JP3807028B2 - 浴室乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭の浴室で使用して、入浴後の浴室内の水滴を乾燥させて、浴室内の空気の相対湿度を低減する機能を有する浴室乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来例の浴室乾燥機の構造を示している。図5は浴室乾燥機を浴室に設置した場合の空気の流れを示すものである。本体1は、第1の送風機2と第2の送風機3とヒータ4を有している。
【0003】
以上の構成で、本体1を図5に示しているように浴室の天井に配置して使用するものである。浴室を乾燥運転するときは、第1の送風機2と第2の送風機3とヒータ4を通電する。ヒータ4によって加熱された温風が第2の送風機3によって浴室内を循環して、浴室内の水滴を蒸発させる。同時に第1の送風機2によって、発生した湿気を室外に排出するものである。こうして、浴室内の乾燥は進行する。また換気時には、図5に示しているように浴室ドアに設けたグリル5を通して、浴室外の洗面所から外気が流入するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成の浴室乾燥機は、乾燥運転の初期の段階から空気加熱を行っており、浴室外の空気の乾燥能力を有効に活用していないものである。また、換気によって、乾燥のために上げた浴室内の温度を下げているものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、換気風路から排気口に浴室内の空気を排気する換気運転と、浴室内の空気を吸気口から循環風路を経て吐出口へと循環させる循環運転を実行した後、換気運転をせずに循環運転と、浴室内の空気を吸気口から除湿風路を経て吐出口へと循環させる除湿運転とを実行するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、浴室内に開口した吸気口及び吐出口と、浴室外に開口した排気口と、前記吸気口と排気口とを連絡する換気風路と、前記吸気口と吐出口とを連絡する除湿風路及び循環風路と、前記吸気口に配置した第1及び第2の送風機と、前記除湿風路中に配置した除湿手段とを備え、前記第1の送風機を運転して前記換気風路から前記排気口に浴室内の空気を排気する換気運転と、前記第2の送風機を運転して浴室内の空気を前記吸気口から前記循環風路を経て前記吐出口へと循環させる循環運転を実行した後、換気運転をせずに循環運転と、前記第1の送風機と前記除湿手段とを同時に運転して浴室内の空気を前記吸気口から前記除湿風路を経て前記吐出口へと循環させる除湿運転とを実行するようにしたものであり、浴室全体が濡れて多湿の間は循環運転と換気運転のみを実行し、その後、換気運転をせずに循環運転と除湿運転とを実行して、省エネルギーで浴室を乾燥するものである。
【0007】
請求項2に記載した発明は、浴室内に開口した第1の吸気口及び第2の吸気口と、浴室内に開口した第1の吐出口及び第2の吐出口と、浴室外に開口した排気口と、前記第1の吸気口と排気口とを連絡する換気風路と、第1の吸気口と第1の吐出口とを連絡する除湿風路と、第2の吸気口と第2の吐出口とを連絡する循環風路と、前記第1の吸気口に配置した第1の送風機と、第2の吸気口に配置した第2の送風機と、前記除湿風路中に配置した除湿手段とを備え、前記第1の吸気口に配置した前記第1の送風機を運転して前記換気風路から前記排気口に浴室内の空気を排気する換気運転と、前記第2の吸気口に配置した前記第2の送風機を運転して浴室内の空気を前記第2の吸気口から前記循環風路を経て前記第2の吐出口へと循環させる循環運転を実行した後、換気運転をせずに循環運転と、前記第1の送風機と前記除湿手段とを同時に運転して浴室内の空気を前記第1の吸気口から前記除湿風路を経て前記第1の吐出口へと循環させる除湿運転とを実行するようにしたものであり、浴室全体が濡れて多湿の間は循環運転と換気運転のみを実行し、その後、換気運転をせずに循環運転と除湿運転とを実行して、省エネルギーで浴室を乾燥するものである。
【0008】
