JP2001227065A - ユニット建物、梁の接合構造及び該梁の接合構造を有するユニット建物 - Google Patents

ユニット建物、梁の接合構造及び該梁の接合構造を有するユニット建物

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JP2001227065A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上階部分のセットバック部の構造効率が良好
で、しかも、有効に隣接する他の建物ユニットを支持で
きるユニット建物、梁の接合構造及び該ユニット建物の
梁の接合構造を提供する。 【解決手段】少なくとも2つの下階建物ユニット2,2
の壁部2aの無い辺同士を突き合わせて隣接配置し、下
階建物ユニット2の上に、少なくとも2つの建物ユニッ
ト2,2の壁部2aと壁部2aとの間に鋼製梁材13,
13が掛け渡されている。鋼製梁材13,13には、前
記壁部2aと壁部2aとの間の距離よりも短い上階ユニ
ット12が装着されている。鋼製梁材13の側面には、
隣接する他の上階ユニット4を支持するフランジ面13
bが予め形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅用等、建築
物を複数の建物ユニットで構成するユニット建物のう
ち、特に、上下階で、床面積が異なるユニット建物、梁
の接合構造及び該ユニット建物の梁の接合構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のユニット建物1としては、建物ユ
ニットのうち、下階ユニット2…を縦横2個づつ配置
し、広い空間を形成する技術が知られている。
【0003】出願人らは、特願平11−7956号等に
て、図19及び図20に示すユニット建物1を提案して
いる。このユニット建物1では、下階ユニット2の短片
2つ分の長さを持つ上階ユニット3が、下階ユニット
2,2の4つに跨る形で配置されている。この上階ユニ
ット3の床部3aの両側縁には、上面視略ニの字状の壁
部3b,3bが形成されている。
【0004】そして、この上階ユニット3の両側には、
床部4aの直交する2辺に上面視略L字型の壁部4b,
4cを有する上階ユニット4,4が、各々2個づつ配置
されている。
【0005】また、図20に示すものでは、下階ユニッ
ト2の短片2つ分の長さを持つ上階ユニット5が下階ユ
ニット2,2の4つに跨る形で配置されている。この上
階ユニット5では、上階の床部5aに、上面視略ニの字
状の壁部5b,5cが形成されている共に、この壁部5
bの外側のセットバック部には、床部5aの一部5dを
用いて、バルコニー部6が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の建物ユニットでは、以下のような問題点があ
った。
【0007】例えば、前記床部5aの一部5dを下階屋
根部として使用する場合には、床部5aを構成する床部
の上に屋根を載せる構造となる。このため、構造効率が
良好であるとは言い難かった。
【0008】また、図19に示す上階ユニット4の床部
4aは、下階ユニット2と略同一長さの長短辺のみを有
しているので、前記壁部4b,4c立設部分の2辺は、
下方から支持されるが、他の2辺は下方から支持する為
に、別途梁材等を掛け渡さなければならず、部品点数を
増大させてしまうといった問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、上階部分のセットバック部の構造効率が良好
で、しかも、有効に隣接する他の建物ユニットを支持で
きるユニット建物、梁の接合構造及び該ユニット建物の
梁の接合構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、少なくとも2つの
下階建物ユニットの壁部の無い辺同士を突き合わせて隣
接配置し、該下階建物ユニットの上に、少なくとも2つ
の建物ユニットの壁部と壁部との間に梁材を掛け渡し、
該梁材に、前記壁部と壁部との間の距離よりも短い上階
ユニットを装着したユニット建物を特徴としている。
【0011】このように構成された請求項1記載のもの
では、壁部と壁部との間に掛け渡された梁材で、例え
ば、下階屋根部を支持するように構成出来るので、従来
のように、床部が介在することなく、構造効率が良好で
ある。
【0012】また、請求項2に記載されたものでは、少
なくとも2つの下階建物ユニットの壁部の無い辺同士を
突き合わせて隣接配置し、該下階建物ユニットの上に、
少なくとも2つの建物ユニットの壁部と壁部との間に梁
材を掛け渡し、該梁材に、前記壁部と壁部との間の距離
よりも短い上階ユニットを装着すると共に、該梁材の側
面には、隣接する他の上階ユニットを支持する支持部が
予め形成されているユニット建物を特徴としている。
