JP2001224921A - 乾燥装置及び乾燥装置を備えた乾燥保管庫及び乾燥装置による乾燥方法 - Google Patents

乾燥装置及び乾燥装置を備えた乾燥保管庫及び乾燥装置による乾燥方法

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JP2001224921A JP2000037686A JP2000037686A JP2001224921A JP 2001224921 A JP2001224921 A JP 2001224921A JP 2000037686 A JP2000037686 A JP 2000037686A JP 2000037686 A JP2000037686 A JP 2000037686A JP 2001224921 A JP2001224921 A JP 2001224921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の乾燥装置は、2つのダンパーを駆動さ
せるために、ダンパー軸にウオームホイールを装着し、
またそのウオームホイールを駆動させるためにウオーム
が装着されたモーターを設ける必要があり、高価であっ
た。 【解決手段】 ケーシング内の空気の水分を吸収する吸
収剤と、ケーシング内の空気を導入及び排出する送風機
と、ケーシング内の空気を加熱するヒーターとを備え、
ケーシングは、一面に第一及び第二出入口、他面に第三
及び第四出入口を有し、第一及び第三出入口のいずれか
一方を閉口する第一切換ダンパーと、第二及び第四出入
口のいずれか一方を閉口する第二切換ダンパーと、第一
及び第二切換ダンパーを同一平面状に連結するダンパー
軸と、ダンパー軸を所定の方向に回動させる第一バネ
と、逆方向に回動させる第二バネとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止型吸着除湿エ
レメントを使い、乾燥保管庫内の乾燥雰囲気を作る乾燥
装置及び乾燥装置を備えた乾燥保管庫及び乾燥装置によ
る乾燥方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾燥装置の一例としては、特開平4―1
14715号公報に示されたものがあり、これを図12
に示す。図12は、従来の乾燥装置の断面を示す断面図
である。図12において、90は吸着材、91は電気ヒ
ーター、92は送風機、93はダンパー、及び94は乾
燥庫である。この従来の乾燥装置は、二つのダンパー9
3が備えられ、この二つのダンパー93の切り換えによ
り、吸着材90と乾燥庫94とが結ばれた流通路、若し
くは、吸着材90と乾燥庫94外の空間とが結ばれた流
通路が選択される。
【0003】吸着材90と乾燥庫94とが結ばれた流通
路では、送風機92により乾燥庫94内の空気が吸着材
90側に送られる。これにより、乾燥庫94内の空気の
水分が吸着材90に吸着され、乾燥庫94内が乾燥雰囲
気となる。また、吸着材90と乾燥庫94外の空間とが
結ばれた流通路では、送風機92により乾燥庫94外の
空気が吸着材90側に送られる。また、電気ヒーター9
1が作動する。これにより、吸着材90の水分が乾燥庫
94外の空間に放湿される。この従来の乾燥装置は、こ
れらの動作を交互に繰り返し行うことによって、乾燥運
転を断続的に行うものである。
【0004】また、乾燥装置の他の例としては、特開平
7―31382号公報に示されたものがあり、これを図
13に示す。図13は、従来の乾燥装置を示す斜視図及
び断面図である。図13において、100〜101はダ
ンパーである。102はダンパー軸であり、ダンパー1
00〜101が取り付けられる。このダンパー軸102
を回動させることにより、除湿時および再生時の空気の
流路が選択される。
【0005】また、図13に示す乾燥装置において、ダ
ンパー軸102を回動させる開閉機構について、図14
を用いて説明する。図14は、従来の乾燥装置の開閉機
構を示す斜視図及び断面図である。図14において、1
03はウオームホイールであり、ダンパー軸102に装
着される。104はモータである。105はウオームで
あり、モータ104に取り付けられる。このモータ10
4の駆動により、ウオーム105は回転し、このウオー
ム105の回転により、ウオームホイール103は正逆
回転する。このウオームホイール103の正逆回転によ
り、ダンパー軸102は回転し、2つのダンパー100
〜101による開閉動作が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の乾
燥装置は、2つのダンパー100〜101を駆動させる
ために、ダンパー軸102にウオームホイール103を