請求項3に記載した発明は、除湿手段は、湿気を吸着する吸着剤と、前記吸着剤を再生する再生加熱手段と、除湿風路と排気口とを接続する再生風路と、前記吸着剤を通過した後の空気を吐出口側と前記再生風路側とに切り換える再生風路切換手段とを備え、前記除湿風路内の風上側に前記再生加熱手段を、次に前記吸着剤を、さらに風下側に前記再生風路と再生風路切換手段を配置したものであり、吸着剤の再生で発生する湿気を換気風路と共通の排気口を利用して浴室外に排出でき、吸着剤を使った除湿が容易にできる浴室乾燥機としている。
【0009】
請求項4に記載した発明は、除湿手段は、冷媒と冷媒循環手段と熱交換器からなる冷却器と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段とを備えたものであり、除湿中は湿気を排出するために換気をする必要がなく、連続した除湿運転が実行でき、より短時間で浴室を乾燥することができるものである。
【0010】
請求項5に記載した発明は、除湿手段は、冷媒と冷媒循環手段と熱交換器からなる冷却器と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段と、浴室空気を加熱する加熱手段とを備えたものであり、冷却・除湿によって多湿になる浴室内の空気を加熱することで相対湿度を下げることができ、連続した除湿運転が実行でき、より短時間で浴室を乾燥することができるものである。
【0011】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例を図1を用いて説明する。図1は本実施例の構成を示す断面図である。本体6は、図5に示した従来例と同様、浴室の天井に配置している。本体6には、浴室内に開口した第1の吸気口7a及び第2の吸気口7bと、浴室内に開口した第1の吐出口8a及び第2の吐出口8bと、浴室外に開口した排気口9と、第1の吸気口7aと排気口9とを連絡する換気風路14と、第1の吸気口7aと第1の吐出口8aとを連絡する除湿風路15と、第2の吸気口7bと第2の吐出口8bとを連絡する循環風路16と、第1の吸気口7aに配置した第1の送風機10と、第2の吸気口7bに配置した第2の送風機11と、除湿風路15中に配置した除湿手段13とを備えている。
【0012】
除湿手段13は、湿気を吸着する吸着剤17と、吸着剤17が吸着した湿気を脱着して吸着剤17を再生する再生加熱手段18と、除湿風路15と排気口9とを接続している再生風路19と、再生風路切換手段20とによって構成している。再生風路切換手段20は、吸着剤17を通過した後の空気の流れを吐出口8a側と再生風路19側とに切り換えている。また、前記吸着剤17・再生加熱手段18・再生風路19・再生風路切換手段20は、この順序で除湿風路中に配置している。つまり風上側に再生加熱手段18を、次に吸着剤17を、さらに風下側に再生風路19と再生風路切換手段20とを配置している。本実施例では、吸着剤17としてゼオライトやシリカゲルを使用している。再生加熱手段18としてはニクロムヒータなどの電気ヒータを使用しているが、特にこれに限定するものではなく、ガス燃焼加熱や電磁誘導加熱なども使用できる。また、排気口9には屋外等に開口している風洞を接続している。
【0013】
以下、本実施例の動作について説明する。入浴後など浴室内の全面に水滴が付着して多湿の間は、換気と循環によって乾燥を行う。つまり、換気風路切換手段12を換気風路14側が開口するように制御し、この状態で第1の送風機10を作動するものである。第1の送風機10は、浴室内の多湿の空気を第1の吸気口7aから吸気して、排気口9から排気口9に接続した風洞を介して屋外に排気する。浴室内の空気が排気されると、同時に浴室に隣接している洗面所の空気が浴室ドアのグリル5から流入する。すなわち浴室内の空気を浴室外に換気するものである。また同時に第2の送風機11が始動して、浴室内の空気を第2の吸気口7bから吸気して第2の吐出口8bに戻す循環を実行する。換気動作による浴室内の空気の流れは、浴室ドアのグリル5から第1の吸気口7aへ向けてのスムーズな一過性の流れであり、換気による風の流れが浴室内の全面に回ることは少ないものである。しかし、換気運転に併せて循環運転を実行した場合には、空気は撹拌されるため、換気で導入される浴室外の比較的低湿の空気が浴室内の空気と混合されて、浴室内の湿度を低減できるものである。また、この循環による空気の流れは、効率よく浴室内の壁面・天井面・床面と接触して、表面に付着している水滴を蒸発させるものである。すなわち、換気と循環とによって、湿度が低減された空気が浴室内の全面と接触して、浴室の乾燥が進行するものである。