【0013】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記梁材の側面に予め形成された支持部が、隣接
する他の上階ユニットを支持するので、別途、他の上階
ユニットの為に梁材等を掛け渡す必要が無くなり、部品
点数の増大を抑制できる。
【0014】更に、請求項3に記載されたものでは、前
記支持部は、略水平に突設されて、下方から、隣接する
他の上階ユニットの側縁部を支持するフランジ面である
請求項2記載のユニット建物を特徴としている。
【0015】このように構成された請求項3記載のもの
では、支持部としてのフランジ面に、隣接する他の上階
ユニットを上方から載置するだけで、下方から該他の上
階ユニットが支持される構造を得られる。このため、施
工作業性が良好である。
【0016】また、請求項4に記載されたものでは、木
製の根太に梁材を装着する梁の接合構造であって、前記
根太には、前記梁材から突設されて、先端周縁に形成し
た突起部を該根太に食い込ませる筒状金物を貫通させる
と共に、該筒状金物に挿通されるボルト部材で、前記梁
材を根太に締結する梁の接合構造を特徴としている。
【0017】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記根太に、突起部を食い込ませて貫通された筒
状金物に対して、前記梁材を根太に締結するボルト部材
が挿通されているので、部分圧縮により、根太の梁材が
装着された箇所が変形する虞を減少させることが出来
る。このため、例えば多数の釘等を用いなくとも、数本
のボルト部材で、前記梁材を床部に装着出来るので、施
工作業性が良好である。
【0018】そして、請求項5に記載されたものでは、
木製の根太に梁材を装着する梁の接合構造であって、前
記根太と、前記梁材との間には、先端周縁を該根太に食
い込ませるシアプレートを介在させると共に、該シアプ
レートに挿通されるボルト部材で、前記梁材を根太に締
結する梁の接合構造を特徴としている。
【0019】このように構成された請求項5記載のもの
では、前記先端周縁を該根太に食い込ませるシアプレー
トに対して、前記梁材を根太に締結するボルト部材が挿
通されているので、部分圧縮により、根太の梁材が装着
された箇所が変形する虞を減少させることが出来る。こ
のため、例えば多数の釘等を用いなくとも、数本のボル
ト部材で、前記梁材を床部に装着出来るので、施工作業
性が良好である。
【0020】そして、請求項6に記載されたものでは、
前記シアプレートは、逆L字型のプレートに予め固着さ
れていると共に、該プレートには、前記梁材の上部に当
接するフランジ部が一体に形成されている請求項5記載
の梁の結合構造を特徴としている。
【0021】このように構成された請求項6記載のもの
では、前記フランジ部が、前記シアプレートを介して伝
達する根太の重量を前記梁材に分散させて、該根太の撓
み量を減少させることが出来る。
【0022】また、例えば、固定に用いる前記梁材のボ
ルト孔は、ルーズホールとする事が出来るので、施工性
が良好である。
【0023】そして、請求項7に記載されたものでは、
前記シアプレートが、前記梁材の側面部に予め一体に固
着されているので、前記シアプレートを介して伝達され
る根太の重量が前記梁材に分散されて、該根太の撓み量
が減少する。
【0024】また、例えば、固定に用いる前記梁材のボ
ルト孔は、ルーズホールとする事が出来るので、施工性
が良好である。
【0025】更に、請求項8に記載されたものでは、木
製の根太に梁材を装着する梁の接合構造であって、前記
根太には、両側から挟持する一対の取付面部を有する断
面略凹状の支持具を下方から該根太に装着すると共に、
該支持具の両取付面に挿通されるボルト部材で、前記梁
材を該支持具に固定することにより、根太に該梁材を装
着する梁の接合構造を特徴としている。
【0026】このように構成された請求項8記載のもの
では、下方から該根太に装着された断面略凹字状の支持
具の両取付面に、梁材を該支持具に固定するボルト部材
が挿通されているので、部分圧縮により、根太の梁材が
装着された箇所が変形する虞を減少させることが出来
る。
【0027】このため、例えば多数の釘等を用いなくと
も、数本のボルト部材で、前記梁材を床部に装着出来る
ので、施工作業性が良好である。
【0028】また、請求項9に記載されたものでは、前
記根太が上階ユニットの根太であると共に、前記梁材
を、少なくとも2つの下階建物ユニットの壁部の無い辺
同士を突き合わせて隣接配置した下階建物ユニットの上
に、壁部と壁部との間に跨るように掛け渡し、該梁材
に、前記壁部と壁部との間の距離よりも短い上階ユニッ
トを装着した請求項4乃至6のうち何れか一項記載の梁
の接合構造を有するユニット建物を特徴としている。
【0029】このように構成された請求項9記載のもの
では、上階ユニットの大きさに関わらず、上階部分が、
下方から確実に前記梁材を介して下階の壁部で支持され
