JPH1130435A - 浴室乾燥機 - Google Patents
浴室乾燥機Info
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- JPH1130435A JPH1130435A JP18336297A JP18336297A JPH1130435A JP H1130435 A JPH1130435 A JP H1130435A JP 18336297 A JP18336297 A JP 18336297A JP 18336297 A JP18336297 A JP 18336297A JP H1130435 A JPH1130435 A JP H1130435A
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Links
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Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の構成の浴室乾燥機は、本体の寸法が大
きくて、施工が困難であったり、屋外に面した窓付きの
壁に取り付ける場合には設置スペースが不足したりす
る。 【解決手段】 第1の送風ファン16が送風する空気が
流れる循環経路24と、第2の送風ファン17が送風す
る空気が流れる除湿経路32とを二段積み構成とし、第
1の送風ファン16と第2の送風ファン17とを1個の
モータ18によって駆動するようにして、小型化した浴
室乾燥機としているものである。
きくて、施工が困難であったり、屋外に面した窓付きの
壁に取り付ける場合には設置スペースが不足したりす
る。 【解決手段】 第1の送風ファン16が送風する空気が
流れる循環経路24と、第2の送風ファン17が送風す
る空気が流れる除湿経路32とを二段積み構成とし、第
1の送風ファン16と第2の送風ファン17とを1個の
モータ18によって駆動するようにして、小型化した浴
室乾燥機としているものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴後に浴室を乾
燥して浴室内が湿気ることを防止したり、浴室で衣類を
乾燥したりすることができる浴室乾燥機に関するもので
ある。
燥して浴室内が湿気ることを防止したり、浴室で衣類を
乾燥したりすることができる浴室乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室乾燥機の構造を図8、図9に
基づいて説明する。図8は、浴室乾燥機の本体2(以下
単に本体2と称する)を下から見た平面図である。ま
た、図9は本体2を浴室1の天井に取り付けている状態
を説明する断面図である。本体2内には、の送風機3と
ヒータ4を配置した循環風胴5と、第2の送風機6を内
蔵し排気口7と連通した換気風胴8を設けている。9は
パネルで、浴室1の空気を本体2に吸気する吸気口10
と、浴室1に空気を吹き出す吹き出し口11を有してい
る。吸気口10より吸気した空気は、送風機3と循環風
胴5と吹き出し口11とによって構成した循環経路12
を循環する。また、吸気口10から吸気した空気は、第
2の送風機6・排気口7で構成した排気経路13によっ
て浴室外に排気される。前記循環経路12と排気経路1
3とは、互いに独立している。
基づいて説明する。図8は、浴室乾燥機の本体2(以下
単に本体2と称する)を下から見た平面図である。ま
た、図9は本体2を浴室1の天井に取り付けている状態
を説明する断面図である。本体2内には、の送風機3と
ヒータ4を配置した循環風胴5と、第2の送風機6を内
蔵し排気口7と連通した換気風胴8を設けている。9は
パネルで、浴室1の空気を本体2に吸気する吸気口10
と、浴室1に空気を吹き出す吹き出し口11を有してい
る。吸気口10より吸気した空気は、送風機3と循環風
胴5と吹き出し口11とによって構成した循環経路12
を循環する。また、吸気口10から吸気した空気は、第
2の送風機6・排気口7で構成した排気経路13によっ
て浴室外に排気される。前記循環経路12と排気経路1
3とは、互いに独立している。
【0003】以上の構成で、浴室を乾燥する場合は、送
風機3・ヒータ4・第2の送風機6を動作させるもので
ある。送風機3の送風空気は、ヒータ4によって加熱さ
れ温風となって、吹き出し口11と吸気口10との間を
循環する。この温風の循環によって、浴室1内の乾燥は
進行する。同時に、第2の送風機6の動作によって、乾
燥の進行によって発生した湿気が排気口7から浴室外に
排気される。すなわち、発生した湿気は、浴室1の扉に
設けている図示していない吸気口から流入した空気と共
に、吸気口10から吸気され、換気風胴8を流れ、排気
口7より浴室外に排気されるものである。
風機3・ヒータ4・第2の送風機6を動作させるもので
ある。送風機3の送風空気は、ヒータ4によって加熱さ
れ温風となって、吹き出し口11と吸気口10との間を
循環する。この温風の循環によって、浴室1内の乾燥は
進行する。同時に、第2の送風機6の動作によって、乾
燥の進行によって発生した湿気が排気口7から浴室外に
排気される。すなわち、発生した湿気は、浴室1の扉に
設けている図示していない吸気口から流入した空気と共
に、吸気口10から吸気され、換気風胴8を流れ、排気
口7より浴室外に排気されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の浴室
乾燥機は、本体の寸法が大きくて、施工が困難であった
り、屋外に面した窓付きの壁に取り付ける場合には設置
スペースが不足するという課題を有している。
乾燥機は、本体の寸法が大きくて、施工が困難であった
り、屋外に面した窓付きの壁に取り付ける場合には設置
スペースが不足するという課題を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、循環経路と除
湿経路とを二段積み構成とし、第1・第2の送風ファン
を1個のモータによって駆動するようにして、小型化し
た浴室乾燥機としているものである。
湿経路とを二段積み構成とし、第1・第2の送風ファン
を1個のモータによって駆動するようにして、小型化し