【0014】
浴室内の乾燥が進行して水滴の残量が減少すれば、浴室外の空気を利用しても乾燥の進行が期待できないため、本実施例では循環と除湿を行うようにしている。つまり、換気風路切換手段12を除湿風路15側が開口するように制御し、この状態で第1の送風機10が動作するものである。これによって、浴室内の空気は第1の吸気口7aから吸気されて除湿風路15に送られる。除湿風路15中には吸着剤17を配置してあり、吸着剤17と接触した空気は吸着剤17に水分を吸着されて除湿され、相対湿度の低い空気となる。また、この空気は吸着剤17の吸着熱を受けており、温度が上昇している。つまり、吸着剤17を通過した後の空気は、湿気が除去された状態で温度が上昇しており、相対湿度がかなり低くなっているものである。つまり、乾燥能力が高まっているものである。この空気は第1の吐出口8aから浴室内に送られる。同時に、第2の送風機11が作動して浴室内の空気を循環させる。つまり、浴室内の空気を第2の吸気口7bから吸気して、第2の吐出口8bに戻している。つまり、除湿によって浴室内の空気をさらに低湿にして、大風量の空気を循環して効率よく浴室内全体に当て、さらに速く水滴を蒸発させているものである。
【0015】
吸着剤17の水分吸着量には限界があり、除湿を続けると水分吸着量が減少するため、浴室の多量の空気を除湿するには除湿中に吸着剤17を再生する再生運転が必要がある。本実施例では、吸着剤17による除湿は、吸着運転と再生運転とを組み合わせた時間管理によるサイクル運転を基本としている。この再生運転は、再生風路切換手段20を再生風路19側が開口するようにして、第1の送風機10と再生用加熱手段18を通電するものである。こうすることによって、第1の送風機10が第1の吸気口7aから吸気した空気は再生加熱手段18によって高温となって、吸着剤17と接触するものである。吸着剤17はこの高温の空気によって吸着していた水分を脱着されて、再び活性化する。吸着剤が脱着した水分を含んで多湿となった空気は、再生風路19を通って、排気口9から排気される。このように本実施例では、吸着と再生とを繰り返すようにして、浴室内の空気を除湿し続けるようにしている。
【0016】
前記吸着と再生の時間は、吸着剤17としてゼオライトを使用する場合は、ゼオライトの重量や通過させる風量、再生温度等によって変わるが、4分間吸着4分間再生程度の時間配分になる。
【0017】
水滴の蒸発量を増やすためには、水滴と接触する空気の量を多くする、つまり循環風量を大きく設定する必要があるが、吸着剤17を使用する構成としている場合には、吸着剤による圧力損失が大きいため、循環に必要な大風量を得ることは容易ではないものである。この点、本実施例では除湿風路15とは別に循環風路16を設けているものである。このため、除湿に最適な除湿風量と水滴の蒸発に最適な循環風量とが容易に得られるものである。
【0018】
なお本実施例では、第1の吸気口7aと第2の吸気口7b、第1の吐出口8aと第2の吐出口8bを別に設けているが、共通の吸気口・共通の吐出口とすることは容易にできるものである。
【0019】
以上のように、本実施例によれば、浴室内の全面が濡れて多湿の間は、換気と循環によって浴室外の比較的低湿の空気を利用して乾燥を行い、乾燥が進んで水滴の残量が減少すれば除湿と循環を行うようにしているため、省エネルギーで素速く乾燥ができる浴室乾燥機を実現するものである。
【0020】
(実施例2)
