JP2001226054A - エレベータ昇降路 - Google Patents

エレベータ昇降路

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JP2001226054A
JP2001226054A JP2000374249A JP2000374249A JP2001226054A JP 2001226054 A JP2001226054 A JP 2001226054A JP 2000374249 A JP2000374249 A JP 2000374249A JP 2000374249 A JP2000374249 A JP 2000374249A JP 2001226054 A JP2001226054 A JP 2001226054A
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hoistway
elevator
frame
floor
shaft
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JP2000374249A
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Christoph Liebetrau
クリストフ・リーベトラウ
Utz Richter
ウツツ・リヒター
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Inventio AG
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F17/00Vertical ducts; Channels, e.g. for drainage
    • E04F17/005Lift shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の複数階建物内で簡単且つ安価な手段を
使用して建設後に形成することのできるエレベータ昇降
路を提供する。 【解決手段】 設置されるエレベータの垂直方向移動通
路を作るため、少なくとも1つの階床2、3を通って伸
び、階床2、3の中で昇降路貫通開口4、5の境界を定
める少なくとも1つの昇降路フレーム7を有する複数階
建物用のエレベータ昇降路1は、安価な手段を使用し且
つ工事労力をほとんどかけないで、既存の複数階建物の
中で建設後に作ることができる。昇降路貫通開口4、5
は、荷重支持床構造物8によって覆うことができる。こ
のようにして、特に一家族住宅では、エレベータが後で
設置される時点まで、エレベータ昇降路1の容積をエレ
ベータ専用ではない目的、例えば居住用空間として使用
することができる。昇降路フレーム7それ自体は、建物
2、3と、力を伝達するために設けられてよいエレベー
タ留め具との間のインタフェースとして働く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数階建物のエレベ
ータ昇降路に関する。この昇降路は、設置されるエレベ
ータの垂直(鉛直)方向移動通路を作るため、少なくと
も1つの階床を通って伸び、階床の中で昇降路貫通開口
の境界を定める少なくとも1つの昇降路フレームを有す
る。
【0002】
【従来の技術】建物用の土地がますます少なく高価にな
るにつれて、多くの階をもった居住ユニットを高密度で
建設する必要が出てきた。このような状況で居住用空間
を使用するために、垂直方向運搬の問題を作り出す個々
の階の高さの差異が、克服されなければならない。もし
垂直方向の運搬がエレベータによって提供されるなら
ば、エレベータの昇降路に利用できる空間は、一般的に
限られたものになる。更に、エレベータの設置は追加の
投資を伴う。これは、建物の所有者が、居住用空間を建
設する前に、コストとの関連で利点を考慮することを必
要ならしめる。
【0003】特に、このようにして建設される一家族用
住宅の所有者は、低い建設費用を優先させ、最初は居住
用空間を小さくするように決定する。建設後に、このよ
うな居住用空間は、居住条件の変化に合わせて適合させ
ることができる。階間の垂直方向の差異を克服すること
は、人生の様々な段階で変化する必要事項である。年齢
が若いときには、十分な身体運動による垂直方向の運搬
は、ほとんど重要な問題ではないが、年齢が進み運動能
力が損なわれると、一家族用の複数階住宅を制約なしに
