JP3191775B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3191775B2
JP3191775B2 JP23545598A JP23545598A JP3191775B2 JP 3191775 B2 JP3191775 B2 JP 3191775B2 JP 23545598 A JP23545598 A JP 23545598A JP 23545598 A JP23545598 A JP 23545598A JP 3191775 B2 JP3191775 B2 JP 3191775B2
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敏 大谷
雅之 木村
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ等
の画像記録装置に関し、特にOHP合紙機能を持つ画像
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理されたOHP(over he
ad projector用paper)と合紙として
用いる用紙とを交互に給送 して、複数のOHP間に用
紙をセットする機能をOHP合紙(あいし)機能とい
う。この機能を有する複写機は、例えば、次のような手
順でOHP合紙作成作業を実行していた。
【0003】まず、OHP用紙を複写機本体の複数の用
紙トレイのうちで、後述の合紙用トレイを除いたいずれ
かの用紙トレイにセットしておき、ユーザは手動でOH
P用紙のある用紙供給トレイをコンソールバネル上のボ
タンで選択し、これに原稿のコピーを行う。作成された
OHPが排出トレイに排出された後に、特定の用紙供給
トレイ中の用紙を合紙として用いるためにコピーをしな
いで排出トレイに排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のOHP
合紙機能は、ユーザがまずOHP用紙をセットした用紙
供給トレイをコンソールパネル上で選択をする必要があ
る。そのため、ユーザはOHP用紙をセットした用紙供
給トレイを記憶しておくか、OHP合紙機能の選択前に
OHP用紙のセットしてある用紙供給トレイの確認をす
る必要があった。また、合紙用トレイが特定の用紙供給
トレイに限定されているため、そのトレイ中の用紙サイ
ズがOHPサイズと異なっていても合紙として複写機の
画像処理都に搬送しようとする。そのため、特定サイズ
の用紙のみを合紙と理解するソフトウェアの場合はジャ
ムになる。
【0005】また、OHP合紙は会議等の説明用資料と
して作成されるが、OHP合紙以外に会議の出席者用に
OHP用原稿と同一の内容が記載された資料を作成する
場合が多い。このとき、従来はOHP合紙作成作業の後
に、改めて会議出席者等用に原稿のコピー作業を行って
いたため、ユーザのコンソールバネルの機能選択・実行
操作が繁雑であった。
【0006】そこで、本発明における画像記録装置は、
OHP合紙機能が選択されたことを条件として、画像記
録されたOHP用紙と合紙サイズ(又はトレイ)設定ボ
タンで設定されたサイズ(又はトレイ)の合紙を第1の
排出位置へ交互に排出する動作と、合紙とは別の用紙へ
のOHP用紙の画像と同一画像の画像記録を会議資料用
の必要枚数につき行い第2の排出位置へ排出する動作
と、を一連で実行することを特徴とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記発明の目的は次の構
成によリ達成される。すなわち、請求項1の発明は、O
HP用紙と合紙を交互に排出するOHP合紙機能を備え
た画像記録装置において、合紙として用いる用紙のサイ
ズを設定する合紙サイズ設定ボタンと、OHP合紙機能
が選択されたことを条件として、画像記録されたOHP
用紙と前記合紙サイズ設定ボタンで設定されたサイズの
合紙を第1の排出位置へ交互に排出する動作と、前記合
紙とは別の用紙へのOHP用紙の画像と同一画像の画像
記録を会議資料用の必要枚数につき行い第2の排出位置
へ排出する動作と、を一連で実行する制御手段と、を有
することを特徴とする。請求項2の発明は、OHP用紙
と合紙を交互に排出するOHP合紙機能を備えた画像記
録装置において、合紙として用いる用紙のトレイを設定
する合紙トレイ設定ボタンと、OHP合紙機能が選択さ
れたことを条件として、画像記録されたOHP用紙と前
記合紙トレイ設定ボタンで設定されたトレイの合紙を第
1の排出位置へ交互に排出する動作と、前記合紙とは別