た浴室乾燥機としているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、第1
の送風ファンが送風する空気が流れる循環経路と、第2
の送風ファンが送風する空気が流れる除湿経路とを二段
積み構成とし、第1・第2の送風ファンを1個のモータ
によって駆動するようにして、小型化した浴室乾燥機と
しているものである。
の送風ファンが送風する空気が流れる循環経路と、第2
の送風ファンが送風する空気が流れる除湿経路とを二段
積み構成とし、第1・第2の送風ファンを1個のモータ
によって駆動するようにして、小型化した浴室乾燥機と
しているものである。
【0007】請求項2に記載した発明は、風路抵抗の小
さい循環経路を下段に配置し除湿経路を上段に配置する
構成として、乾燥時間を短縮でき、かつ排気ダクトとの
接続工事が容易な浴室乾燥機としている。
さい循環経路を下段に配置し除湿経路を上段に配置する
構成として、乾燥時間を短縮でき、かつ排気ダクトとの
接続工事が容易な浴室乾燥機としている。
【0008】請求項3に記載した発明は、制御手段が、
運転停止時には換気除湿切り換えダンパを換気経路側
に、除湿再生切り換えダンパを再生経路側に開放保持す
るようにして、浴室内が多湿状態となっても、吸着剤と
再生加熱手段とを低湿状態に保持でき、動作信頼性を高
めた浴室乾燥機としている。
運転停止時には換気除湿切り換えダンパを換気経路側
に、除湿再生切り換えダンパを再生経路側に開放保持す
るようにして、浴室内が多湿状態となっても、吸着剤と
再生加熱手段とを低湿状態に保持でき、動作信頼性を高
めた浴室乾燥機としている。
【0009】請求項4に記載した発明は、制御手段が、
吸着工程終了後に運転を終了し、運転終了時には換気除
湿切り換えダンパを換気経路側に、除湿再生切り換えダ
ンパを再生経路側に開放保持するようにして、内部の温
度上昇を抑え、動作信頼性の高い浴室乾燥機としてい
る。
吸着工程終了後に運転を終了し、運転終了時には換気除
湿切り換えダンパを換気経路側に、除湿再生切り換えダ
ンパを再生経路側に開放保持するようにして、内部の温
度上昇を抑え、動作信頼性の高い浴室乾燥機としてい
る。
【0010】請求項5に記載した発明は、第1・第2の
送風ファンを駆動するモータと、制御手段と、換気除湿
切り換えダンパを駆動する駆動モータと、除湿再生切り
換えダンパを駆動する駆動モータとを、循環経路・除湿
経路と浴室とから分離独立して配置するようにして、防
湿構造が不要の電気部品を使用できる浴室乾燥機として
いる。
送風ファンを駆動するモータと、制御手段と、換気除湿
切り換えダンパを駆動する駆動モータと、除湿再生切り
換えダンパを駆動する駆動モータとを、循環経路・除湿
経路と浴室とから分離独立して配置するようにして、防
湿構造が不要の電気部品を使用できる浴室乾燥機として
いる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本実施例の構成を示す側断面図、図2は換気経路の
構成を示す断面図、図3は本実施例装置を浴室に配置し
ている状態を示す説明図、図4は第1の送風ファン・第
2の送風ファン付近の構成を示す断面図、図5は除湿経
路の構成を示す断面図、図6は本実施例装置の分解斜視
図である。
1は本実施例の構成を示す側断面図、図2は換気経路の
構成を示す断面図、図3は本実施例装置を浴室に配置し
ている状態を示す説明図、図4は第1の送風ファン・第
2の送風ファン付近の構成を示す断面図、図5は除湿経
路の構成を示す断面図、図6は本実施例装置の分解斜視
図である。
【0012】16・17は第1の送風ファン・第2の送
風ファンで、図6に示しているように、第2の送風ファ
ン17を上に第1の送風ファン16を下にした二段積み
状態で互いに固着されている。また、第1の送風ファン
16・第2の送風ファン17は、上下に空気の取り入れ
口を有し、1個のモータ18によって駆動されている。
また第2の送風ファン17の周囲には、カバー36を設
けている。第1の送風ファン16・第2の送風ファン1
7が送風する空気は、除湿経路32と、図2に示してい
る換気経路33と再生経路34と循環経路24を流れ
る。除湿経路32は、図6に示している除湿風胴25と
除湿風胴25の上部に配置している蓋25aと、除湿風
胴25の底部に配置している基板19とによって構成し
ている。除湿風胴25・蓋25a・基板19は、金属で
も樹脂成型品でも使用できる。基板19は、一面が開口
している箱体形状となっている。循環系路24は、図6
に示している循環風胴20と、前記基板19とによって
構成している。循環風胴20は、金属でも樹脂成型品で
も使用できる。除湿経路32中には、換気除湿切換ダン
パ28と再生加熱手段27と除湿手段を構成する吸着剤
26と除湿再生切換ダンパ29と吹き出し口34とを設
けている。換気除湿切り換えダンパ28は、図2に示し
ているように、第2の送風ファン17が送風する浴室内
の空気を、吸着剤26側と換気経路33側とに切り換え
ている。すなわち、a側またはb側となるように風路を
調整している。本実施例では、換気除湿切換ダンパ28
は第2のダンパ28bを有している。第2のダンパ28
bは、換気除湿切り換えダンパ28を前記b側としたと
きは、除湿風路32を閉塞し、第2の送風ファン17が
送風する空気を直接排気口31に導いて、図4に示して
いるように排気ダクト37から屋外に排気するものであ
る。すなわち、換気経路33を構成するものである。ま
た吹き出し口34は、除湿経路32を流れた空気を浴室
14内に吹き出しているものである。除湿再生切り換え
ダンパ29は、図2に示しているように、第2の送風フ
ァン17が送風する浴室内の空気を、c側またはd側と
なるように切り換えている。c側を閉じるようにしてい
る場合には、第2の送風ファン17が送風する空気は、
吹き出し口34から浴室14内に送風される。d側を閉
じるようにしている場合には、第2の送風ファン17が
送風する空気は再生経路34から排気口31に流れるも
のである。
風ファンで、図6に示しているように、第2の送風ファ
ン17を上に第1の送風ファン16を下にした二段積み
状態で互いに固着されている。また、第1の送風ファン
