JPH1190093A - 浴室乾燥機 - Google Patents

浴室乾燥機

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Publication number
JPH1190093A
JPH1190093A JP9253141A JP25314197A JPH1190093A JP H1190093 A JPH1190093 A JP H1190093A JP 9253141 A JP9253141 A JP 9253141A JP 25314197 A JP25314197 A JP 25314197A JP H1190093 A JPH1190093 A JP H1190093A
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JP
Japan
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bathroom
air
main body
ventilation
circulating
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Pending
Application number
JP9253141A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuminobu Hosokawa
文信 細川
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1190093A publication Critical patent/JPH1190093A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の浴室乾燥機は、特に入浴後の浴室を乾
燥するには能力が不足している。 【解決手段】 浴室の底部に設けた吸気口24から浴室
外に配置した通風路27を介して本体部8に浴室内の空
気を供給し、本体部8の下面に設けた吹き出し口21か
ら循環手段が送風する空気を浴室内に供給する浴室乾燥
機として、乾燥空気が上方から下方へと滑らかに流れ、
省エネルギーで乾燥効率が高い浴室乾燥機としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴後に浴室を乾
燥して浴室内が湿気ることを防止したり、浴室で衣類を
乾燥したりすることができる浴室乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室乾燥機の構造を図11、図1
2に基づいて説明する。図11は、浴室乾燥機の本体部
1を浴室5の天井に取り付けている状態を説明する断面
図である。図12は、浴室乾燥機の構成を説明する断面
図である。浴室乾燥機の本体部1内には、第1の送風機
2・第2の送風機3・ヒータ4を配置している。第2の
送風機3とヒータ4を運転すると、ヒータ4によって加
熱された温風が浴室内を循環して、浴室5内の水分や衣
類に含まれている水分を蒸発させる。この状態で第1の
送風機2を運転すると、図11に示しているように、浴
室5の扉6の底部に設けている吸気口7から洗面所の空
気が吸気される。つまり浴室5内の空気は、本体部1か
ら浴室5外に排気される。洗面所の空気は浴室5内の空
気よりも低湿であり、浴室5内の多湿の空気は、低湿の
空気と入れ替わるものである。このため、浴室5内の乾
燥と浴室5内に干している衣類の乾燥が進行するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の浴室
乾燥機は、乾燥能力が不十分であるという課題を有して
いる。
【0004】入浴後の浴室は、天井・壁面・床面の全面
が濡れて多湿の状態となっている。特に床面や壁面の下
方には、水が飛散して多数の水滴となって付着している
ものである。この状態で天井に敷設している本体部1か
ら温風を循環させても、天井から床面までの距離が長い
ため、一部の温風は床面に達しないものである。つま
り、扉6に設けている吸気口7から吸気した先面所の空
気と共に本体部1に吸気され、浴室外に排気されるもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴室の底部に
設けた吸気口から浴室外に配置した通風路を介して本体
部に浴室内の空気を供給し、本体部の下面に設けた吹き
出し口から循環手段が送風する空気を浴室内に供給する
浴室乾燥機として、乾燥空気が上方から下方へと滑らか
に流れ、省エネルギーで乾燥効率が高い浴室乾燥機とし
ている。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、浴室
の上部に設けた本体部の下面に設けた吹き出し口から循
環手段が送風する空気を浴室内に供給し、浴室の底部に
設けた吸気口から浴室外に配置した通風路を介して本体
部に浴室内の空気を供給し、浴室内の空気を浴室外に排
気するようにして、乾燥空気が上方から下方へと滑らか
に流れ、省エネルギーで乾燥効率が高い浴室乾燥機とし