の用紙へのOHP用紙の画像と同一画像の画像記録を会
議資料用の必要枚数につき行い第2の排出位置へ排出す
る動作と、を一連で実行する制御手段と、を有すること
を特徴とする。
【0008】
【発明の作用およひ効果】本発明によれば、OHP合紙
機能が選択されたことを条件として、画像記録されたO
HP用紙と合紙サイズ(又はトレイ)設定ボタンで設定
されたサイズ(又はトレイ)の合紙を第1の排出位置へ
交互に排出する動作と、合紙とは別の用紙へのOHP用
紙の画像と同一画像の画像記録を会議資料用の必要枚数
につき行い第2の排出位置へ排出する動作と、を一連で
実行する。よって、合紙サイズ(又はトレイ)設定ボタ
ンで設定されたサイズ(又はトレイ)の合紙を排出する
ので、合紙を選択する自由度を確保することができる。
また、画像記録されたOHP用紙と合紙サイズ(又はト
レイ)設定ボタンで設定されたサイズ(又はトレイ)の
合紙を第1の排出位置へ交互に排出する動作と、合紙と
は別の用紙へのOHP用紙の画像と同一画像の画像記録
を会議資料用の必要枚数につき行い第2の排出位置へ排
出する動作と、を一連で実行するので、会議資料用の画
像記録を行う手間を簡略化できると共に、OHP合紙は
第1の排出位置へ排出し、会議資料用の画像記録は第2
の排出位置へ排出するので、画像記録された用紙の取扱
いが容易になる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。な
お、本実施例は複写機に適用したもので、べ一スマシン
に両面自動原稿送り装置(以下、DADFという。)、
ソータなどの付属装置が組み合わされて構成されるもの
である。ここで、べ一スマシンとは、一段以上の用紙供
給トレイとマニュアルフィード用の手差しトレイを備
え、プラテンガラス上に原稿をマニュアルでセットし、
コンソールパネルにより設定したコピー条件でジョブを
実行することのできる装置である。
【0010】複写機は、図1に示すように、ベ一スマシ
ン1にDADF2、ソータ3が取付けられておリ、この
べ一スマシン1はコンソールバネル4によって設定され
たジョブに応じて付属装置を含む機構部を制御し、DA
DF2で送られた原稿から読み取った画像処理を基に用
紙トレイ部5から供給される指定サイズの用紙に対して
画像処理を施した後、排紙処理を実行すると共に、ソー
タ3において画像処理された用紙の仕分けを行うように
構成されている。
【0011】また、複写機の概略を図2を用いて説明す
る。べ一スマシン1内には感光ドラム7が配置されてい
る。図において、感光体8は感光ドラム7外周面に層状
に形成されている。この感光ドラム7は、矢印方向に回
転するように図示しない駆動装置に連結されている。感
光ドラム7の外周には、チャージコロトロン9、帯電除
去装置10、現像器11,12、転写コロトロン13お
よびクリーニング装置15が配置されている。なお、帯
電除去装置10は不要な複写画像が用紙に転写されない
ように消し込むためにチャージコロトロン9で帯電した
感光体8の一部の帯電を除去するものである。
【0012】この複写機においては、感光ドラム7が矢
印方向に回転するにつれて、感光体8がチャージコロト
ロン9によって一様に帯電された後、露光箇所16で光
の照射を受け静電潜像が形成される。露光箇所16に
は、べ一スマシン1の上面に配置されたプラテンガラス
17上に載置された図示しない原稿の光像が入射される
ようになっている。このために、露光ランブ19と、こ
れによって照明された原稿面の反射光を伝達する複数の
ミラー20および光学レンズ21とが配置されておリ、
このうち所定のものは原稿の読み取りのためにスキャン
されるようになっている。静電潜像が形成された感光体
8は、その後、現像器11,12で現像される。ここで
感光体8上に形成されたトナー像は、転写コロトロン1
3により用紙上に転写され、ヒートロール23およびプ
レッシャロール24間で熱定着されて搬出される。一
方、感光体8はクリーニング装置15によりクリーニン
グされ再使用に供される。
【0013】一方、べ一スマシン1に配置されている用
紙供給トレイ25に収容されている用紙27あるいは手
差しトレイ28に沿って手差しで送リ込まれる用紙27
は、送りロール29あるいは31によって送り出され、
搬送ロール32に案内されて感光ドラム7と転写コロト
ロン13の間を通過する。このとき、トナー像が用紙2
7上に転写される。転写後の用紙27はヒートロール2
3およびプレッシャロール24の間を通過して熱定着さ