る。このため、セットバック量に応じて上階ユニットの
大きさを設定する事が出来るので、敷地対応性が良好で
ある。
【0030】更に、請求項10に記載されたものでは、
前記根太が上階ユニットの根太であると共に、前記梁材
を、少なくとも2つの下階建物ユニットの壁の無い辺同
士を突き合わせて隣接配置した下階建物ユニットの上
に、跨るように掛け渡し、該梁材に、前記壁部と壁部と
の間の距離よりも短い上階ユニットを装着すると共に、
該梁材の側面には、隣接する他の上階ユニットを支持す
る支持部が予め形成されている請求項4乃至8のうち何
れか一項記載の梁の接合構造を有するユニット建物を特
徴としている。
【0031】このように構成された請求項10記載のも
のでは、前記請求項9記載の作用に加えて、更に、隣接
する他の上階ユニットが、大きさに関わらず、下方から
前記上階ユニットを支持する同じ梁材を介して下階の壁
部で支持される。このため、隣接する上階建物ユニット
の床部間の剪断変形が、抑制される。このため、段差等
を生じる虞が減少し、この点に置いても、設計の自由度
が拡大する。
【0032】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0033】図1〜図7は、この発明の実施の形態1の
梁の接合構造を有するユニット建物を示すものである。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同
一符号を付して説明する。
【0034】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のユニット建物11では、下階の建物ユニット2…
を、壁部の無い辺同士を突き合わせて隣接配置し、縦横
2個づつで、計4つ配置し、広い空間、例えば居間等を
形成するものである。
【0035】これらの下階建物ユニット2,2の上に
は、少なくとも2つの建物ユニット2,2の壁部2aと
壁部2aとの間に掛け渡される梁材としての鋼製梁材1
3,13が、一対設けられている。
【0036】このユニット建物11では、下階の建物ユ
ニット2の短片2つ分の長さよりも短い間隔で、床部1
2aの両側縁に、上面視略ニの字状の壁部12b,12
bが形成されている上階ユニット12が、前記鋼製梁材
13,13を用いて、下階ユニット2,2の4つに跨る
形で、左右の根太としての木製の側根太12c,12c
に装着されて、配置されている。
【0037】この鋼製梁材13には、長尺の断面略L字
状を呈し、前記側根太12c,12cに、4本のボルト
部材14…及びナット部材15…を用いて装着される側
根太装着縦面部13aを有している。
【0038】この側根太装着縦面部13aには、図5に
示すように、略等間隔a=b=c(約100cm)を置
いてボルト孔13d…が、計4つ形成されている。これ
らの間隔a等は、側根太12cの端縁12dまでの距離
d(約33cm)よりも長く設定されている。
【0039】また、この鋼製梁材13には、この側根太
装着縦面部13a下縁側面から側方に略水平に突設され
て、隣接する他の上階ユニット4,4の側縁部4d,4
dを各々下方から支持する支持部としてのフランジ面1
3bが、予め一体となるように形成されている。
【0040】このうち、フランジ面13bの側端縁近傍
には、図4に示すように、下階建物ユニット2の壁部2
a上面から突設された取付ボルト2bが挿通されて、ワ
ッシャ部材16を介して、ナット部材17で締結される
取付孔13cが形成されている。
【0041】この上階ユニット12は、前記壁部12
b,12b間の距離が、壁部2aと壁部2aとの間の距
離よりも短くなるように設定されている。
【0042】そして、この上階ユニット12の両側に
は、床部4aの直交する2辺に上面視略L字型の壁部4
b,4cを有する上階ユニット4,4が、各々2個づつ
配置されている。
【0043】次に、この実施の形態1の梁の接合構造を
有するユニット建物11の作用について、施工順序に沿
って説明する。
【0044】この実施の形態1のユニット建物11で
は、まず、図5に示すように、前記側根太12c,12
cに、4本のボルト部材14…及びナット部材15…を
用いて、前記一対の鋼製梁材13,13の側根太装着縦
面部13a,13aが各々装着される。
【0045】この際、前記側根太12cの下面と、この
鋼製梁材13のフランジ面13bの下面とは、略面一と
なるように装着される。
【0046】次に、図1及び図4に示すように、これら
の鋼製梁材13,13が、下階ユニット2,2の4つに
跨るように、建物ユニット2,2の壁部2aと壁部2a
との間に掛け渡されて、ナット部材17等を用いて固定
される。
【0047】そして、図2に示すように、この上階ユニ
ット12の両側に、床部4aの直交する2辺に上面視略
L字型の壁部4b,4cを有する上階ユニット4,4
が、各々2個づつ配置される。
【0048】これらの上階ユニット4では、前記側縁部