装着する必要があった。また、そのウオームホイール1
03を駆動させるために、ウオーム105が装着された
モーター104を設ける必要があった。これらのことか
ら、従来の乾燥装置は、複雑で高価なものとなってい
た。本発明は、このような問題点を解消するためになさ
れたものであり、ダンパーの駆動部分が安価である乾燥
装置を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の乾燥装置は、ケ
ーシングと、ケーシング内の空気の水分を吸着する吸着
剤と、ケーシング内の空気を導入及び排出する送風機
と、ケーシング内の空気を加熱するヒーターとを備え、
ケーシングは、一面に第一出入口及び第二出入口を有
し、他面に第三出入口及び第四出入口を有し、第一出入
口及び第三出入口のいずれか一方を閉口する第一切換ダ
ンパーと、第二出入口及び第四出入口のいずれか一方を
閉口する第二切換ダンパーと、第一切換ダンパー及び第
二切換ダンパーを同一平面状に連結するダンパー軸と、
形状記憶合金で形成され、ダンパー軸を所定の方向に回
動させる第一バネと、ダンパー軸を所定の方向とは逆の
方向に回動させる第二バネとを備えたものである。
【0008】また、本発明の乾燥装置は、第一バネが、
ヒーターにより加熱されると縮み、ダンパー軸を所定の
方向に回動させ、第一切換ダンパーにより第一出入口を
閉口し、第二切換ダンパーにより第二出入口を閉口する
ものである。
【0009】さらに、本発明の乾燥装置は、第一バネ
が、冷えると第二バネの張力により伸び、ダンパー軸を
所定の方向とは逆の方向に回動させ、第一切換ダンパー
により第三出入口を閉口し、第二切換ダンパーにより第
四出入口を閉口するものである。
【0010】また、本発明の乾燥装置の第一バネ及び第
二バネは、ダンパー軸が有するプーリーに設けられるも
のである。
【0011】さらに、本発明の乾燥装置のヒーターは、
正温度係数ヒーターであるものである。
【0012】また、本発明の乾燥装置のケーシングは、
第一の風路と第二の風路とを有し、吸着剤は第一の風路
に設けられるものである。
【0013】さらに、本発明の乾燥装置は、殺菌装置を
設けたものである。
【0014】本発明の乾燥保管庫は乾燥装置を備え、第
一出入口及び第二出入口を介して、空気を導入及び排出
するものである。
【0015】また、本発明の乾燥保管庫は、湿度センサ
ーを設け、湿度センサーによる検出結果に基づき、乾燥
装置内の送風機の回転数を変化させるものである。
【0016】本発明の乾燥装置による乾燥方法は、第二
バネの張力により、ダンパー軸が所定の方向に回動する
ステップと、第一切換ダンパー及び第二切換ダンパーに
より、ケーシングに設けられた第三出入口及び第四出入
口が閉口、第一出入口及び第二出入口が開口するステッ
プと、送風機により第一出入口から乾燥保管庫内の空気
が吸入されるステップと、乾燥保管庫内の空気の水分が
吸着剤で吸着され、第二出入口から排出されるステップ
と、ヒーターの加熱により、第一バネが縮み、ダンパー
軸が所定の方向とは逆の方向に回動するステップと、第
一切換ダンパー及び第二切換ダンパーにより、ケーシン
グの第一出入口及び第二出入口が閉口、第三出入口及び
第四出入口が開口するステップと、送風機により第三出
入口から乾燥保管庫外の空気が吸入されるステップと、
乾燥保管庫外の空気がヒーターにより加熱され、吸着剤
の水分を吸着し、第四出入口から排出されるステップと
を有するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明による乾燥
装置の一実施形態について、図1を用いて説明する。図
1は本発明の実施形態1の乾燥装置を上部から見た断面
図である。図1において、1は送風機である。2はフィ
ルターであり、送風機1の吸込側に設けられ、不織布等
で作られる。3は吸着剤である静止型の吸着除湿エレメ
ントである。この静止型の吸着除湿エレメント3の例と
しては、セラミックス等の無機繊維にシリカゲル等を、
重合反応を利用して結合させたものがある。5は乾燥装
置全体のケーシングである。6は通路壁であり、ケーシ
ング5内に設けられる。
【0018】なお、吸着除湿エレメント3は、ケーシン
グ5と通路壁6との間に取り付けられる。7は断熱材で
あり、吸着除湿エレメント3とケーシング5との間、及
び吸着除湿エレメント3と通路壁6との間に設けられ
る。この断熱材7を設けることにより、吸着除湿エレメ
ント3の外周からの空気が漏れることを抑えると共に、
吸着除湿エレメント3からの放熱を抑える。
【0019】8はダンパー軸である。9は第一切換ダン
パーである吸込切換ダンパーであり、ダンパー軸8の一
端側に設けられる。なお、吸込切換ダンパー9は、その
端部がダンパー軸8に設けられる。10は第二切換ダン
