JP2002018015A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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Abstract
と共に、そのデータ量を大きくさせない。 【解決手段】 特別図柄表示装置6上に表示される特別
図柄は、キャラクタ07a〜07cと、識別符号08a
〜08cの組み合わせによって構成されており、それぞ
れ別々にキャラクタROMに記憶されている。特図ゲー
ムが開始すると、左図柄、中図柄及び右図柄をスクロー
ル表示させる(a)〜(b)。一定期間が経過した後、
左図柄06aを仮停止させるが、キャラクタ07aは揺
動しているものの、識別符号08aは静止している
(c)。同様に、右図柄06cが仮停止したときも、キ
ャラクタ07cは揺動し、識別符号08cは静止してい
る(d)。中図柄06bが仮停止したときも、キャラク
タ07bは揺動し、識別符号08bは静止している
(e)。
Description
するパチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に関
し、特に所定の識別情報を変動表示させる可変表示機能
を有する遊技機に関する。
として、例えば、第1種特別電動役物を有するパチンコ
遊技機がある。このパチンコ遊技機は、遊技領域中に発
射された遊技球が、第1種始動口(スタートチャッカ)
と呼ばれる入賞口に入賞した際に、乱数値の抽出、すな
わち大当たり抽選を行い、抽出した乱数値に基づいて特
図ゲームにおける演出表示及び停止図柄態様を決定する
ものである。
柄表示装置上において左図柄、中図柄、右図柄のように
横方向に3つ配置された表示図柄(識別情報)が、左図
柄、右図柄、中図柄の順に更新表示を停止する。そし
て、最終的に同一の種類の図柄が揃うことで、大当たり
が遊技者に示される。ところが、大当たりを遊技者に確
定的に示すまでは、更新表示を停止した表示図柄につい
て、揺動、拡大縮小または変形などの何らかの動きをさ
せている。このような何らかの動きを、仮停止と呼ばれ
ている。
別図柄表示装置上に表示される図柄として、その表示順
等を遊技者に分かり易くするため、例えば「0」〜「1
1」の数字だけからなる識別情報によるものが多く採用
されている。もっとも、このような識別情報による表示
図柄では、表示変化に乏しいため、識別情報を構成する
識別図柄としてのキャラクタ図柄を採用したものもあ
る。さらには、両者の長所を生かすため、識別図柄とし
てのキャラクタ図柄に数字などによる識別符号を付した
ものを採用したものもある。
ンコ遊技機においては、特別図柄表示装置上に表示され
る表示図柄は、全体を一体としてキャラクタROMに記
憶されているのが普通である。このため、識別図柄(キ
ャラクタ図柄)と識別符号とからなる表示図柄であって
も、仮停止させる場合の態様は、図柄全体を一体として
揺動させるものが一般的であった。一方、アニメーショ
ン画像を採用すれば、表示図柄の一部だけを動かすこと
もできるが、必然的にキャラクタROMに記憶させてお
く表示図柄のデータ量が多くなってしまうという欠点が
あった。
るためになされたものであり、識別情報の停留時の態様
を豊富なものとすることを目的とする。その一方で、識
別情報のデータ量を大きくさせないことを目的とする。
め、本発明の第1の観点にかかる遊技機は、予め設定さ
れた変動開始条件を満足する場合、画像表示装置上に表
示される識別情報を更新表示することにより変動表示を
行わせるとともに、所定時間経過後に更新表示を停止さ
せることにより変動表示を停止させる変動表示制御手段
と、前記変動表示制御手段による変動表示の過程及び結
果を決定するための抽選手段とを備え、前記識別情報
は、キャラクタ図柄からなる識別図柄と識別符号とを含
み、前記変動表示制御手段は、前記識別情報の更新表示
を仮停止した際に、前記識別図柄及び前記識別情報の間
の距離を変化させつつ前記画像表示装置上に表示させ
る。
段は、前記識別情報の更新表示を仮停止した際に、前記
識別符号は停止状態で、前記識別図柄だけを動作表示さ
せるものとしても、前記識別図柄は停止状態で、前記識
別符号だけを動作表示させるものとしてもよい。
情報の更新表示を仮停止した際に、前記識別図柄と前記
識別符号との両方を動作表示させるものとすることもで
きる。この場合において、前記識別図柄と前記識別符号
とは、互いに異なる動作を行わせてもよい。
態様は、いずれも従来にはなかったものである。従っ
て、遊技者にとって新鮮に感じられるようになり、遊技
の興趣が向上する。
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
予め設定された変動開始条件を満足する場合、画像表示
装置上に表示される識別情報を更新表示することにより
変動表示を行わせるとともに、所定時間経過後に更新表
示を停止させることにより変動表示を停止させる変動表
示制御処理と、前記変動表示制御処理による変動表示の
過程及び結果を決定するための抽選処理と、前記識別情
報の更新表示を仮停止した際に、前記識別情報を構成す
る識別図柄と識別情報との間の距離を変化させつつ前記
画像表示装置上に表示させる仮停止表示処理とをコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したもので
ある。
ムをコンピュータ装置(ゲーム装置を含む)等に読み込
ませ、一連の処理を実行させることで、本発明の遊技機
を容易に実現することができる。すなわち、プログラム
を記録した記録媒体という形態を採ることにより、ソフ
トウェア商品として、装置とは独立した形で、生産、販
売、配布等を容易に行うことができる。また、コンピュ
