5K027 AA11 BB17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源の状態を検知する検知手段と、 それぞれ異なる周波数の複数のクロック信号を発生する
    クロック発生手段と、 前記クロック発生手段から発生されるクロック信号を入
    力して動作する複数の処理手段と、 前記電源の状態に基づいて可変電圧を発生し、前記複数
    の処理手段のそれぞれに供給する電圧供給手段と、 前記検知手段により検知される前記電源の状態に応じ
    て、前記複数の処理手段のいずれかの処理モード、前記
    クロック発生手段により発生される前記クロック信号の
    周波数、或は前記電圧供給手段により発生される電圧値
    の少なくともいずれかを変更するように制御する制御手
    段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記電源は、電池及び/或はACアダプ
    タを有し、前記電源の状態は前記ACアダプタを使用し
    ているか否か、或は前記電池を使用している場合には、
    当該電池の電池容量の残量の状態に相当することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の処理手段の1つは、 撮影画像を電気的な信号に変換した画像データとして入
    力する撮影手段と、 前記撮影手段により入力された画像データに対して予め
    設定された間引き方式に応じて画像データの間引き処理
    を行う間引き手段を有し、 前記処理モードは、前記間引き手段における間引き解像
    度、及び/或はフレームレートを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の処理手段の1つは、 画像データを補間する補間手段と、 前記補間手段によって補間された画像データを表示する
    表示手段とを有し、 前記処理モードは前記補間手段における補間解像度を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理モードは、画像データの間引き
    率、フレームレート、補間レートを含む特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 電源の状態を検知する検知工程と、 それぞれ異なる周波数の複数のクロック信号を発生する
    クロック発生工程と、 前記電源の状態に基づいて可変電圧を発生し、前記クロ
    ック発生工程で発生されるクロック信号を入力して動作
    する複数の処理ブロックのそれぞれに供給する電圧供給
    工程と、 前記検知工程で検知される前記電源の状態に応じて、前
    記複数の処理ブロックのいずれかの処理モード、前記ク
    ロック発生工程で発生される前記クロック信号の周波
    数、或は前記電圧供給工程により発生される電圧値の少
    なくともいずれかを変更するように制御する制御工程
    と、を有することを特徴とする画像処理装置の動作制御
    方法。
  7. 【請求項7】 前記電源は、電池及び/或はACアダプ
    タを有し、前記電源の状態は前記ACアダプタを使用し
    ているか否か、或は前記電池を使用している場合には、
    当該電池の電池容量の残量の状態に相当することを特徴
    とする請求項6に記載の動作制御方法。
  8. 【請求項8】 前記処理モードは、画像データの間引き
    率、フレームレート、補間レートを含む特徴とする請求
    項6に記載の動作制御方法。
  9. 【請求項9】 画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された画像データに対して
    間引き率に応じて画像データの間引き処理を行う間引き
    処理手段と、 前記間引き処理手段によって間引かれた画像データを記
    憶するメモリ手段と、 前記メモリ手段に記憶された画像データを読み出して補
    間率に応じて補間する補間手段と、 電源の状態を検知する電源検知手段と、 前記電源検知手段により検知された前記電源の状態に応
    じて前記間引き率及び補間率を設定する設定手段と、を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記電源は、電池及び/或はACアダ
    プタを有し、前記電源の状態は前記ACアダプタを使用
    しているか否か、或は前記電池を使用している場合に
    は、当該電池の電池容量の残量の状態に相当することを
    特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記画像入力手段はカメラを有し、前
    記設定手段は、更に、前記カメラにより画像を取り込む
    フレームレートを設定し、前記画像入力手段は前記カメ
    ラからの画像信号を前記設定されたフレームレートで取
    り込むことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記設定手段は、画像データに含まれ
    る輝度信号と色差信号のそれぞれに対して独立に前記間
    引き率と補間率を設定することを特徴とする請求項9乃
    至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 画像処理装置の動作制御方法であっ
    て、 画像データを入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程で入力された画像データに対して間引
    き率に応じて画像データの間引き処理を行う間引き処理
    工程と、 画像データを補間率に応じて補間する補間手段と、 電源の状態を検知する電源検知工程と、 前記電源検知工程で検知された前記電源の状態に応じて
    前記間引き率及び補間率を設定する設定工程と、を有す
    ることを特徴とする動作制御方法。
  14. 【請求項14】 前記電源は、電池及び/或はACアダ
    プタを有し、前記電源の状態は前記ACアダプタを使用
    しているか否か、或は前記電池を使用している場合に
    は、当該電池の電池容量の残量の状態に相当することを
    特徴とする請求項13に記載の動作制御方法。
  15. 【請求項15】 前記画像入力工程ではカメラよりの画
    像信号を入力し、前記設定工程では、更に、前記カメラ
    により画像を取り込むフレームレートを設定し、前記画
    像入力工程では前記カメラからの画像信号を前記設定さ
    れたフレームレートで取り込むことを特徴とする請求項
    13に記載の動作制御方法。
  16. 【請求項16】 前記設定工程では、画像データに含ま
    れる輝度信号と色差信号のそれぞれに対して独立に前記
    間引き率と補間率を設定することを特徴とする請求項1
    3乃至115のいずれか1項に記載の動作制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項6乃至8、及び請求項13乃至
    16のいずれか1項に記載の動作制御方法を実行するプ
    ログラムを記憶した、コンピュータにより読取り可能な
    記憶媒体。
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