16・第2の送風ファン17は、上下に空気の取り入れ
口を有し、1個のモータ18によって駆動されている。
また第2の送風ファン17の周囲には、カバー36を設
けている。第1の送風ファン16・第2の送風ファン1
7が送風する空気は、除湿経路32と、図2に示してい
る換気経路33と再生経路34と循環経路24を流れ
る。除湿経路32は、図6に示している除湿風胴25と
除湿風胴25の上部に配置している蓋25aと、除湿風
胴25の底部に配置している基板19とによって構成し
ている。除湿風胴25・蓋25a・基板19は、金属で
も樹脂成型品でも使用できる。基板19は、一面が開口
している箱体形状となっている。循環系路24は、図6
に示している循環風胴20と、前記基板19とによって
構成している。循環風胴20は、金属でも樹脂成型品で
も使用できる。除湿経路32中には、換気除湿切換ダン
パ28と再生加熱手段27と除湿手段を構成する吸着剤
26と除湿再生切換ダンパ29と吹き出し口34とを設
けている。換気除湿切り換えダンパ28は、図2に示し
ているように、第2の送風ファン17が送風する浴室内
の空気を、吸着剤26側と換気経路33側とに切り換え
ている。すなわち、a側またはb側となるように風路を
調整している。本実施例では、換気除湿切換ダンパ28
は第2のダンパ28bを有している。第2のダンパ28
bは、換気除湿切り換えダンパ28を前記b側としたと
きは、除湿風路32を閉塞し、第2の送風ファン17が
送風する空気を直接排気口31に導いて、図4に示して
いるように排気ダクト37から屋外に排気するものであ
る。すなわち、換気経路33を構成するものである。ま
た吹き出し口34は、除湿経路32を流れた空気を浴室
14内に吹き出しているものである。除湿再生切り換え
ダンパ29は、図2に示しているように、第2の送風フ
ァン17が送風する浴室内の空気を、c側またはd側と
なるように切り換えている。c側を閉じるようにしてい
る場合には、第2の送風ファン17が送風する空気は、
吹き出し口34から浴室14内に送風される。d側を閉
じるようにしている場合には、第2の送風ファン17が
送風する空気は再生経路34から排気口31に流れるも
のである。
【0013】循環経路24中には、循環加熱手段21と
吹き出し口23とを設けている。吹き出し口23は、循
環経路24を流れた空気を浴室14内に吹き出してい
る。また前記循環風胴20の底部は開口面となってお
り、この開口面は第1の送風ファン16と第2の送風フ
ァン17とが浴室内の空気を吸気する第1の吸気口22
を構成している。
吹き出し口23とを設けている。吹き出し口23は、循
環経路24を流れた空気を浴室14内に吹き出してい
る。また前記循環風胴20の底部は開口面となってお
り、この開口面は第1の送風ファン16と第2の送風フ
ァン17とが浴室内の空気を吸気する第1の吸気口22
を構成している。
【0014】吸着剤26としては、本実施例では、ゼオ
ライトあるいはシリカゲル等を用いている。再生用加熱
手段27としては、ニクロムヒータ・シーズヒータ・P
TCヒータ等を使用している。換気除湿切り換えダンパ
28は吸着剤26の上流側に、除湿再生切換ダンパ29
は、吸着剤26の下流側に配置している。また、換気除
湿切換ダンパ28は駆動モータ28aによって、除湿再
生切換ダンパ29は駆動モータ29aによって駆動され
ている。
ライトあるいはシリカゲル等を用いている。再生用加熱
手段27としては、ニクロムヒータ・シーズヒータ・P
TCヒータ等を使用している。換気除湿切り換えダンパ
28は吸着剤26の上流側に、除湿再生切換ダンパ29
は、吸着剤26の下流側に配置している。また、換気除
湿切換ダンパ28は駆動モータ28aによって、除湿再
生切換ダンパ29は駆動モータ29aによって駆動され
ている。
【0015】前記基板19は、図2・図4・図6に示し
ているように、第2の吸気口35を循環風胴20の外側
となるように複数箇所に有している。第2の吸気口35
は、前記カバー36と共同して、第1の吸気口22から
吸気した空気を第2の送風ファン17に供給している。
ているように、第2の吸気口35を循環風胴20の外側
となるように複数箇所に有している。第2の吸気口35
は、前記カバー36と共同して、第1の吸気口22から
吸気した空気を第2の送風ファン17に供給している。
【0016】また、図1に示している示している40
は、モータ18・循環加熱手段21・再生加熱手段27
・駆動モータ28a・駆動モータ29aを制御している
制御手段である。制御手段40は、図示していないコン
トローラからの指示を受けて前記各部を制御しているも
のである。
は、モータ18・循環加熱手段21・再生加熱手段27
・駆動モータ28a・駆動モータ29aを制御している
制御手段である。制御手段40は、図示していないコン
トローラからの指示を受けて前記各部を制御しているも
のである。
【0017】以下本実施例の動作について説明する。使
用者がコントローラを使用して浴室4の乾燥を指示する
と、制御手段40は循環運転と除湿運転とを実行する。
すなわち、モータ18と、循環加熱手段21と、駆動モ
ータ28aと、駆動モータ29aと、必要に応じて再生
加熱手段27とを駆動する。モータ18が回転を開始す
ると、第1の送風ファン16と第2の送風ファン17が
同時に回転する。第1の送風ファン16と第2の送風フ
ァン17の回転によって、浴室14内の空気は、第1の
吸気口22から吸気される。第1の吸気口22から吸気
された浴室内の空気は第1の送風ファン16に、また一
部は第2の吸気口35から第2の送風ファン17に供給
される。第1の送風ファン16が送風する空気は、循環
経路24を流れて、循環加熱手段21による発熱で加熱
され、温風となって吹き出し口23から浴室内に送風さ
れる。この温風は、第1の送風ファン16によって第1
の吸気口22から再び吸気され、吹き出し口23から送
風される。つまり第1の送風ファン16に撚る送風は、
浴室14内を循環するものである。従って、このとき浴
室14内に衣類をセットしておけば、この衣類も同時に
乾燥されるものである。
用者がコントローラを使用して浴室4の乾燥を指示する
と、制御手段40は循環運転と除湿運転とを実行する。
すなわち、モータ18と、循環加熱手段21と、駆動モ
