JP2001231987A - 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法 - Google Patents

可変画像表示装置およびその可変画像表示方法

Info

Publication number
JP2001231987A
JP2001231987A JP2000043290A JP2000043290A JP2001231987A JP 2001231987 A JP2001231987 A JP 2001231987A JP 2000043290 A JP2000043290 A JP 2000043290A JP 2000043290 A JP2000043290 A JP 2000043290A JP 2001231987 A JP2001231987 A JP 2001231987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional
data
image
display
texture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000043290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Busujima
肇 毒島
Takeaki Sueoka
丈明 末岡
Mitsuo Nakajima
光夫 中島
Yuuki Matsumoto
勇気 松本
Naoki Hirukawa
直樹 蛭川
賢一 ▲高▼野
Kenichi Takano
Michiharu Akasaka
道春 赤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000043290A priority Critical patent/JP2001231987A/ja
Publication of JP2001231987A publication Critical patent/JP2001231987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一形状データで様々な色や質感を表現し、
演出効果を一段と高めること。 【解決手段】 表示画面に表示される3次元図柄を含む
3次元画像の変動中に、3次元画像を構成する少なくと
も3次元形状図柄122に対してテクスチャデータ12
1を貼り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機の分野において利用され、3次元等の多次元画像を
表示可能な可変画像表示装置およびその画像表示方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ機等の遊技機には、遊技
者の興味をそそり、遊技を盛り上げるために、コンピュ
ータグラフィックス技術を用いた3次元画像が形成可能
な可変画像表示装置が取り入れられている。
【0003】この種の可変画像表示装置として、例え
ば、パチンコ機の分野においては、3次元空間内におけ
る多面体(以下、3Dポリゴンという)の画像表示が可
能な特別図柄表示装置が備えられている。
【0004】この特別図柄表示装置は、その表示画面上
に、通常、3つの図柄(左図柄、中図柄、右図柄)が、
それぞれ3Dポリゴンの状態として表現されるようにな
っている。
【0005】そして、遊技中には、これら複数の図柄
が、低速変動・高速変動の多彩な変動をしたり、リーチ
アクションをすることによって、最終的な図柄の組み合
せがなされ、大当たりや小当たりが決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような特別図
柄表示装置において、3次元画像で表現された図柄に
は、遊技者の興味を一層高めて、さらなる演出を行うた
め、3Dポリゴンに対してシェーディングやテクスチャ
マッピング等の画像処理が施される。
【0007】しかし、従来のテクスチャマッピング等の
画像処理において、テクスチャの貼り替えやシェーディ
ングの切替えは、図柄変動中には何ら行われていない。
その結果、テクスチャに変化がなく、面白味に欠けたも
のとなり、高精細で高度な画像処理や表示等の様々な演
出効果を高めることができない。
【0008】そこで、本発明の目的は、3Dポリゴンで
表現された図柄の変動中に画像処理を行うことによっ
て、同一形状データで様々な色や質感を表現することが
可能な可変画像表示装置およびその可変画像表示方法を
提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、演出効果を高
め、遊技を一層盛り上げることが可能な可変画像表示装
置およびその可変画像表示方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面に3
次元画像を表示可能な遊技用の可変画像表示装置であっ
て、前記表示画面に表示される少なくとも3次元図柄を
含む3次元画像と、前記表示画面に表示される3次元画
像の変動中に、当該3次元画像を構成する少なくとも前
記3次元図柄の表示形態を切り替える表示切替手段とを
具えることによって、可変画像表示装置を構成する。
【0011】本発明は、表示画面に3次元画像を表示可
能な遊技用の可変画像表示方法であって、前記表示画面
に表示される3次元画像の変動中に、当該3次元画像を
