JP2001222205A - プロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置

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JP2001222205A JP2000031352A JP2000031352A JP2001222205A JP 2001222205 A JP2001222205 A JP 2001222205A JP 2000031352 A JP2000031352 A JP 2000031352A JP 2000031352 A JP2000031352 A JP 2000031352A JP 2001222205 A JP2001222205 A JP 2001222205A
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roller
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジの現像ローラと
感光体とを別ユニットに収納した場合であっても、現像
ローラのユニットの着脱操作をスムーズにしつつ装置内
部において現像ローラと感光体との距離を適正に保つこ
とができるようにすること。 【解決手段】 プロセスカートリッジを、感光体ロー
ラ108を含む第1のユニット105と現像ローラ10
9を含む第2のユニット106とに分割可能に構成し、
第2のユニット106にユニット着脱方向に移動可能な
操作部材320を設け、操作部材320がユニット装着
方向へ押し込まれたときに第1のユニット105に対し
て第2のユニット106を押圧し、且つ操作部材320
がユニット取外し方向へ引っ張られたときに第1のユニ
ット105に対する第2のユニット106の押圧を解除
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像ローラ等の現
像に用いる部材をユニット化したプロセスカートリッジ
に関し、特に着脱の操作性を向上させたプロセスカート
リッジ及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において
は、画像形成に用いるトナーホッパー、現像ローラ、感
光体、帯電部等の部品を、ユニット化したプロセスカー
トリッジに収納して交換可能としていた。そして、プロ
セスカートリッジ内のトナーホッパー内のトナーが無く
なると、新たなプロセスカートリッジを装着して用いて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
技術では、以下のような問題を生じていた。
【0004】すなわち、プロセスカートリッジを構成す
る各部品の寿命は同一でないため、最も寿命が短い部品
にプロセスカートリッジ全体の寿命を合わせられ、この
プロセスカートリッジの中に未だ使用できる部品が残っ
ていても、これらの部品を含むプロセスカートリッジの
全体を交換しなければならなかった。例えば、現像ロー
ラの寿命が記録紙約5000枚であるのに対して、感光
体の寿命は記録紙約30000枚である。このため、プ
ロセスカートリッジは現像ローラの寿命が来たところで
交換されるため、まだ十分に使用可能な感光体も現像ロ
ーラとともに交換されていた。このように、従来の技術
では、使用可能な部品についても交換しなければならな
いため資源の有効活用が図られていないと共に、必要以
上にユーザに経済的負担を掛ける問題があった。
【0005】かかる問題は、各部品に応じてプロセスカ
ートリッジを複数のユニットに分割し、おのおの部品の
寿命に応じて必要なユニットのみを交換できるようにす
ることで解決できる。
【0006】しかし、かかる手段では、あらたに以下の
ような問題が生じていた。
【0007】すなわち、プロセスカートリッジを複数の
ユニットに分割可能な構成を採った場合、他の部品に比
べて相対的に寿命の短い現像ローラのユニット交換が、
相対的に寿命の長い感光体のユニット交換に比べて頻繁
に発生することとなる。一方、画質を維持するためには
現像ローラと感光体との間隔を所定距離に保つ必要があ
るため、装置内部において現像ローラのユニットを感光
体のユニットに対して圧接した状態にしなければならな
いが、現像ローラユニットを感光体ユニットに対して圧
接した状態で現像ローラユニットを着脱しようとする
と、現像ローラユニットを装置本体に対して着脱する際
の操作性が著しく損なわれる。逆に、現像ローラユニッ
トを装置本体に対して着脱する際の操作性を確保するた
めに、現像ローラユニットを感光体ユニットに対して余
裕を持って着脱できる機構とすると、装置内部において
現像ローラユニットを感光体ユニットに対して圧接した
状態にすることが難しいので、現像される画質が劣化す
るという問題が生ずる。
【0008】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、プロセスカートリッジを構成部品の寿命に
応じて複数ユニットに分割し必要な部品を交換できるよ
うにして資源の有効利用を図ると共にユーザの経済的負
担を軽減し、さらに現像ローラと感光体とを別ユニット
に収納した場合であっても、現像ローラのユニットの着
脱操作をスムーズにしつつ装置内部において現像ローラ
と感光体との距離を適正に保つことができるプロセスカ
ートリッジ及びこれを用いた画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロセスカー
トリッジを、感光体を含む第1のユニットと現像ローラ
を含む第2のユニットとに分割し、第2のユニットにユ
ニット着脱方向に移動可能な操作部材を設け、操作部材
がユニット装着方向へ押し込まれたときに第1のユニッ
トに対して第2のユニットを押圧し、且つ操作部材がユ
ニット取外し方向へ引っ張られたときに第1のユニット
に対する前記第2のユニットの押圧を解除するものとし
た。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、感光体を
含む第1のユニットと、前記感光体と向き合うように配
置される現像ローラを含む第2のユニットとに分割可能
なプロセスカートリッジであって、前記第2のユニット
は、ユニット着脱方向に移動可能に設けられた操作部材
と、前記操作部材がユニット装着方向へ押し込まれたと
きに前記第1のユニットに対して前記第2のユニットを
押圧し、且つ前記操作部材がユニット取外し方向へ引っ
張られたときに前記第1のユニットに対する前記第2の
ユニットの押圧を解除する押圧部材とを具備する。
【0011】これにより、プロセスカートリッジを、感
光体を含む第1のユニットと現像ローラを含む第2のユ
ニットとに分割することにより、プロセスカートリッジ
の全体ではなく寿命に達した部材を含むユニットのみを
交換することにより継続して画像の印字が可能になるの
で、資源を無駄に消費することを防止すると共に必要以
上にユーザに経済的な負担をかけるという事態を減少さ
せることができる。
【0012】また、プロセスカートリッジを感光体を含
む第1のユニットと現像ローラを含む第2のユニットと
に分割した場合であっても、操作部材を押し込めば現像
ローラと感光体との距離を所定間隔にするように第2の
ユニットを第1のユニットに対して押圧し、一方操作部
材を引出せば第1のユニットに対する第2のユニットの
押圧を解除するようにしたことにより、操作部材を引出
した状態で第2のユニットを着脱すれば、第2のユニッ
トは第1のユニットに対して押圧されないので、第2の
ユニットを第1のユニットに対して圧接しない状態で余
裕をもって着脱でき、第2のユニットを装置本体にスム
ーズに着脱することができ、一方、第2のユニットを装
置内部に装着した後に操作部材を押し込めば、第2のユ
ニットは第1のユニットに対して押圧されるので、装置
内部において現像ローラと感光体との距離を所定間隔に
保つことができ、所望の画質を維持することができる。
【0013】本発明の第2の態様は、第1の態様のプロ
セスカートリッジにおいて、前記操作部材は、引き出し
た際に第2のユニットの全体を装置から抜き出せるもの
である。
【0014】これにより、操作部材を第2のユニットの
全体を引出せる構成とすることにより、操作部材を引出
せば第1のユニットに対する第2のユニットの押圧を解
除して第2のユニットの着脱をスムーズにさせるのみな
らず、その状態で操作部材を継続して引出せば第2のユ
ニット自体が続いて装置本体から引出されるので、操作
部材を引出すという1つの動作で、第1のユニットに対
する第2のユニットの押圧解除及び第2のユニットの装
置本体から引出すという2つの操作を連続して行うこと
が可能となり、操作性の向上を図ることができる。
【0015】本発明の第3の態様は、第1、第2の態様
のプロセスカートリッジにおいて、前記操作部材の移動
方向と前記押圧部材による押圧方向とが直交している。
【0016】これにより、感光体に対する現像ローラの
移動方向が操作部材の移動方向と異なる場合であって
も、第1、第2のユニットの着脱方向と同一方向に操作
部材を操作すれば感光体に対して現像ローラを圧接させ
ることができ、操作性が向上する。
【0017】本発明の第4の態様は、感光体を含む第1
のユニットと前記感光体と向き合うよう配置される現像
ローラを含む第2のユニットとに分割プロセスカートリ
ッジと、前記第1及び第2のユニットを収納する収納部
と、この収納部の収納空間の側壁に設けられた押圧手段
と、を具備し、前記第2のユニットは、ユニット着脱方
向に移動可能に設けられた操作部材と、前記操作部材が
ユニット装着方向へ押し込まれたときに前記押圧手段の
押圧力によって前記第1のユニットに対して前記第2の
ユニットを押圧し、且つ前記操作部材がユニット取外し
方向へ引っ張られたときに前記第1のユニットに対する
前記第2のユニットの押圧を解除する押圧部材とを具備
する。
【0018】これにより、プロセスカートリッジを部品
の寿命に応じて感光体を含む第1のユニットと現像ロー
ラを含む第2のユニットとに分割した場合であっても、
操作部材を押し込めば現像ローラと感光体との距離を所
定間隔にするよう第2のユニットを第1のプロセスカー
トリッジに対して押圧し、一方操作部材を引き出せば第
1のプロセスカートリッジに対する第2のプロセスカ−
トリッジの押圧を解除するようにしたことにより、操作
部材を引き出した状態で第2のプロセスカートリッジを
着脱すれば第2のプロセスカートリッジは第1のプロセ
スカートリッジに対して押圧されないので、第2のプロ
セスカートリッジを第1のプロセスカートリッジに対し
て圧接しない状態で余裕をもって着脱でき、第2のプロ
セスカートリッジを装置本体にスムーズに着脱すること
ができ、一方、第2のプロセスカートリッジを装置内部
に装着した後に操作部材を押し込めば、第2のプロセス
カートリッジは第1のプロセスカートリッジに対して押
圧されるので、装置内部において現像ローラと感光体と
の距離を所定間隔に保つことができ、所望の画質を維持
することができる。