パーである除湿・再生切換ダンパーであり、ダンパー軸
8の他端側に設けられる。なお、除湿・再生切換ダンパ
ー10は、その端部がダンパー軸8に設けられる。11
はプーリーであり、ダンパー軸8のほぼ中央に設けられ
る。12は軸受けであり、ケーシング5に設けられる。
この軸受け12により、ダンパー軸8の両端が位置決め
される。
【0020】15は第三出入口である再生給気口であ
り、ケーシング5に設けられる。16は第四出入口であ
る再生排気口であり、ケーシング5において再生給気口
15と同一平面に設けられる。なお、吸込口32は、ケ
ーシング5において再生給気口15が設けられている面
と隣り合う面に設けられる。また、吹出口33は、ケー
シング5において吸込口32と同一平面に設けられる。
そして、乾燥保管庫内の空気から水分を除去する除湿運
転時は、吸込口32と吹出口33とが開口し、再生給気
口15と再生排気口16とが閉口する。また、吸着除湿
エレメント3から水分を除去する再生運転時は、吸込口
32と吹出口33とが閉口し、再生給気口15と再生排
気口16とが開口する。
【0021】17はバイパス穴であり、通路壁6に設け
られる。18はバイパス通路であり、通路壁6とケーシ
ング5とにより形成される。このバイパス通路18は、
バイパス穴17により、吸着除湿エレメント3側の通路
と連通する。なお、乾燥装置内には、通路壁6とケーシ
ング5により、第一の風路である吸着除湿エレメント3
が設けられた通路と、第二の風路である吸着除湿エレメ
ント3が設けられていないバイパス通路18とが形成さ
れる。
【0022】19は再生用ヒーターであり、乾燥装置内
の空気を加熱し、吸着除湿エレメント3を再生する。2
0は第一バネである形状記憶バネであり、加熱されると
形状記憶効果により縮む。21は第二バネである戻りバ
ネである。本実施形態の乾燥装置が有する切り換えダン
パ9〜10の可動機構は、ダンパー軸8、プーリー1
1、形状記憶バネ20、及び戻りバネ21を用いて構成
する。30は制御器であり、ケーシング5に設けられ
る。31は殺菌装置であり、ケーシング5に設けられ
る。
【0023】次に、図1に示す乾燥装置の側面につい
て、図2を用いて説明する。図2は本発明の実施形態1
の乾燥装置を側面から見た断面図である。図2におい
て、32は第一出入口である吸込口である。33は第二
出入口である吹出口である。なお、図2において、図1
に示す実施形態と同一又は相当の部分には同一符号を付
してその説明を省略し、図1と相違する部分について説
明した。
【0024】次に、図1に示す乾燥装置が有する静止型
の吸着除湿エレメント3について、図3を用いて説明す
る。図3は、静止型の吸着除湿エレメント3の外観を示
す外観図である。図3において、34は空気を通す通路
である。この通路34は、吸着除湿エレメント3上に、
直線的に多数設けられている。また、この通路34は、
コルゲート状に、吸着除湿エレメント3全体に分布す
る。なお、この吸着除湿エレメント3は、直方体状や立
方体状に構成される。なお、図3において、図1に示す
実施形態と同一又は相当の部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、図1と相違する部分について説明し
た。
【0025】次に、図1に示す乾燥装置が有するダンパ
ー軸8、吸込切換ダンパー9、除湿・再生切換ダンパー
10、及びプーリー11の構成を、図4に示す。図4
は、ダンパー軸8、吸込切換ダンパー9、除湿・再生切
換ダンパー10、及びプーリー11の構成を示す構成図
である。なお、図4において、図1に示す実施形態と同
一又は相当の部分には同一符号を付してその説明を省略
した。
【0026】次に、図1に示す乾燥装置を縦方向から見
たものについて、図5を用いて説明する。図5は本発明
の実施形態1の乾燥装置を縦方向から見た断面図であ
る。図5において、Aは除湿運転時における切換ダンパ
ー9〜10の位置である。また、Bは再生運転時におけ
る切換ダンパー9〜10の位置である。なお、図5にお
いて、図1に示す実施形態と同一又は相当の部分には同
一符号を付してその説明を省略し、図1と相違する部分
について説明した。
【0027】次に、図1に示す乾燥装置が有する切り換
えダンパ9〜10の可動機構について、図6を用いて説
明する。図6は、切り換えダンパ9〜10の可動機構の
構成を示す構成図である。形状記憶バネ20は、一端を
ケーシング5に、他端をプーリー11又はダンパー軸8
に設ける。戻りバネ21は、一端をケーシング5に、他
端をプーリー11又はダンパー軸8に設ける。
【0028】なお、形状記憶バネ20が設けられるケー
シング5の面と、戻りバネ21が設けられるケーシング
5の面とは、互いに対向する面である。また、形状記憶