使用するには、必然的にエレベータを設置しなければな
らない。このような理由によって、一家族用の住宅が最
初に建設されるとき、エレベータを設置せず、その必要
が生じたときに、エレベータ及びエレベータ昇降路を高
いコストで家屋に設置するのが通常である。
【0004】エレベータ昇降路及びエレベータが、複数
階プレハブ住宅の建設後に設置されるときの、対応する
建設方法の実質的なコストを低減する手段は、DE42
23017A1から知られる。プレハブ住宅は、プレハ
ブの空間室(スペース・セル)を相互に積み重ねて建設
され、エレベータ昇降路は、個々の空間室で床面に正確
に作成されており、空間室が積み重ねられて相互に固定
されたとき、連続したエレベータ昇降路が形成される。
空間室から空間室への長手方向壁に隣接して、それと同
じ高さに各々の空間室の床スラブ及び天井スラブに長方
形の開口があり、この開口は、各々の場合に昇降路フレ
ームによって境界を定められている。壁の外装(クラッ
ディング)を有するスチール部分が、空間室の床スラブ
と天井スラブとの間で3つの側面に伸び、第4の側面に
はエレベータ扉が設けられている。
【0005】個々のモジュールで、エレベータ昇降路を
標準的に床面に正確に事前形成しておくことによって、
エレベータの設置コストを低減することができよう。し
かし、その場合でも依然として、エレベータの設置、昇
降路の建設コスト、及びエレベータ昇降路によって占拠
される追加の建設空間について、居住ユニットが建設さ
れるときに決定がなされなければならない。その結果、
建物の所有者は、住宅が計画されるとき、依然として高
いエレベータ関連コストに遭遇する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
且つ安価な手段によって、既存の複数階建物で建設後に
形成することのできるエレベータ昇降路を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、請求項1に記載された特徴を有するエレベータ昇
降路によって達成される。この昇降路は、特に、荷重支
持床構造物によって昇降路の貫通開口を閉じることがで
きる点で際立っている。
【0008】建物構造物の中に事前に設けられたエレベ
ータ昇降路構成要素は、後になって既存の建物内にエレ
ベータを設置するコスト、特にエレベータ昇降路を設置
するコストを低減する。もし必要が生じれば、荷重支持
床構造物を取り除くだけでよい。そうすれば、階を通る
昇降路の貫通口又は開口が、既に配置してある昇降路フ
レームによって作り出される。これによって、本発明
は、一家族住宅で使用される場合に特に適したものとな
る。その場合、この荷重支持床構造物のおかげで、エレ
ベータ昇降路の容積は、エレベータが後で設置される時
点まで、居住用空間として使用されることができる。
【0009】荷重支持床構造物が階床と同じ高さに調整
され、それによって連続した平面が維持される本発明の
実施形態では、実際に、昇降路容積の無制約の利用が達
成される。昇降路フレームを、それぞれの階床の厚さの
寸法へ垂直方向に調節できる更なる実施形態では、床構
造物を調整する簡単な手段が提供される。
【0010】もし昇降路フレームが階床の荷重支持構造
物へ接続されることのできる固定手段を有するならば、
昇降路フレームは、一方では荷重支持床構造物、又はエ
レベータが既に設置されている場合には、例えば懸架案
内機器と、他方では階床との間の力伝達インタフェース
として働くことができる。
【0011】本発明に従った好ましい実施形態におい
て、床構造物は挿入可能なフレームとして構成され、プ
レハブ構成要素として昇降路フレームの中へ挿入され
る。昇降路フレームへの挿入及び取り外しが簡単である
ことのほかに、この実施形態は、床構造物の構成及び形
状に関して大きな自由度を提供する。更に、挿入可能な
フレーム構成要素は、それぞれの昇降路フレームに対す
る床表面の応力又は運動を吸収するため、床表面で浮動
する床構造物を支持する可能性を与える。
【0012】更に、本発明の特に好ましい実施形態は、
階床で積極的には固定されない昇降路フレームを構想す
る。この昇降路フレームは、移動通路の全体にわたって
伸びる垂直支持構造物を昇降路の中で作り出す。この垂
直支持構造物は昇降路フレームへ接続されることがで
き、また荷重支持床構造物が前記垂直支持構造物へ取り
外し可能に取り付けられる。荷重支持床構造物に加え
て、垂直支持構造物は、例えば昇降路扉及び/又は昇降