ている。
【0007】請求項2に記載した発明は、特に循環手段
が有している加熱手段によって循環空気を加熱するよう
にして、温度の高い乾燥空気を浴室内に循環させて、省
エネルギーで浴室乾燥・衣類乾燥ができる浴室乾燥機と
している。
【0008】請求項3に記載した発明は、吸気口を、浴
室を開閉する扉が有している第2の吸気口と対面する位
置に設けるようにして、第2の吸気口から吸気口に流れ
る空気が床面と効率よく接触し、床面や壁面の下部を効
率よく乾燥できる浴室乾燥機としている。
【0009】請求項4に記載した発明は、本体部の下面
に設けた吸気口から本体部に浴室内の空気を供給し、浴
室の底部に設けた吹き出し口から浴室外に配置した通風
路を介して、循環手段もしくは除湿手段が送風する空気
を浴室内に供給するようにして、乾燥空気が下方から上
方に流れ、衣類乾燥が効率的にでき、浴室内の温度を均
一にした暖房ができる浴室乾燥機としている。
【0010】請求項5に記載した発明は、吹き出し口
に、浴室の上方と浴室の床面とに送風空気の方向を切り
換える風向切換手段を備えるようにして、浴室を暖房す
るときと、浴室内に干している衣類を乾燥する場合に応
じて、風向きを調整することが可能で使い勝手の良い浴
室乾燥機としている。
【0011】請求項6に記載した発明は、本体部と浴室
の下方に配置した吸気口もしくは吹き出し口との間を1
本の通風路で接続する構成として、特に施工性の良い、
また通風路の収納スペースの小さい浴室乾燥機としてい
る。
【0012】請求項7に記載した発明は、本体部の下面
に設けた吸気口と浴室の底部に設けた吸気口から浴室外
に配置した通風路を介して本体部に浴室内の空気を供給
し、本体部の下面に設けた吹き出し口から循環手段が送
風する空気を浴室内に供給するようにして、多湿の空気
を効率よく浴室外に排気でき、浴室を効率よく乾燥でき
る浴室乾燥機としている。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第の実施例について説明す
る。図1は本実施例の浴室乾燥機を浴室に取り付けた状
態を示す断面図である。また図2は、浴室乾燥機の本体
部8の内部の構成を示す側断面図である。
【0014】浴室乾燥機の本体部8は、図1に示してい
るように、浴室内の天井に取り付けている。また、本体
部8には、浴室内の低部に配置している吸気口24か
ら、浴室外に設けている通風路27と通風路27に接続
している本体通風路23を介して浴室内の空気を供給し
ている。また本体部8は、底面に吹き出し口17・21
を設けている。つまり吹き出し口17と吹き出し口21
は、浴室内に開口している。また図1には、特に図示し
ていないが、通風路27から吸気した浴室内の空気を、
浴室外に排気する排気口15を備えている。前記吸気口
24は、浴室を開閉する扉25が有している第2の吸気
口26と対面する位置に設けている。また前記通風路2
7は、浴室を構成する壁と浴室の外壁との隙間に配置し
ており、扁平状のアルミニウムまたはプラスチック樹脂
によって構成したダクトである。
【0015】本体部8内には、図2に示しているよう
に、第1の送風機9を含む換気風路14及び除湿風路1
6・再生風路18と、第2の送風機19を含む循環風路
22を設けている。換気風路14・除湿風路16・再生
風路18・循環風路22は、本体部8内で金属またはプ
ラスチック樹脂によって構成した仕切り板によって仕切
られた構成となっているものである。除湿風路16ある
いは再生風路18内には、第1の送風機9が送風する空
気の下流側に、換気風路切換ダンパ12・再生用加熱手
段11・吸着剤10・再生風路切換ダンパ13をこの順
序で配置している。前記換気風路切換ダンパ12は、換
気風路14と再生風路18の入口に配置している。つま
り、換気風路切換ダンパ12がa側を開けば、第1の送
風機9が送風する空気は換気風路14を通って排気口1
5から排気される。また換気風路切換ダンパ12がb側
を開けば、第1の送風機9が送風する空気は除湿風路1
6あるいは再生風路18を流れる。ここで再生風路切換
ダンパ13は、除湿風路16と再生風路18の入口に配
置されている。再生風路切換ダンパ13がc側を開け
ば、送風される空気は再生風路18を流れて、排気口1
5から排気される。再生風路切換ダンパ13がd側を開
けば、送風される空気は除湿風路16を流れて、本体部
8の底面に配置した吹き出し口17から浴室内に排気さ
れる。循環風路22には、第2の送風機22と、第2の
送風機22が送風する空気の下流側に設けている加熱手
段20を配置している。循環風路22の出口は、本体部
8の底面に開口している吹き出し口21となっている。
前記吹き出し口21と吹き出し口17とは、隣り合った
形で配置している。
【0016】換気風路切換ダンパ12は、第1の送風機
9が送風する浴室内の空気を吸着剤10側と、換気風路
14の排気口15側とに切り換えている。なお本実施例
では、吸着剤10としては、ゼオライトあるいはシリカ
ゲルを使用している。再生風路切換ダンパ13は、吸着
剤10を通って乾燥した空気を、除湿風路16の吹き出