バネ20が設けられるケーシング5の面と、戻りバネ2
1が設けられるケーシング5の面とは、直交していても
よい。つまり、形状記憶バネ20及び戻りバネ21は、
互いの張力が逆向きとなるように、プーリー11等に取
り付けられる。なお、図6において、図1に示す実施形
態と同一又は相当の部分には同一符号を付してその説明
を省略した。
【0029】次に、図1に示す乾燥装置が取り付けられ
た乾燥保管庫について、図7を用いて説明する。図7は
本発明の実施形態1の乾燥装置が取り付けられた乾燥保
管庫を正面から見た断面図である。図7において、40
は乾燥装置である。41は乾燥保管庫である。乾燥装置
40は、この乾燥保管庫41の上部等に取り付けられ
る。なお、乾燥保管庫41内の空気は、吸入口32を介
して乾燥装置40内に吸引される。また、乾燥装置40
内の空気は、吹出口33を介して乾燥保管庫41内に排
出される。42は棚であり、乾燥保管庫41の内部に設
けられる。43は乾燥物であり、乾燥保管庫41の棚4
2に載置され、保管される。44は乾燥装置40に設け
られた湿度センサーであり、乾燥保管庫41内部の湿度
を検知する。この乾燥保管庫41は、主に湿気を嫌う食
品を保存するためのものである。この湿気を嫌う食品と
しては、例えば海苔・昆布等の乾物、せんべい・ビスケ
ット等の菓子類、コーヒー豆等がある。
【0030】次に、図7に示す乾燥装置が取り付けられ
た乾燥保管庫41の側面について、図8を用いて説明す
る。図8は本発明の実施形態1の乾燥装置が取り付けら
れた乾燥保管庫41を側面から見た側面図である。図8
において、45はドアであり、乾燥物43を取り出す為
に、乾燥保管庫41の前面に設けられる。なお、図8に
おいて、図7に示す実施形態と同一又は相当の部分には
同一符号を付してその説明を省略し、図7と相違する部
分について説明した。
【0031】次に、図1〜図8に示す本実施形態の乾燥
装置の動作について説明する。まず、乾燥装置の制御部
30は、湿度センサー44を用いて、乾燥保管庫41内
の湿度を検知する。そして、乾燥装置40は、検知され
た湿度が高くなると除湿運転を始め、該湿度が低くなる
と除湿運転を停止する。この除湿運転の時、再生用ヒー
ター19には通電されない。このため、形状記憶バネ2
0は伸びており、切換ダンパー9〜10は図5における
Aの位置にある。なお、切換ダンパー9〜10がAの位
置に来ることにより、再生給気口15及び再生排気口1
6が閉口し、吸込口32及び吹出口33が開口する。
【0032】そして、送風機1が運転され、吸込口32
から乾燥保管庫41内の空気が吸引される。そして、こ
の吸込口32から吸引された空気は、フィルター2によ
って塵埃が取り除かれる。このフィルター2によって塵
埃が取り除かれた空気は、再生用ヒーター19及び吸着
除湿エレメント3を通過する。この吸着除湿エレメント
3を通過した空気は、その水分が吸着除湿エレメント3
に吸着される。この水分が吸着除湿エレメント3によっ
て吸着された空気は、吸着除湿エレメント3にの吸着熱
により温度が少し上昇し、乾燥した空気となり吹出口3
3から乾燥保管庫41に吹き出される。
【0033】なお、フィルター2を通過した空気は、一
部、バイパス穴17からバイパス通路18を経て、吹出
口33から吹き出される。つまり、除湿運転では、吸着
除湿エレメント3を通過した乾燥空気とバイパス通路1
8を経たバイパス空気とが混合され、その混合された空
気が吹出口33から乾燥保管庫41に吹き出される。な
お、吸込口32から吸引された空気を、全て、吸着除湿
エレメント3を経た乾燥空気にしても、吸着除湿エレメ
ント3での圧力損失が大きく、吹出口33から吹き出さ
れる空気の循環風量を増大させることができない。
【0034】そこで、吸込口32から吸引された空気の
一部をバイパス空気として乾燥空気に混合することによ
り、吹出口33から吹き出される空気全体の圧力損失を
抑えることができ、除湿時の循環風量を増大させること
ができる。また、循環風量を増大させることができるた
め、乾燥空気を乾燥保管庫41内の隅々まで送ることが
でき、乾燥保管庫41内の乾燥物を湿気から守ることが
できる。なお、乾燥空気は乾燥保管庫41内を循環する
ものであり、この乾燥空気と乾燥保管庫41外の空気と
は基本的に換気されない。また、乾燥保管庫41のドア
45の隙間から、わずかではあるが、乾燥空気と乾燥保
管庫41外の空気とが自然換気されることはある。
【0035】次に、除湿運転が行われて、吸着除湿エレ
メント3に所定の水分が吸着され、飽和してその吸着量
が減少してきた場合、吸着除湿エレメント3を再生する
再生運転を行う。なお、除湿運転から再生運転への切り
換えは、制御器30のタイマーによって切り換えてもよ
