JP2001230224A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
を図った半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 ウエハ1の外部接続電極としてのはんだ
ボール6を有する面と反対側の面を研磨加工し、裏面補
強部材としての樹脂5で補強する。具体的には、樹脂5
には、ゴム系、シリコーン系、エポキシ系、ポリイミド
系またはウレタン系の樹脂を用いる。また、好ましく
は、研磨加工の前に研削加工を行なえば、短い工程時間
で生産できる。この構造によれば、パッケージ全体に曲
げの力が加わったときに、LSIチップのみが曲げに追
従しないためにはんだ接続部が破断するという問題点が
解消する。
Description
し、特に実装後の半導体装置の耐曲げ性を向上させるこ
とができる半導体装置に関するものである。
れる電子機器および装置の小型化、軽量化の要求に伴
い、半導体装置の小型化、高密度化が図られている。こ
の目的のために、LSIチップを直接回路基板上に搭載
するベアチップ実装が提案されている。
プ実装について説明する。ベアチップにおいては、LS
Iチップ7上に形成された電極上に、例えばボールボン
ディング方法により、金属バンプ14が搭載され、外部
接続電極としての役割を担っている。図5(a)を参照
して、実装すべきプリント基板9上の電極10と金属バ
ンプ14との位置合わせを行ない、LSIチップ7をフ
ェースダウン状態で基板9上に実装する。図5(b)に
実装を完了した状態を示す。
の携帯機器の市場は著しく拡大し、技術の革新が進めら
れており、ベアチップ実装が多く採用されるようになっ
た。従来、実装信頼性の観点からすると、一般に温度サ
イクルによる熱応力・ひずみが原因で不良が発生するこ
とが問題となっているが、携帯機器の場合は、それ以外
に、携帯時に外部からの力によって曲げられたり、ま
た、落下した場合に瞬時に曲げ応力が生じるなどの問題
がある。また、生産者側では、生産プロセス中の部品実
装時などに基板に曲げ応力が生じることが考えられる。
このように、携帯機器の場合は曲げ応力などに対する機
械的信頼性に強い構造であることも重要な条件として求
められる。
体装置に関する、主な構成要素のヤング率を列記する
と、 LSIチップ(Si)‥‥‥‥‥約12〜14(×1010N/m2) プリント基板‥‥‥‥‥‥‥約0.5〜2.5(×1010N/m2) となっており、プリント基板9に比べてLSIチップ7
は一般に曲がりにくい性質を持った材料であることがわ
かる。そのためプリント基板9に曲げの力が加わった場
合、LSIチップ7が曲げに追従しないために、プリン
ト基板9とLSIチップ7とをつないでいる、はんだ接
続部において応力が集中し、限界の応力に達した時に接
続部が破断してしまうという不良が起こる。
の力が加わった際の上述のような問題を低減できる半導
体装置およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
に、本発明に基づく半導体装置においては、半導体基板
の外部接続電極を有する面と反対側の面を研磨加工し、
裏面補強部材で補強する。この構成を採用することによ
り、半導体基板が研磨加工によって薄くなり、曲げに追
従できるようになる一方、裏面補強部材によって補強さ
れているため、一定の強度は確保できる。
強部材の材質は、樹脂である。この構成を採用すること
により、樹脂は弾性係数が低いため、半導体装置の曲げ
やすさに影響を与えることなく補強することができる。
樹脂は、弾性係数が1.5×106N/m2以上5.0×
106N/m2以下の材質である。さらに具体的には、上
記樹脂は、ゴム系、シリコーン系、エポキシ系、ポリイ
ミド系およびウレタン系からなる群から選択されたいず
れかの樹脂である。これらの構成を採用することによ
り、曲がりやすさを損なうことなく、補強できる。ま
た、これらの樹脂を塗布することで、欠けや傷の発生防
止にも役立つ。
おいては、半導体基板の外部接続電極を有する面と反対
側の面を研磨加工する工程と、上記研磨加工した面に樹
