JP2001238069A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001238069A
JP2001238069A JP2000085581A JP2000085581A JP2001238069A JP 2001238069 A JP2001238069 A JP 2001238069A JP 2000085581 A JP2000085581 A JP 2000085581A JP 2000085581 A JP2000085581 A JP 2000085581A JP 2001238069 A JP2001238069 A JP 2001238069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
page memory
image forming
reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000085581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3400970B2 (ja
Inventor
Koichi Kobayashi
康一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24015750&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2001238069(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Publication of JP2001238069A publication Critical patent/JP2001238069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3400970B2 publication Critical patent/JP3400970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ADF9のトレイ9aに載置さ
れた複数枚の原稿Dに対するコピー処理を実行する際
に、回転処理を伴わない処理の場合には、印刷時間を短
縮することができる。 【解決手段】 この発明は、ADF9のトレイ9aに載
置された複数枚の原稿Dに対するコピー処理を実行する
際に、複数部のコピーのうちの一部目について、ステイ
プルを行うか否か、つまり読取り画像の回転処理を行う
か否かにより、ページメモリ93に原稿の1頁分の全て
の画像データを登録してからでないと印刷できない処理
と、ページメモリ93に原稿の1頁分の画像データの途
中までの登録が行われた際に、印刷(見切り印刷)でき
る処理とからなるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿画像を読取
り、この読取り画像を用紙に複写するデジタル複写機等
の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動原稿送り装置(ADF:オ
ート ドキュメント フィーダ)により搬送される原稿
あるいは原稿載置台(読み取りガラス面)に載置された
原稿をスキャナ部により読取り、この読取った原稿画像
をページメモリに記憶し、この記憶されている画像を用
いてプリンタ部により用紙上に順次複写を行い、上記原
稿に対する用紙を得、この得られた用紙にステイプル処
理を施すデジタル複写機が実用化されている。
【0003】上記ステイプル処理は、ソータ(フィニッ
シャ)に備えられているステイプラにより行われるホッ
チキス止めであり、ノンソート時には行われない処理で
ある。
【0004】このデジタル複写機では、上記スキャナ部
によるADFからの原稿の読取りが、副走査方向への移
動を行わずにラインセンサにより主走査方向に対する1
ラインずつの読取り走査(ラインバッファに登録され
る)が行われるようになっている。
【0005】また、上記スキャナ部による原稿載置台に
載置された原稿の読取りが、副走査方向への移動を行い
ながらラインセンサにより主走査方向に対する1ライン
ずつの読取り走査が行われるようになっている。
【0006】また、上記プリンタ部では、ページメモリ
からの画像に基づいてレーザによる露光手段により感光
体ドラム上に露光像を形成し、この露光像を現像器によ
り顕像化して、用紙に転写した後、定着することによ
り、プリント(印刷)が行われるようになっている。
【0007】また、入力された画像データに対してさま
ざまな画像処理を行うことが可能である。フィニッシン
グ機能など、印刷画像の向きが制限されているものに対
しては、適切な向きに回転させた画像データを露光す
る。
【0008】読み取りガラス面にコピーしたい面を下向
きにして原稿をセットした場合の画像の入力と印刷とを
図1を用いて説明する。
【0009】すなわち、画像は、(a)に示すように、
原稿の右側から左側に向かって入力される。この画像デ
ータを、(b)に示すように、ページメモリに登録する
ことで画像データを蓄積し、この蓄積された画像データ
を読出してから、(c)に示すように、露光を行うこと
で、(d)に示すように、用紙の搬送方向の後方にステ
イプルのとじしろが付くように出力される。
【0010】図2の(a)から(c)のように、原稿を
左方向に搬送しながら読み取るADFを用いて画像を入
力する場合に、図2の(a)のように、原稿をコピーし
たい面を上にして原稿をセットした場合には、画像は原
稿の左側から右側に向かって入力される。この画像デー
タを読み取りながらページメモリに登録した場合には画
像データは原稿を鏡像処理した状態になっている(図3
参照)ので、露光する前に鏡像処理を行う必要がある。
【0011】スルーリードADF使用時に画像処理を行
わないで印刷した場合の画像の入力と印刷とを図3を用
いて説明する。
【0012】すなわち、画像は、(a)に示すように、
原稿の左側から右側に向かって入力される。この画像デ
ータを、(b)に示すように、ページメモリに登録する
ことで画像データを登録し、この登録された画像データ
を読出してから、(c)に示すように、露光を行うこと