し口17側と排気口15と連通する再生風路18側とに
切り換えている。再生用加熱手段としてはニクロムヒー
タを、加熱手段20としてはPTCヒータを使用してい
るが、いずれもこれに限定するものではない。
【0017】前記第2の送風機19と循環風路22は、
浴室内に空気を循環させる循環手段を構成している。ま
た、第1の送風機9、吸着剤10、再生用加熱手段1
1、再生風路切換ダンパ13、除湿風路16、再生風路
18は、浴室内の空気を除湿する除湿手段を構成してい
る。と、第1の送風機9と換気風路14と換気風路切換
ダンパ12は、浴室内の空気を換気する換気手段を構成
している。
【0018】以下本実施例の動作について説明する。入
浴後の多湿になっている状態の浴室を乾燥するときは循
環運転と換気運転とを併用して、浴室内の空気を温風と
して循環させながら低湿の空気と入れ替える換気を実行
するものである。この循環運転は、第2の送風機19を
運転しながら加熱手段20を通電するものである。第2
の送風機19によって送風される空気は、加熱手段20
によって加熱されるため温風となって、本体部8の底面
に設けている吹き出し口21から吹き出される。また、
第2の送風機19が吸気する空気は浴室内の低部に設け
ている吸気口24から通風路27、本体通風路23を通
って第2の送風機19に戻る。つまり、浴室内の空気
は、第2の送風機19によって浴室内を循環するもので
ある。このとき、加熱手段20を通電しているため、本
体部8から吹き出される空気は温風となっている。この
温風は、本体部8を浴室内の天井等の高所に敷設してい
るため、吹き出し口17の位置も高所となっているもの
である。また、吸気口24は浴室の低部に配置している
ものである。従ってこの循環空気は、浴室の上部から浴
室の低部にかけて確実に行われるものである。
【0019】また換気運転は、換気手段を動作させて実
行する。つまり、換気風路切換ダンパ12でb側を閉じ
て、第1の送風機9を運転するものである。第1の送風
機9が送風する空気は、換気風路14を通って排気口1
5から浴室外に排気される。また第1の送風機9が吸気
する空気は、循環運転と同様吸気口24から通風路2
7、本体通風路23を通って第1の送風機9に至るもの
である。この換気運転によって、浴室内の空気が浴室外
に排気されるため、扉25の低部に設けている第2の吸
気口26から、隣室の洗面所の空気が浴室内に流入す
る。洗面所の空気は、浴室内の多湿の空気と比べて低湿
であるため、浴室内の空気は換気運転によって低湿の空
気と入れ替わるものである。つまり、循環運転と換気運
転とを併用することによって、浴室内の空気は加熱され
ながら低湿の空気と入れ替わるものである。特に、第1
の送風機9・第2の送風機19が吸気する浴室内の空気
は、共に浴室の低部に設けている吸気口24からとして
いる。このため、浴室内の高所に敷設している本体部8
の吹き出し口21から吹き出される温風の循環空気は、
浴室内の高所から浴室の床面まで完全に循環して、浴室
の壁面や床面と効率よく接触するものである。このた
め、入浴後の水滴が多数付着している壁面や床面は効率
よく乾燥されるものである。
【0020】また、前記循環運転と換気運転の併用によ
って浴室内がある程度乾燥すると、或いは入浴していな
い状態での浴室を乾燥するときには除湿運転を実行す
る。つまり、先ず、換気風路切換ダンパ12でa側を閉
じ、再生風路切換ダンパ13でc側を閉じた状態で、第
1の送風機9を運転する吸着動作を実行する。第1の送
風機3の運転によって、吸気口24、本体通風路23を
通って本体部8内に浴室内の空気が吸気される。吸気さ
れた浴室内の空気は、吸着剤10と接触してから吹き出
し口21から浴室内に送風される。吸着剤10との接触
によって、吸気された浴室内の空気は水分を吸着剤10
によって吸着され、乾燥する。つまり吹き出し口21か
らは低湿となった空気が吹き出されるものである。この
吸気口24からの吸気と、吹き出し口17からの吹き出
しによって、浴室内の空気は乾燥されながら循環し浴室
内の乾燥は進行する。
【0021】この吸着運転をある程度継続すると、吸着
剤10は水分を多量に吸着するために活性が低下する。
そこで本実施例では、所定時間の吸着運転を実行する
と、自動的に所定時間の再生運転を実行するようにして
いる。つまり除湿運転は、吸着運転と再生運転との繰り
返しによって構成しているものである。再生運転は、換
気風路切換ダンパ12でa側を閉じ、再生風路切換ダン
パ13でd側を閉じた状態で、第1の送風機9と再生用
加熱手段11を運転する。第1の送風機9によって、前
記同様、吸気口24、本体通風路23を通って本体部8
内に浴室内の空気が吸気される。吸気された空気は、再
生用加熱手段11によって加熱され高温となって吸着剤
10に接触する。吸着剤10はこの高温の空気の接触に
よって、吸着していた水分を脱着する。この水分は、再
生風路切換ダンパ13がd側を閉じc側を開いているた
め、第1の送風機9の送風気流に乗って、再生風路18
から排気口15を通って浴室外に排気される。所定時間
の間この再生運転を実行することによって、吸着剤10
