JPH10267339A - 換気除湿装置 - Google Patents

換気除湿装置

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JPH10267339A
JPH10267339A JP6757697A JP6757697A JPH10267339A JP H10267339 A JPH10267339 A JP H10267339A JP 6757697 A JP6757697 A JP 6757697A JP 6757697 A JP6757697 A JP 6757697A JP H10267339 A JPH10267339 A JP H10267339A
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JP
Japan
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closet
air
ventilation
moisture absorbing
floor
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Application number
JP6757697A
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English (en)
Inventor
Toshio Yamazaki
敏夫 山▲崎▼
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の床下換気装置では単に換気機能のみで
除湿機能がないので、外気の湿度により床下湿気を十分
除湿できなかった。また、従来の床下換気装置と押入れ
除湿機は別個のものであり、各々装置が必要で機器代
金、運転エネルギーも2台分必要であった。 【解決手段】 押入れ13内の空気を送風するファン3
と、ファン3により送風された空気を吸湿剤により除湿
する吸湿ユニット4と、吸湿ユニット4により除湿され
た空気を床下に排出する換気送風路と、吸湿ユニット4
により除湿された空気を押入れ13に循環する循環送風
路と、該換気送風路と該循環送風路とを切り換える切換
ダンパー7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家屋の床下及び押入
れ用の換気除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、床下換気装置と押入れ除湿機と
は別個のものであった。即ち、従来の床下換気装置は、
特開昭60−148941号公報に開示されるように床
下の換気機能のみであり、家屋の基礎部の換気口に取付
けられるものであった。
【0003】また、従来の押入れ除湿機は、実開昭58
−174554号公報に開示されるように押入れ内部の
除湿機能のみで、押入れの床下に設置されるものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の床下換気装置で
は単に換気機能のみで除湿機能がないので、外気の湿度
により床下湿気を十分除湿できなかった。また、従来の
床下換気装置と押入れ除湿機は別個のものであり、各々
装置が必要で機器代金、運転エネルギーも2台分必要で
あった。
【0005】さらに、換気又は除湿が必要な時は、床
下、押入れ共にはぼ同じ時期であるが、床下換気装置と
押入れ除湿機とを別々に運転させる必要があり煩わしさ
が生じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の換気除湿装置は
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、押
入れ内の空気を送風する送風手段と、該送風手段により
送風された空気を吸湿剤により除湿する吸湿手段と、該
吸湿手段により除湿された空気を床下に排出する換気送
風路と、該吸湿手段により除湿された空気を該押入れに
循環する循環送風路と、該換気送風路と該循環送風路と
を切り換える切換手段とを備えるものである。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明に加えて、上記吸湿手段は、上記吸湿剤を加熱
して再生するヒータを備えるものである。
【0008】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明に加えて、上記吸湿手段の上流側及び下流側
に温度又は湿度を検出するセンサーをそれぞれ配設し、
該センサーにより該吸湿手段を通過した空気の温度差又
は湿度差を検出して該吸湿手段の再生又は交換時期を報
知するものである。
【0009】そして、請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明に加えて、上記吸湿手段により除湿された空
気を消毒する薬剤ユニットを備えるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の換気除湿装置を示