で、(d)に示すように、用紙の搬送方向の後方にステ
イプルのとじしろが付くように出力される。
【0013】鏡像処理した画像データを露光すると、用
紙の搬送方向の前方にステイプルのとじしろがつくよう
に出力されてしまう。この状態では、正常にステイプル
を行うことができないので、露光する前に画像データを
180度回転する。(図4参照)スルーリードADF使
用時に画像処理を行って印刷した場合の画像の入力と印
刷とを図4を用いて説明する。
【0014】すなわち、画像は、(a)に示すように、
原稿の左側から右側に向かって入力される。この画像デ
ータを、鏡像処理を行って、(b)に示すように、ペー
ジメモリに登録することで画像データを登録し、(c)
に示すように、この登録された画像データに対して18
0度の回転処理を行って、この回転処理された画像デー
タを読出してから、(d)に示すように、露光を行うこ
とで、(e)に示すように、用紙の搬送方向の後方にス
テイプルのとじしろが付くように出力される。
【0015】画像データの回転は、ぺージバッファにお
ける画像の呼び出し位置を変更することによって実現し
ている。(図5参照)回転印刷時におけるページメモリ
上の画像の読出し位置について、図5を用いて説明す
る。
【0016】すなわち、回転無しの場合、(a)に示す
ように、ページメモリ上の左上から読出し、90度右回
転の場合、(b)に示すように、ページメモリ上の左下
から読出し、90度左回転の場合、(c)に示すよう
に、ページメモリ上の右上から読出し、180度回転の
場合、(d)に示すように、ページメモリ上の右下から
読出すようになっている。
【0017】上記したように、ADFからの原稿を読取
って印刷する際に、上記回転処理が伴うので、読み取っ
た1頁分の画像データをぺージバッファに登録し、この
1頁分が登録された後に画像データの印刷を行う完了形
の印刷処理が行われるようになっている。
【0018】しかし、上記ステイプルを使用しない場合
であっても、1枚ずつの原稿ごとに、1頁分の画像デー
タがぺージバッファに登録された後にしか、印刷できな
かったため、時間が掛かってしまうという欠点がある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、自動原稿
送り装置により搬送される原稿に対する画像形成を行う
際に、回転処理を伴わない画像形成時に、画像形成時間
の短縮を図ることができる画像形成装置を提供すること
を目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、原稿を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬
送される原稿の画像データを読取る読取手段と、この読
取手段により読取った画像データを記憶するページメモ
リと、このページメモリに記憶されている画像データに
対して回転処理等の編集処理を行う第1の処理手段と、
上記ページメモリに記憶されている画像データに基づい
て被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段とからな
るものにおいて、上記第1の処理手段による編集処理を
行わない場合に、上記原稿の1頁分の画像データの途中
まで上記ページメモリに記憶された際に、先行して上記
ページメモリに記憶されている上記原稿に対する画像デ
ータを順次読出す読出手段と、この読出手段により順次
読出される画像データを用いて、上記画像形成手段によ
り被画像形成媒体に画像形成する第2の処理手段とから
なる。
【0021】この発明は、原稿を搬送する搬送手段と、
この搬送手段により搬送される原稿の画像データを読取
る読取手段と、この読取手段により読取った画像データ
を記憶するページメモリと、このページメモリに記憶さ
れている画像データに対して回転処理等の編集処理を行
う第1の処理手段と、上記ページメモリに記憶されてい
る画像データに基づいて被画像形成媒体に画像形成する
画像形成手段とからなるものにおいて、上記第1の処理
手段による編集処理を行わない場合に、上記原稿の1頁
分の画像データの途中まで上記ページメモリに記憶され
た際に、先行して上記ページメモリに記憶されている上
記原稿に対する画像データを順次読出す読出手段と、こ
の読出手段により順次読出される画像データを用いて、
上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像形成する
第2の処理手段と、上記第1の処理手段による編集処理
を行う場合に、上記原稿の1頁分の画像データが全て上
記ページメモリに記憶された際に、このページメモリに
記憶されている画像データに対する編集処理を行う第3
の処理手段と、この第3の処理手段により編集処理され
た画像データを用いて、上記画像形成手段により被画像
形成媒体に画像形成する第4の処理手段とからなる。
【0022】この発明の画像形成装置は、原稿を搬送す
る搬送手段と、この搬送手段により搬送される原稿の画
像データを読取る読取手段と、この読取手段により読取
った画像データを記憶するページメモリと、このページ
メモリに記憶されている画像データに基づいて被画像形
成媒体に画像形成する画像形成手段と、この画像形成手
段により画像形成された複数枚の被画像形成媒体に対し
てステイプル処理する第1の処理手段とからなるものに
おいて、上記第1の処理手段によるステイプル処理を行
わない場合に、上記原稿の1頁分の画像データの途中ま
で上記ページメモリに記憶された際に、先行して上記ペ
ージメモリに記憶されている上記原稿に対する画像デー
タを順次読出す読出手段と、この読出手段により順次読
出される画像データを用いて、上記画像形成手段により
被画像形成媒体に画像形成する第2の処理手段とからな
る。
【0023】この発明の画像形成装置は、原稿を搬送す
る搬送手段と、この搬送手段により搬送される原稿の画
像データを読取る読取手段と、この読取手段により読取
った画像データを記憶するページメモリと、このページ
メモリに記憶されている画像データに基づいて被画像形
成媒体に画像形成する画像形成手段と、この画像形成手
段により画像形成された複数枚の被画像形成媒体に対し
