JP2001233218A - ハンドカート - Google Patents

ハンドカート

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JP2001233218A
JP2001233218A JP2000045613A JP2000045613A JP2001233218A JP 2001233218 A JP2001233218 A JP 2001233218A JP 2000045613 A JP2000045613 A JP 2000045613A JP 2000045613 A JP2000045613 A JP 2000045613A JP 2001233218 A JP2001233218 A JP 2001233218A
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JP
Japan
Prior art keywords
casters
bogie
corners
cart
hand cart
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000045613A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kono
英樹 河野
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As One Corp
Original Assignee
Iuchi Seieido Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iuchi Seieido Co Ltd filed Critical Iuchi Seieido Co Ltd
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Publication of JP2001233218A publication Critical patent/JP2001233218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主として荷物を運搬するハンドカートであっ
て、裏面に菱形にキャスターを配置した台車の使用上の
欠点を除去する。 【構成】 四角い台車1の前部と後部の裏面中央に、前
後で一対をなす回転自在型キャスター2を取り付け、両
側の裏面中央に、左右で一対をなす固定型キャスター3
を取り付け、台車1の裏面の四隅に支軸4を垂設し、各
支軸4に緩衝ホイール5を回転自在に軸受けさせて、障
害物との衝突を緩衝し、回避させるようにするととも
に、荷重の偏りによって角部が下がったときに上記支軸
の下端を接地させるようにしたことを特長とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、四角い台車を有
し、前部と後部の裏面中央に前後で一対をなす回転自在
型キャスターを取り付け、両側部の裏面中央に左右で一
対をなす固定型キャスターを取り付けたハンドカートに
関し、キャスターを菱形に配置した台車の角部が、壁等
に衝突しそうになったときの危険を回避できるようにし
たことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台車の裏面に回転自在型キャスタ
ーと固定型キャスターを菱形に配置したハンドカートに
は、例えば特開平10−16786号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように菱形にキ
ャスターを配置したハンドカートは、台車の回転半径が
小さく、始動時の力が小さくて済むなどの利点がある反
面、四隅にキャスターを備えた一般の四角い台車にあっ
ては操向方向を認識し易いが、角部にキャスターのない
ハンドカートを走行させる場合には、操向操作を誤って
台車の角を壁などの障害物に衝突させ易いという欠点が
ある。
【0004】また、角部にキャスターのないこの種のハ
ンドカートは、例えば始めの積み荷を台車の角部に置く
などして荷重が偏った場合に、前または後ろのキャスタ
ーの接地点と、左右いずれかのキャスターの接地点を支
点として、荷重がかかった角部が下がって台車を傾斜さ
せ、積み荷作業に支障をきたしたり、下がった角部が足
先に載るなどの危険があった。以上のことから、本発明
の目的は、菱形にキャスターを配置したこの種のハンド
カートの利便性を損なわずに、上記した使用上の不都合
を解消して、安全に操向できるようにするとともに、台
車を傾斜させ難くすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記の課
題を解決するために、四角い台車の前部と後部の裏面中
央に、前後で一対をなす回転自在型キャスターを取り付
け、両側部の裏面中央に、左右で一対をなす固定型キャ
スターを取り付けたハンドカートであって、台車の四隅
に支軸を垂設し、各支軸に、台車と障害物との衝突を回
避させるようにした緩衝ホイールを回転自在に軸受けさ
せたことを特徴とするハンドカートを提供するものであ
る。
【0006】上記のように構成した本発明カートは、台
車が壁等の障害物に接する前に支杆に取り付けた緩衝ホ
イールを当接させるので、それらの障害物と台車との直
接の衝突の回避ができる。そのため、四隅にキャスター
を配置した一般のカートの場合と同様に操向が容易であ
る。一方で、菱形にキャスターを配置した操向性、すな
わち比較的に、カートの回転半径が小さく始動時に力を
要さないという利点は全く損なわれない。さらに、台車
の四隅に垂下させた支軸に緩衝ホイールを直接的に軸受
けさせるこによって、緩衝ホイールの取付け構造がシン
プルになってコストダウンできる。
【0007】また、本発明カートは、荷重の偏りによっ
て角部が下がると、四隅に配置した支軸の一つが支杆と
なって接地してそれ以上の台車の傾きを阻止するので、
以後の積み荷操作はそれほど支障なくできる。また平衡
した積載状態に戻すことも容易である。なお、延長する
支軸の長さは、走行に支障なく、接地時の台車の傾斜を
できるだけ少なくする長さを適宜とする。
【0008】また、本発明カートにおいて、台車の四隅
に、適宜の高さに設けた横枠によって互いに連結された
支柱を立設し、各支柱の上端部をそれぞれ手動操向用の
グリップハンドルとした請求項2の発明は、どの位置か