4dを装着する切り欠き4aが、前記フランジ面13b
の厚みと略同じ高さ予めカット形成されることにより、
上方から載置された状態で、床パーチクルボード4fま
での高さHが、下階ユニット2の上端レベルに合うよう
に設定されている。これらのフランジ面13b及び前記
側縁部4d間は、ボルト部材18及びナット部材19で
固定される。
【0049】このように、壁部2aと壁部2aとの間に
掛け渡された鋼製梁材13,13で、例えば、図3中二
点鎖線で示す位置に下階屋根部20を形成し、下方から
支持するように構成出来るので、従来のように、下階屋
根部20と下階ユニット2との間に床部が介在すること
なく、構造効率が良好である。
【0050】また、前記鋼製梁材13の側面に予め形成
されたフランジ面13bが、隣接する他の上階ユニット
4を支持するので、別途、他の上階ユニット4,4の為
に梁材等を掛け渡す必要が無くなり、部品点数の増大を
抑制できる。
【0051】更に、支持部としてのフランジ面13b
に、隣接する他の上階ユニット4を上方から載置するだ
けで、下方から他の上階ユニット4が支持される構造を
得られる。このため、前記図4に示すように、建物ユニ
ット固定用の取付ボルト2bが使用できて、施工作業性
が良好である。
【0052】更に、上階ユニット12の大きさに関わら
ず、上階部分が、下方から確実に前記鋼製梁材13,1
3を介して下階ユニット2,2の壁部2a,2aで支持
される。このため、セットバック量に応じて上階ユニッ
ト12の大きさを設定する事が出来るので、敷地対応性
が良好である。
【0053】更に、隣接する他の上階ユニット4も、大
きさに関わらず、下方から前記上階ユニット12を支持
する同じ鋼製梁材13のフランジ面13bを介して下階
ユニット2,2の壁部2a,2aで支持される。このた
め、隣接する上階建物ユニット12,4の床部間の剪断
変形が、抑制される。このため、段差等を生じる虞が減
少し、この点に置いても、設計の自由度が拡大する。
【0054】
【変形例1】図8及び図9は、この実施の形態1の変形
例1の梁の接合構造を示すものである。なお、前記実施
の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を
付すと共に、比較の為、図17に、一般的な梁の接合構
造を示す。
【0055】まず、構成を説明すると、この変形例1の
梁の接合構造では、前記側根太12cには、前記鋼製梁
材13のボルト孔13dに挿通されると共に突設され
て、先端周縁に形成された鋸歯状の突起部21aをこの
側根太12cに食い込ませる筒状金物21が貫通される
ようにしている。
【0056】この筒状金物21に挿通されるボルト部材
14及びナット部材15で、前記鋼製梁材13を側根太
12cに締結するようにしている。
【0057】また、図17に示すように一般的に用いら
れるボルト部材14及びナット部材15の締結と併用し
て、釘22…を複数用いる梁の接合構造では、10数本
一列にこれらの釘を打つことにより、所望の取付強度を
得るようにしている。
【0058】このように構成された変形例1では、前記
側根太12cに、突起部21aが食い込ませられて、貫
通された筒状金物21に対して、前記鋼製梁材13が側
根太12cに締結するボルト部材14が、内部に挿通さ
れているので、この筒状金物21の径により拡大した接
触面積分、圧縮により、側根太12cの鋼製梁材13が
装着された箇所が変形する虞を減少させることが出来
る。
【0059】このため、例えば、比較例として説明した
図17に示すように多数の釘22…等を用いなくとも、
数本のボルト部材14で、前記鋼製梁材12を床部12
に装着出来る。
【0060】このため、施工作業性が良好である。
【0061】他の構成及び、作用効果については、前記
実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0062】
【変形例2】図10及び図11は、この実施の形態1の
変形例2の梁の接合構造を示すものである。なお、前記
実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符
号を付して説明する。
【0063】まず、構成を説明すると、この変形例2の
梁の接合構造では、前記側根太12cには、前記側根太
12cと、前記鋼製梁材13との間に介在され、先端周
縁23aを、食い込ませる略円盤状のシアプレート23
が設けられている。
【0064】そして、このシアプレート23の略中央に
形成された挿通孔23bに、前記ボルト部材14が挿通
されることにより、前記鋼製梁材13を側根太12cに
ナット部材15を用いて締結するように構成されてい
る。
【0065】このように構成された変形例2では、前記
先端周縁23aが側根太12cに食い込ませられたシア
プレート23に対して、前記鋼製梁材13を側根太12
