JP2001231984A - 可変画像表示装置およびその可変画像表示方法 - Google Patents

可変画像表示装置およびその可変画像表示方法

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JP2001231984A JP2000043281A JP2000043281A JP2001231984A JP 2001231984 A JP2001231984 A JP 2001231984A JP 2000043281 A JP2000043281 A JP 2000043281A JP 2000043281 A JP2000043281 A JP 2000043281A JP 2001231984 A JP2001231984 A JP 2001231984A
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Yuuki Matsumoto
勇気 松本
Mitsuo Nakajima
光夫 中島
賢一 ▲高▼野
Kenichi Takano
Naoki Hirukawa
直樹 蛭川
Takeaki Sueoka
丈明 末岡
Hajime Busujima
肇 毒島
Michiharu Akasaka
道春 赤坂
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元画像のデータの共有化を図ることによ
って、表示用データのデータ量を削減すること。 【解決手段】 少なくとも3次元図柄を含む3次元画像
の中で共有化データを判別し、該共有化された共有化デ
ータを用いて3次元画像の表示形態を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機の分野において利用され、3次元等の多次元画像を
表示可能な可変画像表示装置およびその可変画像表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ機等の遊技機には、遊技
者の興味をそそり、遊技を盛り上げるために、コンピュ
ータグラフィックス技術を用いた3次元画像が形成可能
な可変画像表示装置が取り入れられている。
【0003】この種の可変画像表示装置として、例え
ば、パチンコ機の分野においては、3次元空間内におけ
る多面体(以下、3Dポリゴンという)の画像表示が可
能な特別図柄表示装置が備えられている。
【0004】この特別図柄表示装置は、その表示画面上
に、通常、3つの図柄(左図柄、中図柄、右図柄)が、
それぞれ3Dポリゴンの状態として表現されるようにな
っている。
【0005】そして、遊技中には、これら複数の図柄
が、低速変動・高速変動の多彩な変動をしたり、リーチ
アクションをすることによって、最終的な図柄の組み合
せがなされ、大当たりや小当たりが決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような特別図
柄表示装置において、3次元画像で表現された図柄に
は、遊技者の興味を一層高めて、さらなる演出を行うた
め、3Dポリゴンに対してシェーディングやテクスチャ
マッピング等の画像処理が施される。
【0007】しかし、従来のテクスチャマッピング等の
画像処理において、テクスチャの貼り替えやシェーディ
ングの切り替えは、図柄変動中には何ら行われていな
い。その結果、テクスチャに変化がなく、面白味に欠け
たものとなり、高精細で高度な画像処理や表示等の様々
な演出効果を高めることができない。
【0008】さらに、3次元画像によって図柄を表示す
る場合、表示用データが膨大となり、画像処理に係る負
担が大きくなる。
【0009】そこで、本発明の目的は、3次元画像のデ
ータの共有化を図ることによって、表示用データのデー
タ量を削減することが可能な可変画像表示装置およびそ
の可変画像表示方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面に3
次元画像を表示可能な遊技用の可変画像表示装置であっ
て、前記表示画面に表示される少なくとも3次元図柄、
3次元キャラクタ、3次元背景のいずれかを含む3次元
画像と、前記3次元画像の中で共有化を行う共有化デー
タを判別する判別手段と、前記判別された共有化データ
を用いて、前記3次元画像の表示形態を切り替える表示
切替手段とを具えることによって、可変画像表示装置を
構成する。
【0011】本発明は、表示画面に3次元画像を表示可
能な遊技用の可変画像表示方法であって、前記表示画面
に表示される少なくとも3次元図柄を含む3次元画像の
中で共有化を行う共有化データを判別する判別工程と、
前記判別された共有化データを用いて、前記3次元画像
の表示形態を切り替える表示切替工程とを具えることに
よって、可変画像表示方法を提供する。
【0012】ここで、前記3次元図柄は、複数の3次元
形状データおよびテクスチャデータによって構成され、
前記3次元形状データを共有化し、該共有化された3次
元形状データに対して異なる又は同一のテクスチャデー