は吸着していた水分を脱着することができ、活性を回復
するものである。
【0022】なお、本実施例では吸着剤10を使用して
除湿する構成としているが、特にこの構成に限定するも
のではなく、例えば冷凍機を用いて除湿する構成とする
こともできる。
【0023】次に、図3に示しているように、浴室内に
干している衣類を乾燥する場合について説明する。この
場合は、本実施例の浴室乾燥機は循環運転と除湿運転を
実行するものである。つまり前記同様、第2の送風機1
9を運転しながら加熱手段20を通電するものである。
第2の送風機19によって送風される温風は、本体部8
の底面の吹き出し口21から吹き出され、浴室内の低部
に設けている吸気口24から吸気され、この間を循環す
る。このとき、吹き出し口17の位置が高所であり、吸
気口24は低部となっているため、循環空気は、浴室の
上部から浴室の低部にかけて確実に行われるものであ
る。つまり、衣類28がどの位置に干されていても、吹
き出し口17から吹き出される温風は確実に衣類と接触
するものである。こうして適当な時間の循環運転を実行
した後、除湿運転を実行する。つまり、前記したように
吸着運転と再生運転とを繰り返すものである。吸着運転
によって、衣類から蒸発した水分を含んで多湿となって
いる浴室内の空気は、吸着剤10に吸着され、低湿とな
って衣類28の乾燥は進行する。また、再生運転によっ
て、吸着剤10が吸着した水分は、排気口15を通って
浴室外に排気される。
【0024】以上のように本実施例によれば、浴室の低
部に配置している吸気口24から吸気した空気を加熱乾
燥して浴室の高所に配置している吹き出し口17から吹
き出すように、また排気口15から浴室外に排気するよ
うにしているため、循環空気が衣類28に確実に接触
し、また衣類から蒸発した水分を除湿することが出来、
効率よく乾燥することができるものである。
【0025】また本実施例においては、図1或いは図3
に示しているように、吸気口24の位置を浴室の扉25
に設けている第2の吸気口26と対面する位置に設けて
いるものである。このため、第2の吸気口26から吸気
された空気は、床面に平行に流れて吸気口24へと導か
れる。従って第2の吸気口26から吸気された低湿の空
気は、床面に残っている水滴或いは水分と効果的に接触
するものである。このため、浴室内は一層効果的に乾燥
されるものである。
【0026】また本実施例においては、図1或いは図3
に示しているように、吸気口24と本体部8の本体通風
路23との間を1本の通風路27によって接続している
ものである。従って、浴室乾燥機を浴室内に設置する際
の施工性が非常に良いものである。また、通風路27は
家屋の外壁と浴室の外壁との間の隙間に配置するように
しているため浴室内に突出することが無く、省スペース
の構成となっている。また同様の理由によって、浴室の
清掃が容易に行えるものである。
【0027】また本実施例によれば、吸気口24・通風
路27には、電気部品を使用していないものである。こ
のため、浴室内に設置しても特に防水を必要とすること
はなく、簡単にこの構成を実現できるものである。
【0028】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図4は本実施例の本体部8の構成を
示す断面図である。本実施例では、本体部8内には、第
2の送風機19を含む循環風路22と、第1の送風機2
9を含む換気風路30を設けているものである。循環風
路22には、第2の送風機19が送風する空気の下流側
に加熱手段20を配置している。また循環風路22の出
口は、吹き出し口21となっている。つまり本実施例で
は、本体通風路23から吸気された空気は換気風路30
と循環風路22とに分流するものである。また本実施例
では、前記第2の送風機19と循環風路22とが循環手
段を、第1の送風機29と換気風路30とが換気手段を
構成しているものである。
【0029】以下本実施例の動作について説明する。第
2の送風機19が動作すると、浴室内の空気は吸気口2
4から吸気され、通風路27・本体通風路23・循環風
路22を通って吹き出し口21から吹き出されて循環す
る。このとき同時に空気加熱手段20を通電すると、循
環空気は加熱される。従って、温風が浴室の上部に設け
た本体部8の吹き出し口21から吹き出して、浴室の低
部にに設けた吸気口24に流れて循環する。第2の送風
機29を運転すると、浴室内の空気は換気風路30を通
って浴室外に換気される。
【0030】以上のように本実施例によれば、浴室の上
方に本体部8を設置し、本体部8内に浴室内の空気を循
環させる循環手段と、浴室の循環空気を加熱する加熱手
段20と、浴室の空気を浴室外に排気する換気手段と、
浴室の循環空気を本体部8にに吸気する吸気口24と、
循環空気を浴室に送風する吹き出し口21を装備し、吸
気口24は浴室の下方に、吹き出し口21は浴室の天井
もしくは壁の上方に設けるようにしているため、加熱手
段20で昇温した乾燥空気は浴室上方の吹き出し口から
浴室の下方の吸気口にスムーズに流れ、省エネルギーで
浴室乾燥、衣類乾燥をすることができる。