ータ装置(ゲーム装置を含む)等のハードウェアに、こ
のソフトウェアを組み込むことによって本発明における
演出表示技術を容易に実施することができる。
観点にかかる変動表示方法は、予め設定された変動開始
条件を満足する場合、画像表示装置上に表示される識別
情報を更新表示することにより変動表示を行わせるとと
もに、所定時間経過後に更新表示を停止させることによ
り変動表示を停止させる変動表示制御手順と、前記変動
表示制御手順による変動表示の過程及び結果を決定する
ための抽選手順と、前記識別情報の更新表示を仮停止し
た際に、前記識別情報を構成する識別図柄と識別情報と
の間の距離を変化させつつ前記画像表示装置上に表示さ
せる仮停止表示手順とを含む。
ュータ装置(ゲーム装置を含む)等に実行させることに
より、本発明の遊技機と同様の効果を得ることができ
る。すなわち、前述の処理手順を、コンピュータ装置
(ゲーム装置を含む)等のハードウェアを用いて実現す
ることにより、当該ハードウェア上で、本発明における
演出表示技術を容易に実施することができる。
タ装置(ゲーム装置を含む)等に実行させるためのプロ
グラムまたはデータを符号化し、搬送波に重畳されたプ
ログラムコード信号として送信するとともに、この搬送
波に重畳されたプログラムコード信号を受信し、元のプ
ログラムまたはデータに復号化してコンピュータ装置
(ゲーム装置を含む)等に実行させることにより、本発
明における演出表示技術を容易に実施することができ
る。
の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明におい
てリーチ演出表示とは、最終停止図柄となる表示図柄以
外の表示図柄が、例えば、大当たりとなる特定表示態様
と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小あるいは変
形している状態、すなわち、所定領域内に一定期間継続
的に更新表示を停止している状態(以下、これらの状態
を仮停止という)、または、表示図柄の表示位置が入れ
替わっている状態、または、複数の表示図柄が同期して
更新表示を行っている状態のように、最終結果が表示さ
れる前段階において表示結果が特定表示態様となる可能
性が見かけ上高められる演出表示のことを指す。
技機としては、LCD等からなる特別図柄表示装置によ
り特図ゲームを行う遊技機として、プリペイドカードに
よって球貸しを行うカードリーダ(CR:Card Reader
)式の第1種パチンコ遊技機を例にとって説明する
が、適用対象となる遊技機としては、これに限るもので
はない。例えば、LCDを搭載したスロットマシン等の
遊技機にも適用可能である。
っても、画像表示装置を有するものであれば、例えば、
第2種あるいは第3種に分類されるパチンコ遊技機や、
一般電役機、またはパチコンと呼ばれる確率設定機能付
き弾球遊技機等であっても構わない。さらには、プリペ
イドカードによって球貸しを行うCR式パチンコ遊技機
(CR機)だけではなく、現金によって球貸しを行うパ
チンコ遊技機(現金機)にも適用可能である。すなわ
ち、LCD等からなる特別図柄表示装置を有し、特図ゲ
ームに相当する演出表示を行うことが可能な遊技機であ
れば、どのような形態のものであっても構わない。
の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パ
チンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構
成する遊技盤(ゲージ盤)10と、遊技盤10を支持固
定する遊技機用枠(台枠)30とから構成されている。
遊技盤10には内レール11及び外レール12からなる
ガイドレールによって囲まれた、ほぼ円形状の遊技領域
13が形成されている。
示装置としての特別図柄表示装置6が配置されており、
特別図柄表示装置6で行われる特図ゲームによってパチ
ンコ遊技機1における遊技興趣が高められている。特別
図柄表示装置6は、TFT(Thin Film Transistor)に
よるアクティブマトリクス型LCDによって構成され、
特図ゲームに伴って、背景画像、キャラクタ画像、特別
図柄等を表示する。
柄としては、「1」〜「12」までの数字に対応する1
2個の表示図柄が用意されている。また、特別図柄表示
装置6の表示領域中には、「特別図柄左図柄」、「特別
図柄中図柄」、「特別図柄右図柄」を表示するための3
つの特別図柄表示領域6a,6b,6cが設けられてい
る。なお、特別図柄表示装置6としては、本実施例にお
けるLCDに限らず、CRT表示装置、FED(Field
Emission Display)、PDP(Plasma DisplayPane
l)、EL(Electro Luminescence)、蛍光表示管、ま
たはLEDを用いた表示装置に置換することが可能であ
る。
チューリップ型役物(普通電動役物)4を兼用する特別
図柄始動口(スタートチャッカ)5と、大当たり発生時
にソレノイド等を駆動することで開放動作を行う大入賞
口(第1種特別電動役物)7とが上下に並んで配設され
ている。大入賞口7は、特別図柄始動口5への入賞タイ
ミングに基づいて特図ゲームが行われた結果、大当たり
となった場合に開放動作を行う。この開放動作は、遊技
球が大入賞口7内の特定領域9を通過することを条件と
して最大15回継続して行う。特別図柄表示装置6の下
部には、特別図柄始動口5への入賞の記憶状態を表示す
る特図保留記憶表示部5a〜5dが配設されている。
ク製の前板31及び前面枠32と、木製の外枠33とか
ら構成されている。前板31の下部位置には、上受皿ユ
ニット41が取り付けられており、上受皿ユニット41
の下方には、下受皿ユニット51が取り付けられてい