す実施形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態に
よる換気除湿装置を押入れの床下に設置した断面図であ
る。図2は本発明の換気除湿装置の断面図である。
【0011】図2において、1は換気除湿装置の本体ケ
ース、2は本体ケース内部に配設するモータ、3はモー
タ2により駆動するファン、4は押入れ13内部の湿気
を吸着する吸湿ユニット、5は吸湿ユニット4内部に配
設されるヒータ、6は換気する空気を消毒するための抗
菌・防虫・防カビ剤などを含む薬剤ユニット、7は換気
時の送風路と除湿時の送風路とを切り替える切替ダンバ
ー、8は切替ダンバー7を駆動する駆動モーター、9,
10は温度または湿度を検出するセンサー、11は吸湿
ユニット4とファン3とを仕切る仕切り板である。
【0012】図1において、12は床下と屋外とを換気
する家屋基礎部換気口、13は押入れ、14は押入れ1
3を構成する押入れ床、15は押入れ床14に載置する
すのこである。また、循環送風路は、押入れ13内の空
気を除湿する場合であり、切替ダンパー7がBの位置
で、押入れ13内の空気は、吸湿ユニット4を通過して
除湿され、ファン3によって送風されて薬剤ユニット6
を通過した後、押入れ13内に戻るという送風路であ
る。そして、換気送風路は、押入れ13と床下内の空気
を換気にする場合であり、切替ダンパー7がAの位置
で、押入れ13内の空気は、吸湿ユニット4を通過して
除湿され、ファン3によって送風され薬剤ユニット6を
通過した後、床下を通って家屋基礎部の換気口12から
屋外に排気する送風路である。
【0013】次に、本発明の換気除湿装置の動作を図1
及び図2を参照しながら説明する。まず、床下と押入れ
を同時に換気すると共に、床下を除湿する場合は押入れ
13の襖(図示せず)を開いた状態として、換気除湿装
置1の切替ダンバー7を図2に示すAの位置に固定し、
モータ2を運転してファン3を回転する。
【0014】押入れの空気は風の流れF1のように、ゼ
オライト等を含む吸湿ユニット4を通過して除湿され、
また、吸湿剤の吸湿によって生じる発熱によって加温さ
れドライな温風となる。さらに、このドライな温風は、
抗菌、防虫、防カビ剤を含む薬剤ユニット6を通過する
ことにより、薬剤ユニット6に含まれる薬剤を床下に散
布して床下を害虫より保護すると共に、床下を除湿・換
気しながら家屋の基礎部に形成した換気口12から屋外
に排気される。
【0015】次に、押入れのみを除湿する場合、押入れ
13の襖を閉めた状態として、切替ダンバー7を図2に
示すBの位置に固定し、モータ2を運転してファン3を
回転する。押入れ13内の空気は、風の流れF1で示す
ように、吸湿ユニット4を通過して除湿され、また、吸
湿剤の吸湿による発熱により加温されドライな温風とな
り、さらに、薬剤ユニット6を通過して風の流れF2で
示すように押入れ13内部に戻ることにより、薬剤を押
入れに散布して押入れを害虫より保護すると共に、押入
れ13内の空気が循環して除湿されるため押入れ13内
部は乾燥消毒される。
【0016】また、換気除湿装置を使用しない時は切換
ダンバー7を図2に示すBの位置に固定して、床下と押
入れ13とを遮断して床下から押入れ13内への湿気や
害虫の侵入を防ぐことができる。
【0017】なお、本発明の換気除湿装置の運転の開始
及び停止は、当然の事ながら手動でもよいし、タイマー
で所定時間運転してもよいし、また、温度又は湿度を検
出するセンサーにより床下や押入れ13の温度又は湿度
により自動運転としてもよい。さらに、吸湿剤を使用す
ることにより、湿気を吸湿するため再生する必要がある
が、本実施の形態の換気除湿装置は、上述したように、
再生用ヒーター5を内蔵するカートリッジ型の吸湿ユニ
ット4を用いることにより、吸湿ユニット4を本体より
取り外して、ヒーター5に通電して吸湿剤を加熱して吸
湿剤より水分を蒸発させて、吸湿剤を簡単に再生するこ
とができる。また、床下の湿度が十分低い状態であれ
ば、吸湿ユニット4を本体に取り付けたままで換気運転
を行いつつ、ヒーター5に通電して吸湿剤を加熱して吸
湿剤より水分を蒸発させてもよい。
【0018】また、吸湿剤の再生又は交換時期を知らせ
るために、吸湿ユニット4への送風方向に対して上流側
の送風路に温度又は湿度を検出するセンサー9を、吸湿
ユニット4への送風方向に対して下流側の送風路にセン
サー10をそれぞれ配設する。
【0019】なお、吸湿ユニット4中の吸湿剤に吸湿能
力がある時は吸入空気は除湿されるので吸湿剤の上流側
の吸入空気の湿度は高く、一方、吸湿剤を通過した下流
側の空気の温度は低くなり、そして、吸湿剤が湿気を吸
着し吸湿能力が無くなると、当然、吸湿ユニット4の吸
入空気と吸湿剤を通過した空気の温度差又は湿度差は殆
どなくなる。この温度差又は湿度差をセンサー9とセン
サー10との検出温度差又は検出湿度差により検出す
る。また、吸湿剤(ゼオライトなど)は吸湿すると発熱
するので通過空気は加熱され温風となる。当然、吸混能
力が無くなれば発熱もなくなり吸入空気と吸湿剤を通過
した空気の温度差も殆どなくなる。
【0020】故に、吸混ユニット4の前後の送風路に配
設したセンサー9,10により、通過する空気の温度差