ータ28aと、駆動モータ29aと、必要に応じて再生
加熱手段27とを駆動する。モータ18が回転を開始す
ると、第1の送風ファン16と第2の送風ファン17が
同時に回転する。第1の送風ファン16と第2の送風フ
ァン17の回転によって、浴室14内の空気は、第1の
吸気口22から吸気される。第1の吸気口22から吸気
された浴室内の空気は第1の送風ファン16に、また一
部は第2の吸気口35から第2の送風ファン17に供給
される。第1の送風ファン16が送風する空気は、循環
経路24を流れて、循環加熱手段21による発熱で加熱
され、温風となって吹き出し口23から浴室内に送風さ
れる。この温風は、第1の送風ファン16によって第1
の吸気口22から再び吸気され、吹き出し口23から送
風される。つまり第1の送風ファン16に撚る送風は、
浴室14内を循環するものである。従って、このとき浴
室14内に衣類をセットしておけば、この衣類も同時に
乾燥されるものである。
【0018】この時、制御手段40は駆動モータ28a
を制御して、換気風路切り換えダンパ28が図2に示し
ているようにb側を開放するように、また駆動モータ2
9aを制御して除湿再生切換ダンパ29がd側を開放し
ている。このため、第2の送風ファン17が送風する空
気は除湿経路32を流れて吹き出し口34より浴室内に
送風される。除湿経路32には吸着剤26を配置してい
るため、除湿経路32を流れる多湿の空気は吸着剤26
と接触して除湿される。つまり、吸着剤26は空気中の
水分を吸着し、吸着によって乾燥した空気が吹き出し口
34から浴室14内に吹き出されるものである。すなわ
ち、循環運転と同時に除湿運転を実行しているものであ
る。この乾燥空気は、浴室14内を乾燥して、第1の送
風ファン16・第2の送風ファン17によって第1の吸
気口22から吸気され、第2の吸気口35から第2の送
風ファン17に戻る循環を行うものである。このため、
浴室14内の乾燥は進行する。
を制御して、換気風路切り換えダンパ28が図2に示し
ているようにb側を開放するように、また駆動モータ2
9aを制御して除湿再生切換ダンパ29がd側を開放し
ている。このため、第2の送風ファン17が送風する空
気は除湿経路32を流れて吹き出し口34より浴室内に
送風される。除湿経路32には吸着剤26を配置してい
るため、除湿経路32を流れる多湿の空気は吸着剤26
と接触して除湿される。つまり、吸着剤26は空気中の
水分を吸着し、吸着によって乾燥した空気が吹き出し口
34から浴室14内に吹き出されるものである。すなわ
ち、循環運転と同時に除湿運転を実行しているものであ
る。この乾燥空気は、浴室14内を乾燥して、第1の送
風ファン16・第2の送風ファン17によって第1の吸
気口22から吸気され、第2の吸気口35から第2の送
風ファン17に戻る循環を行うものである。このため、
浴室14内の乾燥は進行する。
【0019】図7は、この除湿運転と循環運転を併用し
た場合の乾燥時間の特性を示している。すなわち、循環
空気の量がある程度以上になると、循環空気が0の場
合、つまり循環運転を実行しない場合に比べて、乾燥時
間は非常に短縮されるものである。
た場合の乾燥時間の特性を示している。すなわち、循環
空気の量がある程度以上になると、循環空気が0の場
合、つまり循環運転を実行しない場合に比べて、乾燥時
間は非常に短縮されるものである。
【0020】前記吸着剤26の水分吸着量には限界があ
り、除湿運転で吸湿を続けると吸着剤26の活性が低下
する。このため、制御手段40は、所定時間が経過する
と吸着剤26を活性化する再生工程を実行する。再生工
程では、制御手段40は駆動モータ29aを駆動して、
図2に示しているd側を閉じるように、また再生加熱手
段27を通電するように制御する。このため、第2の送
風ファン17が送風する空気は再生加熱手段27によっ
て加熱されて高温となって吸着剤26と接触する。この
ため吸着剤26は、吸着していた大量の水分を放出して
再び活性化する。この水分は、除湿再生切り換えダンパ
29がd側となっているため、再生経路34を流れて排
気口31から排気される。すなわち、図4に示している
ように、排気ダクト37から屋外に排気されるものであ
る。本実施例の制御手段40は、除湿運転では必ず、前
記吸着剤26による吸着運転と、吸着剤26を活性化す
る再生運転とを組み合わせて実行するものである。
り、除湿運転で吸湿を続けると吸着剤26の活性が低下
する。このため、制御手段40は、所定時間が経過する
と吸着剤26を活性化する再生工程を実行する。再生工
程では、制御手段40は駆動モータ29aを駆動して、
図2に示しているd側を閉じるように、また再生加熱手
段27を通電するように制御する。このため、第2の送
風ファン17が送風する空気は再生加熱手段27によっ
て加熱されて高温となって吸着剤26と接触する。この
ため吸着剤26は、吸着していた大量の水分を放出して
再び活性化する。この水分は、除湿再生切り換えダンパ
29がd側となっているため、再生経路34を流れて排
気口31から排気される。すなわち、図4に示している
ように、排気ダクト37から屋外に排気されるものであ
る。本実施例の制御手段40は、除湿運転では必ず、前
記吸着剤26による吸着運転と、吸着剤26を活性化す
る再生運転とを組み合わせて実行するものである。
【0021】使用者の指示が中乾燥である場合には、制
御手段40は、前記循環加熱手段21に対する通電を実
行しないものである。従って、第1の送風ファン16が
送風する空気は、常温の状態で浴室14を循環し、第2
の送風ファン17の送風が除湿運転を行うものである。
つまり、浴室内がそれほど多湿の状態でない場合には、
使用者はこの運転モードを選択して、浴室内を低湿状態
に保持してカビの発生を防止できるものである。
御手段40は、前記循環加熱手段21に対する通電を実
行しないものである。従って、第1の送風ファン16が
送風する空気は、常温の状態で浴室14を循環し、第2
の送風ファン17の送風が除湿運転を行うものである。
つまり、浴室内がそれほど多湿の状態でない場合には、
使用者はこの運転モードを選択して、浴室内を低湿状態
に保持してカビの発生を防止できるものである。
【0022】また必要に応じて、使用者は弱乾燥を指示