る。下受皿ユニット51の右側には、発射モータ55を
駆動するためのハンドル56が設けられている。さら
に、前板31の左右上部位置には、効果音を再生出力す
るステレオスピーカ61L,61Rが設けられている。
パチンコ遊技機1の左側には、プリペイドカードユニッ
ト900が配置されている。
構成例を示すブロック図である。本実施例におけるパチ
ンコ遊技機1は、主として、電源部(電源基板)100
と、遊技制御部(遊技制御基板)200と、入出力部3
00と、表示制御部(表示制御基板)400と、音制御
部(音制御基板)500と、ランプ制御部(ランプ制御
基板)600と、払出制御部(払出制御基板)700
と、情報出力部(情報端子基板)800とを備えてい
る。
ク、すなわち、入出力部300、表示制御部400、音
制御部500、ランプ制御部600、払出制御部70
0、情報出力部800とは、それぞれ信号線で接続され
ており、遊技制御部200との間で変動表示パターンコ
マンドを含む制御コマンド及びデータ等の授受を行うこ
とができるように構成されている。なお、本発明におい
て、変動表示制御手段及び抽選手段の有する機能は、主
に遊技制御部200及び表示制御部400によって実現
されている。
電源回路102とから構成されている。ヒューズ回路1
01は、定格電流を越える電流が電源回路102に流れ
るのを防止するための保護回路である。電源回路102
は、交流電流源99から供給される交流電流を、直流電
流に整流した後に所定電圧に変換し、パチンコ遊技機1
内の各回路に供給するものである。なお、交流電流源9
9は、一般商用電源から得られる高圧交流を24ボルト
の交流電流に変換し、供給するものである。
けられた各種回路から構成されており、初期リセット回
路201と、定期リセット回路202と、セキュリティ
ワンチップと呼ばれる遊技制御用MCU(Micro Contro
ller Unit )203と、アドレスデコード回路204
と、I/Oポート205と、スイッチ入力回路206
と、ソレノイド駆動回路207と、特別図柄表示装置回
路208と、LED駆動回路209と、音信号回路21
0と、ランプ信号回路211と、入賞データ信号入力回
路212と、賞球個数信号出力回路213と、情報出力
回路214とを備えている。
ゲームで用いる一様乱数を生成する機能、表示制御部4
00に対して変動コマンドを出力する機能、ランプ及び
LEDの明滅表示を行う機能、パチンコホール(遊技
店)の管理装置に対し、特別図柄始動口5への入賞数、
特図ゲームの有効始動回数、特図ゲームにおける大当た
りの発生、大当たり時のラウンド継続回数、確率変動ま
たは時間短縮動作中の有無、入賞による不正、コネクタ
の抜けによる不正等の各種情報を出力する機能を有して
いる。
機1の電源投入時に、遊技制御用MCU203をリセッ
トするための初期リセット信号を、信号線251を介し
て出力するものである。定期リセット回路202は、内
部クロックオシレータから出力される基準クロック信号
を分周することで約2ミリ秒毎に定期リセット信号を生
成し、タイマ割込信号として信号線252を介して遊技
制御用MCU203に出力するものである。CPU22
1は、定期リセット信号が入力されるたびにゲーム制御
用のプログラムを先頭から再度実行する。
U(Central Processing Unit )221をコアとして、
ROM(Read Only Memory)222及びRAM(Random
Access Memory)223を1チップ化した、いわゆるシ
ングルチップマイクロコンピュータであり、パチンコ遊
技機1の遊技制御部200における制御中枢をなすもの
である。
から読み込まれたプログラム処理手順に従い、RAM2
23に随時データの書き込みまたは読み込みを行いなが
ら、1シーケンス単位で各種プログラム処理を実行す
る。
用MCU203から信号線253を介して出力されるア
ドレス信号を入力しデコードする。デコードした結果、
遊技制御用MCU203の制御対象が、遊技制御用MC
U203内に含まれるROM222及びRAM223、
あるいは、I/Oポート205のいずれであるかを選択
するための信号を、信号線254を介して遊技制御用M
CU203に出力するものである。
203によって扱われる各種入出力信号のインターフェ
ースであり、信号線255を介して入力される制御信号
を外部に出力したり、外部から入力された各種信号を、
信号線255を介して遊技制御用MCU203に出力す
るものである。
を介して入力スイッチ群から出力されてくる入力信号
を、ローパスフィルタ等を通してパルス波として整形し
た後に、バッファゲート等によって増幅し、信号線25
7を介してI/Oポート205に出力するものである。
ソレノイド駆動回路207は、信号線258を介してI
/Oポート205から出力される制御信号に基づいて、
信号線259を介して出力ソレノイド群に駆動制御信号
(励磁信号)を出力する。
60を介してI/Oポート205から出力される制御信
号に基づいて、信号線261を介して表示制御部400
に遊技制御用MCU203からのコマンド及び表示タイ
ミング信号等を出力する。LED駆動回路209は、信
号線262,264,266を介してI/Oポート20
5から入力される入力信号に基づいて、信号線263を
介して特図保留記憶表示部5a〜5dの明滅動作を制御
する制御信号を出力する。また、信号線265を介して
普通図柄表示装置3を駆動する制御信号を出力する。さ
らには、信号線267を介して普図保留記憶表示部2a
〜2dの明滅動作を制御する制御信号を出力する。
てI/Oポート205から出力される制御信号に基づい
て、信号線269を介して音制御部500に遊技制御用
MCU203からの音データ等を出力する。ランプ信号
回路211は、信号線270を介してI/Oポート20