てステイプル処理する第1の処理手段とからなるものに
おいて、上記第1の処理手段によるステイプル処理を行
わない場合に、上記原稿の1頁分の画像データの途中ま
で上記ページメモリに記憶された際に、先行して上記ペ
ージメモリに記憶されている上記原稿に対する画像デー
タを順次読出す読出手段と、この読出手段により順次読
出される画像データを用いて、上記画像形成手段により
被画像形成媒体に画像形成する第2の処理手段と、上記
第1の処理手段によるステイプル処理を行う場合に、上
記原稿の1頁分の画像データが全て上記ページメモリに
記憶された際に、このページメモリに記憶されている画
像データに対する回転処理を行う第3の処理手段と、こ
の第3の処理手段により回転処理された画像データを用
いて、上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像形
成する第4の処理手段とからなる。
【0024】この発明の画像形成装置は、原稿を搬送す
る搬送手段と、この搬送手段により副走査方向に搬送さ
れる原稿の主走査方向の1走査ラインずつの画像データ
を読取る読取手段と、上記原稿の1頁分の画像データが
記憶される容量を有し、上記読取手段により読取った1
走査ラインずつの画像データを順次記憶するページメモ
リと、このページメモリに記憶されている1頁分の画像
データを回転する回転手段と、上記ページメモリに記憶
されている画像データを1走査ラインずつ読出す読出し
手段と、この読出し手段により読出された1走査ライン
ずつの画像データ、あるいは上記回転手段により回転さ
れた1走査ラインずつの画像データに対する走査露光に
より像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形
成手段により形成された像担持体上の像をトナーにより
現像する現像手段と、被画像形成媒体を上記像担持体に
供給する供給手段と、上記現像手段による像担持体上の
現像像を、上記供給手段により供給される被画像形成媒
体上に転写する転写手段と、この転写手段により現像像
が転写された被画像形成媒体を排出する排出手段と、こ
の排出手段により排出される複数枚の被画像形成媒体に
対するステイプル処理を、上記被画像形成媒体の排出方
向の後端側に行うステイプル手段とを有するものにおい
て、上記ステイプル処理が選択されていない際に、上記
読取手段により読取った1走査ラインずつの画像データ
の上記ページメモリへの記憶を順次行うとともに、この
ページメモリに先に記憶された1走査ラインずつの画像
データを上記読出し手段により読出し、この読出された
1走査ラインずつの画像データに基づいて上記像形成手
段により像担持体上に像を形成し、この像を上記現像手
段により現像し、この現像像を上記供給手段により供給
される被画像形成媒体に転写した後、上記排出手段によ
り排出する第1の処理手段と、上記ステイプル処理が選
択されている際に、上記読取手段により読取った1走査
ラインずつの画像データの上記ページメモリへの記憶を
順次行い、このページメモリに原稿1頁分の画像データ
を記憶し、このページメモリに記憶された1頁分の画像
データを上記回転手段により回転し、この回転された1
走査ラインずつの画像データに基づいて上記像形成手段
により像担持体上に像を形成し、この像を上記現像手段
により現像し、この現像像を上記供給手段により供給さ
れる被画像形成媒体に転写した後、上記排出手段により
排出する第2の処理手段とからなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0026】図6はこの発明の画像形成装置の一例とし
てのデジタル複写機1の概略構成を示す断面図である。
【0027】図6に示すように、デジタル複写機1は装
置本体2を備え、この装置本体2内には、読取手段とし
てのスキャナ部4、および画像形成手段として機能する
プリンタ部6が設けられている。
【0028】装置本体2の上面には、読取対象物、つま
り原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置台
8が設けられている。また、装置本体2の上面には、原
稿載置台8上に原稿Dを自動的に送る搬送手段としての
自動原稿送り装置9(以下、ADFと称する)が配設さ
れている。
【0029】このADF9の原稿トレイ9aに置かれた
原稿Dは、図示しない搬送ガイドによって搬送されプラ
テンローラ9bを介して排紙トレイ9c上に排出される
ようになっている。これにより、原稿Dがプラテンロー
ラ9bにより搬送されている際に、後述するスキャナ部
4の露光ランプ10により露光走査されることにより、
原稿Dの画像の読取りが行われるようになっている。
【0030】上記ADF9の原稿トレイ9aには、原稿
Dの読取面を上側にしてセットされ、一番上の原稿Dか
ら順に1枚ずつ取込まれるようになっている。
【0031】装置本体2内に配設されたスキャナ部4
は、ADF9により搬送される原稿Dあるいは原稿載置
台8に載置された原稿Dを照明する光源としての例えば
ハロゲンランプなどで構成される露光ランプ10、原稿
Dからの反射光を所定の方向に偏向する第1のミラー1
2を有し、これらの露光ランプ10、第1のミラー12
は、原稿載置台8の下方に配設された第1キャリッジ1
4に取り付けられている。
【0032】第1キャリッジ14は、原稿載置台8と平
行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を
介してスキャナモータ(駆動モータ)16により、原稿
載置台8の下方を往復移動される。スキャナモータ16
は、ステッピングモータなどにより構成されている。
【0033】また、原稿載置台8の下方には、原稿載置
台8と平行に移動可能な第2キャリッジ18が配設され
ている。第2キャリッジ18には、第1のミラー12に
より偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第2
および第3のミラー20、22が互いに直角に取り付け
られている。第2のキャリッジ18は、第1キャリッジ
14を駆動する歯付きベルト等により、スキャナモータ
16からの回転力が伝達され、第1キャリッジ14に対
して従動されるとともに、第1キャリッジ14に対し
