JPH11270863A - 浴室乾燥機 - Google Patents

浴室乾燥機

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JPH11270863A
JPH11270863A JP7706998A JP7706998A JPH11270863A JP H11270863 A JPH11270863 A JP H11270863A JP 7706998 A JP7706998 A JP 7706998A JP 7706998 A JP7706998 A JP 7706998A JP H11270863 A JPH11270863 A JP H11270863A
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JP
Japan
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bathroom
air
dehumidifying
ventilation
circulating
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Withdrawn
Application number
JP7706998A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7706998A priority Critical patent/JPH11270863A/ja
Publication of JPH11270863A publication Critical patent/JPH11270863A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1411Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の浴室乾燥機は、除湿機能が十分ではな
いという課題を有している。 【解決手段】 制御手段27によって、乾燥工程の前半
には循環手段と換気手段と輻射手段とを動作させて表面
の湿度を低下させ、乾燥工程の後半には循環手段と除湿
手段とを動作させるようにして、換気によって流入する
浴室外の空気の影響を受けることがなく、除湿機能を備
えた、乾燥効率の高い浴室乾燥機としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭の浴室を
換気する機能、浴室や浴室内に干した衣類を乾燥する機
能、浴室内を暖房する機能を有する浴室乾燥機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来例の浴室乾燥機の構造を示
している。すなわち、本体1内に、浴室内の空気を吸気
し送風する第1の送風機2及び第2の送風機3を配置し
ている。また本体1内には前記第1の送風機2及び第2
の送風機3が送風する空気経路を構成する隔壁を設けて
いる。また本体1を構成する外郭は、前記第1の送風機
2・第2の送風機3の底部に該当する部分が吸気口5を
構成する開口部を有している。また、前記開口部5の近
傍に、吐出口6として作用する開口部を有している。ま
た前記第1の送風機2の側面には、屋外に開口するダク
トに接続した排気口7となっている。前記吐出口6に
は、吐出空気を加熱するヒータによって構成した空気加
熱手段4を配置している。また前記吐出口6の側面に
は、輻射ヒータ8と輻射ヒータ8の上部を覆う反射板9
とを内蔵するハウジングを配置している。前記輻射ヒー
タ8としては、ニクロムヒータやPTCのセラミックヒ
ータなどを使用している。前記第2の送風機3の側面の
空間部には、制御手段10を配置している。制御手段1
0は、第1の送風機2、第2の送風機3、空気加熱手段
4、輻射ヒータ8をコントロールしている。なお前記本
体1は、図13に示しているように浴室内に配置してい
る。
【0003】以上の構成で、使用者が図示していないコ
ントローラを使用して、使用開始を指示すると、制御手
段10が作動して装置は始動する。コントローラからの
指示が浴室内の換気である場合には、装置は換気モード
で動作する。すなわち、第1の送風機2は吸気口5から
浴室内の空気を吸い込み、排気口7から屋外に送風す
る。このため、図9に示しているように、浴室に隣接し
て配置されている洗面所の乾燥した空気が、浴室ドア1