【0019】本発明の第5の態様は、感光体を含む第1
のユニットと前記感光体と向き合うよう配置される現像
ローラを含む第2のユニットとに分割プロセスカートリ
ッジと、前記第1及び第2のユニットを収納する収納部
と、この収納部の収納空間の側壁に設けられた押圧手段
と、前記収納空間の底面に設けられ前記押圧手段に対応
する位置に前記押圧手段とは反対側に突出した凹部を有
するレールとを具備し、前記第2のユニットは、ユニッ
ト着脱方向に移動可能に設けられた操作部材と、前記レ
ールの凹部に対応した位置に設けられた突起部と、前記
操作部材がユニット装着方向へ押し込まれたときに前記
押圧手段の押圧力によって前記第1のユニットに対して
前記第2のユニットを押圧すると共に前記突起部を前記
凹部に挿入し、且つ前記操作部材がユニット取外し方向
へ引っ張られたときに前記第1のユニットに対する前記
第2のユニットの押圧を解除するとともに前記突起部を
前記凹部から脱出させる押圧部材とを具備する。
【0020】これにより、収納部の収納空間の底面に第
2のプロセスカートリッジを案内するレールを設け、収
納空間の底壁に設けられ押圧手段に対応する位置に前記
押庄手段と反対側に広がる凹部を設けることにより、第
2のプロセスカートリッジが収納部に収納されると第2
のプロセスカートリッジが押圧手段で押圧される位置に
おいて第2のプロセスカートリッジが第1のプロセスカ
ートリッジの方へ移動して圧接されるので、第1のプロ
セスカートリッジと第2のプロセスカートリッジとが適
切な対応関係で向き合った位置において感光体と現像ロ
ーラとの距離を所定間隔に保つことができ、感光体と現
像ローラとを長手方向にずれることなく精度良く向き合
わせることができる。
【0021】本発明の第6の態様は、第4、5の態様の
画像形成装置において、操作部材は、第2のプロセスカ
ートリッジを収納部に装着した際に押し込んだ状態では
収納部の収納空間内に納まり、一方、引き出した状態で
は収納部の収納空間から飛び出しているものとする。
【0022】これにより、操作部材は押し込んだ状態で
なければ収納部の収納空間内に納まらない構成とするこ
とにより、第2のプロセスカートリッジを収納部に収納
した場合に操作部材を押し込むことを忘れれば操作部材
は装置の外部に飛び出した状態となるので、ユーザは操
作部材を押し込まなければ装置本体の開閉扉を閉めるこ
とができず、感光体と現像ローラとの距離を所定間隔に
配置されない状態で印字動作がなされ画像の劣化した画
像が印字されるという事態を確実に防止できる。
【0023】以下、本発明の一実施の形態にかかる画像
形成装置について、添付図面を用いて説明する。
【0024】図1は、本実施の形態にかかる画像形成装
置の全体の側面図である。この画像形成装置は、装置上
部に設けられたスキャナ部100によって読み取られた
画像データ又は外部から受信した印刷データを、後述す
る記録部101によって記録用紙に記録する。
【0025】用紙束の収納される給紙カセット102
が、装置本体の底部に着脱可能に格納されている。給紙
カセット102に収納されている記録用紙は給紙ローラ
103によって搬送路へ繰り出される。給紙ローラ10
3は、給紙カセット102から繰出した記録用紙を搬送
路に設置された一対のレジストローラ104まで送り出
す。レジストローラ104は感光体の記録開始位置と記
録用紙の記録開始位置とを合わせるタイミング制御を行
う。
【0026】一方、記録部101の中心部には、感光体
を有する第1のユニット105と現像ローラを有する第
2のユニット106とに分割されたプロセスカートリッ
ジを収納する収納部が形成されている。第1のユニット
105は、装置本体側に固定された転写ローラ107に
対して、感光体としての感光体ローラ108が接するよ
うに装置本体に着脱自在に保持され。第2のユニット1
06は、トナー層がローラ表面に形成される現像ローラ
109を感光体ローラ108に対して圧接した状態で装
置本体に着脱自在に保持される。
【0027】このように、プロセスカートリッジを構成
する第1のユニット105と第2のユニット106とは
装置本体に対して別々に着脱できるようになっている。
これにより、プロセスカートリッジを構成する感光体ロ
ーラ108及び現像ローラ109の寿命に応じて第1、
第2のユニット105,106に分割することにより、
プロセスカートリッジの全体ではなく寿命に達した感光
体ローラ108又は現像ローラ109を含むユニットの
みを交換すれば継続して画像の印字が可能になるので、
資源を無駄に消費することを防止すると共に必要以上に
ユーザに経済的な負担をかけるという事態を減少させる
ことができる。
【0028】感光体ローラ108は、図示しない光学ユ
ニットから露光されることで潜像を形成し、その潜像に
応じたトナー像を表面に形成する。なお、本実施例で
は、感光体として感光体ローラ108を用いて説明する
が、ローラの形態を採らない感光体を使用しても良い。
【0029】感光体ローラ108に形成されたトナー像
と逆極性の電圧を転写ローラ107に印加した状態で、
転写ローラ107が記録用紙を感光体ローラ108に押
圧することにより、感光体ローラ108のトナー像が記
録用紙に転写される。
【0030】トナー像が転写された記録用紙は、転写ロ
ーラ107の回転により定着ローラ110と加圧ローラ
111とが対向配置された定着ユニットへ送り込まれ
る。記録用紙が、加圧ローラ111と定着ローラ110
との間を通過する際に、双方のローラによって押圧され
ると共に、定着ローラ110によって熱が加えられるこ