cに締結するボルト部材14が挿通されているので、部
分圧縮により、側根太12cの鋼製梁材13が装着され
た箇所が変形する虞を減少させることが出来る。
【0066】このため、例えば、多数の釘等を用いなく
とも、数本のボルト部材で、前記鋼製梁材13を床部1
2aに装着出来るので、施工作業性が良好である。
【0067】他の構成及び、作用効果については、前記
実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0068】
【変形例3】図12は、この実施の形態1の変形例3の
梁の接合構造を示すものである。なお、前記実施の形態
1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して
説明する。
【0069】まず、構成を説明すると、この変形例3の
梁の接合構造では、前記側根太12cには、前記側根太
12cと、前記鋼製梁材13との間に介在され、先端周
縁24aを、食い込ませる前記変形例2のシアプレート
23よりもやや大径の略円盤状のシアプレート24が設
けられている。
【0070】そして、このシアプレート24の略中央に
形成された挿通孔24bに、前記ボルト部材14が挿通
されることにより、前記鋼製梁材13を側根太12cに
ナット部材15を用いて締結するように構成されてい
る。
【0071】このように構成された変形例3では、前記
先端周縁24aが側根太12cに食い込ませられたシア
プレート24に対して、前記鋼製梁材13を側根太12
cに締結するボルト部材14が挿通されているので、部
分圧縮により、側根太12cの鋼製梁材13が装着され
た箇所が変形する虞を減少させることが出来る。
【0072】このため、例えば、多数の釘等を用いなく
とも、数本のボルト部材で、前記鋼製梁材13を床部1
2aに装着出来るので、施工作業性が良好である。
【0073】他の構成及び、作用効果については、前記
実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0074】
【変形例4】図13及び図14は、この実施の形態1の
変形例4の梁の接合構造を示すものである。なお、前記
実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符
号を付して説明する。
【0075】まず、構成を説明すると、この変形例4の
梁の接合構造では、前記側根太12cには、前記側根太
12cと、前記鋼製梁材13との間に介在され、先端周
縁24aを、食い込ませる前記変形例2のシアプレート
23よりもやや大径の略円盤状のシアプレート24が、
金属製の逆L字型のプレート124に一体に溶着されて
設けられている。このプレート124には、溶着部12
4cによって、前記シアプレート24が固定される側面
部124aと、前記鋼製梁材13の上部13eに当接す
るフランジ部124bとが、側面視逆L字状となるよう
に一体に形成されている。
【0076】そして、このシアプレート24の略中央に
形成された挿通孔24bに、前記ボルト部材14が、梁
側座金27及び根太側座金28を介在させて挿通される
ことにより、前記鋼製梁材13を側根太12cにナット
部材15を用いて締結されるように構成されている。
【0077】このように構成された変形例4では、前記
変形例3の作用効果に加えて更に、前記フランジ部12
4bが、前記シアプレート24を介して伝達する側根太
12cの重量を前記鋼製梁材13に分散させて、この側
根太12cの撓み量を減少させることが出来る。
【0078】また、例えば、固定に用いる前記鋼製梁材
13のボルト孔13fは、ルーズホールとする事が出来
るので、施工性が良好である。
【0079】他の構成及び、作用効果については、前記
実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0080】
【変形例5】図15及び図16は、この実施の形態1の
変形例5の梁の接合構造を示すものである。なお、前記
実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符
号を付して説明する。
【0081】まず、構成を説明すると、この変形例5の
梁の接合構造では、前記側根太12cには、前記側根太
12cと、前記鋼製梁材13との間に介在され、先端周
縁24aを、食い込ませる前記変形例2のシアプレート
23よりもやや大径の略円盤状のシアプレート24が、
鋼製梁材113の側面部113aに予め一体に溶着され
て設けられている。このシアプレート24は、溶着部1
24cによって、前記113aに溶着されている。
【0082】そして、このシアプレート24の略中央に
形成された挿通孔24bに、前記ボルト部材14が、梁
側座金27及び根太側座金28を介在させて挿通される
ことにより、前記鋼製梁材113を側根太12cにナッ
ト部材15を用いて締結されるように構成されている。