て、1/2の速度で原稿載置台8に沿って平行に移動さ
れる。
【0034】また、原稿載置台8の下方には、第2キャ
リッジ18上の第3のミラー20からの反射光を集束す
る結像レンズ24と、結像レンズ24により集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ(ラインセ
ンサ)26とが配設されている。結像レンズ24は、第
3のミラー22により偏向された光の光軸を含む面内
に、駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移動
することで反射光を所望の倍率(主走査方向)で結像す
る。そして、CCDセンサ26は、後述するメインCP
Uから与えられる画像処理クロックに従って入射した反
射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応する電気信
号を出力する。副走査方向の倍率は、上記ADF9によ
る搬送速度あるいは第1キャリッジ14の移動速度を変
更することにより対応できるようになっている。
【0035】上記ADF9により搬送される原稿Dの読
取りを行う際、上記露光ランプ10による照射位置は、
図6に示す位置に固定されている。また、原稿載置台8
に載置された原稿Dをの読取りを行う際、上記露光ラン
プ10による照射位置は、原稿載置台8に沿って左から
右へ移動されるようになっている。
【0036】一方、プリンタ部6は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置28を備えている。レーザ露
光装置28からのレーザ光により、感光体ドラム30周
面を走査することにより感光体ドラム30周面上に静電
潜像を形成する。
【0037】また、プリンタ部6は、装置本体2のほぼ
中央右側に配設された像担持体としての回転自在な感光
体ドラム30を有し、感光体ドラム30周面は、レーザ
露光装置28からのレーザ光により露光され、所望の静
電潜像が形成される。感光体ドラム30の周面には、ド
ラム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ3
2、感光体ドラム30周面上に形成された静電潜像に現
像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像す
る現像手段としての現像器34、後述する各カセット4
8、50から給紙された被画像形成媒体、つまり、コピ
ー用紙Pを感光体ドラム30から分離させるための剥離
チャージャ36を一体に有し、感光体ドラム30に形成
されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ3
8、感光体ドラム30周面からコピー用紙Pを剥離する
剥離爪40、感光体ドラム30周面に残留したトナーを
清掃する清掃装置42、および、感光体ドラム30周面
の除電する除電器44が順に配置されている。
【0038】装置本体2内の下部には、それぞれ装置本
体から引出し可能な上段カセット48、下段カセット5
0が互いに積層状態に配設され、各カセット48、50
内にはサイズの異なるコピー用紙Pが装填されている。
上記上段カセット48の側方には手差しトレイ54が設
けられている。
【0039】装置本体2内には、各カセット48、50
から感光体ドラム30と転写チャージャ38との間に位
置した転写部を通って延びる搬送路56が形成され、搬
送路56の終端には定着ランプ58aを有する定着装置
58が設けられている。定着装置58の上部には排出口
60が形成されている。
【0040】上段カセット48、下段カセット50の近
傍には、各カセット48、50から用紙Pを一枚づつ取
り出す給紙ローラ62と分離ローラ63がそれぞれ設け
られている。また、搬送路56には、給紙ローラ62と
分離ローラ63により取り出されたコピー用紙Pを搬送
路56を通して搬送する多数の給紙ローラ対64が設け
られている。
【0041】搬送路56において感光体ドラム30の上
流側にはレジストローラ対66が設けられている。レジ
ストローラ対66は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム30上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
30周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部
へ給紙する。レジストローラ対66の手前、つまり、給
紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ68が設けられている。
【0042】給紙ローラ62により各カセット48、5
0から1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ロー
ラ対64によりレジストローラ対66へ送られる。そし
て、コピー用紙Pは、レジストローラ対66により先端
が整位された後、転写部に送られる。
【0043】転写部において、感光体ドラム30上に形
成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージ
ャ38により用紙P上に転写される。トナー像の転写さ
れたコピー用紙Pは、剥離チャージャ36および剥離爪
40の作用により感光体ドラム30周面から剥離され、
搬送路56の一部を構成する搬送ベルト(図示しない)
を介して定着装置58に搬送される。そして、定着装置
58によって現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着された
後、コピー用紙Pは、排紙ローラ対70により排出口6
0を通して排出される。
【0044】搬送路56の右方には、定着装置58を通
過したコピー用紙Pを反転して再び搬送路56へ送る自
動両面装置74が設けられている。
【0045】排出口60には振分けレバー(図示しな
い)が設けられ、排出口60から排出されるコピー用紙
Pを装置本体2内の排紙トレイ72上へ振分けるか、あ
るいは外部搬送機構76に振分けるようになっている。
外部搬送機構76は、装置本体2内の排紙トレイ72の