1に設けているグリル12から流入する。こうして、浴
室内の浴室内の湿った空気は浴室に隣接した洗面所の乾
燥空気と入れ替わるものである。こうして、浴室内は換
気が進行する。
【0004】コントローラからの指示が浴室の暖房であ
る場合には、制御手段10は暖房モードで動作する。す
なわち、輻射ヒータ8を通電するものである。輻射ヒー
タ8の通電によって浴室内の壁面は輻射熱を受け、浴室
内が暖房されるものである。
【0005】コントローラからの指示が浴室内に干され
た衣類を乾燥する衣類乾燥モードである場合には、制御
手段10は衣類乾燥モードで動作する。すなわち、第1
の送風機2及び第2の送風機3と、空気加熱手段4とを
動作させる。第1の送風機2は吸気口5から浴室内の空
気を吸い込み、排気口7から屋外に送風する。同時に第
2の送風機3で吸気された浴室内の空気は空気加熱手段
4で加熱され、温風となって吐出口6から浴室内に戻る
ものである。このため、図9に示しているように、浴室
内の空気は本体1を起点として循環するものである。こ
のとき、本体1の吐出口6から浴室内に吐出される空気
は、空気加熱手段4によって加熱されているため温風と
なっている。また、浴室に隣接した洗面所から乾燥した
空気が、浴室ドア11に設けているグリル12から流入
する。こうして、浴室内の湿った空気は、乾燥空気と入
れ替わり、同時に浴室内には温風が流入し、この温風が
浴室内を循環するため、浴室内に干された衣類は乾燥が
進行するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の浴室乾燥機
は、除湿機能が十分ではないという課題を有しているも
のである。すなわち、換気もしくは換気と温風による乾
燥だけであるため、換気時の浴室外から流入する空気に
よって低下する浴室内温度の影響によって、また、浴室
外の空気が多湿の場合に浴室内の湿度が十分低下しない
など、十分な乾燥ができないものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴室内の空気
を除湿する除湿手段と、浴室内の空気を循環する循環手
段と、浴室内の空気を換気する換気手段と、浴室内に輻
射熱を供給する輻射手段と、各部を制御する制御手段と
を備え、制御手段によって乾燥行程の前工程と乾燥行程
の後工程とによって各部の動作タイミングを使い分ける
ようにして、除湿機能を備えた、乾燥能力の高い浴室乾
燥機としている。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、制御
手段によって、乾燥行程の前工程には循環手段と換気手
段と輻射手段とを動作させて表面の湿度を低下させ、乾
燥行程の後工程には循環手段と除湿手段とを動作させる
ようにして、換気によって流入する浴室外の空気の影響
を受けることがなく、除湿機能を備えた、乾燥能力の高
い浴室乾燥機としている。
【0009】請求項2に記載した発明は、制御手段によ
って、乾燥行程の前工程には循環手段と換気手段と輻射
手段と空気加熱手段とを動作させて、直接加熱では乾き
難い陰になる部分は、空気加熱手段の温風によって乾燥
を促進でき、乾燥行程の後工程には循環手段と除湿手段
と空気加熱手段とを動作させるようにして、輻射手段に
よる直接加熱と空気加熱手段による間接加熱を併用して
効率的な加熱ができ、換気によって流入する浴室外の空
気の影響を受けることがなく、除湿機能を備えた、乾燥
能力の高い浴室乾燥機としている。
【0010】請求項3に記載した発明は、輻射手段は、
回転用駆動モータによって反射方向を調整できる反射板
を備え、反射板の回転によって輻射熱の照射方向を広角
度として特に乾燥能力が高い、除湿機能を備えた浴室乾
燥機としている。
【0011】請求項4に記載した発明は、輻射手段は、
輻射ヒータの前面に鏡面仕上げによって構成した反射板
で構成したルーバと、前記ルーバを駆動するルーバ駆動
モータとを備え、ルーバを往復スイング運動させて、輻
射熱の照射方向を広角度として、特に乾燥能力が高い、
除湿機能を備えた浴室乾燥機としている。
【0012】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は本実施例の構成を示す断面図で
ある。13は浴室内の天井等に配置している本体であ
る。本体13には、浴室内の空気を循環させる循環手段
と、浴室内の空気を換気する換気手段と、浴室内の空気
を除湿する除湿手段と、浴室内に輻射熱を供給する輻射