とにより、記録用紙上のトナーが記録用紙に定着する。
トナーが定着した記録用紙は、中間排出ローラ112、
排出ローラ113を経由して排出紙受け部114に排出
される。
【0031】また、この画像形成装置は両面印刷機能を
備えている。中間排出ローラ112及び排出ローラ11
3を逆回転することで、中間排出ローラ112、排出ロ
ーラ113間に送られてきた記録用紙を逆方向に搬送す
る。そして、記録用紙を記録部101の外周に形成され
た搬送路を通して反転ローラ115に送り、そこから再
びレジストローラ104に送るように構成されている。
【0032】また、装置本体の側面に手差しトレー11
6が設けられている。手差しトレー116に配置された
記録用紙は、手差し用給紙ローラ117によりレジスト
ローラ104に送られ、上述した経路を通って画像が記
録される。
【0033】ここで、第1のユニット105と第2のユ
ニット106とから構成されるプロセスカートリッジの
構造について説明する。図2は第1のユニット105と
第2のユニット106とが共に装置本体の収納部に装着
された状態での両ユニットの上面図であり、図3(a)
は第1のユニット105の上面図、図3(b)は第2の
ユニット106の上面図である。
【0034】第1のユニット105は、感光体ローラ1
08の両端部を回転自在に保持するため、一対の保持板
301a、301bがユニット長手方向の両端部に一体
形成されている。第1のユニット105の上面には装置
本体側の受け部に引っ掛けるL字形の係合部材302が
設けられており、第1のユニット105の挿入側端面に
は装置本体の対応位置に設けられた位置決め穴に挿入さ
れる突起303が設けられている。感光体ローラ108
の表面に付着した不要なトナーは図示されていないブレ
ードによって削ぎ落とされる。削ぎ落とされた排トナー
を排出する排トナー通路304が感光体ローラ108に
併設される。排トナー通路304の内部に排トナーを排
トナーボックス方向へ送る排トナースクリューが挿入さ
れている。符号305は排トナースクリューの回転軸を
示している。排トナー通路304の一端部には送られて
きた排トナーを排トナーボックスへ送出するためのトナ
ー排出口306が形成されている。
【0035】第1のユニット105の上面に形成された
係合部材302を、装置本体側の受け部に引っ掛けて、
第1のユニット105をそのまま水平方向に押し込むこ
とにより、係合部材302が受け部上を摺動して第1の
ユニット105が装置本体の収納部に装填され、突起3
03が位置決め穴に挿入することにより第1のユニット
105が位置決めされる。
【0036】第2のユニット106は、トナーが内部に
収納されたトナーボックス310がユニット本体に組み
込まれている。第2のユニット106は第1のユニット
105に対向する側(以下、正面側と呼ぶ)に現像ロー
ラ109が配置される。第2のユニット106の両端部
において第1のユニット105側に突出した一対の保持
板311a、311bによって現像ローラ109の両端
部が回転自在に保持されている。第2のユニット106
における挿入方向の端面には、装置本体の対応位置に設
けられた位置決め穴に挿入される突出部312、313
が設けられている。なお、第2のユニット106は装置
本体の収納部に挿入された後、第1のユニット105の
方向に所定距離移動するので、装置本体の位置決め穴は
第1のユニット105の方向に長い長円形状をしている
ものとする。第2のユニット106の挿入側と反対側の
端部には排トナーボックス314が設けられている。排
トナーボックス314の上面には、第1のユニット10
5のトナー排出口306に対向する位置に排トナー入口
315が形成されている。スライダー316はユニット
単体の状態では排トナー入口315を塞ぐ方向に付勢さ
れており、第1のユニット105と組合せられる時にス
ライダー316のテーパ面317に第1のユニット10
5が押付けられてスライダー316が押し上げられて排
トナー入口315とトナー排出口306とが合わせられ
るようになっている。
【0037】第2のユニット106は、その背面(ユニ
ット正面の反対側の面)に、ユニット背面形状に対応し
た長方形の押圧板318がユニット着脱方向に摺動可能
に配設されている。第2ユニット106の端部には、排
トナーボックス314に隣接して直方体形状の突出部3
19が一体形成されており、その突出部319に操作部
材320が摺動自在に被せられている。操作部材320
は、直方体形状の突出部319と同形状の内部空間が形
成されており、その内部空間に突出部319が挿入され
ている。
【0038】図4(a)は第2のユニット106を背面
側から見た平面図であり、同図(b)は同図(a)に示
すA−A矢示断面図である。押圧板318の操作部材側
の一端部が操作部材320の背面に一部重ねられてねじ
401により操作部材320に固定されている。この押
圧板318の本体部分は第2のユニット背面の下辺と上
辺に沿って形成された一対のガイド402、403の間
に摺動可能に挿入されている。ガイド402、403は
それぞれ押圧板318の板厚よりも僅かに幅の広い摺動
溝が形成されており、押圧板318の下辺と上辺がそれ
ぞれ摺動溝に入り込むことにより、押圧板318が図面
手前方向に抜け出るのを防止する。
【0039】また、押圧板318は第2のユニット10
6の背面中心部よりも操作部材320に近い位置に外方
に突出する突出部404が形成されている。突出部40
4は断面が台形状をなしている。さらに、押圧板318