上部空洞部78に設置され、排出口60から排出される
コピー用紙Pを装置本体2外へ搬送するものである。
【0046】また、装置本体2の側部には、オプション
機器であるフィニッシャ80が装着されている。このフ
ィニッシャ80には、外部搬送機構76により搬送され
たコピー用紙P(下側が印刷面)が供給されるようにな
っている。
【0047】フィニッシャ80は供給された一部構成の
文書(用紙P)の後端側にステイプラ81により一部単
位でステイプル止めし、トレイ82上に貯めていくもの
である。トレイ82は上下動できるものであり、上記文
書の積載に基づいて下降するものである。
【0048】また、フィニッシャ80に供給されたコピ
ー用紙Pは、反転搬送路83により搬送されてトレイ8
4上に印刷面が上側になる状態で排出される。
【0049】また、装置本体2の前面上部には、コピー
倍率等の様々な複写条件並びに複写開始などを指示する
操作パネル(後述する)が設けられている。
【0050】この操作パネルには、図7に示すように、
操作案内を行うとともに種々の指示が行えるタッチキー
内蔵の液晶表示部(LCD)86が設けられている。
【0051】液晶表示部86は、図7に示すように、
「READY」等の操作案内が表示される操作案内表示
部86aと種々の設定内容が切換え表示される設定表示
部76bにより構成されている。設定表示部86bは、
図7に示すように、たとえば初期画面として基本機能
(BASIC)の設定画面となっており、LCF52の
選択状態が表示され、ズームが100%、原稿サイズが
A4、写真画像とテキスト画像の自動選択、ノンソー
ト、ノンステイプル、原稿対用紙が1対1という設定状
態が表示され、編集、プログラム、設定変更等の指示を
行うアイコンが表示されるようになっている。
【0052】また、設定表示部86bには、編集(ED
IT)、プログラム(PROGRAM)、セッテング
(SETTINGS)の設定画面があり、たとえば、プ
ログラムやセッテングの設定画面にて、優先度設定、ジ
ョブのキャンセル、ジョブの一覧表示、優先度設定の変
更や追加が行えるようになっている。
【0053】上記デジタル複写機1は、単独で用いるも
のであっても、ネットワークプリンタとして用いるもの
であっても良い。
【0054】この場合、上記デジタル複写機1は、ロー
カルネットワーク(LAN)(図示しない)を介してパ
ーソナルコンピュータ(PC)(図示しない)、…やサ
ーバ(図示しない)と接続されている構成となってい
る。
【0055】上記デジタル複写機1の制御回路の内部構
成を、図8を用いて説明する。
【0056】このデジタル複写機1には、全体を制御す
る主制御部90が設けられている。この主制御部90
は、それぞれ図示しないが、その動作の制御を司るCP
U(central processing uni
t)、このデジタル複写機1の動作のソフトウェアが格
納されているROM(read only memor
y)、画像データやその他動作上のデータが一時格納さ
れるRAM(randomaccess memor
y)(S−RAM)により構成されている。
【0057】上記主制御部90は、上記ADF9、スキ
ャナ部4、プリンタ部6、フィニッシャ80、操作パネ
ル91、画像処理部92、ページメモリ93、HDD9
4がバス95を介して接続されている。また、画像処理
部92、ページメモリ93、HDD94は画像バス96
を介して接続されている。
【0058】画像処理部92は、スキャナ部4により読
取った原稿画像を処理したり、ページメモリ93、HD
D94からの画像データを処理したり、処理した画像デ
ータをページメモリ93、プリンタ部6、あるいはHD
D94へ出力するものである。
【0059】画像処理部92は、図示しない圧縮伸長回
路を有し、この圧縮伸長回路を用いてページメモリ93
からの画像データを圧縮したり、HDD94からの画像
データの伸長を行うようになっている。
【0060】ページメモリ93は、画像処理部92から
の画像データを登録するものである。
【0061】HDD94は、各種データが格納されるハ
ードディスクで代表される外部記憶装置である。たとえ
ば、複数部数のコピーを行う際に、複数枚の原稿画像の
読取画像を圧縮した画像を登録し、印刷時にこの圧縮し
た画像を読出して印刷するようになっている。
【0062】上記主制御部90は、ジョブごとに管理さ
れる入力タスクと印刷タスクを有している。
【0063】次に、上記のような構成において、ADF
9を用いてノンソート、非回転コピーを行う場合の処理
を、図9に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0064】図9は、ぺージメモリ93が1つの複写機
1において、部数1、ノンソート、画像回転処理を必要
としない機能を選択した場合のフローチャートである。
【0065】すなわち、コピースタートを受けた後、入
力タスクと印刷タスクが実行される。入力タスクと印刷
タスクともに、実行するジョブのパラメータを取得する
(ST1)。ジョブパラメータには、ジョブの印刷部数
や、選択された機能が含まれており、選択機能に応じて
逐次印刷処理が可能かどうかを判断する(ST2)。こ
の場合は逐次印刷処理が可能であるので、逐次印刷処理
を行う。
【0066】この逐次印刷処理時に、原稿1頁分の画像
がぺージメモリ93に書かれる前に、すでにぺージメモ
リ93上に書かれた画像データを読出し、印刷を行う処
理が、見切り印刷である。この見切り印刷を行うことに
より、コピーアウト時間が短縮することが可能となって
いる。
【0067】(入力タスク) 1.逐次印刷処理であるので、原稿を見切り印刷可能な
位置まで読み取る(ST 3〜5)。
【0068】2.見切り印刷可能位置まで読み取った
ら、印刷タスクにぺージメモリ93が読み取り可能であ
ることを通知する(ST6)。
【0069】3.残りの画像を読み取る(ST7、
8)。
【0070】4−1.次原稿があるのであれば(ST
9)、1〜3の処理(ST3〜8)を繰り返す。
【0071】4−2.次原稿が無いのであれば(ST
9)、入力処理を終了する。
【0072】(印刷タスク) 1.逐次印刷処理であるので、入力タスクからぺージメ