手段と、各部を制御する制御手段27を配置している。
【0013】前記循環手段は、本体を13を構成するハ
ウジングの下部に開口した吸気口19と、吸気口19か
ら吸気した浴室内の空気を、同様にハウジングの下部に
開口している吐出口20から吐出することを繰り返すこ
とによって浴室内の空気を循環させる送風機14と、本
体13内に設けた隔壁によって構成した循環風路22
と、循環風路22の出口を構成する前記吐出口20とに
よって構成している。前記換気手段は、前記送風機14
と、本体13内に設けた隔壁によって構成した除湿風路
23と、除湿風路23に設けている換気切替ダンパ25
及び再生切替ダンパ26と、換気切替ダンパ25及び再
生切替ダンパ26に接続している換気風路24によって
構成している。前記換気風路24の出口は、屋外に開口
した排気口21となっている。また、前記除湿手段は、
前記除湿風路23中に設けている吸着剤17と吸着剤1
7の上流側に設けている再生ヒータ18とによって構成
している。また輻射手段は、前記循環風路22中に設け
ている輻射ヒータ15と、輻射ヒータ15の上部を覆う
反射板16とによって構成している。前記送風機14と
しては、遠心形のファンモータを使用している。また吸
着剤17としては、本実施例ではゼオライトやシリカゲ
ルなどを使用している。また再生ヒータ18としてはニ
クロムヒータやPTCのセラミックヒータなどを使用し
ている。
【0014】以下本実施例の動作について説明する。使
用者が図示していないコントローラを使用して、浴室乾
燥機の運転を指示すると、制御手段27が作動して装置
は始動する。すなわち、図2から図5に示している内蔵
プログラムによって各部を制御するものである。図2は
全体のプログラムを示しており、図3はコントローラか
らの指示が換気モードである場合のプログラムを、図4
はコントローラからの指示が浴室の乾燥あるいは浴室に
干している衣類の乾燥である場合のプログラムを、図5
はコントローラからの指示が暖房モードである場合のプ
ログラムを示している。
【0015】図2に示しているように、ステップ1で、
コントローラからの指示があったかどうかを確認し、Y
ESであればステップ2に進んでコントローラからの動
作時間のタイマー設定時間を確認する。つまり、全体の
動作時間が何時間であるかを確認するものである。続い
てステップ3で時間の計時を開始し、ステップ4からス
テップ6でコントローラが指示している動作モードを確
認する。つまり、ステップ4では換気モードであるかど
うかを、ステップ5では浴室乾燥モードあるいは衣類乾
燥モードであるかどうかを、ステップ6では暖房モード
であるかどうかを確認するものである。このとき、いず
れにも該当しない場合、すなわち、前記各ステップでの
チェック結果が全てNOである場合には、再びステップ
1に戻るものである。
【0016】ステップ4でのチェック結果がYESであ
る場合には、図3に示しているように、ステップ8以降
を実行する。すなわち、ステップ8で換気切換ダンパ2
5を駆動してb側を閉じる。続いてステップ10で、再
生切換ダンパ26を駆動してc側を閉じるものである。
つまり、換気風路24を開くものである。この状態で、
ステップ10に進んで送風機14の運転を開始する。送
風機14を運転することによって、浴室内の空気は吸気
口19から吸気され、換気切換ダンパ25の設定がb側
を閉じるように、再生切換ダンパ26の設定がc側を閉
じる設定となっているため、送風機14が吸気した空気
は換気風路24を送風されて、換気口21から屋外に排
気されるものである。従って浴室内の空気は、従来例で
説明したように、隣室の洗面所の空気と入れ替わって換
気が進行する。この送風機14の運転は、ステップ11
でのチェックがYESとなるまでの間継続されるもので
ある。すなわち、ステップ11では、ステップ2で確認
したタイマー設定時間が経過したかどうかをチェックし
ているものである。こうして、設定された時間だけ換気
運転を実行した後、ステップ12で送風機14の運転を
停止して待機するものである。
【0017】ステップ5でのチェックの結果がYESで
ある場合は、図4に示しているように、ステップ13以
降を実行して、浴室の乾燥あるいは浴室内に干されてい
る衣類を乾燥する。すなわち、先ず乾燥工程の前行程で
は、換気と循環と輻射熱の照射を実行する。ステップ1
3で換気切換ダンパ25を駆動してb側を閉じる。また