は背面中心部に相当する位置にスライド用開口部405
が形成されている。スライド用開口部405は押圧板3
18の移動方向に長い長方形をしている。長方形をなす
スライド用開口部405の長辺は、後述するように操作
部材320を引出した状態から突出部404の上底が押
圧位置まで移動するのに要する距離に相当する寸法に設
定されている。スライド用開口部405の中にストッパ
406がある。ストッパ406はトナーボックス310
の背面に形成されている。ストッパ406の高さは押圧
板318の上面より僅かに上部に突出する程度の高さに
設定して、他の部品との干渉が無いようにしている。
【0040】図5は第2のユニット106を底面から見
た平面図である。押圧板318の下辺を支えるガイド4
02の一部にスリット501が形成されており、そのス
リットに押圧板318の一部が係合片502として挿入
されている。スリット501は上記スライド用開口部4
05と同様に十分な長さを有するものとする。
【0041】第2のユニット106の底面には、ユニッ
トの一端から他端にかけて一対のリブ503、504が
所定間隔を空けて平行に形成されている。ユニット背面
寄りのリブ503には、長手方向の中間部と先端部近傍
の2箇所に円柱状の突起505,506が夫々設けられ
ている。もう一方のリブ504には、各端部の近傍に円
柱状の突起507、508が夫々設けられている。第2
のユニット106が装置本体のプロセスカートリッジ収
納部に対して挿入又は引出される時に、上記4個の突起
505〜508を案内する2本の案内路(第1、第2の
案内路)が、装置本体のプロセスカートリッジ収納部の
底面に設けられている。
【0042】図6は、装置本体のプロセスカートリッジ
収納部に第1、第2のユニット105,106が取り付
けられた状態での、プロセスカートリッジ収納部付近の
底面を透視した図である。プロセスカートリッジ収納部
底面には取り付けられた第2のユニット106の一方の
リブ504に対応する位置に平行な一対のレール601
a、601bから構成される第1の案内路が形成されて
いる。また、第2のユニット106のもう一方のリブ5
03に対応する位置に平行な一対のレール602a、6
02bから構成される第2の案内路が形成されている。
第1の案内路を構成する現像ローラ109側のレール6
01aは、案内路入口の間口を広げるようにテーパ60
3が形成されている。さらに、このレール601aは、
プロセスカートリッジ収納部に取り付けられた第2のユ
ニット106の一方のリブ504の2個の突起507,
508に対応する2箇所で、現像ローラ109側へ突出
する凹部604、605が夫々形成されている。また、
第2の案内路を構成する現像ローラ109側のレール6
02aは、案内路入口の間口を広げるようにテーパ60
3が形成されている。さらに、レール602aは、リブ
503に設けられた2個の突起505,506に対応す
る2箇所で、現像ローラ109側へ突出する凹部60
7、608が夫々形成されている。
【0043】装置本体のプロセスカートリッジ収納部の
一部を形成する側壁610が、第2のユニット106の
背面に対向して設けられている。側壁610には、凹部
604に対応する位置に板バネ611が設けられてい
る。板バネ611は、凹部604の対応位置が自由端と
なっており、その自由端がユニット背面側のレール60
2bの上方にまで突き出ている。板バネ611の自由端
は、基端部が側壁610に固定されたスプリング612
によって現像ローラ側へ付勢されている。また、側壁6
10の凹部605(及び608)に対応する位置に、板
バネ613が設けられている。板バネ613は、凹部6
05の対応位置が自由端となっており、その自由端がユ
ニット背面側のレール602bよりも現像ローラ側に突
き出ている。すなわち、奥に位置する板バネ613の自
由端のほうが手前側の板バネ611の自由端よりも現像
ローラ側に飛び出している。
【0044】図6に示すように、第2のユニット106
の挿入端がプロセカートリッジ収納部の最深部に当接す
る状態の時に、押圧板318に形成した台形状の突出部
404が板バネ611の自由端に最も強く押される位置
に来るようにしている。
【0045】また、プロセカートリッジ収納部は、第2
のユニット106の挿入端が当接する側壁615を有す
る。この側壁615に、第2のユニット106の挿入端
に設けられた突起部312,313が挿入される上記位
置決め穴616、617が形成されている。位置決め穴
616、617は現像ローラ方向の径が突起部312,
313の直径よりも大きくなっている。後述するよう
に,第2のユニット106は第2のユニット106の挿
入端が側壁615に当接した後、押圧板318の作用に
よって現像ローラ方向へ所定距離移動するので、そのた
めの余裕が確保されている。
【0046】プロセスカートリッジ収納部に対向する部
分を開閉する開閉扉618が装置本体の側壁に設けられ
ている。プロセスカートリッジ収納部に第1のユニット
又は第2のユニット106が完全に挿入されていない状
態では開閉扉615が閉じないように、第1のユニット
105及び第2のユニット106の寸法が設定されてい
る。
【0047】これにより、操作部材320を完全に押し
込んだ状態でなければプロセスカートリッジ収納部の収
納空間内に納まらない構成とすることにより、第2のユ
ニット106をプロセスカートリッジ収納部に収納した
場合に操作部材320を押し込むことを忘れれば操作部
材320は装置本体の外部に飛び出した状態となるの
で、ユーザは操作部材320を押し込まなければ装置本