5から出力される制御信号に基づいて、信号線271を
介してランプ制御部600にランプ制御コマンド等を出
力する。
272を介して払出制御部700から出力される入賞デ
ータ信号を、信号線273及びI/Oポート205を介
して遊技制御用MCU203に出力する。賞球個数信号
出力回路213は、信号線274を介してI/Oポート
205から出力される制御信号に基づいて、信号線27
5を介して払出制御部700に賞球個数信号を出力す
る。すなわち、払出制御部700からの入賞データ信号
に応じて、払出制御部700に賞球個数信号を与える。
してI/Oポート205から出力される制御信号に基づ
いて、大当たりの発生中を示す大当たり情報、確率変動
状態にあることを示す確率変動情報、特図ゲームにおけ
る特別図柄の確定を示す特別図柄確定情報、特図ゲーム
の開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動球
情報、普図ゲームにおける普通図柄の確定を示す普通図
柄確定情報等を、信号線277を介して情報出力部80
0に出力する。
例を示すブロック図である。表示制御部400は、表示
制御基板内に設けられた各種回路から構成され、遊技制
御部200とは独立して特図ゲームにおける画像処理の
ための表示制御を行うものである。表示制御部400
は、特別図柄表示装置回路208から信号線261を介
して出力される表示データ信号に基づいて特図ゲームに
用いられる画像を特別図柄表示装置6上に表示する。こ
のため、表示制御部400は、発振回路401と、リセ
ット回路402と、表示制御用MCU403と、制御R
OM404と、I/Oポート405と、ビデオディスプ
レイプロセッサ(以下、VDP:Video Display Proces
ser )406と、キャラクタROM407と、VRAM
(Video RAM )408と、LCD駆動回路409とを備
えている。
表示制御用MCU403に基準クロック信号を出力する
ものであり、リセット回路402は、信号線452を介
して表示制御用MCU403をリセットするためのリセ
ット信号を出力するものである。表示制御用MCU40
3は、表示制御用MCU403は、64ビットCPU4
21をコアとして、ワークRAM422を備えたもので
ある。
08から信号線261を介してコマンドデータが入力さ
れると、信号線481を介してワークRAM422を作
業領域として用いながら、信号線482を介して制御R
OM404から表示制御のための制御データを読み出
す。また、CPU421は、読み出した制御データに基
づき、信号線454を介してVDP406に制御信号を
出力する。
03によって利用される各種制御プログラム等を格納す
る半導体メモリである。I/Oポート405は、遊技制
御部200からの入力信号を表示制御用MCU403に
受け渡すためのインターフェースである。VDP406
は、画面表示を行うための機能及び高速描画機能を有
し、CPU421からの描画命令にしたがって動作す
る。また、CPU421とは独立した2次元のアドレス
空間を持ち、そこにVRAM408をマッピングしてい
る。
づいて、信号線483を介してキャラクタROM407
からキャラクタ画像データを読み出す。そして、読み出
したキャラクタ画像データを用いて表示画像データを生
成し、その画像データを、信号線484を介してVRA
M408に格納する。VRAM408に格納された画像
データは、最終的にVDP406により読み出される。
そして、VDP406は、信号線484を介してVRA
M408から読み出した画像データを、信号線455を
介してLCD駆動回路409に出力する。
装置6に表示される画像の中でも使用頻度の高いキャラ
クタ画像データ、例えば、人物、動物、文字、図形また
は記号を予め格納しておくためのものである。VRAM
408は、VDP406により生成された画像データを
格納するためのフレームバッファメモリである。LCD
駆動回路409は、信号線455を介してVDP406
から入力された画像データを、色信号と同期信号とから
なるビデオ信号に変換し、信号線456を介して特別図
柄表示装置6を構成するLCDに出力する。
を示すブロック図である。音制御部500は、音制御基
板内に設けられた各種回路から構成され、主に、特図ゲ
ームにおける音声処理のための音声制御を行う。
セット回路502と、音制御用MCU503と、I/O
ポート504及び505と、音声合成回路506と、音
声増幅回路507とを備えている。発振回路501は、
信号線551を介して音制御用MCU503に基準クロ
ック信号を出力するものであり、リセット回路502
は、信号線552を介して音制御用MCU503をリセ
ットするためのリセット信号を出力するものである。
コアとして、ROM522、RAM523を備えたもの
である。CPU521は、音信号回路210から信号線
269を介してコマンドデータが入力されると、信号線
581を介してROM522から音声制御のためのデー
タ等を読み込む。そして、信号線582を介してRAM
523を作業領域として用いながら、ROM522から
読み込んだデータに対応する制御信号を、信号線554
を介してI/Oポート505に出力する。
からの入力信号を音声制御用MCU503に受け渡すた
めのインターフェースであり、I/Oポート505は、
音声制御用MCU503からの出力信号を音声合成回路
506に受け渡すためのインターフェースである。音声
合成回路506は、特図ゲームにおけるBGM(BackGr
ound Music)及び効果音を生成するものであり、音量増
幅回路507は、音声合成回路506によって生成され
た音声信号を増幅し、ステレオスピーカ61L,61R
に出力するためのものである。