ステップ14で再生切換ダンパ26を駆動してc側を閉
じるものである。こうして、換気風路24を開いて送風
機14が送風する空気が換気風路24から排気口21を
介して、屋外にに吐出されるようにしている。この状態
でステップ15の送風機14の運転を開始する。次にス
テップ17に進んで、輻射ヒータ15をオンにする。輻
射ヒータ15からの輻射熱によって、浴室内の壁面や床
面、また浴室内に干されている衣類は加熱され、水分が
蒸発して乾燥される。この水分は、送風機14の運転に
よって、吸気口19から吸気され、循環風路22中に送
風され、吐出口20から浴室内に吐出される循環空気に
よって、取り除かれる。同時に、この湿気た空気は、換
気風路24から排気口21を通って屋外に排気される。
ステップ18では、ステップ2で確認した全体の動作時
間に基づき、所定の時間が経過しているかを判定する。
チェックの結果YESであれば、乾燥工程の前行程を終
了し、ステップ19に進む。ステップ19以降は乾燥工
程の後行程を行うもので、吸着剤17による除湿と循環
を行う。すなわち、ステップ19では輻射ヒータ15を
オフにする。ステップ20で換気切換ダンパ25を駆動
してa側を閉じる。こうして、除湿風路23を開いて空
気が吸着剤17を通るようにする。ステップ21で再生
ヒータ18をオフして、ステップ22で動作時間がタイ
マー設定時間になっていないことを確認する。NOなら
ステップ23以降の除湿運転に、YESならステップ3
2以降処理で終了とする。ステップ23で再生切換ダン
パ26を駆動してc側に閉じて吸着剤17通過後の空気
を吐出口20側に導く。送風機14によって吸気された
空気は吸着剤17で除湿され吐出口20から浴室内に吐
出され、浴室内を循環して再び吸気口19から吸気され
るものである。この循環を繰り返すことによって、浴室
内または浴室内に干されている衣類は乾燥が進行する。
ステップ24で吸着タイマーの計時を開始して、ステッ
プ25で所定の吸着時間が経過するまで、すなわち、チ
ェックの結果がYESとなるまでの間、吸着動作が継続
される。前記吸着タイマーに設定されている時間は、吸
着剤17の吸着能力が飽和にまたは飽和近くに達するま
での時間に設定されている。ステップ25でのチェック
の結果がYESとなると、つまり吸着剤17が多量の水
分を吸着して飽和または飽和近くに達すると、ステップ
19以下を実行して前記吸着動作をいったん終了して、
吸着剤17を再生する再生動作に入るものである。つま
り、ステップ26で再生切換ダンパ26を駆動してd側
を閉じる。続いてステップ27で再生ヒータ18をオン
にする。これによって吸着剤17が温風で加熱され再生
が始まる。ステップ27で、再生タイマーの計時を開始
する。前記再生タイマーは、吸着剤17の再生に必要な
時間を予め実験等によって定めているものである。
【0018】ステップ以降を実行して動作を終了する。
すなわち、ステップ30で再生ヒータ18をオフにす
る。ステップ31で送風機14をオフにする。ステップ
33で、換気切換ダンパ25を駆動してb側を閉じる。
また、ステップ23でのチェックの結果がNOである場
合は、ステップ24以降を実行して吸着剤17の再生を
実行する。つまり、ステップステップ24で前記吸着タ
イマーに設定されている時間が経過したかどうかをチェ
ックする。チェックの結果がYESである場合は、ステ
ップ23に戻るものである。チェックの結果がNOであ
る場合は、ステップ26に進んで再生切換ダンパ26を
駆動してd側を閉じる。続いてステップ27で再生ヒー
タ18をオンする。ステップ28で、前記除湿タイマー
の計時をスタートする。つまりこの状態では、送風機1
4の送風運転を実行しながら、再生ヒータ18を通電し
ているものである。送風機14の運転によって、吸気口
19から吸気された空気が、除湿風路23を送風され、
再生ヒータ18によって高温となって吸着剤17と接触
する。高温の空気によって、吸着剤17は吸着した水分
を放出する。放出された水分は、再生切換ダンパ26が
d側を閉じc側を開いているため、除湿風路23から換
気風路24に流れて排気口21から屋外に排気される。
この高温の空気の吸着剤17に対する接触を前記再生タ
イマーに設定されている時間だけ継続すれば、吸着剤1
7は再び活性を取り戻して再生するものである。そこで
本実施例では、ステップ29で再生タイマーに設定され
ている時間が経過したかどうかをチェックしているもの
である。ステップ29でのチェックの結果がYESとな