らもグリップハンドルを把持して台車の操作ができるの
で、一般の手押し車式カートのように押し方向が後部に
限られるようなことがなく、四方からの操向を可能にし
ている。したがって、回転半径が小さいという本発明カ
ートの特性をよりいっそう発揮させることができる。
【0009】
【実施例】以下に、本考案の実施例を図面について説明
する。図において、1は、前後に長い四角な台車、2
は、台車1の裏面の前部と後部の中央にそれぞれ取り付
けられて前後で一対をなす軸線方向の可変な回転自在型
のキャスター、3は、裏面の両側部の中央にそれぞれ取
り付けられて左右で一対をなす固定型のキャスター、4
は、台車1の四隅からそれぞれ垂設した支軸、5は、各
支軸4に軸受6を介して回転自在に取り付けた円板型の
緩衝ホイールである。
【0010】上記のようにして、また図1、3に示すよ
うに、台車1の裏面に菱形に配置した各キャスター2、
3は、それぞれ市販品を用いているので細部の説明を省
略する。そして、前後に回転自在型キャスター2を、左
右に固定型キャスター3を配置することによって、この
台車1は回転半径が小さく、比較的に少ない力で始動さ
せることができる。
【0011】台車1の裏面四隅に垂下させた支軸4は、
例えば角部に最初の積み荷が載せられるなどして台車1
の荷重が偏ると角部の下がりに従って接地し、それ以上
の傾きを阻止する。また、傾きが少ないのでそれ以後の
積み荷操作にはそれほど支障をきたさない。また、平衡
した積載状態に戻すことも容易にできる。なお、支軸4
の長さは、キャスター2、3の走行回転に支障しないよ
うに、また、接地時の台車1の傾斜をできるだけ少なく
するように適宜の長さに設定する。
【0012】上記各支軸4にそれぞれ回転自在に取り付
けた緩衝ホイール5は、いうまでもなく台車1の角部よ
りも先に周縁が出るようにして取り付けられている。し
たがって、台車1が壁などの障害物に接近した場合に
は、それらの障害物との衝突が緩衝ホイール5の当接と
回転とによって緩衝されるとともに、台車1の走行を継
続できる。
【0013】台車1は、上面の四隅に、適宜の高さに設
けた横枠7によって互いに前後左右に連結された支柱8
を立設し、各支柱8の上端部をそれぞれ手動操向用のグ
リップハンドル9として用いられるように備えている。
四つ角に立設されたこのグリップハンドル9は、どの方
向からも把持して台車1を走行操作することができる。
したがって、一般の手押し車式カートのように押し方向
が後部に限られることがなく、四方からの台車操作がで
き、本発明に係る台車1の回転半径が小さいという特性
をよりいっそう発揮させることができる。
【0014】本発明の実施に際して、台車1の本体部分
の構造とか、台車1の上部を構成する枠構造等は、図示
の態様に限定されるものではなく、本発明の要旨にそっ
て任意に設計変更されることはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように構成した本発明によれば、
支軸に取り付けた緩衝ホイールを壁等の障害物に当接さ
せて、障害物との直接の衝突を回避できる。そのため、
操作性に優れている上に積み荷の安定した運搬ができ、
かつ、緩衝ホイールの取り付けをコストダウンできる。
更に本発明に係る台車は、台車の裏面四隅に垂設した支
軸を下方に延長させると、荷重の偏りにともなって台車
の角部が下がった場合に、該支軸の下端が接地してそれ
以上の台車の傾きを阻止する。したがって、以後の積み
荷操作がそれほど支障なくできるとともに、積載状況を
平衡状態に復元させることも容易にできるなどきわめて
多くの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例を示すもので、台車を下
から見上げた状態の斜視図
【図2】図2は実施例の正面図
【図3】図3は底面図である。
【符号の説明】
1 台車 2 前後のキャスター 3 左右のキャスター 4 支軸 5 緩衝ホイール 6 軸受 7 横枠 8 支柱 9 グリップハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角い台車の前部と後部の裏面中央に、
    前後で一対をなす回転自在型キャスターを取り付け、両
    側部の裏面中央に、左右で一対をなす固定型キャスター
    を取り付けたハンドカートであって、台車の四隅に支軸
    を垂設し、各支軸に、台車と障害物との衝突を回避させ
    るようにした緩衝ホイールを回転自在に軸受けさせたこ
    とを特徴とするハンドカート。
  2. 【請求項2】 前記台車の四隅に、適宜の高さに設けた
    横枠によって互いに連結された支柱を立設し、各支柱の
    上端部を手動操向用のグリップハンドルとするととも
    に、前記支軸の下部を延長して、荷重の偏りによって台
    車の角部が下がったときに接地する支杆となるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のハンドカート。
JP2000045613A 2000-02-23 2000-02-23 ハンドカート Pending JP2001233218A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007030751A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Toshitaka Namiki 手押し車
JP2017094777A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 ジー・オー・ピー株式会社 運搬台車及び手押し棒
CN111971219A (zh) * 2018-04-06 2020-11-20 罗博美商业产品有限责任公司 用于手推车的缓冲器
JP7097470B1 (ja) * 2021-02-05 2022-07-07 Kyc反町株式会社 運搬台車

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Date Code Title Description
RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

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Effective date: 20060125