件の開閉扉618を閉めることができず、感光体ローラ
108と現像ローラ109との距離を所定間隔に配置さ
れない状態で印字動作がなされ画像の劣化した画像が印
字されるという事態を確実に防止できる。
【0048】次に、以上のように構成された第2のユニ
ット106をプロセカートリッジ収納部に取りつける際
の動作及びプロセカートリッジ収納部に取りつけられて
いる第2のユニット106を取出す際の動作について、
図7及び図8を用いて説明する。
【0049】図7はプロセカートリッジ収納部に感光体
ローラ108を有する第1のユニット105が装着され
ていて、現像ローラ109を有する第2のユニット10
6が装着される前の状態を示している。第2のユニット
106をプロセカートリッジ収納部へ挿入するために開
閉扉617が開けられている。開閉扉617が開けられ
ると、プロセカートリッジ収納部が装置外部から見える
状態になる。
【0050】第2のユニット106をプロセカートリッ
ジ収納部へ挿入する際は、スライド用開口部405の一
端がストッパ406に規制されるところまで押圧板31
8を引出しておく。図7はユーザが操作部材320を掴
んで押圧板318を引き出した状態を示している。
【0051】次に、第2のユニット106の下面に形成
したリブ504、503をプロセスカートリッジ収納部
の底面に形成した第1、第2の案内路に合わせるように
して第2のユニット106をプロセカートリッジ収納部
に押し込む。このとき、ユーザは操作部材320を押さ
ないように操作部材320以外の部分を掴んで第2のユ
ニット106を扱うものとする。第1、第2の案内路の
入口にテーパ603、606による呼び込み部分が形成
されているので、リブ504、503に形成された突起
508、506は滑らかにレール601aと601bと
の間及び602aと602bとの間に入り込むことがで
きる。
【0052】突起508、506がレール601aと6
01bとの間及び602aと602bとの間に入り込ん
だ後は、突起508、506が第1、第2の案内路に導
かれるのでユーザは第2のユニット106を水平方向に
押すだけで第2のユニット106が収納部内に押し込ま
れる。
【0053】図8(a)に示すように、第2のユニット
106が第1、第2の案内路に沿って移動する途中で、
押圧板318が板バネ611による付勢ポイントを通過
するが、板バネ611の自由端はユニット背面側のレー
ル602bより現像ローラ側に突出していないので板バ
ネ611によって現像ローラ側へ押されることはない。
しかも、先に装着されている第1のユニット105の感
光体ローラ108と、現在第1、第2の案内路に沿って
移動途中の第2のユニット106に保持された現像ロー
ラ109との間には隙間800が確保されている。
【0054】このように、感光体ローラ108を保持し
た第1のユニット105が装填されているところに、感
光体ローラ108に圧接すべき現像ローラ109を保持
した第2のユニット106を挿入する場合であっても、
感光体ローラ108と現像ローラ109との間に隙間8
00が形成された状態で第2のユニット106を奥まで
押し込むので、第2のユニット106をスムーズに装着
することができる。
【0055】さらに、第2のユニット106を第1、第
2の案内路に沿って移動させると、第2のユニット10
6の挿入端にある突起312、313が、側壁615に
形成した位置決め穴616、617であって現像ローラ
109とは反対寄りの位置に挿入され、第2のユニット
106の挿入端が側壁615に当接する。
【0056】図8(b)は第2のユニット106の挿入
端が側壁615に当接するところまで押し込まれた状態
を示している。同図に示すように、第2のユニット10
6の下面に形成された4つの突起505、506、50
7、508は、それぞれレール602a、601aに形
成された凹部607、608、604、605の位置ま
で来ているが、凹部607、608、604、605に
入り込んではいない。押圧板318の突出部404が板
バネ611の手前で止まっているために、及び押圧板3
18の先端部がユニット背面側のレール602bよりも
現像ローラ側に飛び出している板バネ613の手前で止
まっているために、押圧板318が現像ローラ側に押圧
されないからである。この段階では感光体ローラ108
と現像ローラ109との間にも隙間800が形成されて
いる。
【0057】このような状態では感光体ローラ108と
現像ローラ109との間に隙間800が形成されている
ので、両者の間隔は適正な距離とは言えない。本実施の
形態では、引出されている押圧板318を第2のユニッ
ト106の挿入端側へ押し込むことにより、第2のユニ
ット106が押圧板318で現像ローラ側へ押圧されて
感光体ローラ108に対して現像ローラ109が圧接す
るようにしている。
【0058】すなわち、図8(b)に示す状態におい
て、操作部材320に対してユーザが第2のユニット1
06の挿入端側へ移動する力を加えると、操作部材32
0に固定された押圧板318が操作部材320と同方向
へ移動する。操作部材320が移動する際に、手前側で
は押圧板318に設けられた突出部404が板バネ61
1の自由端に当たり、押圧板318が板バネ611によ
り突出部404の高さに相当する分だけ現像ローラ側へ
押圧される。一方、挿入端側では押圧板318の先端部
が板バネ613の自由端に当たり、押圧板318が板バ
ネ613の自由端の突出分だけ現像ローラ側へ押圧され
る。押圧板318の先端部と突出部404とが現像ロー