れば、再びステップ23に戻って待機する。またステッ
プ29でのチェックの結果がNOである間はステップ2
9を繰り返し実行するものである。こうして前記再生タ
イマーに設定されている所定時間の再生行程を実行し
て、吸着剤17の再生を完了する。こうして再生を完了
すると、引き続いて前記吸着行程を再び実行し、吸着と
再生とを交互に実行することによって、浴室内の乾燥ま
たは浴室内に干されている衣類を乾燥するものである。
【0019】また、ステップ6での暖房モード運転であ
るかどうかのチェックの結果がYESである場合は、図
5に示しているように、ステップ35以降を実行する。
すなわち、ステップ35で輻射ヒータ15をオンし、輻
射ヒータ35の運転を、ステップ36でのチェックの結
果がYESとなるまでの間継続するものである。ステッ
プ36でのチェックは、コントローラによって設定され
ている動作時間が経過しているかどうかを確認するもの
である。このチェックの結果がYESとなれば、ステッ
プ37で輻射ヒータ15の通電をオフして、運転を終了
するものである。
【0020】前記したように本実施例では、ステップ1
8によってコントローラに設定されている全動作時間の
半分の時間が経過したかどうかをチェックし、この時間
が経過するまでの間は、循環手段と換気手段と輻射手段
とを動作させている。つまり、吸気口19から吸気した
空気を循環風路22を介して吐出口20から吐出する、
また除湿風路23から換気風路24を介して排気口21
へ送風する送風機14と、循環風路22中に設けている
輻射ヒータ15とを運転するようにしている。またステ
ップ18によってコントローラに設定されている全動作
時間の半分の時間が経過したことをチェックした後は、
循環手段と除湿手段とを動作させるようにしている。つ
まり、前記送風機14の運転と、吸着剤17と吸着剤1
7の上流側に設けている再生ヒータ18とを使用するよ
うにしているものである。すなわち、循環手段と換気手
段とを運転するときには、同時に輻射手段を運転するよ
うにしているため、換気によって流入する浴室外の低温
の空気の影響を受けることがないものである。このた
め、後工程の循環手段と除湿手段による運転の効果が高
く、除湿性能の高い、従って乾燥能力の高い浴室乾燥機
を実現しているものである。また、本実施例では送風機
14の吹き出し口として、吐出口20と排気口21とを
使用しており、つまり循環側と換気・除湿側とに分けて
使用しているため、1台の送風機14を送風手段として
使用できるものとなっている。つまり2台の送風機を必
要としている従来例のものよりも簡単な構成となってい
るものである。
【0021】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。図7は本実施例の構成を示す断面図で
ある。本実施例では、吐出口20に空気加熱手段28を
配置している。空気加熱手段28としてはニクロムヒー
タやPTCのセラミックヒータなどが使用できる。
【0022】以下、本実施例の動作について説明する。
本実施例では、制御手段27は実施例1の図4で説明し
た浴室乾燥または浴室内に干している衣類の乾燥モード
の運転を図6に示している制御プログラムで実行してい
る。すなわち、ステップ15の再生ヒータのオンに続い
て、ステップ16の空気加熱手段のオンを実行し、以後
ステップ17以降を実行するものである。また、ステッ
プ30の再生ヒータの18のオフに続いてステップ31
の空気加熱手段のオンを実行し、以後ステップ32以降
を実行するものである。
【0023】すなわち乾燥行程の前工程では、送風機1
4と輻射ヒータ15と空気加熱手段28の両方を動作さ
せているものである。このため、輻射ヒータ15による
直接加熱と、空気加熱手段26の発熱による温風を利用
した間接加熱の両方を使用でき、輻射熱が直接当たりに
くい部分、つまり構造物の陰になる部分も空気加熱手段
26による温風によって十分加熱されるものとなってい
る。また乾燥行程の後工程では、実施例1と同様に循環
手段と除湿手段とを動作させるようにしている。このと
き、循環手段を構成する送風機14の運転は、空気加熱
手段26を通電した状態で行うようにしているものであ
り、温風が浴室内を循環するようになっているものであ
る。また、除湿手段の動作は実施例1と同様に、吸着行
程と再生行程とを交互に繰り返すようにしているもので
ある。
【0024】以上のように本実施例によれば、乾燥行程