次に、本発明の第2の実施例について図2を用いて説明する。図2は本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、除湿手段13として、冷媒21と冷媒循環手段22と熱交換器23からなる冷却器24と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段25とを使用している。冷媒21がフロンなどのガスの場合には、冷媒循環手段22としては圧縮機26を、熱交換器23としては蒸発器27と凝縮器28を使用できる。
【0021】
以下本実施例の動作について説明する。実施例1と同様にして浴室内の乾燥が進行して、浴室内の水滴の残量が減少した段階で、本実施例でも循環と除湿を行っている。つまり換気風路切換手段12を、除湿風路15側が開口するように制御して、第1の送風機10を運転するものである。第1の送風機10が運転されると、浴室内の空気は第1の吸気口7aから吸気され、除湿風路15に送風される。蒸発器27では冷媒21が気化して気化熱を奪っている。このため、送風された空気が蒸発器27に接触すると冷却され除湿される。このときに発生する結露水は、水処理手段25に集められ浴室外に流出する。蒸発器27を通過した空気が蒸発器28に達すると、凝縮器28では冷媒21が液化して凝縮熱を放熱しているため、この凝縮熱を受けて昇温され、乾いた乾燥空気なる。この乾燥空気は、第1の吐出口8aから浴室内に送られる。
【0022】
このとき、同時に第2の送風機11が作動している。つまり、浴室内の空気を第2の吸気口7bから吸気して第2の吐出口8bに戻す循環運転を実行している。このため実施例1で説明したように、浴室内の空気が撹拌されるため、除湿による低湿の温風と浴室内の空気とが混合されて、浴室内の湿度を低減できるものである。また、この循環による空気の流れは、効率よく浴室内の壁面・天井面・床面と接触して、表面に付着している水滴を蒸発させるものである。すなわち、除湿と循環とによって、湿度が低減された空気が浴室内の全面と接触して、浴室の乾燥が進行するものである。
【0023】
このとき本実施例では、除湿風路15とは別に循環風路16を設けているものである。このため、除湿に最適な除湿風量と水滴の蒸発に最適な循環風量とが容易に得られるものである。つまり、水滴の蒸発量を増やすためには、水滴と接触する空気の量を多くする、つまり循環風量を大きく設定する必要があるが、熱交換機23を使用する構成としている場合には、熱交換機23の表面に並んでいるフィンによる圧力損失が大きいため、循環に必要な大風量を得ることは容易ではないものである。この点、本実施例では、除湿風路15とは別に循環風路16を設けているので、除湿に最適な除湿風量と水滴の蒸発に最適な循環風量とを容易に得ることができるものである。
【0024】
また実施例1で説明した吸着剤を使用する構成の場合には吸着剤17を活性化する再生運転を必要としているものであるが、本実施例の冷凍方式では連続した除湿運転が実行できるものである。より短時間で浴室を乾燥することができるものである。
【0025】
(実施例3)
続いて本発明の第3の実施例について説明する。図3は本実施例の構成を示す断面図である。本実施例では、除湿手段13を、冷媒21と冷媒循環手段22と熱交換器23からなる冷却器24と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段25によって構成している。冷媒21としては水道水を使用しており、冷媒循環手段22としてポンプ29と加熱手段30とを使用している。
【0026】
以下本実施例の動作について説明する。本実施例でも、浴室内の乾燥が所定のレベルまで進んでからは、循環運転と除湿運転を行っているものである。つまり、換気風路切換手段12を除湿風路15側が開口するように制御して、この状態で第1の送風機10を運転するものである。第1の送風機10を運転すると、浴室内の空気は第1の吸気口7aから吸気され、除湿風路15に送風される。この空気は、冷媒21である水道水が流れている熱交換器23と接触して、冷却除湿される。冷却除湿によって発生した結露水は、水処理手段25によって浴室外に排出される。この冷却除湿された空気は加熱手段30によって加熱され、乾いた温風となって、第1の吐出口8aから浴室内に送られる。
【0027】