または湿度差を検出し、温度差又は湿度差が小さくなっ
たときに、これを報知することにより吸湿剤の適切な再
生又は交換時期を使用者に報知することができる。
【0021】本発明の換気除湿装置の組立て構造に関す
る説明図を図3に示す。図3において、本体ケース1に
モータ2、ファン3,仕切り板11,吸湿ユニット4,
薬剤ユニット6などを、本体ケース1の上方より順に嵌
め込むのみで組立てが完成する。
【0022】このような構造にすることで、工場での生
産時の組立て費用が低減できるのみならず、本換気除湿
装置が寿命がきて廃棄される時は各部材の分離分割が容
易でリサイクルしやすくなり地球環境保全の面からも有
益である。また、本実施の形態の換気除湿装置は、押入
れの床下に設置するので押入れのスペースが機器によっ
て占有されることがない。なお、当然のことながら、吸
湿剤や防虫剤などはなくとも換気機能のみでもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の換気除湿装置は上記のように構
成するため、請求項1によれば、切替手段により押入れ
を換気しつつ、同時に床下を換気及び除湿することも、
押入れのみを除湿することもできるので、運転エネルギ
ーが1台分で済むため経済的で効率よい運転が可能とな
る。また、換気除湿の必要な時は床下、押入れは共に、
はぼ同じであり別々に運転する煩わしさがない。
【0024】請求項2によれば、吸湿手段を再生するた
めには、ヒータに通電して吸湿剤を加熱して吸湿剤より
水分を蒸発させることにより、吸湿剤を簡単に再生する
ことができる。
【0025】請求項3によれば、センサーの検出する温
度差又は湿度差により、吸湿剤の最適な再生又は交換時
期を検出することができるため、吸湿剤が吸湿しない状
態で無駄に運転を続けることを確実に防止できる。
【0026】請求項4によれば、薬剤ユニットにより床
下や押入れ内を換気又は除湿しつつ同時に消毒できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の換気除湿装置の実施形態の床下への設
置状態を示す断面図である。
【図2】本発明の換気除湿装置の断面図である。
【図3】本発明の換気除湿装置の組立て説明図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 モータ 3 ファン 4 吸湿ユニット 5 ヒータ 6 薬剤ユニット 7 切替ダンバー 8 駆動モーター 9,10 センサー 11 仕切り板 12 家屋基礎部換気口 13 押入れ 14 押入れ床 15 すのこ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押入れ内の空気を送風する送風手段と、
    該送風手段により送風された空気を吸湿剤により除湿す
    る吸湿手段と、該吸湿手段により除湿された空気を床下
    に排出する換気送風路と、該吸湿手段により除湿された
    空気を該押入れに循環する循環送風路と、該換気送風路
    と該循環送風路とを切り換える切換手段とを備えること
    を特徴とする換気除湿装置。
  2. 【請求項2】 上記吸湿手段は、上記吸湿剤を加熱して
    再生するヒータを備えることを特徴とする請求項1に記
    載の換気除湿装置。
  3. 【請求項3】 上記吸湿手段の上流側及び下流側に温度
    又は湿度を検出するセンサーをそれぞれ配設し、該セン
    サーにより該吸湿手段を通過した空気の温度差又は湿度
    差を検出して該吸湿手段の再生又は交換時期を報知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気除湿装置。
  4. 【請求項4】 上記吸湿手段により除湿された空気を消
    毒する薬剤ユニットを備えることを特徴とする請求項1
    に記載の換気除湿装置。
JP6757697A 1997-03-21 1997-03-21 換気除湿装置 Pending JPH10267339A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101767A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 三菱自動車工業株式会社 車両用空調装置
CN109629206A (zh) * 2019-02-18 2019-04-16 珠海格力电器股份有限公司 烘干设备及该烘干设备的运行方法

Cited By (3)

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JP2016101767A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 三菱自動車工業株式会社 車両用空調装置
CN109629206A (zh) * 2019-02-18 2019-04-16 珠海格力电器股份有限公司 烘干设备及该烘干设备的运行方法
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