の前工程は、循環手段と換気手段と輻射ヒータ15と空
気加熱手段28とを動作させ、乾燥行程の後工程には、
循環手段と除湿手段と空気加熱手段28とを動作させる
ようにして、乾燥行程の前工程で輻射ヒータ15による
直接加熱では乾き難い陰になる部分も空気加熱手段28
の温風によって乾燥を促進し、乾燥行程の後工程で空気
加熱手段28の通電による温風を循環手段によって浴室
内を循環させながら除湿手段を動作させるようにして、
つまり換気を行わない状態として、換気によって流入す
る浴室外の空気の影響を受けることのない乾燥能力の高
い浴室乾燥機としている。
【0025】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図8は本実施例の構成を示す断面
図、図9は同じく反射板16を駆動する構成を示す説明
図である。本実施例では、図9に示しているように、反
射板16を回転用駆動モータ29によって回転する構成
としている。つまり本実施例では、制御手段27は、輻
射ヒータ15の通電時には、回転用駆動モータ29を作
動させて反射板16を往復回転させるようにしている。
【0026】このため本実施例によれば、反射板の往復
回転によって輻射ヒータ15の輻射熱の照射方向を広角
度とすることが可能で、特に乾燥能力が高い、除湿機能
を備えた浴室乾燥機としている。
【0027】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図10は本実施例の構成を示す断面
図、図11は同じくルーバ30の構成を示す説明図であ
る。本実施例では、輻射ヒータ15の前面にルーバ30
を設けているものである。前記ルーバ30は鏡面仕上げ
による反射板で構成しており、ルーバ駆動モータ31に
よって往復スイング運動するようにしているものであ
る。つまり本実施例では、制御手段27は、輻射ヒータ
15の通電時には、ルーバ駆動モータ31を作動させて
ルーバ30を往復スイング運動させているものである。
【0028】このため本実施例によれば、反射板の往復
回転によって輻射ヒータ15の輻射熱の照射方向を広角
度とすることが可能で、特に乾燥能力が高い、除湿機能
を備えた浴室乾燥機としている。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、浴室内の空
気を循環する循環手段と、浴室内の空気を換気する換気
手段と、浴室内の空気を除湿する除湿手段と、浴室内に
輻射熱を供給する輻射手段と、各部を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、乾燥行程の前工程は、前記
循環手段と換気手段と輻射手段とを動作させ、乾燥行程
の後工程は、前記循環手段と除湿手段とを動作させる構
成として、換気によって流入する浴室外の空気の影響を
受けることがなく、除湿機能を備えた、乾燥能力の高い
浴室乾燥機を実現するものである。
【0030】請求項2に記載した発明は、浴室内の空気
を循環する循環手段と、浴室内の空気を換気する換気手
段と、浴室内の空気を除湿する除湿手段と、浴室内に輻
射熱を供給する輻射手段と、各部を制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、乾燥行程の前工程は、前記循
環手段と換気手段と輻射ヒータと空気加熱手段とを動作
させ、乾燥行程の後工程には、前記循環手段と除湿手段
と空気加熱手段とを動作させる構成として、輻射手段に
よる直接加熱と空気加熱手段による間接加熱を併用して
効率的な加熱が出来、換気によって流入する浴室外の空
気の影響を受けることがなく、除湿機能を備えた、乾燥
能力の高い浴室乾燥機を実現するものである。
【0031】請求項3に記載した発明は、輻射手段は、
回転用駆動モータによって反射方向を調整できる反射板
を備えた構成として、反射板の回転によって輻射熱の照
射方向を広角度として特に乾燥能力が高い、除湿機能を
備えた浴室乾燥機を実現するものである。
【0032】請求項4に記載した発明は、輻射手段は、
輻射ヒータの前面に鏡面仕上げによって構成した反射板
で構成したルーバと、前記ルーバを駆動するルーバ駆動
モータとを備え、ルーバを往復スイング運動させる構成
として、輻射熱の照射方向を広角度として、特に乾燥能
力が高い、除湿機能を備えた浴室乾燥機を実現するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である浴室乾燥機の構成
