JP2001228489A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

電気光学装置および電子機器

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JP2001228489A
JP2001228489A JP2000041753A JP2000041753A JP2001228489A JP 2001228489 A JP2001228489 A JP 2001228489A JP 2000041753 A JP2000041753 A JP 2000041753A JP 2000041753 A JP2000041753 A JP 2000041753A JP 2001228489 A JP2001228489 A JP 2001228489A
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Masahiro Toyohara
匡宏 豊原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極パターンの数を増やしたときでも、額縁
領域を広げる必要がない電気光学装置、およびこの電気
光学装置を用いた電子機器を提供すること。 【解決手段】 電気光学装置1において、パネル2の画
像表示領域3を第1の画像表示領域3Aと第2画像表示
領域3Bとに2分割したときに、第2の透明電極20で
は、第1端部側第2電極群50Aに属する第2の電極パ
ターン50が基板辺201から第1の画像表示領域3A
の外側を回り込んで第1の透明基板10に形成した第1
の電極パターン40と交差する方向に延び、第2端部側
第2電極群50Bに属する第2の電極パターン50が基
板辺202から第2の画像表示領域3Bの外側を回り込
んで第1の電極パターン40と交差する方向に延びてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板により
構成されたパネルを有する電気光学装置、およびこの電
気光学装置を用いた電子機器に関するものである。さら
に詳しくは、電気光学装置を構成する各基板における電
極構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一対の基板間に電気光学物質を保持した
電気光学装置のうち、電気光学物質として液晶を用いた
液晶装置の構成を図7および図8を参照して説明する。
【0003】図7および図8はそれぞれ、従来の電気光
学装置の斜視図および分解斜視図である。これらの図に
示す電気光学装置1Xは、単純マトリクス型の液晶装置
であり、一対の基板が所定の間隙を介してシール材30
によって貼り合わされてパネル2Xが構成されている。
このパネル2Xにおいて、一対の基板間にはシール材3
0によって液晶封入領域35が区画形成され、この液晶
封入領域35内に画像表示領域3が形成される。以下の
説明においては、前記一対の基板のうち、液晶封入領域
35内に縦方向の第1の電極パターン40X(液晶駆動
用電極)が形成されている方の基板を第1の透明基板1
0Xとし、液晶封入領域35内に横方向の第2の電極パ
ターン50Y(液晶駆動用電極)が形成されている方の
基板を第2の透明基板20Yとする。
【0004】この電気光学装置1は透過型の単純マトリ
クス型液晶装置であり、第2の透明基板20Yの外側表
面には偏光板61が貼られ、第1の透明基板10Xの外
側表面には偏光板62が貼られている。偏光板と透明基
板の間には位相差板が配置されることが好ましい。ま
た、第1の透明基板10Xの側には光散乱シート91、
バックライト用の導光板92および反射シート93がこ
の順に積層されている。なお、導光板92の側面には、
蛍光管やLEDなどの照明光源(図示しない)が配置さ
れる。
【0005】この電気光学装置1では、外部からの信号
入力および基板間の導通のいずれもが、第1の透明基板
10Xおよび第2の透明基板20Yにおいて同一方向に
位置する各基板辺101X、201Y付近で第1の透明
基板10Xおよび第2の透明基板20Yのそれぞれに形
成されている第1の端子部11Xおよび第2の端子部2
1Yで行われる。
【0006】従って、第1の透明基板10Xにおいて、
第1の端子部11Xのうち、基板辺101Xに近い部分
は、第2の透明基板20Yの端縁から張り出した部分1
5Xに形成される。これに対して、第1の透明基板10
Xにおいて、第1の端子部11Xのうち、液晶封入領域
35の側に隣接する部分は、第2の透明基板20Yの側
との基板間導通用に用いられるので、第2の透明基板2
0Yとの重なり部分に形成されている。また、第2の透
明基板20Yにおいて、第2の端子部21Yは、第1の
透明基板10Xの側との基板間導通に用いられるので、
第1の透明基板10Xとの重なり部分に形成されてい
る。
【0007】第1の透明基板10Xにおいて、基板辺1
01Xに沿って形成されている第1の端子部11Xのう
ち、基板辺101Xに沿った第1の端子部の中央領域
(第1の透明基板10Xの幅方向における中央領域)に
は、複数の第1の入力端子81Xが形成され、これらの
第1の入力端子81Xが形成されている領域の両側(両
端)に相当する領域に複数の第2の入力端子82Xが形
成されている。これら第1の入力端子81Xおよび第2
の入力端子82Xを利用して、液晶駆動用IC7Xが実
装されたフレキシブル基板90が接続される。
【0008】第1の透明基板10Xにおいて、第1の入
力端子81Xからは、対向する基板辺102Xに向かっ
て複数列の液晶駆動用の第1の電極パターン40Xが形
成され、第2の入力端子82Xからは、第2の透明基板
20Yの第2の端子部21Yと重なる位置に形成される