【0031】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について図5・図6に基づいて説明する。図5は、本実
施例の本体部の構成を示す断面図、図6は本体部を浴室
内に取り付けている状態を説明する断面図である。第1
の実施例と同様の機能については説明を省略する。
【0032】8は浴室の天井に取り付けている本体部
で、除湿風路31と循環風路34とを有している。除湿
風路31には、第1の送風機9と、第1の送風機9の送
風する空気の下流側に設けている換気風路切り替えダン
パ12と、再生用加熱手段11と吸着剤10と、再生風
路切り替えダンパ13をこの順序で設けている。換気風
路切り替えダンパ12によってa側を開くと、第1の送
風機9が送風する空気は換気風路14を通って排気口1
5から浴室外に排気される。換気風路切り替えダンパ1
2によってb側を開くと、第1の送風機9が送風する空
気は再生用加熱手段11・吸着剤10から再生風路切り
替えダンパ13に達する。再生風路切り替えダンパ13
は、再生風路18と除湿風路31の入口に配置してい
る。再生風路切り替えダンパ13によってc側を開く
と、吸着剤10を通った空気は再生風路18を流れて排
気口15から浴室外に排気される。再生風路切り替えダ
ンパ13によってd側を開くと、吸着剤10を通った空
気は除湿風路31を流れて本体8に設けている排気口3
5から通風路27に排気される。通風路27を流れた空
気は、浴室内の低部に設けている吹き出し口36から浴
室内に吹き出されるものである。また、循環風路34に
は第2の送風機19と、第2の送風機19が送風する空
気の下流側に設けている加熱手段20とを配置してい
る。従って、第2の送風機19が送風する空気は加熱手
段20によって加熱されて温風となって排気口35から
通風路27に排気される。本実施例では排気口35は、
除湿風路31を流れる空気と、循環風路34を流れる空
気とを合流させて排気しているものである。また排気通
路35は、前記実施例と同様、一本の通風路27に接続
されている。通風路27の外周は放熱ロスを少なくする
ため断熱材(図示せず)で覆っても良い。
【0033】また本実施例では、吹き出し口36は図7
・図8に示すような構成となっている。図7は吹き出し
口36の送風方向を示す説明図、図8は同内部構成を示
す断面図である。図に示しているように、本実施家例で
は吹き出し口36から吹き出す空気の方向を可変できる
ものである。37は風向を整風する整風板で、整風板3
7は軸39を軸に回動自在に複数枚設けており、駆動源
38の動力を連接板40によって各整風板37に伝達す
るようになっている。駆動源38としては、モータ・電
磁石等が使用できる。吹き出し口36から吹き出す風向
は、図7(a)に示している浴室の床面に向けた方向
と、図7(b)に示している浴室の上方に向けた方向と
に切り替えることができる。浴室を暖房する場合は床面
方向に、衣類を乾燥する場合は浴室内に吊り下げられた
衣類の方向である上方に向けるように調整するものであ
る。なお、衣類全体に幅広く温風を効果的に当てること
ができるように、整風板37を乾燥中に連続してスウィ
ングすることもできる。
【0034】以下に本実施例の動作を説明する。循環手
段が動作すると浴室内に空気が循環する。つまり、第2
の送風機19が浴室内の空気を吸気口33より吸気し、
循環風路34、通風路27を通して吹き出し口36から
浴室内に送風する。このとき加熱手段20を通電すると
この循環空気が加熱される。従って、温風を循環するに
は、第2の送風機19を動作させて浴室内の空気を浴室
の上方に設けた吸気口33より吸気し、循環風路34の
空気加熱手段20で加熱して、通風路27を通して浴室
の下方に設けた吹き出し口36から浴室内に送風するも
のである。
【0035】また換気手段が動作すると浴室内の空気が
換気される。つまり、換気風路切り替えダンパ12でb
側を閉じて、第1の送風機9を運転するものである。第
1の送風機9は、吸気口32から浴室内の空気を吸気し
て、換気風路14から排気口15を通して浴室内k空気
を屋外に排気する。このとき、浴室内に流入する空気前
記実施例1と同様、扉25に設けている第2の吸気口2
6から洗面所側の低湿の空気となる。
【0036】除湿手段が動作すると浴室内の空気は除湿
される。除湿動作は、実施例1と同様、吸着動作と再生
動作とから成っている。再生動作は、換気風路切り替え
ダンパ12でa側を閉じ、再生風路切り替えダンパ13
でc側を閉じた状態で、第1の送風機9を運転するもの
である。第1の送風機9が吸気口32から吸気した浴室
内の空気は、吸着剤10を通過して除湿され、乾燥した
空気となって除湿風路31、排気口35、通風路27を
通って吹き出し口36より浴室内に送風される。吸気口
32と吹き出し口36との間を乾燥空気が循環する間
に、浴室内は除湿が進行する。また実施例1と同様、所
定時間の吸着動作が終了すると、所定時間の再生動作を
自動的に実行するものである。つまり、再生風路切り替
えダンパ13でd側を閉じた状態で、第1の送風機9と
再生用加熱手段11を動作させる。吸気口32より吸気