することもできる。この場合は制御手段40は、駆動モ
ータ28aを駆動して換気除湿切り換えダンパを図2に
示しているようにb側とするものである。従って、第2
の送風ファン17は第1の吸気口22から吸気した浴室
内の空気を、換気経路33から排気口31・排気ダクト
37から屋外に排気するものである。すなわち、循環加
熱手段21に対する通電を実行せずに、常温の状態で浴
室14を循環しながら換気運転を実行するものである。
この換気運転によって、図3に示しているように、洗面
所側の空気がすなわち低湿の空気が浴室14内に侵入し
て、浴室14の空気と入れ替わるものである。この弱運
転によっても、例えば乾燥季節時には、浴室内にカビが
発生することを十分防止できるものである。
することもできる。この場合は制御手段40は、駆動モ
ータ28aを駆動して換気除湿切り換えダンパを図2に
示しているようにb側とするものである。従って、第2
の送風ファン17は第1の吸気口22から吸気した浴室
内の空気を、換気経路33から排気口31・排気ダクト
37から屋外に排気するものである。すなわち、循環加
熱手段21に対する通電を実行せずに、常温の状態で浴
室14を循環しながら換気運転を実行するものである。
この換気運転によって、図3に示しているように、洗面
所側の空気がすなわち低湿の空気が浴室14内に侵入し
て、浴室14の空気と入れ替わるものである。この弱運
転によっても、例えば乾燥季節時には、浴室内にカビが
発生することを十分防止できるものである。
【0023】以上のように本実施例によれば、第1の送
風ファン16が送風する空気が流れる循環経路24と、
第2の送風ファン17が送風する空気が流れる除湿経路
32とを二段積み構成とし、第1の送風ファン16と第
2の送風ファン17とを1個のモータ18によって駆動
する構成としているため、小型化した浴室乾燥機を実現
しているものである。
風ファン16が送風する空気が流れる循環経路24と、
第2の送風ファン17が送風する空気が流れる除湿経路
32とを二段積み構成とし、第1の送風ファン16と第
2の送風ファン17とを1個のモータ18によって駆動
する構成としているため、小型化した浴室乾燥機を実現
しているものである。
【0024】またこのとき、循環経路24と除湿経路3
2とは、浴室14側を下方として下段に循環経路24を
上段に除湿経路32を配置しているものである。このた
め、浴室14内で洗濯衣類を乾燥するような場合にも非
常に有効な構成となっているものである。すなわち、循
環加熱手段21を動作させて、吹き出し口23から温風
を衣類に向けて送風でき、同時に吹き出し口34からは
除湿手段として使用している吸着剤26によって水分を
吸着し乾燥した空気を吹き出し口34から吹き出してい
るものである。つまり、温風と低湿の空気とが同時に衣
類に直接接触するものであり、洗濯衣類の乾燥速度が高
められて、省エネルギーで衣類を乾燥することができ
る。
2とは、浴室14側を下方として下段に循環経路24を
上段に除湿経路32を配置しているものである。このた
め、浴室14内で洗濯衣類を乾燥するような場合にも非
常に有効な構成となっているものである。すなわち、循
環加熱手段21を動作させて、吹き出し口23から温風
を衣類に向けて送風でき、同時に吹き出し口34からは
除湿手段として使用している吸着剤26によって水分を
吸着し乾燥した空気を吹き出し口34から吹き出してい
るものである。つまり、温風と低湿の空気とが同時に衣
類に直接接触するものであり、洗濯衣類の乾燥速度が高
められて、省エネルギーで衣類を乾燥することができ
る。
【0025】また、循環経路24と除湿経路32とを二
段積み構成としているため、装置を小さくコンパクトに
できるものである。従って装置を天井に取り付ける際の
天井の開口面積を小さくでき、また施工時間も短縮でき
る。
段積み構成としているため、装置を小さくコンパクトに
できるものである。従って装置を天井に取り付ける際の
天井の開口面積を小さくでき、また施工時間も短縮でき
る。
【0026】また本実施例においては、浴室側を下方と
して下段に循環経路24を、上段に除湿経路32を配置
しているものである。循環風量として2〜2.5m3/mi
nの大風量を確保するためには、第1の送風ファン16
の吸い込み側及び吹き出し側の風路抵抗を小さくするこ
とが必要である。この点本実施例によれば、第1の吸気
口22が第1の送風ファン16に近接しており、更に循
環経路24には循環加熱手段21が配置されているだけ
であるため、風路抵抗が非常に小さいものである。つま
り風路抵抗の小さい循環経路24を下段に配置すること
によって、大風量の空気を浴室内を循環するように送風
でき、乾燥時間を短縮できるものである。同時に、除湿
経路32を上段に配置することによって、図4に示して
いるように、排気口31と浴室天井から距離Hを必要な
だけ確保でき、排気ダクト37との接続工事が容易にで
きるものである。
して下段に循環経路24を、上段に除湿経路32を配置
しているものである。循環風量として2〜2.5m3/mi
nの大風量を確保するためには、第1の送風ファン16
の吸い込み側及び吹き出し側の風路抵抗を小さくするこ
とが必要である。この点本実施例によれば、第1の吸気
口22が第1の送風ファン16に近接しており、更に循
環経路24には循環加熱手段21が配置されているだけ
であるため、風路抵抗が非常に小さいものである。つま
り風路抵抗の小さい循環経路24を下段に配置すること
によって、大風量の空気を浴室内を循環するように送風
でき、乾燥時間を短縮できるものである。同時に、除湿
経路32を上段に配置することによって、図4に示して
いるように、排気口31と浴室天井から距離Hを必要な
だけ確保でき、排気ダクト37との接続工事が容易にで
きるものである。
【0027】また本実施例においては、制御手段40
が、運転停止時には図5に示しているように、換気除湿
切り換えダンパ28を換気経路33側に、除湿再生切り
換えダンパ29を再生経路34側に開放保持するように
しているものである。この状態は、循環経路32に設け
ている吸着剤26と再生加熱手段27とを浴室14から
分離独立した環境においているものである。つまり、入