路壁、棚、又は構造物へ連結されることのできる組み込
まれた床を有するプレハブモジュールさえも、それに取
り付けられるように使用されることができる。
【0013】後者は、エレベータ用に計画された建物空
間を一時的に利用するため垂直構造物によって達成され
る柔軟な概念の一部分である。家屋居住者のニーズが、
そのライフタイムにわたって変化するにつれて、建物空
間の利用を居住者のニーズに適合させることができる。
屋内給水設備、排水設備、及び電源をエレベータ昇降路
の中へ対応させて組み込むことによって、プレハブモジ
ュールを化粧洗面ユニットとして形成することができ
る。この化粧洗面ユニットは、垂直支持構造物へ結合す
ることができ、例えばシャワー、トイレなどを含む。
【0014】本発明の好ましい実施形態は、図面を参照
して説明される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に続く図1から図6までの説
明の中で、対応する構成部材は同じ参照番号で示され
る。図1は、本発明のエレベータ昇降路1が3つの階に
伸びている部分の長手方向断面図である。エレベータ昇
降路1は、建物が建設されたときに存在する階I、I
I、IIIで既に形成されており、エレベータ昇降路1
の中へ建設後に設置されるエレベータの垂直方向移動通
路になることができる。これを予想して、階床2及び階
床3には、長方形の昇降路貫通開口4、5が形成されて
いる。これらの開口は、相互に上下で整列しており、昇
降路の所望の断面サイズを有し、タイロッド6などによ
り通常の方式でそれぞれの階床構造物に永久的に固定さ
れた昇降路フレーム7によって境界を定められている。
昇降路フレーム7は、長方形のほかに、正方形、三角
形、楕円形、又は所望の他の適切な形状を有することが
できる。
【0016】本発明に従えば、各々の昇降路貫通開口
4、5は、荷重支持カバー8によって覆われている。荷
重支持カバー8は、昇降路フレームへ取り外し可能に固
定される。ここで、直方体荷重支持床カバー8は昇降路
フレーム7のレール部分9の上に置かれ、レール部分9
はエレベータ昇降路1の中へ突き出ている。荷重支持床
カバー8は、音及び熱を大部分絶縁(断熱防音)して、
昇降路貫通開口4、5を閉じるように適切に形成され
る。それは、事実上、昇降路フレーム7の中で階床2、
3の一部として存在し、後でエレベータを設置するため
にのみ取り外される。床カバー8は、ここでは単一体の
(モノリシック)コンクリートカバーとして、最も単純
な実施形態で示される。コンクリートカバーは、少なく
とも、例えばシャフトカバーから知られているような取
付ループ10が嵌め込まれている。床カバー8が移動さ
れるか取り外されるとき、例えば昇降クレーンの懸架部
材が取付ループへ引っ掛けられる。床カバー8それ自体
は、事前形成昇降路フレーム7の中へ挿入されるか、建
物が建設されるとき階床2、3と一緒に形成することが
できる。後者の場合、昇降路フレーム7は階床、又は、
より具体的にはコンクリート型枠の中へ挿入され、正し
い位置へ固定され、補強材へ結合される。それに対応し
て、コンクリート床カバー8に必要な荷重支持能力を作
り出すため、床カバー8はスチールの補強材を入れら
れ、その全体にわたってコンクリートが注入される。荷
重支持床構造物の代替の実施形態は、専門家に知られて
いる。以下の説明では、選択された個々の好ましい例示
的実施形態が説明される。
【0017】荷重支持床構造物は、床スラブ11、及び
階床2、3並びにそれらの下側の天井面に対応する天井
スラブ12から形成することができる。熱及び音は、そ
れらの間に存在する一般材料の隔離層13によって絶縁
される(図3)。隔離層13の厚さは、階床2、3のそ
れぞれの厚さ14へ適合させられる。床スラブ11及び
天井スラブ12及び階床2、3を同一タイプの材料から
構成して、出来るだけ均一で目立たない外観を確保する
のがよい。適切な材料はコンクリート、プラスタなどの
スラブであるが、木材のスラブも適している。なぜな
ら、それらは、特にプラスタで容易に被覆することがで
きるからである。
【0018】例えば、床スラブ11及び天井スラブ12
を透明材料から構成し、光を入れることによって天窓の
働きをする荷重支持階構造物が、建築学的に魅力があ
る。もし光入射荷重支持床構造を有する昇降路フレーム
7が、照明器具として使用されるならば、少なくとも1
つの光源が、昇降路フレーム7の中で昇降路貫通開口