ラ側へ押圧されると、板バネ611,613の基端部は
装置本体の側壁610に固定されているので、第2のユ
ニット106自体が現像ローラ側へ移動する。現像ロー
ラ側へ移動する第2のユニット106は、その底面に形
成された突起505、506、507、508が、凹部
607、608、604、605に当接して止まる。こ
のとき、ユニット挿入端の突起312,313は位置決
め穴616,617内を現像ローラ側へ移動する。図8
(c)は第2のユニット106が押圧板318で現像ロ
ーラ側へ押圧されて感光体ローラ108に対して現像ロ
ーラ109が圧接した状態を示している。
【0059】このように、操作部材320を操作して押
圧板318を押しこむことにより、第2のユニット10
6を現像ローラ側へ移動させて感光体ローラ108に現
像ローラ109を圧接することができるので、第2のユ
ニット106をスムーズに挿入して感光体ローラ108
と現像ローラ109とを適正な間隔に設定することがで
き、所望の画質を維持できる。
【0060】また、プロセスカートリッジ収納部に挿入
した第2のユニット106の挿入端が、プロセスカート
リッジ収納部の側壁に当接した位置において突起50
5、506、507、508が凹部607、608、6
04、605に向き合い、板バネ611、613によっ
て第2のユニット106が第1のユニット105の方へ
移動して圧接されるので、第1のユニット105と第2
のユニット106とが適切な対応関係で向き合った位置
において感光体ローラ108と現像ローラ109との距
離を所定間隔に保つことができ、感光体ローラ108と
現像ローラ109とを長手方向にずれることなく精度良
く向き合わせることができる。
【0061】次に、図6に示すように第1のユニット1
05と第2のユニット106とがプロセスカートリッジ
収納部に収納された状態から、第2のユニット106だ
けを取出す場合の動作について説明する。第2のユニッ
ト106をプロセスカートリッジ収納部に収納する際の
動作と逆の動作となる。
【0062】まず、開閉扉618を開き、操作部材32
0を掴んで水平方向の引き抜き方向に引っ張る。操作部
材320がユニット挿入時とは逆方向に引き出される
と、操作部材320に固定された押圧板318が移動す
る。ユニット背面に形成したストッパー406がスライ
ド用開口部405の操作部材320側の開口端に当接す
るまで、押圧板318だけが操作部材320と一緒に移
動する。ストッパー406がスライド用開口部405の
操作部材320側の開口端に当接した状態が図8(b)
に示す状態である。押圧板318が移動する際に、押圧
板318の先端部及び突出部404が、板バネ613、
611による付勢ポイントから脱すると、押圧板318
を現像ローラ側へ押圧する力が消滅する。このとき、突
起505、506、507、508は凹部607、60
8、604、605の中にある。
【0063】引き続き、操作部材320を引き抜き方向
に引っ張ると、押圧板318のスライド用開口部405
の開口端に当接しているストッパ406を介して第2の
ユニット106に対して引き抜き方向の力が作用する。
凹部607、608、604、605は引き抜き方向の
側面がテーパになっているので、第2のユニット106
に形成されている突起505、506、507、508
は凹部607、608、604、605からスムーズに
脱して第1、第2の案内路に引き出される。それまで圧
接していた感光体ローラ108と現像ローラ109とは
この時点で圧接状態から解除されて再び隙間800が形
成される。
【0064】さらに、操作部材320を引き抜き方向に
引っ張ると、すでに感光体ローラ108と現像ローラ1
09との間の圧接状態は解除されていることから、スム
ーズに第2のユニット106が第1、第2の案内路に沿
って引き出される。
【0065】このように、操作部材320を引き出すと
いった1動作で、感光体ローラ108と現像ローラ10
9の圧接状態の解除と、第2のユニット106の引出し
といった2つの動作を連続的に行うことが可能となり、
操作性の向上を図ることができる。
【0066】また、感光体ローラ108に対する現像ロ
ーラ109の移動方向が操作部材320の移動方向と異
なっているが、第1、第2のユニット105,106の
着脱方向と操作部材320の操作方向とが同一方向であ
る事から、このことによっても操作性を向上させること
ができる。
【0067】また、第2のユニット106の側面に形成
された突出部319に摺動可能に嵌合している操作部材
320はユーザが手のひらで掴めるだけの十分な大きさ
を有しており、一方押圧板318は第2のユニット10
6の背面に形成された上下一対のガイド402、403
に挟持されているとともに、ストッパ406によって押
圧板318が抜け出る事がないようにしているので、第
2のユニット106がプロセスカートリッジ収納部から
完全に抜け出た後も操作部材320だけで第2のユニッ
ト106を扱う事ができるだけの機械的強度を実現され
ている。したがって、操作部材320を引っ張るといっ
た1つの動作で第2のユニット106をプロセスカート
リッジ収納部から完全に取り出す事ができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、プ
ロセスカートリッジを構成部品の寿命に応じて複数ユニ
ットに分割し必要な部品を交換できるようにして資源の
有効利用を図ると共にユーザの経済的負担を軽減し、さ
らに現像ローラと感光体とを別ユニットに収納した場合
であっても、現像ローラのユニットの着脱操作をスムー