モリ93の読み取り可能通知が来るのを待つ(ST1
0)。
【0073】2.ページメモリ読み取り可能通知を受け
取ったら、ページメモリ93から画像を読み取り、印刷
する(ST11)。
【0074】3.印刷が終了したら、入力タスクにペー
ジメモリ93の書き込み可能通知を出す(ST12)。
【0075】4−1.次印刷画像があるのであれば(S
T13)、1〜3の処理(ST10〜12)を繰り返
す。
【0076】4−2.次印刷画像が無いのであれば(S
T13)、印刷処理を終了する。
【0077】次に、ADF9を用いてステイプルコピー
を行う場合の処理を、図10に示すフローチャートを参
照しつつ説明する。
【0078】図10は、ページメモリ93が1つのデジ
タル複写機1において、部数1、ステイプル等の回転印
刷が必須な機能を選択した場合のフローチャートであ
る。
【0079】すなわち、コピースタートを受けた後、入
力タスクと印刷タスクが実行される。入力タスクと印刷
タスクともに、実行するジョブのパラメータを取得する
(ST21)。ジョブパラメータには、ジョブの印刷部
数や、選択された機能が含まれており、選択機能に応じ
て逐次印刷処理が可能かどうかを判断する(ST2
2)。この場合は、回転印刷が必須な機能が選択されて
いるため、逐次印刷処理は不可である。このため、逐次
印刷を行わない完了印刷処理で印刷する。
【0080】この完了印刷処理では、画像の回転処理を
行うため、画像データが原稿1頁分、ページメモリ93
上に存在している必要があり、見切り印刷を行うことが
できない。
【0081】(入力タスク) 1.完了印刷処理であるので、原稿の1頁分を全て読み
取る(ST23〜25)。
【0082】2.原稿の1頁分を全て読み取ったら、1
80度の回転処理を行う(ST26)。
【0083】3.この回転処理後、印刷タスクにぺージ
メモリ93の読み取り可能であることを通知する(ST
27)。この際、複数部数印刷する際には、画像データ
が圧縮されてHDD94に登録される。
【0084】3−1.次原稿があるのであれば(ST2
8)、1〜2の処理(ST23〜27)を繰り返す。
【0085】3−2.次原稿が無いのであれば(ST2
8)、入力処理を終了する。
【0086】(印刷タスク) 1.入力タスクからぺージメモリ93の読み取り可能通
知が来るのを待つ(ST30)。
【0087】2.ページメモリ93の読み取り可能通知
を受け取ったら、ページメモリ93から画像を読み取
り、印刷する(ST31)。
【0088】3.印刷が終了したら、入力タスクにペー
ジメモリ93の書き込み可能通知を出す(ST32)。
【0089】4−1.次印刷画像があるのであれば(S
T33)、1〜3の処理(ST30〜32)を繰り返
す。
【0090】4−2.次印刷画像が無いのであれば(S
T33)、印刷処理を終了する。
【0091】また、複数部数印刷する際には、HDD9
4に登録されている画像データを1頁分ずつ読出してペ
ージメモリ93上に伸長して印刷を行う。
【0092】上記したように、ADF9のトレイ9aに
載置された複数枚の原稿Dに対するコピー処理を実行す
る際に、複数部のコピーのうちの一部目について、ステ
イプルを行うか否か、つまり読取り画像の回転処理を行
うか否かにより、ページメモリ93に原稿の1頁分の全
ての画像データを登録してからでないと印刷できない処
理と、ページメモリ92に原稿の1頁分の画像データの
途中までの登録が行われた際に、印刷(見切り印刷)で
きる処理とからなる。これにより、回転処理を伴わない
処理の場合には、印刷時間を短縮することができる。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、自動原稿送り装置により搬送される原稿に対する画
像形成を行う際に、回転処理を伴わない画像形成時に、
画像形成時間の短縮を図ることができる画像形成装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】読み取りガラス面にコピーしたい面を下向きに
して原稿をセットした場合の画像の入力と印刷とを説明
するための図。
【図2】ADFを用いて画像を入力する場合を説明する
ための図。
【図3】スルーリードADF使用時に画像処理を行わな
いで印刷した場合の画像の入力と印刷とを説明するため
の図。
【図4】スルーリードADF使用時に画像処理を行って
印刷した場合の画像の入力と印刷とを説明するための
図。
【図5】回転印刷時におけるページメモリ上の画像の読
出し位置を説明するための図。
【図6】デジタル複写機の概略構成を示す断面図。
【図7】液晶表示部の表示例を示す図。
【図8】デジタル複写機の制御回路の内部構成を示すブ
ロック図。
【図9】ADFを用いてノンソート、非回転コピーを行
う場合の処理を説明するためのフローチャート。
【図10】ADFを用いて回転印刷が必須なステイプル
コピーを行う場合の処理を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…デジタル複写機 4…スキャナ部 6…プリンタ部 D…原稿 9…ADF 9a…トレイ 9b…プラテンローラ 93…ページメモリ P…コピー用紙
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 G03G 21/00 382 Fターム(参考) 2H027 EF06 EF09 FA22 FA23 FA30 FA35 FD00 FD08 ZA07 5C062 AA05 AB17 AB29 AB42 AB46 AC22 AC24 BA00 5C072 AA05 BA03 BA05 BA10 LA20 NA08 UA11 XA01 5C073 AA02 BB07 CC01 CE04 5C076 AA24 BA02 BA03 BA04 BA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される原稿の画像データを読取
    る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを記憶するペー
    ジメモリと、 このページメモリに記憶されている画像データに対して
    回転処理等の編集処理を行う第1の処理手段と、 上記ページメモリに記憶されている画像データに基づい