4、5へ向けて与えられなければならない。更に、例え
ば、この目的のために建物を通って上方の昇降路フレー
ム7へ導かれる電気接続手段を、エレベータが設置され
るとき必要であれば、昇降路照明を接続するために使用
することができる。
【0019】説明されたような荷重支持床構造物の実施
形態は、各々の場合に、個々の構成要素部分を使用して
昇降路フレーム7の上で組み立てられるか、プレハブ構
成要素として挿入可能フレーム15へ組み立てられるこ
とができる。このプレハブ構成要素は、図2で部分的に
示され且つ図3を参照して説明される設置済み昇降路フ
レーム16に懸架又は挿入される。このタイプのプレハ
ブ構成要素は、例えば水槽のように構成することができ
る。そのような水槽は、その上に立っているか歩いてい
る人間の重さに耐えることができる。
【0020】図2に示される実施形態は、本質的に、金
属(薄)板(シートメタル)から構成された長方形昇降
路フレーム16、及び相補的に挿入可能なフレーム15
を含む。フレーム15は、昇降路フレーム16によって
境界を定められた昇降路貫通開口4の中で垂直方向に挿
入されることができ、前述したように床構造物を形成す
る。
【0021】昇降路フレーム16は金属板のストリップ
(帯片)から製作され、前記金属板の長さは、昇降路貫
通開口4、5の周囲、及び昇降路の断面領域に対応し、
前記金属板の幅は階床2、3の厚さ14と同じである。
金属板のストリップは、曲げられ、エッジ部分で折ら
れ、通常のやり方で結合される。金属板のストリップで
形成されたフレームの上方エッジ18及び下方エッジ1
9の近くでは、本質的に、外側、即ち階床2、3へ向い
た直角で、曲げられた重複部分20がフレーム構成16
を強化し、昇降路フレーム16を天井型枠へ正確に固定
すると共に挿入可能フレーム15を、正確な位置で挿入
するための支持面を形成する。
【0022】重要な特徴は、フレームの周囲の外側、好
ましくはフレームの上方エッジ18及び下方エッジ19
の間の領域で均等に分布した固定フック21である。固
定フック21は、そこに永久的に固定され、昇降路フレ
ーム16を階床の補強部分へ組み込むように働く。補強
されたコンクリート構成では、固定フック21は、コン
クリートに埋め込まれ、天井補強部分と一緒になって昇
降路フレーム16に作用する力を昇降路階床2、3へ伝
達するように働く。もし家屋が木造又は複合構成を有す
るならば、昇降路フレーム16は、例えば梁、ガーダの
ような荷重支持構造部材の上に支持される。この目的に
適切な固定部材は、専門家に知られており、その自由裁
量で使用することができる。
【0023】建物と、設置されているかも知れないエレ
ベータとの間のインタフェースとして、全ての重要な支
持及び保持力は、荷重支持床構造物のものであれ、又は
設置されたエレベータ自体のものであれ、適切に形成さ
れた固定及び接続部材を介して昇降路フレーム7、1
6、17、71へ伝達され、そこから建物構造へ伝達さ
れる。
【0024】挿入可能フレーム15を有し、階床2、3
のそれぞれの厚さ14へ調節可能な昇降路フレーム17
の実施形態の部分切欠図が、図3で示される。フレーム
17の調節可能な高さを除いて、昇降路フレーム17及
び挿入可能フレーム15の形状は、図2に示される実施
形態の形状に対応する。昇降路貫通開口4、5の中で昇
降路フレーム17によって画定される平面では、昇降路
フレーム17は、階床2、3へ固定されるフレーム部分
23、及び階床2、3の厚さ14を補整(compen
sate)するフレーム部分22を含む2つの部分へ水
平に分割される。2つのフレーム部分22、23は、昇
降路フレーム17の少なくとも2つの平行側面に沿って
インターロック方式で相互に係合する。言い換えれば、
相互に曲げてつながれる。構成によって与えられた調節
範囲24の中で、フレーム部分22、23は垂直方向で
相互に対して動かされることができ、それによって、そ
れぞれの階床2、3の厚さ14へ調節される。止め/締
め付けネジ25は、調節されたフレーム部分の位置を相
互に対して固定する。
【0025】2つのフレーム部分22、23は、曲げら
れた金属板部分から構成される。フレーム部分22は、
歯付き金属プレート27の形状をした固定用アンカーを
受け取るU字形折曲げ部を形成する。歯付き金属プレー
ト27は、折曲げ部26へ挿入され、例えばリベット2
8又はネジ接続によって、そこへ固定される。歯付き金
属プレート27は、階床2、3の方へ対面すると共に養