脂を塗布する工程とを備える。この工程を採用すること
により、半導体基板の厚さを薄くすることができ、曲げ
に追従でき、かつ、樹脂によって補強されているため、
一定の強度は確保した半導体装置を生産することができ
る。
布工程を終えた後に上記半導体基板を個別に切断する工
程をさらに備える。この工程を採用することにより、上
記の半導体装置の製造方法を容易に大量生産に適用する
ことができる。
研磨加工の対象となる面にあらかじめ研削加工を施す工
程をさらに備える。この工程を採用することにより、工
程時間を短縮することができる。
布工程を、印刷法によって行なう。この工程を採用する
ことにより、粘度の高い樹脂においても、分散させて塗
布することができる。
樹脂塗布工程を、スピンコート法によって行なう。この
工程を採用することにより、早く薄く均一に塗布するこ
とができる。
ついて考えるために、図3(a)を参照して、断面の厚
さがa、幅がbの形状を持つ直方体のモデルを考える。
このモデルを図3(b)に示すように曲げたとき、図3
(b)の上側では張力が働いて伸び、下側では圧力が働
いて縮み、その中間に伸び縮みのない中立層ができる。
平均するとモデルの伸び縮みが差し引き0だとすると、
中立層は断面の重心を通る。この中立層の微小部分dx
が曲率中心Cに対して張る角をdθとし、曲率半径をρ
とすると、中立層からzの距離にある断面積dS(=b
dz)の薄い層dzの伸び率は、
dTは dT=E(z/ρ)dS となる。平均として棒に伸び縮みがないときは、断面の
上半分では張力、下半分では圧力が働く。このモデルの
ヤング率をEとして、全断面に対するこの曲げモーメン
トを考えると、
デルを長さLの間隔で、2つの支点で支え、中央に質量
m(W=mg)のおもりをつるした状態を想定する。
点反力が上向きに働く。モデルの中心Oからx(>0)
だけ離れた面PQから支点までの間の部分について、図
4の紙面に垂直な軸のまわりの、モーメントの釣合いを
考えると、PQ面での曲げのモーメントMは、(2)式
で与えられ、支点反力のW/2によるものが、(L/2
−x)・W/2だから、(3)式が得られる。
められる。ところで、一般に曲線y=f(x)の曲率
は、ρ-1=y″/{1+(y′)2}3/2で表されるの
で、いま|y′|≪1として、その2次以上の項が無視
できるとすると、
y′=0の条件を用いると、(5)式が得られる。
きy=eとなるので、(5)式より、ヤング率Eは
(6)式のように求まる。
のように求まる。
厚みaの3乗に反比例していることがわかる。つまり、
LSIチップ7の厚みaが大きいときには、たわみ量が
小さくなりプリント基板9の曲げに追従できなくなる可
能性が高い。
できるようにするには、LSIチップ7の厚みを薄くす
ることが効果的であるといえる。
参照して、本実施の形態における半導体装置の構成を説
明する。1枚のウエハ1からは、複数のLSIチップ7
が形成される。各LSIチップ上には回路面2が形成さ
れている。回路面2の表面(図1(e)では下側)には
外部接続電極としてのはんだボール6が形成されてお
り、基板1の裏面、すなわち外部接続電極と反対側の面
には樹脂5が塗布されている。
(e)を参照して、本実施の形態における半導体装置の
製造方法を説明する。
ップを形成するために用いられるウエハ1の断面を示し
ている。ウエハ1上の回路面2は、たとえばアルミニウ
ムなどで電極が形成されている。回路面2はのちにさら
にその表面に外部接続電極としてのはんだボール6をマ
トリックス状に配置可能なように、配線パターンの形成
を完了している。
側の面(以下、「ウエハ1の裏面」という。)を研磨す
るために、図1(a)を参照して、回路面2の表面に保
護テープ3を貼る。さらに、図1(a)に示すように研
磨装置4にウエハ1を設置し、ウエハ1の裏面を研磨す
る。
インゴットからウエハの厚みにカットした後に研磨仕上
げを行うが、その工程に使用するウエハラッピング装置
を用いるとよい。ウエハラッピング装置は、何枚ものウ
エハを同時に研磨できるので生産性が高い。ウエハをタ
ーンテーブルの上に載せ、研磨材を含んだ研磨液を使っ
て鏡面仕上げする。
てもよい。粗削りを研削加工で行うことによって、工程
時間を短縮することができる。ただし、研削加工の後に
は必ず研磨加工によって鏡面仕上げを行う必要がある。
なぜなら、研削加工においては、ウエハ1の加工面に微
小な傷が発生する場合が多く、そのような傷があれば、
薄く仕上げたウエハ1に曲げの力が加わったときに、傷
の箇所を起点に割れてしまうおそれがあるからである。
るべき厚みはウエハ1の大きさによって異なるが、実際
に曲げに適応できる厚みとしては、たとえば約50μm
まで薄くすれば、十分である。
たウエハ1を研磨装置4から取り外し、表面保護テープ
3を剥離する。
裏面補強部材として樹脂5を塗布する。樹脂の塗布方法
としては、印刷法またはスピンコートによる塗布方法
(スピンコート法)などを用いる。どちらの方法を採用
するかは、使用する樹脂によって選定する。たとえば、
粘度の高い樹脂を使用する場合、スピンナーを回しても
樹脂がうまく分散されない可能性があるため、印刷法が
適切である。まず、ウエハ上にのみ樹脂が塗布されるよ
うに設計されたマスクを準備する。樹脂の厚みは数十μ
mオーダーでよいので、目標とする厚みと同じくらいの
厚みのマスクを用意し、マスク上に樹脂を供給して、そ
の上をスクィージーで走査し、印刷を行う。
スピンコート法を用いる方が、早く薄く均一に塗布でき
る。スピンナーにウエハ1を載置し、適量の樹脂を供給
した後、旋回し、遠心力によって樹脂を分散させ、塗布
する。
としてのはんだボール6を形成する。この方法として
は、たとえばスズ/鉛共晶合金を主材料とするボールを
フラックスとともに載せ、リフロー法により電極を形成
する。外部接続電極は、はんだボール6に限らず、他の
形態の電極であってもよく、その場合の形成方法として
は、たとえば、メッキによる成長も可能である。
に設けられたダイシングラインに沿って切断して各半導
体チップ7を個片化する。こうして、半導体装置とし
て、はんだボール6の接続された半導体チップ7が完成
する。図1(e)では省略し、2個のみに切り分けたよ
うに描いているが、実際には、この切断の工程で多くの
個数の半導体チップに切り分けられる。
の工程を、回路面2の配線パターンの形成後に行なった
が、上記研磨加工の工程は、他の段階、たとえば、回路
面2の形成にとりかかる前の段階や形成途中の段階に組
込んで行なってもよい。
ハ1が数十μm程度の厚さである場合、研磨加工の工程
を省略することができる。
によれば、半導体チップ7の外部接続電極が設けられる
面と反対側の面を研磨加工して、半導体チップ7の厚さ
を薄くすることで、半導体チップ7自体が曲げ応力に対
して、しなやかにたわむことができるような構造にでき
る。半導体チップ7が実装される基板に曲げの力が加え
られた場合に、基板とともに半導体チップ7も曲げに追
従することができるために、はんだボール6によるはん
だ接続部にかかる応力が緩和され、はんだ接続部が破断
することを防止することができる。さらに、弾性係数
(ヤング率)の低い樹脂を半導体チップ7の研磨した面
に塗布することで、上記構造における半導体チップ7の
曲げやすさに影響を与えることなく、補強することがで
きる。樹脂5は半導体チップ7を保護しているので、半
導体チップ7が欠けたり、傷がついて割れるような危険
性はなくなり、ハンドリング性が向上する。よって機械
的信頼性を向上させることができる。
m2程度の弾性係数の小さい材質のものであれば、曲が
りやすさを損なうことがなく、好ましい。この程度の弾
性係数の値であれば、LSIチップ7に対して小さい値
であるので、パッケージ全体としては無視できる値であ
り、かつ樹脂5を塗布することでLSIチップ7の欠け
や傷を防止し、ハンドリング性向上にも役立つ。樹脂5
の塗布量は、パッケージ全体の曲げやすさに影響を及ぼ
さない範囲内で自由に設定できる。LSIチップ7の欠
けや傷を防止する役割を果たすことができる範囲内で、
数十μm程度まで薄くすると、パッケージの薄型化や材
料コストダウンにもつながるので望ましい。
種類としては、ゴム系、シリコーン系、エポキシ系、ポ
リイミド系またはウレタン系の樹脂を用いることができ
る。
法によれば、ウエハプロセスの前半工程を終了し、ダイ
シングする前のウエハの状態で研磨加工および樹脂塗布
を行うことができるため、一度の工程で同時に多数のパ
ッケージを生産することができる。
示した半導体チップ7をプリント基板9にベアチップ実
装した例を示す。その結果、図2に示すような構造とな
る。
によれば、半導体チップ7の外部接続電極が設けられる
面と反対側の面を研磨加工して、半導体チップ7の厚さ
を薄くすることで、半導体チップ7自体が曲げ応力に対
して、しなやかにたわむことができるような構造になっ
ている。そのため、半導体チップ7が実装されるプリン
ト基板9に曲げの力が加えられた場合に、プリント基板
9とともに半導体チップ7も曲げに追従することができ
る。したがって、はんだボール6によるはんだ接続部に
かかる応力が緩和され、はんだ接続部が破断することを
防止することができる。さらに、弾性係数(ヤング率)
の低い樹脂を半導体チップ7の研磨した面に塗布するこ
とで、上記構造における半導体チップ7の曲げやすさに
影響を与えることなく、補強することができる。
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
設けられた面と反対側の面を研磨加工して半導体チップ
の厚さを薄くしているので、半導体チップ自体に曲げの
力が加わった際に、基板とともに半導体チップも曲げ変
形に追従することができ、はんだ接続部にかかる応力が
緩和され、はんだ接続部が破損することを防止すること
ができる。また、弾性係数の低い樹脂を研磨面に塗布す
ることで、半導体チップは保護され、欠けたり、傷がつ
いたりする危険性もなくなり、ハンドリング性が向上す
る。その結果、半導体装置全体の機械的信頼性が向上す
る。
態1における半導体装置の製造プロセスの各段階におけ
る断面図である。
装置の断面図である。
ついて考えるための直方体モデルの説明図であり、
(b)は、そのモデルを曲げた状態を表した説明図であ
る。
点降下量について考えるための説明図である。
は実装手順の説明図、(b)は実装後の状態の断面図で
ある。
磨装置、5 樹脂、6はんだボール、7 LSIチッ
プ、9 プリント基板、10 電極、14 金属バン
プ。
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体基板の外部接続電極を有する面と
反対側の面を研磨加工し、裏面補強部材で補強した、半
導体装置。 - 【請求項2】 前記裏面補強部材の材質は、樹脂であ
る、請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記樹脂は、弾性係数が1.5×106
N/m2以上5.0×106N/m2以下の材質である、
請求項2に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記樹脂は、ゴム系、シリコーン系、エ
ポキシ系、ポリイミド系およびウレタン系からなる群か
ら選択されたいずれかの樹脂である、請求項2に記載の
半導体装置。 - 【請求項5】 半導体基板の外部接続電極を有する面と
反対側の面を研磨加工する工程と、前記研磨加工した面
に樹脂を塗布する工程とを備える半導体装置の製造方
法。 - 【請求項6】 前記樹脂塗布工程を終えた後に前記半導
体基板を個別に切断する工程をさらに備える、請求項5
に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記研磨加工の対象となる面にあらかじ
め研削加工を施す工程をさらに備える、請求項5または
6に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記樹脂塗布工程を、印刷法によって行
なう、請求項5から7のいずれかに記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項9】 前記樹脂塗布工程を、スピンコート法に
よって行なう、請求項5から7のいずれかに記載の半導
体装置の製造方法。
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