第1の基板間導通用端子60Xまで配線パターンが延び
ている。
【0009】これに対して、第2の透明基板20Yで
は、第2の端子部21Yのうち、第1の透明基板10X
の第1の基板間導通用端子60Xに重なる位置には基板
辺201Yに沿って複数の第2の基板間導通用端子70
Yが形成されている。これらの第2の基板間導通用端子
70Yからは、第1の電極パターン40Xの形成領域の
両側に相当する周辺領域を回り込んで液晶封入領域35
内で第1の電極パターン40Xと交差するように複数列
の液晶駆動用の第2の電極パターン50Yが形成されて
いる。
【0010】それ故、第1の透明基板10Xと第2の透
明基板20Yとをシール材30を介して貼り合わせる際
に、シール材30にギャップ材および導通材を配合して
おくとともに、シール材30を第1の基板間導通用端子
60Xと第2の基板間導通用端子70Yとが重なる領域
にも塗布しておくと、導電材は、第1の透明基板10X
と第2の透明基板20Yとの間で押し潰された状態で第
1の基板間導通用端子60Xと第2の基板間導通用端子
70Yとを導通させる。このため、フレキシブル基板9
0を介して第1の入力端子81Xおよび第2の入力端子
82Xに信号入力すると、駆動用IC7Xからは、第1
の透明基板10Xに形成されている第1の電極パターン
40Xには第1の入力端子81Xを介して画像信号を印
加することができ、第2の透明基板20Yに形成されて
いる第2の電極パターン50Yには、第1の入力端子8
2X、第1の基板間導通用端子60X、導通材および第
2の基板間導通用端子70Yを介して走査信号を印加す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気光
学装置1Xでは、品位の高い画像を表示するため、第1
の電極パターン40Xおよび第2の電極パターン50Y
の本数を増やして、解像度を上げたいという要求がある
が、このような要求に対応すると、それに伴なって、液
晶封入領域35の周辺において第2の電極パターン50
Yを引き回す領域を拡張する必要がある。その結果、画
像表示領域3の周辺の表示に寄与しない額縁領域8が幅
広になってしまい、狭額縁化できないので好ましくな
い。
【0012】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
電極パターンの数を増やしたときでも、画像表示領域の
外周側で額縁領域と称せられる非表示領域が広くならな
い構成の電気光学装置、およびこの電気光学装置を用い
た電子機器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、複数の第1の電極パターンが形成され
た第1の基板と、複数の第2の電極パターンが形成され
た第2の基板とを有し、前記第1の電極パターンと前記
第2の電極パターンとが互いに交差するように対向配置
されたパネルを有する電気光学装置において、前記第1
の電極パターンは、前記パネルの互いに対向する第1端
部と第2端部の間において延びているとともに、前記第
2の電極パターンは、前記パネルの第1端部側から前記
第2基板上の周辺領域を通ってから前記第1の電極パタ
ーンと交差する方向に延びた第1端部側第2電極群と、
前記パネルの第2端部側から前記第2基板の周辺領域を
通ってから前記第1の電極パターンと交差する方向に延
びた第2端部側第2電極群とから形成されていることを
特徴とする。
【0014】たとえば、前記パネルの画像表示領域は、
第1端部側に位置する第1の画像表示領域と第2端部側
に位置する第2画像表示領域とからなり、前記第1の画
像表示領域では、前記第1端部側第2電極群に属する前
記第2の電極パターンが前記第1の電極パターンと交差
する方向に延び、前記第2の画像表示領域では、前記第
2端部側第2電極群に属する前記第2の電極パターンが
前記第1の電極パターンと交差する方向に延びている。
【0015】本発明において、第2の電極パターンは、
パネルの第1端部側から第1の画像表示領域を回り込ん
で第1の画像表示領域内まで延びた第1端部側第2電極
群と、パネルの第2端部側から第2の画像表示領域を回
り込んで第2の画像表示領域内まで延びた第2端部側第
2電極群とから形成されている。このため、第2の電極
パターンについては、第1の画像表示領域側と第2の画
像表示領域側とに分散して形成され、第2の電極パター
ンを画像表示領域の外側の同一サイドの額縁領域にて集
中して引き回す必要がない。従って、画像表示領域の外
側を引き回す第2の電極パターンの数については、パネ
ル全体では同数であっても、それぞれの領域に配置され
る本数を減らすことができるので、電極パターンの数を
増やしたときでも、画像表示領域の外周側において額縁
領域と称せられる非表示領域を広げる必要がない。ま
た、電極パターンの数が等しければ、額縁領域を狭くす
ることができる。
【0016】本発明において、前記第1端部側第2電極
群と前記第2端部側第2電極群は、前記第2の電極パタ
ーンの本数が等しいことが好ましい。このように構成す
ると、パネルにおける第2の電極パターンの配置が、第
1端部側と第2端部側とでほぼ線対称、あるいはほぼ点
対称な構成になるので、パネルについては、第1端部側
と第2端部側を明確に区別せずに取り扱うことができ、
駆動用ICの各出力と第2の電極パターンとの接続関係
を取り替えることができるので、モジュール設計におけ
る自由度が増し、組立時の特別な識別作業を減らすこと
ができる。
【0017】本発明において、前記第1の電極パターン
は、前記第1端部側と前記第2端部側との間に連続的に
延びている構成になっている。このように構成すると、
第1の電極パターンに対しては、第1端部側および第2
端部側の双方から信号入力する形態を採用できるととも
に、第1端部側および第2端部側の一方から信号入力す
る形態も採用できるなど、設計の自由度が高い。
【0018】また、前記第1の電極パターンは、前記第
1端部側から画像表示領域の反対側まで延びた第1端部
側第1電極群と、前記第2端部側から画像表示領域の反
対側まで延びた第2端部側第1電極群とから形成されて
いる構成であってもよい。このように構成すると、第1
端部側および第2端部側で第1の電極パターンに信号入
力するための端子数をそれぞれ減らすことができる。
【0019】さらに、前記第1の電極パターンは、前記
第1端部側から前記第2端部側に向かう前記画像表示領
域内の途中位置まで延びた第2端部側第1電極群と、前
記第2端部側から前記第1端部側に向かう前記画像表示
領域内の途中位置まで延びた第2端部側第1電極群とか
ら形成されている構成であってもよい。このように構成
した場合も、第1端部側および第2端部側で第1の電極
パターンに信号入力するための端子数をそれぞれ減らす
ことができる。
【0020】いずれの場合でも、前記第1端部側第1電
極群と前記第2端部側第1電極群は、前記第1の電極パ
ターンの本数が等しいことが好ましい。このように構成
すると、第1端部側および第2端部側から第1の電極パ
ターンに入力すべき信号の数が同一であるので、これら
に信号入力する各駆動用ICを同一条件で動作させるこ
とができる。
【0021】本発明において、前記第1の基板上の第1
端部側および第2端部側の各々に第1の端子部が形成さ
れている一方、前記第2の基板の第1端部側および第2
端部側の各々に第2の端子部が形成され、前記第2の端
子部は、前記第1の電極パターンに接続される第1の入
力端子と、前記第2の電極パターンに接続される第2の
入力端子とが、前記第2の基板の第1端部側および第2
端部側にそれぞれ並んで配列されてなり、前記第1の電
極パターンと前記第1の入力端子とは、前記第1の基板
と前記第2の基板の間に配置された導通材を介して電気
的に接続されてなることが好ましい。このように構成す
ると、電気光学装置の第2の基板の一方側端部および他
方側端部の各々に、駆動用ICをCOF実装(Chip
onFlexible Tape)あるいはTCP実
装(Tape CarrierPackage/TA
B;Tape Automated Bonding)
したフレキシブル基板を1枚ずつ接続すればよいなど、
電気光学装置の構成を簡略化することができる。また、
駆動用ICを第2の基板の第1端部及び第2端部にそれ
ぞれCOG実装(Chip On glass)し、駆
動用ICの出力を第1の入力端子および第2の入力端子
に接続した電気光学装置に適用してもよい。
【0022】本発明において、前記第1の電極パターン
は、信号電極パターンであり、前記第2の電極パターン
は、走査電極パターンである。このように構成すると、
配線の引き回しが複雑になりがちな走査電極パターンに
ついても容易にその数を増やすことができる。
【0023】このような電気光学装置については、額縁
領域と称せられる非表示領域を狭くできるので、電子機
器の表示部、とりわけ小型電子機器の表示部として用い
ることが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0025】[電気光学装置の構成] (全体構成)図1および図2はそれぞれ、本発明を適用
した電気光学装置を模式的に示す斜視図、およびこの電
気光学装置に用いたパネルの分解斜視図である。図3
は、本発明を適用した電気光学装置を図1のI−I′線
で切断したときのI′側の端部の断面図である。なお、
図1、図2および図3には、構成を明確にすることを目
的に各構成部分の数や倍率などを適宜、変更して表わし
てある。
【0026】図1、図2および図3において、本発明を
適用した電気光学装置1は、携帯電話などの電子機器に
搭載されている単純マトリクス型の液晶装置である。こ
の電気光学装置1では、矩形のガラスあるいはプラスチ
ックなどからなる一対の基板が所定の間隙を介してシー
ル材30によって貼り合わされてパネル2が構成されて
いる。このパネル2において、基板間にはシール材30
によって液晶封入領域35が区画されている。この液晶
封入領域35内に、電気光学物質としての液晶が封入さ
れることによって、この液晶封入領域35は、電気光学
装置1の画像表示領域3として機能する。液晶封入領域
35に封入される液晶としては、STN(Super
Twisted Nematic)型、TN(Twis
tedNematic)型、強誘電型、双安定TN(B
i−stable Twisted Nematic)
型などの種々のタイプの液晶を用いることができる。
【0027】以下の説明では、前記一対の基板のうち、
液晶封入領域35内で縦方向に延びる複数列の第1の電
極パターン40がストライプ状に形成されている方の基
板を第1の透明基板10とし、液晶封入領域35内で縦
方向に直交する横方向に延びる複数列の第2の電極パタ
ーン50がストライプ状に形成されている方の基板を第
2の透明基板20とする。
【0028】ここで、第1の透明基板10には、図3に
示すように、第1の電極パターン40と第2の電極パタ
ーン50との交点に相当する領域に赤(R)、緑
(G)、青(B)のカラーフィルタ17R、17G、1
7Bが形成され、これらのカラーフィルタ17R、17
G、17Bの表面側に絶縁性の平坦化膜11、第1の電
極パターン40、および配向膜12が形成されている。
これに対して、第2の透明基板20には、第2の電極パ
ターン50および配向膜22が形成されている。
【0029】再び図1および図2において、本実施形態
の電気光学装置1は透過型であり、第1の透明基板10
の外側表面に偏光板61(必要に応じて、その基板側に
位相差板)が貼られ、第2の透明基板20の外側表面に
は偏光板62(必要に応じて、その基板側に位相差板)
が貼られている。また、第2の透明基板20の外側に
は、光散乱シート91、バックライト用導光板92およ
び反射シート93がこの順に配置されている。導光板9
2の側面には、蛍光管あるいはLEDなどの照明光源が
配置される。
【0030】(電極パターンの構成)電気光学装置1に
おいて、本実施形態では、画像表示領域3は、パネル2
の第1端部側2Aに位置する第1の画像表示領域3A
と、第2端部側2Bに位置する第2の画像表示領域3B
とを有するが、2つの画像領域2A、2Bが一体となっ
てひとつの画像を表示するように、明確な境界は形成さ
れていない。
【0031】この電気光学装置1を構成するにあたっ
て、第1の透明基板10では、第1の電極パターン40
はパネル2の第1端部側2Aおよび第2端部側2Bから
中央に向かって縦方向に延びており、両端部の間にぼほ
直線的に第1の電極パターン40が連続して延在してい
る状態にあり、この第1の電極パターン40は、第1の
画像表示領域3Aおよび第2の画像表示領域3Bの両方
に渡って配線されている。
【0032】これに対して、第2の透明基板20におい
て、第2の電極パターン50は、パネル2の第1端部側
2Aから画像表示領域3の外側の周辺を回り込むように
引き回されて画像表示領域3内で第1の電極パターン5
0と交差するように横方向に延びた第1端部側第2電極
群50Aと、パネル2の第2端部側2Bから画像表示領
域3の外側の周辺を回り込むように引き回されて画像表
示領域3内で第1の電極パターン50と交差するように
横方向に延びた第2端部側第2電極群50Bとから形成
されている。
【0033】ここで、本実施形態では、第1端部側第2
電極群50Aに属する第2の電極パターン50は、パネ
ル2の第1端部側2Aから第1の画像表示領域3Aの外
側の周辺を回り込んで第1の画像表示領域3Aで第1の
電極パターン50と交差するように延びるものであり、
第2端部側第2電極群50Bに属する第2の電極パター
ン50は、パネル2の第2端部側2Bから第2の画像表
示領域3Bの外側の周辺を回り込んで第2の画像表示領
域3Bで第1の電極パターン50と交差するように延び
るものである。
【0034】なお、第1端部側第2電極群50Aと第2
端部側第2電極群50Bとは混在した構成であってもよ
い。たとえば、第1端部側第2電極群5Aの第2の電極
パターン50と第2端部側第2電極群5Bの第2電極パ
ターン50とが、画像表示領域3の外側の周辺を引き回
されてから、画像表示領域3内において交互に配列され
るようにしても構わない。
【0035】また、本実施形態において、第1端部側第
2電極群50Aと第2端部側第2電極群50Bは、第2
の電極パターン50の本数が等しい。なお、ここでいう
画像表示領域3の外側の周辺領域は、図1に示す額縁領
域8に相当する。
【0036】(端子の構造および電気的接続構造)この
ように構成した電気光学装置1において、外部からの信
号入力および基板間の導通のいずれもが、第1の透明基
板10および第2の透明基板20において同一方向に位
置する各基板辺101、102、201、202付近で
行われる。但し、パネル2は、第1端部側2Aと第2端
部側2Bとが線対称に形成され、パネル2の第1端部側
2Aと第2端部側2Bとでは、第2の電極パターン50
が互いに独立した第1端部側第2電極群50Aと第2端
部側第2電極群50Bにグループ分けされている。この
ため、本実施形態では、パネル2の第1端部側2Aと第
2端部側2Bの双方において外部からの信号入力および
基板間の導通を行なえるように、第1の透明基板10に
は2つの第1の端子部11A、11Bが形成され、第2
の透明基板20には2つの第2の端子部21A、21B
が形成されている。
【0037】ここで、第2の透明基板20は、第1の透
明基板10よりも大きな基板が用いられ、第1の透明基
板10と第2の透明基板20とを貼り合わせたときに第
1の透明基板10の基板辺101、102から第2の透
明基板20が張り出す部分を利用して、駆動用IC7
A、7Bが実装されたフレキシブル基板90A、90B
の接続が行われる。フレキシブル基板9A、9Bの端子
部と、第2の透明基板20の第2の端子部21A、21
Bとを接続するには、異方性導電膜(ACF)等の接着
剤が用いられる。異方性導電膜は、絶縁性の接着剤中に
導電粒子が混入され、フレキシブル基板90A、90B
と第2の透明基板20の間を加圧し、加熱または紫外線
照射することにより、接着剤を硬化すると共に導電粒子
により両基板の端子間を接続するものである。
【0038】このような電気的な接続構造に関して、本
実施形態では、パネル2の第1端部側2Aと第2端部側
2Bとは互いに同一構造を有している。そこで、まず、
パネル2の第1端部側2Aの構造を詳述し、しかる後に
第2端部側2Bの構造を簡単に説明する。
【0039】まず、パネル2の第1端部側2Aにおい
て、第2の透明基板20の第2の端子部21Aは、基板
辺201に近い部分が第1の透明基板10から張り出し
た部分25A付近に形成され、その基板辺201に近い
端子領域部分は第1の透明基板10と対向しない状態に
ある。
【0040】これに対して、第2の端子部21Aの液晶
封入領域35の側に位置する部分は、第1の透明基板1
0の側との基板間導通用に用いられるので、第2の端子
部21Aにおいて配列される入力端子のうちの第1の入
力端子81Aからは第1の透明基板10と重なる部分ま
で配線が直線的に形成されている。
【0041】また、第1の透明基板10において、第1
の端子部11Aは、第2の透明基板20の側との基板間
導通に用いられるので、第2の透明基板20との重なり
部分に形成されている。
【0042】第1の透明基板10において、第1の端子
部11Aにおいては、第1の透明基板10の基板辺10
1の中央部分(第1の透明基板10の幅方向における中
央領域)に基板辺101に沿って、複数の第1の基板間
導通用端子60Aが所定の間隔をもって並んでいる。ま
た、第1の基板間導通用端子60Aは対向する基板辺1
02に向かって直線的に延び、これらの第1の基板間導
通用端子60Aから複数列の第1の電極パターン40が
両側に斜めにわずかに延びた後、液晶封入領域35内で
基板辺101、102に直交する方向にほぼ直線的に延
びている。
【0043】第2の透明基板20において、第2の端子
部21Aは基板辺201に沿って形成されている。この
第2の端子部21Aは、基板辺201の両端を除く比較
的広い範囲にわたって形成されている。この第2の端子
部21Aにおいて、その中央領域において基板辺201
に沿うように所定の間隔をもって複数の第1の入力端子
81Aが形成され、その両側領域には、基板辺201に
沿うように所定の間隔をもって複数の第2の入力端子8
2Aが形成されている。ここで、第1の入力端子81A
および第2の入力端子82Aは、第2の端子部21Aに
おいては、対向する基板辺202に向かって直線的にそ
の配線が延びている。
【0044】第1の入力端子81Aは、第1の透明基板
10と第2の透明基板20とを貼り合わせたときに第1
の基板間導通用端子60Aと重なる複数の第2の基板間
導通用端子70Aと配線で接続されている。第1の入力
端子81Aに接続された第1の基板間導通用端子60A
と第2の基板間導通用端子70Aとは、シール材30の
形成領域に配置され、シール材30に含まれた導通材に
よって導電接続される。
【0045】第2の入力端子82からは、第1の透明基
板10と第2の透明基板20とを貼り合わせたときに第
1の電極パターン40の形成領域と平面的に重なる領域
の外側領域(画像表示領域3の外側/額縁領域8)にお
いて、第1の画像表示領域3Aの外側の周辺を回り込む
ように引き回されて、第1端部側第2電極群50Aに属
する第2の電極パターン50が延びており、これらの第
2の電極パターン50は、液晶封入領域35内において
第1の電極パターン40と交差して液晶駆動用電極とし
て機能している。すなわち、第1端部側第2電極群50
Aに属する第2の電極パターン50は、第1の画像表示
領域3Aの両側に相当する各領域で両側に向けて斜めに
延びた後、第1の画像表示領域3Aに沿って、対向する
基板辺202に向けて直線的に延び、しかる後に所定位
置で屈曲して第1の画像表示領域3A内で基板辺20
1、202と平行に延びていることにより、第1の画像
表示領域3A内において第1の電極パターン40と直交
している。
【0046】なお、第1の画像表示領域3A内での第2
の電極パターン40の配列は、図示するように画像表示
領域3Aの一方側の外側を引き回した第2電極パターン
群と、他方側の外側を引き回した第2の電極パターン群
とを、第1の画像表示領域3A内において群同士で束ね
たように配列させてもよいが、第1の画像表示領域3A
内において一方の外側を引き回したものと他方の外側を
引き回したものとで互い違いに(交互に)配列されても
構わない。
【0047】これに対して、パネル2の第2端部側2B
において、第2の透明基板20の第2の端子部21B
は、基板辺202に近い部分が第1の透明基板10から
張り出した部分25B付近に形成され、この基板辺20
2に近い端子領域部分は第1の透明基板10と対向しな
い状態にある。これに対して、第2の透明基板20にお
いて、第2の端子部21Bの液晶封入領域35の側に位
置する部分は、第1の透明基板10の側との基板間導通
用に用いられるので、第2の端子部21Aにおいて配列
される入力端子のうちの第1の入力端子81Aからは第
1の透明基板10と重なる部分まで配線が直線的に形成
されている。また、第1の透明基板10において、第1
の端子部11Bは、第2の透明基板20の側との基板間
導通に用いられるので、第2の透明基板20との重なり
部分に形成されている。
【0048】第1の透明基板10において、第1の端子
部11Bにおいては、第1の透明基板10の基板辺10
2の中央部分(第1の透明基板10の幅方向における中
央領域)に基板辺102に沿って、複数の第1の基板間
導通用端子60Bが所定の間隔をもって並んでいる。第
1の基板間導通用端子60Bからは第1の電極パターン
40が両側に斜めにわずかに延びた後、液晶封入領域3
5内で基板辺101、102に直交する方向にほぼ直線
的に延びている。
【0049】第2の透明基板20において、第2の端子
部21Bの中央領域には複数の第1の入力端子81Bが
形成され、その両側領域には、複数の第2の入力端子8
2Bが形成されている。第1の入力端子81Bは、第1
の透明基板10と第2の透明基板20とを貼り合わせた
ときに第1の基板間導通用端子60Bと重なる複数の第
2の基板間導通用端子70Bと配線で接続されている。
第1の入力端子81Bに接続された第1の基板間導通用
端子60Bと第2の基板間導通用端子70Bとは、シー
ル材30の形成領域に配置され、シール材30に含まれ
た導通材によって導電接続される。第2の入力端子82
Bからは、第1の透明基板10と第2の透明基板20と
を貼り合わせたときに、第1の透明基板10と第2の透
明基板20とを貼り合わせたときに第1の電極パターン
40の形成領域と平面的に重なる領域の外側領域(画像
表示領域3の外側/額縁領域8)において、第2の画像
表示領域3Bの外側の周辺を回り込むように引き回され
て、第2端部側第2電極群50Bに属する複数列の第2
の電極パターン50が延びており、これらの第2の電極
パターン50は、液晶封入領域35内において第1の電
極パターン40と交差して液晶駆動用電極として機能し
ている。すなわち、第2端部側第2電極群50Bに属す
る第2の電極パターン50は、第2の画像表示領域3B
の両側に相当する各領域で両側に向けて斜めに延びた
後、第2の画像表示領域3Bに沿って、対向する基板辺
201に向けて直線的に延び、しかる後に所定位置で屈
曲して第2の画像表示領域3B内で基板辺201、20
2と平行に延びていることにより、第2の画像表示領域
3B内において第1の電極パターン40と直交してい
る。
【0050】なお、第2の画像表示領域3B内での第2
の電極パターン40の配列は、図示するように画像表示
領域3Bの一方側の外側を引き回した第2電極パターン
群と、他方側の外側を引き回した第2の電極パターン群
とを、第2の画像表示領域3B内において群同士で束ね
たように配列させてもよいが、第2の画像表示領域3B
内において一方の外側を引き回したものと他方の外側を
引き回したものとで互い違いに(交互に)配列されても
構わない。
【0051】このように構成した第1の透明基板10お
よび第2の透明基板20を用いて電気光学装置1を構成
するにあたって、本実施形態で、第1の透明基板10と
第2の透明基板20とをシール材30を介して貼り合わ
せる際に、シール材30にはギャップ材および導通材を
配合しておくとともに、シール材30は第1の基板間導
通用端子60A、60Bおよび第2の基板間導通用端子
70A、70Bが重なる領域にも形成する。ここで、シ
ール材30に含まれる導電材は、たとえば、弾性変形可
能なプラスチックビーズの表面にめっきを施した粒子で
あり、その粒径は約6.6μmである。これに対して、
シール材30に含まれるギャップ材の粒径は約5.6μ
mである。それ故、第1の透明基板10と第2の透明基
板20とを重ねた状態でその間隙を狭めるような力を加
えながらシール材30を溶融、硬化させると、導電材
は、第1の透明基板10と第2の透明基板20との間で
押し潰された状態で第1の基板間導通用端子60A、6
0Bと第2の基板間導通用端子70A、70Bとを導通
させる。
【0052】また、第1の透明基板10と第2の透明基
板20とをシール材30を介して貼り合わせると、第1
の電極パターン40と第2の電極パターン50との交差
部分によって画素がマトリクス状に形成される。このた
め、第2の透明基板20の第2の端子部21A、21B
の基板辺201、202側の端部に対してフレキシブル
基板90A、90Bを異方性導電材(ACF)などを用
いて実装した後、このフレキシブル基板90A、90B
を介して駆動用IC7A、7Bからそれぞれ入力端子8
1A、81B、82A、82Bに信号入力すると、第2
の電極パターン50に対して走査信号を印加することが
でき、かつ、第1の電極パターン40には、第2の基板
間導通用端子70A、70B、導通材および第1の基板
間導通用端子60A、60Bを介して画素の液晶をオン
状態・オフ状態とさせる画像信号印加することができ
る。よって、これらの画像信号および走査信号によっ
て、各画素において第1の電極パターン40と第2の電
極パターン50との間に位置する液晶の配向状態を制御
することができるので、所定の画像を表示することがで
きる。
【0053】なお、本実施形態においては、図3に示す
ように、第2の電極パターン50をシール材30の外側
を配線するようにしているが、シール材30の内側であ
って、第1の電極パターン40と第2の電極パターン5
0の交差によって構成される画像表示領域3の外側の領
域に配線されてもよい。また、第2の電極パターン50
は、シール材の外側と内側に跨って電極群として配線さ
れるようにしてもよい。
【0054】(本実施形態の効果)このように本実施形
態の電気光学装置1において、第2の電極パターン50
は、パネル2の第1端部側2Aから第1の画像表示領域
3Aを回り込むように引き回されてから第1の画像表示
領域3A内まで延びた第1端部側第2電極群50Aと、
パネル2の第2端部側2Bから第2の画像表示領域3B
を回り込むように引き回されてから第2の画像表示領域
3B内まで延びた第2端部側第2電極群50Bとから形
成されている。このため、第2の電極パターン50は、
第1の画像表示領域3A側と第2の画像表示領域3B側
とに分散して形成され、第2の電極パターン50を画像
表示領域3の特定の周辺領域に集中して引き回す必要が
ない。従って、本発明では、画像表示領域3の外側の周
辺を引き回す第2の電極パターン50が各周辺領域に分
散されるので、第2の電極パターン50を引き回す本数
については、それぞれの周辺領域で減らすことができる
ので、第2の電極パターン50の数を増やしたときで
も、画像表示領域3の外周側において額縁領域(周辺領
域)8を広げる必要がない。また、第2の電極パターン
50の数が等しければ、額縁領域8を狭くすることがで
きる。
【0055】特に、第1端部2Aと第2端部2Bにそれ
ぞれ設けられ、第2の電極パターン50に接続される入
力端子82A、82Bは、それぞれの基板辺に沿って入
力端子81A、81Bを挟む両側に配置されるので、第
2の電極パターン50はパネル2の4個所の入力端子か
ら周辺領域に分散して配線がなされて画像表示領域3に
延びているので、画像表示領域3の各コーナー周辺での
配線本数の集中も少なくなるので、額縁領域を全体的に
狭くすることができる。
【0056】また、第1端部側第2電極群50Aと第2
端部側第2電極群50Bは、第2の電極パターン50の
本数が等しいなど、パネル2においては第1端部側2A
と第2端部側2Bとが線対称な構造になっている。この
ため、パネル2については、第1端部側2Bと第2端部
側3Bを明確に区別せずに取り扱うことができる。ま
た、パネル2に接続すべきフレキシブル基板90A、9
0Bについても同一仕様のものを仕様できるなどの利点
もある。
【0057】[その他の実施の形態]上記実施の形態で
は、第1の電極パターン40については、全てが第1端
部側2Aと第2端部側2Bとを結ぶように延びている構
成であったが、図4に示すように、第1の電極パターン
40については、第1端部側2Aから第2端部側2Bに
向かって画像表示領域3の反対側まで延びた第1端部側
第1電極群40Aと、第2端部側2Bから第1端部側2
Aに向かって画像表示領域3の反対側まで延びた第2端
部側第1電極群40Bとが交互に形成されている構成で
あってもよい。その他の構成は、図2を参照して説明し
た通りであるため、共通する部分に同一符号を付して図
示することにして、それらの説明を省略する。
【0058】また、図5に示すように、第1の電極パタ
ーン40ついては、第1端部側2Aから第2端部側2B
に向かう画像表示領域3内の途中位置(第1の画素領域
3Aと第2の画素領域3Bとの境界位置)まで延びた第
1端部側第1電極群40Aと、第2端部側2Bから第1
端部側2Aに向かう画像表示領域3内の途中位置(第1
の画素領域3Aと第2の画素領域3Bとの境界位置)ま
で延びた第2端部側第1電極群40Bとから形成されて
いる構成であってもよい。その他の構成は、図2を参照
して説明した通りであるため、共通する部分に同一符号
を付して図示することにして、それらの説明を省略す
る。
【0059】このように、第1の電極パターン40につ
いては、図2、図4、図5に示すように、その配線の配
置を仕様に応じて変更することができる。このように、
第1の電極パターン40を変えた場合は、駆動用IC7
A、7Bから出力する画像信号を第1の電極パターン4
0の配列に対応して変更すればよい。
【0060】さらに、上記の実施の形態では、第1の電
極パターン40および第2の電極パターン50のいずれ
もが、フレキシブル基板90A、90BにCOF実装あ
るいはTCP実装した駆動用IC7A、7Bから画像デ
ータまたは走査信号が印加される構成であったが、第2
の透明基板20にCOG実装した駆動用ICから画像信
号または走査信号が印加される構成の電気光学装置1で
あっても、本発明を適用することができる。
【0061】さらに、第1の電極パターン40(または
第2の電極パターン50)を金属の細線とし、基板10
(または基板20)を素子基板として、第1の電極パタ
ーン40(または第2の電極パターン50)に沿って薄
膜ダイオード(Tin Film Diode:TF
D)などの二端子型スイッチング素子と、TFDを介し
て第1の電極パターン40(または第2の電極パターン
50)に接続される画素電極とを基板10(または基板
20)に形成し、画素電極と第2の電極パターン50
(または第1の電極パターン50)の交差部により各画
素の液晶層が規定され、この画素の液晶層への電圧印加
をTFDのスイッチングにより制御するように構成した
アクティブマトリクス型液晶装置に本発明を実施するこ
ともできる。このようなタイプの液晶装置においても、
先の実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0062】[電子機器の具体例]図6(A)、
(B)、(C)はそれぞれ、本発明を適用した電気光学
装置1を用いた電子機器の外観図である。
【0063】まず、図6(A)は携帯電話の外観図であ
る。この図において、1000は携帯電話本体を示し、
1001は、本発明を適用した電気光学装置1を用いた
画像表示装置である。
【0064】図6(B)は、腕時計型電子機器の外観図
である。この図において、1100は時計本体を示し、
1101は、本発明を適用した電気光学装置1を用いた
画像表示装置である。
【0065】図6(C)は、ワードプロセッサ、パーソ
ナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置の外観図で
ある。この図において、1200は情報処理装置を示
し、1202はキーボードなどの入力部、1206は本
発明を適用した電気光学装置1を用いた画像表示装置で
あり、1204は情報処理装置本体を示す。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
光学装置では、第2の電極パターンは、パネルの第1端
部側から第1の画像表示領域を回り込むように引き回さ
れて第1の画像表示領域内まで延びた第1端部側第2電
極群と、パネルの第2端部側から第2の画像表示領域を
回り込むように引き回されて第2の画像表示領域内まで
延びた第2端部側第2電極群とから形成されているな
ど、パネルの2箇所から信号入力可能である。このた
め、第2の電極パターンについては第2の基板上で分散
して引き回すことができるので、第2の電極パターンを
特定領域に集中して引き回す必要がない。従って、画像
表示領域の外側を引き回す第2の電極パターンの数につ
いては、それぞれの周辺領域で減らすことができるの
で、電極パターンの数を増やしたときでも、額縁領域と
称せられる非表示領域を広げる必要がない。また、電極
パターンの数が等しければ、額縁領域を狭くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電気光学装置の斜視図であ
る。
【図2】図1に示す電気光学装置に用いたパネルの分解
斜視図である。
【図3】図1に示す電気光学装置を図1のI−I′線で
切断したときのI′側の端部の断面図である。
【図4】本発明を適用した別の電気光学装置に用いたパ
ネルの分解斜視図である。
【図5】本発明を適用したさらに別の電気光学装置に用
いたパネルの分解斜視図である。
【図6】(A)、(B)、(C)はそれぞれ、本発明を
適用した電気光学装置を用いた電子機器の外観図であ
る。
【図7】従来の電気光学装置の斜視図である。
【図8】図7に示す電気光学装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電気光学装置 2 パネル 2A パネルの第1端部側 2B パネルの第2端部側 3 画像表示領域 3A 第1の画像表示領域 3B 第2の画像表示領域 4 液晶(電気光学物質) 7A、7B 駆動用IC 8 額縁領域 10 第1の透明基板 11A、11B 第1の端子部 17R、17G、17B カラーフィルタ 20 第2の透明基板 21A、21B 第2の端子部 25A、25B 第2の透明基板の張り出し部分 30 シール材 35 液晶封入領域 40 第1の電極パターン 40A 第1端部側第1電極群 40B 第2端部側第1電極群 50 第2の電極パターン 50A 第1端部側第2電極群 50B 第2端部側第2電極群 60A、60B 第1の基板間導通用端子 61、62 偏光板 70A、70B 第2の基板間導通用端子 81A、81B 第1の入力端子 82A、82B 第2の入力端子 90A、90B フレシブル基板 101、201、102、202 基板辺

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1の電極パターンが形成された
    第1の基板と、複数の第2の電極パターンが形成された
    第2の基板とを有し、前記第1の電極パターンと前記第
    2の電極パターンとが互いに交差するように対向配置さ
    れたパネルを有する電気光学装置において、 前記第1の電極パターンは、前記パネルの互いに対向す
    る第1端部と第2端部の間において延びているととも
    に、 前記第2の電極パターンは、前記パネルの第1端部側か
    ら前記第2基板上の周辺領域を通ってから前記第1の電
    極パターンと交差する方向に延びた第1端部側第2電極
    群と、前記パネルの第2端部側から前記第2基板の周辺
    領域を通ってから前記第1の電極パターンと交差する方
    向に延びた第2端部側第2電極群とから形成されている
    ことを特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記パネルの画像表
    示領域は、第1端部側に位置する第1の画像表示領域と
    第2端部側に位置する第2画像表示領域とからなり、前
    記第1の画像表示領域では、前記第1端部側第2電極群
    に属する前記第2の電極パターンが前記第1の電極パタ
    ーンと交差する方向に延び、前記第2の画像表示領域で
    は、前記第2端部側第2電極群に属する前記第2の電極
    パターンが前記第1の電極パターンと交差する方向に延
    びていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    第1端部側第2電極群と前記第2端部側第2電極群は、
    前記第2の電極パターンの本数が等しいことを特徴とす
    る電気光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、前記第1の電極パターンは、前記第1端部側と前
    記第2端部側との間に連続的に延びていることを特徴と
    する電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、前記第1の電極パターンは、前記第1端部側から
    画像表示領域の反対側まで延びた第1端部側第1電極群
    と、前記第2端部側から画像表示領域の反対側まで延び
    た第2端部側第1電極群とから形成されていることを特
    徴とする電気光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項3のいずれかにお
    いて、前記第1の電極パターンは、前記第1端部側から
    前記第2端部側に向かう前記画像表示領域内の途中位置
    まで延びた第2端部側第1電極群と、前記第2端部側か
    ら前記第1端部側に向かう前記画像表示領域内の途中位
    置まで延びた第2端部側第1電極群とから形成されてい
    ることを特徴とする電気光学装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、前記
    第1端部側第1電極群と前記第2端部側第1電極群は、
    前記第1の電極パターンの本数が等しいことを特徴とす
    る電気光学装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかにお
    いて、前記第1の基板上の第1端部側および第2端部側
    の各々に第1の端子部が形成されている一方、前記第2
    の基板の第1端部側および第2端部側の各々に第2の端
    子部が形成され、 前記第2の端子部は、前記第1の電極パターンに接続さ
    れる第1の入力端子と、前記第2の電極パターンに接続
    される第2の入力端子とが、前記第2の基板の第1端部
    側および第2端部側にそれぞれ並んで配列されてなり、 前記第1の電極パターンと前記第1の入力端子とは、前
    記第1の基板と前記第2の基板の間に配置された導通材
    を介して電気的に接続されてなることを特徴とする電気
    光学装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかにお
    いて、前記第1の電極パターンは、信号電極パターンで
    あり、前記第2の電極パターンは、走査電極パターンで
    あることを特徴とする電気光学装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の電気光学装置を表示部として有することを特徴と
    する電子機器。
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