生コンクリートの中に固定される先細の歯29を有す
る。歯29内の孔30は、支持構造物の補強スチールへ
組み込むことを可能にする。昇降路貫通開口4、5の中
へ水平に突き出る折曲げ部26を通る追加垂直方向整列
開口、又は穿孔された孔32は、例えば天井スラブ12
を固定するために設けられる。もし必要であれば、スペ
ース部材が間に挿入される。更に、折曲げ部26は、昇
降路壁部材31の垂直方向停止手段として働く。昇降路
壁部材31は、挿入可能フレーム15が除去された後で
個々の階床の間に挿入され、例えば、後で更に説明する
ネジ接続を使用して、折曲げ部26の開口及び孔32へ
固定される。更に、壁部材を整列させるために、壁の下
端と折曲げ部26との間にシム又は調節ネジを設けるこ
とができる。
【0026】折曲げ部26の両側で直角に伸びる下方ウ
ェブ33及び上方ウェブ34は、一緒になってフレーム
部分23の垂直フレームプレートを形成する。特に、下
方ウェブ33は、階床2、3を構成するときの型枠とし
て働き、建物側で昇降路貫通開口4、5の側面境界を形
成する。下方ウェブ33の自由端35は、昇降路フレー
ム17の外側へ直角に曲げられ、それによって昇降路貫
通開口4、5に対してクリーンな境界、及び昇降路フレ
ーム17の安定した座面が存在することを確実にする。
上方ウェブ34の自由端は、垂直方向整列折曲げ部36
の中へ180°曲げられる。折曲げ部36は下方へ開い
ており、その中へ補整用フレーム部分23の自由な下方
ウェブが係合する。この下方ウェブは上部が開いた相補
的形状の折曲げ部37の中へ曲げられる。折曲げ部36
の最高点のすぐ下の領域には、上方ウェブ34が、昇降
路貫通開口4、5の方へ突き出るビード38に形成され
る。ビード38は、寸法の不正確さを補整し、挿入可能
フレーム15が、挿入される際に詰まったり、永久的に
その位置で固着することを防止する。
【0027】フレーム部分22、23の相互係合折曲げ
部36、37の重複部分39、40は、昇降路フレーム
の高さの調節範囲24を決定する。重複部分39のエッ
ジの高さに、止めネジ25が存在する。止めネジ25
は、反対側に存在するフレーム部分22の折り曲げられ
た板からネジ孔41を通してネジ止めされ、他のフレー
ム部分23の重複部分39を把持する。止めネジ25の
代わりに、重複部分39、40の中に形成された垂直方
向楕円孔と係合するネジ接続が通るようにしてもよい。
補整用フレーム部分22の上端は、外側へ直角に曲げら
れてエッジ42を形成する。挿入可能フレーム15は、
エッジ42の上に置くことができる。
【0028】更に、挿入可能フレーム15は、金属板部
分43の4つの部片から構成される。部片の各々は、挿
入可能フレーム15のフレーム部分を形成する。挿入可
能フレーム15は、昇降路フレーム17に対して、及び
特に補整用フレーム部分22によって形成される昇降路
貫通開口4、5に対して、相補的な大きさである。挿入
可能フレーム15によって形成された表面は、床スラブ
11によって覆われる。床スラブ11は、それ自体、適
切に形成された孔の助けを借りて、挿入可能フレーム1
5と同じ高さへネジ止めされる。
【0029】図3から分かるように、長方形挿入可能フ
レーム15は、横方向で相接する垂直エプロン45を形
成する。エプロン45は、各々の場合に、第1の水平ウ
ェブ46及び第2の水平ウェブ47、並びに第1の垂直
ウェブ48及び第2の垂直ウェブ49から形成される2
つの階段を有するエッジ付き板50である。第1の水平
ウェブ46は、第1の垂直ウェブ48からエプロン45
までの距離51を決定する。距離51は折曲げ部36の
幅と少なくとも等しい。更に、第1の水平ウェブ46
は、或るパターンの孔52を設けられる。孔52は、床
スラブ11を固定するため、ねじ込まれるネジを受け取
るようにネジ溝を付けられている。エプロン45の上方
エッジの高さで、第1の垂直ウェブ48は、第2の水平
ウェブ47と接続する。これら2つのウェブは、一緒に
なって床スラブ11が固定される支持面を形成する。第
2の水平ウェブ47から始めて、第2の垂直ウェブ49
は、床スラブ11の厚さ54に対応する長さを有する。
床スラブ11の踏み面55と同じ高さで、ウェブ49は
水平フランジ56で終了する。水平フランジ56は、そ
れと平行で第2の水平ウェブ47の延長部によって形成
された支持用フランジ57と一緒になって働く。水平フ
ランジ56と支持用フランジ57との間の空間は、例え
ばカーペット又は寄せ木の形式を取る階床2、3に敷か