【0083】また、前記側根太12cの側面部には、こ
のシアプレート24を嵌着させる環状溝部12gが形成
されている。
【0084】このように構成された変形例5では、前記
変形例4の作用効果に加えて更に、前記シアプレート2
4を介して伝達される側根太12cの重量が前記鋼製梁
材13に分散されて、この側根太12cの撓み量を減少
させることが出来る。
【0085】また、例えば、固定に用いる前記鋼製梁材
13のボルト孔13fは、ルーズホールとする事が出来
るので、施工性が良好である。
【0086】他の構成及び、作用効果については、前記
実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0087】
【変形例6】図17は、この実施の形態1の変形例6の
梁の接合構造を示すものである。なお、前記実施の形態
1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して
説明する。
【0088】まず、構成を説明すると、この変形例6の
梁の接合構造では、前記床部12aの側根太12cに前
記鋼製梁材13を装着する梁の接合構造である。前記側
根太12aには、両側から挟持する一対の取付面部25
a,25aを有する断面略凹状の支持具25が下方から
この側根太12aに嵌着されている。
【0089】また、前記側根太12cの内部には、この
支持具25の両取付面25a,25aに挿通されるボル
ト部材14の周囲に、このボルト部材14の雄ネジ部1
4aの径(約20mm)よりもやや大径(約30mm)
のルーズホール26が形成されている。
【0090】そして、前記鋼製梁材13をこの支持具2
5によって固定することにより、側根太12cにこの鋼
製梁材13が装着されるように構成されている。
【0091】次に、この変形例6の作用について説明す
る。
【0092】このように構成された変形例6の梁の接合
構造では、下方から側根太12cに嵌着された断面略凹
字状の支持具25の両取付面25a,25aに、鋼製梁
材13をこの支持具25に固定するボルト部材14が挿
通されているので、部分圧縮により、側根太12cの鋼
製梁材13が装着された箇所が変形する虞を減少させる
ことが出来る。
【0093】このため、例えば多数の釘等を用いなくと
も、数本のボルト部材14…で、前記鋼製梁材13を床
部12aに装着出来るので、施工作業性が良好である。
【0094】他の構成及び、作用効果については、前記
実施の形態1と略同様であるので、説明を省略する。
【0095】
【変形例7】図18は、この実施の形態1の変形例7の
梁の接合構造を示すものである。なお、前記実施の形態
1及び変形例7と同一乃至均等な部分については、同一
符号を付して説明する。
【0096】まず、構成を説明すると、この変形例7の
梁の接合構造では、前記床部12aの側根太12cの前
記鋼製梁材13装着側側面に、予め凹部12fが形成さ
れている。そして、この凹部12fに、支持具125の
一方の取付面部125aが係合するように構成されてい
る。
【0097】他の構成及び、作用効果については、前記
実施の形態1及び変形例6と略同様であるので、説明を
省略する。
【0098】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、壁部と壁部との間に掛け渡された梁材で、
例えば、下階屋根部を支持するように構成出来るので、
従来のように、床部が介在することなく、構造効率が良
好である。
【0099】また、請求項2に記載されたものでは、前
記梁材の側面に予め形成された支持部が、隣接する他の
上階ユニットを支持するので、別途、他の上階ユニット
の為に梁材等を掛け渡す必要が無くなり、部品点数の増
大を抑制できる。
【0100】更に、請求項3に記載されたものでは、支
持部としてのフランジ面に、隣接する他の上階ユニット
を上方から載置するだけで、下方から該他の上階ユニッ
トが支持される構造を得られる。このため、施工作業性
が良好である。
【0101】また、請求項4に記載されたものでは、木
製の根太に梁材を装着する梁の接合構造であって、前記
根太には、前記梁材から突設されて、先端周縁に形成し
た突起部を該根太に食い込ませる筒状金物を貫通させる
と共に、該筒状金物に挿通されるボルト部材で、前記梁
材を根太に締結する梁の接合構造を特徴としている。
【0102】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記根太に、突起部を食い込ませて貫通された筒
状金物に対して、前記梁材を根太に締結するボルト部材
が挿通されているので、部分圧縮により、根太の梁材が
装着された箇所が変形する虞を減少させることが出来
る。このため、例えば多数の釘等を用いなくとも、数本
のボルト部材で、前記梁材を床部に装着出来るので、施
工作業性が良好である。
【0103】そして、請求項5に記載されたものでは、