い。また、センサーによって吸着除湿エレメント3の重
量等を検出し、その検出結果に基づいてもよい。そし
て、再生運転の時、再生用ヒーター19には通電され
る。この再生用ヒーター19への通電により、乾燥装置
40内の空気は、その温度が上昇する。また、再生用ヒ
ーター19への通電により、形状記憶バネ20が暖めら
れ、形状記憶効果によって縮む力が発生する。
【0036】このように、形状記憶バネ20が縮むと、
プーリー11が回転し、このプーリー11と一体のダン
パー軸8も回転する。そして、このダンパー軸8が回転
することにより、2つの切換ダンパー9〜10も回転
し、図5におけるBの位置に回転する。なお、切換ダン
パー9〜10がBの位置に回転することにより、再生給
気口15及び再生排気口16が開口し、吸込口32及び
吹出口33が閉口する。このように、吸込口32及び吹
出口33が閉口して、再生給気口15及び再生排気口1
6が開口することにより、再生運転時の空気の流路が形
成される。
【0037】このように、流路が形成されたことによ
り、送風機1が稼動し、再生給気口15から乾燥保管庫
41外の空気が吸引される。この再生給気口15から吸
引された乾燥保管庫41外の空気は、フィルター2を通
り、再生用ヒーター19で加熱され、昇温する。この昇
温した空気は、吸着除湿エレメント3を通過すると共
に、吸着除湿エレメント3を加熱し、吸着除湿エレメン
ト3に吸着されている水分を除去する。この吸着除湿エ
レメント3を通過した空気は湿気を帯びた湿潤空気とな
り、再生排気口16から乾燥保管庫41外に排気され
る。このように、吸着除湿エレメント3を通過した空気
が湿潤空気となり、乾燥保管庫41外に排気されること
により、吸着除湿エレメント3は再び水分吸着量を増加
させ、再生する。
【0038】なお、再生給気口15から吸引された乾燥
保管庫41外の空気は、フィルター2を通過した後、一
部、バイパス穴17からバイパス通路18を経た後、再
生排気口16から排気される。つまり、再生運転では、
吸着除湿エレメント3を通過した湿潤空気とバイパス通
路18を経たバイパス空気とが混合され、その混合され
た空気が再生排気口16から乾燥保管庫41外に排気さ
れる。なお、再生給気口15から吸引された空気を、全
て、吸着除湿エレメント3を経た湿潤空気にしようとす
ると、その湿潤空気を排気する時に、再生排気口16周
辺のケーシング5によって冷却され、結露が生じる可能
性が高まる。
【0039】そこで、再生給気口15から吸引された空
気の一部をバイパス空気として湿潤空気と混合すること
により、再生排気口16から排気される全体の空気の露
点温度を下げることができ、排気時に再生排気口16周
辺のケーシング5で冷却されても結露が発生しないよう
にすることができる。また、結露の発生を抑えたことに
より、再度除湿運転に切り換えても、乾燥保管庫41内
を濡らすことなく、乾燥保管庫41内を衛生的に保つこ
とできる。さらに、乾燥装置40内への水分の戻りを抑
えることができる。なお、湿潤空気は乾燥保管庫41外
に排出されるのみであり、この湿潤空気と乾燥保管庫4
1内の空気とを換気することは行われない。
【0040】また、再生運転を所定の時間行ったら、再
び除湿運転に切り換えてもよい。なお、再生運転から除
湿運転への切り換えは、センサーによって検出された吸
着除湿エレメント3の重量等に基づいてもよい。まず、
再生運転から湿潤運転に切り換わると、制御器30によ
り、再生用ヒーター19の通電が止められる。すると、
乾燥装置40内の空気の温度が低下する。この乾燥装置
40内の空気の温度が低下すると、形状記憶バネ20の
形状記憶効果がなくなり、また戻りバネ21の作用によ
り、ダンパー軸8が回転して、図5に示すAの位置に切
換ダンパー9〜10が移動する。図5のAの位置に切換
ダンパー9〜10が移動すると、再び除湿運転が始ま
る。このように、吸着除湿エレメント3において、吸湿
と放湿とが繰り返されることにより、断続的に乾燥保管
庫41内の乾燥動作が行なわれ、乾燥保管庫41内の乾
燥状態が維持される。
【0041】このように、本実施形態の乾燥装置におけ
る切り換えダンパ9〜10の可動機構は、2つの切換ダ
ンパー9〜10を1本のダンパー軸8に取り付け、しか
もそのダンパー軸8を可動させる駆動部は1個所で、そ
の駆動部は形状記憶合金の形状記憶バネ20及び戻りバ
ネ21の張力を使用しているに過ぎず、ダンパーを駆動
させるためにモーターを使用する必要がなく、簡易で安
価な可動機構を得ることができる。
【0042】実施の形態2.本発明による乾燥装置の他
の実施形態について説明する。本実施形態の乾燥装置
は、再生用ヒーター19にPTCヒーター(正温度係数
ヒーター)を用いたものである。このPTCヒーターの