浴によって浴室内が多湿状態となっても、吸着剤26と
再生加熱手段27を低湿度環境下に置くことができるも
のである。このため、再生加熱手段27は腐食が抑えら
れ長期間断線等の心配が無く信頼性を維持でき、また吸
着剤26は活性を維持できるものである。
が、運転停止時には図5に示しているように、換気除湿
切り換えダンパ28を換気経路33側に、除湿再生切り
換えダンパ29を再生経路34側に開放保持するように
しているものである。この状態は、循環経路32に設け
ている吸着剤26と再生加熱手段27とを浴室14から
分離独立した環境においているものである。つまり、入
浴によって浴室内が多湿状態となっても、吸着剤26と
再生加熱手段27を低湿度環境下に置くことができるも
のである。このため、再生加熱手段27は腐食が抑えら
れ長期間断線等の心配が無く信頼性を維持でき、また吸
着剤26は活性を維持できるものである。
【0028】また本実施例では、制御手段40は、吸着
工程と再生工程とを交互に繰り返す除湿運転を行い、吸
着工程終了後に運転を終了し、運転終了時には換気除湿
切り換えダンパ28を換気経路33側に、除湿再生切り
換えダンパ29を再生経路34側に開放保持しているも
のである。この再生工程では、再生加熱手段27を通電
して高温の空気を使用しているため、吸着剤26・再生
加熱手段27・循環経路32等の温度は高くなる。この
点本実施例では、吸着工程終了後に運転を終了し、運転
終了時には換気除湿切り換えダンパ28を換気経路33
側に、除湿再生切り換えダンパ29を再生経路34側に
開放保持しているものである。このため、吸着剤26と
再生加熱手段27を半密閉空間に設けたことになり、温
度の低い吸着工程で運転を終了するようにしているた
め、循環経路24と除湿経路32とを常温にまで低下で
きる。このため、再生加熱手段27・換気除湿切り換え
ダンパ28・除湿再生切り換えダンパ29等の温度上昇
を抑えることができ信頼性を高めることができる。
工程と再生工程とを交互に繰り返す除湿運転を行い、吸
着工程終了後に運転を終了し、運転終了時には換気除湿
切り換えダンパ28を換気経路33側に、除湿再生切り
換えダンパ29を再生経路34側に開放保持しているも
のである。この再生工程では、再生加熱手段27を通電
して高温の空気を使用しているため、吸着剤26・再生
加熱手段27・循環経路32等の温度は高くなる。この
点本実施例では、吸着工程終了後に運転を終了し、運転
終了時には換気除湿切り換えダンパ28を換気経路33
側に、除湿再生切り換えダンパ29を再生経路34側に
開放保持しているものである。このため、吸着剤26と
再生加熱手段27を半密閉空間に設けたことになり、温
度の低い吸着工程で運転を終了するようにしているた
め、循環経路24と除湿経路32とを常温にまで低下で
きる。このため、再生加熱手段27・換気除湿切り換え
ダンパ28・除湿再生切り換えダンパ29等の温度上昇
を抑えることができ信頼性を高めることができる。
【0029】また本実施例においては、モータ12と、
制御手段40と、換気除湿切り換えダンパ28を駆動す
る駆動モータ28aと、除湿再生切り換えダンパ29を
駆動する駆動モータ29aとは、循環経路と除湿経路及
び浴室とから分離独立した空間に配置しているものであ
る。このため、前記電気部品は特別な防湿構造が不要で
腐食の心配が無く、低コストで実現できるものである。
制御手段40と、換気除湿切り換えダンパ28を駆動す
る駆動モータ28aと、除湿再生切り換えダンパ29を
駆動する駆動モータ29aとは、循環経路と除湿経路及
び浴室とから分離独立した空間に配置しているものであ
る。このため、前記電気部品は特別な防湿構造が不要で
腐食の心配が無く、低コストで実現できるものである。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、浴室内の空
気を吸気送風する第1・第2の送風ファンと、第1の送
風ファンが送風する空気が流れる循環加熱手段を有する
循環経路と、第2の送風ファンが送風する空気が流れる
除湿手段を有する除湿経路と、除湿経路の一部に接続し
て設けた浴室内の空気を屋外に排気する換気経路と、除
湿手段が発生する水分を屋外に排気する再生経路と、前
記第1・第2の送風ファンを駆動する1個のモータと、
除湿経路中に設けた換気経路と除湿経路に風路を切り換
える換気除湿切り換えダンパと、除湿経路中に設けた除
湿経路と再生経路に風路を切り換える除湿再生切り換え
ダンパとを備え、前記第1・第2の送風ファンと循環経
路及び除湿経路を二段積みにした構成として、小型化し
た浴室乾燥機を実現するものである。
気を吸気送風する第1・第2の送風ファンと、第1の送
風ファンが送風する空気が流れる循環加熱手段を有する
循環経路と、第2の送風ファンが送風する空気が流れる
除湿手段を有する除湿経路と、除湿経路の一部に接続し
て設けた浴室内の空気を屋外に排気する換気経路と、除
湿手段が発生する水分を屋外に排気する再生経路と、前
記第1・第2の送風ファンを駆動する1個のモータと、
除湿経路中に設けた換気経路と除湿経路に風路を切り換
える換気除湿切り換えダンパと、除湿経路中に設けた除
湿経路と再生経路に風路を切り換える除湿再生切り換え
ダンパとを備え、前記第1・第2の送風ファンと循環経
路及び除湿経路を二段積みにした構成として、小型化し
た浴室乾燥機を実現するものである。
【0031】請求項2に記載した発明は、循環経路と除
湿経路は、浴室側を下方として下段に循環経路を上段に
除湿経路を配置した構成として、乾燥時間を短縮でき、
かつ排気ダクトとの接続工事が容易な浴室乾燥機を実現
するものである。
湿経路は、浴室側を下方として下段に循環経路を上段に
除湿経路を配置した構成として、乾燥時間を短縮でき、
かつ排気ダクトとの接続工事が容易な浴室乾燥機を実現
するものである。
【0032】請求項3に記載した発明は、浴室内の空気
を吸気送風する第1・第2の送風ファンと、第1の送風
ファンが送風する空気が流れる循環加熱手段を有する循
環経路と、第2の送風ファンが送風する空気が流れる除
湿手段を有する除湿経路と、除湿経路の一部に接続して
設けた浴室内の空気を屋外に排気する換気経路と、除湿
手段が発生する水分を屋外に排気する再生経路と、前記
