JP2001231323A - 根菜収穫機 - Google Patents

根菜収穫機

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JP2001231323A
JP2001231323A JP2000044160A JP2000044160A JP2001231323A JP 2001231323 A JP2001231323 A JP 2001231323A JP 2000044160 A JP2000044160 A JP 2000044160A JP 2000044160 A JP2000044160 A JP 2000044160A JP 2001231323 A JP2001231323 A JP 2001231323A
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carrot
pair
root vegetable
conveying
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JP2000044160A
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English (en)
Inventor
Takaaki Iwabe
岩部  孝章
Norihiro Yano
典弘 矢野
Hiromichi Kawaguchi
川口  弘道
Shingo Takagi
高木  真吾
Hajime Kitte
切手  肇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分草具がニンジンなどの根菜を傷つけること
なく収穫できる根菜収穫機を提供すること。 【解決手段】 根菜近傍の土壌を掘起す一対の掘起手段
4と該掘起手段4で掘起こした根菜の茎葉を挟持して引
抜き、後方へ搬送する挟持搬送手段を有する根菜収穫機
において、一対の掘起手段の先端に根菜の茎葉をかき分
けて引き起こすため分草具23をそれぞれ設け、一対の
分草具23の中の、根菜収穫機の進行方向に対して左側
の分草具23bを右側の分草具23aに比較して、より
根菜収穫機の中央よりに配置することで、前記左側前方
にある根菜の頭部を分草具が傷つけることが無くなる。
同様に、根菜収穫機の進行方向に対して左側の分草具2
3bを右側の分草具23aに比較して、その底面を高く
配置したことにより、前記左側前方にある根菜の頭部を
分草具が傷つけることが無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニンジンなどの根
菜収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】根菜としてニンジンを例にして従来の根
菜収穫機の一例を以下説明する。従来のニンジン収穫機
は、圃場においてニンジン収穫機の前進走行にともな
い、引起手段によりニンジンの茎葉を引起した後、掘起
手段によりニンジンの両側面の土壌を掘り起こし、互い
に逆回転する一対の無端ベルトからなる挟持搬送ベルト
でニンジンの茎葉を挟持した状態で引き抜いて掘り取
り、その後、前記挟持搬送ベルトで収穫機後方に搬送す
る過程で茎葉を切断し、さらに後方に搬送するための搬
送コンベアに移し、搬送コンベアからニンジンを収納コ
ンテナに収納する機械である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】根菜収穫機がニンジン
を圃場から掘起すに際して、まず、収穫機の前進走行に
ともないニンジンの茎葉を一対の引起手段の先端にそれ
ぞれ設けた分草具でかき分け、その後、引起手段により
ニンジンの茎葉を引起した後、挟持搬送ベルトでその茎
葉を挟持した状態で引き抜いて掘り取る。
【0004】前記一対の分草具でニンジンの茎葉をかき
分けるときに、分草具が隣の列の未収穫のニンジンの頭
部に当たると、ニンジンに傷がつき、ニンジンの商品価
値を大きく低下させることがあった。
【0005】そこで本発明の課題は分草具がニンジンな
どの根菜を傷つけることなく収穫できる根菜収穫機を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は根菜
近傍の土壌を掘起す一対の掘起手段と、該掘起手段で掘
起こした根菜の茎葉を挟持して引抜き、後方へ搬送する
挟持搬送手段を有する根菜収穫機において、一対の掘起
手段の先端に根菜の茎葉をかき分けて引き起こすため分
草具をそれぞれ設け、該一対の分草具の中の、根菜収穫
機の進行方向に対して左側の分草具を右側の分草具に比
較して、より根菜収穫機の中央よりに配置した根菜収穫
機である。
【0007】また根菜収穫機の進行方向に対して左側の
分草具を右側の分草具に比較して、その底面を高く配置
した根菜収穫機である。
【0008】
【発明の効果】通常、根菜収穫機は圃場の内の根菜の列
の右端の列から収穫を始める。そこで、本発明では、こ
のように、一対の分草具の中の、根菜収穫機の進行方向
に対して左側の分草具を右側の分草具に比較して、より
根菜収穫機の中央よりに配置することで、前記左側前方
にある未収穫の根菜の頭部を分草具が傷つけることが無