構成する少なくとも3次元図柄の表示形態を切り替える
表示切替工程を具えることによって、可変画像表示方法
を提供する。
【0012】ここで、前記3次元図柄は、少なくとも1
つ以上のオブジェクトデータおよびテクスチャデータか
ら構成され、前記表示切替は、前記3次元図柄を構成す
るオブジェクトデータを決定し、前記3次元図柄を構成
するテクスチャデータを選択し、前記表示画面に表示さ
れる3次元図柄の変動中に、当該3次元図柄を構成する
オブジェクトデータに対して、前記選択されたテクスチ
ャデータを貼り替えてもよい。
【0013】前記テクスチャデータの貼り替えは、遊技
形態の変化に対応して行ってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0015】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図6に基づいて説明する。
【0016】(システム構成)まず、本システムの全体
構成を、図4〜図6に基づいて説明する。
【0017】本例では、本発明に係る可変画像表示装置
を、パチンコ遊技機の特別図柄表示装置に適用した場合
の例について説明する。
【0018】図4は、パチンコ遊技機1における電気的
回路部の構成例を示す。
【0019】本パチンコ遊技機1は、本遊技機本体の遊
技に関する統括的な制御を行う主制御装置10と、電力
供給用の電源回路20と、本発明に係る特別図柄表示装
置100とに大別される。
【0020】主制御装置10は、設定された所定の確率
に基づく乱数を発生する機能や、始動入賞口200(後
述する図6参照)への入賞数、可変表示ゲームにおける
大当たり情報、不正情報等の各種情報をホール管理用と
して出力する機能、さらには、特別図柄表示装置100
に対して大当たり情報等の表示用データを出力する機能
を有している。
【0021】特別図柄表示装置100は、主制御装置1
0から出力される小当りや大当たり等の遊技形態に対応
した表示用データに基づいて、2次元映像データ(以
下、2D映像データという)や3次元映像データ(以
下、3D映像データという)を表示画面に表示させる。
【0022】図5は、特別図柄表示装置100の詳細な
内部構成例を示す。
【0023】101は、主制御装置10からの表示用デ
ータ(すなわち、制御用のストローブ信号、データ用の
コマンド群等からなる)を受信するためのデータ受信回
路である。
【0024】102は、外部の電源回路20から電力が
供給され、新たに本図柄表示装置用の電源を生成する電
源回路である。
【0025】103は、受信したコマンドに基づいて表
示制御を行うために必要な制御データの生成や、その他
の回路部の統括的な制御を行うCPUである。
【0026】104は、CPU103から出力された制
御データに基づいて3D映像データ等を演算処理によっ
て生成し、該3D映像データ等を表示画面に出力する画
像処理LSI(以下、VDP:ビデオディスプレイプロ
セッサという)である。
【0027】105は、CPU103の動作手順を記述
したプログラムや、本発明の3D図柄変動処理(後述す
る図1〜図3参照)に関する制御プログラムを記録する
ROMである。
【0028】106は、CPU103のワークエリア
や、演算データを一時的に記憶する領域として用いられ
るRAMである。
【0029】107は、VDP104により生成された
3D映像データを画像データとして一時的に記憶するビ
デオRAMである。これにより、VDP104は、この
ビデオRAM107に記憶された画像データを映像信号
に変換して表示画面に表示させる。
【0030】108は、3D映像データを生成するため
の3D画像データ120と、2D映像データを生成する
ための2D画像データ130とを記憶するキャラクタR
OMである。
【0031】ここで、3D画像データ120には、複数
のテクスチャデータ121(後述する図1参照)と、3
D形状を示す複数のオブジェクトデータ122とが含ま
れる。
【0032】テクスチャデータ121は、識別情報や
色、模様を表すビットマップデータにより構成され、
R,G,Bの各色3バイトからなるパレットデータと、
このカラーパレットの番号を示す1バイトのインデック
スデータとを有する。
【0033】オブジェクトデータ122は、物体の形状
を定義するX,Y,Zの座標値をもつ3D形状データに
より構成され、3D形状ポリゴンを示す色無しのデータ
として表現される。
【0034】109は、ビデオRAM107に一時的に
記憶された画像データを映像信号として受け取って表示
画面に出力するLCDパネル用インターフェイス回路で
ある。
【0035】110は、LCDパネル用インターフェイ
ス回路109から出力された映像信号に基づいて、3D
画像や2D画像の図柄を表示させる表示画面としてのL
CDパネルである。本例では、このLCDパネル110
は、3つの図柄(左図柄、中図柄、右図柄)から構成さ
れているものとする。
【0036】図6は、表示画面に3つの図柄が形成され
る特別図柄表示装置100を備えたパチンコ遊技機1の
正面図を示す。
【0037】特別図柄表示装置100において、LCD
パネル110上には、左図柄110a、中図柄110
b、右図柄110cの3つの図柄が形成されている。こ
れら図柄は2次元画像や3次元画像により形成され、各
々別個に変動する。
【0038】200は、遊技球201が入賞する始動入
賞口である。この始動入賞口200は、普通電動役物
(電動チューリップ)となっている。
【0039】202は、大入賞口203を有する可変入
賞球装置(アタッカー)である。この大入賞口203に
は、継続入賞領域(Vゾーン)204が設けられてい
る。
【0040】205は、ミニデジタル形式の普通図柄表
示装置である。206は、普通図柄作動ゲート(スルー
チャッカー)である。
【0041】207は、ランプ表示装置である。208
は、アウト口である。
【0042】(システム動作)次に、本システムの動作
を、図1〜図3について説明する。
【0043】まず、本システムの全体的な処理の流れ
を、図3に基づいて説明する。
【0044】図3は、可変表示ゲームの流れを簡略化し
て示す。
【0045】パチンコ遊技機1において遊技が開始され
ると、主制御装置10は、遊戯球201が始動入賞口2
00に入賞したか否かをチェックする(ステップS
1)。
【0046】遊技球201が始動入賞口200に入賞す
るまでは、LCDパネル110に表示される3つの図柄
は変動せず、初期画面のままである。この初期画面に表
示される画像内容としては、ビデオRAM107等に予
め記憶されているゲーム停止状態用の画像データ等を用
いることができる。
【0047】そして、遊技球201が始動入賞口200
に入賞すると、主制御装置10は、その入賞信号を検出
し、予め設定された確率に基づいてゲーム内容を決定す
る(ステップS2)。
【0048】ここでいうゲーム内容とは、例えば、リン
グ状(0〜数百)のカウンタを高速回転させ、入賞信号
が検出された時のそのカウンタの数値(乱数)が、乱数
カウンタに予め設定されている当たり数値(乱数)と一
致したとき、大当たりとなるようなものである。
【0049】このようにして決定された大当たりや小当
たりを示す抽選結果のデータは可変表示用データ情報と
して、主制御装置10から特別図柄変動装置100に送
信される(ステップS3)。
【0050】これにより、特別図柄変動装置100は、
その送信されてきた可変表示データ情報に基づいて、本
発明に係る3D図柄変動処理を実行する(ステップS
4)。
【0051】すなわち、遊技球201が始動入賞口20
0に入賞したことによって、3D図柄変動処理がスター
トし、LCDパネル110の複数の図柄が変動を始め、
可変表示用データ情報に基づいて大当たり等が最終的に
画面に表示されるという処理である。なお、この3D図
柄変動処理については、後述する図1において説明す
る。
【0052】このようにして一連の通常処理が終了した
後、残余時間を利用して、乱数更新処理がなされ、乱数
カウンタ等の当たり値が決定される(ステップS5)。
【0053】その後、処理続行か否かをチェックし(ス
テップS6)、続行でなければ、再度ステップS1に戻
り、同様な処理を所定の周期(数msec)内で繰り返
して行う。
【0054】(3D図柄変動処理)次に、特別図柄変動
装置100における3D図柄変動処理を、図1および図
2に基づいて説明する。この3D図柄変動処理は、VD
P104の制御によって実行される。
【0055】VDP104は、キャラクタROM108
から3D画像データ120を抽出する。この3D画像デ
ータ120の中で、図2に示すように、まず、所定のオ
ブジェクトデータ122を抽出する(ステップS1
0)。このオブジェクトデータ122とは、前述した色
無しの3D形状データである。
【0056】ここでは、3D形状データとして、図1
(a)に示す3D形状図柄の「7」を抽出したものとす
る。
【0057】次に、テクスチャデータ121が複数のデ
ータの中から選択される(ステップS11)。このテク
スチャデータ121は、パレットの色データである。
【0058】ここでは、テクスチャデータ121とし
て、図1(b)〜(e)に示すような色データを選択す
るものとする。
【0059】図1(b)は赤一色の7、図1(c)は2
色(例えば、赤と白)の格子状の模様、図1(d)は金
属色の模様、図1(e)は木目色の模様である。
【0060】次に、3D図柄の変動中において、3D形
状データ(オブジェクトデータ122)として決定され
た図1(a)の3D形状図柄7に対して、図1(b)〜
(d)の中から選択されたテクスチャデータ121を貼
り替える(ステップS12)。ここでは、まず、図1
(b)の赤一色のテクスチャデータ121が選択されて
張り替えられたものとする。
【0061】このようにしてテクスチャが貼り替えられ
た図1(b)の3D図柄は、LCDパネル110の表示
画面上において3D図柄の変動中に表示される。
【0062】そして、テクスチャデータ121の貼り替
え処理を続行するか否かをチェックする(ステップS1
3)。
【0063】続行する場合には、ステップS11に戻っ
て、再度、同一の3D形状データである図1(a)の3
D形状図柄7に対して、図1(b)以外の図1(c)〜
(e)の中から新たに選択されたテクスチャデータ12
1を貼り替える。
【0064】なお、図1の3D形状図柄は、LCDパネ
ル110の表示画面上での3つの図柄のうちのいずれか
1つに相当する。
【0065】上述したような3D図柄の変動中におい
て、各色のテクスチャデータ121を貼り替えることに
よって、当たり・はずれの予告や期待感を表現すること
ができ、演出効果を高めることができる。
【0066】また、このようなテクスチャデータ121
の貼り替えの処理は、図柄変動中の当たり・はずれの予
告に用いる他に、遊技状態(高確率、低確率)や抽選結
果(当たり、はずれ)等、遊技形態の変化時にも適用で
きる。
【0067】なお、テクスチャデータ121やオブジェ
クトデータ122としては、図1の絵柄に限定されるも
のではない。
【0068】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図7に基づいて説明する。なお、前述した第1
の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符
号を付す。
【0069】キャラクタROM108には、3D画像デ
ータ120として、図2(a)に示す立方体形状のオブ
ジェクトデータ122と、図2(b)〜(e)に示すテ
クスチャデータ121とが記憶されている。
【0070】(3D図柄変動処理)次に、特別図柄変動
装置100における3D図柄変動処理を、図7に基づい
て説明する。なお、この3D図柄変動処理は、前述した
第1の例の図2のフローチャートと同様な制御によって
実行されるので、同じステップ番号を用いるものとす
る。
【0071】VDP104は、キャラクタROM108
から3D画像データ120を抽出する。この3D画像デ
ータ120の中で、まず、所定のオブジェクトデータ1
22を抽出する(ステップS10)。このオブジェクト
データ122とは、前述した色無しの3D形状データで
ある。
【0072】ここでは、3D形状データとして、図7
(a)に示す3D形状図柄の「立方体」を抽出したもの
とする。
【0073】次に、テクスチャデータ121が複数のデ
ータの中から選択される(ステップS11)。このテク
スチャデータ121は、パレットの色データである。
【0074】ここでは、テクスチャデータ121とし
て、図7(b)〜(e)に示すような色データを選択す
るものとする。
【0075】図7(b)は立方体全面が赤色でかつ一面
がグレー色の上に黒色の7、図7(c)は同様な形状の
一面に黒色の8、図7(d)は同様な形状の一面に黒色
の9、図7(e)は同様な形状の一面に黒色の10が貼
り付けられている。
【0076】次に、3D図柄の変動中において、3D形
状データ(オブジェクトデータ122)として決定され
た図7(a)の3D形状図柄の立方体に対して、図7
(b)〜(d)の中から選択されたテクスチャデータ1
21を貼り替える(ステップS12)。ここでは、ま
ず、図7(b)の赤地色の立方体のテクスチャデータ1
21が選択されて張り替えられたものとする。
【0077】このようにしてテクスチャが貼り替えられ
た図7(b)の3D図柄は、LCDパネル110の表示
画面上において3D図柄の変動中に表示される。
【0078】そして、テクスチャデータ121の貼り替
え処理を続行するか否かをチェックする(ステップS1
3)。
【0079】続行する場合には、ステップS11に戻っ
て、再度、同一の3D形状データである図7(a)の3
D形状図柄の立方体に対して、図7(b)以外の図7
(c)〜(e)の中から新たに選択されたテクスチャデ
ータ121を貼り替える。
【0080】上述したような3D図柄の変動中におい
て、各色のテクスチャデータ121を貼り替えることに
よって、当たり・はずれの予告や期待感を表現すること
ができ、演出効果を高めることができる。
【0081】また、このようなテクスチャデータ121
の貼り替えの処理は、図柄変動中の当たり・はずれの予
告に用いる他に、遊技状態(高確率、低確率)や抽選結
果(当たり、はずれ)にも適用できる。
【0082】テクスチャデータ121やオブジェクトデ
ータ122としては、図7の絵柄に限定されるものでは
ない。
【0083】以上の内容から、本発明の利点についてま
とめると、以下のようになる。表示形態に変化があるの
で、見た目の演出が高まる。変動状態(高速、中速、低
速、停止等)に応じて、図柄のテクスチャを張り替える
ことによって、遊技者に変動状態の変化を見た目で報知
できる。図柄のテクスチャを張り替えることによって、
今までのキャラクタや背景を用いずに、図柄のみでリー
チ予告や大当たり予告等を表現することができ、結果的
にデータ量の削減を図ることができる。
【0084】(その他の例)また、3次元図柄を構成す
る3次元形状データに対して、テクスチャデータを貼り
替えるに際して、下記(1)〜(5)に示すような各種
の遊技形態の変化に対応してテクスチャデータを貼り替
えることもできる。リーチ予告、大当たり予告として、
図柄のテクスチャを別のテクスチャに張り替える。図柄
の変動開始時、高速変動中、減速(低速)変動中、停止
時にそれぞれ異なるテクスチャを順次張り替える。図柄
が変動から停止しようとしているとき、テクスチャを張
り替えることによって、停止予告報知を行う。図柄が停
止(確定)したとき、テクスチャを張り替えることによ
って、停止(確定)を行う。リーチ状態になったとき、
変動中のリールのはずれ図柄のテクスチャを当たり図柄
とは異なるテクスチャに張り替えることによって、当た
り図柄を認識し易くする。そのとき、当たり図柄は目立
つ色や模様のテクスチャを張り替えてもよい。
【0085】また、テクスチャデータの張り替えは、3
次元形状図柄の変動中に、面が有効(例えば、当たり・
はずれが確定するような状態)になる・ならないに関係
なく、テクスチャの張り替えを行ってもよく、これによ
り、表示演出上の面白味を高めることができる。
【0086】上記各例では、3次元画像を構成する少な
くとも3D図柄の表示形態を切り替える例について述べ
たが、3D図柄等の背景等の3次元画像に対しても同様
な画像処理を行うことができる。
【0087】上記各例では、可変画像表示装置として、
パチンコ機における特別図柄表示装置を例に挙げて説明
したが、これに限定されるものではなく、他の遊技機の
表示装置にも応用できるものである。
【0088】なお、本発明は、記憶媒体(例えば、フロ
ッピディスク、ハードディスク等)に記憶された制御プ
ログラムを装置又はシステムに供給して、コンピュータ
によって当該制御プログラムを実行することによって
も、本発明の効果を享受できるものである。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示画面に表示される3次元図柄を含む3次元画像の変
動中に、3次元画像を構成する少なくとも3次元形状図
柄に対してテクスチャデータを貼り替えるようにしたの
で、同一形状データで様々な色や質感を表現することが
でき、これにより、2D画像と比較して画像表示の演出
効果をさらに高めて遊技を一段と盛り上げることができ
ると共に、データ容量を大幅に圧縮することが可能とな
る。
【0090】また、本発明によれば、3次元図柄の変動
中に、3次元形状図柄に対してテクスチャデータを貼り
替えるようにしたので、予告や期待値を表現したり、遊
技状態(高確率/低確率)を表現したり、変動態様(変
動中/停止)や停止予告を表現したり、抽選結果(当た
り/はずれ)を表現したりといった付随的な効果を得る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、形状データ
に対するテクスチャデータの張り替え処理を示す説明図
である。
【図2】3D図柄変動処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】可変表示ゲーム処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の可変画像表示装置としての特別図柄表
示装置をパチンコ遊技機に適用した場合の電気的制御系
の概略構成を示すブロック図である。
【図5】特別図柄表示装置内の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】パチンコ機の遊技部の概略構成を示す正面図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施の形態である、形状データ
に対するテクスチャデータの張り替え処理を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 10 主制御装置 20 電源回路 100 特別図柄表示装置 101 データ受信回路 102 電源回路 103 CPU 104 VDP 105 プログラムROM 106 RAM 107 ビデオRAM 108 キャラクタROM 109 LCDパネル用インターフェイス回路 110 LCDパネル 110a 左図柄 110b 中図柄 110c 右図柄 120 3D画像データ 121 テクスチャデータ 122 オブジェクトデータ 130 2D画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 光夫 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 松本 勇気 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 蛭川 直樹 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 ▲高▼野 賢一 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 赤坂 道春 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に3次元画像を表示可能な遊技
    用の可変画像表示装置であって、 前記表示画面に表示される少なくとも3次元図柄を含む
    3次元画像と、 前記表示画面に表示される3次元画像の変動中に、当該
    3次元画像を構成する少なくとも前記3次元図柄の表示
    形態を切り替える表示切替手段とを具えたことを特徴と
    する可変画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記3次元図柄は、少なくとも1つ以上
    のオブジェクトデータおよびテクスチャデータから構成
    され、 前記表示切替手段は、 前記3次元図柄を構成するオブジェクトデータを決定す
    る手段と、 前記3次元図柄を構成するテクスチャデータを選択する
    手段と、 前記表示画面に表示される3次元図柄の変動中に、当該
    3次元図柄を構成するオブジェクトデータに対して、前
    記選択されたテクスチャデータを貼り替える貼替手段と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の可変画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記貼替手段は、遊技形態の変化に対応
    して前記テクスチャデータを貼り替えることを特徴とす
    る請求項2記載の可変画像表示装置。
  4. 【請求項4】 表示画面に3次元画像を表示可能な遊技
    用の可変画像表示方法であって、 前記表示画面に表示される3次元画像の変動中に、当該
    3次元画像を構成する少なくとも3次元図柄の表示形態
    を切り替える表示切替工程を具えたことを特徴とする可
    変画像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記表示切替工程は、 前記3次元図柄を構成するオブジェクトデータを決定す
    る工程と、 前記3次元図柄を構成するテクスチャデータを選択する
    工程と、 前記表示画面に表示される3次元図柄の変動中に、当該
    3次元図柄を構成するオブジェクトデータに対して、前
    記選択されたテクスチャデータを貼り替える貼替工程と
    を含むことを特徴とする請求項4記載の可変画像表示方
    法。
  6. 【請求項6】 前記貼替工程は、遊技形態の変化に対応
    して前記テクスチャデータを貼り替えることを特徴とす
    る請求項5記載の可変画像表示方法。
JP2000043290A 2000-02-21 2000-02-21 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法 Pending JP2001231987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000043290A JP2001231987A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000043290A JP2001231987A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001231987A true JP2001231987A (ja) 2001-08-28

Family

ID=18566230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000043290A Pending JP2001231987A (ja) 2000-02-21 2000-02-21 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001231987A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061852A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Daiman:Kk 遊技機
JP2009285476A (ja) * 2009-09-07 2009-12-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2012125422A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008061852A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Daiman:Kk 遊技機
JP2009285476A (ja) * 2009-09-07 2009-12-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2012125422A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008061852A (ja) 遊技機
JP2004073294A (ja) 遊技機
JP4323145B2 (ja) 遊技機
JP2002018015A (ja) 遊技機
JP2001231987A (ja) 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法
JP2001231986A (ja) 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法
JP2003251009A (ja) 遊技機
JP2002336462A (ja) 遊技機
JP2004073623A (ja) 遊技機
JP2002233623A (ja) 可変画像表示装置、および、可変画像表示方法
JP2005087385A (ja) 遊技機およびその制御方法
JP2001231984A (ja) 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法
JP4456783B2 (ja) 遊技機
JP2001236048A (ja) 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法
JP2001070561A (ja) 遊技機
JP2001321504A (ja) 遊技機および図柄表示方法
JP2003135751A (ja) 遊技機
JP2002018033A (ja) 遊技機
JP4184646B2 (ja) 遊技機
JP2009195469A (ja) 遊技機
JP2001231953A (ja) 遊技機の特別図柄表示方法
JP4067930B2 (ja) 遊技機の制御装置、遊技機、制御プログラム及び情報記憶媒体
JP2005131067A (ja) 遊技機
JP4464016B2 (ja) 遊技機
JP2003135753A (ja) 遊技機