このとき同時に、実施例1・実施例2で説明したように、第2の送風機11が循環運転を実行しているものである。つまり、浴室内の空気を第2の吸気口7bから吸気して第2の吐出口8bに戻しているものである。こうして浴室内の空気は撹拌され、除湿による低湿の温風と浴室内の空気とが混合されて、浴室内の湿度を低減するものである。また、この循環による空気の流れは、効率よく浴室内の壁面・天井面・床面と接触して、表面に付着している水滴を蒸発させるものである。すなわち、除湿と循環とによって、湿度が低減された空気が浴室内の全面と接触して、浴室の乾燥が進行するものである。
【0028】
以上のように本実施例は、冷媒として水を使用する簡単な構成で、連続した除湿運転が実行できるものである。つまり、より短時間で浴室を乾燥することができるものである。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、浴室内に開口した吸気口及び吐出口と、浴室外に開口した排気口と、前記吸気口と排気口とを連絡する換気風路と、前記吸気口と吐出口とを連絡する除湿風路及び循環風路と、前記吸気口に配置した第1及び第2の送風機と、前記除湿風路中に配置した除湿手段とを備え、前記第1の送風機を運転して前記換気風路から前記排気口に浴室内の空気を排気する換気運転と、前記第2の送風機を運転して浴室内の空気を前記吸気口から前記循環風路を経て前記吐出口へと循環させる循環運転を実行した後、換気運転をせずに循環運転と、前記第1の送風機と前記除湿手段とを同時に運転して浴室内の空気を前記吸気口から前記除湿風路を経て前記吐出口へと循環させる除湿運転とを実行するようにしたから、浴室全体が濡れて多湿の間は循環運転と換気運転のみを実行し、その後、換気運転をせずに循環運転と除湿運転とを実行でき、省エネルギーで浴室を乾燥できる浴室乾燥機を実現できるものである。
【0030】
請求項2に記載した発明によれば、浴室内に開口した第1の吸気口及び第2の吸気口と、浴室内に開口した第1の吐出口及び第2の吐出口と、浴室外に開口した排気口と、前記第1の吸気口と排気口とを連絡する換気風路と、第1の吸気口と第1の吐出口とを連絡する除湿風路と、第2の吸気口と第2の吐出口とを連絡する循環風路と、前記第1の吸気口に配置した第1の送風機と、第2の吸気口に配置した第2の送風機と、前記除湿風路中に配置した除湿手段とを備え、前記第1の吸気口に配置した前記第1の送風機を運転して前記換気風路から前記排気口に浴室内の空気を排気する換気運転と、前記第2の吸気口に配置した前記第2の送風機を運転して浴室内の空気を前記第2の吸気口から前記循環風路を経て前記第2の吐出口へと循環させる循環運転を実行した後、換気運転をせずに循環運転と、前記第1の送風機と前記除湿手段とを同時に運転して浴室内の空気を前記第1の吸気口から前記除湿風路を経て前記第1の吐出口へと循環させる除湿運転とを実行するようにしたから、浴室全体が濡れて多湿の間は循環運転と換気運転のみを実行し、その後、換気運転をせずに循環運転と除湿運転とを実行でき、省エネルギーで浴室を乾燥できる浴室乾燥機を実現できるものである。
【0031】
請求項3に記載した発明によれば、除湿手段は、湿気を吸着する吸着剤と、前記吸着剤を再生する再生加熱手段と、除湿風路排気口とを接続する再生風路と、前記吸着剤を通過した後の空気を吐出口側と前記再生風路側とに切り換える再生風路切換手段とを備え、前記除湿風路内の風上側に前記再生加熱手段を、次に前記吸着剤を、さらに風下側に前記再生風路と再生風路切換手段を配置したから、吸着剤の再生で発生する湿気を換気風路と共通の排気口を利用して浴室外に排出でき、吸着剤を使った除湿が容易にできる浴室乾燥機を実現できるものである。
【0032】
請求項4に記載した発明によれば、除湿手段は、冷媒と冷媒循環手段と熱交換器からなる冷却器と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段とを備えたから、除湿中は湿気を排出するために換気をする必要がなく、連続した除湿運転が実行でき、より短時間で浴室を乾燥することができる浴室乾燥機を実現するものである。
【0033】