210から信号線269を介して出力される音声データ
信号に基づいて特図ゲームに用いられる音声をステレオ
スピーカ61L,61Rから再生する。
る。
遊技の流れの概略について説明する。パチンコ遊技機1
の右下位置に設けられたハンドル56を操作することに
より発射モータ55により発射された遊技球は、ガイド
レールに案内されて遊技盤10中の遊技領域13中に発
射される。
の普通図柄始動スイッチ、特別図柄始動スイッチ、カウ
ントスイッチ、特定領域スイッチ等の入力の有無を監視
している。遊技球が特別図柄始動口5に入賞した場合、
特別図柄始動スイッチにおいて遊技球の入賞が検出され
るとともに、検出信号のチャタリングの除去及び論理変
換等が行われて入力処理が行われる。
の入賞が検出された場合、特別図柄判定用バンクに入賞
した遊技球の数が4つ分まで記憶されるとともに、入賞
時の乱数の抽選値も特別図柄判定用バンクに一時的に保
管される。そして、特別図柄始動口5への遊技球の入賞
記憶、すなわち、特別図柄判定用バンクに保管されたデ
ータに基づいて特別図柄表示装置6において特図ゲーム
を開始する。
く説明する。
示すフローチャートである。本実施例における遊技制御
用MCU203は、前述したように、定期リセット回路
202から出力されるタイマ割込信号によって通常約2
ミリ秒毎に起動する。すなわち、遊技制御部200は、
タイマ割り込み方式を使用し、以下の各処理をタイマ割
り込み毎に行う。
が起動されると、遊技制御部200は、スタックポイン
タにスタックポインタ指定番地をセットする、いわゆる
スタックセット処理を行う(ステップS101:以下、
単にS101と記す)。次に、遊技制御部200は、シ
ステムチェック用のフラグ情報を確認する。ここで、プ
ログラムの暴走または電源投入直後のようにRAM22
3の内容が不定であり、システムチェック用のフラグ情
報が正常動作判定値とは異なる値であった場合にはRA
M223内の作業領域をクリアするシステムチェック処
理を行う(S102)。
及び普図ゲームにおける各種フラグ情報等を取得する情
報出力処理と、特図ゲームや普図ゲームにおける効果音
の出力、及び球貸時CRユニット未接続時等のブザー音
の出力を行う音出力処理との時分割処理を行う(S10
3)。次に、カウントスイッチの状態を検出し、検出し
た状態に対応するカウントスイッチ処理を行う(S10
4)。
し、検出した状態に対応する特定領域スイッチ処理を行
う(S105)。次に、特別図柄始動スイッチの状態を
検出し、検出した状態に対応する特図始動スイッチ処理
を行い(S106)、詳細を後述する、特別図柄プロセ
ス処理を実行する(S107)。同様にして、普通図柄
始動スイッチの状態を検出し、検出した状態に対応する
普図始動スイッチ処理を行い(S108)、詳細を後述
する、普通図柄プロセス処理を実行する(S109)。
る判定用乱数である、特別図柄判定用乱数R1、普通図
柄判定用乱数R2、大当たり図柄判定用乱数RT、リー
チ判定用乱数RHの各判定用乱数を更新するための乱数
更新処理を行う(S110)。続いて、特図ゲーム及び
普図ゲームに用いる表示図柄用乱数である、特別図柄左
用乱数RL、特別図柄中用乱数RC、特別図柄右用乱数
RRの各乱数を更新するための表示図柄乱数更新処理を
行う(S111)。
イッチにおいて、大入賞口7の開放時間中に遊技球が入
賞しなかった“未入賞エラー”、または大入賞口7中に
遊技球が詰まってしまった“球詰まりエラー”等の不正
の有無を検出し、エラー発生の有無を判定するととも
に、エラー発生時に必要に応じてブザー音を発するエラ
ー処理を行う(S112)。
回路206を介して、入力スイッチ群からの検出信号を
入力し、各入賞口または入賞装置に対する入賞有無を判
定する。さらに、遊技制御部200は、各出力ポートに
対して音声データ、表示制御信号、飾りランプ・LE
D、情報信号、ソレノイド駆動信号、賞球個数信号等の
コマンドを送信するための出力処理を行う(S11
3)。
ト回路202からタイマ割込信号が与えられるまで表示
図柄決定用乱数及び判定用乱数を更新する表示図柄乱数
更新処理を繰り返す(S114)。なお、ここで更新さ
れるのは、表示図柄決定用乱数以外に、リーチ判定用乱
数RHがあり、これらの乱数は、タイマ割込信号(例え
ば2ミリ秒毎)が入力されるまでの間にそれぞれ1つず
つ加算される。
乱数R1、普通図柄判定用乱数R2、大当たり図柄判定
用乱数RT、特別図柄左用乱数RL、特別図柄中用乱数
RC、特別図柄右用乱数RR、リーチ判定用乱数RHの
各乱数となっている。これらの乱数を、例えば、遊技球
の入賞タイミングに合わせて取得することで、本実施例
における抽選手段としての機能を実現している。すなわ
ち、これら乱数の抽選結果に基づいて遊技制御部200
から表示制御部500に送られる変動表示パターンコマ
ンドや停止図柄コマンドが決定される。
おいて大当たりとするか否かを判定するためのランダム
変数であり、“0”〜“630”の範囲で、リセット割
り込み(2ミリ秒)毎に1ずつ加算していき、“63
0”の次に“0”に戻るような構成となっている。大当
たり図柄判定用乱数RTは、大当たり時における表示図
柄を判定するためのランダム変数であり、“0”〜“1
1”の範囲で、タイマ割り込み(2ミリ秒)毎に1ずつ
加算していき、“11”の次に“0”に戻るような構成
となっている。
RC、特別図柄右用乱数RRは、特図ゲームにおいてハ
ズレとなる場合、あるいは、再変動表示を行う際の仮停
止図柄を判定するためのランダム変数である。特別図柄
左用乱数RL、特別図柄中用乱数RC、特別図柄右用乱
数RRは、共に“0”〜“11”の範囲で、1つずつ加
算していき、“11”の次に“0”に戻るような構成と
なっている。ただし、特別図柄左用乱数RLは、タイマ