木製の根太に梁材を装着する梁の接合構造であって、前
記根太と、前記梁材との間には、先端周縁を該根太に食
い込ませるシアプレートを介在させると共に、該シアプ
レートに挿通されるボルト部材で、前記梁材を根太に締
結する梁の接合構造を特徴としている。
【0104】このように構成された請求項5記載のもの
では、前記先端周縁を該根太に食い込ませるシアプレー
トに対して、前記梁材を根太に締結するボルト部材が挿
通されているので、部分圧縮により、根太の梁材が装着
された箇所が変形する虞を減少させることが出来る。こ
のため、例えば多数の釘等を用いなくとも、数本のボル
ト部材で、前記梁材を床部に装着出来るので、施工作業
性が良好である。
【0105】そして、請求項6に記載されたものでは、
前記フランジ部が、前記シアプレートを介して伝達する
根太の重量を前記梁材に分散させて、該根太の撓み量を
減少させることが出来る。
【0106】また、例えば、固定に用いる前記梁材のボ
ルト孔は、ルーズホールとする事が出来るので、施工性
が良好である。
【0107】更に、請求項7に記載されたものでは、前
記シアプレートを介して伝達される根太の重量が前記梁
材に分散されて、該根太の撓み量が減少する。
【0108】また、例えば、固定に用いる前記梁材のボ
ルト孔は、ルーズホールとする事が出来るので、施工性
が良好である。
【0109】更に、請求項8に記載されたものでは、下
方から該根太に装着された断面略凹字状の支持具の両取
付面に、梁材を該支持具に固定するボルト部材が挿通さ
れているので、部分圧縮により、根太の梁材が装着され
た箇所が変形する虞を減少させることが出来る。
【0110】このため、例えば多数の釘等を用いなくと
も、数本のボルト部材で、前記梁材を床部に装着出来る
ので、施工作業性が良好である。
【0111】また、請求項9に記載されたものでは、上
階ユニットの大きさに関わらず、上階部分が、下方から
確実に前記梁材を介して下階の壁部で支持される。この
ため、セットバック量に応じて上階ユニットの大きさを
設定する事が出来るので、敷地対応性が良好である。
【0112】更に、請求項10に記載されたものでは、
前記請求項9記載の作用に加えて、更に、隣接する他の
上階ユニットが、大きさに関わらず、下方から前記上階
ユニットを支持する同じ梁材を介して下階の壁部で支持
される。このため、隣接する上階建物ユニットの床部間
の剪断変形が、抑制される。このため、段差等を生じる
虞が減少し、この点に置いても、設計の自由度が拡大す
る、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のユニット建物、梁の接
合構造及び該ユニット建物の梁の接合構造で下階ユニッ
トに梁材を装着した上階ユニットを載置する様子を説明
する斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1のユニット建物、梁の接
合構造及び該ユニット建物の梁の接合構造で下階ユニッ
トに梁材を装着した上階ユニットを載置したのち、他の
上階ユニットを載置する様子を説明する斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1のユニット建物、梁の接
合構造及び該ユニット建物の梁の接合構造で、上階ユニ
ットが載置された様子を説明する斜視図である。
【図4】実施の形態1のユニット建物で、下階ユニット
に鋼製梁材を取り付ける様子を説明する分解斜視図であ
る。
【図5】実施の形態1で、木製の根太に鋼製梁材を取り
付ける様子を説明する斜視図である。
【図6】実施の形態1で、要部の構成を説明する図3中
B−B線に沿った位置での断面図である。
【図7】実施の形態1で、要部の構成を説明する図3中
A−A線に沿った位置での断面図である。
【図8】実施の形態1の変形例1の梁の接合構造を示
し、図3中B−B線に対応する位置での断面図である。
【図9】変形例1の梁の接合構造に用いられる筒状部材
の斜視図である。
【図10】変形例2の梁の接合構造を示し、図3中B−
B線に対応する位置での断面図である。
【図11】変形例2の梁の接合構造に用いられるシアプ
レートの斜視図である。
【図12】変形例3の梁の接合構造に用いられるシアプ
レートの斜視図である。
【図13】変形例4の梁の接合構造に用いられるシアプ
レートが設けられたプレートの斜視図である。
【図14】変形例4の梁の接合構造に用いられるシアプ
レートが設けられたプレートの図3中B−B線に対応す
る位置での断面図である。
【図15】変形例5の梁の接合構造に用いられるシアプ
レートが設けられたプレートの斜視図である。
【図16】変形例5の梁の接合構造に用いられるシアプ
レートが設けられたプレートの図3中B−B線に対応す
る位置での断面図である。
【図17】変形例6の梁の接合構造を示し、図3中B−
B線に対応する位置での断面図である。
【図18】変形例7の梁の接合構造に用いられる支持具