請求項5に記載した発明によれば、除湿手段は、冷媒と冷媒循環手段と熱交換器からなる冷却器と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段と、浴室空気を加熱する加熱手段とを備えたから、冷媒として水が使用できる簡単な構成で、除湿中は湿気を排出するために換気をする必要がなく、連続した除湿運転が実行でき、より短時間で浴室を乾燥することができる浴室乾燥機を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の構造を示す浴室乾燥機の断面図
【図2】 本発明の第2の実施例の構造を示す浴室乾燥機の断面図
【図3】 本発明の第3の実施例の構造を示す浴室乾燥機の断面図
【図4】 従来の浴室乾燥機の構造を示す断面図
【図5】 同、浴室乾燥機を浴室に取り付けた配置を示す説明図
【符号の説明】
6 本体
7a 第1の吸気口
7b 第2の吸気口
8a 第1の吐出口
8b 第2の吐出口
9 排気口
10 第1の送風機
11 第2の送風機
12 換気風路切換手段
13 除湿手段
14 換気風路
15 除湿風路
16 循環風路
17 吸着剤
18 再生用加熱手段
19 再生風路
20 再生風路切換手段
21 冷媒
22 冷媒循環手段
23 熱交換器
24 冷却器
25 水処理手段
26 圧縮器
27 蒸発器
28 凝縮器
29 ポンプ
30 加熱手段

Claims (5)

  1. 浴室内に開口した吸気口及び吐出口と、浴室外に開口した排気口と、前記吸気口と排気口とを連絡する換気風路と、前記吸気口と吐出口とを連絡する除湿風路及び循環風路と、前記吸気口に配置した第1及び第2の送風機と、前記除湿風路中に配置した除湿手段とを備え、前記第1の送風機を運転して前記換気風路から前記排気口に浴室内の空気を排気する換気運転と、前記第2の送風機を運転して浴室内の空気を前記吸気口から前記循環風路を経て前記吐出口へと循環させる循環運転を実行した後、換気運転をせずに循環運転と、前記第1の送風機と前記除湿手段とを同時に運転して浴室内の空気を前記吸気口から前記除湿風路を経て前記吐出口へと循環させる除湿運転とを実行するようにした浴室乾燥機。
  2. 浴室内に開口した第1の吸気口及び第2の吸気口と、浴室内に開口した第1の吐出口及び第2の吐出口と、浴室外に開口した排気口と、前記第1の吸気口と排気口とを連絡する換気風路と、第1の吸気口と第1の吐出口とを連絡する除湿風路と、第2の吸気口と第2の吐出口とを連絡する循環風路と、前記第1の吸気口に配置した第1の送風機と、第2の吸気口に配置した第2の送風機と、前記除湿風路中に配置した除湿手段とを備え、前記第1の吸気口に配置した前記第1の送風機を運転して前記換気風路から前記排気口に浴室内の空気を排気する換気運転と、前記第2の吸気口に配置した前記第2の送風機を運転して浴室内の空気を前記第2の吸気口から前記循環風路を経て前記第2の吐出口へと循環させる循環運転を実行した後、換気運転をせずに循環運転と、前記第1の送風機と前記除湿手段とを同時に運転して浴室内の空気を前記第1の吸気口から前記除湿風路を経て前記第1の吐出口へと循環させる除湿運転とを実行するようにした浴室乾燥機。
  3. 除湿手段は、湿気を吸着する吸着剤と、前記吸着剤を再生する再生加熱手段と、除湿風路と排気口とを接続する再生風路と、前記吸着剤を通過した後の空気を吐出口側と前記再生風路側とに切り換える再生風路切換手段とを備え、前記除湿風路内の風上側に前記再生加熱手段を、次に前記吸着剤を、さらに風下側に前記再生風路と再生風路切換手段を配置した請求項1または2に記載した浴室乾燥機。
  4. 除湿手段は、冷媒と冷媒循環手段と熱交換器からなる冷却器と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段とを備えた請求項1に記載した浴室乾燥機。
  5. 除湿手段は、冷媒と冷媒循環手段と熱交換器からなる冷却器と、冷却除湿によって発生した結露水を浴室外に排出する水処理手段と、浴室空気を加熱する加熱手段とを備えた請求項1に記載した浴室乾燥機。
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