くなる。同様に、根菜収穫機の進行方向に対して左側の
分草具を右側の分草具に比較して、その底面を高く配置
したことにより、前記左側前方にある未収穫の根菜の頭
部を分草具が傷つけることが無くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面と共に
説明する。図1に本発明の実施の形態の根菜収穫機の側
面図を示し、図2に図1の根菜収穫機の上面図を示し、
図3は図1の根菜収穫機の背面一部切り欠き立面図を示
す。図1、図2に示す根菜収穫機により、根菜野菜
(イ)として、ニンジン(イ)を収穫する場合について
説明する。図1および図2に示す根菜収穫機1は、ニン
ジン(イ)を圃場から掘起し、この掘起したニンジン
(イ)を移送しながら葉部の反対側の下部の所定位置か
ら直根を切断し、ついで葉部を切断して、箱形の収納コ
ンテナ49に一次貯留する。
【0010】前記根菜収穫機1は、走行車両2の車体7
の左側に収穫用作業装置3を設け、この収穫用作業装置
3は前部の引起装置4、掘起装置5及び後部の根菜搬送
装置6等を備えている。
【0011】前記走行車両2は、車体7の下側の左右両
側にはクローラ8を張設し、該車体7上部の右前方側に
は走行操作及び収穫操作等を行う操作装置9及び作業者
が搭乗して各種操作を行う操縦席10等を設け、この操
縦席10の下部には、原動機(エンジン)11等を設け
ている。この原動機11から走行ケース11a内の伝動
機構11bを介して上記クローラ8を駆動する構成であ
る。なお、操縦席10の後部には、燃料タンク11fを
設けている。
【0012】前記車体7の上側で操縦席10の後部に
は、後述する葉切断装置12でニンジン(イ)の葉部の
所定位置が切断され、葉部切断済み、及び葉部の反対側
の下部の所定位置を切断済みニンジン(イ)の供給を受
けて、車体7の横方向へ向けて移送する搬送コンベア1
3を設け、搬送コンベア13は移送終端部へ向けて上り
傾斜させて設けている。この搬送コンベア13の移送終
端部の下側で、該車体7の上側には、この搬送コンベア
13から葉部切断済みニンジン(イ)の供給を受けて、
収納して一次貯留する収納コンテナ49を載置した構成
である。
【0013】前記車体7の後部の左側には、上方へ突出
するコ字形状の支持板16を設け、この支持板16の上
部には、伝動機構17aを内装した伝動ケース17を回
動自在に設けている。この伝動ケース17には、前方下
部へ突出する支持板18を設け、この支持板18の前端
部には、左右両側に前方下部へ突出する受板19aを固
着した取付板19bを装着して設けると共に、この受板
19a、19aの前端部には、前方下部へ突出する補助
受板19cを固着している。
【0014】前記左右両側の引起装置4は上部を伝動ケ
ース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装する
上受杆20aで支持すると共に、回転駆動させる構成で
あり、下部を補助受板19cから前方へ突出する下受杆
20bで支持させている。
【0015】前記引起装置4は根菜搬送装置6の前部の
左右両側に設け、該引起装置4は、左右一対の引起ケー
ス21に内装して回転自在な引起チェン22aを設け、
この引起チェン22aには所定間隔で引起ラグ22bを
設け、この引起ラグ22bは引起ケース21の前方下端
部から前方上端部の間では一対の引起ケース21の間か
ら突出して、ニンジン(イ)の葉部を引起す作用部と
し、又、後方部は引起さない不作用部としている。
【0016】前記一対の引起ケース21の下部外側面に
は、ニンジン(イ)の葉部を分離する分草具23、23
を前方へ突出させて設けており、図1で示すように畝の
凸凹を検出する凸凹センサ24をニンジン(イ)を掘起
す条とこの条に隣接する隣接条との間に設けている。こ
の凸凹センサ24は、該引起ケース21の外側面に回動
自在に設けた支持板25aに接地プレート25bを接着
すると共に、該支持板25aの上端部とポテンショメー
タ25cとを連結する連結ロッド25dから構成されて
いる。
【0017】前記接地プレート25bが圃場の凸凹を検
出して上下回動し、この回動が該ポテンショメータ25
cで検出され、この検出によって左右両側の引起装置
4、後述する掘起装置5及び根菜搬送装置6等を上下シ
リンダ26aの作動により、伝動ケース17の上下回動
中心26位置を中心として、上下回動制御する構成であ
る。接地プレート25bの後端部は根菜搬送装置6の後
述する引抜搬送装置28の下部前端位置より、前部に位
置させて検出性能の向上を図る構成としている。
【0018】前記掘起装置5は左右両側の一対の補助受
板19cに取り付けて、手動または自動によって掘起装
置5全体を一斉に上下回動調節可能に自在に設けてい
る。この掘起装置5は補助受板19cに一対の支持杆2
7aの後端部を取り付けて、該支持杆27aを前方下部
へ突出させている。支持杆27aの前端部にそれぞれ土
切り刃27bを装着し、この左右一対の土切り刃27b
でニンジン(イ)の左右両側の土壌を掘起すことができ
る。
【0019】前記車体7の支持板16の前部には前支持
板16aを設け、この前支持板16aには前方へ突出さ
せた支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端部に
は、L字形状の回動板16cを回動自在に装着し、回動
板16cの一方側の下端部と、上下シリンダ26aの前
端部とを連接させ、他方側の前端部には、支持杆16d
の一方側の端部を装着し、この支持杆16dの他方側の
端部と受板19aの前端の近傍部とを連接させている。
【0020】前記上下シリンダ26aの作動により、伝
動ケース17の上下回動中心26を回動中心として回動
板16c、支持杆16d、受板19a、補助受板19c
及び後述する連結板29等を介して、引起装置4、掘起
装置5及び根菜搬送装置6等を自動で一斉に上下回動制
御する。
【0021】前記引起装置4の後部の左右両側には、根
菜搬送装置6の引抜搬送装置28を設けている。この引
抜搬送装置28の上端部の移送終端部は伝動ケース32
に内装した伝動機構32aで支持される。伝動ケース3
2は伝動機構31aを内装した支持杆31の上側に設け
られている。支持杆31内の伝動機構31aは伝動ケー
ス17の後側に、連結板29を介して設けた伝動ケース
30内の伝動機構30aに接続している。
【0022】前記引抜搬送装置28の前方から後方に向
けて上昇傾斜していて、その上・下端部に回転自在に軸
支して設けた上・下プーリ28b、28cに挟持搬送ベ
ルト28a、28aを掛け渡している。掘起装置5で掘
起したニンジン(イ)の葉部は、この引抜搬送装置28
の挟持搬送ベルト28a、28a間に挟持され、後方上
部へ向けて移送される。
【0023】ニンジン下部切断装置47は掘起装置5後
方上部で、引抜搬送装置28中間部の下側に設けてい
る。このニンジン下部切断装置47は左右方向に所定間
隔で、上下方向2箇所に山形状を形成した案内杆48a
を複数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回
転外周部に複数個の切断刃48bを装着した回転具48
cを回転自在に軸支している。
【0024】前記ニンジン下部切断装置47の案内杆4
8aの下側の山形状部で全長の短い形状のニンジン
(イ)は、挟持搬送ベルト28a、28aで挟持されて
上部へ向けて移送中に葉部の反対側の下部所定位置が切
断刃48bによって切断される。ニンジン(イ)の全長
によって所定位置を切断するように構成されている。
【0025】前記根菜搬送装置6の首揃移送装置39、
タッピング移送装置34、葉部移送装置35及び葉切断
装置12はニンジン(イ)の収穫作業状態時には圃場面
に略平行状態に設けている(図1)。
【0026】前記首揃移送装置39は、引抜搬送装置2
8の後側で移送終端部から所定距離下方に位置させて、
平面視左右両側に一対設けている。この首揃移送装置3
9の移送終端部は伝動ケース30に上方へ向けて突出さ
せて設けた伝動機構37aを内装した下支持ケース37
上側に設けた上伝動ケース38に内装した伝動機構38
aで支持すると共に回転駆動する。
【0027】前記首揃移送装置39は、支持プレートの
前・後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ39a、
39bを設けると共に、これら前・後プーリ39a、3
9b間には、複数個のV字形状の支持板とテンションロ
ーラを設け、これら前・後プーリ39a、39b及び各
テンションローラに首揃移送ベルト39cを掛け渡して
いる。平面視左右両側に設けたこれら首揃移送ベルト3
9c、39c間には所定の隙間を設け、これら首揃移送
ベルト39c、39c間にニンジン(イ)の葉部を挟持
するが、この挟持力は引抜搬送装置28の挟持搬送ベル
ト28a、28aの挟持力より弱くしている。
【0028】前記首揃移送装置39は、引抜搬送装置2
8の挟持搬送ベルト28a、28aにニンジン(イ)の
葉部を挟持して上部へ移送する途中で、この首揃移送装
置39の首揃移送ベルト39c、39cにもニンジン
(イ)の葉部下部を挟持させる構成であり、ニンジン
(イ)の葉部を両者で挟持しながら、挟持搬送ベルト2
8a、28aにより更に上部へ移送されることにより、
ニンジン(イ)の胴部側の上端部(肩部)が首揃移送ベ
ルト39c、39cの下端部位置まで引き上げられて、
ニンジン(イ)の首揃えが行われる。
【0029】前記タッピング移送装置34の移送終端部
は、上伝動ケース38に上下に突出させて設けた上支持
ケース41に内装した伝動機構41aの下部側で支持す
ると共に回転駆動する構成である。このタッピング移送
装置34は、首揃移送装置39の上側に側面視所定間隔
を設けて平行状態に設けると共に、移送始端部は該首揃
移送装置39の前後方向略中央部に位置させ、前・後端
部に回転自在に軸支して設けた前・後プーリ42a、4
2bにタッピング移送ベルト42cを掛け渡した構成で
あり、平面視左右両側の該タッピング移送ベルト42
c、42cの間に、ニンジン(イ)の葉部を挟持するこ
とができる。
【0030】ニンジン(イ)の葉部は引継のはじめに
は、挟持搬送ベルト28a、28a、首揃移送ベルト3
9c、39cおよびタッピング移送ベルト42c、42
cの三者で挟持し、所定位置から後方では首揃移送ベル
ト39c、39cとタッピング移送ベルト42c、42
cとの両者で挟持して移送する。
【0031】前記葉部移送装置35の移送終端部は、上
支持ケース41に内装した伝動機構41aの上部側で支
持すると共に回転駆動する構成である。この葉部移送装
置35はタッピング移送装置34の上側に側面視所定間
隔を設けて平行状態に設けると共に移送始端部は該タッ
ピング移送装置34の移送始端部より、所定距離後方に
位置させ、前・後端部に回転自在に軸支して設けた前・
後プーリ43a、43bに葉部移送ベルト43cを掛け
渡し、平面視左右両側の該葉部移送ベルト43c、43
cの間にニンジン(イ)の葉部を挟持する。
【0032】引継のはじめは、ニンジン(イ)の葉部を
首揃移送ベルト39c、39c、タッピング移送ベルト
42c、42cおよび葉部移送ベルト43c、43cの
三者で挟持し、首揃移送ベルト39c、39cの後端部
から後方では、タッピング移送ベルト42c、42cと
葉部移送ベルト43c、43cとの両者で挟持し、かつ
後述する葉切断装置12の後部からは、この葉切断装置
12で切断された切断葉のみを移送し、これらタッピン
グ移送装置34、及び葉部移送装置35の両者の移送終
端部から切断葉を圃場へ排出する。
【0033】前記葉切断装置12は、上伝動ケース38
から垂直下方へ突出させて設けた回転軸46の軸端部に
水平面内で回転する切断刃46aを装着した構成であ
り、この葉切断装置12は、上下回動中心26位置であ
る伝動ケース17に近接させると共に、首揃移送装置3
9の移送終端部にも近接させている。この切断刃46a
はタッピング移送装置34の下側で、該首揃移送装置3
9の所定位置下位に配置している。
【0034】この切断刃46aにより、前記タッピング
移送装置34と葉部移送装置35との両者により、ニン
ジン(イ)の葉部を挟持して移送する首揃したニンジン
(イ)の葉部の所定位置を切断する。ニンジン(イ)の
根部は葉切断装置12で葉部が切断されると、前記搬送
コンベア13の始端部に落下する。
【0035】前記車体7の後部に後方キャリア50を設
け、操縦席10の側方後部に側方キャリア52を設け、
さらに側方キャリア52の後方に側方補助キャリア54
を設け、これらの後方キャリア50、側方キャリア52
および側方補助キャリア54の上側には収穫したニンジ
ンを一時貯留する複数の収納コンテナ49を載置できる
ようにしている。
【0036】搬送コンベア13の終端部の下方かつ側方
キャリア52の上部に、シュータ15およびダンプ53
を設け、搬送コンベア13で搬送されたニンジン(イ)
は、シュータ15を経て滑落させ、ダンパーを具備する
ダンプ53に積載した収納コンテナ49に収納する構成
である。
【0037】根菜収穫機1の背面一部切り欠き立面図で
ある図3に示すように、搬送コンベア13のサイドフレ
ーム13a、13aに掛け渡して空コンテナ置き用ステ
ー55aおよび55bを立設する。サイドフレーム13
a、13aと空コンテナ置き用ステー55aおよび55
bとはボルトナット(図示せず)により剛に結合する。
空コンテナ置き用ステー55aおよび55bの上部にキ
ャリア部材55c、55cを掛け渡して搬送コンベア1
3と平行に設け、図示しない締結部材によりステー55
a、55bに結合する。
【0038】キャリア部材55cは、軽量型鋼材あるい
はパイプ材で構成し、キャリア部材55cの端部および
側部にはストッパー55d、55d、・・・を形成し、
キャリア部材55cの上に空の収納コンテナ49を積載
する。ストッパー55d、55d、・・・は空の収納コ
ンテナ49の側面に当接して、収納コンテナ49が落下
するのを防止する。
【0039】図15(図15(a)は側面図、図15
(b)は平面図)には従来の倒伏した葉を掻き上げる目
的で設置された引起装置4の引起ケース21(図1参
照)を支持する下受扞20bとその先に設けられた分草
具23を示す。ここで、土切り刃支持扞27aと土切り
刃27bはソイラ部に設けられるものであり、引抜搬送
装置掘28の先端部に設けた取付板19cに取り付けて
固定しており、ニンジンを引き抜きやすくするために、
引き抜く前に圃場内の土切りを行うために使用する。
【0040】図15に示す下受扞20bは圃場の隣りの
条のニンジンの葉を押し倒さないような湾曲形状にして
いるが、根菜収穫機の進行方向に対して左側の分草具2
3bの底面が収穫しているニンジンの列の左側の列の作
物の頭部に干渉し、その作物に傷を付ける場合があっ
た。
【0041】そこで、本発明の実施の形態では図4(図
4(a)は側面図、図4(b)は平面図)に示すように
根菜収穫機の進行方向に対して左側の分草具23bを地
面より上方に位置させていること及び左側の分草具23
bを右側の分草具23aより右側に配置することで分草
具底面が、収穫しているニンジンの列の左側の列の作物
の頭部に干渉し、作物の頭部に傷を付けることがなくな
った。
【0042】なお、左側の分草具23bを右側の分草具
23aより右側に配置することは図4(b)に示すよう
に、一対の挟持搬送ベルト28a、28aの間の中央線
Cと左右の分草具23a、23bとの距離S、S
間にS>Sとなる関係が成立するようにする。
【0043】図5には本発明の実施の形態の根菜収穫機
の引抜搬送装置28の平面図を示す。また、図6には引
抜搬送装置28の部分側面図を示す。図7には引抜搬送
装置28の下部に設ける一対の位置揃えバー28e、2
8fの間隔調整用部材の図を示す。
【0044】引抜搬送装置28の駆動側の上プーリ28
bと下プーリ28cとの間に無端帯状ベルトからなる挟
持搬送ベルト28aを掛け、挟持搬送ベルト28aは左
右一対に配置して、一対のベルト28aの間にニンジン
の茎葉を挟持する構成であり、一対のベルト28aの間
隔を保持し、かつ茎葉挟持力を付与するために多数のテ
ンションローラ28d、28d・・・を配置している。
【0045】本発明の実施の形態の引抜搬送装置28に
は首揃移送ベルト39c(図1)にスムーズに引き継ぎ
させるため、ニンジンを挟持搬送中に下方向に扱いてニ
ンジンの首根部分と挟持搬送ベルト28aとの距離を一
定値以上にすることを目的とする一対の位置揃えバー2
8e、28fを、前、後2つ設けている。
【0046】位置揃えバー28e、28fは図6に示す
ようにニンジンの搬送方向後方に進むに従って下方向の
扱き量(上下方向の扱き長さ)が多くなるようなバー形
状にする。また、図6に示すように搬送方向前方の位置
揃えバー28eの扱き量Lより後側の位置揃えバー2
8fの扱き量Lを大きくしているので、ニンジンを扱
く角度が緩やかになりスムーズにニンジンを搬送しなが
ら抜くことができる。
【0047】また、一対の位置揃えバー28eと一対の
位置揃えバー28fのそれぞれのバーの左右の間隔を変
えることができるようにすることで、その土地、時期に
あったニンジンの茎葉の太さに合わせて、前記間隔をバ
ー支持部材28h、28hの長穴28i(図7)の締結
位置を調整することで容易に変更調整できる。
【0048】こうして、茎葉の太いニンジンが搬送され
てきた場合に詰まりが生じることがなく、また茎葉の細
いニンジンが扱かれずに搬送されるということも防ぐこ
とができる。
【0049】一対の受板(掘取フレーム)19a(図
2)の左右の間隔が充分ないと挟持搬送フレーム28a
(図5)がずれるため、左右の位置揃えバー28e、2
8fの間隔L(図7)を調整できなくなる。
【0050】また、ニンジンの首根部分の位置揃え用の
前方の一対の位置揃えバー28eの先端部側(本体進行
方向の前側)を挟持搬送ベルト28aと接する程度まで
挟持搬送ベルト28aに近づけるように配置することで
(図6の距離Lをできるだけ小さくする)、深掘りさ
れたニンジンが位置揃えバー28eの先端部に詰まるこ
とがなくなり、またニンジンが損傷することを防ぐこと
ができる。
【0051】また、挟持搬送ベルト28aの各部の挟持
力を微調整するために、図8に示すように、1つのプレ
ート28jにつき1個のテンションローラ28dだけを
取り付け、各プレート28jに設けた長穴28rの締め
付け位置を調整し、ボルト穴28sと共にフレーム28
mに設けた支持枠28tにテンションローラ28d付き
のプレート28jを固定する構成にする。
【0052】上記構成により挟持搬送ベルト28aの各
部の挟持力を微調整することができる。ニンジンの収穫
する時期、場所によってその茎葉の大きさが異なるた
め、このように挟持搬送ベルト28aの各部の挟持力を
微調整ができると、ニンジンの収穫作業が能率的に行え
る。
【0053】また、引抜搬送装置28を図5に示すよう
に引抜部(先端部)、搬送部及び後端部に分けるとし
て、それぞれの部位での挟持搬送ベルト28aのニンジ
ンの茎葉部を挟持する挟持力が前記引抜部、搬送部及び
後端部の順に強、中、弱となるような構成にすることが
望ましい。これは、挟持搬送ベルト28aの挟持力が適
切でないと、ニンジンの茎葉の抜き残しがあったり搬送
途中でニンジンが落下したり、後端部ではニンジンの葉
を引きちぎったりすることがあるためである。
【0054】ニンジンを引き抜く引抜搬送装置28の先
端部は挟持力を強くし、搬送部では搬送するだけの挟持
力があり、ニンジンを首揃えベルト39cに引き継いで
からは挟持力が無くなる構成にするとニンジンの搬送が
スムーズに行える。この挟持搬送ベルト28aの各部の
挟持力の調整は図8で説明したようにプレート28jに
設けられたテンションローラ28dによる一対の挟持搬
送ベルト28aの挟持力を調整することで容易に行うこ
とができる。
【0055】また、前記引抜部(先端部)と搬送部の挟
持搬送ベルト28aの挟持作用する側の全てのテンショ
ンローラ28dを、各々のテンションローラ28dの挟
持力を独立して調節できる構造にすることにより、各々
のテンションローラ28dの微調整位置が多少ずれてい
ても、挟持搬送ベルト28aの挟持力を全体として一定
に保つことができ、各々のテンションローラ28dの調
整が易しくなる。
【0056】さらに、引抜搬送装置28の引抜部(先端
部)での挟持力が強くないと、ニンジンの茎葉を引き抜
くことができない。前記引抜部の先端側で特に強い挟持
力を生み出たせるために、引抜部(先端部)の作用側の
一対の挟持搬送ベルト28aの間隔を搬送方向後方にい
くほど大きくなるようにしている。
【0057】また、引抜搬送装置28の後端部では、あ
まり強く茎葉を挟むと、その後端部から首揃え(タッピ
ング)ベルト39cに引き継ぐときに、茎葉が引きちぎ
られるので、引抜搬送装置28の後端部での挟持力はそ
れほど大きくしないほうがよい。しかしここでの挟持力
を緩め過ぎると、細い茎葉が搬送途中でずり落ちるおそ
れがある。
【0058】本実施の形態の引抜搬送装置28の後端部
の挟持搬送ベルト28aの挟持力を自動調整できるよう
に、自動テンションプーリ28kなどを設けた(図
5)。
【0059】このプーリ28kはフレーム28mに回転
自在に支持された「く」の字状のアーム28nの先端に
設けられているが、アーム28nの他端はバネ材28o
とロッド28pとロッド支持アーム28qとでフレーム
28mに支持されている。そしてアーム28nの一端が
バネ材28oとロッド28pとロッド支持アーム28q
により挟持搬送ベルト28a方向に付勢されている。
【0060】このバネ材28oの付勢力はロッド28p
のロッド支持アーム28qへの螺子込み位置を予め調整
しておくことで行い、プーリ28kの挟持搬送ベルト2
8aに対する押圧力に応じて自動的に一対の挟持搬送ベ
ルト28aの挟持力が調整できる。
【0061】本発明の実施の形態では引抜搬送装置28
の搬送部のほぼ中間部下方には位置揃えバー28eが設
けられているが、この位置揃えバー28eのすぐ上方に
位置する挟持搬送ベルト28aの挟持力を調整するため
に、一方のプーリは図8で説明したプレート28jに設
けられたテンションローラ28dからなる挟持プーリと
し、これをフレーム28mに固定し、相対する他方のプ
ーリは前記後端部の挟持搬送ベルト28aの挟持力を自
動調整用プーリと同じ、自動テンションプーリ28k、
アーム28n、バネ材28o、ロッド28p、ロッド支
持アーム28qなどからなる自動テンション機構とす
る。
【0062】従来の引抜搬送装置28の搬送部のほぼ中
間部にある挟持プーリは、プレート28jに設けられた
テンションローラ28dからなる挟持プーリが一つある
だけで、この挟持プーリにより一方の挟持搬送ベルト2
8aを押圧するだけだった。そのため、茎葉部の大きな
ニンジンが一対のベルト28a、28aの間を通過する
時には、この部位のベルト挟持力が弱いため、後方に搬
送されないで、この部分でニンジンが引っかかる。次々
と一対の位置揃えバー28e、28eの間でニンジンが
溜まるとベルト28a、28aが、挟持プーリから脱落
し、ベルト28a、28aがはずれるおそれがあった。
【0063】しかし、上記図5に示す本発明の実施の形
態の構成により、一対の位置揃えバー28e、28eで
の挟持ベルト搬送性能が向上し、一対のベルト28a、
28aの挟持力は、どんな形状の太さの茎葉部が通過す
るときでも安定にそれを挟持することができるので、搬
送トラブルが発生せず、一対のベルト28a、28aが
はずれることもなく、自動テンションプーリ28kによ
り、茎葉の太さが一定でなくても、ニンジンが下にずり
落ちることもなく、茎葉が引きちぎられることもなくな
った。
【0064】また、従来は、根菜類収穫機の中間部に位
置する一対の位置揃えバー28f、28fのすき間は、
図7で説明したような左右のすき間調節機構で調整する
ことができたが、ニンジンの品種、収穫時期の違いで頻
繁に前記すき間調節をする必要があり、わずらわしさが
あった。また、ニンジンの大きさ、その茎葉部の大きさ
によって調整しない場合は、バー28f、28fのすき
間に茎葉部の太いニンジンが引っかかり、搬送トラブル
が発生していた。そこで、一対の位置揃えバー28f、
28fの一方の位置揃えバー28fを複数のスプリング
28u(図5)で弾性的に一方の位置揃えバー28fを
押圧しておく構成を採用しても良い。
【0065】この構成により、茎葉部の大きさ等によっ
てひんぱんに調節することがなく、ニンジンの首揃え装
置39で、特に、大型ニンジンの詰まりがなく、連続し
た首揃え作業を実現できる。
【0066】本実施の形態では、図9に示すように、首
揃え移送装置39において、一対の首揃え移送ベルト3
9c、39cの間に所定のすき間を設けて、水平に配置
する。左右の首揃え移送ベルト39c、39cは一対の
前方に位置する前(始端部)プーリ39a、39a、後
方に位置する一対の後(終端部)プーリ39b、39b
がそれぞれ駆動プーリ39e、39eを介して架けら
れ、始端部プーリ39aと終端部プーリ39bの間に、
プーリを配置しないことを特徴とする。
【0067】従来は始端部プーリ39aと駆動プーリ3
9eの間に複数のプーリを固定して配していたため、比
較的大きな(茎葉部径巾25mm以上)の茎葉部を有す
るニンジンの肩部をきちんと首揃えベルト39cにより
揃えることができず、高切りする結果となり、切断性能
の低下をまねいていた。
【0068】しかし本実施の形態のプーリ配置にするこ
とで、一対のベルト39c、39cのすき間が、ベルト
39c、39cの弾性変形によって拡がりやすくなるの
で、比較的大きなニンジンの肩部も所定の位置にきちん
と揃う。そのため、所定の位置で、ニンジンを切断でき
るので、切断性能が向上する。また、上記首揃え移送装
置39の構成により補助者が2度切りする必要がなくな
り、補助者の労の軽減にもつながる。
【0069】また、図10に示すように、ニンジン収穫
機の首揃え装置39において、左右相対してある一定の
すき間を設けて、首揃えベルト39c、39cを設け、
ニンジンの搬送経路とは逆の方向に回動する回動支点を
有し、自在回動する「く」字状アーム39gの先端に、
テンションプーリ39f、39fを設けてそれぞれの首
揃えベルト39c、39cに張力を自動調節しながらニ
ンジンの首揃えをすることができる。「く」字状アーム
39gの他端はバネ39hとバネ支持ロッド39iを介
して首揃えプレート39jに支持されている。この時テ
ンションプーリ39bは設けても、設けなくても良い。
【0070】従来は、前記首揃えベルト39c、39c
の張力自動調節装置がなかったので、各プーリ39a、
39bに泥が付着すると、ベルト39c、39cの張力
が必要以上に大きくなり、始端部プーリ39aが前方へ
倒れ、始端部プーリ39aの異常磨耗が発生したり、ベ
ルト39cがはずれ落下する不具合が発生していた。
【0071】上記実施の形態により、プーリ39a、3
9bへの泥付着や各種の要因で、ベルト39cの張力が
大きくなってもテンションプーリの自動調節化で始端部
プーリ39aの倒れやベルト39cのはずれを防止で
き、長時間にわたって首揃え性能が安定する。
【0072】ニンジン下部切断装置47の変形例を図1
1の側面図と、図11のA−A線矢視図である図12に
示す。回転する切断刃48bの下方部に人身的な事故を
防止する脱着自在の一対の安全カバー70を備え、この
一対の安全カバー70間に泥や小さなゴミが排出される
すき間を設ける。
【0073】この構成により、作業者はニンジンの下部
(直根)の切断を安全に作業できる。また、安全カバー
支持部材69に取り付けられた安全カバー70内(底
部)に泥、ゴミが堆積しないので切断された葉の摩耗が
防げ、長期間、安定した切断性能を維持できる。安全カ
バー70は掃除口カバーとしても用いられる。
【0074】また、一対の根部案内具48aは一対の受
板19aの内側に切断刃48bを挟むように設けられい
る。根部案内具48aは側面視で上向きに凸の半円環状
であり平面視では切断刄48bの軸84を中心軸とする
円錐面をなし、一対の根部案内扞48aの円錐面を向か
い合わせて谷間状案内面を形成し、移送されてきたニン
ジンの茎部の左右方向が一対の根部案内具48aの谷間
状案内面により規制されて位置決めされる構成である。
【0075】なお、ニンジン下部切断装置47は切断刃
48bの回転軸71は図示しないエンジンの動力を伝動
軸72に軸着した駆動プーリ73から駆動ベルト74
(図1の伝動機構17bの変形例として扱う)を経て被
動プーリ75に伝動され、被動プーリ75に軸着する回
転軸76を回転させる。回転軸76は引起装置4、掘起
装置5及び根菜搬送装置6などを駆動させる他、切断刃
48bを駆動させる。回転軸76に軸着した伝動プーリ
77に掛けたベルト78は軸受79により回転自在に支
承される軸80に軸着したプーリ81を駆動し、該軸8
0には歯車82が軸着し、該歯車82は切断刃48bの
軸84に軸着する歯車83にかみ合っているので切断刃
48bは回転する。
【0076】前記構成で一対の安全カバー70の底部よ
り手が入らないので、安全に作業ができる、また安全カ
バー70を脱着自在にすることで、安全カバー70内部
に泥、ゴミ、残葉などが溜まっても安全カバー70を外
して容易にそれらを取り出すことができる。そのため、
切断刃駆動用の電気モーターが泥、ゴミ等の負荷を受け
て、ヒューズがとぶ等のトラブルが発生するおそれはな
い。さらに安全カバー70を脱着自在にすることで、定
期的にかつ容易に内部の掃除ができるため、切断刃48
bの寿命も長く、安定して連続作業が可能となる。
【0077】また、収穫したニンジンをコンテナに送り
出す目的で設置された搬送コンベア13の上の葉または
根を切断したニンジンが落下する所(図11参照)に鉄
板に取り付けた原価が高いインシュレータ(緩衝材)を
クッションの代わりに使用していたために、はがれ発生
したり、泥が大量に付着していた。
【0078】しかし、このインシュレータに代えて図1
3のコンテナ部分の斜視図に示すように1枚のシート1
3bを設け、しかもコンベア13とシート13bの間に
はクッションの役目をするように空間部Aを設け、シー
ト13bは泥付着材を施しておくと、シート13bはは
がれないだけでなく、泥が付着しない利点がある。
【0079】なお、図14は、引起装置4へのエンジン
67からの動力伝達の機構を示す図である。エンジン6
7からの動力は引起・掘起装置の駆動軸65に伝達さ
れ、駆動軸65から伝動機構17a、17b(図11で
はベルト74)、動力軸20cを経由して引起し装置4
の各チェーンを駆動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の根菜収穫機の側面図を
示す。
【図2】 図1の根菜収穫機の上面図を示す。
【図3】 図1の根菜収穫機の背面一部切り欠き立面図
である。
【図4】 図1の根菜収穫機の引起装置先端部の分草具
の側面図(図4(a))と平面図(図4(b))であ
る。
【図5】 図1の根菜収穫機の引抜搬送装置の挟持搬送
ベルトの平面図である。
【図6】 図5の挟持搬送ベルトの要部側面図である。
【図7】 図5の挟持搬送ベルトの位置揃えバーの一部
斜視図である。
【図8】 図5の挟持搬送ベルトのテンションローラの
位置調整部材の取付図である。
【図9】 図5の首揃移送装置の平面図である。
【図10】 図9の首揃移送装置の変形例の平面図。
【図11】 図1の根菜収穫機のニンジン下部切断装置
の変形例の側面図である。
【図12】 図11のA−A線矢視図である。
【図13】 図1のコンテナ部分の斜視図である。
【図14】 図1の根菜収穫機のエンジンからの動力伝
達の機構を示す図である。
【図15】 従来の根菜収穫機の引起装置先端部の分草
具の側面図(図15(a))と平面図(図15(b))
である。
【符号の説明】
1 根菜収穫機 2 走行車両 3 収穫用作業装置 4 引起装置 5 掘起装置 6 根菜搬送装
置 7 車体 8 クローラ 9 操作装置 10 操縦席 11 原動機(エンジン) 11a 走行ケ
ース 11b 伝動機構 11f 燃料タ
ンク 12 葉切断装置 13 搬送コン
ベア 13a サイドフレーム 13b シート 15 シュータ 16 支持板 16a 前支持板 16b 支持杆 16c L字形状の回動板 16d 支持杆 17 伝動ケース 17a、17
b、47a 伝動機構 18 支持板 19a 受板 19b 取付板 19c 補助受
板 20a 上受杆 20b 下受杆 20c 伝動機構 21、22 引
起ケース 22a 引起チェン 22b 引起ラ
グ 23 分草具 24 凸凹セン
サ 25a 支持板 25b 接地プ
レート 25c ポテンショメータ 25d 連結ロ
ッド 26 上下回動中心 26a 上下シ
リンダ 27a 支持杆 27b 土切り
刃 28 引抜搬送装置 28a 挟持搬
送ベルト 28b、28c 上・下プーリ 28d テンシ
ョンローラ 28e、28f 位置揃えバー 28h バー支
持部材 28i 長穴 28j プレー
ト 28k 自動テンションプーリ 28m フレー
ム 28n 「く」の字状のアーム 28o バネ材 28p ロッド 28q ロッド
支持アーム 28r 長穴 28s ボルト
穴 28t 支持枠 28u スプリ
ング 29 連結板 30 伝動ケー
ス 30a 伝動機構 31 支持杆 31a 伝動機構 32 伝動ケー
ス 32a 伝動機構 34 タッピン
グ移送装置 35 葉部移送装置 37 下支持ケ
ース 37a 伝動機構 38 上伝動ケ
ース 38a 伝動機構 39 首揃移送
装置 39a、39b 前・後プーリ 39c 首揃移
送ベルト 39e 駆動プーリ 39f テンシ
ョンプーリ 39g 「く」字状アーム 39h バネ 39i バネ支持ロッド 39j プレー
ト 41 上支持ケース 41a 伝動機
構 42a、42b 前・後プーリ 42c タッピ
ング移送ベルト 43a、43b 前・後プーリ 43c 葉部移
送ベルト 46 回転軸 46a 切断刃 47 ニンジン下部切断装置 48a 案内杆 48b 切断刃 48c 回転具 49 収納コンテナ 50 後方キャ
リア 52 側方キャリア 53 ダンプ 54 側方補助キャリア 55a 空コンテナ置きステー(前) 55b 空コンテナ置きステー(後) 55c キャリ
ア部材 55d ストッパー 65 引起・掘
起装置の駆動軸 67エンジン 69 安全カバ
ー支持部材 70 安全カバー 71 切断刃回
転軸 72 伝動軸 73 駆動プー
リ 74 駆動ベルト 75 被動プー
リ 76 回転軸 77 伝動プー
リ 78 ベルト 79 軸受 80、84 軸 81 プーリ 82、83 歯車
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月28日(2000.2.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 弘道 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 高木 真吾 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 切手 肇 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B072 AA10 BA04 DA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 根菜近傍の土壌を掘起す一対の掘起手段
    と、該掘起手段で掘起こした根菜の茎葉を挟持して引抜
    き、後方へ搬送する挟持搬送手段を有する根菜収穫機に
    おいて、 一対の掘起手段の先端に根菜の茎葉をかき分けて引き起
    こすため分草具をそれぞれ設け、該一対の分草具の中
    の、根菜収穫機の進行方向に対して左側の分草具を右側
    の分草具に比較して、より根菜収穫機の中央よりに配置
    したことを特徴とする根菜収穫機。
  2. 【請求項2】 根菜近傍の土壌を掘起す一対の掘起手段
    と、該掘起手段で掘起こした根菜の茎葉を挟持して引抜
    き、後方へ搬送する挟持搬送手段を有する根菜収穫機に
    おいて、 一対の掘起手段の先端に根菜の茎葉をかき分けて引き起
    こすため分草具をそれぞれ設け、該一対の分草具の中
    の、根菜収穫機の進行方向に対して左側の分草具を右側
    の分草具に比較して、その底面を高く配置したことを特
    徴とする根菜収穫機。
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