れた床カバーの縁を収納するために使用できる。この実
施形態では、挿入可能フレーム15は浮動(浮遊)方式
で支持され、その結果、階床に対する床カバーの定着及
び伸長運動に従うことができ、従って応力の発生を防止
する。更に、挿入可能フレーム15のこの浮動支持は、
そのエッジの上に置かれた床カバーに段差が生じないこ
とを確実にする。
【0030】図1及び図4に示されるような昇降路フレ
ーム7、16、17が、積極的には固定されないで露出
された状態からスタートして、昇降路壁31、58は昇
降路フレーム17へ挿入又は取付けされることができ、
それによって階床2、3の間にエレベータ昇降路1の境
界を形成する。昇降路壁31、58は、建物が建設され
るとき、好ましくはプレハブ建設部材として挿入するこ
とによって、室の隔離壁又は一般的な空間隔離壁として
使用することができ、又は建設後にエレベータが設置さ
れるときだけ配設することができる。更に、建物の所望
の内部構造に対応して、壁31、58の1つだけを挿入
することも可能である。図1に示されるように、対応す
る壁58に扉をはめ込むことも可能である。この扉は、
必要が生じたとき昇降路扉74(図4)として使用で
き、エレベータ設備のエレベータかご又は対応する運搬
機器へのアクセスを可能にする。双方の場合に、本発明
に従って各々の階I、II、IIIに設けられた荷重支
持床構造物8、15は、各々の床の上で昇降路の断面、
又はエレベータ昇降路の一部分を、エレベータ専用とし
て一時的に利用することを可能にする。
【0031】図4は、3つの階I、II、IIIにわた
って伸びる自己支持垂直構造物60を有する本発明に従
ったエレベータ昇降路59の実施形態を示す。構造物6
0は、左ガイドレール61及び右ガイドレール62を含
む。左ガイドレール61及び右ガイドレール62は、好
ましくは上方横突っ張り63及び下方横突っ張り64に
よって結合され、ガイドレールに対して、各々の階の高
さのところに床部材65が取り付けられている。床部材
65は、本質的に単一体又はサンドイッチ構成の床スラ
ブ11を含むか、又は本質的に、フレームを形成するた
めに後方及び前方の横梁によって結合され適切なスラブ
で覆われた左梁及び右梁から構成される。長手方向の梁
は、長方形の管から構成することができ、その各々の中
へ、入れ子式の延長部分が移動可能に挿入される。前記
延長部分は、楕円孔を介して長手方向の梁へ多くの異な
った位置でネジ止めすることができる。
【0032】床部材65、及び特に左側及び右側の長手
方向梁は、左ガイドレール61及び右ガイドレール62
の取り付け点66、67へ旋回方式で留められる。この
目的のために使用される留め具部材は、ネジ、ボルト、
固定ピンなどであってよい。本発明の知識を有する専門
家は、知っている他の適切な構造を選択してよい。
【0033】旋回方式で取り付けられた床部材65は、
左ガイドレール61及び右ガイドレール62へ取り付け
られた支持用突っ張り68、69によって、その水平設
置位置に支持及び保持される。支持用突っ張り68、6
9自体は、それぞれ、例えば床部材65及びガイドレー
ル61、62へ旋回方式で接続される。
【0034】ここで、支持用突っ張り68、69は、右
/左ネジを有する調節可能な管として構成され、調節可
能な管を、その長手方向軸の周りに回転することによっ
て、設置位置にある床部材65を上昇又は下降させ、そ
れぞれの床レベルと同じ高さに揃えることができる。支
持用突っ張り68、69をこのように構成する実施形態
の代替は、専門家に知られており、本発明を損なうこと
なく、これらの代替を使用して前記の機能を満たすこと
ができる。
【0035】これまで説明した垂直構造物60は、床部
材がまだ水平位置へ旋回されていない事前組み立て構成
要素として、建物内に設けられたエレベータ昇降路59
の中へ導入することができる。それは、好ましくは昇降
路フレーム71へ固定され、力伝達固定部材、例えばネ
ジ70のみによって支持される。最後に、旋回される荷
重支持床部材65は、エレベータ昇降路59が、エレベ
ータが建設後に設置される時点まで、異なった目的、例
えば居住用空間として一時的に使用されることを可能に
する。
【0036】外装されたエレベータ昇降路59が、図4
で概略的に示される。そこでは、例として、垂直構造物
60の上に、昇降路壁外装72があり、2つのガイドレ
ールの間にドイツ工業規格(DIN)4109の要件を
満たす昇降路扉74を有する壁73がある。昇降路壁外