した浴室内の空気は、再生加熱手段11によって加熱さ
れて高温となって吸着剤10を加熱するものである。吸
着剤10はこの加熱によって吸着していた水分を脱着し
て、再び活性化するものである。脱着した水分は、再生
風路18を通って排気口15から浴室外に排気される。
以上の吸着と再生の繰り返しで浴室内の空気を除湿し続
ける。本実施例では、吸着剤による除湿方式について記
載したが、冷凍機を用いた除湿方式、あるいは第2の実
施例で示したように浴室の多湿空気を浴室外に排出する
換気手段を装備しても可能で、この方式に限定するもの
ではない。
【0037】また本実施例では、入浴後に浴室を乾燥す
る場合には、浴室空気の循環と換気の循環換気運転を行
い、その後、通常の乾燥運転として浴室空気の循環と除
湿を行うものである。循環換気運転では、循環空気は吹
き出し口36より浴室内に送風し、浴室の床面を流れて
吸気口33へと導かれる。このとき、循環空気は吹き出
し口36より吹き出す構成としているため、吹き出しの
方向を床面方向に調整することによって、浴室の床面に
効果的に風が当たって、浴室内の水滴を効率的に乾燥す
ることができる。通常時の乾燥運転では、除湿によって
浴室内の空気を低湿にして、浴室の水滴を効率よく乾燥
させる。循環換気運転、通常の乾燥運転のいずれの場合
においても循環空気は浴室の下方に位置する吹き出し口
36から浴室内に吹き出し、浴室の上方に位置する吸気
口33へと導かれるので浴室の床面はもとより浴室全面
の水分を効果的に乾燥するとができる。
【0038】浴室内に吊り下げた洗濯物の衣類を乾燥す
る場合は、循環手段により浴室内空気を吸気口33より
吸気し、加熱手段20で加熱し、通風路27を通して吹
き出し口36から衣類に向けて温風を送風する。一方吸
気口32より吸気した浴室の空気は除湿風路31の吸着
剤10によって低湿の空気となって、浴室の下方の吹き
出し口36より吹き出すものである。このとき吹き出し
口36の整風板37は上方に、つまり衣類の方向に向け
られている。従って循環空気・除湿空気は下方から上方
に向かって流れ、衣類と接触して、浴室の上方に位置す
る吸気口32・33へと導かれるものである。このた
め、温風は衣類の全体と接触するものであり、衣類の水
分を効果的に乾燥することができ、省エネルギーで衣類
乾燥ができるものである。
【0039】以上のように本実施例によれば、吸気口3
2・33を浴室の天井もしくは壁の上方に、吹き出し口
36は浴室の下方に設けた構成としているものである。
このため、乾燥空気は下方から上方に向けて流れるもの
であり、効率よく衣類の全体と接触でき、従って衣類を
乾燥する場合に乾燥効率が高くなるものである。また乾
燥空気が下方から上方に流れ、浴室内の温度を均一にし
た暖房ができるものである。
【0040】また、吹き出し口36に温風の吹き出し方
向を、浴室の床面に向かう方向と、上方に向かう方向と
に切り換えることができる風向切り換え手段を設けてい
るものである。このため、衣類乾燥をする際には、乾燥
空気を下方から上方に向かう方向に確実に調整でき、効
率よく衣類を乾燥することが出来るものである。浴室を
暖房する際には、温風の吹き出し方向を床面に向けるよ
うに調整することによって、確実に床面を暖めることが
できる。つまり、浴室を暖房するときと、浴室内に干し
ている衣類を乾燥する場合に応じて、風向きを調整する
ことが可能で使い勝手の良い浴室乾燥機を実現するもの
である。
【0041】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について図9・図10に基づいて説明する。図9は、本
実施例の本体部8の構成を示す断面図である。図10
は、本体部8を浴室に取り付けている状態を説明する断
面図である。
【0042】浴室の天井に設けた本体部8は、実施例1
と同様の第1の送風機9・吸着剤10・再生用加熱手段
11・換気風路切り替えダンパ12・再生風路切り替え
ダンパ13・換気風路14・排気口15・除湿風路16
・吹き出し口16・再生風路18・第2の送風機19・
加熱手段20・吹き出し口21・循環風路22を備えて
いる。本実施例では、循環風路22は吸気口41を備え
ているものである。吸気口41は、本体部8の底面に浴
室に面するように設けている。また42は本体吸気口
で、除湿風路16および換気風路14に共通する空気取
り入れ口となっている。また、本体吸気口42には、通
風路44を接続してあり、浴室の下方に設けられた吸気
口43と連通している。
【0043】本実施例では、第1の送風機9・吸着剤1
0・再生加熱手段11・再生風路18・除湿風路16
は、除湿手段を構成している。また、第1の送風機9・
換気風路14は換気手段を構成している。第2の送風機
19・加熱手段20・循環風路22は、循環手段を構成
しており、浴室の上部に設けた吸気口41より吸気し、
同様に浴室の上部に設けている吹き出し口21から吹き
出している。
【0044】以下、本実施例の動作について説明する。
本体8の吹き出し口17・21から浴室の下方に向けて
吹き出した乾燥空気は、一旦は下方に向けて流れるが、
吸気口41を浴室の上方に設けているので上昇流となっ