第1・第2の送風ファンを駆動する1個のモータと、再
生加熱手段の上流側に配置した換気経路と除湿経路とを
切り換える換気除湿切り換えダンパと、吸着剤の下流側
に配置した除湿経路と再生経路を切り換える除湿再生切
り換えダンパと、前記モータと再生加熱手段と換気除湿
切換ダンパと除湿再生切換ダンパとを制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、運転停止時には換気除湿切
り換えダンパを換気経路側に、除湿再生切り換えダンパ
を再生経路側に開放保持する構成として、浴室内が多湿
状態となっても、吸着剤と再生加熱手段とを低湿状態に
保持でき、動作信頼性を高めた浴室乾燥機を実現するも
のである。
を吸気送風する第1・第2の送風ファンと、第1の送風
ファンが送風する空気が流れる循環加熱手段を有する循
環経路と、第2の送風ファンが送風する空気が流れる除
湿手段を有する除湿経路と、除湿経路の一部に接続して
設けた浴室内の空気を屋外に排気する換気経路と、除湿
手段が発生する水分を屋外に排気する再生経路と、前記
第1・第2の送風ファンを駆動する1個のモータと、再
生加熱手段の上流側に配置した換気経路と除湿経路とを
切り換える換気除湿切り換えダンパと、吸着剤の下流側
に配置した除湿経路と再生経路を切り換える除湿再生切
り換えダンパと、前記モータと再生加熱手段と換気除湿
切換ダンパと除湿再生切換ダンパとを制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、運転停止時には換気除湿切
り換えダンパを換気経路側に、除湿再生切り換えダンパ
を再生経路側に開放保持する構成として、浴室内が多湿
状態となっても、吸着剤と再生加熱手段とを低湿状態に
保持でき、動作信頼性を高めた浴室乾燥機を実現するも
のである。
【0033】請求項4に記載した発明は、浴室内の空気
を吸気送風する第1・第2の送風ファンと、第1の送風
ファンが送風する空気が流れる循環加熱手段を有する循
環経路と、第2の送風ファンが送風する空気が流れる除
湿手段を有する除湿経路と、除湿経路の一部に接続して
設けた浴室内の空気を屋外に排気する換気経路と、除湿
手段が発生する水分を屋外に排気する再生経路と、前記
第1・第2の送風ファンを駆動する1個のモータと、再
生加熱手段の上流側に配置した換気経路と除湿経路とを
切り換える換気除湿切り換えダンパと、吸着剤の下流側
に配置した除湿経路と再生経路を切り換える除湿再生切
り換えダンパと、前記モータと再生加熱手段と換気除湿
切換ダンパと除湿再生切換ダンパとを制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、吸着工程と再生工程とを交
互に繰り返す除湿運転を行い、吸着工程終了後に運転を
終了し、運転終了時には換気除湿切り換えダンパを換気
経路側に、除湿再生切り換えダンパを再生経路側に開放
保持する構成として、内部の温度上昇を抑え、動作信頼
性の高い浴室乾燥機を実現するものである。
を吸気送風する第1・第2の送風ファンと、第1の送風
ファンが送風する空気が流れる循環加熱手段を有する循
環経路と、第2の送風ファンが送風する空気が流れる除
湿手段を有する除湿経路と、除湿経路の一部に接続して
設けた浴室内の空気を屋外に排気する換気経路と、除湿
手段が発生する水分を屋外に排気する再生経路と、前記
第1・第2の送風ファンを駆動する1個のモータと、再
生加熱手段の上流側に配置した換気経路と除湿経路とを
切り換える換気除湿切り換えダンパと、吸着剤の下流側
に配置した除湿経路と再生経路を切り換える除湿再生切
り換えダンパと、前記モータと再生加熱手段と換気除湿
切換ダンパと除湿再生切換ダンパとを制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、吸着工程と再生工程とを交
互に繰り返す除湿運転を行い、吸着工程終了後に運転を
終了し、運転終了時には換気除湿切り換えダンパを換気
経路側に、除湿再生切り換えダンパを再生経路側に開放
保持する構成として、内部の温度上昇を抑え、動作信頼
性の高い浴室乾燥機を実現するものである。
【0034】請求項5に記載した発明は、モータと、制
御手段と、換気除湿切り換えダンパを駆動する駆動モー
タと、除湿再生切り換えダンパを駆動する駆動モータと
は、循環経路と除湿経路及び浴室とから分離独立した空
間に配置した構成として、防湿構造が不要の電気部品を
使用できる浴室乾燥機を実現するものである。
御手段と、換気除湿切り換えダンパを駆動する駆動モー
タと、除湿再生切り換えダンパを駆動する駆動モータと
は、循環経路と除湿経路及び浴室とから分離独立した空
間に配置した構成として、防湿構造が不要の電気部品を
使用できる浴室乾燥機を実現するものである。
【図1】本発明の実施例の構造を示す浴室乾燥機の断面
図
図
【図2】同、浴室乾燥機の平面断面図
【図3】同、浴室乾燥機の取り付け構造を示す説明図
【図4】同、第1の送風ファン・第2の送風ファン付近
の構成を示す断面図
の構成を示す断面図
【図5】同、動作停止時のダンパの位置を説明する断面
図
図
【図6】同、要部の構成を示す分解斜視図
【図7】同、装置の特性を示す特性図
【図8】従来の浴室乾燥機の構成を示す平面図
【図9】同、取付状態を説明する断面図
16 第1の送風ファン 17 第2の送風ファン 18 モータ 19 基板 20 循環風胴 21 循環加熱手段 22 第1の吸気口 23 吹き出し口 24 循環経路 26 吸着剤 27 再生用加熱手段 28 換気除湿切り換えダンパ 29 除湿再生切り換えダンパ 32 除湿経路 33 換気経路 34 再生経路 35 第2の吸気口 36 カバー 40 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶浦 智彰 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 浴室内の空気を吸気送風する第1・第2
の送風ファンと、第1の送風ファンが送風する空気が流
れる循環加熱手段を有する循環経路と、第2の送風ファ
ンが送風する空気が流れる除湿手段を有する除湿経路
と、除湿経路の一部に接続して設けた浴室内の空気を屋