れる。そして、搬送ロール32の間を通過して排出トレ
イであるソータ3に搬出される。なお、中間トレイ33
は両面または多重コピー用に用いられるものである。
【0014】コンソールパネル4は、図3に示すよう
に、同パネル4上に配置された用紙サイズ、倍率、複写
枚数などの設定/入カ、スタート、ストップ、割込み、
設定確認などの操作を行うためのハードキーとしてのボ
タン35と液晶ディスプレイ(以下、LCDという。)
36上に表示される機能に対応して表示部分に設けられ
たタッチキーとしてのボタン(図示せず。)を備えてい
る。LCD36は320×200dot(1dot=0.33×0.3
3mm)LCDの画素を有し、このLCD36上には10
×7Ti1e(1Ti1e=32×24dot)のタッチパネ
ルキーで構成されるタッチパネル(図示せず。)が配置
されている。そこで、LCD36に表示される各種機能
に対応したボタン表示位置を押すことにより、その機能
に対応したタッチパネルキーが作動する。そのタッチパ
ネルキーは主に使用頻度を基準に三種類に分けられるL
CD画面(基本画面、応用画面、専門画面)に表示され
る互いに異なる機能に対応している。また、コンソール
パネル4にはハードキー35を操作したときの選択、設
定の状態がLEDランブ37などにより表示されてい
る。コンソールパネル4のボタンの機能については後述
する。
【0015】図4は複写機のハードウェア構成が示され
ている。ユーザーインタフェース(以下、UIと言
う。)39はコンソールパネル4にあるボタンの操作に
よる設定/入カされたテータ処理を実行し、本機システ
ムを管理するMAIN PWBA(以下「MAIN系」
と称す)40に入カデータを送ると共に、ユーザへの表
示を行う。
【0016】DADFコントローラ41は、原稿の両面
から画情報を読み取るために、この読み取リタイミング
に合わせて原稿をプラテンガラス17上に搬送するため
の制御を行う。
【0017】光学的読取リ装置(OPT)コントローラ
42は、プラテンガラス17上に搬送された原稿からユ
ーザが指定した画情報の光学的な読取り制御を行う。帯
電除去装置(ISIL)コントローラ43は、原稿の画
情報から不要な部分を消し込む処理、原稿の周辺を消す
枠消し処理、原稿の画情報の中からの特定情報描出など
の編集処理の制御を行う。画像記録装置(IOT)コン
トローラ44は、原稿から読み取られた画報を基に画
像処理を実行する際に、用紙27の搬送制御、紙づまリ
検知およびZero回りである現像プロセス制御を管理
する。
【0018】特定トレイ(DDM/TRAY[X])コ
ントローラ45は、IOTからの両面画像処理に関する
指令に基づいて片面の画像処理が既に行われている用紙
27を反転させてその背面に画像処理を施すために、次
のZeroタイミングまで一時待機させるように中間ト
レイ33を制御したり、またIOTからの特別トレイ動
作指令によリ、用紙パスの関係から制御上、他のトレイ
とは別に取リ扱われる特別トレイ[X]、例えば最下段
トレイ25の制御を行う。
【0019】ソータコントローラ46は、例えば20ビ
ンソータをIOTからの仕分け指令によリ駆動し、べ一
スマシン1から搬出される画像処理後の用紙27を指定
されたビンに貯えるための制御を行う。スティブルソー
タコントローラ47は、IOTからの綴じ込み仕分け指
令によりビンに貯えられた用紙27を丁合した後にステ
ィブルで綴じるための制御を行う。ライトレンズマネジ
ャー(以下、LLMという。)48は、システムの全体
を統括管理しておリ、主に原稿の画像処理と用紙27の
搬送を時間的に一致させるためのシステムタイミング制
御やユーザが設定するコピーモードなどのジョブ管理を
行う。
【0020】シリアルデータ通信プロセッサ(以下、S
CPという。)49は、UI39,DADF2,OPT
およびISIL10とのデータの送受をシリアル通信で
行うと共に、LLM48との間のデータをパラレル通信
によりやり取りするためのデータ処理を行う。特にSC
P49とLLM48とのデータのやリ取りは、SCP4
9に内蔵されているデュアルポートRAM(図示せ
ず。)を通して行われる。すなわち、LLM48は自分
のアドレスマップ上に割り付けられたSCP49のデュ
アルポートRAMをリード/ライトし、このRAMをS
CP49がリード/ライトすることで情報の伝達を行っ
ている。
【0021】上記のハードウェアは各機能ごとに独立し
たCPUを備え、このCPUと周辺LSIによリ電気回
路基板PWBAが構成されている。ここで、LLM4