特性について図9を用いて説明する。図9はPTCヒー
ターの特性を示す特性図である。このPTCヒーターの
特性は、一般的にはある温度まではヒーター抵抗値がほ
ぼ一定であり、そのある温度以上になると急峻に該ヒー
ター抵抗値が上昇する。すなわち、例えば冷却する風量
が変化しても、ヒーターの表面温度をほぼ一定温度に保
つことができる。
【0043】次に、PTCヒーターにおける風量とヒー
ター入力との相関について図10を用いて説明する。図
10はPTCヒーターにおける風量とヒーター入力との
相関を示す相関図である。図9に示すようなこのような
PTCヒーターの特性から、図10に示すように、ヒー
ターを通過する風量が多くなると、PTCヒーター素子
が冷却されるのでヒーター抵抗値が小さくなる。よって
電流が多く流れ、ヒーター入力が大きくなる。
【0044】この性質を利用することにより、除湿能力
を向上させることができる。例えば、乾燥保管庫41の
ドア45を開けて乾燥物43を出し入れすると、乾燥保
管庫41内の雰囲気湿度が高くなる。この時、湿度セン
サー44は、乾燥保管庫41内の雰囲気湿度が高くなっ
たことを検知し、制御器30によって送風機1の回転数
を上げ、除湿・再生風量を増加させる。この時、PTC
ヒーターを使用することにより、再生風量が増加する
と、ヒーター入力も増加し、再生能力が増強され、除湿
能力が向上する。このため、乾燥保管庫41内の湿度が
高くなっても、速やかにその湿度を下げることができ、
乾燥保管庫41内の乾燥物43を傷めない。また、その
風味も損なわない。
【0045】なお、再生用ヒーター19が普通の抵抗線
ヒーターである場合には、除湿速度を速めようと特に再
生時の送風量を多くしても、ヒーター入力がほとんど変
わらないため、再生能力はあまり変わらず、除湿量も大
して多くはならない。つまり、乾燥保管庫41内の湿度
が高くても、素早くその湿度を下げることができない。
なお、普通の抵抗線ヒーターとは、ニクロム線等で作ら
れたヒーターのことである。
【0046】実施の形態3.本発明による乾燥装置の他
の実施形態について説明する。本実施形態の乾燥装置
は、乾燥装置40に殺菌装置31を取り付けたものであ
る。この殺菌装置31の例としては、オゾンを発生する
オゾナイザーがある。このオゾナイザーによるオゾンの
発生方法について、図11を用いて説明する。図11
は、オゾンを発生するオゾナイザーの主要構成を示す構
成図である。図11において、50は+極板である。5
1は−極板である。52は誘電体であり、+極板50と
−極板51との間に設けられる。なお、−極板51と誘
電体52との間には放電空隙が設けられる。53は高電
圧発生器であり、+極板50と−極板51との間には高
電圧が印可される。なお、オゾンは、放電空隙に高電圧
を印可し、その印可された放電空隙に酸素を通すことに
よって得られる。このようなオゾンの発生方法を無声放
電式という。
【0047】このオゾナイザーより得られたオゾンは、
除湿運転時の乾燥空気に混ぜられる。このように、オゾ
ンと乾燥空気とを混ぜることにより、乾燥保管庫41内
にオゾンが流入し、オゾンの酸化力によって乾燥物43
に付着した細菌を殺すことができる。なお、乾燥保管庫
41に入れる乾燥物43には最初から細菌が付着してい
る場合があり、この細菌には除湿運転で乾燥保管庫41
内の湿度を低くしても死滅しない菌がある。このため、
殺菌装置31を乾燥保管庫41内に設けることにより、
乾燥保管庫41内に入れた乾燥物43に付着していた細
菌を死滅させ、乾燥保管庫41内を衛生的に維持する。
【0048】なお、本実施形態において、実施形態1と
同一又は相当の部分には同一符号を付してその説明を省
略し、実施形態1と相違する部分について説明した。な
お、殺菌装置31には、紫外線殺菌装置等もある。ま
た、フィルター2に抗菌材フィルターを用いて、殺菌装
置31に代えてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明の乾燥装置は、ケ
ーシングと、ケーシング内の空気の水分を吸着する吸着
剤と、ケーシング内の空気を導入及び排出する送風機
と、ケーシング内の空気を加熱するヒーターとを備え、
ケーシングは、一面に第一出入口及び第二出入口を有
し、他面に第三出入口及び第四出入口を有し、第一出入
口及び第三出入口のいずれか一方を閉口する第一切換ダ
ンパーと、第二出入口及び第四出入口のいずれか一方を
閉口する第二切換ダンパーと、第一切換ダンパー及び第
二切換ダンパーを同一平面状に連結するダンパー軸と、
形状記憶合金で形成され、ダンパー軸を所定の方向に回
動させる第一バネと、ダンパー軸を所定の方向とは逆の
方向に回動させる第二バネとを備えたものであり、ダン