外に排気する換気経路と、除湿手段が発生する水分を屋
外に排気する再生経路と、前記第1・第2の送風ファン
を駆動する1個のモータと、除湿経路中に設けた換気経
路と除湿経路に風路を切り換える換気除湿切り換えダン
パと、除湿経路中に設けた除湿経路と再生経路に風路を
切り換える除湿再生切り換えダンパとを備え、前記第1
・第2の送風ファンと循環経路及び除湿経路を二段積み
構成とした浴室乾燥機。 - 【請求項2】 循環経路と除湿経路は、浴室側を下方と
して下段に循環経路を上段に除湿経路を配置した請求項
1に記載した浴室乾燥機。 - 【請求項3】 浴室内の空気を吸気送風する第1・第2
の送風ファンと、第1の送風ファンが送風する空気が流
れる循環加熱手段を有する循環経路と、第2の送風ファ
ンが送風する空気が流れる除湿手段を有する除湿経路
と、除湿経路の一部に接続して設けた浴室内の空気を屋
外に排気する換気経路と、除湿手段が発生する水分を屋
外に排気する再生経路と、前記第1・第2の送風ファン
を駆動する1個のモータと、再生加熱手段の上流側に配
置した換気経路と除湿経路とを切り換える換気除湿切り
換えダンパと、吸着剤の下流側に配置した除湿経路と再
生経路を切り換える除湿再生切り換えダンパと、前記モ
ータと再生加熱手段と換気除湿切換ダンパと除湿再生切
換ダンパとを制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、運転停止時には換気除湿切り換えダンパを換気経路
側に、除湿再生切り換えダンパを再生経路側に開放保持
する浴室乾燥機。 - 【請求項4】 浴室内の空気を吸気送風する第1・第2
の送風ファンと、第1の送風ファンが送風する空気が流
れる循環加熱手段を有する循環経路と、第2の送風ファ
ンが送風する空気が流れる除湿手段を有する除湿経路
と、除湿経路の一部に接続して設けた浴室内の空気を屋
外に排気する換気経路と、除湿手段が発生する水分を屋
外に排気する再生経路と、前記第1・第2の送風ファン
を駆動する1個のモータと、再生加熱手段の上流側に配
置した換気経路と除湿経路とを切り換える換気除湿切り
換えダンパと、吸着剤の下流側に配置した除湿経路と再
生経路を切り換える除湿再生切り換えダンパと、前記モ
ータと再生加熱手段と換気除湿切換ダンパと除湿再生切
換ダンパとを制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、吸着工程と再生工程とを交互に繰り返す除湿運転を
行い、吸着工程終了後に運転を終了し、運転終了時には
換気除湿切り換えダンパを換気経路側に、除湿再生切り
換えダンパを再生経路側に開放保持する浴室乾燥機。 - 【請求項5】 モータと、制御手段と、換気除湿切り換
えダンパを駆動する駆動モータと、除湿再生切り換えダ
ンパを駆動する駆動モータとは、循環経路と除湿経路及
び浴室とから分離独立した空間に配置している請求項2
から4のいずれか1項に記載した浴室乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18336297A JPH1130435A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 浴室乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18336297A JPH1130435A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 浴室乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1130435A true JPH1130435A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16134442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18336297A Pending JPH1130435A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 浴室乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1130435A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005164148A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Daikin Ind Ltd | 調湿装置 |
KR100994080B1 (ko) | 2008-04-14 | 2010-11-12 | 박병일 | 음식물 쓰레기 건조 처리기 |
CN104964444A (zh) * | 2015-05-18 | 2015-10-07 | 上海理工大学 | 浴室取暖设备 |
CN115485520A (zh) * | 2020-05-14 | 2022-12-16 | 松下知识产权经营株式会社 | 干燥机、干燥方法及除湿过滤器 |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP18336297A patent/JPH1130435A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005164148A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Daikin Ind Ltd | 調湿装置 |
KR100994080B1 (ko) | 2008-04-14 | 2010-11-12 | 박병일 | 음식물 쓰레기 건조 처리기 |
CN104964444A (zh) * | 2015-05-18 | 2015-10-07 | 上海理工大学 | 浴室取暖设备 |
CN115485520A (zh) * | 2020-05-14 | 2022-12-16 | 松下知识产权经营株式会社 | 干燥机、干燥方法及除湿过滤器 |
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