装72を正確に位置付けるため、昇降路フレーム71
は、それを保持する対応手段をはめ込まれる。例えば、
図1及び図3に関連して既に説明したように、溝及び/
又はスロットなどが、フレームの上方エッジ18及び下
方エッジ19、又は挿入可能フレーム15の中に形成さ
れる。
【0037】第1の階Iでは、エレベータ昇降路59が
物置75として使用される。図5に示されるように、こ
の上のエレベータ昇降路59の領域には、荷重支持床部
材65によって、それから分離されて、第2の階IIで
ガイドレール61、62の反対側に、エレベータ昇降路
59の高いところで昇降路フレーム71に取り付けられ
た2つの支持用レール77、78が存在する。支持用レ
ール77、78の上には、棚79が既知の方法で載せら
れている。更に、棚モジュールをそのように取り付け
て、この領域をいわゆるウォークイン戸棚76として使
用することができる。最上階IIIでは、化粧洗面室8
0が、組み込まれた床部材65を有するプレハブ及び事
前組み立てモジュールの形式で、垂直構造物60へ取り
付けられる。ここでも又、この化粧洗面室80を居住家
屋の固定構造物(インフラストラクチャ)へ組み込む必
要があるときは、昇降路フレーム71を使用して行われ
る。建物の中では、家庭用給水設備、排水設備、及び電
源の接続は、昇降路フレーム71へ導かれる。これら
も、エレベータ昇降路59それ自体の中に設置すること
ができる。
【0038】昇降路フレーム71は、垂直構造物60を
化粧洗面室80と接続する標準インタフェースを形成
し、この目的のために必要な接続部材を有する。化粧洗
面室80へは、対応する階IIIから昇降路扉74を介
して直接且つ自由にアクセスすることができる。図6に
示されるように、化粧洗面室80はシャワー81、トイ
レ82、及び洗面台83を備えている。化粧洗面室80
は、エレベータ昇降路から防水方式で絶縁されている。
この目的のために、それはプラスチック構造の形態を取
ることができる。図6の化粧洗面室80は、建物の屋根
84を介して設置された換気筒85を介して外気へ換気
される。換気筒85へ組み込まれた換気扇86は、積極
的に換気を促す。
【0039】エレベータを設置する必要が生じたときに
は、化粧洗面室80を昇降路フレーム71及び垂直構造
物60から切り離し、エレベータ昇降路59から除去す
ることができる。化粧洗面室に関連した接続は遮断され
る。しかし、可能性として、エレベータ昇降路59をエ
レベータ専用として使用する場合の電気接続は、再び利
用できる利点がある。従って、垂直構造物60は、それ
自体、駆動装置、及びガイドレール61、62に沿って
駆動装置が動かすエレベータかごのために、エレベータ
の支持及び案内構造物として働く。
【0040】前述した垂直構造物60の使用を一時的に
変える代わりに、例えばクライミングウォール、フィッ
トネス装置など、様々なレジャー設備のインタフェース
として、それを使用することもできる。更に、居住用家
屋の中で事前に設置されたエレベータ昇降路59におい
て、循環エレベータシステムに従って循環する棚システ
ムを設けることができる。その場合、ガイドレール6
1、62は棚ループを案内するように働く。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったエレベータ昇降路の長手方向断
面略図である。
【図2】挿入可能フレーム床構造物を有する本発明に従
った昇降路フレームの第1の実施形態を示す図である。
【図3】本発明に従った挿入可能フレームを有する調節
可能昇降路フレームの実施形態を示す部分断面図であ
る。
【図4】荷重支持床構造物が自立垂直構造物へ旋回方式
で取り付けられた、本発明に従ったエレベータ昇降路の
実施形態を示す図である。
【図5】図4のV−Vに沿った断面図である。
【図6】図4のVI−VIに沿った断面図である。
【符号の説明】