8,SCP49およびIOTはべ一スマシン1の制御系
の中枢を成すもので、各機能を分担するCPUと周辺L
SIにより主制御回路基板40を構成している。
【0022】シリアルデータ通信プロッセ(SCP)4
9は、UI39,DADF2,OPTおよびISIL1
Oとのデータの送受をシリアル通信で行うと共に、LL
M48との間のデータをパラレル通信によりやり取リす
るためのデータ処理を行う。特にSCP49とLLM4
8とのデータのやリ取りは、SCP49に内蔵されてい
るデュアルポートRAM(図示せず。)を通して行われ
る。すなわち、LLM48は自分のアドレスマップ上に
割リ付けられたSCP49のデュアルポートRAMをリ
ード/ライトし、このRAMをSCP49がリード/ラ
イトすることで情報の伝達を行っている。
【0023】次に本実施例の特徴部分であるOHP合紙
機能について説明する。本実施例のべ一スマシン1は手
差しトレイ(MSI)28と転写コロトロン13および
ソータ3の排出トレイがほぼ同一平面上にあるため、厚
手の用紙であるOHPは専ら、手差しトレイ28よリベ
ースマシン1の転写コロトロン13へ搬送させる。そし
て、合紙はOHPサイズと同じサイズの用紙27がセッ
トされている図2の用紙供給トレイ25のいずれかをユ
ーザがコンソールパネル4の操作ボタンによリ選択す
る。OHPのサイズはその使用頻度から本実施例ではA
4L,A4Sサイズに限定している。そして、まず、合
紙用のサイズの用紙27を該当する用紙供給トレイ25
から画像処理都を経由して、コピーをしないで排出トレ
イのあるソータ3に出力する。次いで、手差しトレイ2
8から搬送されるOHP用紙にプラテン17上の原稿の
コピーをとり、OHPとして合紙上に出力する。この動
作をOHP用原稿のすべてについて繰り返す。
【0024】コンソールパネル4のLCD36上に図5
に示す応用画面を呼び出し、「OHP合紙」の機能ボタ
ン70を押すことでOHP合紙モードに入ることができ
る。このOHP合紙モードの設定情報はUI39から、
図9のLLM48に出力され、LLM48のコントロー
ル下でIOTコントローラ44によりべ一スマシン1が
動作する。また、図6にUI39におけるOHP合紙機
能選択時のフローチャートを示し、図7と図8にLLM
48におけるフローチャートを示す。また、図9にLL
M48とIOTコントローラ44とのOHP合紙の設定
枚数1枚のときのシーケンスフロー図を示す。なお、こ
こで、LEF(Long Edge Feed)は長辺側を先頭にした
用紙搬送方式であり、SEF(Short Edge Feed)は短
辺側を先頭にした用紙搬送方式である。また、このシー
ケンスフロー図にはOHP合紙機能の主要なシーケンス
のみを示している。
【0025】まず、図6のUI39におけるOHP合紙
機能選択時のフローチャートの説明をする。OHP合紙
機能ボタン70が押されるとUI39はOHP合紙が選
択されたことをLLM48に知らせる。手差しトレイ2
8には原稿サイズ検知機能がないのでOHPのサイズを
検出することができない。そこで、ユーザにOHP用紙
と同一サイズの用紙27を合紙として指定させるため
に、その用紙27のある用紙供給トレイ25を選択させ
る。ユーザによリOHPの用紙サイズ(例えばA4LE
F)と同一サイズの用紙を示すコンソールパネル4上の
ハードボタン35が押されるとUI39はそのサイズの
用紙がセットされている用紙供給トレイ25を捜す。な
お、UI39には各用紙供給トレイ25の情報が必ず送
信されているので、UI39はA4サイズの用紙がある
用紙供給トレイ25を捜すことができる。そして、その
用紙供給トレイ25があると当該トレイ25のLED3
7とその用紙供給トレイ25にある、例えばA4LEF
等の用紙サイズを示す表示部のバックライトが点灯し、
その用紙供給トレイ25の番号をLLM48に知らせ
る。このとき、OHP用紙と同一サイズの用紙27がな
い場合には用紙供給トレイ25用のLEDを全て消灯さ
せ、OHP用紙と同一の用紙サイズ、例えば「A4S」
と「A4L」を表示部のバックライトを点滅させ、また
LCD36上には「A4SまたはA4Lを入れて下さ
い」と表示させる(ステッブ18〜19)。
【0026】図7、図8はLLM48におけるスタンバ
イ時のフローチャートであるが、OHP合紙機能が選択
されると手差しトレイ28の用紙センサ(図示せず。)
にOHP用紙があり(ステップ12)、また、OHP用
紙と同一用紙サイズの合紙用の用紙27がある用紙供給
トレイボタン35が押されて、その指定されたサイズの
用紙が用紙供給トレイ25中にあるかどうかの判断をす
る(ステップ13)。なお、本実施例では合紙に用いる
用紙27のセットされている用紙供給トレイ25をUI
39が自動的に選択するが、ユーザが設定できるのは合
紙の大きさのみでその搬送方向までは設定できない場合
がある。その場合には、DADF2を用いると、DAD
F2は原稿のサイズのみならずその搬送方向(SEFか
LEFか)を検出できるので、DADF2がプラテン1
7上に引き込んだ原稿とOHP用紙と同一搬送方向であ
るはずの合紙用の用紙27の搬送方向が互いに相違して
いることが分かると、LLM48はベ一スマシン1をN
ot Ready状態とし、UI39にはNo Pap
erメッセージを出させる(ステップ18,19)。
【0027】また、手差しトレイ28にOHP用の用紙
27がない場合あるいは合紙用の用紙27の用紙供給ト
レイ25がない場合はLLM48はコピー動作をさせな
いで、UI39に、例えば「OHP用紙を手差しトレイ
にセットして下さい」または「A4サイズ用紙を用紙供
給トレイ25に入れて下さい」と表示指令し、A4サイ
ズ用紙が挿入されるとReady状態に移行する。な
お、本実施例では同一サイズのSEFとLEF用紙が共
に用紙供給トレイ25にセットされているときには、自
動倍率の選択設定が基本的にSEFの方がLEFに比
べ、便利であるからSEFを優先させて選択するように
している。
【0028】また、合紙として用いる用紙27の用紙供
給トレイ25があれば、それをIOTコントローラ44
とUI39に知らせる。なお、手差しトレイ28にセッ
トされるOHP用の用紙27とプラテン17上の原稿の
サイズが互いに異なるときは、OHP用紙と同一サイズ
の合紙用の用紙27の情報を基にOHP用紙のサイズに
合致するように、UI39はコピー倍率を自動的に選択
して設定することもできる(ステップ17)。そして、
ユーザがコピースタートボタン351を押すと、LLM
48はベ一スマシン1にコピーの実行に移行させる(ス
テップ23)。
【0029】そして、図9に示すコピー時のLLM48
の制御フローに進む。図8のステップ23のコピーへの
移行命令により、図9のステップ24の合紙フィード開
始をIOTコントローラ44に指令する。このとき、キ
ャリッジランプ19のスキャンは開始するが合紙にコピ
ーがされないように感光体8のチャージはしない、な
お、ここで、スキャンを行うのは、合紙搬送時のみスキ
ャンを中止させることは、ベ一スマシン1の各動作部の
動作のタイミングが合わせにくいので、それを防ぐため
に合紙搬送時もスキャンを行わせる。
【0030】合紙が排出トレイに排出されるとトレイを
手差しトレイ(MSI)28に変えるようにIOTコン
トローラ44に送信する。そして、その旨の表示をUI
39にするように送信する。このとき、コピー枚数用メ
ータ(図示せず。)のビリングアップを中止させる。そ
して、OHP用紙27の手差しトレイ28から画像処理
部への搬送を開始させる。このときは、キャリッジラン
プ19のスキャンと同時に感光体8のチャージも実行さ
せる。そして、原稿面のコピーをしたOHPが排出され
ると、再び用紙供給トレイ25を合紙用のトレイに変え
IOTコントローラ44とUI39に送信する。このと
きはコピー枚数用メータのビリングアップを行う。そし
て、DADF2を用いる場合はすべての原稿のOHP合
紙作成作業が終了するまで上記作業を繰り返す。
【0031】次に会議等で用いる資料作成時のLLM4
8のOHP合紙機能のフローチャートを図11に示す。
ステップ40〜44は前記図9と同一手順を示す。そし
て、各原稿についてのOHP合紙作業が終了しても、設
定枚数が1以上あると、各原稿とも設定枚数2枚目から
はOHP用紙27へのコピーは中止し、合紙用の用紙2
7に当該原稿のコピーを行うために合紙トレイからのみ
用紙をフィードする。このときは、キャリッジランプ1
9のスキャン、感光体8のチャージ、排出トレイのソー
タ3の稼働をIOTコントローラ44に指示する。この
ときOHPと合紙はソータ3のノンソートビン301に
出力し、残りの複数の会議資料用のコピーされた用紙2
7はソートビン302またはステイブル機能を選択して
出力させることもできる。なお、図2に示すソータ3に
はステイプラ303が用意されている。こうして、OH
P合紙モード中に複数枚の各原稿のコピーを行うことが
できる。
【0032】LLM48から、まず、OHP合紙モード
であることおよび合紙用の用紙供給トレイ25の番号を
IOTコントローラ44に出カする。ここで、ベ一スマ
シン1のスタートボタン351が押されると、LLM4
8は合紙用の用紙供給トレイ25から合紙を画像処理部
に搬送する命令をIOTコントローラ44に送信する。
そして、合紙が図7に示すフィードセンサ71を通過し
たこと、および、レジゲート(図示せず。)に到達した
ことをレゲートセンサ72で検出し、IOTコントロ
ーラ44はLLM48に送信する。その結果の原稿のス
キャニングが可能になるので、LLM48はIOTコン
トローラ44にレジゲートを開いて合紙の搬送をさせ
る。このとき、OPTコントローラ42の制御下にはキ
ャリッジランプ19のスキャンを開始させる。ただし、
前記したように合紙分についての感光体8のチャージは
オフにしておく。合紙の後端をフューザ排出センサ73
が検出すると、そのことをIOTコントローラ44はL
LM48に出力する。次にOHP用紙のコピーモードで
あること、そしてOHP用紙トレイの番号、OHP用紙
のフィード命令をIOTコントローラ44に送信する。
【0033】IOTコントローラ44は前記合紙と同様
の手順でOHP用紙のフィード情報をLLM48に送
り、また、LLM48はIOTコントローラ44にコピ
ー命令を送る。このとき、コピー枚数メータ(図示せ
ず。)のビリングアップを行うため、LLM48はビリ
ングアップ命令をIOTコントローラ44に送る。ま
た、上記OHP合紙機能でコピー動作中にジャムが発生
した場合に何ぺ一ジまでコピーがされていたかが一目で
わからないので、合紙またはOHPにアノテータ機能を
使用してぺ一ジ番号をプリントするようにしてもよい。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機の外観図である。
【図2】複写機の断面図である。
【図3】複写機のコンソールパネルの図である。
【図4】複写機の制御ブロック図である。
【図5】本発明の実施例のLCDのOHP合紙機能設定
用画面である。
【図6】本発明の実施例のUIのOHP合紙機能選択時
の制御フロー図である。
【図7】本発明の実施例のLLMのOHP合紙機能選択
時(始動時)の制御フロー図である。
【図8】本発明の実施例のLLMのOHP合紙機能選択
時(始動時)の制御フロー図である。
【図9】本発明の実施例のLLMのOHP合紙機能選択
時(コピー時)の制御フロー図である。
【図10】本発明の実施例のOHP合紙機能選択時のL
LMとIOTのシーケンスフロー図である。
【図11】本発明の実施例のLLMの資料作成を兼ねた
OHP合紙機能選択時(コピー時)の制御フロー図であ
る。
【符号の説明】
1 ベースマシン 2 DADF 4 コンソールパネル 39 UI 44 IOTコントローラ 48 LLM 70 OHP合紙ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 21/00 370 G03G 21/00 370 384 384 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OHP用紙と合紙を交互に排出するOH
    P合紙機能を備えた画像記録装置において、 合紙として用いる用紙のサイズを設定する合紙サイズ設
    定ボタンと、 OHP合紙機能が選択されたことを条件として、画像記
    録されたOHP用紙と前記合紙サイズ設定ボタンで設定
    されたサイズの合紙を第1の排出位置へ交互に排出する
    動作と、前記合紙とは別の用紙へのOHP用紙の画像と
    同一画像の画像記録を会議資料用の必要枚数につき行い
    第2の排出位置へ排出する動作と、を一連で実行する制
    御手段と、 を有する画像記録装置。
  2. 【請求項2】 OHP用紙と合紙を交互に排出するOH
    P合紙機能を備えた画像記録装置において、 合紙として用いる用紙のトレイを設定する合紙トレイ設
    定ボタンと、 OHP合紙機能が選択されたことを条件として、画像記
    録されたOHP用紙と前記合紙トレイ設定ボタンで設定
    されたトレイの合紙を第1の排出位置へ交互に排出する
    動作と、前記合紙とは別の用紙へのOHP用紙の画像と
    同一画像の画像記録を会議資料用の必要枚数につき行い
    第2の排出位置へ排出する動作と、を一連で実行する制
    御手段と、 を有する画像記録装置。
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