ズにしつつ装置内部において現像ローラと感光体との距
離を適正に保つことができるプロセスカートリッジ及び
これを用いた画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の全
体構成図
【図2】上記実施の形態の画像形成装置に装着されるプ
ロセスカートリッジの上面図
【図3】(a)プロセスカートリッジを構成する第1の
ユニットの上面図 (b)プロセスカートリッジを構成する第2のユニット
の上面図
【図4】(a)第2のユニットの背面図 (b)図4(a)のA-A線矢示断面図
【図5】第2のユニットの底面図
【図6】上記実施の形態にかかる画像形成装置のプロセ
スカートリッジ収納部の底面の構成を示す図
【図7】装置本体に第2のユニットを装着する状態を示
す図
【図8】(a)プロセスカートリッジ収納部に第2のユ
ニットを途中まで装着した状態を示す図 (b)プロセスカートリッジ収納部に第2のユニットを
挿入した直後の状態を示す図 (c)プロセスカートリッジ収納部に第2のユニットを
挿入した後に操作部材を押し込んだ状態を示す図
【符号の説明】
100 スキャナ部 101 記録部 105 第1のユニット 106 第2のユニット 108 感光体ローラ 109 現像ローラ 318 押圧板 320 操作部材 404 突出部 405 スライド用開口部 406 ストッパ 505、506、507、508 突起 601a、601b、602a、602b レール 604、605、607、608 凹部 611、613 板バネ 612、614 スプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を含む第1のユニットと前記感光
    体と向き合うように配置される現像ローラを含む第2の
    ユニットとに分割可能なプロセスカートリッジであっ
    て、前記第2のユニットは、ユニット着脱方向に移動可
    能に設けられた操作部材と、前記操作部材がユニット装
    着方向へ押し込まれたときに前記第1のユニットに対し
    て前記第2のユニットを押圧し、且つ前記操作部材がユ
    ニット取外し方向へ引き出されたときに前記第1のユニ
    ットに対する前記第2のユニットの押圧を解除する押圧
    部材とを具備するプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は、ユニット取外し方向へ
    引き出されたときに第2のユニットの全体を装置から抜
    き出せるものであることを特徴とする請求項1記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記操作部材の移動方向と前記押圧部材
    による押圧方向とが直交していることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 感光体を含む第1のユニットと前記感光
    体と向き合うよう配置される現像ローラを含む第2のユ
    ニットとに分割可能なプロセスカートリッジと、前記第
    1及び第2のユニットを収納する収納部と、この収納部
    の収納空間の側壁に設けられた押圧手段と、を具備し、
    前記第2のユニットは、ユニット着脱方向に移動可能に
    設けられた操作部材と、前記操作部材がユニット装着方
    向へ押し込まれたときに前記押圧手段の押圧力によって
    前記第1のユニットに対して前記第2のユニットを押圧
    し、且つ前記操作部材がユニット取外し方向へ引き出さ
    れたときに前記第1のユニットに対する前記第2のユニ
    ットの押圧を解除する押圧部材とを具備する画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 感光体を含む第1のユニットと前記感光
    体と向き合うよう配置される現像ローラを含む第2のユ
    ニットとに分割プロセスカートリッジと、前記第1及び
    第2のユニットを収納する収納部と、この収納部の収納
    空間の側壁に設けられた押圧手段と、前記収納空間の底
    面に設けられ前記押圧手段に対応する位置に前記押圧手
    段とは反対側に突出した凹部を有するレールとを具備
    し、前記第2のユニットは、ユニット着脱方向に移動可
    能に設けられた操作部材と、前記レールの凹部に対応し
    た位置に設けられた突起部と、前記操作部材がユニット
    装着方向へ押し込まれたときに前記押圧手段の押圧力に
    よって前記第1のユニットに対して前記第2のユニット
    を押圧すると共に前記突起部を前記凹部に挿入し、且つ
    前記操作部材がユニット取外し方向へ引き出されたとき
    に前記第1のユニットに対する前記第2のユニットの押
    圧を解除するとともに前記突起部を前記凹部から脱出さ
    せる押圧部材とを具備する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部材は、第2のプロセスカート
    リッジを収納部に装着した際に押し込んだ状態では収納
    部の収納空間内に納まり、一方、引き出した状態では収
    納部の収納空間から飛び出していることを特徴とする請
    求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
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