パーの駆動部分を安価にすることができる。
【0050】また、本発明の乾燥装置は、第一バネが、
ヒーターにより加熱されると縮み、ダンパー軸を所定の
方向に回動させ、第一切換ダンパーにより第一出入口を
閉口し、第二切換ダンパーにより第二出入口を閉口する
ものであり、ダンパーの駆動部分を安価にすることがで
きる。
【0051】さらに、本発明の乾燥装置は、第一バネ
が、冷えると第二バネの張力により伸び、ダンパー軸を
所定の方向とは逆の方向に回動させ、第一切換ダンパー
により第三出入口を閉口し、第二切換ダンパーにより第
四出入口を閉口するものであり、ダンパーの駆動部分を
安価にすることができる。
【0052】さらに、本発明の乾燥装置のヒーターは、
正温度係数ヒーターであるため、乾燥保管庫内の湿度が
高くなっても、速やかにその湿度を下げることができ
る。
【0053】また、本発明の乾燥装置のケーシングは、
第一の風路と第二の風路とを有し、吸着剤は第一の風路
に設けられるものであるから、第二出入口から吹き出さ
れる空気全体の圧力損失を抑えることができ、除湿時の
循環風量を増大させることができる。また、第四出入口
から排気される全体の空気の露点温度を下げることがで
き、排気時に再第四出入口周辺のケーシングで冷却され
ても結露が発生しない。
【0054】さらに、本発明の乾燥装置は、殺菌装置を
設けたものであり、オゾンの酸化力によって、乾燥装置
及び乾燥保管庫内を衛生的に維持する。
【0055】本発明の乾燥保管庫は乾燥装置を備え、第
一出入口及び第二出入口を介して、空気を導入及び排出
するものであり、吸着剤により、乾燥保管庫内が乾燥状
態が維持される。
【0056】本発明の乾燥装置による乾燥方法は、第二
バネの張力により、ダンパー軸が所定の方向に回動する
ステップと、第一切換ダンパー及び第二切換ダンパーに
より、ケーシングに設けられた第三出入口及び第四出入
口が閉口、第一出入口及び第二出入口が開口するステッ
プと、送風機により第一出入口から乾燥保管庫内の空気
が吸入されるステップと、乾燥保管庫内の空気の水分が
吸着剤で吸着され、第二出入口から排出されるステップ
と、ヒーターの加熱により、第一バネが縮み、ダンパー
軸が所定の方向とは逆の方向に回動するステップと、第
一切換ダンパー及び第二切換ダンパーにより、ケーシン
グの第一出入口及び第二出入口が閉口、第三出入口及び
第四出入口が開口するステップと、送風機により第三出
入口から乾燥保管庫外の空気が吸入されるステップと、
乾燥保管庫外の空気がヒーターにより加熱され、吸着剤
の水分を吸着し、第四出入口から排出されるステップと
を有するものであり、ダンパーの駆動部分が安価な乾燥
装置で乾燥保管庫内を乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の乾燥装置を上部から見
た断面図である。
【図2】 本発明の実施形態1の乾燥装置を側面から見
た断面図である。
【図3】 本発明の実施形態1の乾燥装置が有する静止
型の吸着除湿エレメント3の外観を示す外観図である。
【図4】 本発明の実施形態1の乾燥装置が有するダン
パー軸8、吸込切換ダンパー9、除湿・再生切換ダンパ
ー10、及びプーリー11の構成を示す構成図である。
【図5】 本発明の実施形態1の乾燥装置を縦方向から
見た断面図である。
【図6】 本発明の実施形態1の乾燥装置が有する切り
換えダンパ9〜10の可動機構の構成を示す構成図であ
る。
【図7】 本発明の実施形態1の乾燥装置が取り付けら
れた乾燥保管庫を正面から見た断面図である。
【図8】 本発明の実施形態1の乾燥装置が取り付けら
れた乾燥保管庫41を側面から見た側面図である。
【図9】 本発明の実施形態2の乾燥装置が有するPT
Cヒーターの特性を示す特性図である。
【図10】 本発明の実施形態2の乾燥装置が有するP
TCヒーターにおける風量とヒーター入力との相関を示
す相関図である。
【図11】 本発明の実施形態3の乾燥装置が有するオ
ゾンを発生するオゾナイザーの主要構成を示す構成図で
ある。
【図12】 従来の乾燥装置の断面を示す断面図であ
る。
【図13】 従来の乾燥装置を示す斜視図及び断面図で
ある。
【図14】 従来の乾燥装置の開閉機構を示す斜視図及
び断面図である。
【符号の説明】
1 送風機、2 フィルター、3 吸着除湿エレメン
ト、5 ケーシング、6通路壁、7 断熱材、8 ダン
パー軸、9 吸込切換ダンパー、10 除湿・再生切換
ダンパー、11 プーリー、12 軸受け、15 再生
給気口、16 再生排気口、17 バイパス穴、18
バイパス通路、19 再生用ヒーター、20 形状記憶
バネ、21 戻りバネ、30 制御器、31 殺菌装
置、32 吸込口、33 吹出口、34 通路、40
乾燥装置、41 乾燥保管庫、42棚、43 乾燥物、