を示す断面図
【図2】同、制御装置が有している制御プログラムの全
体を示すフローチャート
【図3】同、換気モードでの動作プログラムを示すフロ
ーチャート
【図4】同、浴室乾燥または衣類乾燥モードでの動作プ
ログラムを示すフローチャート
【図5】同、暖房モードでの動作プログラムを示すフロ
ーチャート
【図6】本発明の第2の実施例の制御装置が有している
浴室乾燥または衣類乾燥モードでの動作プログラムを示
すフローチャート
【図7】同、浴室乾燥機の構成を示す断面図
【図8】本発明の第3の実施例である浴室乾燥機の構成
を示す断面図
【図9】同、反射板の構成を示す説明図
【図10】本発明の第4の実施例である浴室乾燥機の構
成を示す断面図
【図11】同、ルーバの構成を示す説明図
【図12】従来例の浴室乾燥機の構成を示す断面図
【図13】同、浴室乾燥機を浴室に取り付けた状態を説
明する説明図
【符号の説明】
13 本体 14 送風機 15 輻射ヒータ 16 反射板 17 吸着剤 18 再生ヒータ 19 吸気口 20 吐出口 21 排気口 22 循環風路 23 除湿風路 24 換気風路 25 換気切換ダンパ 26 再生切換ダンパ 27 制御手段 28 空気加熱手段 29 回転用駆動モータ 30 ルーバ 31 ルーバ駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 7/007 F24F 7/007 B F26B 9/02 F26B 9/02 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の空気を循環する循環手段と、浴
    室内の空気を換気する換気手段と、浴室内の空気を除湿
    する除湿手段と、浴室内に輻射熱を供給する輻射手段
    と、各部を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、乾燥行程の前工程は、前記循環手段と換気手段と輻
    射手段とを動作させ、乾燥行程の後工程は、前記循環手
    段と除湿手段とを動作させる浴室乾燥機。
  2. 【請求項2】 浴室内の空気を循環する循環手段と、浴
    室内の空気を換気する換気手段と、浴室内の空気を除湿
    する除湿手段と、浴室内に輻射熱を供給する輻射手段
    と、各部を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、乾燥行程の前工程は、前記循環手段と換気手段と輻
    射ヒータと空気加熱手段とを動作させ、乾燥行程の後工
    程には、前記循環手段と除湿手段と空気加熱手段とを動
    作させる浴室乾燥機。
  3. 【請求項3】 輻射手段は、回転用駆動モータによって
    反射方向を調整できる反射板を備えた請求項1または2
    に記載した浴室乾燥機。
  4. 【請求項4】 輻射手段は、輻射ヒータの前面に鏡面仕
    上げによって構成した反射板で構成したルーバと、前記
    ルーバを駆動するルーバ駆動モータとを備え、ルーバを
    往復スイング運動させる請求項1または2に記載した浴
    室乾燥機。
JP7706998A 1998-03-25 1998-03-25 浴室乾燥機 Withdrawn JPH11270863A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003240263A (ja) * 2002-02-12 2003-08-27 Matsushita Ecology Systems Co Ltd 暖房乾燥装置および乾燥装置
KR20130107708A (ko) * 2012-03-23 2013-10-02 한라비스테온공조 주식회사 차량용 공조장치
CN104329746A (zh) * 2014-10-24 2015-02-04 南京优能空调系统有限公司 双温态单元换热站
JP2015174463A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 マツダ株式会社 車両用空調装置
CN108166613A (zh) * 2018-01-24 2018-06-15 东莞市粤惠建筑工程技术咨询有限公司 一种智能建筑系统

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