割り込み(2ミリ秒)毎、及び、図5のS114に示す
表示図柄乱数更新処理中に1ずつ加算し、特別図柄中用
乱数RCは、特別図柄左用乱数RLが“11”から
“0”にケタ上がりする毎に、また、特別図柄右用乱数
RRは、特別図柄中用乱数RCが“11”から“0”に
ケタ上がりする毎に1つずつ加算する。
ったときの演出パターン(以下、リーチ演出パターン)
を判定するためのランダム変数であり、“0”〜“29
9”の範囲で、タイマ割り込み(2ミリ秒)毎、及び、
図5のS114に示す表示図柄乱数更新処理中に1ずつ
加算していき、“299”の次に“0”に戻るような構
成となっている。リーチ判定用乱数RHは、リーチフラ
グの設定処理を行う際に抽出し、[表1]に示すような
“リーチ振り分けテーブルデータ”からリーチパターン
を選択するために使用する。
〜パターンPのリーチパターンが設定されており、いず
れのリーチパターンとするかがリーチ判定用乱数RHの
値によって選択される。例えば、低確率時において、リ
ーチ判定用乱数RHの値が“38”であれば、特別図柄
判定用乱数R1がハズレである場合にはパターンAが選
択され、特別図柄判定用乱数R1が当たりである場合に
はパターンCが選択される。一方、高確率時において、
リーチ判定用乱数RHの値が“168”であれば、特別
図柄判定用乱数R1がハズレである場合にはパターンA
が選択されるが、特別図柄判定用乱数R1が当たりであ
る場合、リーチ判定用乱数RHの値に関わらず、パター
ンA、B、D、Fが選択されることはなく、大当たり確
定となるプレミアリーチのパターンLが選択される。
あり、遊技制御部200は、パチンコ遊技機1の動作状
態により使用する変動表示パターンを選択し、表示制御
部400に所定の変動表示パターンを指示する変動表示
パターンコマンドを出力する。これによって、表示制御
部400は、予め設定された変動表示パターンに基づく
表示を行うことで、前述した各リーチ演出パターンを含
む各種演出制御を行う。
ける処理例を示すフローチャートである。特別図柄プロ
セス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所
定の順序で制御するための特図フラグ情報にしたがっ
て、該当する処理を選択的に実行する。そして、特図フ
ラグ情報の値は、遊技状態に応じて各処理中に更新され
る。特別図柄プロセス処理では、特図フラグ情報に対応
して以下に示す各処理を実行する。
ゲームにおいて抽選した乱数値が大当たり値と一致する
か否かを判定したり、特別図柄入賞記憶カウンタに対応
する特図保留記憶表示部5a〜5dの点灯により外部に
報知する処理等の通常の遊技状態における「特別図柄通
常処理」を実行する(S201)。特図フラグ情報の値
が“1”のとき、特別図柄表示装置6上で停止する図柄
を大当たり態様となったかどうかを判定する「特別図柄
大当たり判定処理」を実行する(S202)。
図柄表示装置6上で行われる特図ゲームにおける停止図
柄を設定する「特別図柄停止図柄設定処理」を実行する
(S203)。特図フラグ情報の値が“3”のとき、特
別図柄表示装置6上で行われる特図ゲームの図柄の変動
表示パターンを設定する「変動表示パターン設定処理」
を実行する(S204)。
図柄表示装置6において特図ゲームにおける変動処理を
行う「特別図柄変動処理」を実行する(S205)。特
図フラグ情報の値が“5”のとき、特別図柄の原則停止
処理を行う「特別図柄停止処理」を実行する(S20
6)。
たり動作のための初期化処理を行う「大入賞口開放前処
理」を実行する(S207)。特図フラグ情報の値が
“7”のとき、大当たり動作に関する様々な処理、及び
1回当たりの大入賞口7の開放時間をチェックする「大
入賞口開放中処理」を実行する(S208)。
領域スイッチへの遊技球の通過を監視し、特別図柄プロ
セスが終了したかどうかを判定する「特定領域有効時間
処理」を実行する(S209)。特図フラグ情報の値が
“9”のとき、特別図柄プロセスの終了かどうか判定
し、終了ならば、デモ表示(大当たり中の画面)フラグ
のクリア、大当たり時表示図柄のクリア、大当たり終了
表示のクリア、及び大当たり中情報のクリアを行う「大
当たり終了処理」を実行する(S210)。
される各処理としては、前述した処理だけに限るもので
はなく、他の処理に置換したり、さらに他の処理を追加
しても構わない。また、特図フラグ情報の値によって分
岐される各処理の処理内容が複雑化して、リセット割り
込み時間内で処理を完了させることができない場合に
は、同一処理を複数追加するようにしてもよい。
5を通過したとき、特別図柄判定用乱数R1の値によっ
て特別図柄の大当たり、ハズレを判定する。判定の結
果、大当たりとなった場合には、特別図柄表示装置6に
大当たり図柄判定用乱数RTの値に対応する特別図柄の
組み合わせを特別図柄表示装置6に表示する。一方、ハ
ズレとなった場合には、特別図柄左用乱数RL、特別図
柄中用乱数RC、特別図柄右用乱数RRの値に対応する
特別図柄を表示する。
から送られてくるコマンドに基づいて、表示制御部40
0のCPU421がプログラムを実行し、特別図柄表示
装置6上に図柄を変動表示する場合の処理について説明
する。この実施の形態では、特別図柄表示装置6上に表
示される図柄は、キャラクタと「1」〜「11」までの
識別符号からなるものとし、それぞれ別々に表示制御部
400のキャラクタROM407に記憶されている。
動表示の処理を示すフローチャートである。図8は、特
別図柄表示装置6上の表示例を示す図である。図8で
は、最終の表示態様がハズレになるものを示すが、リー
チ状態となったり大当たりとなったりする場合にも、同
様にして、最終確定するまでの間に図柄を仮停止させる
ことができる。
中図柄及び右図柄の全てを変動表示させる(S170
1)。例えば、図8(a)に示す前回の特図ゲームが確
定した状態から、図8(b)に示すように、左図柄06
a、中図柄06b及び右図柄06cの全てをスクロール
表示させる。このスクロール表示の際には、キャラクタ
ROM407からキャラクタ07a〜07cと、これに
対応した識別符号08a〜08cが別々に読み出され、
連動して特別図柄表示装置6上にスクロール表示され
る。
ると、次に、左図柄を仮停止させる(S1702)。こ
の後、図柄が最終的に確定するまで、左図柄を構成する
キャラクタを揺動させることにより、左図柄を仮停止さ
せる(S1703)。例えば、図8(c)に示すよう
に、キャラクタ07aは揺動して表示されているが、識
別符号08aは停止して表示される。つまり、キャラク
タ07aと識別符号08a間の距離が小刻みに変化す
る。
柄を仮停止させる(S1704)。この後、図柄が最終
的に確定するまで、右図柄を構成するキャラクタを揺動
させることにより、右図柄を仮停止させる(S170
5)。例えば、図8(d)に示すように、キャラクタ0
7cは揺動して表示されているが、識別符号08cは停
止して表示される。
を仮停止させる(S1706)。この後、図柄が最終的
に確定するまで、中図柄を構成するキャラクタを揺動さ
せることにより、中図柄を仮停止させる(S170
7)。例えば、図8(e)に示すように、キャラクタ0
7bは揺動して表示されているが、識別符号08bは停
止して表示される。
中図柄及び右図柄の全ての図柄を確定させる(S170
8)。例えば、図8(f)に示すように、左、中及び右
の全てのキャラクタ07a〜07cの揺動動作を停止さ
せることにより、識別符号08a〜08cだけでなく、
3つの図柄06a〜06cの動きが完全に停止し、
「5」、「8」、「4」のハズレ状態で確定したことが
遊技者に示される。
かるパチンコ遊技機では、キャラクタと識別符号とで構
成された図柄を仮停止させる場合に、キャラクタ07a
〜07cのみを揺動させ、識別符号08a〜08cを停
止させている。つまり、図柄06a〜06cの仮停止方
法として、従来にはなく、遊技者にとって新鮮に感じら
れる態様を作り出している。
柄表示装置6に表示される図柄を構成するキャラクタと
識別符号とを別々に記憶しており、これらが別々に読み
出されて、表示データに生成されることで、キャラクタ
のみを容易に揺動させることができる。
チンコ遊技機も、第1の実施の形態のものと同じであ
る。また、特別図柄がキャラクタ図柄と識別符号とから
なり、それぞれ別々にキャラクタROM407に記憶さ
れている点も第1の実施の形態と同じである。但し、こ
の実施の形態では、特別図柄表示装置6上において、特
別図柄を仮停止させる態様が第1の実施の形態のものと
異なる。
動表示の処理を示すフローチャートである。図10は、
特別図柄表示装置6上の表示例を示す図である。図10
でも、最終の表示態様がハズレになるものを示すが、リ
ーチ状態となったり大当たりとなったりする場合にも、
同様にして、最終確定するまでの間に図柄を仮停止させ
ることができる。
中図柄及び右図柄の全てを変動表示させる(S180
1)。この際の動作は、第1の実施の形態の場合と同様
にして行われる。
ると、次に、左図柄を仮停止させる。(S1802)。
この後、図柄が最終的に確定するまで、左図柄を構成す
る識別符号を揺動させることにより、左図柄を仮停止さ
せる(S1803)。例えば、図10(a)に示すよう
に、識別符号08aは揺動して表示されているが、キャ
ラクタ07aは停止して表示される。
柄を仮停止させる(S1804)。この後、図柄が最終
的に確定するまで、右図柄を構成する識別符号を揺動さ
せることにより、右図柄を仮停止させる(S180
5)。例えば、図10(b)に示すように、識別符号0
8cは揺動して表示されているが、キャラクタ07bは
停止して表示される。
を仮停止させる(S1806)。この後、図柄が最終的
に確定するまで、中図柄を構成する識別符号を揺動させ
ることにより、中図柄を仮停止させる(S1807)。
例えば、図10(c)に示すように、識別符号08bは
揺動して表示されているが、キャラクタ07bは停止し
て表示される。
中図柄及び右図柄の全ての図柄を確定させる(S180
8)。例えば、図10(d)に示すように、左、中及び
右の全ての識別符号08a〜08cの揺動動作を停止さ
せることにより、キャラクタ07a〜07cだけでな
く、3つの図柄06a〜06cの動きが完全に停止し、
「5」、「8」、「4」のハズレ状態で確定したことが
遊技者に示される。
かるパチンコ遊技機では、キャラクタと識別符号とで構
成された図柄を仮停止させる場合に、識別符号08a〜
08cのみを揺動させ、キャラクタ07a〜07cを停
止させている。つまり、図柄06a〜06cの仮停止方
法として、従来にはなく、遊技者にとって新鮮に感じら
れる態様を作り出している。
チンコ遊技機も、第1、第2の実施の形態のものと同じ
である。また、特別図柄がキャラクタ図柄と識別符号と
からなり、それぞれ別々にキャラクタROM407に記
憶されている点も第1、第2の実施の形態と同じであ
る。但し、この実施の形態では、特別図柄表示装置6上
において、特別図柄を仮停止させる態様が第1、第2の
実施の形態のものと異なる。
変動表示の処理を示すフローチャートである。図12
は、特別図柄表示装置6上の表示例を示す図である。図
12では、最終の表示態様がハズレになるものを示す
が、リーチ状態となったり大当たりとなったりする場合
にも、同様にして、最終確定するまでの間に図柄を仮停
止させることができる。
中図柄及び右図柄の全てを変動表示させる(S190
1)。この際の動作は、第1の実施の形態の場合と同様
にして行われる。
ると、次に、左図柄を仮停止させる(S1902)。こ
の後、図柄が最終的に確定するまで、左図柄を構成する
キャラクタ及び識別符号を揺動させることにより、左図
柄を仮停止させる(S1903)。例えば、図12
(a)に示すように、キャラクタ07a及び識別符号0
8aが、互いに異なる周期で揺動して表示される。
柄を仮停止させる(S1904)。この後、図柄が最終
的に確定するまで、右図柄を構成するキャラクタ及び識
別符号を揺動させることにより、右図柄を仮停止させる
(S1905)。例えば、図12(b)に示すように、
キャラクタ08c及び識別符号08cが互いに異なる周
期で揺動して表示される。
を仮停止させる(S1906)。この後、図柄が最終的
に確定するまで、中図柄を構成するキャラクタ及び識別
符号を揺動させることにより、中図柄を仮停止させる
(S1907)。例えば、図12(c)に示すように、
キャラクタ07b及び識別符号08bが互いに異なる周
期で揺動して表示される。
中図柄及び右図柄の全ての図柄を確定させる(S190
8)。例えば、図12(d)に示すように、左、中及び
右の全てのキャラクタ07a〜07b及び識別符号08
a〜08cの揺動動作を停止させることにより、3つの
図柄06a〜06cの動きが完全に停止し、「5」、
「8」、「4」のハズレ状態で確定したことが遊技者に
示される。
かるパチンコ遊技機では、キャラクタと識別符号とで構
成された図柄を仮停止させる場合に、キャラクタ07a
〜07cと、識別符号08a〜08cとを、互いに異な
る周期で揺動させている。つまり、従来にはなく、遊技
者にとって新鮮に感じられる態様を作り出している。
1〜第3の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が
可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形
態の変形態様について、説明する。
を仮停止させるときのパターンは、左図柄、右図柄及び
中図柄のいずれも同一のものとしていた。しかしなが
ら、例えば、左図柄は第1の実施の形態のパターンで仮
停止させ、右図柄は第2の実施の形態のパターンで仮停
止させ、中図柄は第3の実施の形態のパターンで仮停止
させるものとしてもよい。
図柄表示装置6上に表示する図柄を構成するキャラクタ
または識別符号を揺動させることによって、仮停止させ
るものとしていた。しかしながら、図柄の仮停止時にお
けるキャラクタまたは識別符号の動きは、これに限るも
のではなく、例えばキャラクタまたは識別符号を拡大縮
小して表示させるものとしてもよい。
明をパチンコ遊技機1に適用した場合について説明し
た。これに対して、パチンコ遊技機1の動作をシミュレ
ーションするゲーム機などにも本発明を適用することが
できる。つまり、ゲーム機のCPUが所定のプログラム
を実行することにより、上記した遊技球の動きをシミュ
レーションし、その結果として上記した特別図柄始動口
5を遊技球が通過したと判別したとき、上記したのと同
様の抽選を行い、図柄を変動表示させるものとすること
ができる。このゲーム機のプログラムは、CD−ROM
などに格納して、ゲーム機とは別に流通させることがで
きる。また、液晶表示装置を備え、画像を表示して演出
を行うスロットマシン等にも本発明を適用することがで
きる。
れもが識別情報を仮停止した際の態様として従来にはな
いものなので、遊技者にとって新鮮に感じられるように
なる。
正面図である。
ブロック図である。
ック図である。
ク図である。
ャートである。
示すフローチャートである。
すフローチャートである。
の表示例を示す図である。
すフローチャートである。
上の表示例を示す図である。
示すフローチャートである。
上の表示例を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 予め設定された変動開始条件を満足する
場合、画像表示装置上に表示される識別情報を更新表示
することにより変動表示を行わせるとともに、所定時間
経過後に更新表示を停止させることにより変動表示を停
止させる変動表示制御手段と、 前記変動表示制御手段による変動表示の過程及び結果を
決定するための抽選手段とを備え、 前記識別情報は、キャラクタ図柄からなる識別図柄と識
別符号とを含み、 前記変動表示制御手段は、前記識別情報の更新表示を仮
停止した際に、前記識別図柄及び前記識別情報の間の距
離を変化させつつ前記画像表示装置上に表示させること
を特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 前記変動表示制御手段は、前記識別情報
の更新表示を仮停止した際に、前記識別符号はそのまま
で、前記識別図柄だけを動かしながら表示させることを
特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記変動表示制御手段は、前記識別情報
の更新表示を仮停止した際に、前記識別図柄はそのまま
で、前記識別符号だけを動かしながら表示させることを
特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記変動表示制御手段は、前記識別情報
の更新表示を仮停止した際に、前記識別図柄と前記識別
符号との両方を動かしながら表示させることを特徴とす
る請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項5】 前記識別図柄と前記識別符号とは、互い
に異なる動きをしながら表示されることを特徴とする請
求項4に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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