1 エレベータ昇降路フレーム 2、3 階床 4、5 昇降路貫通開口 6 タイロッド 7 昇降路フレーム 8 床カバー 9 レール部分 10 取付ループ 11 床スラブ 12 天井スラブ 13 隔離層 14 階床の厚さ 15 挿入可能フレーム 16 昇降路フレーム 17 調節可能昇降路フレーム 18 フレームの上方エッジ 19 フレームの下方エッジ 20 重複部分 21 固定フック 22 補整用フレーム部分 23 固定用フレーム部分 24 調節範囲 25 止め/締め付けネジ 26 折曲げ部 27 歯付き金属プレート 28 リベット 29 歯 30 孔 31 昇降路壁部材 32 孔/開口 33 下方ウェブ 34 上方ウェブ 35 自由端 36、37 折曲げ部 38 ビード 39、40 重複部分 41 ネジ孔 42 エッジ 43 金属板部分 44 フレームの上方エッジ 45 エプロン 46 第1の水平ウェブ 47 第2の水平ウェブ 48 第1の垂直ウェブ 49 第2の垂直ウェブ 50 エッジ付き板 51 距離 52 孔のパターン 53 エプロンの上方エッジ 54 床スラブの厚さ 55 踏み面 56 水平フランジ 57 支持用フランジ 58 昇降路扉壁 59 エレベータ昇降路 60 垂直構造物 61 左ガイドレール 62 右ガイドレール 63 上方横突っ張り 64 下方横突っ張り 65 床部材 66、67 取り付け点 68 支持用突っ張り 69 支持用突っ張り 70 ネジ 71 昇降路フレーム 72 昇降路壁外装 73 昇降路扉壁 74 昇降路扉 75 物置 76 ウォークイン戸棚 77、78 支持用レール 79 棚 80 化粧洗面室 81 シャワー 82 トイレ 83 洗面台 84 建物の屋根 85 換気筒 86 換気扇
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウツツ・リヒター スイス国、ツエー・ハー−6030・エビコ ン、リユツチマツトシユトラーセ・10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの垂直方向移動通路を作り出
    すために、少なくとも1つの階床(2;3)を通って伸
    びると共に、階床(2;3)に昇降路貫通開口(4;
    5)の境界を定める少なくとも1つの昇降路フレーム
    (7;16;17;71)を有する、複数階建物のエレ
    ベータ昇降路(1;59)であって、 昇降路貫通開口(4;5)を覆う荷重支持床構造物
    (8;15;65)が、昇降路フレーム(7;16;1
    7;71)に対して取り外し可能に結合されることを特
    徴とするエレベータ昇降路。
  2. 【請求項2】 荷重支持床構造物(8;15;65)
    が、階床(2;3)と同じ高さに調整されることを特徴
    とする請求項1に記載のエレベータ昇降路(1;5
    9)。
  3. 【請求項3】 昇降路フレーム(7;16;17;7
    1)を、階床(2;3)の厚さ(14)寸法に垂直方向
    に関して調節できることを特徴とする請求項1に記載の
    エレベータ昇降路(1;59)。
  4. 【請求項4】 昇降路フレーム(7;16;17;7
    1)が、その上に作用する力を階床(2;3)の支持構
    造物へ伝達する固定手段(6;21;27)を有するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の
    エレベータ昇降路(1;59)。
  5. 【請求項5】 荷重支持床構造物が、挿入可能なフレー
    ム(15)に組み立てられ、昇降路フレーム(7;1
    6;17)へ挿入できることを特徴とする請求項1から
    4のいずれか一項に記載のエレベータ昇降路(1)。
  6. 【請求項6】 荷重支持床構造物(65)が、移動通路
    を伸びて昇降路フレーム(71)に支持される垂直支持
    構造物(60)へ取り外し可能に接続されていることを
    特徴とする請求項1に記載のエレベータ昇降路(5
    9)。
  7. 【請求項7】 荷重支持床構造物(65)が、垂直支持
    構造物(60)へ旋回方式で取り付けられることを特徴
    とする請求項6に記載のエレベータ昇降路(59)。
  8. 【請求項8】 荷重支持床構造物(65)が、少なくと
    も一部分を囲い込まれて垂直支持構造物(60)へ取り
    外し可能に取り付けられた空間室(80)の一部である
    ことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ昇降路
    (59)。
  9. 【請求項9】 昇降路フレーム(7;16;17;7
    1)が、昇降路壁(31;58;73;77)のための
    接続/設置装置を有することを特徴とする請求項1又は
    6に記載のエレベータ昇降路(1;59)。
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