て吸気口41に向かうものである。つまり、乾燥空気は
吹き出し口17・21と吸気口41との間を循環するも
のである。一方浴室の下方に吸気口43を設けているた
め、前記循環空気の流れとは別に、吸気口43に向かう
空気の流れが発生する。このため、吹き出し口17・2
1から吹き出された空気は、浴室の床面まで確実に到達
することができる。特に衣類を乾燥する場合は、加熱手
段20を通電するようにして、吹き出し口21から温風
を吹き出させるものである。
【0045】常態では、浴室の上方部は温度が高く湿度
は低湿であり、下方部は温度が低く湿度は高湿となって
いる。この点本実施例では、衣類乾燥にも十分利用でき
る循環空気を浴室の上方で吸気して吹き出すようにして
いるものである。吹き出し口17・21より吹き出した
乾燥空気は、衣類と接して水分を蒸発させるので浴室の
下方の空気は、上方部に比べて低温で多湿となる。この
空気を吸気口43より本体8に流入して除湿風路16・
吸着剤10等が構成する除湿手段で水分を除湿して、再
び浴室内に循環させている。このときの運転方法は、乾
燥工程の初期は、前記実施例と同様に換気手段と循環手
段を動作させて乾燥させ、その後、除湿手段と循環手段
で衣類を乾燥させるものである。
【0046】以上のように、本実施例によれば、浴室内
の高温・低湿の空気を無駄に排気することがなく、浴室
下方の低温・多湿の空気を除湿もしくは換気処理するこ
とができるものである。このため、本実施例の浴室乾燥
機は消費電力が少なく高効率となっている。
【0047】また、循環空気は浴室に面して設けている
吸気口41と吹き出し口21との間を循環する。吸気口
43は、前記循環空気とは分離独立しており、吸気口4
3と本体吸気口42と連通する通風路44は除湿風路1
6あるいは換気風路14を流れる少量の空気流量で済む
ものである。このため、通風路44の通路圧損は小さい
ものであり、コンパクトな構成とすることができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、浴室の上部
に設けた本体部と、本体部に配置した浴室内の空気を循
環する循環手段と、浴室内の空気を除湿する除湿手段
と、浴室内の空気を浴室外に排気する換気手段とを備
え、浴室の底部に設けた吸気口から浴室外に配置した通
風路を介して本体部に浴室内の空気を供給し、本体部の
下面に設けた吹き出し口から循環手段が送風する空気を
浴室内に供給する構成として、乾燥空気が上方から下方
へと滑らかに流れ、省エネルギーで乾燥効率が高い浴室
乾燥機を実現するものである。
【0049】請求項2に記載した発明は、循環手段は循
環空気を加熱する加熱手段を有する構成として、温度の
高い乾燥空気を浴室内に循環させて、省エネルギーで浴
室乾燥・衣類乾燥ができる浴室乾燥機を実現するもので
ある。
【0050】請求項3に記載した発明は、吸気口は、浴
室を開閉する扉が有している第2の吸気口と対面する位
置に設けた構成として、第2の吸気口から吸気口に流れ
る空気が床面と効率よく接触し、床面や壁面の下部を効
率よく乾燥できる浴室乾燥機を実現ナするものである。
【0051】請求項4に記載した発明は、浴室の上部に
設けた本体部と、本体部に配置した浴室内の空気を循環
する循環手段と、浴室内の空気を除湿する除湿手段もし
くは浴室内の空気を浴室外に排気する換気手段と、浴室
内に循環する空気を加熱する加熱手段とを備え、本体部
の下面に設けた吸気口から本体部に浴室内の空気を供給
し、浴室の底部に設けた吹き出し口から浴室外に配置し
た通風路を介して、循環手段もしくは除湿手段が送風す
る空気を浴室内に供給する構成として、衣類乾燥が効率
的にでき、浴室内の温度を均一にした暖房ができる浴室
乾燥機を実現するものである。
【0052】請求項5に記載した発明は、吹き出し口
は、浴室の上方と浴室の床面とに送風空気の方向を切り
換える風向切換手段を有する構成として、浴室を暖房す
るときと、浴室内に干している衣類を乾燥する場合に応
じて、風向きを調整することが可能で使い勝手の良い浴
室乾燥機を実現するものである。
【0053】請求項6に記載した発明は、本体部と浴室
の下方に配置した吸気口もしくは吹き出し口との間は1
本の通風路で接続した構成として、特に施工性の良い、
また通風路の収納スペースの小さい浴室乾燥機を実現す
るものである。
【0054】請求項7に記載した発明は、浴室の上部に
設けた本体部と、本体部に配置した浴室内の空気を循環
する循環手段と、浴室内の空気を除湿する除湿手段と、
浴室内の空気を浴室外に排気する換気手段とを備え、本
体部の下面に設けた吸気口と浴室の底部に設けた吸気口
から浴室外に配置した通風路を介して本体部に浴室内の
空気を供給し、本体部の下面に設けた吹き出し口から循
環手段が送風する空気を浴室内に供給する構成として、
多湿の空気を効率よく浴室外に排気でき、浴室を効率よ
く乾燥できる浴室乾燥機を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である浴室乾燥機を浴室
に取り付けた状態を示す断面図
【図2】同、本体部の構成を示す断面図
