JP2001051621A - 電気光学装置 - Google Patents

電気光学装置

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JP2001051621A
JP2001051621A JP22245599A JP22245599A JP2001051621A JP 2001051621 A JP2001051621 A JP 2001051621A JP 22245599 A JP22245599 A JP 22245599A JP 22245599 A JP22245599 A JP 22245599A JP 2001051621 A JP2001051621 A JP 2001051621A
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electro
electric field
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liquid crystal
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Eiji Chino
英治 千野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の基板に形成した下層側電極と上層側電
極との間に印加した電界によって電気光学物質を通過す
る光の偏光状態を制御することにより情報を表示する電
気光学装置において、より高精細な表示を行うことので
きる構成を提供すること。 【解決手段】 基板10に形成した下層側電極11と上
層側電極13との間に生じた横電界や斜め電界を利用し
て液晶20の配向状態を画素2毎に制御する液晶装置1
において、下層側電極11および上層側電極13をIT
O膜で形成する。従って、電極11、13が形成されて
いる領域からも光の出射が可能である。また、上層側電
極13には、上層側電極13と下層側電極11との重な
り領域22の中央部分に窓130を形成し、この重なり
領域22の中央にも横電界や斜め電界を生じさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界によって電気
光学物質を通過する光の偏光状態を制御する電気光学装
置に関するものである。さらに詳しくは、当該電気光学
装置における電極の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の電気光学装置のうち、最も代表的
な電気光学装置である液晶装置では、一対の基板間に電
気光学物質としての液晶が保持され、この液晶に対し
て、一対の基板の各々に形成した電極によって画素毎に
電界をかけることにより液晶の配向状態を画素毎に制御
して各種の表示を行う。
【0003】このような液晶装置を製造するには、半導
体プロセスを利用して一対の基板のそれぞれに電極など
を形成した後、これらの基板を所定の隙間を介して貼り
合わせ、しかる後に基板間に液晶を充填する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の液晶装
置では、一対の基板の各々に半導体プロセスによって電
極を形成する必要があるため、生産コストが高いという
問題点がある。また、従来の液晶装置では、一対の基板
に各々に形成した電極同士の重なり領域が画素となるた
め、高い品位の表示を行うには、各基板には高い精度で
電極を形成する必要があるとともに、高い精度で基板同
士を貼り合わせる必要があるので、生産性が低いという
問題点もある。さらに、従来の液晶装置では、一対の基
板の双方に対して所定の電位や信号を入力する必要があ
るため、一対の基板の双方にフレキシブル配線基板など
を接続する必要があって組立コストが高いという問題点
がある。そこで、一対の基板のそれぞれに基板間導通端
子を形成し、この基板間導通端子を導通材を介して電気
的に接続する構造が採用されることがある。この構造に
よれば、一方の基板にフレキシブル配線基板を接続する
だけで、一方の基板に供給した信号などを基板間導通端
子を介して他方に基板に供給することができる。しかし
ながら、この構造を採用した場合には、基板間導通端子
同士が正確に重なるように基板同士を高い精度で貼り合
わす必要があるが、画素数が増えて基板間導通端子が狭
ピッチ化したときには、このような狭ピッチ化に貼り合
わせ精度が追従できないという問題点がある。
【0005】このような問題点を全て解消可能な液晶装
置として、ASIA DISPLAY 98,p725
−728には、図1に示すように、電気光学物質として
の液晶20を保持する基板10上に下層側電極11、絶
縁膜12およびこの絶縁膜11を介して下層側電極12
に重なる上層側電極13がこの順に形成され、上層側電
極13と下層側電極11の重なり領域に対応して、上層
側電極11と下層側電極12との間に印加された電界に
よって液晶20を通過する光の偏光特性を変化させる画
素2が形成されたものが開示されている。この液晶装置
1において、下層側電極11と上層側電極13との間に
電界を印加すると、図2(A)に示すように、液晶20
が長軸方向を基板10に垂直に向いた状態から、図2