を嵌着した側根太の断面斜視図である。
【図19】従来例の建物ユニットを用いたユニット建物
で、構成を説明する分解斜視図である。
【図20】従来例の建物ユニットを用いたユニット建物
で、上階にバルコニーを設けた際の施工を説明する分解
斜視図である。
【図21】比較例として用いた梁の接合構造を示し、図
3中B−B線に対応する位置での断面図である。
【符号の説明】
4 上階ユニット 4d 側縁部 11 ユニット建物 12 上階ユニット 12a 床部 12c 側根太(根太) 13,113 鋼製梁材(梁材) 13b フランジ面(支持部) 20 下階屋根部 21 筒状部材 21a 突起部 23,24 シアプレート 23a,24a 先端周縁 25,125 支持具 124 プレート 124b フランジ部 124c 溶着部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの下階建物ユニットの壁部
    の無い辺同士を突き合わせて隣接配置し、該下階建物ユ
    ニットの上に、少なくとも2つの建物ユニットの壁部と
    壁部との間に梁材を掛け渡し、該梁材に、前記壁部と壁
    部との間の距離よりも短い上階ユニットを装着したこと
    を特徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】少なくとも2つの下階建物ユニットの壁部
    の無い辺同士を突き合わせて隣接配置し、該下階建物ユ
    ニットの上に、少なくとも2つの建物ユニットの壁部と
    壁部との間に梁材を掛け渡し、該梁材に、前記壁部と壁
    部との間の距離よりも短い上階ユニットを装着すると共
    に、該梁材の側面には、隣接する他の上階ユニットを支
    持する支持部が予め形成されていることを特徴とするユ
    ニット建物。
  3. 【請求項3】前記支持部は、略水平に突設されて、下方
    から、隣接する他の上階ユニットの側縁部を支持するフ
    ランジ面であることを特徴とする請求項2記載のユニッ
    ト建物。
  4. 【請求項4】木製の根太に梁材を装着する梁の接合構造
    であって、前記根太には、前記梁材から突設されて、先
    端周縁に形成した突起部を該根太に食い込ませる筒状金
    物を貫通させると共に、該筒状金物に挿通されるボルト
    部材で、前記梁材を根太に締結することを特徴とする梁
    の接合構造。
  5. 【請求項5】木製の根太に梁材を装着する梁の接合構造
    であって、前記根太と、前記梁材との間には、先端周縁
    を該根太に食い込ませるシアプレートを介在させると共
    に、該シアプレートに挿通されるボルト部材で、前記梁
    材を根太に締結することを特徴とする梁の接合構造。
  6. 【請求項6】前記シアプレートは、逆L字型のプレート
    に予め固着されていると共に、該プレートには、前記梁
    材の上部に当接するフランジ部が一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項5記載の梁の結合構造。
  7. 【請求項7】前記シアプレートは、前記梁材の側面部に
    予め一体に固着されていることを特徴とする請求項5記
    載の梁の結合構造。
  8. 【請求項8】木製の根太に梁材を装着する梁の接合構造
    であって、前記根太には、両側から挟持する一対の取付
    面部を有する断面略凹状の支持具を下方から該根太に装
    着すると共に、該支持具の両取付面に挿通されるボルト
    部材で、前記梁材を該支持具に固定することにより、根
    太に該梁材を装着することを特徴とする梁の接合構造。
  9. 【請求項9】前記根太が上階ユニットの根太であると共
    に、前記梁材を、少なくとも2つの下階建物ユニットの
    壁部の無い辺同士を突き合わせて隣接配置した下階建物
    ユニットの上に、壁部と壁部との間に跨るように掛け渡
    し、該梁材に、前記壁部と壁部との間の距離よりも短い
    上階ユニットを装着したことを特徴とする請求項4乃至
    8のうち何れか一項記載の梁の接合構造を有するユニッ
    ト建物。
  10. 【請求項10】前記根太が上階ユニットの根太であると
    共に、前記梁材を、少なくとも2つの下階建物ユニット
    の壁の無い辺同士を突き合わせて隣接配置した下階建物
    ユニットの上に、跨るように掛け渡し、該梁材に、前記
    壁部と壁部との間の距離よりも短い上階ユニットを装着
    すると共に、該梁材の側面には、隣接する他の上階ユニ
    ットを支持する支持部が予め形成されていることを特徴
    とする請求項4乃至8のうち何れか一項記載の梁の接合
    構造を有するユニット建物。
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