    て被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、 からなる画像形成装置において、 上記第1の処理手段による編集処理を行わない場合に、
    上記原稿の1頁分の画像データの途中まで上記ページメ
    モリに記憶された際に、先行して上記ページメモリに記
    憶されている上記原稿に対する画像データを順次読出す
    読出手段と、 この読出手段により順次読出される画像データを用い
    て、上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像形成
    する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される原稿の画像データを読取
    る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを記憶するペー
    ジメモリと、 このページメモリに記憶されている画像データに対して
    回転処理等の編集処理を行う第1の処理手段と、 上記ページメモリに記憶されている画像データに基づい
    て被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、 からなる画像形成装置において、 上記第1の処理手段による編集処理を行わない場合に、
    上記原稿の1頁分の画像データの途中まで上記ページメ
    モリに記憶された際に、先行して上記ページメモリに記
    憶されている上記原稿に対する画像データを順次読出す
    読出手段と、 この読出手段により順次読出される画像データを用い
    て、上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像形成
    する第2の処理手段と、 上記第1の処理手段による編集処理を行う場合に、上記
    原稿の1頁分の画像データが全て上記ページメモリに記
    憶された際に、このページメモリに記憶されている画像
    データに対する編集処理を行う第3の処理手段と、 この第3の処理手段により編集処理された画像データを
    用いて、上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像
    形成する第4の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される原稿の画像データを読取
    る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを記憶するペー
    ジメモリと、 このページメモリに記憶されている画像データに基づい
    て被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、 この画像形成手段により画像形成された複数枚の被画像
    形成媒体に対してステイプル処理する第1の処理手段
    と、 からなる画像形成装置において、 上記第1の処理手段によるステイプル処理を行わない場
    合に、上記原稿の1頁分の画像データの途中まで上記ペ
    ージメモリに記憶された際に、先行して上記ページメモ
    リに記憶されている上記原稿に対する画像データを順次
    読出す読出手段と、 この読出手段により順次読出される画像データを用い
    て、上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像形成
    する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により搬送される原稿の画像データを読取
    る読取手段と、 この読取手段により読取った画像データを記憶するペー
    ジメモリと、 このページメモリに記憶されている画像データに基づい
    て被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、 この画像形成手段により画像形成された複数枚の被画像
    形成媒体に対してステイプル処理する第1の処理手段
    と、 からなる画像形成装置において、 上記第1の処理手段によるステイプル処理を行わない場
    合に、上記原稿の1頁分の画像データの途中まで上記ペ
    ージメモリに記憶された際に、先行して上記ページメモ
    リに記憶されている上記原稿に対する画像データを順次
    読出す読出手段と、 この読出手段により順次読出される画像データを用い
    て、上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像形成
    する第2の処理手段と、 上記第1の処理手段によるステイプル処理を行う場合
    に、上記原稿の1頁分の画像データが全て上記ページメ
    モリに記憶された際に、このページメモリに記憶されて
    いる画像データに対する回転処理を行う第3の処理手段
    と、 この第3の処理手段により回転処理された画像データを
    用いて、上記画像形成手段により被画像形成媒体に画像
    形成する第4の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿を搬送する搬送手段と、 この搬送手段により副走査方向に搬送される原稿の主走
    査方向の1走査ラインずつの画像データを読取る読取手
    段と、 上記原稿の1頁分の画像データが記憶される容量を有
    し、上記読取手段により読取った1走査ラインずつの画
    像データを順次記憶するページメモリと、 このページメモリに記憶されている1頁分の画像データ
    を回転する回転手段と、 上記ページメモリに記憶されている画像データを1走査
    ラインずつ読出す読出し手段と、 この読出し手段により読出された1走査ラインずつの画
    像データ、あるいは上記回転手段により回転された1走
    査ラインずつの画像データに対する走査露光により像担
    持体上に像を形成する像形成手段と、 この像形成手段により形成された像担持体上の像をトナ