(B)に示すように、下層側電極11と上層側電極13
との間に発生した横電界あるいは斜め電界に沿って液晶
20の長軸方向が変化した状態に切り換わるので、電界
を印加した画素2と、電界を印加しない画素2との間で
液晶20を通過する光の偏光状態が相違する。従って、
画素2毎に電界の印加有無、あるいは電界の強弱を制御
すれば、液晶装置1に所定の画像を表示させることがで
きる。
【0006】しかしながら、この文献に開示されている
液晶装置1では、上層側電極13がアルミニウムなどで
形成され、下層側電極11がドープトシリコン膜で形成
されているため、上層側電極13および下層側電極11
のいずれもが通っていない周辺領域21しか光が通過し
ないので、高精細な表示を行うことができないという問
題点がある。
【0007】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
1枚の基板に形成した下層側電極と上層側電極との間に
印加した電界によって電気光学物質を通過する光の偏光
状態を制御することにより情報を表示する電気光学装置
において、より高精細な表示を行うことのできる構成を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、電気光学物質を保持する基板上に下層
側電極、絶縁膜および該絶縁膜を介して前記下層側電極
に重なる上層側電極がこの順に形成されているととも
に、前記上層側電極と前記下層側電極の重なり領域に対
応して、前記上層側電極と前記下層側電極との間に印加
された電界によって前記電気光学物質を通過する光の偏
光特性を変化させる画素が形成された電気光学装置であ
って、前記下層側電極、前記絶縁膜および前記上層側電
極はいずれも、透明材料に形成されていることを特徴と
する。
【0009】本発明に係る電気光学装置において、上層
側電極と下層側電極に電界をかけると、上層側電極と下
層側電極との間に発生した横電界あるいは斜め電界によ
って電気光学物質の配向状態などが変化し、この電気光
学物資を通過する光の偏光特性が変化する。従って、画
素毎に電界の印加有無あるいは電界の強弱を制御すれ
ば、この液晶装置に所定の表示を行うことができる。こ
こに本発明では、上層側電極および下層側電極のいずれ
もが透明材料で構成されているため、これらの電極が形
成されている領域も光が通過する。それ故、上層側電極
と下層側電極の重なり領域およびその周辺領域におい
て、上層側電極や下層側電極が形成されていない領域だ
けでなく、これらの電極が形成されている領域に入射し
た光も表示に直接、寄与するので、より高精細な表示を
行うことができる。
【0010】本発明において、前記上層側電極には、該
上層側電極と前記下層側電極との重なり領域で当該下層
側電極を前記上層側電極から部分的に露出させる窓が形
成されていることが好ましい。本発明に係る電気光学装
置では、同一基板上に形成された下層側電極と上層側電
極との間に形成された横電界あるいは斜め電界を利用し
て電気光学物質の配向状態を変化させるため、この電界
が及ぶ距離には限界がある。たとえば、上層側電極の中
心には横電界や斜め電界が発生しないことがある。しか
るに本発明では、上層側電極には、下層側電極を部分的
に露出させる窓が形成されているので、この窓に相当す
る領域にも横電界や斜め電界が形成される。それ故、下
層側電極と上層側電極との重なり領域の中心部分などで
も、配向状態を変えることのできる電界を電気光学物質
に加えることができる。
【0011】本発明において、前記基板の面内方向にお
いて互いに直交する2方向をそれぞれX方向およびY方
向としたときに、前記下層側電極は複数列がX方向に沿
って延設され、前記上下層側電極は複数列がY方向に沿
って延設されていることにより、前記画素はX方向およ
びY方向に沿ってマトリクス状に形成されていることが
好ましい。
【0012】このような電気光学装置では、X方向およ
びY方向のうち、少なくとも一方向で隣接する2つの画
素の間では、各画素において前記上層側電極と前記下層
側電極との間に印加された電界が当該2つの画素の境界
領域を中心としたときに非対称になっていることが好ま
しい。また、X方向およびY方向のいずれの方向で隣接
する2つの画素の間でも、各画素において前記上層側電
極と前記下層側電極との間に印加された電界が当該2つ
の画素の境界領域を中心としたときに非対称になってい
ることがより好ましい。このように構成すると、隣接す
る2つの画素のいずれにおいても、下層側電極と上層側
電極との間に同様な電界がかかったときでも、隣接する
画素間で横電界や斜め電界が打ち消されることがない。
それ故、電界の有無あるいは強弱に対応して電気光学物
質の配向状態などを効果的に変化させることができる。
【0013】このような非対象な電界は、たとえば、前
記上層側電極と前記下層側電極との重なり領域を、前記
上層側電極および前記下層側電極のうちの一方の電極の
幅方向の中心から当該幅方向にずらすことによって実現
できる。また、前記上層側電極と前記下層側電極との重
なり領域を、前記上層側電極および前記下層側電極のう
ちの一方の電極の幅方向の中心から当該幅方向にずら
し、かつ、他方の電極の延設方向で隣接する重なり領域
同士を当該他方の電極の幅方向にずらすことによって実
現できる。
【0014】また、前記の非対象な電界を実現するにあ
たっては、前記上層側電極および前記下層側電極のうち
の少なくとも一方の電極については、当該電極の幅方向
において、互いに異なる電圧が印加される複数列の電極
に分割してもよい。
【0015】さらに、前記上層側電極および前記下層側
電極のうちの少なくとも一方の電極については、当該電
極の幅方向において、互いに異なる極性の電圧が印加さ
れる複数列の電極に分割してもよい。
【0016】さらにまた、前記上層側電極および前記下
層側電極のうちの少なくとも一方の電極は、当該電極の
幅方向において、互いに異なる電気的特性を備えた複数
列の電極に分割してもよい。
【0017】本発明において、1枚の基板に対して信号
供給を行えばよいことを活かして、前記基板上には、前
記上層側電極および前記下層側電極に信号を供給する半
導体装置を実装するための領域も形成しておくことが好
ましい。
【0018】本発明において、前記電気光学物質は、た
とえば、前記基板と、該基板に対して所定の隙間を介し
て貼り合わされた他の基板との間に挟持された液晶であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。なお、本発明を適用したいずれの
形態に係る電気光学装置も、基本的な構成が図1および
図2を参照して説明したとおりであるため、各形態の電
気光学装置の説明にあたっては、同じく図1および図2
を参照し、かつ、共通する機能を有する部分には同一の
符号を付して説明する。
【0020】[実施の形態1]図1は、本発明に係る電
気光学装置としての液晶装置の構成を模式的に示す説明
図である。図2(A)、(B)はそれぞれ、この液晶装
置において電界をかけていない画素における液晶の配向
状態を模式的に示す断面図、および電界をかけた画素に
おける液晶の配向状態を模式的に示す断面図である。図
3(A)、(B)はそれぞれ、この液晶装置に用いた一
方の基板の全体構成を模式的に示す平面図、およびこの
液晶装置に用いた一方の基板の別の全体構成を模式的に
示す平面図である。
【0021】図1において、本形態に係る液晶装置1で
は、一対の透明な基板10、30が所定の隙間を介して
貼り合わされ、かつ、その基板10、30の間には液晶
20、ネマチック液晶が充填されている。ここで用いら
れる透明な基板10、30は、たとえば、ガラス基板、
石英基板、ネオセラムなどといった透明な絶縁基板であ
る。以下の説明においては、これらの基板10、30の
面内方向において、互いに直交する方向をX方向および
Y方向とし、かつ、図1に向かって右側を+X方向、左
側を−X方向、上側を+Y方向、下側を−Y方向として
説明する。
【0022】この液晶装置1において、一対の基板1
0、30のうち、一方の基板10には、Y方向にストラ
イプ状に延びる複数列の下層側電極11が等間隔で形成
され、これらの下層側電極11の上層側には絶縁膜12
(誘電膜)が形成されている。また、基板10には、絶
縁膜12の上層に、下層側電極11と交差するように、
X方向にストライプ状に延びる複数列の上層側電極13
が等間隔で形成され、これらの上層側電極13と下層側
電極11との重なり領域22およびその周辺領域21に
よって、複数の画素2がマトリクス状に形成されてい
る。但し、他方の基板30の方には、従来からある一般
的な液晶装置と違って、対向電極や共通電極などの電極
は形成されていない。
【0023】このように形成された液晶装置1におい
て、本形態では、下層側電極11および上層側電極13
のいずれもが、ITO(Indium Tin Oxi
de)膜などといった透明な導電膜によって形成されて
いる。また、絶縁膜12は、シリコン酸化膜などといっ
た透明な絶縁膜によって形成されている。
【0024】また、ここに示す例では、図2(A)に示
すように、一対の基板10、30のいずれにおいても、
最も表面側には垂直配向膜14、34が形成されてい
る。このため、一対の基板10、30の間に充填された
液晶20は、電界がかけられていない状態で長軸を基板
10、30に対して垂直に向けた状態にある。
【0025】このように構成した液晶装置1では、下層
側電極11および上層側電極13の一方の電極に画像信
号が供給され、他方の電極には走査信号が供給される。
これにより、各画素2毎に下層側電極11と上層側電極
13との間における電界の形成有無、あるいは電界の強
弱が制御され、パッシブマトリクスタイプの液晶装置と
同様、液晶20の配向状態が画素2毎に制御される。
【0026】たとえば、下層側電極11と上層側電極1
3との間に電界がかけられていない画素2では、図2
(A)に示すように、液晶20が長軸方向を基板10に
垂直に向いた状態にある。これに対して、下層側電極1
1と上層側電極13との間に電界がかけられた画素2で
は、図2(B)に示すように、下層側電極11と上層側
電極13との間に発生した横電界あるいは斜め電界に沿
って液晶20が長軸方向を変化させた状態に切り換わ
る。従って、電界を印加した画素2と、電界を印加しな
い画素2との間で液晶を通過する光の偏光状態が相違す
る。それ故、たとえば、基板10、30のそれぞれに対
向するように入射側偏光板51および出射側偏光板52
をそれぞれ配置した状態で、入射側偏光板51の方から
バックライト(図示せず。)などからの光を入射する
と、入射側偏光板51および出射側偏光板52の透過偏
光軸の向きに対応して、電界を印加した画素2、および
電界を印加しない画素2のうちの一方に入射した光は出
射側偏光板52から出射され、他方に入射した光は出射
側偏光板52で遮られる。
【0027】このように、本形態の液晶装置1では、画
像信号および走査信号を供給する下層側電極11および
上層側電極13を一枚の基板10上に形成するので、従
来のパッシブマトリクスタイプの液晶装置と違って、2
枚の基板のそれぞれに信号を供給する必要がない。従っ
て、本形態では、たとえば、図3(A)に示すように、
下層側電極11および上層側電極13が形成されている
基板10に対して、その一辺101に沿って、下層側電
極11を駆動する半導体装置3を実装するための第1の
実装領域16を形成し、隣接する辺102に沿って、上
層側電極13を駆動する半導体装置4を実装するための
第2の実装領域17を形成し、さらには、これらの実装
領域16、17にCOG(Chip On Glas
s)実装された半導体装置3、4に外部から信号供給す
るためのフレシキブル基板5が接続される入力端子18
を形成しておくだけで、従来のパッシブマトリクスタイ
プの液晶装置と同様な表示を行うことができる。
【0028】また、図3(B)に示すように、下層側電
極11および上層側電極13が形成されている基板10
に対して、その一辺101に沿って、下層側電極11を
駆動する半導体装置3を実装するための第1の実装領域
16、および上層側電極13を駆動する半導体装置4を
実装するための第2の実装領域17を形成し、さらに、
これらの実装領域16、17にCOG実装された半導体
装置3、4に外部から信号供給するためのフレシキブル
基板5が接続される入力端子18を形成してもよい。
【0029】さらに、本形態の液晶装置1では、下層側
電極11、絶縁膜12および上層側電極13のいずれも
が、ITO膜やシリコン酸化膜などといった透明な材料
から形成されているので、下層側電極11あるいは上層
側電極13が遮光性の材料から形成されている場合と違
って、各画素2において下層側電極11および上層側電
極13が形成されている領域からも光の出射が可能であ
る。すなわち、下層側電極11と上層側電極13との重
なり領域22、およびその周辺領域21のいずれの領域
でも光の透過が可能であるため、これらの双方の領域か
ら表示に直接、寄与する光が出射されることになる。そ
れ故、表示に直接、寄与する光量が多いので、下層側電
極11あるいは上層側電極13が遮光性の材料から形成
されている場合と比較して、明るく、かつ、高精細な表
示を行うことができる。
【0030】[実施の形態2]図4(A)、(B)はそ
れぞれ、実施の形態2に係る液晶装置の電極構造を示す
平面図、およびそのIV−IV′断面図である。
【0031】図4(A)、(B)に示すように、本形態
の液晶装置1でも、一対の透明な基板10、30が所定
の隙間を介して貼り合わされ、かつ、その基板10、3
0間には液晶20が充填されている。この液晶装置1に
おいても、一方の基板10には、Y方向にストライプ状
に延びる複数列の下層側電極11が等間隔で形成され、
これらの下層側電極11の上層側には絶縁膜12が形成
されている。また、基板10には、絶縁膜12の上層
に、下層側電極11と交差するように、X方向にストラ
イプ状に延びる複数列の上層側電極13が等間隔で形成
され、これらの上層側電極13と下層側電極11との重
なり領域22およびその周辺領域21によって、複数の
画素2がマトリクス状に形成されている。
【0032】本形態でも、下層側電極11および上層側
電極13のいずれもが、ITO膜などといった透明な導
電膜によって形成されている。また、絶縁膜12はシリ
コン酸化膜から形成されている。従って、各画素2にお
いて下層側電極11および上層側電極13が形成されて
いる領域からも光の出射が可能である。それ故、表示に
直接、寄与する光量が多いので、明るく、かつ、高精細
な表示を行うことができるなど、実施の形態1と同様な
効果を奏する。
【0033】また、本形態では、上層側電極13には、
上層側電極13と下層側電極11との重なり領域22の
中央部分には下層側電極11を上層側電極13から部分
的に露出させる矩形の窓130が形成されている。
【0034】従って、本形態の液晶装置1では、上層側
電極13と下層側電極11との重なり領域22の中央部
分(画素2の中心部分)でも、窓130を介しても下層
側電極11と上層側電極13との間に強い横電界あるい
は斜め電界が形成されるので、重なり領域22の中心で
も、液晶20の長軸方向が基板10、30に垂直な状態
から、電界の方向に液晶20の長軸方向が向いた状態と
なる。それ故、電界をかけた画素2を通過した光と、電
界をかけない画素2を通過した光との間で偏光状態の差
が大きい。それ故、本形態によれば、実施の形態1と比
較して、さらに明るくて、かつ、高精細の表示を行うこ
とができる。
【0035】[実施の形態3]図5は、実施の形態3に
係る液晶装置の電極構造を示す平面図である。
【0036】図5に示すように、本形態の液晶装置1で
も、基板10には、Y方向にストライプ状に延びる複数
列の下層側電極11が等間隔で形成されているととも
に、これらの下層側電極11と交差するように、X方向
にストライプ状に延びる複数列の上層側電極13が等間
隔で形成され、これらの上層側電極13と下層側電極1
1との重なり領域22およびその周辺領域21によっ
て、複数の画素2がマトリクス状に形成されている。
【0037】このように形成された液晶装置1におい
て、本形態でも、下層側電極11および上層側電極13
は、ITO膜などといった透明な導電膜によって形成さ
れている。従って、各画素2において下層側電極11お
よび上層側電極13が形成されている領域からも光の出
射が可能である。それ故、表示に直接、寄与する光量が
多いので、明るく、かつ、高精細な表示を行うことがで
きるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0038】また、本形態では、下層側電極11および
上層側電極13のうち、上層側電極13は、X方向にお
いて所定の間隔で形成された複数の矩形の幅広部分13
1と、これらの幅広部分131を連結する細幅部分13
2とから構成されている。ここで、上層側電極13は、
幅広部分131が下層側電極11からみてやや−X方向
(下層側電極11の幅方向)に偏った位置に形成されて
いるため、上層側電極13と下層側電極11との重なり
領域22は、下層側電極11の幅方向の中心からやや−
X方向(下層側電極の幅方向)にずれている。
【0039】このため、本形態の液晶装置1において、
下層側電極11と上層側電極13に電界をかけたとき、
X方向で隣接する2つの画素2の間では、各画素2にお
いて上層側電極13と下層側電極11との間に印加され
た電界がこれらの2つの画素2の境界領域を中心とした
ときに非対称になっている。従って、X方向で隣接する
2つの画素2において、上層側電極13と下層側電極1
1との間に同様な電界が印加されたときでも、これら2
つの画素2の境界領域において、双方の画素2に印加さ
れた横方向あるいは斜め方向の電界が打ち消されること
がない。それ故、X方向で隣接する画素2の境界領域に
位置する液晶20であっても、2つの画素2の一方の電
界に沿って液晶20の長軸が向く。よって、電界をかけ
た画素2に入射した光と、電界をかけない画素2に入射
した光との間で偏光状態の差が大きいので、本形態によ
れば、実施の形態1と比較して、さらに明るくて、か
つ、高精細の表示を行うことができる。
【0040】[実施の形態4]図6は、実施の形態4に
係る電気光学装置としての液晶装置の電極構造を示す平
面図である。
【0041】図6に示すように、本形態の液晶装置1で
も、基板10には、Y方向にストライプ状に延びる複数
列の下層側電極11が等間隔で形成されているととも
に、これらの下層側電極11と交差するように、X方向
にストライプ状に延びる複数列の上層側電極13が形成
され、これらの上層側電極13と下層側電極11との重
なり領域22およびその周辺領域21によって、複数の
画素2がマトリクス状に形成されている。
【0042】このように形成された液晶装置1におい
て、本形態でも、下層側電極11および上層側電極13
は、ITO膜などといった透明な導電膜によって形成さ
れている。従って、各画素2において下層側電極11お
よび上層側電極13が形成されている領域からも光の出
射が可能である。それ故、表示に直接、寄与する光量が
多いので、明るく、かつ、高精細な表示を行うことがで
きるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0043】また、本形態においても、実施の形態3と
同様、上層側電極13は、X方向において所定の間隔で
形成された複数の幅広部分131と、これらの幅広部分
を連結する細幅部分132とから構成され、幅広部分1
31が下層側電極11からみてやや−X方向に偏った状
態で下層側電極11に重なっている。このため、上層側
電極13と下層側電極11との重なり領域は、下層側電
極11の幅方向の中心からやや−X方向(下層側電極の
幅方向)にずれている。
【0044】さらに、本形態では、上層側電極13は、
全体としてはX方向に延びているが、各幅広部分131
は、+X方向に位置するものほど、−Y方向にずれてい
る。このため、細幅部分132は、幅広部分131の最
も−Y方向側に位置する側端部から+X方向に延びた
後、さらに−Y方向に屈曲して+X方向に隣接する幅広
部分131に繋がっている。このため、上層側電極13
と下層側電極11との重なり領域22のうち、上層側電
極13の延設方向(X方向)で隣接する重なり領域22
同士は、この上層側電極13の幅方向(Y方向)におい
て一方向(−Y方向)にずれている。
【0045】従って、本形態の液晶装置1において、下
層側電極11と上層側電極13に電界をかけたとき、X
方向で隣接する2つの画素2の間では、各画素において
上層側電極13と下層側電極11との間に印加された電
界がこれらの2つの画素2の境界領域を中心としたとき
に非対称になっている。また、Y方向で隣接する2つの
画素2の間では、細幅部分132からの電界の影響を受
けて、上層側電極13と下層側電極11との間に印加さ
れた電界がこれらの2つの画素2の境界領域を中心とし
たときに非対称になっている。従って、X方向およびY
方向のいずれの側で隣接する2つの画素2の間において
も、これら2つの画素2の境界領域において、双方の画
素2に印加された電界が打ち消されることがない。従っ
て、X方向およびY方向で隣接する画素2の境界領域に
位置する液晶20であっても、2つの画素2の一方の画
素2の側に形成された電界に沿って液晶20の長軸が向
く。それ故、電界をかけた画素2に入射した光と、電界
をかけない画素2に入射した光との間で偏光状態の差が
大きいので、本形態によれば、実施の形態1と比較し
て、さらに明るくて、かつ、高精細の表示を行うことが
できる。
【0046】[実施の形態5]図7は、実施の形態5に
係る電気光学装置としての液晶装置の電極構造を示す平
面図である。
【0047】図7に示すように、本形態の液晶装置1で
も、基板10には、Y方向にストライプ状に延びる複数
列の下層側電極11が等間隔で形成されているととも
に、これらの下層側電極11と交差するように、X方向
にストライプ状に延びる複数列の上層側電極13が等間
隔で形成され、これらの上層側電極13と下層側電極1
1との重なり領域22およびその周辺領域21によっ
て、複数の画素2がマトリクス状に形成されている。
【0048】このように形成された液晶装置1におい
て、本形態でも、下層側電極11および上層側電極13
は、ITO膜などといった透明な導電膜によって形成さ
れている。従って、各画素2において下層側電極11お
よび上層側電極13が形成されている領域からも光の出
射が可能である。それ故、表示に直接、寄与する光量が
多いので、明るく、かつ、高精細な表示を行うことがで
きるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0049】また、本形態では、下層側電極11および
上層側電極13のうち、たとえば画像信号が供給される
上層側電極13は、この電極の幅方向(Y方向)におい
て、互いに異なる電圧が印加される複数列の電極13
6、137に分割されている。すなわち、上層側電極1
3において、+Y方向に位置する電極136には、ピー
ク電圧の高い信号が供給され、この電極136に−Y方
向で並列する電極137には、電極136よりもピーク
電圧の高い信号が供給される。
【0050】従って、本形態の液晶装置1において、下
層側電極11と上層側電極13に電界をかけたとき、Y
方向で隣接する2つの画素2の間では、上層側電極13
と下層側電極11との間に印加された電界がこれらの2
つの画素2の境界領域を中心としたときに非対称になっ
ている。従って、Y方向で隣接する2つの画素2の境界
領域において、双方の画素2に印加された電界が打ち消
されることがない。従って、Y方向で隣接する画素2の
境界領域に位置する液晶20であっても、2つの画素2
の一方の画素2の電界に沿って液晶20の長軸が向く。
それ故、電界をかけた画素2に入射した光と、電界をか
けない画素2に入射した光との間で偏光状態の差が大き
いので、本形態によれば、実施の形態1と比較して、さ
らに明るくて、かつ、高精細の表示を行うことができ
る。
【0051】このような作用・効果は、図7に示すよう
に構成した上層側電極13において、分割した2つの電
極136、137に印加する信号の極性を反転させた構
成を採用したときでも達成することができる。
【0052】[実施の形態6]図8は、実施の形態6に
係る電気光学装置としての液晶装置の電極構造を示す平
面図である。
【0053】図8に示すように、本形態の液晶装置1で
も、基板10には、Y方向にストライプ状に延びる複数
列の下層側電極11が等間隔で形成されているととも
に、これらの下層側電極11と交差するように、X方向
にストライプ状に延びる複数列の上層側電極13が等間
隔で形成され、これらの上層側電極13と下層側電極1
1との重なり領域22およびその周辺領域21によっ
て、複数の画素2がマトリクス状に形成されている。
【0054】このように形成された液晶装置1におい
て、本形態でも、下層側電極11および上層側電極13
は、ITO膜などといった透明な導電膜によって形成さ
れている。従って、各画素2において下層側電極11お
よび上層側電極13が形成されている領域からも光の出
射が可能である。それ故、表示に直接、寄与する光量が
多いので、明るく、かつ、高精細な表示を行うことがで
きるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0055】また、本形態では、下層側電極11および
上層側電極13のうち、たとえば画像信号が供給される
上層側電極13は、この電極の幅方向(Y方向)におい
て、互いに異なる電気的特性を備える2列の電極13
8、139に分割されている。たとえば、上層側電極1
3において、+Y方向に位置する電極138について
は、ITOなどといった透明な導電材料であっても、比
抵抗が大きな配線材料から形成し、−Y方向に位置する
電極139については、同じ透明な導電材料であって
も、比抵抗が小さな配線材料から形成する。
【0056】なお、上層側電極13において、+Y方向
に位置する電極138については、ITOなどといった
透明な導電材料であっても、誘電率が大きな配線材料か
ら形成し、−Y方向に位置する電極139については、
同じ透明な導電材料であっても、誘電率が小さな配線材
料から形成してもよい。
【0057】このように構成した上層側電極13に対し
て、電極138、139の双方に同一の信号を供給して
も、これらの電極138、139を構成する材料の電気
的特性が相違するため、下層側電極11との重なり領域
22付近では、電気的特性の影響を受けて、電極138
と下層側電極11との間にかかる電界と、電極139と
下層側電極11との間にかかる電界とが相違する。
【0058】従って、本形態の液晶装置1において、下
層側電極11と上層側電極13に電界をかけたとき、Y
方向で隣接する2つの画素2の間では、各画素において
上層側電極13と下層側電極11との間に印加された電
界がこれらの2つの画素2の境界領域を中心としたとき
に非対称になっている。それ故、Y方向で隣接する2つ
の画素2の間において、上層側電極13と下層側電極1
1との間に電界が印加されたときでも、これら2つの画
素2の境界領域において、双方の画素2に印加された電
界が打ち消されることがない。従って、Y方向で隣接す
る画素2の境界領域に位置する液晶20であっても、2
つの画素2の一方の画素2の電界に沿って液晶20の長
軸が向く。それ故、電界をかけた画素2に入射した光
と、電界をかけない画素2に入射した光との間で偏光状
態の差が大きいので、本形態によれば、実施の形態1と
比較して、さらに明るくて、かつ、高精細の表示を行う
ことができる。
【0059】[その他の実施の形態]なお、上記のいず
れの形態においても、透過型の液晶装置を例に説明した
が、基板10として反射性を有する基板を用いて基板3
0の側から光を入射させる構成、あるいは、基板300
として反射性を有する基板を用いて基板10の側から光
を入射させる構成を採用すれば、反射型の液晶装置を構
成することができ、このような反射型の液晶装置に対し
て本発明を適用してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
光学装置では、同一の基板上に形成された上層側電極と
下層側電極に電界をかけると、この電界によって電気光
学物質の配向状態などが変化し、この電気光学物資を通
過する光の偏光特性が変化する。従って、画素毎に電界
の印加有無を制御すれば、この液晶装置に所定の表示を
行うことができる。また、本発明では、上層側電極およ
び下層側電極のいずれもが透明材料で構成されているた
め、これらの電極が形成されている領域も光が通過す
る。それ故、上層側電極と下層側電極の重なり領域およ
びその周辺領域において、上層側電極や下層側電極が形
成されていない領域だけでなく、これらの電極が形成さ
れている領域に入射した光も表示に直接、寄与するの
で、より高精細な表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る液晶装置の構成を
模式的に示す説明図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ、図1に示す液晶装
置において電界をかけていない画素における液晶の配向
状態を模式的に示す断面図、および電界をかけた画素に
おける液晶の配向状態を模式的に示す断面図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれ、図1に示す液晶装
置に用いた一方の基板の全体構成を模式的に示す平面
図、およびこの液晶装置に用いた一方の基板の別の全体
構成を模式的に示す平面図である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形
態2に係る電気光学装置としての液晶装置の電極構造を
示す平面図、およびそのIV−IV′断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る電気光学装置とし
ての液晶装置の電極構造を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る電気光学装置とし
ての液晶装置の電極構造を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態5に係る電気光学装置とし
ての液晶装置の電極構造を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態6に係る電気光学装置とし
ての液晶装置の電極構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 液晶装置(電気光学装置) 2 画素 3、4 半導体装置 5 フレキシブル配線基板 10、30 第1の基板 11 下層側電極 12 絶縁膜 13 上層側電極 14、34 垂直配向膜 16、17 半導体装置の実装領域 18 入力端子 20 液晶(電気光学物質) 21 下層側電極と上層側電極との重なり領域の周辺領
域 22 下層側電極と上層側電極との重なり領域 51、52 偏光板 130 上層側電極に形成された窓 131 上層側電極の幅広部分 132 上層側電極の細幅部分 136、137、138、139 上層側電極を構成す
る電極

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学物質を保持する基板上に下層側
    電極、絶縁膜および該絶縁膜を介して前記下層側電極に
    重なる上層側電極がこの順に形成されていることによ
    り、前記上層側電極と前記下層側電極の重なり領域に対
    応して、前記上層側電極と前記下層側電極との間に印加
    された電界によって前記電気光学物質を通過する光の偏
    光特性を変化させる画素が形成された電気光学装置であ
    って、 前記下層側電極、前記絶縁膜および前記上層側電極はい
    ずれも、透明材料に形成されていることを特徴とする電
    気光学装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記上層側電極に
    は、該上層側電極と前記下層側電極との重なり領域で当
    該下層側電極を前記上層側電極から部分的に露出させる
    窓が形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記基板の
    面内方向において互いに直交する2方向をそれぞれX方
    向およびY方向としたときに、前記下層側電極が複数
    列、X方向に延設され、前記上下層側電極が複数列、Y
    方向に延設されていることにより、前記画素はX方向お
    よびY方向にマトリクス状に形成されていることを特徴
    とする電気光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、X方向およびY方向
    のうち、少なくとも一方向で隣接する2つの画素の間で
    は、各画素において前記上層側電極と前記下層側電極と
    の間に印加された電界が当該2つの画素の境界領域を中
    心としたときに非対称になっていることを特徴とするこ
    とを特徴とする電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、X方向およびY方向
    のいずれの方向で隣接する2つの画素の間でも、各画素
    において前記上層側電極と前記下層側電極との間に印加
    された電界が当該2つの画素の境界領域を中心としたと
    きに非対称になっていることを特徴とすることを特徴と
    する電気光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、前記上層側電極と前
    記下層側電極との重なり領域は、前記上層側電極および
    前記下層側電極のうちの一方の電極の幅方向の中心から
    当該幅方向にずれていることを特徴とすることを特徴と
    する電気光学装置。
  7. 【請求項7】 請求項3において、前記上層側電極と前
    記下層側電極との重なり領域は、前記上層側電極および
    前記下層側電極のうちの一方の電極の幅方向の中心から
    当該幅方向にずれており、かつ、 他方の電極の延設方向で隣接する前記重なり領域同士
    は、当該他方の電極の幅方向にずれていることを特徴と
    することを特徴とする電気光学装置。
  8. 【請求項8】 請求項3において、前記上層側電極およ
    び前記下層側電極のうちの少なくとも一方の電極は、当
    該電極の幅方向において、互いに異なる電圧が印加され
    る複数列の電極に分割されていることを特徴とする電気
    光学装置。
  9. 【請求項9】 請求項3において、前記上層側電極およ
    び前記下層側電極のうちの少なくとも一方の電極は、当
    該電極の幅方向において、互いに異なる極性の電圧が印
    加される複数列の電極に分割されていることを特徴とす
    る電気光学装置。
  10. 【請求項10】 請求項3において、前記上層側電極お
    よび前記下層側電極のうちの少なくとも一方の電極は、
    当該電極の幅方向において、互いに異なる電気的特性を
    備えた複数列の電極に分割されていることを特徴とする
    電気光学装置。
  11. 【請求項11】 請求項3ないし10のいずれかにおい
    て、前記基板上には、前記上層側電極および前記下層側
    電極に信号供給する半導体装置を実装するための領域が
    形成されていることを特徴とする電気光学装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかにおい
    て、前記電気光学物質は、前記基板と、該基板に対して
    所定の隙間を介して貼り合わされた他の基板との間に挟
    持された液晶であることを特徴とする電気光学装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021505972A (ja) * 2018-08-06 2021-02-18 ユング(グアン)テクノロジー カンパニー リミテッド 表示パネル、ディスプレイ及び表示端末

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JP2021505972A (ja) * 2018-08-06 2021-02-18 ユング(グアン)テクノロジー カンパニー リミテッド 表示パネル、ディスプレイ及び表示端末
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