【図3】同、衣類乾燥中の空気の流れを示す説明図
【図4】本発明の第2の実施例である浴室乾燥機の本体
部の構成を示す断面図
【図5】本発明の第3の実施例である浴室乾燥機の本体
部の構成を示す断面図
【図6】同、浴室乾燥機を浴室に取り付けた状態を示す
断面図
【図7】同、吹き出し口の送風方向を示す説明図(a)
送風方向が上方である場合を説明する説明図(b)送風
方向が下方である場合を説明する説明図
【図8】同、吹き出し口の内部の構成を説明する断面図
【図9】本発明の第4の実施例である浴室乾燥機の本体
部の構成を説明する断面図
【図10】同、浴室乾燥機を浴室に取り付けた状態を示
す断面図
【図11】従来の浴室乾燥機を浴室に取り付けた状態を
示す断面図
【図12】同、浴室乾燥機構成を示す断面図従来の浴室
乾燥機を浴室に取り付けた配置図
【符号の説明】
8 本体部 9 第1の送風機 10 吸着剤 11 再生用加熱手段 12 換気風路切換ダンパ 13 再生風路切換ダンパ 14 換気風路 15 排気口 16 除湿風路 17 吹き出し口 18 再生風路 19 第2の送風機 20 加熱手段 21 吹き出し口 22 循環風路 23 本体通風路 24 吸気口 25 扉 26 第2の吸気口 27 通風路 29 第1の送風機 30 換気風路 31 除湿風路 32 吸気口 33 吸気口 34 循環風路 35 排気口 36 吹き出し口 37 整風板 38 駆動源 39 軸 40 連接板 41 吸気口 42 本体吸気口 43 吸気口 44 通風路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の上部に設けた本体部と、本体部に
    配置した浴室内の空気を循環する循環手段と、浴室内の
    空気を除湿する除湿手段と、浴室内の空気を浴室外に排
    気する換気手段とを備え、浴室の底部に設けた吸気口か
    ら浴室外に配置した通風路を介して本体部に浴室内の空
    気を供給し、本体部の下面に設けた吹き出し口から循環
    手段が送風する空気を浴室内に供給する浴室乾燥機。
  2. 【請求項2】 循環手段は循環空気を加熱する加熱手段
    を有する請求項1に記載した浴室乾燥機。
  3. 【請求項3】 吸気口は、浴室を開閉する扉が有してい
    る第2の吸気口と対面する位置に設けた請求項1または
    2に記載した浴室乾燥機。
  4. 【請求項4】 浴室の上部に設けた本体部と、本体部に
    配置した浴室内の空気を循環する循環手段と、浴室内の
    空気を除湿する除湿手段もしくは浴室内の空気を浴室外
    に排気する換気手段と、浴室内に循環する空気を加熱す
    る加熱手段とを備え、本体部の下面に設けた吸気口から
    本体部に浴室内の空気を供給し、浴室の底部に設けた吹
    き出し口から浴室外に配置した通風路を介して、循環手
    段もしくは除湿手段が送風する空気を浴室内に供給する
    浴室乾燥機。
  5. 【請求項5】 吹き出し口は、浴室の上方と浴室の床面
    とに送風空気の方向を切り換える風向切換手段を有する
    請求項4に記載した浴室乾燥機。
  6. 【請求項6】 本体部と浴室の下方に配置した吸気口も
    しくは吹き出し口との間は1本の通風路で接続した請求
    項1から5のいずれか1項に記載した浴室乾燥機。
  7. 【請求項7】 浴室の上部に設けた本体部と、本体部に
    配置した浴室内の空気を循環する循環手段と、浴室内の
    空気を除湿する除湿手段と、浴室内の空気を浴室外に排
    気する換気手段とを備え、本体部の下面に設けた吸気口
    と浴室の底部に設けた吸気口から浴室外に配置した通風
    路を介して本体部に浴室内の空気を供給し、本体部の下
    面に設けた吹き出し口から循環手段が送風する空気を浴
    室内に供給する浴室乾燥機。
JP9253141A 1997-09-18 1997-09-18 浴室乾燥機 Pending JPH1190093A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192165A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Mitsubishi Electric Corp 除湿機
JP2012189267A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Lixil Corp 屋内空間の乾燥方法
CN106049009A (zh) * 2016-07-28 2016-10-26 广东格兰仕集团有限公司 一种柜式干衣机
JP2020020507A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 リンナイ株式会社 浴室暖房装置
CN112227039A (zh) * 2020-09-29 2021-01-15 宁波率然电器科技有限公司 一种干衣方法

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