44 湿度センサー、45 ドア、50 +極板、51
−極板、52 誘電体、53 高電圧発生器、90
吸着材、91 電気ヒーター、92 送風機、93 ダ
ンパー、94 乾燥庫、100〜101 ダンパー、1
02 ダンパー軸、103 ウオームホイール、104
モータ、105 ウオーム。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、上記ケーシング内の空気
    の水分を吸着する吸着剤と、上記ケーシング内の空気を
    導入及び排出する送風機と、上記ケーシング内の空気を
    加熱するヒーターとを備え、 上記ケーシングは、一面に第一出入口及び第二出入口を
    有し、他面に第三出入口及び第四出入口を有し、 上記第一出入口及び上記第三出入口のいずれか一方を閉
    口する第一切換ダンパーと、 上記第二出入口及び上記第四出入口のいずれか一方を閉
    口する第二切換ダンパーと、 上記第一切換ダンパー及び第二切換ダンパーを同一平面
    状に連結するダンパー軸と、 形状記憶合金で形成され、上記ダンパー軸を所定の方向
    に回動させる第一バネと、 上記ダンパー軸を上記所定の方向とは逆の方向に回動さ
    せる第二バネとを備えたことを特徴とする乾燥装置。
  2. 【請求項2】 第一バネは、ヒーターにより加熱される
    と縮み、ダンパー軸を所定の方向に回動させ、第一切換
    ダンパーにより第一出入口を閉口し、第二切換ダンパー
    により第二出入口を閉口することを特徴とする請求項1
    に記載の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 第一バネは、冷えると第二バネの張力に
    より伸び、ダンパー軸を所定の方向とは逆の方向に回動
    させ、第一切換ダンパーにより第三出入口を閉口し、第
    二切換ダンパーにより第四出入口を閉口することを特徴
    とする請求項1に記載の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 第一バネ及び第二バネはダンパー軸が有
    するプーリーに設けられることを特徴とする請求項1に
    記載の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 ヒーターは正温度係数ヒーターであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 ケーシングは、第一の風路と第二の風路
    とを有し、吸着剤は上記第一の風路に設けられることを
    特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  7. 【請求項7】 殺菌装置を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の乾燥保管庫。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの乾燥装置を備
    え、 第一出入口及び第二出入口を介して、空気を導入及び排
    出することを特徴とする乾燥保管庫。
  9. 【請求項9】 湿度センサーを設け、 上記湿度センサーによる検出結果に基づき、乾燥装置内
    の送風機の回転数を変化させることを特徴とする請求項
    8に記載の乾燥保管庫。
  10. 【請求項10】 第二バネの張力により、ダンパー軸が
    所定の方向に回動するステップと、 第一切換ダンパー及び第二切換ダンパーにより、ケーシ
    ングに設けられた第三出入口及び第四出入口が閉口、第
    一出入口及び第二出入口が開口するステップと、 送風機により上記第一出入口から乾燥保管庫内の空気が
    吸入されるステップと、 上記乾燥保管庫内の空気の水分が吸着剤で吸着され、上
    記第二出入口から排出されるステップと、 ヒーターの加熱により、第一バネが縮み、上記ダンパー
    軸が上記所定の方向とは逆の方向に回動するステップ
    と、 上記第一切換ダンパー及び第二切換ダンパーにより、上
    記ケーシングの第一出入口及び第二出入口が閉口、第三
    出入口及び第四出入口が開口するステップと、上記送風
    機により上記第三出入口から乾燥保管庫外の空気が吸入
    されるステップと、 上記乾燥保管庫外の空気が上記ヒーターにより加熱さ
    れ、上記吸着剤の水分を吸着し、上記第四出入口から排
    出されるステップとを有することを特徴とする乾燥装置
    による乾燥方法。
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