    ーにより現像する現像手段と、 被画像形成媒体を上記像担持体に供給する供給手段と、 上記現像手段による像担持体上の現像像を、上記供給手
    段により供給される被画像形成媒体上に転写する転写手
    段と、 この転写手段により現像像が転写された被画像形成媒体
    を排出する排出手段と、 この排出手段により排出される複数枚の被画像形成媒体
    に対するステイプル処理を、上記被画像形成媒体の排出
    方向の後端側に行うステイプル手段とを有する画像形成
    装置において、 上記ステイプル処理が選択されていない際に、上記読取
    手段により読取った1走査ラインずつの画像データの上
    記ページメモリへの記憶を順次行うとともに、このペー
    ジメモリに先に記憶された1走査ラインずつの画像デー
    タを上記読出し手段により読出し、この読出された1走
    査ラインずつの画像データに基づいて上記像形成手段に
    より像担持体上に像を形成し、この像を上記現像手段に
    より現像し、この現像像を上記供給手段により供給され
    る被画像形成媒体に転写した後、上記排出手段により排
    出する第1の処理手段と、 上記ステイプル処理が選択されている際に、上記読取手
    段により読取った1走査ラインずつの画像データの上記
    ページメモリへの記憶を順次行い、このページメモリに
    原稿1頁分の画像データを記憶し、このページメモリに
    記憶された1頁分の画像データを上記回転手段により回
    転し、この回転された1走査ラインずつの画像データに
    基づいて上記像形成手段により像担持体上に像を形成
    し、この像を上記現像手段により現像し、この現像像を
    上記供給手段により供給される被画像形成媒体に転写し
    た後、上記排出手段により排出する第2の処理手段とか
    らなることを特徴とする画像形成装置。
JP2000085581A 2000-02-18 2000-03-27 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3400970B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US50672200A 2000-02-18 2000-02-18
US09/506722 2000-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001238069A true JP2001238069A (ja) 2001-08-31
JP3400970B2 JP3400970B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=24015750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000085581A Expired - Fee Related JP3400970B2 (ja) 2000-02-18 2000-03-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3400970B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3400970B2 (ja) 2003-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3558952B2 (ja) 画像形成装置
JP4559675B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP3387887B2 (ja) 画像形成方法と画像形成システム
JP3715355B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2001281946A (ja) 画像形成装置と画像形成方法
JP2003051935A (ja) 画像形成装置及び方法
JP3702570B2 (ja) 画像形成装置
JP2001238070A (ja) 画像形成装置
JP3400970B2 (ja) 画像形成装置
JPH09130524A (ja) 画像形成装置
JP2005031320A (ja) 画像形成装置
JPH11327858A (ja) 画像形成装置
JP3191775B2 (ja) 画像記録装置
JP3645188B2 (ja) 画像形成装置
JPH10304110A (ja) 画像形成装置
JP3324561B2 (ja) 記録装置
JP2004093984A (ja) 画像形成装置
JP2000335051A (ja) 画像形成装置
JPH11146186A (ja) 画像形成装置
JPH11275326A (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP2003244366A (ja) 画像形成装置
JPH11143295A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2004241856A (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JPH06245045A (ja) 複写装置
JPH11133833A (ja) 画像形成装置、その制御方法、及び情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110221

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110221

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120221

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120221

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130221

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees