JPH11133833A - 画像形成装置、その制御方法、及び情報処理システム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法、及び情報処理システム

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JPH11133833A
JPH11133833A JP9315929A JP31592997A JPH11133833A JP H11133833 A JPH11133833 A JP H11133833A JP 9315929 A JP9315929 A JP 9315929A JP 31592997 A JP31592997 A JP 31592997A JP H11133833 A JPH11133833 A JP H11133833A
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double
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JP9315929A
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English (en)
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Satoru Kutsuwada
悟 轡田
Yoshiki Kuboki
慶樹 久保木
Satoshi Kaneko
敏 金子
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時に両面コピーできる部数を大幅に増加す
ることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 コピー設定部数が両面パスに入るシート
数に対応する部数以下のときは、画像メモリ部112を
介さず両面コピーを行い、従来のコピーと同様の操作性
でコピーを行うようにし、両面パスに入り切らない部数
のときには、画像メモリ部112を介して両面コピーを
行い、両面パスの蓄積可能枚数の制限により今まで制限
されていたコピー設定部数のリミットを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿載置台に載置
された原稿をコピーする複写機等の画像形成装置と、両
面画像形成に関する画像形成装置の制御方法と、前記画
像形成装置を備えた情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、中間トレイを用いて複数部の
両面コピーを行う機能を有する画像形成装置が知られて
いる。この画像形成装置(第1の従来例)は、表面コピ
ー動作から裏面コピー動作に切り替わる際に、中間トレ
イから給紙できるようにするために時間を要していた。
【0003】そこで、中間トレイを用いずに両面搬送パ
スによって表面コピー後のシートを反転して裏面コピー
の準備をする画像形成装置(第2の従来例)が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
2の従来例の画像形成装置においては、両面搬送パスに
搬入可能なシートの枚数が少ないため(数枚)、同時に
両面コピーできる部数がかなり制約される、という問題
があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、同時に
両面コピーできる部数を大幅に増加することができる画
像形成装置及びその両面コピー制御方法を提供すること
を目的とする。また、コピー部数の制限を解除すること
ができる画像形成装置及びその制御方法を提供すること
を目的とする。さらに、この画像形成装置を備えた情報
処理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、画像を画像信号として入力する画
像入力手段と、前記画像入力手段により入力された複数
の画像信号を記憶する画像記憶手段と、前記画像信号に
応じた画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、画像
信号を前記画像記憶手段に記憶して、前記記録媒体の両
面に画像形成を行う両面画像形成の制御を行う第1の両
面制御手段と、画像信号を前記画像記憶手段に記憶しな
いで両面画像形成の制御を行う第2の両面制御手段と、
画像形成に関する設定を行う設定手段と、前記設定手段
の設定に基づいて、前記第1と第2の両面制御手段を切
り替える制御切替手段とを備えたものである。
【0007】第2の発明では、上記第1の発明におい
て、前記制御切替手段は、前記設定手段で設定される画
像形成部数に基づいて、前記第1と第2の両面制御手段
を切り替える構成にしたものである。
【0008】第3の発明では、上記第2の発明におい
て、前記画像形成手段による画像形成処理を行うために
前記記録媒体を搬送する搬送路上に複数の記録媒体を一
時的に蓄積するスタック手段を備え、前記制御切替手段
は、前記設定手段で設定される画像形成部数が前記スタ
ック手段の蓄積可能枚数以内のときに、前記第2の両面
制御手段を選択し、前記スタック手段の蓄積可能枚数を
超えたときには、前記第1の両面制御手段を選択する構
成にしたものである。
【0009】第4の発明では、画像を画像信号として入
力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力さ
れた複数の画像信号を記憶する画像記憶手段と、前記画
像信号に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成手段
と、画像形成に関する設定を行う設定手段とを備えた画
像形成装置を用意し、前記設定手段によって操作モード
を予め設定しておき、原稿画像を前記画像記憶手段に全
て記憶して、前記記録媒体の両面に画像形成を行う両面
画像形成の制御を行う第1の両面制御処理と、画像を前
記画像記憶手段に記憶しないで前記両面画像形成の制御
を行う第2の両面制御処理とを、前記設定手段の設定に
基づいて切り替える制御切替処理を行うようにしたもの
である。
【0010】第5の発明では、上記第4の発明におい
て、前記制御切替処理は、前記設定手段で設定される画
像形成部数に基づいて、前記第1と第2の両面制御手段
を切り替えるようにしたものである。
【0011】第6の発明では、上記第5の発明におい
て、前記画像形成装置は、前記画像形成手段による画像
形成処理を行うために前記記録媒体を搬送する搬送路上
に複数の記録媒体を一時的に蓄積するスタック手段を備
え、前記制御切替処理は、前記設定手段で設定される画
像形成部数が前記スタック手段の蓄積可能枚数以内のと
きに、前記第2の両面制御処理を行い、前記スタック手
段の蓄積可能枚数を超えたときには、前記第1の両面制
御処理を行うようにしたものである。
【0012】第7の発明では、各種情報を処理するコン
ピュータと、ネットワークを介して前記コンピュータと
接続された画像形成装置とを備えた情報処理システムに
おいて、前記画像形成装置は、画像を画像信号として入
力する画像入力手段と、前記画像入力手段により入力さ
れた複数の画像信号を記憶する画像記憶手段と、前記画
像信号に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成手段
と、画像を前記画像記憶手段に全て記憶して、前記記録
媒体の両面に画像形成を行う両面画像形成の制御を行う
第1の両面制御手段と、画像を前記画像記憶手段に記憶
しないで前記両面画像形成の制御を行う第2の両面制御
手段と、画像形成に関する設定を行う設定手段と、前記
設定手段の設定に基づいて、前記第1と第2の両面制御
手段を切り替える制御切替手段とを備えたものである。
【0013】第8の発明では、上記第7の発明におい
て、前記制御切替手段は、前記設定手段で設定される画
像形成部数に基づいて、前記第1と第2の両面制御手段
を切り替える構成にしたものである。
【0014】第9の発明では、上記第8の発明におい
て、前記画像形成手段による画像形成処理を行うために
前記記録媒体を搬送する搬送路上に複数の記録媒体を一
時的に蓄積するスタック手段を備え、前記制御切替手段
は、前記設定手段で設定される画像形成部数が前記スタ
ック手段の蓄積可能枚数以内のときに、前記第2の両面
制御手段を選択し、前記スタック手段の蓄積可能枚数を
超えたときには、前記第1の両面制御手段を選択する構
成にしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態に係る情報処理
システムにおける画像形成装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0017】同図において、101は第1の画像入力手
段として機能する画像入力装置(リーダ部)であり、原
稿を画像データに変換する。102は画像出力手段とし
て機能する為の複数種類の記録紙カセットを有する画像
出力装置(プリンタ部)であり、プリント命令により画
像データを記録紙上に可視像として出力する。
【0018】103は前記リーダ部101と電気的に接
続された外部装置であり、各種の機能を有する。すなわ
ち、第2の画像入力手段として機能する外部装置103
には、ファクシミリ部104と、ファイル部105、該
ファイル部105と接続されている外部記憶装置106
と、コンピュータ100及びLANと接続する為のコン
ピュータインタフェース部107と、コンピュータ10
0からの情報を可視像とするためのフォーマッタ部10
8と、前記リーダ部101からの情報を蓄積したり、コ
ンピュータ100から送られてきた情報を一時的に蓄積
する為のイメージメモリ部109と、上記各機能処理を
制御するコア部110等を備えている。
【0019】また、112は画像メモリ部であり、リー
ダ部101からの画像を記憶・蓄積したり、画像の回転
を行う為の画像メモリである。この画像メモリ112に
は装着状態を検出する図示しないコネクト信号により、
装着状態が判別できるようになっている。111はセレ
クタ部であり、リーダ部101からの入力、コア部10
3との入出力、及び画像メモリ部112との入出力を選
択的に切り換え、画像バスを変更する。
【0020】図1に示すように、外部装置103は、セ
レクタ部111とケーブルで接続され、外部装置103
内のコア部110で信号の制御や各機能の制御を行う。
外部装置103内には、ファクシミリ送受信を行うファ
クシミリ部104、各種原稿情報を電気信号に変換し、
光磁気ディスクに保存するファイル部105、コンピュ
ータ100からのコード情報をイメージ情報に展開する
フォーマッタ部108、LAN及びコンピュータ100
とのインタフェースを行うコンピュータ・インタフェー
ス部107、リーダ部101からの情報を蓄積したり、
コンピュータ100から送られてきた情報を一時的に蓄
積する為のイメージメモリ部109及び上記各機能を制
御するコア部110からなる。
【0021】図2は、本実施形態の画像形成装置の操作
部の詳細を示した図である。
【0022】同図に示すように、この操作面には、各種
のキーと、液晶表示装置等からなるドットマトリックス
で構成される表示部201とが配置されている。液晶表
示部201にはタッチセンサーが配置され、液晶操作部
に表示された各種のキー入力が可能である。液晶表示部
201には装置の状態、コピー枚数、倍率、選択用紙及
び各種操作画面を表示する。
【0023】また、スタートキー203は、コピーを開
始させるキーであり、復帰キー204は設定モードを標
準状態に復帰させるためのキーである。キー群202は
コピー枚数、ズーム倍率等を入力する0から9までのテ
ンキーとその入力をクリアするクリアキーである。濃度
キー205は濃度をアップ/ダウンするキーであり、こ
れにより調整される濃度は表示部207に表示される。
キー206は自動濃度調整機能をON/OFFするキー
とその表示部であり、キー208は給紙段及びオート用
紙選択機能を選択するキーである。キー209、キー2
10、及び212は、それぞれ等倍、定形縮小、拡大で
ある。キー214は各種画像処理モードを設定するため
のキーである。また、キー213は両面機能を設定する
ためのキーである。
【0024】図3は、図1に示したリーダ部101及び
プリンタ部102の構成を説明する断面図である。以
下、構成及び動作(1)〜(6)について説明する。
【0025】(1)原稿給紙装置の動作 原稿給送装置301上にフェイスアップ積載された原稿
は、1枚ずつ順次原稿台ガラス面302上に搬送され
る。積載トレイ501には原稿給送時に原稿が斜行する
ことがないように原稿の給送方向に原稿の幅方向を規制
する幅方向規制版が設けられ、原稿の給送方向に垂直に
スライド移動する。
【0026】まず、原稿束を下分離動作する場合につい
て説明する。半月ローラ503及び分離ローラ504に
よって原稿束の最下部から一枚づつ下分離され、分離さ
れた原稿は搬送ローラ505及び全面ベルト506によ
りプラテンガラス302の露光位置まで搬送停止され、
その後に画像読み取りが開始する。画像読み取り終了後
は、プラテンガラス302上の原稿は搬送大ローラ50
7と排紙ローラ508により再び原稿束の最上面に戻さ
れる。
【0027】次に、原稿束を上分離動作する場合につい
て説明する。
【0028】ピックアップローラ509及び分離ローラ
504によって原稿束の最上部から一枚づつ上分離さ
れ、分離された原稿は搬送ローラ505及び全面ベルト
506によりプラテンガラス302の露光位置まで搬送
停止され、その後に画像読み取りが開始する。画像読み
取り終了後は、プラテンガラス302上の原稿は外排紙
ローラ510により外排紙トレイ511に排紙される。
【0029】また、両面原稿時には前述のように原稿を
一旦画像読み取り位置に導き、画像読み取り終了後、回
動可能な切り換えフラッパ502を切り換えることによ
り原稿の先端をパスに導き、搬送ローラ505と全面ベ
ルト506でプラテンガラス302上に原稿を搬送停止
させる。すなわち、搬送大ローラ507の回転により原
稿の反転が実行される構成となっている。
【0030】(2)原稿の読込み・プリント動作 本体前面に配置してある操作部よりスタートされると、
原稿が原稿給送装置301上に載置されている場合に
は、前述した原稿の給紙動作が行われ、原稿台ガラス面
302の所定の位置に搬送されるまで待つ。また、直接
原稿を原稿台ガラス面302の所定の位置に置いた場合
には、操作部からのスタートで、スキャナ部のランプ3
03が点灯し、かつスキャナ・ユニット304が移動し
て原稿を照射する。
【0031】原稿の反射光は、ミラー305,306,
307とレンズ308を介してCCDイメージ・センサ
309(以下、CCDと称する)に入力する。また、画
像処理部310では、各種操作部で設定された画像処理
が施される。次にセレクタ部111にて、画像信号が選
択され、画像メモリ部112、プリンタ部102、外部
制御部103へ接続される。プリンタ部102へ接続さ
れた電気信号は、露光制御部400にて変調された光信
号に変換され、ミラー401を介して感光体402を照
射する。
【0032】照射光によって感光体402上に作られた
潜像は、現像器403によって現像される。上記潜像の
先端とタイミングを合わせて転写紙積載部404または
転写紙積載部405より転写紙が搬送され、転写部40
6において、上記現像された像が転写される。転写され
た像は定着部407にて転写紙に定着された後、排紙部
408より装置外部に排出される。
【0033】また、画像メモリ部112へ接続された電
気信号は、図示しない画像の圧縮制御部により画像メモ
リ部112内の圧縮画像記憶部に記憶される。一旦、画
像メモリ部112に記憶された画像は、図示しない画像
伸張制御部により、再び、セレクタ部111に送られ、
プリンタ部102、外部制御部103へ接続される。
【0034】(3)フィニッシング動作 排紙部408から出力された転写紙は、フィニッシャー
600に入る。フィニッシャー600は3ピンの移動式
のトレイ611と、トレイ611が使用できない場合
に、一時的に使用するためのトレイ608、及びパンフ
レット折り時の排紙トレイ607を有する。3ピンの移
動式のトレイ611に出力する場合には、複写済みシー
トは、本体の排紙ローラ408から順次排出され、フィ
ニッシャー600の搬送ローラ601に入り、排出ロー
ラ610からトレイ611の所定のトレイに排出され
る。
【0035】また、ステイプルモードが選択されて、プ
リンタ部102からステイプル信号が入力すると、ステ
イプル装置620は、排紙されたシート束をステイプル
する。ここで、ステイプル装置620は、図示しないス
テイプル移動モーターにより、手前側/奥側の方向に移
動可能になっており、転写紙の任意の位置にステイプル
することができるようになっている。
【0036】そして、3ピンのトレイに出力中、別の処
理の用紙が出力されると、搬送ローラ601を通過後、
上部のパスに入り、排紙ローラ609から、一時的に使
用するトレイ608に排出される。また、パンフレット
折りの出力の場合には、搬送路603を通り、パンフレ
ット折り用のスタック部604にスタックされる。この
スタック部の突き当ては用紙のサイズにより調整される
ようになっている。必要部数の記録紙がスタックされた
ところで、プリンタ部102からパンフレット折り信号
が入力すると、ステイプル装置621が駆動し、スタッ
クされている記録しの中央にステイプルが行われ、折り
制御部606が折りローラー602の方向に記録紙を押
し、折りローラー602で記録紙を半折りにし、排紙ロ
ーラー605を通り排紙される。
【0037】(4)両面プリント動作 定着部407で定着された出力用紙は、フラッパー40
9により反転パス412を通り、センサー421からの
タイミングでローラー411により用紙の搬送向きを反
転して搬送方向を切替え、再給紙用被転写紙積載部41
3へ搬送する。次の原稿が準備されると、上記プロセス
と同様にして原稿画像が読み取られるが転写紙について
は再給紙用被転写紙積載部413より給紙されるので、
結局、同一出力紙の表面、裏面に2枚の原稿画像を出力
することができる。
【0038】(5)裏面排紙動作 定着部407で定着された出力用紙を、一度、搬送方向
切り換え部材409を揺動させることで用紙の配送向き
を反転して反転ローラ411に搬送し、用紙が搬送方向
切り換え部材409を抜けた後、反転ローラ411を逆
方向に回転させ、排紙部408まで搬送する。フェイス
アップに原稿を載置して上分離で原稿搬送装置から給送
された原稿は、原稿の順番を損なわないように画像形成
後、上記反転排紙により排紙される。
【0039】(6)片面→両面コピーモードの動作 図4のフローチャートに従って処理の説明をする。本体
に載置されている操作部より、両面コピーのスタートが
開始されると、この処理に従って制御がなされる。ステ
ップS601で、原稿自動給紙装置301上に原稿が置
かれている場合は、原稿自動給紙装置301を使用する
モードとして判断する。また、原稿が置かれていない場
合には、原稿自動給紙装置301を使わないモードかを
判断する。原稿自動給紙装置301を使用する場合には
ステップS602の両面処理(1)の処理を行う。
【0040】また、原稿自動給紙装置301を使用しな
いモードの場合には、ステップS603において、操作
部で指定されたコピーのプリント部数が3枚以上か未満
かの判断をする。3枚以上の場合にはステップS604
の両面処理(2)の処理を行う。3枚未満の場合にはス
テップS605の両面処理(3)の処理を開始する。上
記両面処理(1)の動作について、図5のフローチャー
トを用いて説明する。
【0041】ステップS701では、プリント処理を行
うためのプリント制御用のタスクをスタートさせる。ま
た、操作部の状態表示部に図6(d)のように「コピー
しています。」の表示を行う。ステップS702では、
原稿自動給紙装置301上に置かれた原稿を順次原稿台
302に送る。ステップS703で原稿が原稿台302
上に送られるまで待つ。原稿台302に送られると原稿
自動給紙装置301から、原稿給紙完了の信号をもら
う。この時、原稿の搬送中に原稿の長さ等の情報から原
稿のサイズ情報や原稿枚数情報などが確定される。ステ
ップS704でこの原稿サイズ情報、枚数情報、ページ
情報などをあらかじめ決められたメモリに記憶する。
【0042】ステップS705で設定された原稿情報、
操作部で指定された画像処理モードに基づいて原稿の読
込みが開始される。スキャナ部のランプ303が点灯
し、かつスキャナ・ユニット304が移動して原稿を照
射する。原稿の反射光はCCD309に入力され、画像
処理部310では、各種操作部で設定された画像処理が
施される。この画像信号は、セレクタ部111を介して
画像メモリ部112に送られ、図示しない画像圧縮伸張
処理で圧縮され順次蓄積される。
【0043】ステップS706では、次に読込む原稿が
あるか判断を行う。原稿がない場合には、読込み動作を
終了する。また、原稿がある場合には、ステップS70
2以下の処理を操り返す。図7に示すように、ページ1
から順に読込みを行う。
【0044】また、プリント制御の処理では、まずステ
ップS707において、上記ステップS705の処理で
画像をメモリに蓄積するが、その画像が蓄積されたか否
かを判断する。蓄積されていない場合には蓄積されるの
を待ち、蓄積された場合には、ステップS708の処理
を行う。ステップS708の処理では、プリントプの開
始制御を行い、図5に示されるように、プリントの開始
処理がスタートされる。
【0045】続いて、ステップS709で読込んだ原稿
の終了を判断し原稿がある場合にはステップS707に
戻り繰り返し処理を行う。
【0046】図7、図8及び図9を用いてステップS7
08のプリント制御について説明する。図7に示す順番
で画像の形成を行うものとする。ステップS708でプ
リントが開始されると、まず、図示しない所定のメモリ
上に設定されているカウンタのクリアを行う。このカウ
ンタはカセットより給紙を行った場合にカウンタを1つ
カウントアップし、両面パス上の記録紙の給紙を行った
場合に、カウンタを1つダウンカウントして、機内に配
置可能な記録紙の枚数(本実施形態の場合には2枚)を
超えないようにして、表面/裏面のプリントの制御を行
っている。
【0047】図8(a)で1枚目の記録紙(1)をカセ
ットより給紙する(ステップS710)。図7に示すよ
うに1枚目の用紙には、原稿の1ページ目の画像を画像
メモリ112から読み出し、画像の展開終了を待ち(ス
テップS711)、ステップS712の処理で、タイミ
ングを合わせて出力して記録紙に画像を形成し、前述し
た両面処理と同様に反転パス412を通りセンサ421
からのタイミングでローラ411により用紙の搬送向き
を反転して搬送方向を切替え、再給紙用被転写紙積載部
413に搬送する。
【0048】続いて、2枚目の用紙(2)をカセットよ
り給紙し、図7に示すように2枚目の用紙(2)には、
原稿の3ページ目の画像を画像メモリ112から読み出
し、同様に反転部412に搬送し、図8(b)のような
状態になる。次に、再給紙用被転写紙積載部413に搬
送された1枚目の用紙(1)の給紙を行う。1枚目の記
録紙の裏面には、原稿の2ページ目の画像を画像メモリ
112から読み出し、画像形成を行う。裏面に画像形成
された記録紙は、本体排紙ローラ408を通り機外に排
出される(図9(d))。
【0049】次いで、図8(c)に示すように、反転パ
ス412に留まっていた2枚目の記録紙(2)を、再給
紙用被転写紙積載部413に搬送するとともに、3枚目
の記録紙(3)をカセットより給紙する。3枚目の記録
紙(3)には、原稿の5ページ目の画像を画像メモリ1
12から読み出し、タイミングを合わせて出力し記録紙
に画像を形成し、1枚目と同様に反転パス412を通り
センサー421からのタイミングでローラー411によ
り用紙の搬送向きを反転して搬送方向を切替え、再給紙
用被転写紙積載部413に搬送する。この繰り返しを行
うことで両面の出力が可能となる(図9(d),
(e),(f))。
【0050】全てのプリントが終了した後、操作部の状
態表示部に図6(a)のように「コピーできます。」の
表示を行う。また、図7に複数部(3部)の画像形成の
順番を示した。
【0051】両面処理(2)の動作について図10のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0052】両面処理(2)のモードが開始されると、
まず、操作部の状態表示部に図6(b)に示すように
「読込み中です。」の表示を行う。ステップS801で
は、予め設定された原稿情報、操作部で指定された画像
処理モードに基づいてステップS705同様に原稿の読
込みが開始される。読込みが終了すると、操作部の状態
表示部に図6(c)に示すように「読込みできます。」
の表示と、「読込み終了」キーの表示を行う。
【0053】ステップS802の処理で、操作部にて読
込みを継続するか、読込みを終了するかの入力を待ち、
続けて読込みを行う場合には、ステップS801の処理
を行う。読込みが全て終了した場合にはステップS80
3の処理を行い、図5のステップS701同様にプリン
ト制御用の処理を開始する。以下同様の処理を行い両面
の画像形成を行う。
【0054】両面処理(3)の動作について、図11の
フローチャートを用いて説明する。両面処理(3)のモ
ードが開始されると、まず、操作部の状態表示部に図6
(e)に示すように「表面コピーしています。」の表示
を行う。ステップS900では、予め設定された原稿情
報、操作部で指定された画像処理モードに基づいて原稿
の表面コピー処理が開始される。続いて、ステップS9
01で2部指定された場合には、ステップS900の処
理を同様に行う。
【0055】図6(b)に示すように、プリントされた
用紙を積載し終了すると、操作部の状態表示部に図6
(f)に示すように「裏面コピーできます。」の表示を
行う。次にステップS903で裏面のプリントのスター
トが開始されるのを待つ。スタートキーが押されると、
操作部の状態表示部に図6(g)に示すように「裏面コ
ピーしています。」の表示を行う。ステップS904で
はステップS900でプリントし、機内の両面パスに積
載されている用紙の裏面に積載された部数のコピーを行
う。このようにして、原稿自動給紙装置301を使用し
ないコピーをすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、第1及び第2の発
明である画像形成装置によれば、同時に両面コピーでき
る部数を大幅に増加することが可能となる。
【0057】第3の発明である画像形成装置によれば、
コピー設定部数がスタック可能な枚数以下の場合には従
来のコピーと同様の操作性でコピーを行うことができ、
またコピー設定部数がスタックできる枚数を超える場合
には、スタック手段の蓄積可能枚数の制限により今まで
制限されていたコピー設定部数のリミットを解除するこ
とができる。これにより、同時に両面コピーできる部数
を大幅に増加することが可能となる。
【0058】第4の発明である画像形成装置の制御方法
によれば、第1の発明と同等の効果を奏することができ
る。
【0059】第5の発明である画像形成装置の制御方法
によれば、上記第4の発明において、上記第2の発明と
同等の効果を奏することができる。
【0060】第6の発明である画像形成装置の制御方法
によれば、上記第5の発明において、上記第3の発明と
同等の効果を奏することができる。
【0061】第7の発明である情報処理システムによれ
ば、上記第1の発明と同等の効果を奏することができ
る。
【0062】第8の発明である情報処理システムによれ
ば、上記第7の発明において、上記第2の発明と同等の
効果を奏することができる。
【0063】第9の発明である情報処理システムによれ
ば、上記第8の発明において、上記第3の発明と同等の
効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報処理システムにお
ける画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態の画像形成装置の操作部の詳細を示し
た図である。
【図3】図1に示したリーダ部101及びプリンタ部1
02の構成を説明する断面図である。
【図4】両面処理のフローを示すフローチャートであ
る。
【図5】両面処理の他のフローを示すフローチャートで
ある。
【図6】操作表示部の状態メッセージの表示例を示す図
である。
【図7】両面方式の画像の読み込み/プリントの順序を
示す図である。
【図8】両面方式を説明するための図である。
【図9】両面方式を説明するための図である。
【図10】両面処理の他のフローを示すフローチャート
である。
【図11】両面処理の他のフローを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
100 コンピュータ 101 リーダ部 102 プリンタ部 111 セレクタ部 112 画像メモリ部 301 原稿給送装置 412 反転パス 413 再給紙用被転写紙積載部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を画像信号として入力する画像入力
    手段と、 前記画像入力手段により入力された複数の画像信号を記
    憶する画像記憶手段と、前記画像信号に応じた画像を記
    録媒体に形成する画像形成手段と、 画像信号を前記画像記憶手段に記憶して、前記記録媒体
    の両面に画像形成を行う両面画像形成の制御を行う第1
    の両面制御手段と、 画像信号を前記画像記憶手段に記憶しないで両面画像形
    成の制御を行う第2の両面制御手段と、 画像形成に関する設定を行う設定手段と、 前記設定手段の設定に基づいて、前記第1と第2の両面
    制御手段を切り替える制御切替手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御切替手段は、前記設定手段で設
    定される画像形成部数に基づいて、前記第1と第2の両
    面制御手段を切り替える構成にしたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成手段による画像形成処理を
    行うために前記記録媒体を搬送する搬送路上に複数の記
    録媒体を一時的に蓄積するスタック手段を備え、 前記制御切替手段は、前記設定手段で設定される画像形
    成部数が前記スタック手段の蓄積可能枚数以内のとき
    に、前記第2の両面制御手段を選択し、前記スタック手
    段の蓄積可能枚数を超えたときには、前記第1の両面制
    御手段を選択する構成にしたことを特徴とする請求項2
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像を画像信号として入力する画像入力
    手段と、前記画像入力手段により入力された複数の画像
    信号を記憶する画像記憶手段と、前記画像信号に応じた
    画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、画像形成に
    関する設定を行う設定手段とを備えた画像形成装置を用
    意し、 前記設定手段によって操作モードを予め設定しておき、 原稿画像を前記画像記憶手段に全て記憶して、前記記録
    媒体の両面に画像形成を行う両面画像形成の制御を行う
    第1の両面制御処理と、画像を前記画像記憶手段に記憶
    しないで前記両面画像形成の制御を行う第2の両面制御
    処理とを、前記設定手段の設定に基づいて切り替える制
    御切替処理を行うことを特徴とする画像形成装置の制御
    方法。
  5. 【請求項5】 前記制御切替処理は、前記設定手段で設
    定される画像形成部数に基づいて、前記第1と第2の両
    面制御手段を切り替えることを特徴とする請求項4記載
    の画像形成装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、前記画像形成手段
    による画像形成処理を行うために前記記録媒体を搬送す
    る搬送路上に複数の記録媒体を一時的に蓄積するスタッ
    ク手段を備え、 前記制御切替処理は、前記設定手段で設定される画像形
    成部数が前記スタック手段の蓄積可能枚数以内のとき
    に、前記第2の両面制御処理を行い、前記スタック手段
    の蓄積可能枚数を超えたときには、前記第1の両面制御
    処理を行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置の制御方法。
  7. 【請求項7】 各種情報を処理するコンピュータと、ネ
    ットワークを介して前記コンピュータと接続された画像
    形成装置とを備えた情報処理システムにおいて、 前記画像形成装置は、 画像を画像信号として入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された複数の画像信号を記
    憶する画像記憶手段と、 前記画像信号に応じた画像を記録媒体に形成する画像形
    成手段と、 画像を前記画像記憶手段に全て記憶して、前記記録媒体
    の両面に画像形成を行う両面画像形成の制御を行う第1
    の両面制御手段と、 画像を前記画像記憶手段に記憶しないで前記両面画像形
    成の制御を行う第2の両面制御手段と、 画像形成に関する設定を行う設定手段と、 前記設定手段の設定に基づいて、前記第1と第2の両面
    制御手段を切り替える制御切替手段とを備えたことを特
    徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記制御切替手段は、前記設定手段で設
    定される画像形成部数に基づいて、前記第1と第2の両
    面制御手段を切り替える構成にしたことを特徴とする請
    求項7記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記画像形成手段による画像形成処理を
    行うために前記記録媒体を搬送する搬送路上に複数の記
    録媒体を一時的に蓄積するスタック手段を備え、 前記制御切替手段は、前記設定手段で設定される画像形
    成部数が前記スタック手段の蓄積可能枚数以内のとき
    に、前記第2の両面制御手段を選択し、前記スタック手
    段の蓄積可能枚数を超えたときには、前記第1の両面制
    御手段を選択する構成にしたことを特徴とする請求項8
    記載の情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276799A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびドライバ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276799A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびドライバ
US8737905B2 (en) 2009-05-27 2014-05-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and driver

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