タを貼り替えることによって、前記3次元画像の表示形
態を切り替えてもよい。
【0013】前記3次元図柄は、複数の3次元形状デー
タおよびテクスチャデータによって構成され、前記テク
スチャデータを共有化し、該共有化されたテクスチャデ
ータを異なる又は同一の3次元形状データに対して貼り
替えることによって、前記3次元画像の表示形態を切り
替えてもよい。
【0014】多面体又はリング状の3次元形状データ
に、リールのテクスチャデータを貼り替えてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0016】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図7に基づいて説明する。
【0017】(システム構成)まず、本システムの全体
構成を、図5〜図7に基づいて説明する。
【0018】本例では、本発明に係る可変画像表示装置
を、パチンコ遊技機の特別図柄表示装置に適用した場合
の例について説明する。
【0019】図5は、パチンコ遊技機1における電気的
回路部の概略構成を示す。
【0020】本パチンコ遊技機1は、本遊技機本体の遊
技に関する統括的な制御を行う主制御装置10と、電力
供給用の電源回路20と、本発明に係る特別図柄表示装
置100とに大別される。
【0021】主制御装置10は、設定された所定の確率
に基づく乱数を発生する機能や、始動入賞口200(後
述する図7参照)への入賞数、可変画像表示ゲームにお
ける大当たり情報、不正情報等の各種情報をホール管理
用として出力する機能、さらには、特別図柄表示装置1
00に対して大当たり情報等の表示用データを出力する
機能を有している。
【0022】特別図柄表示装置100は、主制御装置1
0から出力される小当りや大当たり等の遊技形態に対応
した表示用データに基づいて、2次元映像データ(以
下、2D映像データという)や3次元映像データ(以
下、3D映像データという)を表示画面に表示させる。
【0023】図6は、特別図柄表示装置100の詳細な
内部構成例を示す。
【0024】101は、主制御装置10からの表示用デ
ータ(すなわち、制御用のストローブ信号、データ用の
コマンド群等からなる)を受信するためのデータ受信回
路である。
【0025】102は、外部の電源回路20から電力が
供給され、新たに本図柄表示装置用の電源を生成する電
源回路である。
【0026】103は、受信したコマンドに基づいて表
示制御を行うために必要な制御データの生成や、その他
の回路部の統括的な制御を行うCPUである。
【0027】104は、CPU103から出力された制
御データに基づいて3D映像データ等を演算処理によっ
て生成し、該3D映像データ等を表示画面に出力する画
像処理LSI(以下、VDP:ビデオディスプレイプロ
セッサという)である。
【0028】105は、CPU103の動作手順を記述
したプログラムや、本発明の3D図柄変動処理(後述す
る図1〜図4参照)に関する制御プログラムを記録する
ROMである。
【0029】106は、CPU103のワークエリア
や、演算データを一時的に記憶する領域として用いられ
るRAMである。
【0030】107は、VDP104により生成された
3D映像データを画像データとして一時的に記憶するビ
デオRAMである。これにより、VDP104は、この
ビデオRAM107に記憶された画像データを映像信号
に変換して表示画面に表示させる。
【0031】108は、3D映像データを生成するため
の3D画像データ120と、2D映像データを生成する
ための2D画像データ130とを記憶するキャラクタR
OMである。
【0032】ここで、3D画像データ120には、複数
のテクスチャデータ121と、3D形状を示す複数のオ
ブジェクトデータ122とが含まれる。
【0033】テクスチャデータ121は、ビットマップ
データにより構成され、R,G,Bの各色3バイトから
なるパレットデータと、このカラーパレットの番号を示
す1バイトのインデックスデータとを有する。
【0034】オブジェクトデータ122は、X,Y,Z
の座標軸をもつ3D形状データにより構成され、3D形
状ポリゴンを示す色無しのデータとして表現される。
【0035】109は、ビデオRAM107に一時的に
記憶された画像データを映像信号として受け取って表示
画面に出力するLCDパネル用インターフェイス回路で
ある。
【0036】110は、LCDパネル用インターフェイ
ス回路109から出力された映像信号に基づいて、3D
画像や2D画像の図柄を表示させる表示画面としてのL
CDパネルである。本例では、このLCDパネル110
は、3つの図柄(左図柄、中図柄、右図柄)から構成さ
れているものとする。
【0037】図7は、表示画面に3つの図柄が形成され
る特別図柄表示装置100を備えたパチンコ遊技機1の
正面図を示す。
【0038】特別図柄表示装置100において、LCD
パネル110上には、左図柄110a、中図柄110
b、右図柄110cの3つの図柄が形成されている。こ
れら図柄は2次元画像や3次元画像により形成され、各
々別個に変動する。
【0039】200は、遊技球201が入賞する始動入
賞口である。この始動入賞口200は、普通電動役物
(電動チューリップ)となっている。
【0040】202は、大入賞口203を有する可変入
賞球装置(アタッカー)である。この大入賞口203に
は、継続入賞領域(Vゾーン)204が設けられてい
る。
【0041】205は、ミニデジタル形式の普通図柄表
示装置である。206は、普通図柄作動ゲート(スルー
チャッカー)である。
【0042】207は、ランプ表示装置である。208
は、アウト口である。
【0043】(システム動作)次に、本システムの動作
を、図1〜図4について説明する。
【0044】(全体的な処理)まず、本システムの全体
的な処理の流れを、図4に基づいて説明する。
【0045】図4は、可変画像表示ゲームの流れを簡略
化して示す。
【0046】パチンコ遊技機1において遊技が開始され
ると、主制御装置10は、遊戯球201が始動入賞口2
00に入賞したか否かをチェックする(ステップS
1)。
【0047】遊技球201が始動入賞口200に入賞す
るまでは、LCDパネル110に表示される3つの図柄
は変動せず、初期画面のままである。この初期画面に表
示される画像内容としては、ビデオRAM107等に予
め記憶されているゲーム停止状態用の画像データ等を用
いることができる。
【0048】そして、遊技球201が始動入賞口200
に入賞すると、主制御装置10は、その入賞信号を検出
し、予め設定された確率に基づいてゲーム内容を決定す
る(ステップS2)。
【0049】ここでいうゲーム内容とは、例えば、リン
グ状(0〜数百)のカウンタを高速回転させ、入賞信号
が検出された時のそのカウンタの数値(乱数)が、乱数
カウンタに予め設定されている当たり数値(乱数)と一
致したとき、大当たりとなるようなものである。
【0050】このようにして決定された大当たりや小当
たりを示す抽選結果のデータは可変画像表示用データ情
報として、主制御装置10から特別図柄変動装置100
に送信される(ステップS3)。
【0051】これにより、特別図柄変動装置100は、
その送信されてきた可変画像表示データ情報に基づい
て、本発明に係る3D図柄変動処理を実行する(ステッ
プS4)。
【0052】すなわち、遊技球201が始動入賞口20
0に入賞したことによって、3D図柄変動処理がスター
トし、LCDパネル110の複数の図柄が変動を始め、
可変画像表示用データ情報に基づいて大当たり等が最終
的に画面に表示されるという処理である。なお、この3
D図柄変動処理については後述する。
【0053】このようにして一連の通常処理が終了した
後、残余時間を利用して、乱数更新処理がなされ、乱数
カウンタ等の当たり値が決定される(ステップS5)。
【0054】その後、処理続行か否かをチェックし(ス
テップS6)、続行でなければ、再度ステップS1に戻
り、同様な処理を所定の周期(数msec)内で繰り返
して行う。
【0055】(3D図柄変動処理)次に、特別図柄変動
装置100における3D図柄変動処理を、図1〜図3に
基づいて説明する。なお、この3D図柄変動処理は、V
DP1の制御によって実行される。
【0056】本例では、3次元画像のうち共有化するデ
ータを判別し、その共有化された共有化データを用い
て、3次元画像の表示形態を切り替えるように処理する
ものである。
【0057】以下、具体的に説明する。
【0058】図1のフローチャートにおいて、ステップ
S10では、3次元画像(3D図柄、3Dキャラクタ、
3D背景等を含む)の表示用データにおいて、共有化す
る共有化データの判別を行う。
【0059】ここでは、3次元画像として3D図柄を用
いるものとする。この3D図柄とは、オブジェクトデー
タ122にテクスチャデータ121を貼り付けることに
よって構成されたデータのことをいう。なお、3次元画
像としては、3D図柄に限定されるものではなく、他の
画像として例えば、3Dキャラクタ、3D背景等を用い
ても同様な処理を行うことが可能である。
【0060】図2(a)は、立方体の形状からなるオブ
ジェクトデータ122の例を示す。図2(b)は、数字
「1」からなるテクスチャデータ121の例を示す。図
2(c)は、数字「2」からなるテクスチャデータ12
1の例を示す。
【0061】そして、まず、共有化データとして、図2
(a)に示す立方体のオブジェクトデータ122が判別
されたものとする。
【0062】ステップS11では、その判別された共有
化データとしてのオブジェクトデータ122に対して、
図柄を貼り替える処理を行う。
【0063】すなわち、図2(a)に示す立方体のオブ
ジェクトデータ122に対して、図2(b)に示す数字
「1」のテクスチャデータ121を貼り替える。
【0064】図3(a)は、図2(a)のオブジェクト
データ122の立方体の一面に対して、図2(b)のテ
クスチャデータ121を貼り替えたものである。
【0065】従って、この図3(a)に示す「1」のテ
クスチャデータ121が貼り替えられたオブジェクトデ
ータ122を表示用データとして、LCDパネル110
に表示する。
【0066】ステップS12では、図柄の変動処理を続
行するか否かを決定する。処理を続行する場合には、ス
テップS10に戻って、再度、3D画像のデータ共有化
の判別を行う。
【0067】ステップS10では、2回目は、共有化デ
ータとして、図3(a)に示す一面に「1」のテクスチ
ャデータ121が貼り付けられた立方体のオブジェクト
データ122が判別されたものとする。
【0068】ステップS11では、その判別された共有
化データとしてのオブジェクトデータ122に対して、
図柄を貼り替える処理を行う。
【0069】すなわち、図3(a)に示す「1」のテク
スチャデータ121が貼り付けられた立方体のオブジェ
クトデータ122に対して、図2(c)に示す数字
「2」のテクスチャデータ121を貼り替える。
【0070】図3(b)は、図3(a)に示すオブジェ
クトデータ122の一面に対して、「1」のテクスチャ
データ121の替わりに、図2(c)に示す「2」のテ
クスチャデータ121を貼り替えたものである。
【0071】従って、今度は、図3(b)に示す「2」
のテクスチャデータ121が貼り付けられたオブジェク
トデータ122を表示用データとして、LCDパネル1
10に表示する。
【0072】3回目以降も同様にして、「2」のテクス
チャデータ121が貼り付けられた共有化データとして
の立方体のオブジェクトデータ122に対して、図柄を
貼り替える処理を行う。なお、2回目以降も同じテクス
チャデータを貼り替えてもよい。
【0073】上述したように、3次元形状データを共有
化し、この共有化された3次元形状データに対して、異
なる又は同一のテクスチャデータを貼り替えて表示する
ことによって、表示用データの大幅な削減を図ることが
でき、これにより、表示用データを作成する作成量、作
成期間を大幅に軽減することができる。
【0074】また、これに伴う付随的な効果として、シ
ステムの負荷を軽減したり、ROM等の記憶容量を低減
することができ、さらには、テクスチャデータの変更に
よって遊技者の期待感を一段と高めることが可能とな
る。
【0075】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図8および図9に基づいて説明する。なお、前
述した第1の例と同一部分については、その説明を省略
し、同一符号を付す。
【0076】キャラクタROM108には、3D図柄、
キャラクタ、背景等の3次元画像が、オブジェクトデー
タ122とテクスチャデータ121とからなる3D画像
データ120として記憶されている。
【0077】(3D図柄変動処理)以下、特別図柄変動
装置100における3D図柄変動処理について説明す
る。なお、この3D図柄変動処理は、前述した第1の例
の図1のフローチャートと同様な制御によって実行され
るので、同じステップ番号を用いるものとする。
【0078】前述した図1のフローチャートを用いて、
ステップS10では、3次元画像(3D図柄、3Dキャ
ラクタ、3D背景等を含む)の表示用データにおいて、
共有化する共有化データの判別を行う。
【0079】本例では、3次元画像として、第1の例と
同様な、3D図柄を用いるものとする。
【0080】図8(a)は、立方体の形状からなるオブ
ジェクトデータ122の例を示す。図8(b)は、三角
錐の形状からなるオブジェクトデータ122の例を示
す。図8(c)は、文字「A」からなるテクスチャデー
タ121の例を示す。
【0081】そして、まず、共有化データとして、図8
(c)に示す「A」からなるテクスチャデータ121が
判別されたものとする。
【0082】ステップS11では、その判別された共有
化データとしてのテクスチャデータ121を用いて、図
柄を貼り替える処理を行う。
【0083】すなわち、図8(a)に示す立方体のオブ
ジェクトデータ122に対して、図8(c)に示す文字
「A」のテクスチャデータ121を貼り替える。
【0084】図9(a)は、図8(a)のオブジェクト
データ122の立方体の一面に対して、図8(c)のテ
クスチャデータ121を貼り替えたものである。
【0085】従って、この図9(a)に示す「A」のテ
クスチャデータ121が貼り替えられた立方体のオブジ
ェクトデータ122を表示用データとして、LCDパネ
ル110に表示する。
【0086】ステップS12では、図柄の変動処理を続
行するか否かを決定する。処理を続行する場合には、ス
テップS10に戻って、再度、3D画像のデータ共有化
の判別を行う。
【0087】ステップS10では、2回目は、共有化デ
ータとして、図9(a)に示す立方体のオブジェクトデ
ータ122の一面に貼り付けられた「A」のテクスチャ
データ121が判別されたものとする。
【0088】ステップS11では、その判別された共有
化データとしてのテクスチャデータ121を用いて、図
柄を貼り替える処理を行う。
【0089】すなわち、図8(b)に示す立方体のオブ
ジェクトデータ122に対して、図8(c)に示す文字
「A」のテクスチャデータ121を貼り替える。
【0090】図9(b)は、図8(b)のオブジェクト
データ122の三角錐の一面に対して、図8(c)のテ
クスチャデータ121を貼り替えたものである。
【0091】従って、この図9(b)に示す「A」のテ
クスチャデータ121が貼り替えられた三角錐のオブジ
ェクトデータ122を表示用データとして、LCDパネ
ル110に表示する。
【0092】3回目以降も同様にして、三角錐のオブジ
ェクトデータ122に貼り付けられた、図8(c)に示
す共有化データとしての「A」のテクスチャデータ12
1を用いて、図柄を貼り替える処理を行う。なお、2回
目以降も同じ形状データに対して貼り替えを行ってもよ
い。
【0093】上述したように、テクスチャデータを共有
化し、この共有化されたテクスチャデータを、異なる又
は同一の3次元形状データに対して貼り替えて表示する
ことによって、表示用データの大幅な削減を図ることが
でき、これにより、表示用データを作成する作成量、作
成期間を大幅に軽減することができる。
【0094】また、これに伴う付随的な効果として、シ
ステムの負荷を軽減したり、ROM等の記憶容量を低減
することができ、さらには、テクスチャデータの変更に
よって遊技者の期待感を一段と高めることが可能とな
る。
【0095】(その他の例)3D図柄変動処理の他の例
を、図10および図11に基づいて説明する。
【0096】共有化データとして、前述したオブジェク
トデータ122やテクスチャデータ121に限定される
ものではなく、他の構成としてもよい。
【0097】例えば、オブジェクトデータ122とし
て、図10(a)に示すような多面体又はリング状の3
次元形状データを用いてもよい。また、テクスチャデー
タ121として、多面体(又は、リング状)の3次元形
状データに対してマッピング可能な、図10(b)に示
すような数字「1」〜「10」からなるリールのテクス
チャデータを用いてもよい。
【0098】図11は、図10(b)に示すリールのテ
クスチャデータ121が、図10(a)に示す多面体の
オブジェクトデータ122の側面に貼り付けられたもの
である。この場合、リールの変動を表現することがで
き、さらに、リールのテクスチャデータ121に各種の
色を付すことによって、遊技者の当たり確率に対する期
待感を一段と高めることができる。
【0099】上記各例では、可変画像表示装置として、
パチンコ機における特別図柄表示装置を例に挙げて説明
したが、これに限定されるものではなく、他の遊技機の
表示装置にも応用できるものである。
【0100】なお、本発明は、記憶媒体(例えば、フロ
ッピディスク、ハードディスク等)に記憶された制御プ
ログラムを装置又はシステムに供給して、コンピュータ
によって当該制御プログラムを実行することによって
も、本発明の効果を享受できるものである。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも3次元図柄を含む3次元画像の中で共有化デ
ータを判別し、該共有化された共有化データを用いて3
次元画像の表示形態を切り替えるようにしたので、3次
元画像における表示用データの大幅な削減を図ることが
でき、これにより、表示用データを作成する作成量、作
成期間を大幅に軽減することができる。
【0102】また、本発明によれば、表示用データの削
減に伴って、システムの負荷の軽減を図り、ROM等の
記憶容量を低減することができる。
【0103】さらに、本発明によれば、多面体又はリン
グ状の3次元形状データに、リールのテクスチャデータ
を貼り替えるようにしたので、遊技者の期待感を一段と
高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である、3D図柄変
動処理を示すフローチャートである。
【図2】3次元形状データの共有化の処理を示す説明図
である。
【図3】同一の形状データに対して複数のテクスチャデ
ータをマッピングした表示形態を示す説明図である。
【図4】可変画像表示ゲーム処理を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の可変画像表示装置としての特別図柄表
示装置をパチンコ遊技機に適用した場合の電気的制御系
の概略構成を示すブロック図である。
【図6】特別図柄表示装置内の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】パチンコ機の遊技部の概略構成を示す正面図で
ある。
【図8】本発明の第2の実施の形態である、テクスチャ
データの共有化の処理を示す説明図である。
【図9】異なる3次元形状データに対して、同一のテク
スチャデータをマッピングした表示形態を示す説明図で
ある。
【図10】(a)は多面体の3次元形状データを示す斜
視図、(b)はリールのテクスチャデータを示す説明図
である。
【図11】リールのテクスチャデータが貼り付けられた
多面体の3次元形状データを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 10 主制御装置 20 電源回路 100 特別図柄表示装置 101 データ受信回路 102 電源回路 103 CPU 104 VDP 105 プログラムROM 106 RAM 107 ビデオRAM 108 キャラクタROM 109 LCDパネル用インターフェイス回路 110 LCDパネル 110a 左図柄 110b 中図柄 110c 右図柄 120 3D画像データ 121 テクスチャデータ 122 オブジェクトデータ 130 2D画像データ
フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼野 賢一 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 蛭川 直樹 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 末岡 丈明 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 毒島 肇 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 赤坂 道春 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に3次元画像を表示可能な遊技
    用の可変画像表示装置であって、 前記表示画面に表示される少なくとも3次元図柄、3次
    元キャラクタ、3次元背景のいずれかを含む3次元画像
    と、 前記3次元画像の中で共有化を行う共有化データを判別
    する判別手段と、 前記判別された共有化データを用いて、前記3次元画像
    の表示形態を切り替える表示切替手段とを具えたことを
    特徴とする可変画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記3次元図柄は、複数の3次元形状デ
    ータおよびテクスチャデータによって構成され、 前記3次元形状データを共有化し、該共有化された3次
    元形状データに対して異なる又は同一のテクスチャデー
    タを貼り替えることによって、前記3次元画像の表示形
    態を切り替えることを特徴とする請求項1記載の可変画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記3次元図柄は、複数の3次元形状デ
    ータおよびテクスチャデータによって構成され、 前記テクスチャデータを共有化し、該共有化されたテク
    スチャデータを異なる又は同一の3次元形状データに対
    して貼り替えることによって、前記3次元画像の表示形
    態を切り替えることを特徴とする請求項1記載の可変画
    像表示装置。
  4. 【請求項4】 多面体又はリング状の3次元形状データ
    に、リールのテクスチャデータを貼り替えることを特徴
    とする請求項2又は3記載の可変画像表示装置。
  5. 【請求項5】 表示画面に3次元画像を表示可能な遊技
    用の可変画像表示方法であって、 前記表示画面に表示される少なくとも3次元図柄を含む
    3次元画像の中で共有化を行う共有化データを判別する
    判別工程と、 前記判別された共有化データを用いて、前記3次元画像
    の表示形態を切り替える表示切替工程とを具えたことを
    特徴とする可変画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記3次元図柄は、複数の3次元形状デ
    ータおよびテクスチャデータによって構成され、 前記3次元形状データを共有化し、該共有化された3次
    元形状データに対して異なる又は同一のテクスチャデー
    タを貼り替えることによって、前記3次元画像の表示形
    態を切り替えることを特徴とする請求項5記載の可変画
    像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記3次元図柄は、複数の3次元形状デ
    ータおよびテクスチャデータによって構成され、 前記テクスチャデータを共有化し、該共有化されたテク
    スチャデータを異なる又は同一の3次元形状データに対
    して貼り替えることによって、前記3次元画像の表示形
    態を切り替えることを特徴とする請求項5記載の可変画
    像表示方法。
  8. 【請求項8】 多面体又はリング状の3次元形状データ
    に、リールのテクスチャデータを貼り替えることを特徴
    とする請求項6又は7記載の可変画像表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015226682A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021013844A (ja) * 2020-11-16 2021-02-12 株式会社三洋物産 遊技機

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